JPH1062755A - 表示装置、電子機器及び駆動方法 - Google Patents

表示装置、電子機器及び駆動方法

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JPH1062755A
JPH1062755A JP23971396A JP23971396A JPH1062755A JP H1062755 A JPH1062755 A JP H1062755A JP 23971396 A JP23971396 A JP 23971396A JP 23971396 A JP23971396 A JP 23971396A JP H1062755 A JPH1062755 A JP H1062755A
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JP
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voltage
selection
data
selection voltage
mode
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JP23971396A
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English (en)
Inventor
Taku Yamazaki
卓 山崎
Akira Inoue
明 井上
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示特性に優れ、充放電駆動法に最適であ
り、パルス幅変調により階調表示を行う表示装置、電子
機器、駆動方法を提供すること。 【解決手段】 充電モードでは、第1の選択電圧VS1を
走査線に与え、放電モードでは、VS1と逆極性のプリチ
ャージ電圧である−VPREを走査線に与えた後に、−VP
REと逆極性の第2の選択電圧VS2を走査線に与える。ま
たパルス幅変調されたデータ電圧をデータ線に与える。
VS1、VS2とデータ電圧とにより生成される書き込みパ
ルス84、85が共に右に寄せられる、又は、共に左に
寄せられる。これにより横クロストークを低減する。階
調変化に対するパルス幅変化が大きい左寄せ充放電駆動
法が特に望ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は表示装置、これを用
いた電子機器、及び駆動方法に関する。
【0002】
【背景技術及び発明が解決しようとする課題】近年、表
示装置の1つである液晶表示装置は、低消費電力で軽量
なディスプレイデバイスとして、テレビ、電子手帳、パ
ーソナルコンピュータ、携帯電話等の電子機器に広く利
用されている。そして、今後、更に精細な画像を表示す
るために、この液晶表示装置においては、階調数の更な
る増加が期待されている。このような液晶表示装置にお
いて階調表示を実現する手法としては、例えば液晶素子
への書き込みパルスの高さを変化させるパルス高さ変調
や、書き込みパルスの幅を変化させるパルス幅変調が知
られている。
【0003】さて、近年、MIM素子、バック・ツー・
バック・ダイオード素子、ダイオードリング素子、バリ
スター素子等の非線形スイッチ素子を用いた液晶表示装
置において、第1のモードでは第1の選択電圧を走査線
に与え、第2のモードではプリチャージ電圧を与えた後
に第2の選択電圧を走査線に与える新方式の駆動法(以
下、充放電駆動法と呼ぶ)が脚光を浴びつつある。充放
電駆動法については、例えば特開平2−125225等
に開示されているが、この文献に開示されるように、こ
の充放電駆動法においては、パルス高さ変調による階調
表示が主流と考えられている。しかしながら、パルス高
さ変調には、所定の階調を表示するための電圧制御が難
しく、また液晶表示装置の高コスト化を招くという問題
がある。一方、充放電駆動法の以前からある駆動法であ
り、2値の選択電圧と2値のデータ電圧を用いる4値駆
動法と呼ばれる駆動法も知られているが、この4値駆動
法におけるパルス幅変調の考え方を、そのままでは充放
電駆動法に適用できないという課題もある。
【0004】本発明は、以上のような課題に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、表示特性に
優れ、充放電駆動法に最適であり、パルス幅変調による
階調表示が可能な表示装置、これを用いた電子機器、及
び駆動方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、複数の走査線と、複数のデータ線と、該走
査線及びデータ線を用いて駆動される表示素子とを含
み、パルス幅変調により階調表示を行う表示装置であっ
て、第1のモードにおいては、第1の選択電圧を走査線
に与え、第2のモードにおいては、非選択電圧を基準と
して該第1の選択電圧と逆極性のプリチャージ電圧を走
査線に与えた後に、非選択電圧を基準として該プリチャ
ージ電圧と逆極性の第2の選択電圧を走査線に与える走
査信号駆動手段と、パルス幅変調されたデータ電圧をデ
ータ線に与えるデータ信号駆動手段とを含み、前記第1
のモードにおいて前記第1の選択電圧と前記データ電圧
とにより生成される第1の書き込みパルスが、前記第1
の選択電圧による選択期間の前半に寄せられ、前記第2
のモードにおいて前記第2の選択電圧と前記データ電圧
とにより生成される第2の書き込みパルスも、前記第2
の選択電圧による選択期間の前半に寄せられることを特
徴とする。
【0006】本発明によれば、いわゆる充放電駆動法を
用いた表示素子の駆動が可能となる。そして本発明によ
れば、第1、第2の書き込みパルスが、共に、選択期間
の前半に寄せられる。これにより、データ電圧の変化に
より微分ノイズが発生した場合においても、この微分ノ
イズを要因とする横クロストークの発生を有効に防止で
きる。また本発明によれば、階調変化に対する第1、第
2の書き込みパルスのパルス幅変化を、より大きくする
ことが可能となり、階調制御の容易化を図れると共に、
適正で正確な階調表示を得ることができる。
【0007】なお本発明においては、プリチャージ電圧
は正極性、負極性のいずれでもよく、また正極性のプリ
チャージ電圧を用いる駆動と負極性のプリチャージ電圧
を用いる駆動とを混在させてもよい。
【0008】また本発明は、複数の走査線と、複数のデ
ータ線と、該走査線及びデータ線を用いて駆動される表
示素子とを含み、パルス幅変調により階調表示を行う表
示装置であって、第1のモードにおいては、第1の選択
電圧を走査線に与え、第2のモードにおいては、非選択
電圧を基準として該第1の選択電圧と逆極性のプリチャ
ージ電圧を走査線に与えた後に、非選択電圧を基準とし
て該プリチャージ電圧と逆極性の第2の選択電圧を走査
線に与える走査信号駆動手段と、パルス幅変調されたデ
