JPH106287A - ワンプ包装開梱用カッター装置および該装置を備えた紙積機 - Google Patents
ワンプ包装開梱用カッター装置および該装置を備えた紙積機Info
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- JPH106287A JPH106287A JP17996196A JP17996196A JPH106287A JP H106287 A JPH106287 A JP H106287A JP 17996196 A JP17996196 A JP 17996196A JP 17996196 A JP17996196 A JP 17996196A JP H106287 A JPH106287 A JP H106287A
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- wamp
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 印刷用紙を包装したワンプ包装の2面又は3
面をカッターで自動的に裁断可能とする。 【解決手段】 印刷用紙Aのワンプ包装Bの周囲2面又
は3面に一定の間隔をおいて架設した直線状軌道2とコ
ーナーの円軌道3からなるガイドレール1と、該レール
1に移動自由に備え、かつ前部にカッター4を回転自由
に備えた治具5を調整手段6でワンプ包装Bの方向への
位置を調整可能に備えたカッター移動体7と、該カッタ
ー移動体7をガイドレール1に沿って駆動する駆動手段
8とを備え、カッター移動体7の移動によりカッター4
の刃先でワンプ包装Bを自動的に裁断可能としたワンプ
包装裁断用カッター装置と、このカッター装置を紙積機
の給紙部のリフター15と共動して一往復で2段のワン
プ包装の裁断を可能とした紙積機である。
面をカッターで自動的に裁断可能とする。 【解決手段】 印刷用紙Aのワンプ包装Bの周囲2面又
は3面に一定の間隔をおいて架設した直線状軌道2とコ
ーナーの円軌道3からなるガイドレール1と、該レール
1に移動自由に備え、かつ前部にカッター4を回転自由
に備えた治具5を調整手段6でワンプ包装Bの方向への
位置を調整可能に備えたカッター移動体7と、該カッタ
ー移動体7をガイドレール1に沿って駆動する駆動手段
8とを備え、カッター移動体7の移動によりカッター4
の刃先でワンプ包装Bを自動的に裁断可能としたワンプ
包装裁断用カッター装置と、このカッター装置を紙積機
の給紙部のリフター15と共動して一往復で2段のワン
プ包装の裁断を可能とした紙積機である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はオフセット枚葉印
刷機等に使用する印刷用紙の物流過程での変質を防ぐた
めのワンプ包装を紙積機の給紙部において自動的に裁断
して開梱するワンプ包装開梱用カッター装置および該装
置を備えた紙積機に関する。
刷機等に使用する印刷用紙の物流過程での変質を防ぐた
めのワンプ包装を紙積機の給紙部において自動的に裁断
して開梱するワンプ包装開梱用カッター装置および該装
置を備えた紙積機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、オフセット枚葉印刷機等に印刷用
紙を供給する紙積機において、紙積機の給紙部に積まれ
たワンプの印刷用紙を作業者が30乃至40mm程度の
厚さでグリッパー部へ送り込む作業をする際に、印刷用
紙を包装したワンプの剥取りはワンプの2面又は3面を
作業者が手作業でカッターナイフで裁断してワンプを一
方向にめくり、印刷用紙を取出し、グリッパー部に送り
込み、グリッパー部で用紙を掴んで排紙ホークのパレッ
トへ搬送し、ジョガー部の振動により紙揃えを行い、排
紙ホークのパレット上に印刷用紙の積み上げを行ってい
る。
紙を供給する紙積機において、紙積機の給紙部に積まれ
たワンプの印刷用紙を作業者が30乃至40mm程度の
厚さでグリッパー部へ送り込む作業をする際に、印刷用
紙を包装したワンプの剥取りはワンプの2面又は3面を
作業者が手作業でカッターナイフで裁断してワンプを一
方向にめくり、印刷用紙を取出し、グリッパー部に送り
込み、グリッパー部で用紙を掴んで排紙ホークのパレッ
トへ搬送し、ジョガー部の振動により紙揃えを行い、排
紙ホークのパレット上に印刷用紙の積み上げを行ってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のワンプ
剥取りの方法では、カッターナイフによりワンプ包装の
3面をカットする作業が手作業でその切り方によっては
内部の印刷用紙をも切断する恐れがあるために熟練した
カット技術が必要であり、しかも積み上げたワンプ包装
を高いところから低いところまで3面カットすることは
かなり重労働となる。すなわち、20個のワンプ包装を
リフター部に積み上げた場合、各ワンプの3面を合計6
0回カッターで裁断することになり、それを繰り返し行
うことは作業者にかなりの重労働となっており、応々に
して何回も切るうちには誤って内部の印刷用紙まで切っ
てしまうことがあり問題となっていた。
剥取りの方法では、カッターナイフによりワンプ包装の
