JPH1060969A - 排水器の取着装置 - Google Patents

排水器の取着装置

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JPH1060969A
JPH1060969A JP26011396A JP26011396A JPH1060969A JP H1060969 A JPH1060969 A JP H1060969A JP 26011396 A JP26011396 A JP 26011396A JP 26011396 A JP26011396 A JP 26011396A JP H1060969 A JPH1060969 A JP H1060969A
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Yoshihiro Ito
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 排水器をシンクの取着孔に嵌装して取着ける
装置に関し、容易且つ確実堅固に取着得る排水器の取着
装置の提供。 【解決手段】 (イ)排水器本体のフランジの下側に位
置して本体の外周面に、係合用凹部を設けると共に、取
着部材の複数個所に前記係合用凹部に圧入係合する係合
用突子を備えたレバーを枢着した。 (ロ)排水器本体のフランジの下側に位置して本体の外
周面に係合用突子を複数周設した。 (ハ)排水器本体のフランジの下側に位置して本体の周
面に上下に湾入面を備えた係合用凹部を設けると共に取
着部材の複数個所に、前記係合用凹部に圧入係合する係
合用突子を備えたレバーを回動自在に枢着した。 (ニ)フランジと排水器本体を別体に設け、周面におい
て両者にかかる取着部材を配設した。 以上の構成によりなる独立した4種類の排水器の取着装
置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流し、洗面、浴槽等の
シンクに排水器(トラップを含む)を容易且つ確実に着
脱し得る排水器の取着装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シンクへの排水器の取着構造とし
て、排水器に螺合するナットによりネジ止めする方法が
採用されていたが、この螺合部の直径が大きいことか
ら、ねじ込みトルクが大きく、作業性に問題があった。
そこで、排水器取着の際の作業性に問題があった。そこ
で排水器取着の際の作業性を改善するために、実公平6
−9093号、実開平6−79864号、及び実開平6
−79865号が提案されている。
【0003】まず実公平6−9093号について。この
ものは排水器の取着装置に関し、図1に示すように排水
器本体(1)のフランジ(2)の下側に位置して本体
(1)の周面に、上下に湾入面を備えた係合用凹部
(6)を設けると共に、リング状の取着部材(3)の複
数個所に、上記係合用凹部(6)に圧入係合する係合用
突子(5)を備えたレバー(4)を回動自在に枢着して
構成した排水器の取着装置を採用した。
【0004】次に実開平6−79864号について。こ
のものは図2に示すように、各係合体を、排水器本体
(1)又は取着部材(3)の一方に設けた支点部(1
1)によって回動自在に軸支された第1リンク(12
a)とこれに回動自在に連結した第2リンク(12b)
とからなる屈伸機構(12)とし、前記本体(1)又は
取着部材(3)の他方には、前記第2リンク(12b)
の自由端が着脱自在で且つ回動自在となる受座部(3
a)を設けて、前記支点部(11)とこの受座部(3
a)とを上下方向に対向させた構成となっている排水器
の取着装置を採用した。
【0005】最後に実開平6−79865号について。
このものは図3に示すように、各係合体は、排水器本体
(1)の胴部外周によって回動自在に軸支され且つ外周
の一部が取着部材(3)の下面と対接するカム部(13
a)を具備するカム体(13)とし、該カム体(13)
を回動自在に枢着して構成した排水器の取着装置を採用
した。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来技術実公平6−9
093号では、係合用突子(5)の下端が略水平方向に
押し込まれるとき、係合用凹部(6)の下部は、下方に
押し下げられるように外側に向かって下方に傾斜する曲