ータ電圧をデータ線に与えるデータ信号駆動手段とを含
み、前記第1のモードにおいて前記第1の選択電圧と前
記データ電圧とにより生成される第1の書き込みパルス
が、前記第1の選択電圧による選択期間の後半に寄せら
れ、前記第2のモードにおいて前記第2の選択電圧と前
記データ電圧とにより生成される第2の書き込みパルス
も、前記第2の選択電圧による選択期間の後半に寄せら
れることを特徴とする。
【0009】本発明によれば、データ電圧の変化により
微分ノイズが発生した場合においても、この微分ノイズ
を要因とする横クロストークの発生を有効に防止でき
る。
【0010】また本発明は、複数の走査線と、複数のデ
ータ線と、該走査線及びデータ線を用いて駆動される表
示素子とを含み、パルス幅変調により階調表示を行う表
示装置であって、第1のモードにおいては、第1の選択
電圧を走査線に与え、第2のモードにおいては、非選択
電圧を基準として該第1の選択電圧と逆極性のプリチャ
ージ電圧を走査線に与えた後に、非選択電圧を基準とし
て該プリチャージ電圧と逆極性の第2の選択電圧を走査
線に与える走査信号駆動手段と、パルス幅変調されたデ
ータ電圧をデータ線に与えるデータ信号駆動手段とを含
み、前記第1、第2のモードにおいて前記第1、第2の
選択電圧と前記データ電圧とにより生成される書き込み
パルスを第1、第2の書き込みパルスとした場合におい
て、階調変化に対する該第1、第2の書き込みパルスの
パルス幅変化が、より大きくなるように該第1、第2の
書き込みパルスが設定されていることを特徴とする。
【0011】本発明によれば階調変化に対するパルス幅
変化が、より大きくなるように、パルス幅変調が行われ
るため、より正確な階調表示を、簡易な階調制御で得る
ことができる。なお階調変化に対するパルス幅変化を、
より大きくするパルス幅変調手法は、いわゆる左寄せ充
放電駆動法に限られるものではない。
【0012】また本発明は、1階調分の変化に対する前
記第1、第2の書き込みパルスのパルス幅変化が、パル
ス幅の1きざみ間隔分以上であることを特徴とする。こ
のようにすれば、異なる階調に対してパルス幅が同一に
なるといった事態が防止され、より正確な階調表示が可
能となる。
【0013】また本発明は、前記第1、第2の書き込み
パルスが同一階調を与える書き込みパルスである場合に
おいて、該第1、第2の書き込みパルスの一方のパルス
幅が増加するにつれて他方のパルス幅が減少すると共
に、一方のパルス幅が増加するにつれて他方のパルス幅
の減少率が小さくなることを特徴とする。このようにす
れば、パルス幅変調を用いた適正な階調表示が可能にな
ると共に、表示素子に長期に亘るDC電圧が印加される
のを防止できる。
【0014】また本発明は、前記第1、第2の書き込み
パルスが同一階調を与える書き込みパルスである場合に
おいて、前記第1、第2の選択電圧による選択期間の直
後に前記表示素子に印加される電圧が互いにほぼ等しく
なるように、前記第1、第2の書き込みパルスのパルス
幅が設定されていることを特徴とする。このようにすれ
ば、選択期間の直後に表示素子に印加される電圧(保持
期間の初めでの印加電圧)が、第1のモードと第2のモ
ードとで等しくなるように、第1、第2の書き込みパル
スのパルス幅が設定されるため、パルス幅階調を用いた
適正な階調表示が可能となる。
【0015】また本発明は、オン電圧とオフ電圧の中間
電圧を基準とした1水平走査期間でのデータ電圧のDC
成分が、階調に依存せずほぼ零となることを特徴とす
る。このようにすれば、表示パターンの如何にかかわら
ず、1水平走査期間においてデータ信号がオン電圧にな
る割合とオフ電圧になる割合とをほぼ等しくできるた
め、縦クロストークの発生等を有効に防止できる。
【0016】また本発明に係る電子機器は、上記いずれ
かの表示装置を含むことを特徴とする。このようにする
ことで、リモートコントローラ、電卓、携帯電話、携帯
型情報機器、プロジェクタ、パーソナルコンピュータ等
の電子機器に使用する表示装置の、表示特性の向上、低
コスト化等を図ることが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。
【0018】(実施例1)まず充放電駆動法の詳細につ
いて説明する。
【0019】図1に、従来の駆動法である4値駆動法の
駆動波形例を示し、図2に、充放電駆動法の駆動波形例
を示す。また図3(A)に、液晶パネルの1画素につい
ての等価回路を示す。非線形スイッチ素子の1つあるM
IM素子及び表示素子の1つである液晶素子は、各々、
抵抗RM及び容量CMの並列回路、抵抗RL及び容量CLの
並列回路により表すことができる。図1、図2では、直
列接続されるMIM素子及び液晶素子の両端に印加され
る電圧VDの波形と、液晶素子の両端に印加される電圧
VLCの波形が示されている。
【0020】図1の4値駆動法では、選択期間の終了直
後に液晶素子(或いは画素電極)に印加される電圧VA
1、VA2(時刻t1、t2でのVLC)は、 VA1=(VS1+VH/2−VON)−K・VS1 (1) VA2=−[(VS1+VH/2−VON)−K・VS1] (2) となる。ここでVS1は走査信号の選択電圧、±VH/2
はデータ信号のオン電圧或いはオフ電圧である。またK
=CM/(CM+CL)である。更にVONは、選択期間終
了直前においてMIM素子に印加されるVMIMであり、
その値は、図3(B)に示すMIM素子のI−V特性に
依存する。このVONは、液晶素子への充電がほぼ停止し
た時(MIM素子に流れる電流が10ー9〜10ー8アンペ
ア程度となった時)に、MIM素子に印加される電圧と
いうこともできる。
【0021】図3(B)に示すようにVONに誤差が生
じ、例えばVONが△VONだけ大きくなると、上式
(1)、(2)から明らかなように、VA1、VA2にも誤
差が生じ、VA1、VA2の絶対値は共に△VONだけ小さく
なる。一方、VONが△VONだけ小さくなると、VA1、V
A2の絶対値は共に△VONだけ大きくなる。更にKに誤差
△Kが生じた場合も、VA1、VA2には少なからぬ誤差が
生じる。
【0022】一方、充放電駆動法では、図2に示すよう
に、充電モード(例えば第1のモード)においては、第
1の選択電圧VS1が走査線に与えられ、放電モード(例
えば第2のモード)においては、VS1と逆極性のプリチ
ャージ電圧である−VPREが与えられた後に、−VPREと
逆極性の第2の選択電圧VS2が与えられる。そして充電
モードの選択期間の終了直後に液晶素子に印加される電
圧VB1(時刻t1でのVLC)は、上式(1)と同様であ
り、 VB1=(VS1+VH/2−VON)−K・VS1 (3) となる。一方、放電モードでは、プリチャージ電圧であ
る−VPREによる過剰充電の後、第2の選択電圧VS2で
充電された電荷が放電され、選択期間の終了直前に液晶
素子に印加される電圧はVS2−VONとなる。従って、選