3面をカットする作業が手作業でその切り方によっては
内部の印刷用紙をも切断する恐れがあるために熟練した
カット技術が必要であり、しかも積み上げたワンプ包装
を高いところから低いところまで3面カットすることは
かなり重労働となる。すなわち、20個のワンプ包装を
リフター部に積み上げた場合、各ワンプの3面を合計6
0回カッターで裁断することになり、それを繰り返し行
うことは作業者にかなりの重労働となっており、応々に
して何回も切るうちには誤って内部の印刷用紙まで切っ
てしまうことがあり問題となっていた。
【0004】この発明はこのような問題を解決するもの
で、印刷用紙を包装したワンプ包装の2面又は3面にガ
イドレールを設置し、そのガイドレールにカッターを備
えた移動体を駆動手段により自動的に移動可能としてカ
ッターでワンプ包装の2面又は3面を自動的かつきれい
に裁断可能で能率的としたワンプ包装開梱用カッター装
置と該装置を紙積機の給紙部等に備えた紙積機を提供す
ることを目的とする。
で、印刷用紙を包装したワンプ包装の2面又は3面にガ
イドレールを設置し、そのガイドレールにカッターを備
えた移動体を駆動手段により自動的に移動可能としてカ
ッターでワンプ包装の2面又は3面を自動的かつきれい
に裁断可能で能率的としたワンプ包装開梱用カッター装
置と該装置を紙積機の給紙部等に備えた紙積機を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1のワ
ンプ包装裁断用カッター装置は印刷用紙Aのワンプ包装
Bの周囲2面又は3面に一定の間隔をおいて架設した直
線状軌道2とコーナーの円軌道3からなるガイドレール
1と、該レール1に移動自由に備え、かつ前部にカッタ
ー4を備えた治具5を調整手段6でワンプ包装Bの方向
に常時付勢して備えたカッター移動体7と、該カッター
移動体7をガイドレール1に沿って駆動する駆動手段8
とを備え、カッター移動体7の移動によりカッター4の
刃先でワンプ包装Bを自動的に裁断可能としたものであ
る。
ンプ包装裁断用カッター装置は印刷用紙Aのワンプ包装
Bの周囲2面又は3面に一定の間隔をおいて架設した直
線状軌道2とコーナーの円軌道3からなるガイドレール
1と、該レール1に移動自由に備え、かつ前部にカッタ
ー4を備えた治具5を調整手段6でワンプ包装Bの方向
に常時付勢して備えたカッター移動体7と、該カッター
移動体7をガイドレール1に沿って駆動する駆動手段8
とを備え、カッター移動体7の移動によりカッター4の
刃先でワンプ包装Bを自動的に裁断可能としたものであ
る。
【0006】請求項2の発明は前記ガイドレール1のコ
ーナーをワンプ包装Bの隅角より対角線上に偏位した位
置を中心とする小径の円軌道3に形成し、コーナーでは
カッターの刃先がワンプ包装Bの隅角に触れることなく
カッター移動体7の進行方向を90度変換してカッター
移動体7の直線軌道の移動時のみ、カッター4の刃先で
ワンプ包装Bを裁断可能としたものである。
ーナーをワンプ包装Bの隅角より対角線上に偏位した位
置を中心とする小径の円軌道3に形成し、コーナーでは
カッターの刃先がワンプ包装Bの隅角に触れることなく
カッター移動体7の進行方向を90度変換してカッター
移動体7の直線軌道の移動時のみ、カッター4の刃先で
ワンプ包装Bを裁断可能としたものである。
【0007】請求項3の発明は前記カッター移動体7の
下部のコーナーに接する面11をその円軌道3とほぼ同
じ曲率の円弧面に形成し、かつ該カッター移動体7に連
動手段9を固定し、該連動手段9を駆動装置10で駆動
してカッター移動体7をガイドレール1に沿って移動可
能としたものである。
下部のコーナーに接する面11をその円軌道3とほぼ同
じ曲率の円弧面に形成し、かつ該カッター移動体7に連
動手段9を固定し、該連動手段9を駆動装置10で駆動
してカッター移動体7をガイドレール1に沿って移動可
能としたものである。
【0008】請求項4のワンプ包装開梱用カッター装置
を備えた紙積機の発明はガイドレール1を紙積機12の
給紙部13の機枠14にリフター15上に積み上げるワ
ンプ包装Bの2面又は3面を囲むように設置し、該ガイ
ドレール1に前部にカッター4を備えた治具5を位置調
整手段6でワンプ包装Bの方向への位置を調整可能に備
えたカッター移動体7を移動自由に備え、該カッター移
動体7を駆動手段8でガイドレール1に沿って駆動する
ように備えたワンプ包装開梱用カッター装置と、ワンプ
包装Bを上昇する給紙部13のリフター15とを共動し
てカッター装置のカッター4をワンプ包装Bの一側より
他側までの一往復で2段のワンプ包装の裁断を可能とし
たものである。
を備えた紙積機の発明はガイドレール1を紙積機12の
給紙部13の機枠14にリフター15上に積み上げるワ
ンプ包装Bの2面又は3面を囲むように設置し、該ガイ
ドレール1に前部にカッター4を備えた治具5を位置調
整手段6でワンプ包装Bの方向への位置を調整可能に備
えたカッター移動体7を移動自由に備え、該カッター移
動体7を駆動手段8でガイドレール1に沿って駆動する
ように備えたワンプ包装開梱用カッター装置と、ワンプ
包装Bを上昇する給紙部13のリフター15とを共動し
