JP4353711B2 - 液晶表示装置の共通電極駆動回路 - Google Patents

液晶表示装置の共通電極駆動回路 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶パネルの共通電極を交流駆動する共通電極駆動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
液晶表示装置は、薄型、軽量、低電力という特長から、携帯機器やノートパソコンなどの携帯端末を始め様々な装置に用いられている。その中でもアクティブマトリクス駆動方式を用いた液晶表示装置は、高速応答、高精細表示、高階調表示等の特長から多く用いられてきている。
【0003】
一般に、アクティブマトリクス駆動方式を用いた液晶表示装置の液晶パネルは、画素電極および薄膜トランジスタ(TFT)を配置したリア側のガラス基板と、面全体に1つの共通電極を形成したフロント側のガラス基板と、これら2枚の基板を対向させて間に液晶を封入した構造からなり、スイッチング機能を持つTFTを制御することにより各画素電極に所定の電圧を印加し、各画素電極と共通電極との間の電位差により液晶の透過率または反射率を変化させて画像を表示するものである。リア側基板上には、各画素電極へ印加する階調電圧を送るデータ線と、TFTのスイッチング制御信号(走査信号)を送る走査線とが配線されている。各走査線にはパルス状の走査信号が走査側駆動回路より送られ、走査線に印加された走査信号がハイレベルのとき、その走査線につながるTFTが全てオンとなり、そのときにデータ側駆動回路よりデータ線に送られた階調電圧が、オンとなったTFTを介して画素電極に印加されるとともに、共通電極駆動回路より共通電極にコモン電圧が印加される。そして、走査信号がローレベルとなり、TFTがオフ状態に変化すると、画素電極と共通電極との電位差は、次の階調電圧が画素電極に印加されるまでの間保持される。そして、各走査線に順次走査信号を送ることにより、全ての画素電極に所定の階調電圧が印加され、フレーム周期で階調電圧の書き替えを行うことにより画像を表示することができる。
【0004】
液晶への印加電圧は、液晶固有の特性から交流としなければならない。この液晶を交流で駆動する方法である、1画面(フレーム)ごとにデータ線の極性を切り換えるフレーム反転駆動や、1走査線ごとにデータ線の極性を切り換えるライン反転駆動において、同時に共通電極電位も変えるコモン反転駆動法が用いられる。このコモン反転駆動法では、例えば、全面に黒を書き込む場合、ある走査線の画素電極の電位が5Vであれば、共通電極電位は1Vとなり、次の走査線の画素電極の電位が1Vであれば、共通電極電位は5Vとなる。
【0005】
コモン反転駆動法に用いられる従来の共通電極駆動回路について、特許文献1を参考に、以下、図6を参照して説明する。共通電極駆動回路10はインバータ11、カップリングコンデンサ12、及び可変抵抗13により構成されている。インバータ11には通常の論理回路駆動用の電源電圧VDDが供給される。この電源電圧VDDは5V程度の大きさの電源である。
【0006】
インバータ11の入力端にはコントローラ(図示せず)から供給される極性反転信号POLが入力され、極性反転信号POLの周期および電源電圧VDDの振幅Vwで反転出力される。また、インバータ11の出力端には、カップリングコンデンサ12を介して可変抵抗13が接続されている。可変抵抗13はコモン電圧Vcomの中心電圧Vcenを調整するためのものである。以上の構成により、共通電極駆動回路10は、極性反転信号POLをインバータ11により反転出力し、この出力信号に対して可変抵抗13によってバイアスをかけて、振幅Vw、中心電圧Vcenのコモン電圧Vcomとして出力する。
【0007】
【特許文献1】
特開2002−41003号公報(段落番号「0078」