択期間の終了直後に液晶素子に印加される電圧VB2(時
刻t2でのVLC)は、 VB2=−{(VON−VS2)+K・(VS2+VH/2)} (4) となる。
【0023】上式(3)、(4)から明らかなように、
例えばVONが△VONだけ大きくなると、VB1の絶対値は
△VONだけ小さくなるが、VB2の絶対値は逆に△VONだ
け大きくなる。一方、VONが△VONだけ小さくなると、
VB1の絶対値は△VONだけ大きくなるが、△VB2の絶対
値は逆に△VONだけ小さくなる。更にKに誤差△Kが生
じた場合、この誤差によりVB1の絶対値が大きくなると
VB2の絶対値は小さくなり、この誤差によりVB1の絶対
値が小さくなるとVB2の絶対値は大きくなる。
【0024】このように充放電駆動法によれば、MIM
素子のVONが変動しても、充電モードで液晶(画素電
極)印加電圧に発生する誤差電圧は、放電モードで液晶
印加電圧に発生する誤差電圧により実効電圧的には相殺
される。従って、MIM素子のVONの液晶パネル内での
バラツキを要因とする表示ムラの発生等を有効に防止で
きる。図4には、以上のことが模式的に示されている。
VONに誤差△VONが生じ、充電モードにおいて液晶印加
電圧の絶対値が図4のEからFに増加し、液晶素子に印
加される実効電圧も増加する。これにより液晶素子の透
過率が減少し表示が暗くなる(ノーマリーホワイトの場
合)。しかしながら、この時、放電モードにおいては、
液晶印加電圧の絶対値が図4のGからHに減少し、液晶
素子に印加される実効電圧も減少する。これにより液晶
素子の透過率が増加し表示が明るくなる。この結果、1
つの画素についてのトータルの表示の明るさは、ほとん
ど変化しないことになる。従って、MIM素子のVONが
液晶パネル内においてばらついても、表示の明るさにつ
いてはほとんどばらつかず、従って表示ムラ等が防止さ
れる。K=CM/(CM+CL)が変動した場合も、充放
電駆動法によれば、同様にして、表示ムラが防止され
る。
【0025】なお充放電駆動法による駆動波形は図2に
示すものに限られるものではない。例えば図4、図5
(A)に示すように、正極性のプリチャージを行った
り、図5(B)に示すように、正、負の両極性でプリチ
ャージを行ったり、種々の変形例を考えることができ
る。
【0026】次に、実施例1の詳細について説明する。
【0027】図6に実施例1のブロック図を示す。これ
は、後述する実施例2〜4と共通のブロック図である。
また図7(A)、(B)に実施例1の駆動波形例を示
す。液晶パネル10は、複数のデータ線X1〜Xn、複数
の走査線Y1〜Ynを有し、データ線と走査線の間には、
例えば図6に示すようにMIM素子12、液晶素子14
が電気的に接続されている。走査信号駆動回路20は、
充電モード(例えば第1のモード)においては、図7
(A)に示すように第1の選択電圧VS1を走査線に与え
る。また放電モード(例えば第2のモード)において
は、非選択電圧を基準として第1の選択電圧VS1と逆極
性のプリチャージ電圧である−VPREを走査線に与えた
後に、非選択電圧を基準として−VPREと逆極性の第2
の選択電圧VS2を走査線に与える。一方、データ信号駆
動回路30は、パルス幅変調されたデータ電圧をデータ
線に与える。以上のようにして、充放電駆動法を用い且
つパルス幅変調を用いた階調表示が行われることにな
る。
【0028】実施例1の図7(A)に示す実施形態で
は、充電モードにおいて第1の選択電圧VS1とデータ線
のデータ電圧とにより生成される第1の書き込みパルス
84を、第1の選択電圧VS1による選択期間の後半に寄
せている。即ち第1の書き込みパルス84を右寄せにし
ている。一方、放電モードにおいて第2の選択電圧VS2
とデータ電圧とにより生成される第2の書き込みパルス
85も、第2の選択電圧VS2による選択期間の後半に寄
せている。即ち第2の書き込みパルス85も右寄せにし
ている。
【0029】また図7(B)に示す実施形態では、充電
モードにおける第1の書き込みパルス84を、VS1によ
る選択期間の前半に寄せている(左寄せにしている)。
一方、放電モードにおける第2の書き込みパルス85
も、VS2による選択期間の前半に寄せている(左寄せに
している)。
【0030】図8に従来の4値駆動法の駆動波形例を示
す。図8に示すように、データ線のデータ電圧が変化す
ると、そのエッジ200、201により微分ノイズ20
2、203が生じる。データ線と走査線との間には、容
量性の素子である液晶素子が介在するため、これらの微
分ノイズ202、203は、液晶素子の持つ容量による
容量結合により、データ線から走査線へと回り込む。そ
して従来の4値駆動法においては、これらの微分ノイズ
202、203の走査線への回り込みにより、液晶素子
に印加される電圧の実効値が低下し、この結果、横クロ
ストークと呼ばれる現象が生じていた。この横クロスト
ークは、階調数や表示ドット数の増加による駆動電圧の
上昇により更に大きくなり、良好な画像表示の障害とな
っていた。4値駆動法においては、液晶素子に長期に亘
ってDC電圧が印加されるのを防ぐために、正極性の電
圧を液晶素子に印加する正極性駆動と、負極性の電圧を
印加する負極性駆動とを交互に繰り返している。そし
て、負極性駆動の際に使用するデータ電圧波形206
は、正極性駆動の際に使用するデータ電圧波形204を
反転することで生成していた。このため、エッジ20
0、201の方向は互いに逆向きになり(エッジ200
は下向き、エッジ201は上向き)、微分ノイズ20
2、203の方向は共に液晶印加電圧の実効値を下げる
方向となっていた。
【0031】図7(A)、(B)において、4値駆動法
の考えを充放電駆動法にそのまま適用し、データ電圧波
形91を反転することでデータ電圧波形90を生成する
と、エッジ86、87の方向は互いに逆方向になってし
まい、4値駆動法の場合と同様に横クロストークの問題
が生じてしまう。
【0032】そこで本実施例では、4値駆動法と異なり
充放電駆動法では、第1、第2の書き込みパルス84、
85のパルス幅の関係が後述する図14(B)の関係に
なることに着目し、更に充放電駆動法においては第1、
第2の選択電圧VS1、VS2が同極性になることに着目
し、エッジ86、87の方向を同じ方向(下又は上)と
し、第1、第2の書き込みパルス84、85を寄せる方
向を同じ方向(右又は左)にしている。
【0033】このようにすることで、図7(A)におい
ては、微分ノイズ88の方向は、液晶素子への充電を妨
げる方向となり、液晶印加電圧が小さくなる方向とな
る。一方、微分ノイズ89の方向は、液晶素子からの放
電を妨げる方向となり、液晶印加電圧が大きくなる方向
となる。この結果、微分ノイズ88を要因とする液晶印
加電圧の変動と微分ノイズ89を要因とする液晶印加電
圧の変動とは互いに実効電圧的には相殺し合うことにな
り、横クロストークが低減する。また図7(B)におい
