JPH1062115A - レーザ干渉計 - Google Patents

レーザ干渉計

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JPH1062115A
JPH1062115A JP22270996A JP22270996A JPH1062115A JP H1062115 A JPH1062115 A JP H1062115A JP 22270996 A JP22270996 A JP 22270996A JP 22270996 A JP22270996 A JP 22270996A JP H1062115 A JPH1062115 A JP H1062115A
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JP
Japan
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signal
reference voltage
laser light
phase difference
laser
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Withdrawn
Application number
JP22270996A
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English (en)
Inventor
Masayoshi Sugino
正芳 杉野
Yutaka Suzuki
豊 鈴木
Toyokazu Onishi
豊和 大西
Masahiro Sugimoto
雅裕 杉本
Atsuko Yokoyama
敦子 横山
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Toyota Motor Corp
Soken Inc
Original Assignee
Nippon Soken Inc
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】新規な構成にて屈折率や距離の測定を行うこと
ができるレーザ干渉計を提供する。 【解決手段】タイミングコントローラ12は基準電圧発
生器10を制御して2種類の基準電圧を繰り返し出力さ
せ、加算器11はファンクションジェネレータ9からの
ノコギリ波信号と基準電圧とを加算して駆動信号を出力
する。レーザダイオード1は駆動信号にて動作し、レー
ザ光が第2のロッドレンズ6の平滑なる照射面6aから
媒質中のミラー8に向けて照射される。第2のロッドレ
ンズ6の照射面6aでの反射光とミラー8に反射したレ
ーザ光とが干渉し、この干渉後のレーザ光がフォトディ
テクタ15にて電気信号に変換され、位相検出器19,
メモリ14,ECU13によりフォトディテクタ15に
よる電気信号から駆動信号による信号位相差が算出さ
れ、位相差から媒質の屈折率nが求められる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はレーザ干渉計に係
り、屈折率測定装置や距離測定装置として用いられるも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、特開昭52−4257号公報に開
示されているように、2つ以上の異なる間隔の反射面に
よる干渉信号の違いにより、屈折率を検出する屈折率測
定装置がある。
【0003】しかしながら、異なる光路で干渉を測定す
るため、測定位置毎の温度分布による誤差が大きくなり
測定精度を低下させるという問題がある。このための一
手段として、特公平6−87042号公報に開示されて
いるように、1光路内の基準面に段差を付けることによ
り解決する方法もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この場合、
精度よく製作された段差(基準間隔)が必要となる。そ
こで、この発明の目的は、新規な構成にて屈折率や距離
の測定を行うことができるレーザ干渉計を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】少なくとも一部に一定の
傾きを有する波形で、周期的に変化する異なるレベルを
もつレーザ光を媒質に通過させて反射体に照射する場
合、照射時の照射面による反射光(光周波数ν1)と反
射体からの反射光(光周波数ν2)との干渉現象により
うなり(ビート)を生じる。このうなりの周波数fb