−「0085」、図6)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、例えば、カラー表示の携帯電話に用いられる液晶表示装置において、ライン反転駆動とフレーム反転駆動とが切り換えられて用いられる方式のものがある。具体的には、通話やメール通信等のためにキー操作が行われ、全画面が最大階調で表示されている状態(以下、通常表示モードという)では、ライン反転駆動により液晶パネルが駆動される。また、一定時間が経過してもキー操作が行われないと、省電力のために、バックライトが消灯され、全画面が低階調で表示される状態(以下、スタンバイモードという)や画面が部分表示される状態(以下、パーシャルモードという)では、フレーム反転駆動により液晶パネルが駆動される。この方式の液晶表示装置に上述した共通電極駆動回路10を用いた場合、ライン反転駆動では、図7の(1)に示すように、極性反転信号POLとして、水平同期信号Hsyncに同期して1水平期間(1H)ごとに極性反転する極性反転信号POL1がインバータ11に入力され、コモン電圧Vcomはその極性反転信号POL1が反転出力される。この場合、カップリングコンデンサ12にチャージされた電荷がディスチャージされる時間が1水平期間(1H)と短いため、コモン電圧Vcomの各立ち上がりおよび立ち下がり後から極性反転までの電圧はほぼ一定値となる。しかし、フレーム反転駆動では、図7の(2)に示すように、極性反転信号POLとして、1フレーム期間(1FR)ごとに極性反転する極性反転信号POL2がインバータ11に入力され、コモン電圧Vcomはその極性反転信号POL2が反転出力される。この場合、コモン電圧Vcomの反転周期がライン反転駆動の場合に較べて長くなるため、カップリングコンデンサ12にチャージされた電荷がディスチャージされる時間も長くなり、コモン電圧Vcomが反転毎に中心電圧Vcenに近づく波形となり、液晶パネルにフリッカーが生じる虞がある。
本発明は上記問題点に鑑み、フリッカーを防止した液晶表示装置の共通電極駆動回路を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
(1)ライン反転駆動とフレーム反転駆動とにより切り換え駆動される液晶パネルの共通電極に、ライン反転駆動およびフレーム反転駆動のそれぞれの極性反転ごとに極性反転するコモン電圧を供給する液晶表示装置の共通電極駆動回路において、
ライン反転駆動とフレーム反転駆動とにより切り換え駆動される液晶パネルの共通電極に、ライン反転駆動およびフレーム反転駆動のそれぞれの極性反転ごとに極性反転するコモン電圧を供給する液晶表示装置の共通電極駆動回路において、
極性反転信号の入力によりコモン電圧の周期を規制して反転出力する極性反転手段と、
前期極性反転手段へ第1の電源より可変に電圧を供給してコモン電圧の振幅を規制する第1の電圧可変手段と、
一端側に前記極性反転手段からの出力が入力され、他端側からコモン電圧が出力されるカップリングコンデンサと、
第2の電源からの可変の電圧をインピーダンス変換手段を介して出力し、コモン電圧の中心電圧を規制する第2の電圧可変手段と、
前記第2の電圧可変手段からの出力が入力端に入力され、ライン反転駆動のとき第1出力端から、およびフレーム反転駆動のとき極性反転毎に第1出力端からコモン電圧の波形が立ち上がりまたは立ち下がった後、第2出力端から選択出力される前期セレクタと、
前記セレクタの第1出力端からの出力が一端側に入力され、他端側から前記カップリングコンデンサの他端側に出力されて、コモン電圧の立ち上がりおよび立ち下がり波形の傾きを規制する第1抵抗と、
前記セレクタの第2出力端からの出力が一端側に入力され、他端側から前記カップリングコンデンサの他端側に出力され、コモン電圧の極性反転までコモン電圧を一定値に維持する第2抵抗と、
を備えたことを特徴とする。
