JPH106172A - ドリル切粉飛散防止治具 - Google Patents

ドリル切粉飛散防止治具

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Publication number
JPH106172A
JPH106172A JP16481496A JP16481496A JPH106172A JP H106172 A JPH106172 A JP H106172A JP 16481496 A JP16481496 A JP 16481496A JP 16481496 A JP16481496 A JP 16481496A JP H106172 A JPH106172 A JP H106172A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
drill
chip
jig
mortar
Prior art date
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Pending
Application number
JP16481496A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Karasawa
直希 唐沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
Priority to JP16481496A priority Critical patent/JPH106172A/ja
Publication of JPH106172A publication Critical patent/JPH106172A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の課題は、開口部材をドリルによって穴
開け作業をしても発生する切粉の飛散を顕著に低減する
ことができ、その結果作業環境を清潔に保持できると共
に開口部材の品質低下を効果的に抑止することができる
ドリル切粉飛散防止治具を提供することにある。 【解決手段】本発明のドリル切粉飛散防止治具は、ワイ
ヤを擂鉢状に収斂して成るワイヤ擂鉢状体と、該ワイヤ
擂鉢状体を載置できると共に該ワイヤ擂鉢状体の下方部
と開口部材との空間部を封鎖できる切粉収納筒状体とか
ら成るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はドリル切粉飛散防止
治具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に木材、硬質プラスチック板、金属
板等への穴開け作業はドリルによって行われている。
【0003】ドリルによる穴開け作業では開口の分量の
切粉が発生する。そしてこのように発生した切粉は微粉
や微粒子等であることからドリルの高速回転により作業
現場に大きく飛散する、このためドリル作業現場には切
粉が散乱しているのが通例であり、作業環境の悪化、火
災発生の危険、製品への付着等の問題が発生する。
【0004】特に、精密電子部品等の穴開け作業では精
密電子部品の品質を損なうと言う難点がある。このため
飛散した切粉の清掃作業工数がかかり、生産計画等を狂
わせる等の要因ともなっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる点に立
って為されたものであって、その目的とするところは前
記した従来技術の欠点を解消し、開口部材をドリルによ
って穴開け作業をしても発生する切粉の飛散を顕著に低
減することができ、その結果作業環境を清潔に保持でき
ると共に開口部材の品質低下を効果的に抑止することが
できるドリル切粉飛散防止治具を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨とするとこ
ろは、ワイヤを擂鉢状に収斂して成るワイヤ擂鉢状体
と、そのワイヤ擂鉢状体を載置でき且つ該ワイヤ擂鉢状
体の下方部と開口部材との空間部を囲む切粉収納筒状体
とから成ることを特徴とするドリル切粉飛散防止治具に
ある。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明においてワイヤとしてはφ
0.1〜0.5mmの鋼線等の金属線、セラミック線等の
無機線状体、耐熱合成樹脂線状体等の合成樹脂線条体、
ガラスファイバ強化プラスチック線条体などの繊維強化
プラスチック線条体等である。
【0008】次に、本発明のドリル切粉飛散防止治具の
一実施例について説明する。
【0009】図1は本発明のドリル切粉飛散防止治具の
一実施例を示した平面図、図2はそのX−X´断面図、
図3はその使用状態を示した正面説明図である。
【0010】図1〜3において1はワイヤ、2はワイヤ
1により構成されたワイヤ擂鉢状体、3はワイヤ保持
具、4は切粉収納筒状体、5は切粉収納筒状体4の引掛
部、6は筒状磁石、7はドリル、8はドリル刃、9は開
口部材、10は開口部材である。 この一実施例におい
てワイヤ1はφ0.2mmの鋼線である。
【0011】ワイヤ擂鉢状体2は複数本のワイヤ1を用
意し、それらの一端側をそれぞれワイヤ保持具3により
固定し、然る後図1、2のように擂鉢状に収斂してワイ
ヤ擂鉢状体2とする。
【0012】ここにおいてワイヤ保持具3は切粉収納筒
状体4に捩じ込みすることにより、その捩子湖込み部に
ワイヤ1の一端側を固定するようになつぃる。
【0013】そして切粉収納筒状体4の下端側には筒状
磁石6が捩じ込み固定されている。図3は本発明のドリ
ル切粉飛散防止治具の一実施例を磁石吸引性金属部材9
の開口部の周辺におき、その一実施例のドリル切粉飛散
防止治具のワイヤ擂鉢状体2の中心部にドリル7のドリ
ル刃8を挿入し、そのドリル刃8を回転して穴開けして
いる様子を示したものである。
【0014】この一実施例のドリル切粉飛散防止治具の
筒状磁石6は磁石であるから、この一実施例のドリル切
粉飛散防止治具を磁石吸引性金属部材9上に置くだけで
強く吸引でき、しかも磁石吸引性金属部材9等を穴開け
したときに発生する金属切粉をも効果的に吸引してその
散乱を完全に防止することができる。
【0015】しかも切粉収納筒状体4はワイヤ擂鉢状体
2の下方部と開口部材との空間部を完全に封鎖している
ことちから切粉が散乱することは全くない。
【0016】
【発明の効果】本発明のドリル切粉飛散防止治具はドリ
ルにより開口部材を開口するとき、その開口部周辺上に
置くだけで開口に伴い発生する切粉の散乱を完全に抑止
かることができるものであり、工業上有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のドリル切粉飛散防止治具の一実施例を
示した平面図である。
【図2】図2のX−X´断面図である。
【図3】図1の本発明のドリル切粉飛散防止治具の一実
施例の使用状態を示した正面説明図である。
【符号の説明】
1 ワイヤ 2 ワイヤ擂鉢状体 3 ワイヤ保持具 4 切粉収納筒状体 5 引掛部 6 筒状磁石 7 ドリル 8 ドリル刃 9 開口部材 10 切粉

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワイヤを擂鉢状に収斂して成るワイヤ擂鉢
    状体と、該ワイヤ擂鉢状体を載置できると共に該ワイヤ
    擂鉢状体の下方部と開口部材との空間部を封鎖できる切
    粉収納筒状体とから成ることを特徴とするドリル切粉飛
    散防止治具。
  2. 【請求項2】切粉収納筒状体には磁石が埋め込まれて成
    ることを特徴とする請求項1記載のドリル切粉飛散防止
    治具。
  3. 【請求項3】磁石が切粉収納筒状体の下端部側に埋め込
    まれて成ることを特徴とする請求項2記載のドリル切粉
    飛散防止治具。
JP16481496A 1996-06-25 1996-06-25 ドリル切粉飛散防止治具 Pending JPH106172A (ja)

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Cited By (6)

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