(ν1−ν2)は、干渉発生時の2つの光の周波数の差
周波数であるため、干渉波の初期位相のみにより決定さ
れ、2つの位相の差Δφと屈折率nと距離Lとの間に次
の関係が成り立つ。ただし、cは光速。
【0006】
【数1】 よって、Δφを測定することにより、距離Lが既知であ
る場合には屈折率nを、又、屈折率nが既知である場合
には距離Lを算出できる。
【0007】この原理を利用して、請求項1に記載の構
成を採ると、レーザ発光素子においては少なくとも一部
に一定の傾きを有する波形に対し異なるレベルに周期的
に変化させた駆動信号を入力して発光動作し、このレー
ザ光はレンズ体の平滑なる照射面から媒質中の反射体に
向けて照射される。すると、レンズ体の照射面での反射
光と反射体に反射したレーザ光とが干渉し、この干渉後
のレーザ光が検出器にて電気信号に変換される。さら
に、位相差算出手段において、検出器による電気信号か
ら異なるレベルに周期的に変化させた駆動信号による信
号位相差が算出され、演算手段において位相差算出手段
による位相差からレンズ体の照射面と反射体の反射面と
の距離またはこの光路内の媒質の屈折率が求められる。
このようにして距離または媒質の屈折率が測定される。
【0008】このとき、前記レーザ発光素子の駆動信号
を生成する際に、請求項2に記載のように、基準電圧制
御手段にて基準電圧発生器を制御して2種類の基準電圧
を発生させるとともに、加算器にてこの基準電圧と信号
源のノコギリ波信号とを加算して加算信号をレーザ発光
素子の駆動信号として出力することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に従って説明する。本実施の形態は、本発明のレーザ
干渉計を屈折率測定装置に具体化したものであり、図1
にはその全体構成図を示す。
【0010】本装置は、液体の屈折率を測定する屈折率
測定装置であり、第2のロッドレンズ6とミラー8の間
に試料液体が介在することにより、その間の光路長が変
化することを利用(光路長の測定に2つ以上の基本波長
を発生させるへテロダイン干渉を利用)したものであ
り、透明物質の屈折率が測定できる。
【0011】以下、詳細に説明する。屈折率測定装置に
はレーザ発光素子としてのレーザダイオード1が設けら
れている。レーザダイオード1にはコリメータレンズ2
とハーフミラー3を介して第1のロッドレンズ4が光学
的に接続されている。そして、レーザダイオード1の発
するレーザ光がコリメータレンズ2及びハーフミラー3
を通して第1のロッドレンズ4に送られる。
【0012】第1のロッドレンズ4には光ファイバ5を
介してレンズ体としての第2のロッドレンズ6が接続さ
れ、レーザダイオード1の発するレーザ光が光ファイバ
5を通して第2のロッドレンズ6に送られる。
【0013】第2のロッドレンズ6は保持治具7に固定
されている。保持治具7は試料媒質中に配置されてお
り、保持治具7には第2のロッドレンズ6に対向するよ
うに反射体としてのミラー8が取り付けられている。つ
まり、媒質としての試料液体の中に、保持治具7により
一定に保たれた距離Lを隔てて第2のロッドレンズ6と
ミラー8とが対向配置されている。そして、第2のロッ
ドレンズ6からレーザ光がミラー8に向かって照射され
る。
【0014】このように、コリメータレンズ2とハーフ
ミラー3と第1のロッドレンズ4と光ファイバ5と第2
のロッドレンズ6と保持治具7とミラー8とから、フィ
ゾー型干渉系が構成されている。尚、フィゾー型干渉系
の他にも、一般的な干渉系、例えばマイケルソン型の干
渉系でもよい。
【0015】一方、電気系統として、信号源としてのフ
ァンクションジェネレータ9が設けられるとともに基準
電圧発生器10が設けられている。ファンクションジェ
ネレータ9はノコギリ波信号を生成する。又、基準電圧
発生器10は所定電位の基準電圧を発生するものであ
り、外部信号により2つの基準電圧el,e2を切り替
えることができるようになっている。加算器11にはフ
ァンクションジェネレータ9と基準電圧発生器10とが
接続され、加算器11はファンクションジェネレータ9
からのノコギリ波信号と基準電圧発生器10からの基準
電圧とを加算して加算信号をレーザダイオード1に対し
駆動信号として出力する。
【0016】基準電圧制御手段としてのタイミングコン
トローラ12は基準電圧発生器10と接続され、所定の
タイミングにて基準電圧発生器10における基準電圧を
変更させる。演算手段としての電子制御ユニット(以