(2)本発明の共通電極駆動回路は、上記(1)項の共通電極駆動回路において、前記極性反転手段が、入力される極性反転信号を反転出力するインバータであることを特徴とする。
(3)本発明の共通電極駆動回路は、上記(2)項の共通電極駆動回路において、 前記第1の電圧可変手段が、NビットD/Aコンバータであることを特徴とする。
(4)本発明の共通電極駆動回路は、上記(1)項の共通電極駆動回路において、 前記第2の電圧可変手段が、NビットD/Aコンバータであり、前記インピーダンス変換手段がボルテージフォロア回路であることを特徴とする。
(5)本発明の共通電極駆動回路は、上記(1)項の共通電極駆動回路において、 さら
に、ライン反転駆動のとき第1出力端を選択し、フレーム反転駆動のとき極性反転毎に第1出力端をコモン電圧の波形が立ち上がりまたは立ち下がり後まで選択した後、第2出力端を選択する選択信号を生成する選択信号生成回路を備えたことを特徴とする。
(6)本発明の共通電極駆動回路は、上記(5)項の共通電極駆動回路において、前記選択信号生成回路において、コモン電圧の波形の立ち上がりまたは立ち下がり期間が制御されることを特徴とする。
(7)本発明の共通電極駆動回路は、上記(6)項の共通電極駆動回路において、前記第1抵抗が共通電極駆動回路を構成する半導体集積回路に外付けであり、前記コモン電圧の波形の立ち上がりまたは立ち下がり期間が固定であることを特徴とする。
(8)本発明の共通電極駆動回路は、上記(6)項の共通電極駆動回路において、前記第1抵抗が共通電極駆動回路を構成する半導体集積回路に内蔵され、前記コモン電圧の波形の立ち上がりまたは立ち下がり期間が可変であることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の共通電極駆動回路を備えた液晶表示装置は、例えば、カラー表示の携帯電話に用いられ、通常表示モードでは、ライン反転駆動により液晶パネルが駆動される。また、スタンバイモードやパーシャルモードでは、フレーム反転駆動により液晶パネルが駆動される。そして、この共通電極駆動回路は、液晶パネルの共通電極に、通常表示モードのときは、ライン反転駆動の極性反転ごとに極性反転するコモン電圧を供給し、スタンバイモードやパーシャルモードのときは、フレーム反転駆動の極性反転ごとに極性反転するコモン電圧を供給する。
【0011】
以下、本発明の第1実施例の共通電極駆動回路について、図1を参照して説明する。共通電極駆動回路100は、半導体集積回路(以下、ICという)101と、IC101に外付けの基板回路102とで構成されている。IC101は、コモン電圧Vcomの周期と振幅を規制するコモン電圧第1規制手段として、入力されるコモン電圧Vcomの周期を規制する極性反転信号POLを所定振幅Vwで反転出力するインバータ21と、コモン電圧Vcomの振幅を所定振幅Vwに規制するためにインバータ21に電源電圧VDD1=Vwを可変に供給するNビットD/Aコンバータ22とを有している。インバータ21の出力端は、端子103を介して基板回路102に構成される容量値Cのカップリングコンデンサ23の一端側に接続されている。
【0012】
また、IC101は、コモン電圧Vcomの中心電圧Vcenを規制するコモン電圧第2規制手段として、コモン電圧Vcomの中心電圧Vcenを規制するために電源電圧VDD2を可変に供給するNビットD/Aコンバータ24と、D/Aコンバータ24からの電圧をインピーダンス変換して出力するボルテージフォロア回路25とを有している。ボルテージフォロア回路25の出力端は、IC101に構成され、選択信号SELの論理に応じてa出力端またはb出力端が選択されるセレクタ26の入力端に接続されている。セレクタ26のa出力端は、端子104を介して基板回路102に構成されるコモン電圧Vcomの立ち上がりおよび立ち下がり波形の傾きを規制する抵抗値R1の第1抵抗27の一端側に接続されている。