JPH1061878A - 重量物用の支持脚装置 - Google Patents

重量物用の支持脚装置

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JPH1061878A
JPH1061878A JP22427196A JP22427196A JPH1061878A JP H1061878 A JPH1061878 A JP H1061878A JP 22427196 A JP22427196 A JP 22427196A JP 22427196 A JP22427196 A JP 22427196A JP H1061878 A JPH1061878 A JP H1061878A
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JP
Japan
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sole plate
foundation concrete
plate
leg device
welded
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JP22427196A
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Shuichi Matsuzaki
修一 松崎
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】重量物にかかわる引抜力に対応する保持力を維
持しながら基礎コンクリートの高さを低減することがで
きる重量物用の支持脚装置を提供する。 【解決手段】支持脚装置1は、従来例に対しソールプレ
ート2と連結部材5を用い、基礎コンクリート6は、従
来例に対し基礎ボルト用の埋設用穴の形成を不要として
いる。ソールプレート2は、鉄鋼製の板材などを溶接法
を用いて組み合わせ,連結部材5との溶接長さが充分に
とれる高さ寸法H2 を有するようにしたソールプレート
本体部21、ソールプレート本体部21の各側面に溶接
された鉄板製の連結板22、連結板22の外側面に溶接
された複数の鉄板製の継ぎ板23を備える。連結部材5
は、基礎コンクリート6を補強している鉄筋構造体に用
いられている鋼棒と同様の鋼棒製である。連結部材5
は、その上部部分を継ぎ板23と溶接され、その下部部
分で基礎コンクリート6が有する鉄筋構造体に溶接され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、スチームタービ
ン用の復水器などの重量物を基礎コンクリートに支持す
るための支持脚装置に係わり、基礎コンクリートの高さ
の低減を可能としたその構成に関する。
【0002】
【従来の技術】重量物の据え付けに際しては、重量物の
自重はもとよりのことであるが、地震などの重量物に加
わることが想定される外力に対しても充分に考慮された
支持方法が採られている。そうして、重量物を基礎コン
クリートに据え付ける場合には、重量物を基礎コンクリ
ートに支持するための支持脚装置が用いられることが一
般である。このような重量物用の支持脚装置について、
重量物としてスチームタービン用の復水器を例にとり、
図面を用いて以下に説明する。なお、復水器は、スチー
ムタービンの排気蒸気を凝縮することで器内を真空にす
るための装置であって、スチームタービンの熱消費率を
低減するためにスチームタービンに付随される装置であ
る。
【0003】図6は、従来例の復水器用の支持脚装置と
その主要な周辺装置の,一部を破断して示すその側面図
であり、図7は、図6に示した従来例の復水器用の支持
脚装置と基礎コンクリートの,一部を破断して示すその
上面図である。図6,図7において、7は、脚板71
と,ソールプレート72と,連結部材である基礎ボルト
73の複数と,スタッド74の複数とを備えた復水器9
用の支持脚装置である。なお、図6,図7中に示された
複水器9は、複水器9の下部の一部のみであり、また、
図6,図7中に示された支持脚装置7は、1台の複水器
9に対して、例えば、4台とか9台とかの複数台が用い
られている。この支持脚装置7は、複水器9に対して
は、脚板71を複水器9に溶接することによって結合さ
れている。
【0004】脚板71は、自重および外力により複水器
9に働く荷重を支えると共に、この荷重をソールプレー
ト72に伝達する役目を果たす構造体である。脚板71
は、前記の役目を果たすために、この事例の場合には、
