JPH10620A - 合成樹脂ペレットの微粉除去装置 - Google Patents
合成樹脂ペレットの微粉除去装置Info
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- JPH10620A JPH10620A JP17427196A JP17427196A JPH10620A JP H10620 A JPH10620 A JP H10620A JP 17427196 A JP17427196 A JP 17427196A JP 17427196 A JP17427196 A JP 17427196A JP H10620 A JPH10620 A JP H10620A
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- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/62—Plastics recycling; Rubber recycling
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- Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
Abstract
ている微粉を分離し易くするとともに、分離塔内で、材
料ペレットにジグザクで、その折り返し部分で落差を生
じさせるように下降させることにより、万遍なく、か
つ、連続的に微粉の除去処理をできるようにする。 【解決手段】 材料ペレットの投入口1に可変速の材料
供給機2と、静電気除去装置3を備え、投入口1の下方
に連なる分離塔4内に、傾斜分離板6と誘導板7とを交
互に、かつ、多段に設けて材料ペレットをジグザクに、
かつ、折り返し部分で落下させて流下させ、分離塔の一
側に吸気口8を、他側に通気口9を備えたバキューム装
置5により、塔内を下降するペレットから微粉を分離回
収するようにした。
Description
供給される合成樹脂ペレットから、ぺレットに付着して
いる微粉等を除去する場合に用いられるようにした合成
樹脂ペレットの微粉除去装置に関し、投入口付近に設け
た静電気除去装置により静電気を中和された材料ペレッ
トを多段に設けた傾斜分離板と誘導板とに誘導しつつジ
グザグ状に流下させる分離塔を備え、同塔内をバキュー
ムして微粉を分離除去するようにしたことを特長とする
ものである。
ば特開平5−104523公報、特開平8−39550
号公報とか、特公昭60ー36170号公報等がある。
3公報の微粉除去装置は、すのこ状に丸棒を並べて形成
した分離器の下方から空気を通過させて微粉を分離させ
るようにしているので、分離器上を流下するペレットと
すのこの間隙を調整する必要があり、ペレットのメッシ
ュに適った間隔のすのこを用いなければならない欠点が
ある。
子形の分離器を用いているが、特開平5−104523
公報の微粉除去装置と同様の欠点があり、両公報の装置
はともに処理するペレットの大きさに適合するすのこま
たは格子を用いなければならないことと、目詰まりを避
けなければならない点で技術的な困難がある。
た材料ペレットを分離塔内に落下させつつ、中心に設置
した笠形の当接板に衝突させる一方、下方から空気を吹
き上げて微粉を除去するようにしたものであるが、当接
板が1箇所の設置であるために、塔の中心部分と中心を
外れた部分とでは微粉の除去むらを生じ易く、除去程度
を所望のレベルにまで向上させるためには、反復して分
離塔を循環させる必要があり、連続処理ができないとい
う欠点がある。
理能力の向上を図り、かつ、目詰まりをしない微粉除去
装置を開発することがこの種の装置において解決すべき
課題となっていた。
給機に連なる投入口付近に設けられて、ペレットが帯電
している静電気を中和する静電気除去装置と、投入口の
下方に接続した塔内に傾斜分離板と誘導板を交互に多段
に、かつ、相互の間に落下間隙を設けて、ペレットをジ
グザグ状に誘導しつつ流下させる分離塔と、分離塔の一
側に設けた吸気口から塔内に吸引した空気を各傾斜分離
板の斜面に沿って上昇させて帯電中和したペレットから
微粉を浮上分離させ、分離した微粉を分離塔の他側に開
口する通気口から塔外に吸引するバキューム装置とを備
えた合成樹脂ペレットの微粉除去装置を提供するもので
ある。
料ペレットは、投入口で帯電を中和された上で、塔内に
多段に、かつ、各段毎に落下間隔を設けて交互に設置し
た傾斜分離板と誘導板を通過する間に、上層と下層を万
遍なく反転させつつ分離塔内を流下し、下降しつつある
ペレットの流れとは逆に上昇する吸気に曝されることに
なるので、分離塔を大型化することなく、かつ、万遍な
く微粉を分離され、除去精度を向上させて、均一で連続
的な除去処理を施される。本発明は以上のようにして前
記の課題を解決したものである。
について説明する。本発明微粉除去装置は、図1に示す
ように、投入口1の側方にスクリュウ形の材料供給機2
を接続し、投入口1の下部に静電気除去装置3を設け、
下方に分離塔4を接続するとともに、塔内をバキューム
するバキューム装置5を備えている。
るようにして、交互に下方に向けて傾斜する傾斜分離板
6と、誘導板7とを多段に、かつ、相互の間に落下間隙
を設けて設置し、塔内を下降するペレットをジグザク状
に誘導しつつ流下させる。
導板6の設置間隔に合わせて開口する吸気口8から外気
を吸い込み、吸い込んだ空気を傾斜分離板6の表面にそ