第1抵抗27の他端側は、カップリングコンデンサ23の他端側に接続されている。セレクタ26のb出力端は、IC101に構成される抵抗値R2(R2>R1)の第2抵抗28の一端側に接続されている。第2抵抗28の他端側は、端子105を介してカップリングコンデンサ23の他端側に接続されている。そして、カップリングコンデンサ23の他端側をコモン電圧Vcomの出力端としている。セレクタ26の選択信号SELが入力される制御端は、IC101に構成され、ライン反転駆動のときセレクタ26のa出力端を選択し、フレーム反転駆動のときa出力端を固定値の所定期間Tf選択の後、b出力端を選択する選択信号を生成する選択信号生成回路29を有している。
【0013】
共通電極駆動回路100における容量値C、抵抗値R1および抵抗値R2について説明する。容量値Cは、液晶パネルの負荷容量により適正値が決定され、例えば、1μF程度に設定される。第1抵抗27は、IC101に外付けされ、抵抗値R1は、ライン反転駆動のときコモン電圧Vcomの各立ち上がりおよび立ち下がり後から極性反転までの電圧がほぼ一定値となるように、かつ、フレーム反転駆動のときセレクタ26がa出力端を選択している所定期間Tf内にコモン電圧Vcomの波形が立ち上がりおよび立ち下がるように、使用する液晶パネルの負荷により適正値が決定され、例えば、R1=20KΩ程度に設定される。また、抵抗値R2は、フレーム反転駆動のときコモン電圧Vcomの各立ち上がりおよび立ち下がり後から極性反転までの電圧がほぼ一定値となるように、抵抗値R1に較べて十分大きな値に設定され、例えば、R2=1MΩ程度に設定される。
【0014】
次に、共通電極駆動回路100の動作について、図2を参照して説明する。例えば、出力されるコモン電圧Vcomが、振幅Vw=4v、中心電圧Vcen=2vとする。振幅Vw=4vとするために、D/Aコンバータ22からインバータ21にVDD1=4vが供給される。そのために、D/Aコンバータ22にはVDD1=4vに対応するNビット信号が供給される。また、中心電圧Vcen=2vとするために、D/Aコンバータ24からボルテージフォロア回路25にVDD2=2vが供給される。そのために、D/Aコンバータ24にはVDD2=2vに対応するNビット信号が供給される。以下、液晶表示装置がライン反転駆動されるときと、フレーム反転駆動されるときに分けて説明する。尚、以下の説明において、ライン反転/フレーム反転切り換え信号LR/FRは、ライン反転駆動のとき“H”レベル、フレーム反転駆動のとき“L”レベルとする。また、セレクタ26は、選択信号SEL=“H”レベルのときa出力端子が選択され、選択信号SEL=“L”レベルのときb出力端子が選択されるものとする。
【0015】
(1)ライン反転駆動時(図2の(1)を参照)
1水平期間(1H)ごとに極性反転する極性反転信号POL1がインバータ21に入力され、インバータ21から振幅Vw=4vで極性反転信号POL1が極性反転された信号が出力される。選択信号生成回路29にクロック信号CLK、極性反転信号POL1およびライン反転/フレーム反転切り換え信号LR/FRが入力される。ライン反転/フレーム反転切り換え信号LR/FRは、ライン反転駆動時の信号、LR/FR=“H”レベルが入力され、選択信号生成回路29から、選択信号SEL=“H”レベルがセレクタ26に出力される。セレクタ26は、a出力端子が選択され、D/Aコンバータ24から出力されたVDD2=2vがボルテージフォロア回路25を介して、セレクタ26のa出力端子に出力され、さらに、第1抵抗27を介してカップリングコンデンサ23の他端に出力される。その結果、インバータ21からの振幅Vw=4vの出力信号に対してVDD2=2vによってバイアスがかけられ、カップリングコンデンサ23の他端から振幅Vw=4v、中心電圧Vcen=2vのコモン電圧Vcomが出力される。VDD2=2vによってバイアスをかけるとき、第1抵抗27を介して行われるので、コモン電圧Vcomの波形は、図2の(1)(e)に示すように、正常な矩形波出力となり、また、カップリングコンデンサ23にチャージされた電荷がディスチャージされる時間が1水平期間(1H)と短いため、コモン電圧Vcomの各極性反転までの電圧はほぼ一定値となる。