ては、微分ノイズ88の方向は、液晶素子が充電しやす
くなる方向となり、液晶印加電圧が大きくなる方向とな
る。一方、微分ノイズ89の方向は、液晶素子が放電し
やすくなる方向となり、液晶印加電圧が小さくなる方向
となる。この結果、微分ノイズ88、89を要因とする
液晶印加電圧の変動は、図7(A)の場合と同様に、互
いに実効電圧的には相殺し合うことになり、横クロスト
ークが低減する。
【0034】このように本実施例の特徴は、本実施例の
ように構成することの起因、動機づけの妨げとなってい
た従来の4値駆動法の考え方を充放電駆動法においては
適用せず、充放電駆動法における第1、第2の書き込み
パルスのパルス幅の関係、第1、第2の選択電圧の極性
の関係等に着目して駆動波形を構成した点にある。
【0035】なお第1、第2の書き込みパルス84、8
5を右又は左に寄せる場合、本発明においては、少なく
ともエッジ86、87の方向が同一方向になっていれば
よい。
【0036】また図9、図10に、実施例1の駆動波形
の他の例を示す。図9、図10では、図7(A)、
(B)と異なり、第1、第2の選択電圧の極性は負とな
り、プリチャージ電圧の極性は正となっている。また図
9、図10では、隣り合う走査線に印加される波形の関
係も示されており、図9、図10では、1H反転駆動
(1走査ライン毎に極性反転する駆動)が行われてい
る。但し本実施例はこれに限られるものではなく、例え
ばnH反転駆動(n本の走査ライン毎に極性反転する駆
動)とすることもできるし、1H反転駆動を行わず、フ
レーム反転駆動のみとすることも可能である。(実施例
2)さて図7(A)には、充電モード、放電モードにお
いて共に書き込みパルスを右寄せにする場合(以下、右
寄せ充放電駆動法と呼ぶ)を、図7(B)には、充電モ
ード、放電モードにおいて共に書き込みパルスを左寄せ
にする場合(以下、左寄せ充放電駆動法と呼ぶ)を示し
た。この場合、右寄せ充放電駆動法と左寄せ充放電駆動
法のどちらを採用するかも大きな技術的課題となる。
【0037】実公平5−40497に開示されるよう
に、従来の4値駆動法においては、書き込みパルスを右
寄せにする方が有利とされていた。即ち図11(A)に
示すように書き込みパルス210を左寄せにすると、エ
ッジ212が立ち上がり、一旦、液晶素子への書き込み
が行われた後に、エッジ214が立ち下がり書き込まれ
た電圧が放電されてしまう。従って書き込みパルス21
0を左寄せにすると、波形なまりの影響で書き込みパル
ス幅が狭い場合に所定の書き込み電圧に到達しずらいた
めに、駆動電圧を高くする必要が生じてしまう。一方、
図11(B)に示すように書き込みパルス210を右寄
せにすると、書き込みパルスのなまりを小さくできるた
め、低い駆動電圧で十分な充電が可能となる。このた
め、従来の4値駆動法においては、書き込みパルスは、
通常、右寄せとなっていた。
【0038】しかしながら充放電駆動法において書き込
みパルスを右寄せにすると以下のような問題が生じるこ
とが判明した。即ち充放電駆動法においては、使用する
駆動電圧が4値駆動法に比べて高くなり、この結果、駆
動回路の高コスト化を招く等の問題が生じる。そして駆
動電圧が高くなるのを防ぐためには、MIM素子のβ値
を高くし電流供給能力を高くする必要がある。しかしな
がら、MIM素子のβ値を高くすると、今度は、階調き
ざみ間隔(1階調を変化させるのに必要なパルス幅)が
狭くなり、階調制御が困難になるという新たな問題が生
じる。
【0039】そこで実施例2では、階調きざみ間隔がよ
り広くなるように、言い換えれば、階調変化に対する第
1、第2の書き込みパルスのパルス幅変化がより大きく
なるように、第1、第2の書き込みパルスの設定を行っ
ている。具体的には、実施例1の図7(B)、図10に
示すような左寄せ充放電駆動法を採用する。
【0040】図12に、左寄せ充放電駆動法、右寄せ充
放電駆動法を採用した場合の、階調と、書き込みパルス
のパルス幅の関係を示す。図12のG、Hに示すよう
に、階調の変化に対するパルス幅の変化は、左寄せ充放
電駆動法の方が右寄せ充放電駆動法よりも大きくなる。
このように階調変化に対するパルス幅変化が大きいと、
階調制御が容易となる。より具体的に言えば、パルス幅
を微妙に変化させなくても、量子化誤差の少ない正確な
階調表示を得ることができる。この点は、図13
(A)、(B)により更に明らかになる。図13
(A)、(B)には、左寄せ充放電駆動法、右寄せ充放
電駆動法を採用した場合の、階調レベルと階調きざみ間
隔との関係が示される。例えば2階調から3階調に変化
させるのに、右寄せ充放電駆動法では4クロック分の階
調きざみ間隔しかないのに、左寄せ充放電駆動法では9
クロック分の階調きざみ間隔がある。1階調の変化に対
応する階調きざみ間隔が大きいほど、量子化誤差の少な
い正確な階調表示を得ることができる。
【0041】特に本実施例においては、左寄せ充放電駆
動法を採用することで、1階調分の変化に対する第1、
第2の書き込みパルスのパルス幅変化が、常にパルス幅
の1きざみ間隔分以上となるようにしている。即ち図1
3(A)に示すように、1階調の変化に対する階調きざ
み間隔が1(1クロック分)よりも小さくならないよう
にしている。図13(A)から明らかなように、右寄せ
充放電駆動法を採用すると、階調数が大きくなり例えば
64階調となった場合に、階調きざみ間隔が1よりも小
さくなる可能性がある(階調4と5の間で)。しかしな
がら左寄せ充放電駆動法を採用する本実施例によれば、
階調数が4倍になり例えば64階調になっても、全ての
階調で階調きざみ間隔を1以上とすることができ、適正
な階調表示が可能となる。
【0042】階調数が多くなった時に、階調きざみ間隔
が1よりも小さくならないようにするための1つの対策
として、パルス幅変調の基準クロックの周波数を高くす
る対策が考えられる。しかしながら、この基準クロック
としては、通常、液晶表示装置に使用されるクロックの
中で周波数が最も高いデータクロックが用いられてお
り、また周波数の高いクロックを用いるとそれが発生す
るノイズ等も問題になるため、基準クロックの周波数を
高くするのは容易ではない。本実施例のように、左寄せ
充放電駆動法を用いれば、パルス幅変調の基準クロック
の周波数をそれほど高くすることなく、量子化誤差の少
ない適正な階調表示を得ることができる。(実施例3)
図14(A)に実施例3の駆動波形例を示す。また図1
5(A)、(B)に、従来の4値駆動法でパルス幅変調
を行う場合の駆動波形例を示す。液晶表示装置の駆動法
においては、液晶素子に対して長期に亘ってDC成分が
印加されないように、正極性、負極性の電圧を与える正
極性駆動、負極性駆動をフレーム毎に交互に繰り返す。
この時、従来の4値駆動法では、同一階調を与える、正
極性駆動、負極性駆動での書き込みパルス40、42の
パルス幅をW1、W2とした場合に、図15(A)、