てカッター装置のカッター4をワンプ包装Bの一側より
他側までの一往復で2段のワンプ包装の裁断を可能とし
たものである。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明のワンプ包装開梱用カッ
ター装置の実施形態は紙積機12の給紙部13の搬入リ
フター15のパレット上に印刷用紙を例えば250枚づ
つ包装したワンプ包装Bを多数積み上げ、リフター15
でワンプをグリッパー部16へ上昇させる紙積機におい
て、給紙部13の機枠14にワンプ包装Bの3面を囲っ
て直線状軌道2とコーナーの円軌道3からなる断面コ字
型ガイドレール1を水平に設置し、そのガイドレール1
にカッター移動体7を駆動手段8により移動自由に備
え、そのカッター移動体7の前部にカッター4のワンプ
への切込み量を調整する調整手段6として、カッター4
を備えた治具5をばね等の付勢手段17でワンプ包装B
の方に常時付勢状態に設け、カッター4の位置を決めて
治具5を側方より固定手段18で止めるようにしてあ
る。カッター4は治具5の先端に取替え自由に螺子19
で止めるようにしてある。
ター装置の実施形態は紙積機12の給紙部13の搬入リ
フター15のパレット上に印刷用紙を例えば250枚づ
つ包装したワンプ包装Bを多数積み上げ、リフター15
でワンプをグリッパー部16へ上昇させる紙積機におい
て、給紙部13の機枠14にワンプ包装Bの3面を囲っ
て直線状軌道2とコーナーの円軌道3からなる断面コ字
型ガイドレール1を水平に設置し、そのガイドレール1
にカッター移動体7を駆動手段8により移動自由に備
え、そのカッター移動体7の前部にカッター4のワンプ
への切込み量を調整する調整手段6として、カッター4
を備えた治具5をばね等の付勢手段17でワンプ包装B
の方に常時付勢状態に設け、カッター4の位置を決めて
治具5を側方より固定手段18で止めるようにしてあ
る。カッター4は治具5の先端に取替え自由に螺子19
で止めるようにしてある。
【0010】前記ガイドレール1のコーナーは円軌道の
中心をワンプ包装Bの隅角とすると、カッターがコーナ
ーで90度進行方向を変換する時に刃先がワンプに触れ
て回動してワンプの隅角がもたもたとなってしまう。こ
れを防ぐために、この発明では、円軌道3を包装Bの隅
角より対角線上に偏位した位置を中心とする小径の円に
形成し、コーナーではカッターの刃先がワンプ包装Bの
隅角に触れることなくカッター移動体7の進行方向を9
0度転換してカッター移動体7の直線軌道の移動時の
み、カッター4の刃先でワンプ包装Bを裁断可能として
ある。また、カッター移動体7の下部のコーナーに接す
る面11をその円軌道3とほぼ同じ曲率の円弧面に形成
してコーナーを円滑に移動可能とし、かつ該カッター移
動体7の下部に連動手段9としてタイミングベルト、チ
ェーンを固定し、該連動手段9を駆動装置10で駆動し
てカッター移動体7をガイドレール1に沿って移動可能
としてある。ガイドレール1はワンプ包装Bの2面だけ
とすることもできる。
中心をワンプ包装Bの隅角とすると、カッターがコーナ
ーで90度進行方向を変換する時に刃先がワンプに触れ
て回動してワンプの隅角がもたもたとなってしまう。こ
れを防ぐために、この発明では、円軌道3を包装Bの隅
角より対角線上に偏位した位置を中心とする小径の円に
形成し、コーナーではカッターの刃先がワンプ包装Bの
隅角に触れることなくカッター移動体7の進行方向を9
0度転換してカッター移動体7の直線軌道の移動時の
み、カッター4の刃先でワンプ包装Bを裁断可能として
ある。また、カッター移動体7の下部のコーナーに接す
る面11をその円軌道3とほぼ同じ曲率の円弧面に形成
してコーナーを円滑に移動可能とし、かつ該カッター移
動体7の下部に連動手段9としてタイミングベルト、チ
ェーンを固定し、該連動手段9を駆動装置10で駆動し
てカッター移動体7をガイドレール1に沿って移動可能
としてある。ガイドレール1はワンプ包装Bの2面だけ
とすることもできる。
【0011】前記構造のワンプ包装開梱用カッター装置
を紙積機12の給紙部13の機枠14に備え、ワンプ包
装Bを積み上げたリフター15を手動又は自動で所定位
置に上昇してカッター移動体7をガイドレール1に沿っ
て一往復させることにより、2段のワンプ包装の裁断を
行うことができる。裁断したワンプ包装はリフター15
の上昇でグリッパー部16の位置で止め、ワンプ包装の
上の紙をめくり、印刷用紙をグリッパー部16で掴んで
前方の紙積み部へ送るようにしてある。
を紙積機12の給紙部13の機枠14に備え、ワンプ包
装Bを積み上げたリフター15を手動又は自動で所定位
置に上昇してカッター移動体7をガイドレール1に沿っ
て一往復させることにより、2段のワンプ包装の裁断を
行うことができる。裁断したワンプ包装はリフター15
の上昇でグリッパー部16の位置で止め、ワンプ包装の
上の紙をめくり、印刷用紙をグリッパー部16で掴んで
前方の紙積み部へ送るようにしてある。
【0012】
【実施例】以下にこの発明を図面に示す実施例に基づい
て説明する。図1および図2において、Aは印刷用紙、
Bはその印刷用紙を例えば250枚づつ包装したワンプ
