JPH1062319A - ダニ抗原採取装置 - Google Patents

ダニ抗原採取装置

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Publication number
JPH1062319A
JPH1062319A JP22408596A JP22408596A JPH1062319A JP H1062319 A JPH1062319 A JP H1062319A JP 22408596 A JP22408596 A JP 22408596A JP 22408596 A JP22408596 A JP 22408596A JP H1062319 A JPH1062319 A JP H1062319A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hose
mite
porous
outer peripheral
porous body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22408596A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoko Nakajima
島 洋 子 中
Masayasu Hayashi
正 保 林
Yasushi Yamada
田 泰 山
Kiyoshi Oguchi
口 清 小
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP22408596A priority Critical patent/JPH1062319A/ja
Publication of JPH1062319A publication Critical patent/JPH1062319A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダニ抗原をきわめて容易かつ簡単に採取する
こと。 【解決手段】 ダニ抗原採取装置10は、電気掃除機本
体21から延びるホース20先端に装着された粗い孔1
2aを有する多孔体11と、多孔体11に固定された細
かなメッシュの袋体15とを備えている。多孔体11は
粗い孔12aが形成された中央多孔部12と、この中央
多孔部12の外周に連結され、ホース20先端に装着さ
れる外周部13とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はダニ検査に用いられるダ
ニ抗原採取装置に係り、とりわけ容易かつ確実にダニ抗
原を採取することができるダニ抗原採取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、住宅等でダニが発生しており、住
宅内で直接人に対して被害を与えている。このようなダ
ニは人を刺してかゆみを与えたり、アレルギー性のぜん
息の原因となっている。
【0003】このような住宅内のダニを除去するため、
電気掃除機が効果的であるといわれるが、ダニは小さく
て肉眼でみえにくいため、掃除をしてもダニが減ってい
るのか否か、またはダニがどこに多く発生しているのか
よくわからないのが現状である。
【0004】このような場合、ダニ検査を行う必要があ
る。現在行われているダニ検査方法は、次のとおりであ
る。まずダニ抗原(ダニの虫体や糞中に存在するアレル
ギー主要原因となる成分)を捕集し、このダニ抗原を保
健所へ送る。次に保健所において、捕集されたダニ抗原
からいくつかのダニ検査工程を得てダニ抗原を検査して
いる。
【0005】ところで、一般家庭用としてダニ抗原を簡
便に検査することができるダニ検査装置が開発されてい
る。このダニ検査装置を使用する場合、まずダニ抗原を
採取しておき、採取したダニ抗原をダニ検査装置に入れ
て、ダニ抗原の有無を検査する。
【0006】この場合、ダニ抗原を含むダストを容易か
つ確実に採取することができれば、一般家庭において簡
便にダニ検査を行うことができて都合がよい。
【0007】本発明は、このような点を考慮してなされ
たものであり、容易かつ確実にダニ抗原を採取すること
ができるダニ抗原採取装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、電気掃除機本
体から延びるホース先端に固定されダニ抗原を採取する
ためのダニ抗原採取装置において、粗い孔が形成された
中央多孔部と、この中央多孔部の外周に連結されるとと
もにホース先端に装着される外周部とを有する多孔体
と、多孔体に固定されるとともに、ホース先端側の開口
と電気掃除機本体側の底部とを有する細かなメッシュの
袋体とを備えたことを特徴とするダニ抗原採取装置であ
る。
【0009】本発明によれば、まず多孔体の外周部をホ
ース先端に装着し、電気掃除機本体を作動させ空気をホ
ースから吸引する。この場合、比較的大きなダストが多
孔体の中央多孔部により補集され、ダニ抗原を含む比較
的細かなダストが袋体により捕集される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1乃至図3は本発明によ
るダニ抗原採取装置の一実施の形態を示す図である。
【0011】図1乃至図3に示すように、ダニ抗原採取
装置10は、電気掃除機本体21から延びるホース20
の先端に固定され、ダニ抗原を採取するようになってい
る。すなわち図1に示すように、ダニ抗原採取装置10
は粗い孔12aが形成された多孔体11と、この多孔体
11に固定された細かなメッシュの袋体15とを備えて
いる。
【0012】このうち多孔体11は、図2および図3に
示すように直径1mm程度の粗い孔12aが多数形成さ
れた中央多孔部12と、この中央多孔部12の外周に段
部22を介して連結された外周部13とを有し、多孔体
11は全体としてプラスチック製となっている。また外
周部13はホース20の先端側に向って突となるように
断面R状に形成され、外周部13の内周面とホース20
の外周面とが係合するようになっている。
【0013】また、外周部13の一部が切込まれて対向
する一対の弾性体14が形成され、この一対の弾性体1
4はホース20の内周面と係合するようになっている。
このようにホース20の先端を外周部13と一対の弾性
体14とによって挟持することによって多孔体11を確
実にホース20先端に固定することができる。
【0014】また袋体15はホース20先端側に位置す
る開口15aと、空気掃除機本体21側に位置する底部
16とを有している。また、袋体15は、全体として多
孔体11の孔12aより細かくダニより小さなメッシュ