わせて上昇させ、分離塔4の他側に吸気口8に対向して
開口する通気口9からバキューム管路10を介して系外
に放出する。
ば、材料供給機2から投入口1に供給される材料ペレッ
トは、静電気除去装置3により帯電を中和されて分離塔
4内に降下する。
を供給する材料供給機2は、材料の供給量を可変にする
コントローラ11を備え、また、バキューム管路10に
は、吸気量調節のための2次空気の供給弁12が付設さ
れている。
斜分離板6に当接して拡散しつつ板の表面に沿って流下
し、板端から誘導板7上に落下し、更に次段の傾斜分離
板6上に落下することを反復してジグザグ状に降下し、
上層と下層を万遍なく入れ替わらせて分離塔4の下端の
排出口13から排出される。
塔4の一側から吸い込んだ空気を傾斜分離板6の表面に
そわせて上昇させる間と、ペレットが傾斜分離板6から
次段の誘導板7上に落下する間に、帯電を中和された材
料ペレットと接して、その風力により、ペレットに付着
している微粉およびバリ等の細片を浮上分離させる。
は、吸気とともに通気口9を通ってバキューム管路10
に入り、同管路10上に同順に設置したサイクロン式の
1次集塵器14と、エアフィルター式の2次集塵器15
とに収容される。
が分離塔4内に吸気する外気は、吸気口8に付設したエ
アフィルター16を介して供給され、その量は2次空気
供給弁12により調節される。
する本発明装置によれば、分離塔内に供給される材料ペ
レットは、投入口で帯電を中和された上で、分離塔内に
多段に、かつ、各段毎に落下間隔を設けて交互に設置し
た誘導板と傾斜分離板を通過する間に、上層と下層を万
遍なく反転させつつ分離塔内を流下し、下降しつつある
ペレットの流れとは逆に上昇する吸気に曝されることに
なるので、分離塔を大型化することなく、かつ、万遍な
く微粉を分離され、除去精度を向上させて、均一で連続
的な微粉の除去処理ができる。本発明には以上のように
優れた効果がある。
面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 材料供給機に連なる投入口付近に設けら
れて、ペレットが帯電している静電気を中和する静電気
除去装置と、投入口の下方に接続した塔内に傾斜分離板
と誘導板を交互に多段に、かつ、各段毎に落下間隙を設
けて、ペレットをジグザグ状に誘導しつつ流下させる分
離塔と、分離塔の一側に設けた吸気口から塔内に吸引し
た空気を各傾斜分離板の斜面に沿って上昇させて帯電中
和したペレットから微粉を浮上分離させ、分離した微粉
を分離塔の他側に開口する通気口から塔外に吸引するバ
キューム装置とを備えた合成樹脂ペレットの微粉除去装
置。 - 【請求項2】 前記材料供給機に材料供給量を可変に調
整できるコントローラを付設し、前記分離塔の一側の吸
気口にエアフィルターを取り付け、前記通気口外のバキ
ューム管路に吸気量調節のための2次空気の供給弁を設
けるとともに、該バキューム管路に、吸気中の微粉を分
離するサイクロン式の1次集塵器とエアフィルター式の
2次集塵器を同順に設けたことを特徴とする請求項1の
合成樹脂ペレットの微粉除去装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17427196A JP2807875B2 (ja) | 1996-06-12 | 1996-06-12 | 合成樹脂ペレットの微粉除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
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ID=15975742
Family Applications (1)
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JP17427196A Expired - Lifetime JP2807875B2 (ja) | 1996-06-12 | 1996-06-12 | 合成樹脂ペレットの微粉除去装置 |
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CN105057123A (zh) * | 2015-07-27 | 2015-11-18 | 中建材(合肥)粉体科技装备有限公司 | 一种塔裙式干粉物料分级机 |
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KR102048153B1 (ko) * | 2018-07-27 | 2019-12-02 | 현대전기기계공업 주식회사 | 이오나이저가 구비된 분진제거장치 |
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JP2022512619A (ja) * | 2018-10-01 | 2022-02-07 | ヘリオス ゲレーテバウ フュア クンストストッフテクニーク ゲーエムベーハー | バルク材からダストを除去する装置とその方法 |
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1996
- 1996-06-12 JP JP17427196A patent/JP2807875B2/ja not_active Expired - Lifetime
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