(B)に示すように、パルス幅W1とW2とは同一とな
っていた。
【0043】これに対して図14(A)の実施例3で
は、充電モード、放電モードで第1、第2の選択電圧V
S1、VS2とデータ電圧とにより生成され、同一階調を与
える第1、第2の書き込みパルス44、46のパルス幅
をWC、WDとした場合に、パルス幅WC、WDは図14
(B)に示す関係となっている。即ちWCが増加するに
つれてWDは減少すると共に、WCが増加するにつれてW
Dの減少率は小さくなる。或いはWDが増加するにつれて
WCは減少すると共に、WDが増加するにつれてWCの減
少率は小さくなる。このようにパルス幅を設定すること
で、充放電駆動法においてもパルス幅変調による適正な
階調表示が可能になると共に、液晶素子に長時間に亘っ
てDC電圧が印加されることを防止できる。従来の4値
駆動法のパルス幅変調の考え方をそのまま適用するなら
ば、WCとWDを同一にすることになるが、実施例3は、
その考え方を適用せず、WCとWDの一方が増加するにつ
れて他方が減少するようにパルス幅設定を行った点に特
徴がある。更に、実施例3は、単に他方を減少させるの
みではなく、その減少率を徐々に小さくすることで、適
正な階調表示が可能になるという知見に基づきなされた
ものであり、その点に実施例3の最も大きな特徴があ
る。
【0044】特開平2−125225等に開示される、
充放電駆動法における、パルス高さ変調を用いた階調表
示では、所望の階調を得るための電圧制御が難しく、ま
た液晶表示装置の高コスト化を招くという問題がある
が、実施例3によれば、この問題を解決できる。
【0045】図16に、充電モードでの階調データと放
電モードでの階調データとの関係に関する測定結果を示
す。この測定では、例えば充電モードでの階調データを
まず変化させる。そして、第1、第2の選択電圧VS1、
VS2による選択期間の直後での液晶(画素電極)印加電
圧(図2のt1、t2でのVLC)が互いに等しくなるよう
に、放電モードでの階調データを変化させる。このよう
にして求めたものが図16に示す充電モードと放電モー
ドの階調データの関係である。この階調データの大きさ
は、書き込みパルスのパルス幅の大きさに対応する。
【0046】そして図16から理解されるように、第
1、第2の選択電圧VS1、VS2による選択期間の直後
(或いは保持期間の最初)での液晶印加電圧が互いにほ
ぼ等しくなるように、パルス幅WC、WDを設定すること
で、適正な階調表示を得ることができると共に、液晶素
子に長期に亘ってDC電圧が印加されるのを防止でき
る。
【0047】なお以上の実施例3を、前述の実施例1、
2と組み合わせることで、更に表示特性の優れた液晶表
示装置、駆動方法を得ることができる。(実施例4)図
17に実施例4の駆動波形例を示し、図18(A)、
(B)に、図17のH、Iの部分を拡大した図を示す。
【0048】実施例4では、充電モードにおいて、図6
に示す走査信号駆動回路20は、1H期間(1水平走査
期間)の前半の第1の期間T1に続く第2の期間T2
(T1=T2=0.5H)において、第1の選択電圧V
S1を与える。また放電モードにおいて、走査信号駆動回
路20は、1H期間の前半の第3の期間T3においてプ
リチャージ電圧である−VPREを与えると共に、第3の
期間T3に続く第4の期間T4(T3=T4=0.5
H)において、第2の選択電圧VS2を与える。
【0049】充電モードにおいて、データ信号駆動回路
30は、第2の期間T2においてデータ電圧がハイレベ
ル(オン電圧とオフ電圧の中間電圧を基準)になる期間
TH2と同一長さの期間だけ、第1の期間T1におい
て、データ電圧をローレベルにする。即ち期間TL1
(=TH2)においてデータ電圧をローレベルにする。
またデータ信号駆動回路30は、T2においてデータ電
圧がローレベルになる期間TL2と同一長さの期間だ
け、T1において、データ電圧をハイレベルにする。即
ち期間TH1(=TL2)においてデータ電圧をハイレ
ベルにする。
【0050】一方、放電モードにおいて、データ信号駆
動回路30は、第4の期間T4においてデータ電圧がハ
イレベルになる期間TH4と同一長さの期間だけ、第3
の期間T3において、データ電圧をローレベルにする。
即ち期間TL3(=TH4)においてデータ電圧をロー
レベルにする。またデータ信号駆動回路30は、T4に
おいてデータ電圧がローレベルになる期間TL4と同一
長さの期間だけ、T3において、データ電圧をハイレベ
ルにする。即ち期間TH3(=TL4)においてデータ
電圧をハイレベルにする。
【0051】以上のようにすることで、1H期間でデー
タ信号線に与えられるデータ電圧のDC成分(オン電圧
とオフ電圧の中間電圧を基準)を、階調に依存せずに、
ほぼ零とすることができる。即ち、図18(C)、
(D)に示すように、選択期間H/2の全ての期間でデ
ータ電圧がハイレベル又はローレベルであった場合にお
いても、1H期間でのデータ電圧のDC成分を零にでき
る。これにより表示する階調がどのようなものであって
も、1H期間でのデータ電圧のDC成分は零になり、い
わゆる縦クロストークの発生を有効に防止できる。
【0052】例えば図19(A)に示すように、領域R
1、R2、R3、R4をオフ表示にし、領域R5をオン
表示した場合、即ち暗い背景(R1〜R4)の中に明る
い表示(R5)を行った場合を考える。この時、図19
(A)に示すように、領域R5の上下の領域R3、R4
に縦クロストークが発生する場合がある。このような縦
クロストークは、1H反転駆動(1走査ライン毎に液晶
印加電圧の極性を反転する駆動)を行うことで、ある程
度解消できる。しかしながら、図19(B)、(C)に
示すような面積階調表示(複数の画素を1単位としてそ
の中のオン画素数とオフ画素数の割合を変えて行う階調
表示)、ゼブラ表示を領域R5にて行うと、図19
(D)に示すように、1H反転駆動を行っても縦クロス
トークが生じてしまう。このような場合でも、本実施例
によれば、データ電圧のDC成分が階調に依存せず零に
なり、1水平走査期間内でオン電圧となる期間とオフ電
圧となる期間との割合が表示パターンによらずに半分ず
つになるため、図19(D)に示すような縦クロストー
クの発生を防止できる。
【0053】なおデータ電圧のDC成分を階調によらず
零にする駆動波形としては、波形生成の容易さ、制御の
容易さから、図17、図18(A)〜(D)に示すもの
が特に好ましいが、これらと均等な種々の波形を用いる
ことができる。
【0054】また以上の実施例4を、前述の実施例1〜
3と組み合わせることで、更に表示特性の優れた液晶表
示装置、駆動方法を得ることができる。(実施例5)実
施例5は、実施例1〜4の液晶表示装置の詳細な構成例
に関する実施例である。図20に示すように、この液晶
表示装置は、液晶パネル110、走査信号駆動回路12
0、データ信号駆動回路130を含む。そして、データ
信号駆動回路130は、変換テーブル回路132、階調