包装である。図1乃至図3において、1は断面をワンプ
側の中央にガイド開口1aを有する角筒型とし、ワンプ
包装Bの周囲3面に一定の間隔をおいて架設した直線状
軌道2とコーナーの円軌道3からなる金属製等のガイド
レールで、実施例の紙積機12には給紙部1の機枠14
のグリッパー部16の直下の位置に水平に設置してあ
る。前記ガイドレール1のコーナーはカッターがコーナ
ーで90度進行方向を転換する時に刃先がワンプに触れ
て回動して歯切れが悪くワンプの隅角がもたもたとなっ
てしまうのを防ぐため、ワンプ包装Bの隅角より対角線
上に偏位した位置を中心とする小径の円軌道3に形成
し、コーナーでカッターの刃先がワンプ包装Bの隅角に
触れることなくカッター移動体7の進行方向を90度転
換してカッター移動体7の直線状軌道2の移動時のみ、
カッター4の刃先でワンプ包装Bを裁断可能としてあ
る。
て説明する。図1および図2において、Aは印刷用紙、
Bはその印刷用紙を例えば250枚づつ包装したワンプ
包装である。図1乃至図3において、1は断面をワンプ
側の中央にガイド開口1aを有する角筒型とし、ワンプ
包装Bの周囲3面に一定の間隔をおいて架設した直線状
軌道2とコーナーの円軌道3からなる金属製等のガイド
レールで、実施例の紙積機12には給紙部1の機枠14
のグリッパー部16の直下の位置に水平に設置してあ
る。前記ガイドレール1のコーナーはカッターがコーナ
ーで90度進行方向を転換する時に刃先がワンプに触れ
て回動して歯切れが悪くワンプの隅角がもたもたとなっ
てしまうのを防ぐため、ワンプ包装Bの隅角より対角線
上に偏位した位置を中心とする小径の円軌道3に形成
し、コーナーでカッターの刃先がワンプ包装Bの隅角に
触れることなくカッター移動体7の進行方向を90度転
換してカッター移動体7の直線状軌道2の移動時のみ、
カッター4の刃先でワンプ包装Bを裁断可能としてあ
る。
【0013】このガイドレール1を実施例ではワンプ包
装の周囲3面を囲うようにコの字の形に設置してある
が、2面だけLの字の型に設けることもできる。前記実
施例のガイドレール1は機枠14に固定的に備えてある
が、これに限られるものではなく、機枠に取外し可能な
構造、或いは図14に示すようにガイドレール1の一側
を支点として他側を昇降可能な構造とすれば、作業に邪
魔になるときには、ガイドレールを取外し、又は上方に
持ち上げておくようにすることもできる。
装の周囲3面を囲うようにコの字の形に設置してある
が、2面だけLの字の型に設けることもできる。前記実
施例のガイドレール1は機枠14に固定的に備えてある
が、これに限られるものではなく、機枠に取外し可能な
構造、或いは図14に示すようにガイドレール1の一側
を支点として他側を昇降可能な構造とすれば、作業に邪
魔になるときには、ガイドレールを取外し、又は上方に
持ち上げておくようにすることもできる。
【0014】4は丸刃、角刃等の金属製カッターで、図
4乃至図8に丸刃を示し、図10に角刃を示す。5は図
6、図7および図9に示すように板状の金属製治具で、
該治具5の先端上面に前記カッター4をワンプ包装B側
へ若干突出した位置として螺子19で取替え自由に固定
してある。実施例では治具5の先端に固定した軸部20
に螺子19を螺合し、カッター4を締付け固定してあ
る。治具5の先端下部の軸部20にワンプ包装Bに接し
て回転するベアリング21を軸支し、かつ治具5の後部
に付勢手段17のばねを挿入する凹孔22を設け、かつ
又、側面に固定手段18の螺子を係合する長孔23を穿
設してある。6はカッター4を備えた治具5のワンプ包
装Bの方向への位置を調整する調整手段で、付勢手段1
7のばねで付勢した治具5のワンプへの切込み量を調整
して位置決め後、固定手段18のねじで止めるようにし
てある。
4乃至図8に丸刃を示し、図10に角刃を示す。5は図
6、図7および図9に示すように板状の金属製治具で、
該治具5の先端上面に前記カッター4をワンプ包装B側
へ若干突出した位置として螺子19で取替え自由に固定
してある。実施例では治具5の先端に固定した軸部20
に螺子19を螺合し、カッター4を締付け固定してあ
る。治具5の先端下部の軸部20にワンプ包装Bに接し
て回転するベアリング21を軸支し、かつ治具5の後部
に付勢手段17のばねを挿入する凹孔22を設け、かつ
又、側面に固定手段18の螺子を係合する長孔23を穿
設してある。6はカッター4を備えた治具5のワンプ包
装Bの方向への位置を調整する調整手段で、付勢手段1
7のばねで付勢した治具5のワンプへの切込み量を調整
して位置決め後、固定手段18のねじで止めるようにし
てある。
【0015】図4乃至図8において、7は後部を前記ガ
イドレール1内に挿入して移動できる楕円形移動部24
と、ガイドレール1のガイド開口1aに挿通できる高さ
で、かつ前部中央に治具5を取付ける挿入孔26を有す
る治具装着部25とを一体形成した合成樹脂製カッター
移動体である。実施例では挿入孔26の上部を移動体7
のほぼ中央まで開口し、かつ挿入孔26の入口の上部内
面にカッター挿入用の凹部を形成してある。このガイド
移動体7の楕円形移動体7aをガイドレール1に挿入
し、治具装着部25をガイドレール1のガイド開口1a