鉄鋼製の板材を溶接法を用いて組み合わせて図示のごと
く強固な構造物とされ、ソールプレート72とは、複数
のスタッド74によって強固に結合されている。ソール
プレート72は、脚板71を介して伝達されてきた複水
器9に働く荷重を、基礎ボルト73を介して基礎コンク
リート8に伝達すると共に、複水器9の支持のために水
平な支持面を提供する役目を担う構造体である。このた
めに、ソールプレート72は、鉄鋼製の板材が用られて
おり、スタッド74用のねじ穴721が形成されてい
る。また、それぞれの基礎ボルト73は、ソールプレー
ト72の下面に溶接法により固着されている。
【0005】基礎コンクリート8は、複水器9に働く荷
重を最終的に支持する構造体であり、図示しない鉄筋構
造体で補強されたいわゆる鉄筋コンクリート構造とされ
ている。この鉄筋構造体とは、鉄筋コンクリート構造の
構築物にあってはよく用いられている構造体であり、周
知の鋼棒を骨組状に立体的に組み立てて,交差部位など
を溶接法によって互いに結合してなる構造体である。こ
の基礎コンクリート8の基礎ボルト73と対向する部位
のそれぞれには、基礎ボルト73を埋設するための埋設
用穴81が予め形成されている。ソールプレート72
は、基礎コンクリート8の上面8a上に設置されるので
あるが、その際、水平な支持面を得るために、上面8a
との間に図示しないライナーを介挿する場合もある。ま
た、ソールプレート72が基礎コンクリート8の上面8
a上に設置された後、埋設用穴81の内部には充填用コ
ンクリート82が充填され、基礎ボルト73と基礎コン
クリート8とが強固に結合される。
【0006】従来例の支持脚装置7は前記のごとく構成
されているので、複水器9に働く荷重は脚板71からソ
ールプレート72に伝達され、基礎ボルト73を経て最
終的には基礎コンクリート8で支持される。そうして、
複水器9に地震などによって複水器9が傾くような外力
が働いた場合には、基礎ボルト73には、基礎ボルト7
3を基礎コンクリート8から引き抜こうとする方向の力
(引抜力)が働くことになるのであるが、基礎ボルト7
3は、この引抜力に耐えるための保持力を充填用コンク
リート82と結合されることで得ているのである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来技術によ
る重量物用の支持脚装置、例えば、支持脚装置7におい
ては、地震などに際しても安全に復水器などの重量物を
支持することができているが、次記するような問題が浮
上してきている。すなわち、基礎ボルト(例えば基礎ボ
ルト73である)と充填用コンクリート(例えば充填用
コンクリート82である)との間に所望の保持力を持つ
ようにするためには、基礎ボルトは、充填用コンクリー
トとの間にある程度の結合用の長さを持つ必要があるも
のである。
【0008】このために基礎ボルトは、ある程度の長さ
を持たざるをえず、したがって、このような支持脚装置
に対応する基礎コンクリート(例えば基礎コンクリート
8である)は、その高さ(基礎コンクリート8の場合に
対して図6中にH8 で示した)が高くならざるをえない
のである。基礎コンクリートの高さ(例えば高さH8
ことである)が高いことは、重量物を収容する建屋など
の高さに制約がある場合には、重量物の高さを低減しな
ければならなくなるので、重量物の設計・製造上に重大
な制約を課すことになっているのである。
【0009】この発明は、前述の従来技術の問題点に鑑
みなされたものであり、その目的は、重量物にかかわる
引抜力に対応する保持力を維持しながら,基礎コンクリ
ートの高さを低減することができる重量物用の支持脚装
置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明では前述の目的
は、 1)重量物を据え付ける際に,重量物を鉄筋構造体で補
強された基礎コンクリートに支持するための装置であっ
て、基礎コンクリートの上面部に沿わせて配置されて重
量物の荷重を支持するソールプレートと、ソールプレー
トを基礎コンクリートに保持させる連結部材とを備えた
重量物用の支持脚装置において、連結部材は鋼棒製であ
って、上部をソールプレートに溶接されると共に,ソー
ルプレートに溶接される部位よりも下方の部位で基礎コ
ンクリートが有する鉄筋構造体に溶接されてなり、ソー
ルプレートは連結部材が溶接される部位の連結部材に沿
う方向の長さが連結部材との間に充分な溶接長さが得ら
れる寸法を有してなる構成とすること、または、 2)前記1項に記載の手段において、ソールプレート