面となることから、係合用突子(5)に作用する係合用
凹部(6)からの加圧力の方向は傾斜したものとなり、
その水平分力は、係合用突子(5)を排水器本体(1)
の外側に押す方向、即ち、係合レバー(4)のロック解
除の方向となり、この係合レバー(4)のロックが外れ
易い。
【0007】前記従来技術の不備を解消する為に考案さ
れたのが、実開平6−79864号、実開平6−798
65号である。実開平6−79864号では、取着部材
(3)の一方に設けた支点部(11)によって回動自在
に軸支された第1リンク(12a)とこれに回動自在に
連結した第2リンク(12b)とからなる屈伸機構(1
2)を係合体としていることから、永年に渡ってこの取
着装置により排水器をシンクの取着孔に密着保持してい
ると、屈伸部が加圧されて疲労が蓄積し結果、撓折する
おそれがある。
【0008】実開平6−79865号では、カム体(1
3)を極限まで回動すると、取着部材(3)の下面に対
接した時の加圧点が最大径部(43)と一致することと
なり、この状態では前記加圧点の接線は、カム体(1
3)に作用する力の方向に直交することとなり、カム体
(13)の回動方向分力が作用せず、結果この状態では
カム体(13)はロックされた状態となり、この状態を
維持することに理論上はなるようだが、実際はカム体
(13)のレバー(4)の係止部もしくは掛止部の機構
がなければ、フランジ(2)がシンクから離れる方向に
外力が作用すると、カム体(13)のロック状態が解除
されるおそれが懸念される。本発明は、これらの欠点を
解決するために発明されたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は前記問題点を解
決するために以下の手段を講じるものである。
【0010】本発明は、上縁外周側にフランジ(1)を
備えると共に、上端部に開口部を備え、内部が空洞にな
っている排水器本体(2)と、該本体(2)のフランジ
(1)の下面とにより流し台等のシンク(S)に開設し
た取着孔の周縁を挟着するように嵌装緊締して排水器本
体(2)を該取着孔に取着けるための取着部材(3)
と、シンク(S)の前記取着孔周縁部及びこれの上面に
対接させて該取着部材(3)と前記フランジ(1)との
間に介在させるパッキン(P)とから成る排水器の取着
装置であって、排水器本体(2)のフランジ(1)の下
側に位置して本体(1)の外周面に、係合用凹部(6)
を設けると共に、前記取着部材(3)の複数個所に前記
係合用凹部(6)に圧入係合する係合用突子(5)を備
えたレバー(4)を蝶着して構成した排水器の取着装置
を提供するものである。
【0011】本発明は、上縁外周側にフランジ(1)を
備えると共に、上端部に開口部を備え、内部が空洞にな
っている排水器本体(2)と、該フランジ(1)より下
側に位置して、該本体(2)の外周面に複数周設した係
合用突子(5)と、シンク(S)の取着孔(9)周縁部
及びこれの上面に対接させて該係合用突子(5)と前記
フランジ(1)の間に介在させたパッキンとから成る排
水器の取着装置であって、該係合用突子(5)に適合す
る嵌合用凹部(10)をシンク(S)の前記取着孔
(9)に配設したことを特徴とするシンク(S)にのみ
取着可能な排水器の取着装置を提供するものである。
【0012】本発明は、上縁外周側にフランジ(1)を
備えると共に、上端部に開口部を備え、内部が空洞にな
っている排水器本体(2)と、該本体(2)のフランジ
(1)の下面とにより流し台等のシンク(S)に開設し
た取着孔の周縁を挟着するように嵌装緊締して排水器本
体(2)を該取着孔に取着けるための取着部材(3)
と、シンク(S)の前記取着孔周縁部及びこれの上面に
対接させて該取着部材(3)と前記フランジ(1)との
間に介在させるパッキン(P)とから成る排水器の取着
装置であって、排水器本体(2)のフランジ(1)の下
側に位置して本体(2)の外周面に下部に段部(7)を
備えた係合用凹部(6)を設けると共に、前記取着部材
(3)の複数個所に前記係合用凹部(6)に圧入係合す
る係合用突子(5)を備えたレバー(4)を回動自在に
枢着し、前記取着部材(3)においてレバー(4)を引
き上げて係合用突子(5)が係合用凹部(6)に係止す
る過程で、レバー(4)の側面に当接する位置に微小な
突出部(3d)を形設して構成した排水器の取着装置を
提供するものである。
【0013】本発明は、上縁外周側に別体にフランジ