【0016】
(2)フレーム反転駆動時(図2の(2)を参照)
1フレーム期間(1FR)ごとに極性反転する極性反転信号POL2がインバータ21に入力され、インバータ21から振幅Vw=4vで極性反転信号POL2が極性反転された信号が出力される。選択信号生成回路29にクロック信号CLK、極性反転信号POL2およびライン反転/フレーム反転切り換え信号LR/FRが入力される。ライン反転/フレーム反転切り換え信号LR/FRは、フレーム反転駆動時の信号、LR/FR=“L”レベルが入力され、選択信号生成回路29から選択信号SELとして、各フレーム反転から所定期間Tfのみ“H”レベルの信号がセレクタ26に出力される。所定期間Tfの間、セレクタ26はa出力端子が選択され、D/Aコンバータ24から出力されたVDD2=2vがボルテージフォロア回路25を介して、セレクタ26のa出力端子に出力され、さらに、第1抵抗27を介してカップリングコンデンサ23の他端に出力される。また、所定期間Tfの経過後、選択信号SEL=“L”レベルにより、セレクタ26はb出力端子が選択され、D/Aコンバータ24から出力されたVDD2=2vがボルテージフォロア回路25を介して、セレクタ26のb出力端子に出力され、さらに、第2抵抗28を介してカップリングコンデンサ23の他端に出力される。その結果、インバータ21からの振幅Vw=4vの出力信号に対してVDD2=2vによってバイアスがかけられ、カップリングコンデンサ23の他端から振幅Vw=4v、中心電圧Vcen=2vのコモン電圧Vcomが出力される。VDD2=2vによってバイアスをかけるとき、所定期間Tfの間、第1抵抗27を介して行われるので、コモン電圧Vcomの波形は所定期間Tfの間に立ち上がりまたは立ち下がる。また、所定期間Tfの経過後、第2抵抗28を介して行われるため、カップリングコンデンサ23にチャージされた電荷は第2抵抗28が高抵抗であるためディスチャージされにくくなるので、コモン電圧Vcomの各極性反転までの電圧はほぼ一定値となる。
【0017】
つぎに、本発明の第2実施例の共通電極駆動回路について、図3を参照して説明する。尚、図1と同一部分には同一符号を付してその説明を省略し、異なる点のみを説明する。共通電極駆動回路200は、IC201と、IC201に外付けの基板回路202とで構成されている。IC201は、コモン電圧Vcomの周期と振幅を規制するコモン電圧第1規制手段として、インバータ21と、D/Aコンバータ22とを有している。インバータ21の出力端は、端子203を介して基板回路202に構成されるカップリングコンデンサ23の一端側に接続されている。
【0018】
また、IC201は、コモン電圧Vcomの中心電圧Vcenを規制するコモン電圧第2規制手段として、D/Aコンバータ24と、ボルテージフォロア回路25とを有している。ボルテージフォロア回路25の出力端は、IC201に構成されるセレクタ26の入力端に接続されている。セレクタ26のa出力端は、IC201に構成されるコモン電圧Vcomの立ち上がりおよび立ち下がり波形の傾きを規制する抵抗値R1の第1抵抗31の一端側に接続されている。セレクタ26のb出力端は、IC201に構成される抵抗値R2(R2>R1)の第2抵抗28の一端側に接続されている。第1抵抗31および第2抵抗28の他端側は、端子204を介してカップリングコンデンサ23の他端側に接続されている。そして、カップリングコンデンサ23の他端側をコモン電圧Vcomの出力端としている。セレクタ26の選択信号SELが入力される制御端は、IC201に構成され、ライン反転駆動のときセレクタ26のa出力端を選択し、フレーム反転駆動のときa出力端を可変値の所定期間Tv選択の後、b出力端を選択する選択信号を生成する選択信号生成回路32を有している。