は、基礎コンクリートの上部部分に埋設されてなる構成
とすること、により達成される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。なお、この項の以下の説明におい
ては、図6,図7に示した従来例の重量物用の支持脚装
置と同一部分には同じ符号を付し、その説明を省略す
る。図1は、この発明によるの実施の形態の一例を示す
復水器用の支持脚装置とその主要な周辺装置を示すその
側面図であり、図2は、図1に示した復水器用の支持脚
装置と基礎コンクリートの,一部を破断して示したその
上面図である。
【0012】図1、図2において、1は、図6,図7に
示した従来例による重量物用の支持脚装置7に対して、
ソールプレート72と基礎ボルト73に替えて、ソール
プレート2と連結部材5を用いるようにした支持脚装置
であり、6は、従来例による基礎コンクリート8に対し
て、埋設用穴81を形成しないようにした基礎コンクリ
ートである。そうして、ソールプレート2は、従来例に
よるソールプレート72の場合と同様に、基礎コンクリ
ート6から露出している。
【0013】ソールプレート2は、ソールプレート本体
部21と、ソールプレート本体部21の4つの側面のそ
れぞれに固着された鉄板製の連結板22と、連結板22
の外側面に固着された複数の鉄板製の継ぎ板23を備え
ている。ソールプレート本体部21は、鉄鋼製の板材を
溶接法を用いて組み合わせて、図示のごとく連結部材5
との溶接長さが充分にとれる高さ寸法H2 を有するよう
にされた構造物である。したがって、その基本的な構造
は、脚板71の構造と近似している。ソールプレート本
体部21は、その上面部にスタッド74用のねじ穴72
1が形成されており、その側面部には連結板22が、さ
らにその外側面に継ぎ板23が、それぞれ溶接されてい
る。この継ぎ板23は、寸法H2 と同等の高さ方向の寸
法を持っている。
【0014】また、連結部材5は、基礎コンクリート6
を補強している鉄筋構造体に用いられている鋼棒と同様
の鋼棒製である。連結部材5は、その上部部分を継ぎ板
23と溶接され、基礎コンクリート6に埋設される部
位,すなわち,ソールプレート2の継ぎ板23に溶接さ
れる部位よりも下方の部位で、基礎コンクリート6が有
する図示しない鉄筋構造体に溶接される。そうして、基
礎コンクリート6に対するコンクリート打ち作業は、ソ
ールプレート2が設置され,連結部材5がソールプレー
ト2と基礎コンクリート6の鉄筋構造体とに溶接された
後に、すなわち、ソールプレート2と鉄筋構造体とが連
結部材5によって結合された後に実施される。
【0015】図1,図2に示すこの発明の実施の形態の
一例による支持脚装置1は前記のごとく構成されている
ので、複水器9に働く荷重は脚板71からソールプレー
ト2に伝達され、連結部材5を経て最終的には基礎コン
クリート6で支持される。そうして、複水器9に地震な
どによって複水器9が傾くような外力が働いた場合に
は、連結部材5に働く引抜力は、連結部材5に溶接によ
って強固に結合されている基礎コンクリート6が持つ鉄
筋構造体によってまず受け止められる。この鉄筋構造体
は、前述したように基礎コンクリート6のコンクリート
と立体的に結合されているので、支持脚装置1では、引
抜力に耐えるための保持力を鉄筋構造体を含む基礎コン
クリート6の全体で得ることができることになる。この
ために、連結部材5の基礎コンクリート6に埋設される
部分の長さを短くすることが、保持力の低下には結び付
かなくなるし、また、支持脚装置1に対応する基礎コン
クリート6は、その高さ(図1中においてH6 で示し
た)を、従来例の場合の高さH 8 よりも低減することが
できることになるのである。
【0016】発明の実施の形態の項における今までの説
明では、ソールプレート本体部(例えばソールプレート
本体部21である)や脚板(例えば脚板71である)
は、鉄鋼製の板材を組み合わせて作製されるとしてきた
が、これに限定されるものではなく、例えば、H型鋼な
どの適宜の型鋼を組み合わせて作製してもよいものであ
る。
【0017】また、発明の実施の形態の項における今ま
での説明では、ソールプレート本体部と脚板とはスタッ
ド(例えばスタッド74である)によって接合されると
してきたが、これに限定されるものではなく、例えば、
六角ボルトなどの締着用部品を用いてもよいし、また、
溶接法によって結合するようにしてもよいものである。
【0018】また、発明の実施の形態の項における今ま
での説明では、ソールプレート(例えばソールプレート