(1)を配設し、上端部に開口部を備え、内部が空洞に
なっている、前記フランジ(1)下側に配設している排
水器本体(2)と、該フランジ(1)の下面とにより、
流し台等のシンク(S)に開設した取着孔の周縁を挟着
するように嵌装緊締して排水器本体(2)を該取着孔に
取着けるための取着部材(3)と、シンクの前記取着孔
周縁部及びこれの上下面に対接させて前記フランジ
(1)と前記排水器本体(2)との間に介在させるパッ
キン(P)とからなる排水器の取着装置であって、フラ
ンジ(1)周面から排水器本体(2)周面にかけて成る
取着部材(3)は2つのパーツからなる本体部(3C)
を有し、該本体部(3C)の2つのパーツはその一端部
を軸着して開閉自在としており、一方のパーツの上部に
は別体からなるフランジ(1)と排水器本体(2)を密
着させるための掛止器具(3b)を回動自在に枢着し、
該掛止器具(3b)の受座部(3a)を該掛止器具(3
b)を掛け得る適宜位置に配設した排水器の取着装置を
提供するものである。
【0014】
【作用】請求項1に記載の発明において、これを使用す
る時は、例えば流し台のシンク(S)に開設された取着
孔に嵌挿してそのフランジ(1)の下面を該取着孔の周
縁に当接し、排水器本体(2)の下方部から取着部材
(3)を嵌挿して、その上面を取着孔の周縁及びパッキ
ン(P)を介してフランジ(1)の下面に当接し、取着
部材(3)に枢着した各レバー(4)の係合用突子
(5)を排水器本体(2)の係合用凹部(6)に対向さ
せる。次に取着部材(3)の各レバー(4)を略水平方
向に押し込むと各係合用突子(5)は排水器本体(2)
の係合用凹部(6)の下方に形設した段部(7)を乗り
越えて凹部(6)内に圧入されるので、本体(2)と取
着部材(3)は強く係着され、また各レバー(4)を若
干上方に引き上げた後略水平方向に引くと、各係合用突
子(5)は係合用凹部(6)から離脱して本体(2)と
取着部材(3)の係着状態は解除され、排水器はシンク
(S)から取り外される。
【0015】請求項2に記載の発明において、これを使
用する時は、例えば流し台のシンク(S)に開設された
取着孔に嵌挿してそのフランジ(1)の下面をパッキン
(P)を介在しつつ該取着孔(9)の周縁に当接し、排
水器本体(2)を該フランジ(1)上面がシンク(S)
上面と同一平面上に位置するまで回動させると、パッキ
ン(P)がフランジ(1)の下面とシンク(S)の取着
孔(9)上面周縁部との間で圧縮されて排水器本体
(2)とシンク(S)の取着孔(9)との密着性が保持
される。また排水器本体(2)を適宜回動させ、上方に
引き上げると排水器本体(2)とシンク(S)との密着
状態は解除され、排水器はシンク(S)から取り外され
る。
【0016】請求項3に記載の発明においてこれを使用
する時は、例えば流し台のシンク(S)に開設された取
着孔に嵌挿してそのフランジ(1)の下面を該取着孔の
周縁に当接し、排水器本体(2)の下方部から取着部材
(3)を嵌挿して、その上面を取着孔の周縁及びパッキ
ン(P)を介してフランジ(1)の下面に当接し、取着
部材(3)に枢着した各レバー(4)の係合用突子
(5)を排水器本体(2)の係合用凹部(6)に対向さ
せる。次に取着部材(3)の各レバー(4)を係合用突
子(5)先端が下方に弧を描くように上方にシフトさせ
て押込むと、各係合用突子(5)は排水器本体(2)の
係合用凹部(6)の下方に形設した2つの段部のうち一
方の段部を乗り越えて2つの段部(7)の間に係合用突
子(5)の先端係合部(5b)が挟持され、且つレバー
(4)は図10に示すように、引き上げるとその側面は
一旦は突出部(3d)に引掛かるも後にレバー(4)の
引き上げの作用により付勢されて該突出部(3d)を乗
り越え、該突出部(3d)に係止することにより、レバ
ー(4)は外方向に回動することはない。よって本体
(2)と嵌着部材(3)は強く係着される。また各レバ
ー(4)を下方に引き下げると、各係合用突子(5)は
係合用凹部(6)から離脱して本体(2)と取着部材
(3)の係着状態は解除され、排水器はシンク(S)か
ら取り外される。
【0017】請求項4に記載の発明において、これを使
用する時は、例えば流し台のシンク(S)に開設された
取着孔にフランジ(1)のみを嵌挿してそのフランジ
(1)の下面をパッキン(P)を介在しつつ該取着孔の
周縁に当接させる。前記フランジ(1)とは別体になっ