【0019】
選択信号生成回路32は、ライン反転/フレーム反転切り換え信号LR/FR=“L”レベルのとき、kビット信号として、例えば、2ビット信号を入力し、例えば、水平同期信号Hsyncの周期をクロック信号CLKによりカウントすることにより、所定期間Tvを可変とすることができる。例えば、図4に示すように、kビット信号=“01”のとき、選択信号SEL1の所定期間Tv1として、1水平期間(1H)、kビット信号=“10”のとき、選択信号SEL2の所定期間Tv2として、2水平期間(2H)、kビット信号=“11”のとき、選択信号SEL3の所定期間Tv3として、3水平期間(3H)を設定することができる。
【0020】
共通電極駆動回路200における容量値C、抵抗値R1、抵抗値R2および所定期間Tvについて説明する。容量値Cは、液晶パネルの負荷容量により適正値が決定され、例えば、1μFに設定される。第1抵抗31はIC201に内蔵され、抵抗値R1は固定値となり、ライン反転駆動のときコモン電圧Vcomの各立ち上がりおよび立ち下がり後から極性反転までの電圧がほぼ一定値となるように、かつ、フレーム反転駆動のときセレクタ26がa出力端を選択している後述の可変の所定期間Tv内にコモン電圧Vcomの波形が立ち上がりおよび立ち下がるように、例えば、R1=20KΩ程度に設定されている。また、抵抗値R2は、フレーム反転駆動のときコモン電圧Vcomの各立ち上がりおよび立ち下がり後から極性反転までの電圧がほぼ一定値となるように、抵抗値R1に較べて十分大きな値に設定され、例えば、R2=1MΩ程度に設定される。所定期間Tvは、使用する液晶パネルの負荷により、例えば、Tv1、Tv2、Tv3のうち1つが、所定期間Tv内にコモン電圧Vcomの波形が立ち上がりおよび立ち下がるように、固定値の抵抗値R1との兼ね合いで、設定される。
【0021】
次に、共通電極駆動回路200の動作について、図5を参照して説明する。第1実施例と同様に、出力されるコモン電圧Vcomが、振幅Vw=4v、中心電圧Vcen=2vとする。D/Aコンバータ22,24の動作は実施例1と同一であり、その説明を省略する。以下、液晶表示装置がライン反転駆動されるときと、フレーム反転駆動されるときに分けて説明する。尚、以下の説明において、ライン反転/フレーム反転切り換え信号LR/FRは、ライン反転駆動のとき“H”レベル、フレーム反転駆動のとき“L”レベルとする。また、セレクタ26は、選択信号SEL=“H”レベルのときa出力端子が選択され、選択信号SEL=“L”レベルのときb出力端子が選択されるものとする。
【0022】
(1)ライン反転駆動時(図5の(1)を参照)
第1実施例と同様に、インバータ21から振幅Vw=4vで極性反転信号POL1が極性反転された信号が出力される。選択信号生成回路32にクロック信号CLK、水平同期信号Hsync、極性反転信号POL1およびライン反転/フレーム反転切り換え信号LR/FRが入力される。ライン反転/フレーム反転切り換え信号LR/FRは、ライン反転駆動時の信号、LR/FR=“H”レベルが入力され、選択信号生成回路32から、選択信号SEL=“H”レベルがセレクタ26に出力される。セレクタ26は、a出力端子が選択され、D/Aコンバータ24から出力されたVDD2=2vがボルテージフォロア回路25を介して、セレクタ26のa出力端子に出力され、さらに、第1抵抗31を介してカップリングコンデンサ23の他端に出力される。その結果、インバータ21からの振幅Vw=4vの出力信号に対してVDD2=2vによってバイアスがかけられ、カップリングコンデンサ23の他端から振幅Vw=4v、中心電圧Vcen=2vのコモン電圧Vcomが出力される。VDD2=2vによってバイアスをかけるとき、第1抵抗31を介して行われるので、コモン電圧Vcomの波形は、図5の(1)(e)に示すように、正常な矩形波出力となり、また、カップリングコンデンサ23にチャージされた電荷がディスチャージされる時間が1水平期間(1H)と短いため、コモン電圧Vcomの各極性反転までの電圧はほぼ一定値となる。