表示基本クロック生成回路134、駆動回路136を含
む。
【0055】階調表示基本クロック生成回路134は、
図21に示す階調表示基本クロックGCLKを生成する
ものであり、生成されたGCLKは駆動回路136に出
力される。この場合、図21に示すように、充電モード
と放電モードとでは、異なるタイミングのGCLKが出
力される。ここで、GCLKは、各階調データに対応し
たデータ電圧を液晶素子に印加するためのタイミングを
決める信号である。
【0056】例えば充電モードの場合、駆動回路136
には、図21のEに示すタイミングのGCLKが入力さ
れる。そして階調データが(001)の場合、駆動回路
136は、GCLKのパルス61の立ち下がりで、デー
タ電圧をVH/2から−VH/2に変化させる。同様に階
調データが(010)の場合には、駆動回路136は、
GCLKのパルス62の立ち下がりで、データ電圧をV
H/2から−VH/2に変化させる。
【0057】一方、放電モードの場合、駆動回路136
には、図21のFに示すタイミングのGCLKが入力さ
れる。そして階調データが(001)の場合、駆動回路
136は、GCLKのパルス71の立ち下がりで、デー
タ電圧をVH/2から−VH/2に変化させる。同様に階
調データが(010)の場合には、駆動回路136は、
GCLKのパルス72の立ち下がりで、データ電圧をV
H/2から−VH/2に変化させる。このようにして、充
電モードと放電モードで、書き込みパルス幅を異ならせ
た階調表示が可能となる。
【0058】図22に、階調表示基本クロック生成回路
134の構成例を示す。図22に示すように、この階調
表示基本クロック生成回路134は、カウンタ152-
1、152-2・・・・152-8、デコーダ154-1、1
54-2・・・・154-8、論理和回路160を含む。カ
ウンタ152-1及びデコーダ154-1は階調データ(0
00)に、カウンタ152-2及びデコーダ154-2は階
調データ(001)に・・・・・カウンタ152-8及び
デコーダ154-8は階調データ(111)に対応する。
【0059】カウンタ152-1〜152-8には、図20
の変換テーブル回路132からカウント初期値データが
入力され、カウンタ152-1〜152-8は、このカウン
ト初期値データを初期としてカウントアップ(或いはカ
ウントダウン)動作を行う。デコーダ154-1〜154
-8は、カウンタ152-1〜152-8の出力をデコードし
て、GCLKの各パルスを生成する。そして充電モード
では、例えばデコーダ154-1は図21のパルス60
を、デコーダ154-2はパルス61を・・・・デコーダ
154-8はパルス67を生成する。また放電モードで
は、デコーダ154-1はパルス70を、デコーダ154
-2はパルス71を・・・・デコーダ154-8はパルス7
7を生成する。そして論理和回路160がデコーダ15
4-1〜154-8の出力の論理和をとることで、GCLK
を生成する。
【0060】本実施例では、充電モードと放電モードと
で、カウンタ152-1〜152-8に異なるカウント初期
値データがロードされる。例えば充電モードで階調デー
タが(001)の場合には、図21に示すタイミングで
パルス61を生成させるカウント初期値データが、変換
テーブル回路132からカウンタ152-2にロードされ
る。一方、放電モードで階調データが(001)の場合
には、図21に示すタイミングでパルス71を生成させ
るカウント初期値データが、変換テーブル回路132か
らカウンタ152-2にロードされる。
【0061】変換テーブル回路132は、図20に示す
モードセレクト信号に基づき充電モードか放電モードか
を判断し、各々のモードに対応したカウント初期値デー
タを階調表示基本クロック生成回路134に出力する。
そして変換テーブル回路132は、変換テーブルメモリ
を内蔵し、この変換テーブルメモリには、充電モード、
放電モードでの書き込みパルスのパルス幅WC、WDが図
14(B)に示すような関係になるように、上記カウン
ト初期値データを記憶することになる。
【0062】なお図20の駆動回路136は、図18
(A)、(B)の期間T2、T4でのデータ信号から期
間T1、T3でのデータ信号を生成する機能も有してい
る。これは、期間T2、T4でのデータ信号を反転した
信号を生成し、これを期間T2、T4のデータ信号を出
力するのに先立って出力することで実現される。
【0063】更に図20の駆動回路136は、図7
(A)、(B)、図9、図10に示すように、右寄せ充
放電駆動法又は左寄せ充放電駆動法により液晶素子を駆
動できるように、データ信号を出力する。(実施例6)
実施例6は、実施例1〜5で説明した液晶表示装置を含
む電子機器に関する実施例である。
【0064】各種の電子機器について、図23〜図28
(C)を用いて説明する。
【0065】図23では、マイクロコンピュータが、エ
アコン9000のリモートコントローラ9100に内蔵
されている。このコントローラ9100は、エアコン9
000を制御するもので、種々の画像を映し出すことが
できる液晶表示装置9200に、エアコンの動作状態等
が表示される。
【0066】図24では、マイクロコンピュータが、電
卓9300に内蔵されている。この電卓9300は、入
力キー9410および液晶表示装置9400を有してい
る。
【0067】図25では、マイクロコンピュータが、携
帯電話機9500に内蔵されている。この携帯電話機9
500は、入力キー9420および液晶表示装置960
0を有している。
【0068】上述の電子機器は、例えば、電池(太陽電
池を含む)を用いた携帯用の電子機器である。このよう
な電子機器に内蔵されている液晶表示装置の制御回路の
全体構成の概要を図26に示す。
【0069】図26のマイクロコンピュータ9720
は、図23に示されるエアコンのコントローラに内蔵さ
れるものであるが、図24、図25等の電子機器にも適
用できるものである。
【0070】図26に示されるマイクロコンピュータ9
720は、CPU9610、発振回路9620、分周回
路9630、入力回路9640、タイマー9640、電
源回路9650、ROM9670、RAM9680、出
力回路9690、制御回路9700,赤外線出力コント
ローラ9710等を含む。
【0071】入力回路9640や出力回路9690は、
例えば、入力キー9410等との間の通信インタフェー
ス回路である。また制御回路9700は、液晶表示装置
9200等を制御して時計表示や各種の状態表示を行わ
せる回路である。また、赤外線出力コントローラ971
0は、スイッチングトランジスタQ100を介して、赤
外発光ダイオードD1をオン/オフ駆動する回路であ
る。
【0072】また実施例1〜5で説明した液晶表示装置
は、図27に示すような、電子機器の1つである個人用
携帯型情報機器(Personal Digital
Assistance)1000にも使用可能である。