下、ECUという)13にはメモリ14が接続されると
ともにタイミングコントローラ12が接続されている。
ECU13はメモリ14およびタイミングコントローラ
12を制御する。
【0017】ここで、前述の光学系において第2のロッ
ドレンズ6にはミラー8からの反射光が入力され、光フ
ァイバ5、第1のロッドレンズ4を通してハーフミラー
3に入力される。ハーフミラー3には検出器としてのフ
ォトディテクタ15が光学的に接続され、ハーフミラー
3にて分離された反射光が電気信号に変換される。フォ
トディテクタ15にはアンプ16およびバンドパスフィ
ルタ17を介してゼロクロス回路18が接続されてい
る。バンドパスフィルタ17の設定周波数は、うなり周
波数fbと同じであり、うなり周波数はファンクション
ジェネレータ9によるノコギリ波の傾きの調整によりノ
コギリ波の波長(Δτ)の整数分の一(=Δτ/n)と
なっている。ゼロクロス回路18は交流信号を入力し、
その入力信号値と基準電圧(ゼロボルト)とを比較し
て、入力信号値が基準電圧よりも大きく符号が正の場合
にはハイレベルとし、入力信号値が基準電圧よりも小さ
く符号が負の場合にはロウレベルの信号に変換する。
【0018】ゼロクロス回路18には位相検出器19が
接続され、位相検出器19はゼロクロス回路18からの
信号における基準となるタイミングから立ち上がりエッ
ジまでの時間を測定する。位相検出器19はメモリ14
と接続され、メモリ14に位相検出器19による測定結
果(測定時間)が記憶される。
【0019】本実施の形態においては、位相検出器19
とメモリ14とECU13とにより位相差算出手段を構
成している。次に、このように構成した屈折率測定装置
の作用を説明する。
【0020】ファンクションジェネレータ9にて生成さ
れるノコギリ波信号は、図2の(a)に示すように一定
の波長Δτと振幅eを持つ。ここで、波長Δτは本実施
の形態では100msecであるが、100msec以
下でもよい。ECU13はタイミングコントローラ12
を制御して基準電圧発生器10の基準電圧を図2の
(a)に示すe1とe2との2種類として2つの基準電
圧el,e2を切り替える。即ち、図2の(a)におい
てt1のタイミングからt2のタイミングまでの期間
(ノコギリ波の1周期)はe2とし、t2のタイミング
からt3のタイミングまでの期間(ノコギリ波の1周
期)はe1とする。以下、ノコギリ波の1周期毎に基準
電圧e2,e1が切り替えられる。
【0021】加算器11において、ファンクションジェ
ネレータ9の出力するノコギリ波信号と、基準電圧発生
器10の出力する定電圧信号(電圧e1,e2)とが加
算され、加算信号がレーザダイオード1に送られる。つ
まり、レーザダイオード1に対して、図2の(a)に示
す駆動信号(電圧)が印加される。
【0022】ノコギリ波状に電圧が印加されたレーザダ
イオード1からはノコギリ波状に変調されたレーザ光が
発生する。このレーザ光がコリメータレンズ2、ハーフ
ミラー3、第1のロッドレンズ4、光ファイバ5を通
り、第2のロッドレンズ6から、ミラー8に照射され
る。この時、第2のロッドレンズ6における平滑なる照
射面6aにより、照射光の一部が反射する。この反射光
(以降、参照光と呼ぶ)とミラー8からの反射光(以
降、物体光と呼ぶ)との間には、図2の(b)に示す微
小な時間差tが存在する。即ち、第2のロッドレンズ6
の照射面6aで反射された一部の光と、ミラー8にて反
射された光には、その光路差により時間差tが発生す
る。そのため、この参照光と物体光とが干渉(ヘテロダ
イン干渉)して、図2の(c)に示すうなり(ビート)
を生じる。
【0023】このうなりの周波数fbは、干渉発生時の
物体光と反射光の光の周波数の差周波数であるため、測
定中に光路長の変化がない場合、ノコギリ波の傾きのみ
に依存する。よって、基準電圧発生器10による基準電
圧の変化に依存しない。基準電圧の変化は、光の基本周
期数に対し影響するため、干渉信号の初期位相のみに依
存する。
【0024】つまり、図3の基準電圧の変化による初期
位相の変化を示す図において、図3の(a)に示すよう
に、基準電圧e1の場合には、 L=λ1・k1+ΔL1=λ1(k1+Δφ1/2π) ただし、λ1は波長(λ1=c/ν1、ただし、c:光
速、ν1:基準電圧e1時の光の周波数) Δφ1は基準電圧e1時の初期位相となる。又、図3の
(b)に示すように、基準電圧e2の場合には、 L=λ2・k2+ΔL2=λ2(k2+Δφ2/2π) ただし、λ2は波長(λ2=c/ν2、ただし、c:光