【0023】
(2)フレーム反転駆動時(図5の(2)を参照)
1フレーム期間(1FR)ごとに極性反転する極性反転信号POL2がインバータ21に入力され、インバータ21から振幅Vw=4vで極性反転信号POL2が極性反転された信号が出力される。選択信号生成回路32にクロック信号CLK、極性反転信号POL2およびライン反転/フレーム反転切り換え信号LR/FRが入力される。ライン反転/フレーム反転切り換え信号LR/FRは、フレーム反転駆動時の信号、LR/FR=“L”レベルが入力され、選択信号生成回路32から選択信号SELとして、例えば、各フレーム反転から所定期間Tv1のみ“H”レベルの信号SEL1がセレクタ26に出力される。所定期間Tv1の間、セレクタ26はa出力端子が選択され、D/Aコンバータ24から出力されたVDD2=2vがボルテージフォロア回路25を介して、セレクタ26のa出力端子に出力され、さらに、第1抵抗31を介してカップリングコンデンサ23の他端に出力される。また、所定期間Tv1の経過後、選択信号SEL1=“L”により、セレクタ26はb出力端子が選択され、D/Aコンバータ24から出力されたVDD2=2vがボルテージフォロア回路25を介して、セレクタ26のb出力端子に出力され、さらに、第2抵抗28を介してカップリングコンデンサ23の他端に出力される。その結果、インバータ21からの振幅Vw=4vの出力信号に対してVDD2=2vによってバイアスがかけられ、カップリングコンデンサ23の他端から振幅Vw=4v、中心電圧Vcen=2vのコモン電圧Vcomが出力される。VDD2=2vによってバイアスをかけるとき、所定期間Tv1の間、第1抵抗27を介して行われるので、コモン電圧Vcomの波形は所定期間Tv1の間に立ち上がりまたは立ち下がる。また、所定期間Tv1の経過後、第2抵抗28を介して行われるため、カップリングコンデンサ23にチャージされた電荷は第2抵抗28が高抵抗であるためディスチャージされにくくなるので、コモン電圧Vcomの各極性反転までの電圧はほぼ一定値となる。
【0024】
以上、第1および第2実施例に説明したように、D/Aコンバータ24からの電源電圧VDD2をカップリングコンデンサ23の他端に供給するとき、フレーム反転駆動の際は、各フレーム反転から所定期間Tf,Tvのみ第1抵抗27,31を介して供給し、所定期間Tf,Tvの経過後は、第2抵抗28を介して供給するので、コモン電圧Vcomの波形は所定期間Tf,Tvの間に立ち上がりまたは立ち下がり、また、コモン電圧Vcomの各立ち上がりおよび立ち下がり後から極性反転までの電圧はほぼ一定値となる。
【0025】
尚、上記実施例では、コモン電圧第1規制手段として、インバータ21で説明したが、反転増幅器であってもよい。また、電源電圧VDD1,VDD2をD/Aコンバータ22,24から供給することで説明したが、IC101,201内部に構成される他の電源回路、または、IC101,201外からの外部電源であってもよい。
【0026】
【発明の効果】
本発明によれば、コモン電圧の中心電圧を規制するコモン電圧第2規制手段からの信号をカップリングコンデンサの出力側に供給するとき、フレーム反転駆動の際は、フレーム反転から所定期間のみ第1抵抗を介して供給し、所定期間の経過後は、第2抵抗を介して供給するので、液晶パネルのフリッカを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例の液晶表示装置の共通電極駆動回路の回路図。