【0073】この情報機器1000は、ICカード11
00、同時通訳システム1200、手書用スクリーン1
300、テレビ会議システム1400a,1400b、
地図情報システム1500、データ作成システム166
0を有し、これらの画像の表示が実施例1〜5の液晶表
示装置により行われる。更に、情報機器1000は、入
出力インタフェースユニット1600において、ビデオ
カメラ1610、スピーカ1620、マイクロホン16
30、入力用ペン1640、イヤホン1650を有す
る。
【0074】また実施例1〜5で説明した液晶表示装置
は、図28(A)、(B)、(C)に示すような、電子
機器の1つである液晶プロジェクタ1010にも適用可
能である。図28(A)には、投射口1012から、任
意の表示エリア、例えばスクリーン1016上に所与の
画像を投射している様子が示されている。リモートコン
トローラ1020の先端には赤外線発光部1036が設
けられ、操作信号を液晶プロジェクタ1010に向け送
信する。図28(B)、図28(C)に示すように、液
晶プロジェクタ1010の前面及び背面には、赤外線受
光部1014a、1014bが設けられているため、操
作者は前方、後方のどちらからでも液晶プロジェクタ1
010を遠隔操作できる。
【0075】なお、本発明は上記実施例1〜6に限定さ
れるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形
実施が可能である。
【0076】例えば上記実施例1〜5を相互に組み合わ
せることで、更に表示特性に優れた液晶表示装置等を提
供できる。
【0077】また本発明による駆動波形は、上記実施例
1〜5で説明したものに限らず、種々の変形実施が可能
である。
【0078】また本発明を適用できる充放電駆動法の駆
動波形も、図2、図5(A)、(B)等に示すものに限
られるものではない。
【0079】また階調変化に対する第1、第2の書き込
みパルスのパルス幅変化が、より大きくなるようにする
第1、第2の書き込みパルスの設定手法は、左寄せ充放
電駆動法に限られるものではない。
【0080】また本発明を実現できる表示装置の構成も
図20の構成に限られるものではなく、これ以外の種々
の構成を用いることができる。
【0081】また本発明が適用される表示装置は液晶表
示装置に限られるものではなく、表示素子も液晶素子に
限られるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】4値駆動法の駆動波形例を示す図である。
【図2】充放電駆動法の駆動波形例を示す図である。
【図3】図3(A)は液晶パネルの画素の等価回路を示
す図であり、図3(B)はMIM素子のI−V特性を示
す図である。
【図4】充放電駆動法による表示特性の向上について説
明するための図である。
【図5】図5(A)、(B)は、充放電駆動法の他の駆
動波形例を示す図である。
【図6】実施例1〜4に共通のブロック図である。
【図7】図7(A)、(B)は、実施例1の原理を説明
するための図である。
【図8】図8は、4値駆動法におけるクロストークの発
生について説明するための図である。
【図9】実施例1の駆動波形例である。
【図10】実施例1の駆動波形例である。
【図11】図11(A)、(B)は、4値駆動法におけ
る書き込みパルスの左寄せ、右寄せの問題点について説
明するための図である。
【図12】実施例2における階調とパルス幅の関係を示
す図である。
【図13】図13(A)、(B)は、階調と階調きざみ
間隔の関係を示す図である。
【図14】図14(A)、(B)は、実施例3の原理を
説明するための図である。
【図15】図15(A)、(B)は、4値駆動法による
パルス幅変調について説明するための図である。
【図16】充電モードでの階調データと放電モードでの
階調データとの関係に関する測定結果を示す図である。
【図17】実施例4の原理を説明するための図である。
【図18】図18(A)、(B)、(C)、(D)も実
施例4の原理を説明するための図である。
【図19】図19(A)、(B)、(C)、(D)は、
縦クロストークについて説明するための図である。
【図20】実施例5の液晶表示装置の構成を示す図であ
る。
【図21】実施例5の動作を説明するための図である。
【図22】階調表示基本クロック生成回路の構成例を示
す図である。
【図23】電子機器の1つであるリモートコントローラ
の一例を示す図である。
【図24】電子機器の1つである電卓の一例を示す図で
ある。
【図25】電子機器の1つである携帯電話機の一例を示
す図である。
【図26】電子機器に内蔵される液晶装置の制御回路の
全体構成例を示す図である。
【図27】電子機器の1つである個人用携帯型情報機器
の一例を示す図である。
【図28】図28(A)、(B)、(C)は、電子機器
の1つである液晶プロジェクタの一例を示す図である。
【符号の説明】
10 液晶パネル 12 MIM素子 14 液晶素子 20 走査信号駆動回路 30 データ信号駆動回路 86 第1の書き込みパルス 87 第2の書き込みパルス 88、89 微分ノイズ 90、91 データ電圧波形 110 液晶パネル 120 走査信号駆動回路 130 データ信号駆動回路 132 変換テーブル回路 134 階調表示基本クロック生成回路 136 駆動回路

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の走査線と、複数のデータ線と、該
    走査線及びデータ線を用いて駆動される表示素子とを含
    み、パルス幅変調により階調表示を行う表示装置であっ
    て、 第1のモードにおいては、第1の選択電圧を走査線に与
    え、第2のモードにおいては、非選択電圧を基準として
    該第1の選択電圧と逆極性のプリチャージ電圧を走査線
    に与えた後に、非選択電圧を基準として該プリチャージ
    電圧と逆極性の第2の選択電圧を走査線に与える走査信
    号駆動手段と、 パルス幅変調されたデータ電圧をデータ線に与えるデー
    タ信号駆動手段とを含み、 前記第1のモードにおいて前記第1の選択電圧と前記デ
    ータ電圧とにより生成される第1の書き込みパルスが、
    前記第1の選択電圧による選択期間の前半に寄せられ、
    前記第2のモードにおいて前記第2の選択電圧と前記デ
    ータ電圧とにより生成される第2の書き込みパルスも、
    前記第2の選択電圧による選択期間の前半に寄せられる
    ことを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 複数の走査線と、複数のデータ線と、該
    走査線及びデータ線を用いて駆動される表示素子とを含
    み、パルス幅変調により階調表示を行う表示装置であっ
    て、 第1のモードにおいては、第1の選択電圧を走査線に与