ている排水器本体(2)をパッキン(P)を介在しつつ
先に嵌挿したフランジ(1)の下部外周縁に当接するよ
うに嵌合させる。排水器本体(2)周面に配設した取着
部材(3)本体部(3C)の2つのパーツのうちの被覆
している一方を上方に引き上げて、この被覆している一
方に回動自在に枢着している掛止器具(3b)をフラン
ジ(1)周面に配設した受座部(3a)に掛けた後、被
覆している一方を下方に押し下げると、フランジ(1)
と排水器本体(2)は密着状態になる。また取着部材
(3)本体部(3c)の被覆している一方を上方に引き
上げると、掛止器具(3b)が受座部(3a)から離脱
してフランジ(1)と排水器本体(2)の密着状態は解
除され、排水器はシンク(S)から取り外される。尚、
前記取着部材(3)を構成するパーツの配設位置につい
ては、前記本体部(3c)をフランジ(1)周面に、受
座部(3a)を排水器本体(2)周面に配設することも
可能である。この場合の使用方法は、前記本体部(3
c)を排水器本体(2)周面に、受座部(3a)をフラ
ンジ(1)周面に配設したものの使用方法の、取着部材
(3)を構成する各パーツの上下操作を逆に行うことに
なる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。請
求項1に記載の発明について説明すると、上縁外周側に
フランジ(1)を備えると共に、上端部に開口部を備え
た排水器本体(2)において、該本体(2)のフランジ
(1)の下側に位置して本体(2)の外周面に、この実
施例では、下側に鉤受様な段部(7)を備えた係合用凹
部(6)が周設してある。排水器本体(2)をシンク
(S)の取着孔に固着するために排水器本体開口部周縁
を緊締する取着部材(3)は、該開口部の平面形状と略
同一形状の短筒状の形態で、その胴部に前記の係合用凹
部(6)圧入係合させるための先端が鉤状の係合用突子
(5)を備えたレバー(4)を回動自在に複数蝶着して
おり、該係合用突子(5)を嵌通する穿孔(8)も併せ
て配設している。
【0019】請求項2に記載の発明について説明する
と、上縁外周側にフランジ(1)を備えると共に、上端
部に開口部を備えた円筒状の排水器本体(2)におい
て、該本体(2)のフランジ(1)の下側に位置して本
体(1)の外周面に、この実施例では、係合用突子
(5)が均等な間隔を保って複数周設してある。
【0020】請求項3に記載の発明について説明する
と、上縁外周側にフランジ(1)を備えると共に、上端
部に開口部を備えた排水器本体(2)において該本体
(2)のフランジ(1)の下側に位置して本体(2)の
外周面に、この実施例では、下部に段部(7)を備えた
係合用凹部(6)を周設してある。排水器本体(2)を
シンク(S)の取着孔に固着するために排水器本体開口
部周縁を緊締する取着部材(3)は、短筒状の形態で、
その胴部に前記の係合用凹部(6)に圧入係合させるた
めの係合用突子(5)を備えたレバー(4)が回動自在
に複数枢着している。前記取着部材(3)において、レ
バー(4)を引き上げて係合用突子(5)が係合用凹部
(6)に係止する過程で、レバー(4)の側面に当接す
る位置に微少な突出部(3d)を形設している。
【0021】請求項4に記載の発明について説明する
と、上縁外周側に別体にフランジ(1)を配設し、上端
部に開口部を備えた排水器本体(2)において、該フラ
ンジ(1)から該排水器本体(2)にかけての周面にこ
の実施例では、排水器本体(2)をシンク(S)の取着
孔に固着するための取着部材(3)を複数周設してい
る。該取着部材(3)の本体部(3c)は2つのパーツ
からなり両パーツはその一端部を軸着して開閉自在とし
ており、一方のパーツの上部には、別体からなるフラン
ジと排水器本体(2)を密着させるための掛止器具(3
b)を回動自在に枢着し、該掛止器具(3b)の受座部
(3a)をフランジ(1)周面に配設している。前記本
体部(3c)は排水器本体(2)周面に配設している。
尚、前記取着部材(3)を構成する各パーツの配設位置
については、前記本体部(3c)をフランジ(1)周面
に、受座部(3a)を排水器本体(2)周面に配設する
ことも可能である。
【0022】尚、請求項1、2、3に記載の発明は共通
してシンク(S)の取着孔周縁部及びこれの上面に対接
させて取着部材(3)の上面とフランジ(1)の下面と
の間にパッキン(P)を介在させている。請求項4に記