【図2】 図1の共通電極駆動回路の動作を説明する波形図。
【図3】 本発明の第2実施例の液晶表示装置の共通電極駆動回路の回路図。
【図4】 図3の共通電極駆動回路に含まれる選択信号生成回路の動作を説明する波形図。
【図5】 図3の共通電極駆動回路の動作を説明する波形図。
【図6】 従来の液晶表示装置の共通電極駆動回路の回路図。
【図7】 図6の共通電極駆動回路の動作を説明する波形図。
【符号の説明】
21 インバータ
22 D/Aコンバータ
23 カップリングコンデンサ
24 D/Aコンバータ
25 ボルテージフォロア回路
26 セレクタ
27、31 第1抵抗
28 第2抵抗
29、32 選択信号生成回路

Claims (8)

  1. ライン反転駆動とフレーム反転駆動とにより切り換え駆動される液晶パネルの共通電極に、ライン反転駆動およびフレーム反転駆動のそれぞれの極性反転ごとに極性反転するコモン電圧を供給する液晶表示装置の共通電極駆動回路において、
    極性反転信号の入力によりコモン電圧の周期を規制して反転出力する極性反転手段と、
    前期極性反転手段へ第1の電源より可変に電圧を供給してコモン電圧の振幅を規制する第1の電圧可変手段と、
    一端側に前記極性反転手段からの出力が入力され、他端側からコモン電圧が出力されるカップリングコンデンサと、
    第2の電源からの可変の電圧をインピーダンス変換手段を介して出力し、コモン電圧の中心電圧を規制する第2の電圧可変手段と、
    前記第2の電圧可変手段からの出力が入力端に入力され、ライン反転駆動のとき第1出力端から、およびフレーム反転駆動のとき極性反転毎に第1出力端からコモン電圧の波形が立ち上がりまたは立ち下がった後、第2出力端から選択出力される前期セレクタと、
    前記セレクタの第1出力端からの出力が一端側に入力され、他端側から前記カップリングコンデンサの他端側に出力されて、コモン電圧の立ち上がりおよび立ち下がり波形の傾きを規制する第1抵抗と、
    前記セレクタの第2出力端からの出力が一端側に入力され、他端側から前記カップリングコンデンサの他端側に出力され、コモン電圧の極性反転までコモン電圧を一定値に維持する第2抵抗と、
    を備えたことを特徴とする共通電極駆動回路。
  2. 前記極性反転手段が、入力される極性反転信号を反転出力するインバータであることを特徴とする請求項1記載の共通電極駆動回路。
  3. 前記第1の電圧可変手段が、NビットD/Aコンバータであることを特徴とする請求項1記載の共通電極駆動回路。
  4. 前記第2の電圧可変手段が、NビットD/Aコンバータであり、前記インピーダンス変換手段がボルテージフォロア回路であることを特徴とする請求項1記載の共通電極駆動回路。
  5. さらに、ライン反転駆動のとき第1出力端を選択し、フレーム反転駆動のとき極性反転毎に第1出力端をコモン電圧の波形が立ち上がりまたは立ち下がり後まで選択した後、第2出力端を選択する選択信号を生成する選択信号生成回路を備えたことを特徴とする請求項1記載の共通電極駆動回路。
  6. 前記選択信号生成回路において、コモン電圧の波形の立ち上がりまたは立ち下がり期間が制御されることを特徴とする請求項5記載の共通電極駆動回路。
  7. 前記第1抵抗が共通電極駆動回路を構成する半導体集積回路に外付けであり、前記コモン電圧の波形の立ち上がりまたは立ち下がり期間が固定であることを特徴とする請求項6記載の共通電極駆動回路。
  8. 前記第1抵抗が共通電極駆動回路を構成する半導体集積回路に内蔵され、前記コモン電圧の波形の立ち上がりまたは立ち下がり期間が可変であることを特徴とする請求項6記載の共通電極駆動回路。
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