(メッシュ単位150より細かなメッシュ、望ましくは
メッシュ単位200)の材料、例えばテトロンやナイロ
ン等の材料や不織布からなっている。
【0015】さらに袋体15の底部16側には、切断用
のミシン目17が設けられている。後述のようにホース
20先端から吸引されたダニ抗原は細かなメッシュの袋
体15の底部16に捕集されるが、袋体15をミシン目
17によって切断することにより、底部16のみ簡単に
袋体15から取外すことができる。
【0016】また袋体15の開口15aにはリング23
が固着され、このリング23を多孔体11の段部22に
嵌込むことにより袋体15が多孔体11に固定されるよ
うになっている。
【0017】次にこのような構成からなる本実施の形態
の作用について説明する。まず、袋体15のリング23
が多孔体11の段部22に嵌込まれて多孔体11に袋体
15が固定される。次に多孔体11の一対の弾性部14
が内側へ折曲げられた後、袋体15と多孔体11がホー
ス20先端内に挿入される。この場合、多孔体11の外
周部13の内周面がホース20の外周面に係合し、一対
の弾性部14の外面がホース20の内周面に係合して多
孔体11がホース20先端に装着固定される。次に電気
掃除機本体21を作動させる。この場合、ホース20先
端側から空気が吸込まれて電気掃除機本体21側へ流入
する。
【0018】この際、ホース20先端側を床(図示せ
ず)に押付けてダストを吸込むことになるが、多孔体1
1の外周部13は断面R状となっており、一定の弾性を
有するのでホース20先端側を床に対してスムースに押
付けることができる。このような空気の吸込み作業によ
り、比較的大きなダストが多孔体11の中央多孔部12
によって捕集され、ダニ抗原を含む比較的細かいダスト
が袋体15の底部16に捕集される。
【0019】次に、電気掃除機本体21を停止させ、ホ
ース20先端から多孔体11と袋体15を取出す。その
後、袋体15をミシン目17から切断して、袋体15の
底部16のみが図示しないダニ検査装置内に挿入されて
ダニ検査が行われる。
【0020】本実施の形態によれば、既存の電気掃除機
本体21から延びるホース20先端にダニ抗原採取装置
10を装着するだけで、容易かつ簡単にダニ抗原を採取
することができる。
【0021】次に図4および図5により本発明によるダ
ニ抗原採取装置の他の実施の形態について説明する。図
4および図5に示す実施の形態は、多孔体11の外周部
13を、一対の弾性部14を設けることなく連続体とし
て構成したものであり、他は図1乃至図3に示す実施の
形態と略同一である。
【0022】図4および図5において、ホース先端外周
面に外周部13の内周面が係合して、多孔体11の外周
部がホース20先端に装着される。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、電気掃除
機のホースを利用して容易かつ簡単にダニ抗原を採取す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるダニ抗原採取装置の一実施の形態
を示す概略図。
【図2】ダニ抗原採取装置の平面図。
【図3】ダニ抗原採取装置の部分側断面図。
【図4】ダニ抗原採取装置の他の実施の形態を示す平面
図。
【図5】図4に示すダニ抗原採取装置の部分側断面図。
【符号の説明】
10 ダニ抗原採取装置 11 多孔体 12 中央多孔体 12a 孔 13 外周部 14 弾性体 15 袋体 16 底部 17 切込み 20 ホース 21 電気掃除機本体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小 口 清 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気掃除機本体から延びるホース先端に固
    定されダニ抗原を採取するためのダニ抗原採取装置にお
    いて、 粗い孔が形成された中央多孔部と、この中央多孔部の外
    周に連結されるとともにホース先端に装着される外周部
    とを有する多孔体と、 多孔体に固定されるとともに、ホース先端側の開口と電
    気掃除機本体側の底部とを有する細かなメッシュの袋体
    とを備えたことを特徴とするダニ抗原採取装置。
  2. 【請求項2】外周部は断面R状に形状されていることを
    特徴とする請求項1記載のダニ抗原採取装置。
  3. 【請求項3】外周部はその内周面において、ホース先端
    外周面と係合するとともに、外周部の一部が切込まれて
    弾性部が形成され、この弾性部はホース先端内周面と係
    合することを特徴とする請求項2記載のダニ抗原採取装
    置。
JP22408596A 1996-08-26 1996-08-26 ダニ抗原採取装置 Pending JPH1062319A (ja)

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JP22408596A JPH1062319A (ja) 1996-08-26 1996-08-26 ダニ抗原採取装置

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JPH1062319A true JPH1062319A (ja) 1998-03-06

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ID=16808328

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JP22408596A Pending JPH1062319A (ja) 1996-08-26 1996-08-26 ダニ抗原採取装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014108096A (ja) * 2012-12-04 2014-06-12 Asante Inc トコジラミ吸引用具、前記トコジラミ吸引用具を用いたトコジラミ検査用キット、並びにこれらを用いたトコジラミの有無の検査方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014108096A (ja) * 2012-12-04 2014-06-12 Asante Inc トコジラミ吸引用具、前記トコジラミ吸引用具を用いたトコジラミ検査用キット、並びにこれらを用いたトコジラミの有無の検査方法

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