速、ν2:基準電圧e2時の光の周波数) Δφ2は基準電圧e2時の初期位相となる。
【0025】いま2つの基準電圧e1,e2により光の
周波数が図2の(b)にようにν1,ν2と変化する
と、距離Lで固定された光路(照射面6aと反射面8a
との間)において発生する位相φ1,φ2は、
【0026】
【数2】 ただし、cは光速、nは屈折率となる。
【0027】ここで、kl,k2を実際に実測すること
はできないが、予め基準電圧el,e2の差が調整され
ており、klとk2を等しくしている。よって、2つの
位相の差Δφは、次のように表される。
【0028】
【数3】 さらに(1)式を変形すると、屈折率nは次のように表
される。
【0029】
【数4】 よって、位相差Δφを算出することで屈折率nが算出さ
れる。この際、初期位相φ1及びφ2を計測する必要が
あり、この初期位相φ1,φ2は信号の切り替わる瞬間
に発生するため計測は困難であるが、うなり周波数が同
一であるため、図2の(c)に示す波形がゼロを超えて
立ち上がるまでの時間を測定することで、それぞれの位
相を求め、その位相差を計算により算出することができ
る。
【0030】つまり、図1において、図2の(a)に示
す駆動波形にてレーザダイオード1により発生した干渉
波が、第2のロッドレンズ6、光ファイバ5、第1のロ
ッドレンズ4、ハーフミラー3を経由してフォトディテ
クタ15に送られ、フォトディテクタ15により電気信
号に変換され、この電気信号はアンプ16、バンドパス
フィルタ17を用いて、図2の(c)に示すAC成分の
みが取り出される。そして、ゼロクロス回路18におい
て、図2の(d)に示すようにゼロボルトを基準として
デジタル信号となる。さらに、図1の位相検出器19に
おいて図2の(d)のデジタル信号に対し信号切り替え
タイミングt1,t2,t3から初めて立ち上がるまで
の時間tl,t2がそれぞれ測定される。この計測時間
tl,t2はメモリ14に転送される。そして、ECU
13において、(3)式により位相に変換され、これを
元に、前述の(2)式により屈折率nの絶対値が算出さ
れる。 Δφ=φ1−φ2≒2π・fb(t1−t2) ・・・(3) この屈折率の算出結果は、図示しない表示装置にて表示
される。このように、距離Lが既知の場合は、光路長か
ら測定区間での媒質の屈折率nを算出することができ、
これにより濃度計等の用途に用いることができる。
【0031】このように、光路長の測定に2つ以上の基
本波長を発生させるへテロダイン干渉を利用することに
より、光路にて光路長の絶対値の測定を可能とし、又、
信号周波数と振動等のノイズ成分を容易に除去できる。
【0032】このように本実施の形態の屈折率測定装置
(レーザ干渉計)は、下記の特徴を有する。 (イ)レーザダイオード1においてノコギリ波を異なる
レベルに周期的に変化させた駆動信号により発光動作さ
せ、このレーザ光を第2のロッドレンズ6の平滑なる照
射面6aから媒質中のミラー8に向けて照射させ、第2
のロッドレンズ6の照射面6aでの反射光とミラー8に
反射したレーザ光とを干渉させて、この干渉後のレーザ
光をフォトディテクタ15にて電気信号に変換して、位
相検出器19,メモリ14,ECU13において、フォ
トディテクタ15による電気信号から、異なるレベルに
周期的に変化させた駆動信号による信号位相差を算出し
て位相差から媒質の屈折率nを求めるようにした。
【0033】このようにして、基準電圧発生器(直流電
圧源)10の電圧を切り替えることにより発生するへテ
ロダイン干渉によるビート信号の位相の変化量を測定す
ることで、単一光路にて屈折率を得ることができる。そ
の結果、特開昭52−4257号公報での装置に比べ、
1本の光路しか使用していないので光学系内部での温度
分布による誤差の影響を受けることもなく測定精度は高
いものとなる。又、特公平6−87042号公報での装
置に比べ、精度よく製作された段差(基準間隔)を作る
必要はなく、2種類の基準電圧のレベルを精度よく作れ
ばよいので、高精度化を図ることができる。
【0034】これまで述べた形態の他にも下記のように
実施してもよい。これまでの説明においては、屈折率測
定装置に具体化した場合について述べたが、距離測定装
置として用いてもよい。つまり、屈折率nが既知の媒質
中では、図1と同一の光学系及び電気系にて、計測ソフ
トの変更のみで、測定空間の絶対距離Lの測定が可能で
ある。その変換式を式(2)’に示す。
【0035】
