JPH1062765A - 表示体用ケース - Google Patents

表示体用ケース

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Publication number
JPH1062765A
JPH1062765A JP23999896A JP23999896A JPH1062765A JP H1062765 A JPH1062765 A JP H1062765A JP 23999896 A JP23999896 A JP 23999896A JP 23999896 A JP23999896 A JP 23999896A JP H1062765 A JPH1062765 A JP H1062765A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
side wall
cases
side walls
upper case
Prior art date
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Pending
Application number
JP23999896A
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English (en)
Inventor
Shinichi Kato
真一 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP23999896A priority Critical patent/JPH1062765A/ja
Publication of JPH1062765A publication Critical patent/JPH1062765A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶表示モジュールの一対のケースの強度上
必要な額縁幅を確保する。 【解決手段】 下ケース1の所定の側壁3の内面には凸
部4が設けられている。上ケース11の所定の側壁14
には片持ち状の板バネ部15が設けられている。ところ
で、上ケース11の側壁14を下ケース1の側壁3内に
常にぴったりと嵌合させるのは、加工精度上極めて困難
である。このため、最大許容寸法を認めているが、これ
に起因して、両ケース1、12間にガタツキが生じるこ
とになる。そこで、凸部4の側壁3内面からの突出量を
最大ガタツキ寸法と同じとすると、図2(A)に示すよ
うに、両ケース1、11間にガタツキが全く無い場合
も、図2(B)に示すように、両ケース1、11間にガ
タツキが最大に有る場合も、上ケース11の左側の側壁
14が下ケース1の左側の側壁3内に常にぴったりと嵌
合されることになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は液晶表示モジュー
ル等における表示体用ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば液晶表示モジュールには、図4〜
図6に示すようなものがある。このうち図4は液晶表示
モジュールの平面図を示し、図5は図4のY−Y線に沿
う断面図を示し、図6は図4において上ケースを取り除
いた状態の平面図を示す。この液晶表示モジュールで
は、下(シールド)ケース1と上(シールド)ケース1
1との間に液晶表示パネル21が収納されるようになっ
ている。下ケース1は、金属板からなり、基本的には、
方形状の下板2の四辺部に側壁3が設けられた構造とな
っている。上ケース11は、金属板からなり、基本的に
は、方形状の表示窓12を有する方形枠状の上板13の
四辺部に側壁14が設けられた構造となっている。液晶
表示パネル21は、液晶セルを構成する一対のガラス基
板22、23の下面及び上面に偏光板24、25が貼り
付けられ、下偏光板24の下面に反射板26が貼り付け
られた構造となっている。この場合、下ガラス基板22
の上面の相隣接する所定の2辺部にはLSI等からなる
半導体チップ27が搭載され、また下ガラス基板22の
上面の所定の個所にはフレキシブル配線基板28の一端
部が接続されている。そして、上ケース11の4つの側
壁14が下ケース1の4つの側壁3内に嵌合され、その
間に液晶表示パネル21が収納されている。この場合、
液晶表示パネル21は下ケース1の下板2の上面に両面
接着テープ29を介して接着されている。また、両ケー
ス1、11は、図示しないフック部によって互いに結合
されている。
【0003】ところで、この液晶表示モジュールでは、
図4に示すように、上ケース11の平面形状が左右方向
及び上下方向で共に非対称となっている。これは、上ケ
ース11の上板13の図4における右辺部及び下辺部の
額縁は、液晶表示パネル21の下ガラス基板22の半導
体チップ27が搭載された所定の2辺部を被う関係か
ら、それに応じて幅広となっているためである。
【0004】一方、この液晶表示モジュールでは、上ケ
ース11の4つの側壁14を下ケース1の4つの側壁3
内に常にぴったりと嵌合させるのは、加工精度上極めて
困難である。そこで、最大許容寸法を設定している。例
えば、下ケース1の相対向する側壁3の内面間の寸法を
プラス側に最大0.2mm、上ケース11の相対向する
側壁14の外面間の寸法をマイナス側に最大0.2mm
としている。したがって、両ケース1、11が共に最大
許容寸法となった場合には、両ケース1、11を互いに