2である)は基礎コンクリート(例えば基礎コンクリー
ト6である)から露出しているとしてきたが、これに限
定されるものではなく、例えば、ソールプレートは基礎
コンクリートに埋設されてもよいものである。これによ
り、ソールプレート自体が基礎コンクリートと直接に結
合されることになり、支持脚装置(例えば支持脚装置1
である)の重量物にかかわる引抜力に対応する保持力を
増大することが可能となる。
【0019】さらにまた、発明の実施の形態の項におけ
る今までの説明では、連結部材(例えば連結部材5であ
る)は、基礎コンクリートが持つ鉄筋構造体とは全く別
個のものであるとしてきたが、これに限定されるもので
はなく、例えば、基礎コンクリートが持つ鉄筋構造体に
おいて,鉄筋として用いられている鋼棒の一部を、連結
部材として利用してもよいものである。この場合には、
鉄筋構造体の一部の鉄筋を上部方向に延長することなど
で、この鉄筋に容易に連結部材の機能を兼ねさせること
ができるのである。
【0020】
【実施例】以下この発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。なお、この項の以下の説明においては、図
1,図2に示したこの発明の実施の形態の例の支持脚装
置、および、図6,図7に示した従来例の支持脚装置と
同一部分には同じ符号を付し、その説明を省略する。
【0021】実施例1;図3は、この発明の一実施例に
よる復水器用の支持脚装置とその主要な周辺装置の,一
部を破断して示したその側面図であり、図4は、図3に
示したこの発明の復水器用の支持脚装置と基礎コンクリ
ートの上面図である。また、図5は、図3,図4に示し
たこの発明の復水器用の支持脚装置が備えるソールプレ
ートおよび連結部材の部分詳細図であり、(a)は図4
におけるA−A断面図であり、(b)は図5(a)にお
けるP矢視図である。
【0022】図3〜図5において、1Aは、図1,図2
に示したこの発明の実施の形態による支持脚装置1に対
して、ソールプレート2,脚板71に替えてソールプレ
ート3,脚板4を用いると共に、スタッド74の使用を
不要とした支持脚装置であり、6Aは、図1,図2に示
したこの発明の実施の形態による基礎コンクリート6に
対して、ソールプレート3を埋設するようにした基礎コ
ンクリートである。
【0023】脚板4は、従来例の脚板71と同様に、複
水器9に働く荷重を支えると共に,この荷重をソールプ
レート3に伝達する役目を果たす構造体であり、脚板7
1と異なるところは、H型鋼材を用いて、これを図示の
ごとくにH状に組み合わせ、溶接法を用いて互いに結合
して強固な構造物とした点にある。この脚板4は、複水
器9およびソールプレート3に対して、溶接法によって
結合される。ソールプレート3は、この発明の実施の形
態によるソールプレート2とほぼ同様に、脚板4を介し
て伝達されてきた複水器9に働く荷重を、主として連結
部材5を介して基礎コンクリート6Aに伝達し、かつ、
複水器9の支持のために水平な支持面を提供する役目を
担う構造体である。このためにソールプレート3も、連
結部材5との溶接長さが充分にとれる高さ寸法H2 を有
するようにされている。
【0024】ソールプレート3がソールプレート2と異
なるところは、備えているソールプレート本体部31
が、H型鋼材を用いて、これを図示のごとくに図4の紙
面に向かって横方向に3本,縦方向に2本を井桁状に組
み合わせ、溶接法を用いて互いに結合して強固な構造物
とした点にある。したがって、ソールプレート3の高さ
寸法H2 は、H型鋼材の高さ方向の寸法によってそのま
ま得られている。
【0025】そうして、基礎コンクリート6Aに対する
コンクリート打ち作業も、ソールプレート3が設置さ
れ,連結部材5がソールプレート3と基礎コンクリート
6Aの鉄筋構造体とに溶接された後に、すなわち、ソー
ルプレート3と鉄筋構造体とが連結部材5によって結合
された後に実施される。その際、基礎コンクリート6A
のコンクリートの上面6aの位置を、ソールプレート3
の上面3aとほぼ合致するようにしている。これによ
り、ソールプレート3は基礎コンクリート6Aに埋設さ
れることになり、ソールプレート3自体が基礎コンクリ
ート6Aのコンクリートと直接に結合されることになっ
て、基礎コンクリート6Aの保持力を増大することがで
きている。
【0026】図3〜図5に示す実施例では前述の構成と
したので、前述の発明の実施の形態の項で説明したとこ
ろと同様に、支持脚装置1Aに対応する基礎コンクリー
ト6Aは、その高さ(図3中においてH6Aで示した)
