JPH1061611A - リニアアクチュエータ - Google Patents
リニアアクチュエータInfo
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- JPH1061611A JPH1061611A JP8213743A JP21374396A JPH1061611A JP H1061611 A JPH1061611 A JP H1061611A JP 8213743 A JP8213743 A JP 8213743A JP 21374396 A JP21374396 A JP 21374396A JP H1061611 A JPH1061611 A JP H1061611A
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- cylinder body
- linear actuator
- guide block
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Abstract
が付与されても、前記スライドテーブルの直線精度を保
持することにある。 【解決手段】リニアアクチュエータ20は、シリンダ本
体22に取り付けられる扁平なガイドブロック84を有
し、スライドテーブル24をシリンダ本体22の軸線方
向に沿って案内するガイド機構28と、前記シリンダ本
体22とガイドブロック84との間に介装され、前記ガ
イドブロック84をシリンダ本体22に保持する一組の
ピン部材26a、26bとを備える。
Description
ら圧力流体を導入することにより、シリンダ本体の軸線
方向に沿ってスライドテーブルを往復させるリニアアク
チュエータに関する。
例えば、流体圧シリンダ等のリニアアクチュエータが用
いられている。このリニアアクチュエータは、シリンダ
本体に沿ってスライドテーブルを直線状に往復運動させ
ることにより、前記スライドテーブルに載置されたワー
クを搬送している。
よび図7Bに示す(実開平5−42716号公報参
照)。この流体圧シリンダ1は、シリンダ本体2を有
し、前記シリンダ本体2の上面部には長手方向に沿って
ガイドレール3が膨出形成される。
収装されたピストンの変位作用下に前記ガイドレール3
に沿って摺動変位するテーブル4が設けられ、前記テー
ブル4には、図示しない複数のボールベアリングが転動
するボール循環穴(図示せず)が該テーブル4の長手方
向に沿って形成されている。
8に示す(実開平6−43302号公報参照)。この流
体圧シリンダ5は、内部にシリンダ室が設けられたシリ
ンダ本体6と、前記シリンダ本体6の上面部に固設され
たリニアガイド7の案内作用下に前記シリンダ本体6の
軸線方向に沿って移動するテーブル8とを有する。前記
シリンダ本体6の長手方向と略直交する一端部には、第
1張出し部9が上方に向かって膨出形成され、前記テー
ブル8の一側面部には前記第1張出し部9を挟むように
第2張出し部10および第3張出し部11が横方向に向
かって膨出形成されている。
3張出し部11にそれぞれねじ込まれたボルト12、1
3が第1張出し部9に当接することにより、テーブル8
の移動終端位置が規制されるとともに、前記ボルト1
2、13のねじ込み量を調整することにより、該テーブ
ル8の移動量を調整している。
従来技術に係る流体圧シリンダ1、5では、シリンダ本
体2、6の幅Lに対し、ガイドレール3、リニアガイド
7の幅L1 、L2 が比較的に小さく形成されているため
に、スライドテーブルに対して水平方向から付与される
負荷によって該スライドテーブルの直線精度が劣化する
という不都合がある。
なされたものであり、スライドテーブルに対して略水平
方向から負荷が付与されても、前記スライドテーブルの
直線精度を保持することが可能なリニアアクチュエータ
を提供することを目的とする。
めに、本発明は、流体出入ポートから圧力流体を導入す
ることにより、シリンダ本体の軸線方向に沿ってスライ
ドテーブルを往復動作させるリニアアクチュエータであ
って、内部にシリンダ室が形成されたシリンダ本体と、
前記シリンダ本体の軸線方向に沿って往復動作するスラ
イドテーブルと、前記シリンダ室に沿って摺動自在に配