嵌合すると、両ケース1、12間に0.4mmのガタツ
キが左右方向及び上下方向にそれぞれ生じることにな
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の液
晶表示モジュールでは、両ケース1、11間に最大0.
4mmのガタツキが左右方向及び上下方向にそれぞれ生
じることになる。したがって、この点と、液晶表示パネ
ル21の上偏光板25を上ケース11の表示窓12内に
配置する必要がある点とを考慮すると、表示窓12の大
きさを左右方向及び上下方向にそれぞれ0.4mmずつ
大きくしなければならないことになる。すなわち、両ケ
ース1、11の配置関係は、その間のガタツキに応じ
て、例えば図7(A)、(B)にそれぞれ示すように変
化することになる。図7(A)は上ケース11が左方及
び上方に最大に移動した場合を示すが、この場合には、
上ケース11の上板13の右辺部及び下辺部が上偏光板
25と重ならないようにしなければならない。一方、図
7(B)は上ケース11が右方及び下方に最大に移動し
た場合を示すが、この場合には、上ケース11の上板1
3の左辺部及び上辺部が上偏光板25と重ならないよう
にしなければならない。この結果、表示窓12の大きさ
を左右方向及び上下方向にそれぞれ0.4mmずつ大き
くしなければならず、これに伴い額縁幅が小さくなり、
ケースの強度が低下するという問題があった。この発明
の課題は、表示窓の大きさを必要最小限に小さくし、ケ
ースの強度上必要な額縁幅を確保することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、方形状箱型
の一方のケースの側壁を方形状箱型の他方のケースの側
壁内に嵌合してなる表示体用ケースにおいて、前記両ケ
ースのうちの一方には表示窓が設けられ、前記両ケース
間のガタツキを吸収するためのガタツキ吸収手段を設け
たものである。
【0007】この発明によれば、互いに嵌合された両ケ
ース間のガタツキをガタツキ吸収手段によって吸収する
ことができるので、両ケースの配置関係が変化すること
がなく、したがって表示窓を大きくする必要がなく、こ
の結果ケースの強度上必要な額縁幅を確保することがで
きる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の一実施形態にお
ける表示体用ケースの平面図を示し、図2は図1のX−
X線に沿う断面図であって、(A)は両ケース間にガタ
ツキが全く無い場合の断面図、(B)は両ケース間にガ
タツキが最大に有る場合の断面図を示し、図3は上ケー
スの一部の側面図を示したものである。これらの図にお
いて、図4と同一名称部分には同一の符号を付し、その
説明を適宜省略する。この実施形態では、下ケース1の
図1における右側及び下側の側壁3の各内面の各所定の
2個所に、図2(A)、(B)にも示すように、半球状
の凸部4が設けられている。一方、上ケース11の図1
における右側及び下側の側壁14の各所定の2個所に
は、つまり下ケース1の4つの凸部4に対応する位置に
は、図3に示すように、片持ち状の板バネ部15が設け
られている。この板バネ部15は、無負荷の状態で、図
2(B)に示すように、対向する側壁14と平行となる
ようになっている。そして、上ケース11の4つの側壁
14は下ケース1の4つの側壁3の内側に嵌合されてい
る。
【0009】ところで、この実施形態の場合も、上ケー
ス11の4つの側壁14を下ケース1の4つの側壁3内
に常にぴったりと嵌合させるのは、加工精度上極めて困
難である。そこで、従来の場合と同様に、最大許容寸法
を設定する。すなわち、下ケース1の相対向する側壁3
の内面間の寸法をプラス側に最大0.2mm、上ケース
11の相対向する側壁14の外面間の寸法をマイナス側
に最大0.2mmとする。したがって、両ケース1、1
1が共に最大許容寸法となった場合には、両ケース1、
11を互いに嵌合すると、両ケース1、12間に0.4
mmのガタツキが左右方向及び上下方向にそれぞれ生じ
ることになる。
【0010】そして、この実施形態では、下ケース1の
凸部4の側壁3内面からの突出量を、両ケース1、11
間の最大ガタツキ寸法0.4mmと同じとする。する
と、図2(A)に示すように、両ケース1、11間にガ
タツキが全く無い場合には、板バネ部15が凸部4に押
されて内側に向かって弾性変形することにより、上ケー
ス11の4つの側壁14が下ケース1の4つの側壁3内
にぴったりと嵌合されることになる。一方、図2(B)
に示すように、両ケース1、11間にガタツキが最大に
つまり0.4mm有る場合には、板バネ部15が弾性変
形せずにそのままの状態で凸部4に接触することにな
る。この場合、図1に示すように、下ケース1の右側及
び下側の側壁3の各内面の所定の2個所ずつに凸部4を
設けているので、上ケース11の左側及び上側の側壁1
4が下ケース1の左側及び上側の側壁3内にぴったりと
嵌合されることになる。
【0011】このように、この実施形態では、両ケース
1、11間に最大0.4mmのガタツキが左右方向及び
上下方向にそれぞれ生じても、このガタツキを凸部4と
板バネ部15とからなるガタツキ吸収手段によって吸収
することにより、図1において上ケース11の左側及び
上側の側壁14を下ケース1の左側及び上側の側壁3内
に常にぴったりと嵌合させた状態で、両ケース1、11
の配置関係が変化しないようにすることができる。この
結果、両ケース1、11の配置関係の変化を考慮する必