に沿って移動可能とする。
イドレール1内に挿入して移動できる楕円形移動部24
と、ガイドレール1のガイド開口1aに挿通できる高さ
で、かつ前部中央に治具5を取付ける挿入孔26を有す
る治具装着部25とを一体形成した合成樹脂製カッター
移動体である。実施例では挿入孔26の上部を移動体7
のほぼ中央まで開口し、かつ挿入孔26の入口の上部内
面にカッター挿入用の凹部を形成してある。このガイド
移動体7の楕円形移動体7aをガイドレール1に挿入
し、治具装着部25をガイドレール1のガイド開口1a
に沿って移動可能とする。
【0016】而してガイド移動体7の前部の挿入孔26
にカッター4を備えた治具5を挿入し、その治具5の凹
孔22と挿入孔の内端との間にばね17を介在して治具
5をワンプ包装側へ付勢し、治具装着部25の両側の貫
通孔27に螺子18を螺合して治具5の長孔23に係合
させ、治具5を前後移動可能とし、カッターのワンプ包
装への切込み量を調整して螺子18を締め付けて治具5
を固定するようにしてある。
にカッター4を備えた治具5を挿入し、その治具5の凹
孔22と挿入孔の内端との間にばね17を介在して治具
5をワンプ包装側へ付勢し、治具装着部25の両側の貫
通孔27に螺子18を螺合して治具5の長孔23に係合
させ、治具5を前後移動可能とし、カッターのワンプ包
装への切込み量を調整して螺子18を締め付けて治具5
を固定するようにしてある。
【0017】カッター移動体7の下部には図8に示すよ
うにガイドレール1のコーナーに接する面11をコーナ
ーの円軌道3とほぼ同じ曲率の円弧面に形成し、かつ連
動手段9のタイミングベルトを固定する溝孔28を形成
し、溝孔28の中央にタイミングベルト9を座金29を
介して螺子30で固定するようにしてある。該溝孔28
の前面壁31は前記円弧面と同じような円弧面として溝
孔28に止めたタイミングベルト9を溝孔28の後面壁
と円弧状前面壁間で遊動可能としてある。実施例では連
動手段としてタイミングベルトを使用したが、これに限
られるものではなく、チェーンでもよい。而して後述の
駆動装置10で駆動することによりカッター移動体7は
図1、図3に示すようにガイドレール1の直線軌道2と
コーナーの円軌道3に沿って移動し、カッター4の刃先
がワンプ包装Bから離れた位置で90度方向転換し、直
線軌道の移動時のみカッターの刃先でワンプ包装Bを裁
断する。
うにガイドレール1のコーナーに接する面11をコーナ
ーの円軌道3とほぼ同じ曲率の円弧面に形成し、かつ連
動手段9のタイミングベルトを固定する溝孔28を形成
し、溝孔28の中央にタイミングベルト9を座金29を
介して螺子30で固定するようにしてある。該溝孔28
の前面壁31は前記円弧面と同じような円弧面として溝
孔28に止めたタイミングベルト9を溝孔28の後面壁
と円弧状前面壁間で遊動可能としてある。実施例では連
動手段としてタイミングベルトを使用したが、これに限
られるものではなく、チェーンでもよい。而して後述の
駆動装置10で駆動することによりカッター移動体7は
図1、図3に示すようにガイドレール1の直線軌道2と
コーナーの円軌道3に沿って移動し、カッター4の刃先
がワンプ包装Bから離れた位置で90度方向転換し、直
線軌道の移動時のみカッターの刃先でワンプ包装Bを裁
断する。
【0018】図1および図2において、8は駆動手段
で、タイミングベルト9と駆動装置10とからなり、1
箇所のモーター、減速機でタイミングベルト9を駆動す
る。タイミングベルト9は駆動装置の歯車に噛み合う歯
32を設けた金属、合成樹脂製ベルトを使用し、このベ
ルト9はコ時型ガイドレール1の外部と内部に通した無
端ベルトで、このベルトをてガイドレール1の内部に移
動可能に嵌めたカッター移動体7に固定して、駆動装置
10によりベルトを駆動してカッター移動体7を3面の
ガイドレール1に沿いワンプ包装Bの一側から他側まで
往復可能に設ける。33はプーリ又は歯車である。
で、タイミングベルト9と駆動装置10とからなり、1
箇所のモーター、減速機でタイミングベルト9を駆動す
る。タイミングベルト9は駆動装置の歯車に噛み合う歯
32を設けた金属、合成樹脂製ベルトを使用し、このベ
ルト9はコ時型ガイドレール1の外部と内部に通した無
端ベルトで、このベルトをてガイドレール1の内部に移
動可能に嵌めたカッター移動体7に固定して、駆動装置
10によりベルトを駆動してカッター移動体7を3面の
ガイドレール1に沿いワンプ包装Bの一側から他側まで
往復可能に設ける。33はプーリ又は歯車である。
【0019】図1および図2において、ガイドレール1
の下部前部の支持杆34にワンプ位置ひろい用ベアリン
グ35を軸支し、このガイドレール1の位置調整装置と
して、ガイドレール1の外面に前後方向の位置を調整す
るベアリング36を備え、該ベアリング36の背面に取
付けた横軸37を縦軸38に直交して設けたベアリング
39に左右に移動可能に備え、かつその縦軸38を機枠
14に垂直に設けたベアリング40に上下移動可能に備
え、コ型としたガイドレール1を3箇所の機枠14にこ
の位置調整装置により設置してガイドレール1を前後左
右、上下移動調整可能とし、かつ縦軸38を中心として
回動して方向を調整できるようにしてある。