設されるピストンの変位作用下に前記スライドテーブル
を往復動作させるシリンダ機構と、前記シリンダ本体に
取り付けられ、複数の転動体の転動作用下に循環する通
路が形成された扁平なガイドブロックを有し、前記スラ
イドテーブルをシリンダ本体の軸線方向に沿って案内す
るガイド機構と、前記シリンダ本体とガイドブロックと
の間に介装され、前記ガイドブロックをシリンダ本体に
保持する保持手段と、を備えることを特徴とする。
される圧力流体の作用下に、スライドテーブルがシリン
ダ本体の軸線方向に沿って往復動作する。前記スライド
テーブルが変位する際、前記スライドテーブルに対して
略水平方向から荷重が付与された場合であっても、保持
手段を介してガイド機構がシリンダ本体に保持されるた
め、前記スライドテーブルの直線精度を良好に保つこと
ができる。
タについて好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照
しながら以下詳細に説明する。
施の形態に係るリニアアクチュエータを示し、このリニ
アアクチュエータ20は、シリンダ本体22と、前記シ
リンダ本体22の長手方向に沿って直線状に往復動作す
るスライドテーブル24と、前記シリンダ本体22とス
ライドテーブル24との間に介装され、一組のピン部材
(保持手段)26a、26bを介して該シリンダ本体2
2に保持されるガイド機構28(図2参照)とを有す
る。
リンダ本体22の上面部には、一端部が湾曲する横長の
凹部30が形成され、前記凹部30にはピン部材26
a、26bを挿入するための一組のピン挿入用孔部32
a、32bが所定間隔離間して形成される。また、前記
ピン挿入用孔部32a、32bに近接する部位には、ガ
イド機構28をシリンダ本体22に取り付けるための一
組の取付用孔部34a、34bが貫通して形成される。
は、長手方向に沿って二条のセンサ取付用長溝36a、
36bが形成され、他方の側面部には、後述するストッ
パブロック38が当接してスライドテーブル24の変位
量を規制する変位量調整部材(変位量調整手段)40が
ねじ締結される。前記センサ取付用長溝36a、36b
内の所定部位には、図示しないセンサが係着される。
るように、ブロック体42と、前記ブロック体42の孔
部に螺入され、ナット44を介して前記ブロック体42
に固定されるねじ部材46と、前記ねじ部材46の一端
部に付設されるダンパ部材47とから構成され、前記ブ
ロック体42に対するねじ部材46のねじ込み量を増減
させることにより、スライドテーブル24の変位量を調
整することができる。
軸線方向に沿って略平行に並設された一組の貫通孔43
a、43b(図5参照)が形成され、前記貫通孔43
a、43b内には、略同一形状に形成され、外周面にシ
ールリング45および磁性体47等が装着されたピスト
ン48と、前記ピストン48に連結されたピストンロッ
ド50等を含むシリンダ機構がそれぞれ設けられる(図
6参照)。
輪52を介して装着されるエンドキャップ54によって
気密に閉塞され、前記貫通孔43a、43bの他端部
は、止め輪52を介して保持されるリング体56、ロッ
ドパッキン58およびカラー60によって気密に閉塞さ
れる。なお、カラー60の外周面には、環状溝を介して
Oリング62が嵌着される。
夫々閉塞するエンドキャップ54とカラー60とによっ
て第1シリンダ室64aおよび第2シリンダ室64bが
夫々並設され、前記第1シリンダ室64aおよび第2シ
リンダ室64bは、連通路66a、66bを介して夫々
連通するように形成される。また、シリンダ本体22の
一側面には、一組の流体出入ポート68a、68bが形
成され、前記流体出入ポート68a、68bは第2シリ
ンダ室64bに夫々連通するように形成される。なお、
前記ピストンロッド50の先端部には、ねじ部材を介し
てフローティングブッシュ70がそれぞれ連結される。
ように、一組のボルト72a、72bを介して断面略L
字状に直交してねじ締結されるテーブル本体74とエン
ドプレート76とから構成され、前記エンドプレート7
6に形成された半円形状の孔部を介してフローティング
ブッシュ70が保持される。なお、前記エンドプレート
76には図示しない緩衝部材が付設され、前記緩衝部材
は、スライドテーブル24の一方の変位領域の終端位置