    え、第2のモードにおいては、非選択電圧を基準として
    該第1の選択電圧と逆極性のプリチャージ電圧を走査線
    に与えた後に、非選択電圧を基準として該プリチャージ
    電圧と逆極性の第2の選択電圧を走査線に与える走査信
    号駆動手段と、 パルス幅変調されたデータ電圧をデータ線に与えるデー
    タ信号駆動手段とを含み、 前記第1のモードにおいて前記第1の選択電圧と前記デ
    ータ電圧とにより生成される第1の書き込みパルスが、
    前記第1の選択電圧による選択期間の後半に寄せられ、
    前記第2のモードにおいて前記第2の選択電圧と前記デ
    ータ電圧とにより生成される第2の書き込みパルスも、
    前記第2の選択電圧による選択期間の後半に寄せられる
    ことを特徴とする表示装置。
  3. 【請求項3】 複数の走査線と、複数のデータ線と、該
    走査線及びデータ線を用いて駆動される表示素子とを含
    み、パルス幅変調により階調表示を行う表示装置であっ
    て、 第1のモードにおいては、第1の選択電圧を走査線に与
    え、第2のモードにおいては、非選択電圧を基準として
    該第1の選択電圧と逆極性のプリチャージ電圧を走査線
    に与えた後に、非選択電圧を基準として該プリチャージ
    電圧と逆極性の第2の選択電圧を走査線に与える走査信
    号駆動手段と、 パルス幅変調されたデータ電圧をデータ線に与えるデー
    タ信号駆動手段とを含み、 前記第1、第2のモードにおいて前記第1、第2の選択
    電圧と前記データ電圧とにより生成される書き込みパル
    スを第1、第2の書き込みパルスとした場合において、
    階調変化に対する該第1、第2の書き込みパルスのパル
    ス幅変化が、より大きくなるように該第1、第2の書き
    込みパルスが設定されていることを特徴とする表示装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 1階調分の変化に対する前記第1、第2の書き込みパル
    スのパルス幅変化が、パルス幅の1きざみ間隔分以上で
    あることを特徴とする表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかにおいて、 前記第1、第2の書き込みパルスが同一階調を与える書
    き込みパルスである場合において、該第1、第2の書き
    込みパルスの一方のパルス幅が増加するにつれて他方の
    パルス幅が減少すると共に、一方のパルス幅が増加する
    につれて他方のパルス幅の減少率が小さくなることを特
    徴とする表示装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれかにおいて、 前記第1、第2の書き込みパルスが同一階調を与える書
    き込みパルスである場合において、前記第1、第2の選
    択電圧による選択期間の直後に前記表示素子に印加され
    る電圧が互いにほぼ等しくなるように、前記第1、第2
    の書き込みパルスのパルス幅が設定されていることを特
    徴とする表示装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれかにおいて、 オン電圧とオフ電圧の中間電圧を基準とした1水平走査
    期間でのデータ電圧のDC成分が、階調に依存せずほぼ
    零となることを特徴とする表示装置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれかの表示装置を
    含むことを特徴とする電子機器。
  9. 【請求項9】 複数の走査線と、複数のデータ線と、該
    走査線及びデータ線を用いて駆動される表示素子とを含
    む表示装置に用いられる駆動方法であって、 第1のモードにおいては、第1の選択電圧を走査線に与
    え、第2のモードにおいては、非選択電圧を基準として
    該第1の選択電圧と逆極性のプリチャージ電圧を走査線
    に与えた後に、非選択電圧を基準として該プリチャージ
    電圧と逆極性の第2の選択電圧を走査線に与え、 パルス幅変調されたデータ電圧をデータ線に与え、 前記第1のモードにおいて前記第1の選択電圧と前記デ
    ータ電圧とにより生成される第1の書き込みパルスを、
    前記第1の選択電圧による選択期間の前半に寄せ、前記
    第2のモードにおいて前記第2の選択電圧と前記データ
    電圧とにより生成される第2の書き込みパルスも、前記
    第2の選択電圧による選択期間の前半に寄せることを特
    徴とする駆動方法。
  10. 【請求項10】 複数の走査線と、複数のデータ線と、
    該走査線及びデータ線を用いて駆動される表示素子とを
    含む表示装置に用いられる駆動方法であって、 第1のモードにおいては、第1の選択電圧を走査線に与
    え、第2のモードにおいては、非選択電圧を基準として
    該第1の選択電圧と逆極性のプリチャージ電圧を走査線
    に与えた後に、非選択電圧を基準として該プリチャージ
    電圧と逆極性の第2の選択電圧を走査線に与え、 パルス幅変調されたデータ電圧をデータ線に与え、 前記第1のモードにおいて前記第1の選択電圧と前記デ
    ータ電圧とにより生成される第1の書き込みパルスを、
    前記第1の選択電圧による選択期間の後半に寄せ、前記
    第2のモードにおいて前記第2の選択電圧と前記データ
    電圧とにより生成される第2の書き込みパルスも、前記
    第2の選択電圧による選択期間の後半に寄せることを特
    徴とする駆動方法。
  11. 【請求項11】 複数の走査線と、複数のデータ線と、
    該走査線及びデータ線を用いて駆動される表示素子とを
    含む表示装置に用いられる駆動方法であって、 第1のモードにおいては、第1の選択電圧を走査線に与
    え、第2のモードにおいては、非選択電圧を基準として
    該第1の選択電圧と逆極性のプリチャージ電圧を走査線
    に与えた後に、非選択電圧を基準として該プリチャージ
    電圧と逆極性の第2の選択電圧を走査線に与え、 パルス幅変調されたデータ電圧をデータ線に与え、 前記第1、第2のモードにおいて前記第1、第2の選択
    電圧と前記データ電圧とにより生成される書き込みパル
    スを第1、第2の書き込みパルスとした場合において、
    階調変化に対する該第1、第2の書き込みパルスのパル
    ス幅変化が、より大きくなるように該第1、第2の書き
    込みパルスの設定処理を行うことを特徴とする駆動方
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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