要がなくなり、表示窓12の大きさを左右方向及び上下
方向にそれぞれ0.4mmずつ大きくすることなく、液
晶表示パネル21の上偏光板25を上ケース11の表示
窓12内に常に配置することができることになる。した
がって、上ケース11の上辺部と左辺部の額縁を0.4
mm狭くする必要がなくなり、上ケース11の必要な強
度が確保される。
【0012】また、例えば図2(A)に示す場合におい
て、上ケース11の4つの側壁14を下ケース1の4つ
の側壁3内に嵌合するとき、板バネ部15がその下端部
を半球状の凸部4の表面に案内されつつ弾性変形するこ
とになるので、組立をスムーズに行うことができる。ま
た、板バネ部15が内側に向かって弾性変形するだけで
あるので、下ケース1の外形寸法が変化しないようにす
ることができる。
【0013】なお、上記実施形態では、上ケース11の
4つの側壁14を下ケース1の4つの側壁3内に嵌合し
た場合について説明したが、これとは逆に、下ケース1
の4つの側壁3を上ケース11の4つの側壁14内に嵌
合するようにしてもよい。この場合、上ケース11の4
つの側壁14の内面に凸部を設け、下ケース1の側壁3
に板バネ部を設ければよい。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、互いに嵌合された両ケース間のガタツキをガタツキ
吸収手段によって吸収することができるので、両ケース
の配置関係が変化することがなく、したがって表示窓を
大きくする必要がなく、この結果ケースの強度上必要な
額縁幅を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態における表示体用ケース
を示す平面図。
【図2】図1のX−X線に沿う断面図であって、(A)
は両ケース間にガタツキが全く無い場合の断面図、
(B)は両ケース間にガタツキが最大に有る場合の断面
図。
【図3】上ケースの一部の側面図。
【図4】従来のケースを用いた液晶表示モジュールの平
面図。
【図5】図4のY−Y線に沿う断面図。
【図6】図4において上ケースを取り除いた状態の平面
図。
【図7】(A)及び(B)は従来の問題を説明するため
に示す平面図。
【符号の説明】 1 下ケース 3 側壁 4 凸部 11 上ケース 12 表示窓 14 側壁 15 板バネ部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 方形状箱型の一方のケースの側壁を方形
    状箱型の他方のケースの側壁内に嵌合してなる表示体用
    ケースにおいて、前記両ケースのうちの一方には表示窓
    が設けられ、前記両ケース間のガタツキを吸収するため
    のガタツキ吸収手段を設けたことを特徴とする表示体用
    ケース。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の発明において、前記ガタ
    ツキ吸収手段は、前記他方のケースの側壁内面に設けら
    れた凸部と、該凸部に対応する位置における前記一方の
    ケースの側壁に設けられた片持ち状のバネ部とからなる
    ことを特徴とする表示体用ケース。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の発明において、前記凸部
    及び前記バネ部は前記各ケースの相隣接する2つの側壁
    の各2個所にそれぞれ設けられていることを特徴とする
    表示体用ケース。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の発明に
    おいて、前記両ケースのうち少なくとも一方は金属板か
    らなることを特徴とする表示体用ケース。
JP23999896A 1996-08-23 1996-08-23 表示体用ケース Pending JPH1062765A (ja)

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JP23999896A JPH1062765A (ja) 1996-08-23 1996-08-23 表示体用ケース

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JP23999896A JPH1062765A (ja) 1996-08-23 1996-08-23 表示体用ケース

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JPH1062765A true JPH1062765A (ja) 1998-03-06

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JP23999896A Pending JPH1062765A (ja) 1996-08-23 1996-08-23 表示体用ケース

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001330817A (ja) * 2000-05-23 2001-11-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 液晶表示装置およびその製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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