【数5】 さらに、この距離測定装置とした場合、図4のサンプル
(反射体)30の表面に形成された段差での距離L1,
L2を測定し、その差(=L1−L2)により段差を求
めることができる。この際、絶対距離から段差量を測定
するため、従来の干渉法を用いた場合に比べ段差が光の
波長を越える場合においても従来の干渉法のように1波
長の何倍であるかを測定すべく干渉信号変化に追従する
ためのレーザ光を照射する必要がなく短時間に測定で
き、レーザ発光素子等の寿命を長くすることができる。
又、図4のように垂直に切り立った部位の光の波長を越
える部位も測定することができる。
【0036】又、これまでの説明ではノコギリ波を用い
たが、ノコギリ波の代わりに三角波を用いてもよく、要
は少なくとも一部に一定の傾きを有する波形であればよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 屈折率測定装置の構成図。
【図2】 計測方法を説明するための波形図。
【図3】 基準電圧の変化による初期位相の変化を示す
説明図。
【図4】 距離測定装置の概略図。
【符号の説明】
1…レーザ発光素子としてのレーザダイオード、6…レ
ンズ体としての第2のロッドレンズ、6a…照射面、8
…反射体としてのミラー、9…信号源としてのファンシ
ョンジェネレータ、10…基準電圧発生器、11…加算
器、12…基準電圧源制御手段としてのタイミングコン
トローラ、13…位相差算出手段を構成するECU(演
算手段)、14…位相差算出手段を構成するメモリ、1
5…検出器としてのフォトディテクタ、19…位相差算
出手段を構成する位相検出器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大西 豊和 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 杉本 雅裕 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 横山 敦子 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一部に一定の傾きを有する波
    形に対し異なるレベルに周期的に変化させた駆動信号を
    入力して、この駆動信号により発光動作するレーザ発光
    素子と、 前記レーザ発光素子の発するレーザ光を平滑なる照射面
    から媒質中の反射体に向けて照射するレンズ体と、 前記レンズ体の照射面での反射光と前記反射体に反射し
    たレーザ光との干渉後のレーザ光を入力して電気信号に
    変換する検出器と、 前記検出器による電気信号から、異なるレベルに周期的
    に変化させた駆動信号による信号位相差を算出する位相
    差算出手段と、 前記位相差算出手段による位相差からレンズ体と反射体
    との距離または媒質の屈折率を求める演算手段とを備え
    たことを特徴とするレーザ干渉計。
  2. 【請求項2】 2種類の基準電圧を発生させる基準電圧
    発生器と、 前記基準電圧発生器を制御して前記2種類の基準電圧を
    繰り返し出力させる基準電圧制御手段と、 ノコギリ波信号を発生させる信号源と、 前記基準電圧とノコギリ波信号とを加算して加算信号を
    前記レーザ発光素子の駆動信号として出力する加算器と
    を備えた請求項1に記載のレーザ干渉計。
JP22270996A 1996-08-23 1996-08-23 レーザ干渉計 Withdrawn JPH1062115A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008309668A (ja) * 2007-06-15 2008-12-25 Opcell Co Ltd レーザ走査干渉計
JP2011128040A (ja) * 2009-12-18 2011-06-30 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光ファイバ屈折率測定装置及び光ファイバ屈折率測定方法
KR101171362B1 (ko) 2010-05-31 2012-08-09 김원식 위상검출수단이 개선된 헤테로다인 레이저 간섭계
CN111337455A (zh) * 2020-04-17 2020-06-26 湖南文理学院 用于电镀溶液的浓度检测系统

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