においてエンドプレート76がシリンダ本体22の端面
に当接する際に発生する衝撃を緩和する機能を営む。前
記テーブル本体74には、4個のワーク保持用孔部78
a〜78dが形成される。
には、長手方向に沿って一体的に膨出する一組のガイド
部80が形成され、前記ガイド部80の対向する内壁面
には長手方向に沿ってボール転動溝82a、82bが形
成される。テーブル本体74の一側面部にはストッパブ
ロック38がねじ止めされ、前記ストッパブロック38
はスライドテーブル24と一体的に変位し、図示しない
緩衝部材がストッパブロック38に当接することによ
り、スライドテーブル24の変位量が規制される。
構28は、図3に示されるように、軸線と略直交する方
向に幅広な扁平状のガイドブロック84と、前記ガイド
ブロック84の長手方向に沿った両端部にそれぞれ装着
される一組のボールリターン部材86、カバー部材88
およびスクレーパ90と、前記ガイドブロック84をシ
リンダ本体22に位置決め保持する一組のピン部材26
a、26bとを有する。前記カバー部材88には、ボー
ルリターン部材86との共働作用下に転動するボールベ
アリング92を循環させる半円状のボールリターン溝9
4が形成されている。
手方向に沿ってボール転動溝96a、96bが形成さ
れ、前記ボール転動溝96a、96bに近接する部位に
は、長手方向に沿って貫通する一組のボール循環穴98
が所定間隔離間して形成される。前記ガイド部80のボ
ール転動溝82a、82b、ガイドブロック84のボー
ル転動溝96a、96b、ボール循環穴98およびカバ
ー部材88のボールリターン溝94によって連続するボ
ール循環通路が形成され、複数のボールベアリング92
が前記ボール循環通路に沿って転動することにより、ス
ライドテーブル24を円滑に往復動作させることができ
る。
に沿った両端部には、角張った膨出部100a、100
bが一体的に形成され、前記膨出部100a、100b
を形成することにより、所定間隔離間する一組の取付用
孔部102a、102bのピッチPを大きくすることが
できる。
は、一組のピン部材26a、26bを挿入するためのピ
ン挿入用孔部104a、104bが所定間隔離間して形
成され、前記ピン挿入孔部104a、104bに近接す
る部位には、ねじ溝が刻設された一組の取付用孔部10
2a、102bが貫通して形成される。後述するよう
に、前記取付用孔部102a、102bのねじ溝に螺合
するボルト部材106を介してガイドブロック84を含
むガイド機構28がシリンダ本体22の上面部に取り付
けられる。
20は、基本的には以上のように構成されるものであ
り、次にその動作並びに作用効果について説明する。
方の流体出入ポート68bに導入する。この場合、他方
の流体出入ポート68aは、図示しない切換弁の操作下
に大気開放状態にしておく。
bに連通する第2シリンダ室64bおよび第1シリンダ
室64aに順次供給され、ピストン48を矢印X1 方向
に押圧する(図6参照)。なお、前記ピストン48の押
圧作用下にピストンロッド50に係合するフローティン
グブッシュ70が矢印X1 方向に変位し、ボールベアリ
ング92の転動作用下に前記エンドプレート76と一体
的にスライドテーブル24が変位する。
に向かって変位する過程において、該スライドテーブル
24に伴って変位するストッパブロック38がねじ部材
46に装着されたダンパ部材47に当接することにより
変位終端位置に至る。この場合、ナット44を緩めてブ
ロック体42に対するねじ部材46のねじ込み量を調整
することにより、スライドテーブル24の変位量を増減
変更することが可能である。
変位させる場合には、流体出入ポート68aに圧力流体
を供給する。前記供給された圧力流体は第2シリンダ室
64b、第1シリンダ室64aに順次導入され、ピスト
ン48を矢印X2 方向に向かって押圧する。前記ピスト
ン48の押圧作用下に、ピストンロッド50に係合する
フローティングブッシュ70を介してエンドプレート7
6およびスライドテーブル24が矢印X2 方向に一体的
に変位し、前記エンドプレート76に設けられた図示し
ない緩衝部材がスライドテーブル24の端面に当接する
ことにより図1に示す初期位置に復帰する。
構28の組み付け工程について説明する。