の下部前部の支持杆34にワンプ位置ひろい用ベアリン
グ35を軸支し、このガイドレール1の位置調整装置と
して、ガイドレール1の外面に前後方向の位置を調整す
るベアリング36を備え、該ベアリング36の背面に取
付けた横軸37を縦軸38に直交して設けたベアリング
39に左右に移動可能に備え、かつその縦軸38を機枠
14に垂直に設けたベアリング40に上下移動可能に備
え、コ型としたガイドレール1を3箇所の機枠14にこ
の位置調整装置により設置してガイドレール1を前後左
右、上下移動調整可能とし、かつ縦軸38を中心として
回動して方向を調整できるようにしてある。
【0020】図11において、ワンプ包装Bをパレット
41に積み上げた状態を示し、3面の裁断位置Cを鎖線
で示した。図12はワンプBを裁断して上の紙B′をめ
くり印刷用紙Aを出した状態を示す。
41に積み上げた状態を示し、3面の裁断位置Cを鎖線
で示した。図12はワンプBを裁断して上の紙B′をめ
くり印刷用紙Aを出した状態を示す。
【0021】図13において、この発明のカッター装置
を備えた紙積機12を示す。13は紙積機12の給紙
部、14は紙積機12の機枠、15は駆動装置により昇
降するリフター、このリフターに関連してこの発明のカ
ッター装置を機枠14に備える。すなわち、リフター1
5は手動又は駆動装置によりチェーン等で自動的に昇降
可能に設け、リフター15を下方へ降下して、ワンプ包
装Bを積重ねたパレット41を載せ、それをリフター1
5で上昇し初めは手動でワンプ包装Bをガイドレール1
の位置にセットし、1、2度カッターで裁断し、以後は
リフターを自動的に一段づつ上昇してワンプ包装をカッ
ター装置の往復で2段のワンプ包装を裁断できるように
してある。
を備えた紙積機12を示す。13は紙積機12の給紙
部、14は紙積機12の機枠、15は駆動装置により昇
降するリフター、このリフターに関連してこの発明のカ
ッター装置を機枠14に備える。すなわち、リフター1
5は手動又は駆動装置によりチェーン等で自動的に昇降
可能に設け、リフター15を下方へ降下して、ワンプ包
装Bを積重ねたパレット41を載せ、それをリフター1
5で上昇し初めは手動でワンプ包装Bをガイドレール1
の位置にセットし、1、2度カッターで裁断し、以後は
リフターを自動的に一段づつ上昇してワンプ包装をカッ
ター装置の往復で2段のワンプ包装を裁断できるように
してある。
【0022】16は給紙部の印刷用紙を所定量づつ掴む
グリッパー部、42は給紙部のワンプの高さを検知する
高さ検知センサー、43はグリッパー部16で所定量の
印刷用紙Aを掴んで送る紙送り装置、44は紙積機の前
部の紙積み部で、昇降する排紙ホーク45のパレット4
6に紙送り装置で送った印刷用紙Aを積み上げる。47
はその紙を振動により紙揃えを行うジョガー部である。
48はガイドローラーである。
グリッパー部、42は給紙部のワンプの高さを検知する
高さ検知センサー、43はグリッパー部16で所定量の
印刷用紙Aを掴んで送る紙送り装置、44は紙積機の前
部の紙積み部で、昇降する排紙ホーク45のパレット4
6に紙送り装置で送った印刷用紙Aを積み上げる。47
はその紙を振動により紙揃えを行うジョガー部である。
48はガイドローラーである。
【0023】図14において、ガイドレール1を一側を
支点として持上げ可能とした実施例を示す。ガイドレー
ル1の一側を49を支点として枢支し、他端を駆動装置
50で昇降するようにしてある。
支点として持上げ可能とした実施例を示す。ガイドレー
ル1の一側を49を支点として枢支し、他端を駆動装置
50で昇降するようにしてある。
【0024】前記したこの発明の構造によれば、給紙部
13に図11のようにワンプ包装Bを積み重ね、図13
のようにリフター15に載せ、リフター15を手動又は
自動で上昇して所定の位置で停止し、駆動装置10のス
イッチを入れて起動することにより、ガイドレール1の
一側の端のスタート位置からカッター移動体7がベルト
により移動を開始してカッター4がワンプ包装Bの裁断
を開始し、直線移動して一側を裁断し、次いでコーナー
で一旦カッター4がワンプより外れてワンプの隅角に触
れない位置で90度進行方向を転換し、しかる後再びカ
ッター4がワンプに切り込み、次のコーナーまで直線に
裁断し、コーナーでは前記のようにして90度方向転換
して他側の終点まで直線に裁断する。このワンプの裁断
が終わると、リフター15でワンプを一段上に上げ、駆
動装置10を逆回転してベルトを前記とは逆に終点の方
からスタート点に向けワンプ包装Bの3面を前記と同様
に裁断することができる。ワンプ包装を裁断後リフター
15を一段づつ上げ、そのワンプ包装が検知センサー4
2に当って止まり、図11には積み上げたワンプのうち
の上部の3個を裁断してある場合を示し、その最上段の
3面を裁断したワンプ包装Bの上の紙B′を図12のよ
うにめくり、紙送り装置43のグリッパー部16で所定
の量づつ、例えば30乃至40mm程度づつ掴み、ジョ
ガー部47の振動により紙揃えを行いつつ紙積み部44
のパレット上に積み重ねる。
13に図11のようにワンプ包装Bを積み重ね、図13
のようにリフター15に載せ、リフター15を手動又は