を、従来例の場合の高さH8 よりも低減することができ
る。さらに、ソールプレート3が基礎コンクリート6A
に埋設されることで、重量物にかかわる引抜力に対応す
る保持力が増大されることになり、基礎コンクリート6
Aの高さH6Aは、前述の支持脚装置1に対応する基礎コ
ンクリート6の高さH6 よりも低減することができるの
である。
【0027】
【発明の効果】この発明においては、前記の課題を解決
するための手段の項で述べた構成とすることにより、次
記する効果を奏する。 前記の課題を解決するための手段の項の第(1)項に
よる構成とすることにより、重量物に働く荷重に基づく
引抜力に耐えるための保持力は、鉄筋構造体を含む基礎
コンクリートの全体で得ることができることになる。こ
れによって、基礎コンクリートの高さを低減することが
可能となる。また、 前記の課題を解決するための手段の項の第(2)項に
よる構成とすることにより、重量物に働く荷重に基づく
引抜力に耐えるための保持力が、前記の項の場合より
も高められる。これによって、基礎コンクリートの高さ
を従来例の場合のほぼ30〔%〕と、大幅に低減するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるの実施の形態の一例を示す復水
器用の支持脚装置とその主要な周辺装置を示すその側面
【図2】図1に示した復水器用の支持脚装置と基礎コン
クリートの,一部を破断して示したその上面図
【図3】この発明の一実施例による復水器用の支持脚装
置とその主要な周辺装置の,一部を破断して示したその
側面図
【図4】図3に示したこの発明の復水器用の支持脚装置
と基礎コンクリートの上面図
【図5】図3,図4に示したこの発明の復水器用の支持
脚装置が備えるソールプレートおよび連結部材の部分詳
細図であり、(a)は図4におけるA−A断面図、
(b)は図5(a)におけるP矢視図
【図6】従来例の復水器用の支持脚装置とその主要な周
辺装置の,一部を破断して示すその側面図
【図7】図6に示した従来例の復水器用の支持脚装置と
基礎コンクリートの,一部を破断して示すその上面図
【符号の説明】
1 支持脚装置 2 ソールプレート 21 ソールプレート本体部 22 連結板 23 継ぎ板 5 連結部材 6 基礎コンクリート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】重量物を据え付ける際に,重量物を鉄筋構
    造体で補強された基礎コンクリートに支持するための装
    置であって、基礎コンクリートの上面部に沿わせて配置
    されて重量物の荷重を支持するソールプレートと、ソー
    ルプレートを基礎コンクリートに保持させる連結部材と
    を備えた重量物用の支持脚装置において、 連結部材は鋼棒製であって、上部をソールプレートに溶
    接されると共に,ソールプレートに溶接される部位より
    も下方の部位で基礎コンクリートが有する鉄筋構造体に
    溶接されてなり、ソールプレートは連結部材が溶接され
    る部位の連結部材に沿う方向の長さが連結部材との間に
    充分な溶接長さが得られる寸法を有してなる、ことを特
    徴とする重量物用の支持脚装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の重量物用の支持脚装置に
    おいて、 ソールプレートは、基礎コンクリートの上部部分に埋設
    されてなることを特徴とする重量物用の支持脚装置。
JP22427196A 1996-08-27 1996-08-27 重量物用の支持脚装置 Pending JPH1061878A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102192386A (zh) * 2010-03-19 2011-09-21 江苏金羊能源环境工程有限公司 一种制造大型本体的装置
CN105972392A (zh) * 2016-07-10 2016-09-28 成都聚合追阳科技有限公司 一种聚光光伏发电系统预埋地脚螺栓螺纹套筒
CN106224697A (zh) * 2016-09-07 2016-12-14 武汉华星光电技术有限公司 一种用于曝光机的防震的装置
CN106481937A (zh) * 2016-09-05 2017-03-08 安徽华电工程咨询设计有限公司 一种自纠偏零误差地脚螺栓法兰连接结构

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