間して穿設された一組のピン挿入用孔部104a、10
4bと、シリンダ本体22の上面部に穿孔された一組の
ピン挿入用孔部32a、32bにそれぞれピン部材26
a、26bを挿入し、ガイドブロック84を含むガイド
機構28をシリンダ本体22の凹部30に位置決め固定
する。また、シリンダ本体22に貫通して形成された一
組の取付用孔部34a、34bにそれぞれボルト部材1
06を挿通し、前記ボルト部材106の一端部に刻設さ
れたねじ部をガイドブロック84の取付用孔部102
a、102bのねじ溝に螺入することにより、シリンダ
本体22に対してガイド機構28がねじ止めされる。
イドブロック84は、離間間隔(ピッチP)が大きく形
成された取付用孔部102a、102bに螺入されるボ
ルト部材106と、ピン挿入用孔部104a、104b
に挿入されるピン部材26a、26bとの共働作用下に
シリンダ本体22に固定される。
20では、図5に示されるように、シリンダ本体22の
幅Lに対するガイド機構28の幅L3 の比率を増大さ
せ、従来技術に係るガイドレール3、リニアガイド7と
比較して幅広に形成されている。また、ガイド機構28
をシリンダ本体22に取り付けるボルト部材106に加
えて、ガイドブロック84とシリンダ本体22との間に
ピン部材26a、26bを介装している。
水平方向から荷重F1 、F2 (図5参照)が付与されて
もスライドテーブル24が安定して支持されるため、前
記スライドテーブル24の直線精度を保持して円滑に往
復動作させることが可能となる。この結果、前記スライ
ドテーブル24を介してワークを安定して搬送すること
ができる。
る。
際、前記スライドテーブルに対して略水平方向から荷重
が付与された場合であっても、保持手段を介してガイド
機構がシリンダ本体に保持されるため、前記スライドテ
ーブルの直線精度を良好に保つことができる。この結
果、前記スライドテーブルを介してワークを安定して搬
送することができる。
タの斜視図である。
である。
イド機構の分解斜視図である。
る。
タの平面図であり、図7Bは、図7Aの側面図である。
視図である。
体 24…スライドテーブル 26a、26b…
ピン部材 28…ガイド機構 32a、32b、104a、104b…ピン挿入用孔部 34a、34b、102a、102b…取付用孔部 40…変位量調整部材 64a、64b…
シリンダ室 48…ピストン 50…ピストンロ
ッド 68a、68b…流体出入ポート 76…エンドプレ
ート 80…ガイド部 84…ガイドブロ
ック 100a、100b…膨出部
Claims (4)
- 【請求項1】流体出入ポートから圧力流体を導入するこ
とにより、シリンダ本体の軸線方向に沿ってスライドテ
ーブルを往復動作させるリニアアクチュエータであっ
て、 内部にシリンダ室が形成されたシリンダ本体と、 前記シリンダ本体の軸線方向に沿って往復動作するスラ
イドテーブルと、 前記シリンダ室に沿って摺動自在に配設されるピストン
の変位作用下に前記スライドテーブルを往復動作させる
シリンダ機構と、 前記シリンダ本体に取り付けられ、複数の転動体の転動
作用下に循環する通路が形成された扁平なガイドブロッ
クを有し、前記スライドテーブルをシリンダ本体の軸線
方向に沿って案内するガイド機構と、 前記シリンダ本体とガイドブロックとの間に介装され、
前記ガイドブロックをシリンダ本体に保持する保持手段
と、 を備えることを特徴とするリニアアクチュエータ。 - 【請求項2】請求項1記載のリニアアクチュエータにお
いて、保持手段は、シリンダ本体およびガイドブロック
にそれぞれ形成されたピン挿入用孔部に嵌挿される一組
のピン部材からなることを特徴とするリニアアクチュエ
ータ。 - 【請求項3】請求項1または2記載のリニアアクチュエ
ータにおいて、ガイドブロックの両端部には、軸線方向
に沿って突出する一組の膨出部が形成されることを特徴
とするリニアアクチュエータ。 - 【請求項4】請求項1乃至3のいずれか1項に記載のリ
ニアアクチュエータにおいて、スライドテーブルの変位
量を調整する変位量調整手段が設けられることを特徴と
するリニアアクチュエータ。
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