自動で上昇して所定の位置で停止し、駆動装置10のス
イッチを入れて起動することにより、ガイドレール1の
一側の端のスタート位置からカッター移動体7がベルト
により移動を開始してカッター4がワンプ包装Bの裁断
を開始し、直線移動して一側を裁断し、次いでコーナー
で一旦カッター4がワンプより外れてワンプの隅角に触
れない位置で90度進行方向を転換し、しかる後再びカ
ッター4がワンプに切り込み、次のコーナーまで直線に
裁断し、コーナーでは前記のようにして90度方向転換
して他側の終点まで直線に裁断する。このワンプの裁断
が終わると、リフター15でワンプを一段上に上げ、駆
動装置10を逆回転してベルトを前記とは逆に終点の方
からスタート点に向けワンプ包装Bの3面を前記と同様
に裁断することができる。ワンプ包装を裁断後リフター
15を一段づつ上げ、そのワンプ包装が検知センサー4
2に当って止まり、図11には積み上げたワンプのうち
の上部の3個を裁断してある場合を示し、その最上段の
3面を裁断したワンプ包装Bの上の紙B′を図12のよ
うにめくり、紙送り装置43のグリッパー部16で所定
の量づつ、例えば30乃至40mm程度づつ掴み、ジョ
ガー部47の振動により紙揃えを行いつつ紙積み部44
のパレット上に積み重ねる。
【0025】
【発明の効果】この発明の請求項1のワンプ包装開梱用
カッター装置によれば、ワンプ包装の2面又は3面をカ
ッターで自動的に裁断することができるので、便利であ
り、しかも刃先の深さを調整しておけば裁断時に内部の
印刷用紙を誤って切断することもなく、作業者は裁断し
た上の紙をただめくり取るだけであるから、作業が簡単
かつ能率的にできる。
カッター装置によれば、ワンプ包装の2面又は3面をカ
ッターで自動的に裁断することができるので、便利であ
り、しかも刃先の深さを調整しておけば裁断時に内部の
印刷用紙を誤って切断することもなく、作業者は裁断し
た上の紙をただめくり取るだけであるから、作業が簡単
かつ能率的にできる。
【0026】請求項2の発明によれば、ガイドレールの
コーナーでカッター移動体の進行方向を90度転換する
際に、カッターの刃先がワンプ包装の隅角に触れないよ
うにしたので、ワンプ包装の隅角がもたもたになること
なく、方向転換してから直線に切り込むのでワンプ包装
をきれいに裁断できる。
コーナーでカッター移動体の進行方向を90度転換する
際に、カッターの刃先がワンプ包装の隅角に触れないよ
うにしたので、ワンプ包装の隅角がもたもたになること
なく、方向転換してから直線に切り込むのでワンプ包装
をきれいに裁断できる。
【0027】請求項3の発明によれば、はカッター移動
体の下部のコーナーに接する面をほぼ同じ曲率の円弧面
としたので、カッター移動体を駆動手段で連動手段を移
動させるとき、コーナーを円滑に進行させることができ
る。
体の下部のコーナーに接する面をほぼ同じ曲率の円弧面
としたので、カッター移動体を駆動手段で連動手段を移
動させるとき、コーナーを円滑に進行させることができ
る。
【0028】請求項4のワンプ包装開梱用カッター装置
を備えた紙積機によれば、リフターでワンプ包装を間欠
的に一段づつ上昇して止め、カッター装置でワンプ包装
を裁断でき、しかもカッター装置の一度の往復で2段の
ワンプ包装を裁断できて便利であり、能率的である。
を備えた紙積機によれば、リフターでワンプ包装を間欠
的に一段づつ上昇して止め、カッター装置でワンプ包装
を裁断でき、しかもカッター装置の一度の往復で2段の
ワンプ包装を裁断できて便利であり、能率的である。
【図1】この発明のワンプ包装開梱用カッター装置を備
えた紙積機の給紙部の平面図である。
えた紙積機の給紙部の平面図である。
【図2】同要部拡大側面図である。
【図3】ガイドレールのコーナーのカッター移動体の動
作を示す一部破断平面図である。
作を示す一部破断平面図である。
【図4】カッター移動体の斜視図である。
【図5】同平面図である。
【図6】同一部破断正面図である。
【図7】同縦断面図である。
【図8】図7のX−X線断面図である。
【図9】治具の側面図である。
【図10】角刃を装着した平面図である。
【図11】ワンプの積み上げ状態を示す斜視図である。
【図12】裁断したワンプの上の紙をめくった状態の斜
視図である。
視図である。
【図13】この発明のワンプ包装開梱用カッター装置を
備えた紙積機の正面図である。
備えた紙積機の正面図である。
【図14】ガイドレールを昇降できる紙積機の正面図で
ある。
ある。
A…印刷用紙、B…ワンプ包装、1…ガイドレール、2
…直線状軌道、3…円軌道、4…カッター、5…治具、
6…調整手段、7…カッター移動体、8…駆動手段、9
…連動手段、10…駆動装置、11…コーナーに接する
面、12…紙積機、13…給紙部、14…機枠、15…
リフター。
…直線状軌道、3…円軌道、4…カッター、5…治具、
6…調整手段、7…カッター移動体、8…駆動手段、9
…連動手段、10…駆動装置、11…コーナーに接する
面、12…紙積機、13…給紙部、14…機枠、15…
リフター。
Claims (4)
- 【請求項1】印刷用紙(A)のワンプ包装(B)の周囲
2面又は3面に一定の間隔をおいて架設した直線状軌道
(2)とコーナーの円軌道(3)からなるガイドレール
(1)と、該ガイドレール(1)に移動自由に備え、か
つ前部にカッター(4)を備えた治具(5)を調整手段
(6)でワンプ包装(B)の方向への位置を調整可能に
備えたカッター移動体(7)と、該カッター移動体
(7)をガイドレール(1)に沿って駆動する駆動手段
(8)とを備え、カッター移動体(7)の移動によりカ
ッター(4)の刃先でワンプ包装(B)を自動的に裁断
可能としたことを特徴とするワンプ包装開梱用カッター
装置。 - 【請求項2】前記ガイドレール(1)のコーナーをワン
プ包装(B)の隅角より対角線上に偏位した位置を中心
とする小径の円軌道(3)に形成し、コーナーではカッ
ターの刃先がワンプ包装(B)の隅角に触れることなく
カッター移動体(7)の進行方向を90度転換してカッ
ター移動体(7)の直線軌道の移動時のみ、カッターの
刃先でワンプ包装(B)を裁断可能とした請求項1記載
のワンプ包装開梱用カッター装置。 - 【請求項3】前記カッター移動体(7)の下部のコーナ
ーに接する面(11)をその円軌道(3)とほぼ同じ曲
率の円弧面に形成し、かつ該カッター移動体(7)に連
動手段(9)を固定し、該連動手段(9)を駆動装置
(10)で駆動してカッター移動体(7)をガイドレー
ル(1)に沿って移動可能とした請求項1記載のワンプ
包装開梱用カッター装置。 - 【請求項4】紙積機(12)の給紙部(13)の機枠
(14)にリフター(15)上に積み上げるワンプ包装
(B)の2面又は3面を囲むように設置したガイドレー
ル(1)と、該ガイドレール(1)に移動自由に備え、
かつ前部にカッター(4)を備えたカッター移動体
(7)と、該カッター移動体(7)をガイドレール
(1)に沿って駆動する駆動手段(8)とを備えたワン
プ包装裁断用カッター装置と、ワンプ包装(B)を上昇
する給紙部(13)のリフター(15)とを共動してカ
ッター装置のカッター(4)をワンプ包装(B)の一側
より他側までの一往復で2段のワンプ包装の裁断を可能
としたことを特徴とするワンプ包装開梱用カッター装置
を備えた紙積機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17996196A JPH106287A (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | ワンプ包装開梱用カッター装置および該装置を備えた紙積機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17996196A JPH106287A (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | ワンプ包装開梱用カッター装置および該装置を備えた紙積機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH106287A true JPH106287A (ja) | 1998-01-13 |
Family
ID=16075006
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17996196A Pending JPH106287A (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | ワンプ包装開梱用カッター装置および該装置を備えた紙積機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH106287A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010158737A (ja) * | 2009-01-07 | 2010-07-22 | Mitsuboshi Diamond Industrial Co Ltd | カッター装置及びカッターホルダ |
CN102862173A (zh) * | 2011-07-05 | 2013-01-09 | 无锡尚德太阳能电力有限公司 | 一种裁切机及其裁切方法 |
-
1996
- 1996-06-20 JP JP17996196A patent/JPH106287A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010158737A (ja) * | 2009-01-07 | 2010-07-22 | Mitsuboshi Diamond Industrial Co Ltd | カッター装置及びカッターホルダ |
TWI483821B (zh) * | 2009-01-07 | 2015-05-11 | Mitsuboshi Diamond Ind Co Ltd | Cutting device and cutter holder |
CN102862173A (zh) * | 2011-07-05 | 2013-01-09 | 无锡尚德太阳能电力有限公司 | 一种裁切机及其裁切方法 |
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