載の発明は、シンク(S)の取着孔周縁部及びこれの上
下面に対接させて排水器本体(2)の上縁部とフランジ
(1)の下面との間にパッキン(P)を介在させてい
る。
【0023】本発明は以上のような構造で次に使用方法
について説明する。請求項1に記載の発明において、こ
れを使用する時は、例えば流し台のシンク(S)に開設
された取着孔に嵌挿してそのフランジ(1)の下面を該
取着孔の周縁に当接し、排水器本体(2)の下方部から
取着部材(3)を嵌挿して、その上面を取着孔の周縁及
びパッキン(P)を介してフランジ(1)の下面に当接
し、取着部材(3)に枢着した各レバー(4)の係合用
突子(5)を排水器本体(2)の係合用凹部(6)に対
向させる。次に取着部材(3)の各レバー(4)を略水
平方向に押し込むと係合用突子(5)は排水器本体
(2)の係合用凹部(6)の下方に形設した段部(7)
を乗り越えて係合用凹部(6)内に圧入されると、前記
係合用突子(5)の先端に形設した鉤部(5a)が前記
段部(7)に係合するので、排水器本体(2)と取着部
材(3)は強く係着され、また各レバー(4)を若干上
方に引き上げた後略水平方向に引くと、各係合用突子
(5)は係合用凹部(6)から離脱して排水器本体
(2)と取着部材(3)の係着状態は解除され、排水器
本体(2)はシンク(S)から取り外される。尚、前記
レバー(4)の係合用突子(5)の形成位置は、排水器
本体(2)のフランジ(1)の下面に、パッキン(P)
を介して取着部材(3)の上面を当接した際に、該係合
用突子(5)の先端に形設した鉤部(5a)が排水器本
体(2)の係合用凹部(6)の位置よりも若干下方に位
置するように段差を設けて配置される方が、排水器本体
(2)の係合用凹部(6)に対する係合用突子(5)の
係合を圧入状態で強固に行う為に好ましい。
【0024】請求項2に記載の発明において、これを使
用するときは、例えば流し台のシンク(S)に開設され
た嵌合用凹部(10)を複数外方向に有する取着孔
(9)に、外周面に複数の係合用突子(5)を備えた排
水器本体(2)を、該係合用突子(5)をシンク(S)
の取着孔(9)に嵌挿する。フランジ(1)の下面をパ
ッキン(P)を介在しつつ該取着孔(9)の周縁に当接
し、排水器本体(2)を該フランジ(1)上面がシンク
上面と同一平面上に位置するまで回動させると、パッキ
ン(P)がフランジ(1)の下面とシンク(S)の取着
孔(9)上面周縁部との間で圧縮されて排水器本体
(2)とシンク(S)の取着孔(9)との密着性が保持
される。また排水器本体(2)を、前記係合用突子
(5)が前記嵌合用凹部(10)に適合する位置にまで
回動させ、上方に引き上げると排水器本体(2)とシン
ク(S)との密着状態は解除され、排水器はシンク
(S)から取り外される。尚、フランジ(1)と係合用
突子(5)との間隔はパッキン(P)とシンク(S)の
厚みよりせまく形成されており、故にパッキン(P)が
圧縮された状態で排水器本体(2)がシンク(S)に取
着られるので、排水器本体(2)とシンク(S)の密着
性が保持される。
【0025】請求項3に記載の発明においてこれを使用
する時は、例えば流し台のシンク(S)に開設された取
着孔に嵌挿してそのフランジ(1)の下面を該取着孔の
周縁に当接し、排水器本体(2)の下方部から取着部材
(3)を嵌挿して、その上面を取着孔の周縁及びパッキ
ン(P)を介してフランジ(1)の下面に当接し、取着
部材(3)に枢着した各レバー(4)の係合用突子
(5)を排水器本体(2)の係合用凹部(6)に対向さ
せる。次に取着部材(3)の各レバー(4)を係合用突
子(5)先端が下方に弧を描くように上方にシフトさせ
て押込むと、各係合用突子(5)は排水器本体(2)の
係合用凹部(6)の下方に形設した2つの段部のうち一
方の段部を乗り越えて2つの段部(7)の間に係合用突
子(5)の先端係合部(5b)が挟持され、且つレバー
(4)は図10に示すように、引き上げるとその側面は
一旦は突出部(3d)に引掛かるも後にレバー(4)の
引き上げの作用により付勢されて該突出部(3d)を乗
り越え、該突出部(3d)に係止することにより、レバ
ー(4)は外方向に回動することはない。よって本体
(2)と嵌着部材(3)は強く係着される。また各レバ
ー(4)を下方に引き下げると、各係合用突子(5)は
係合用凹部(6)から離脱して本体(2)と取着部材
(3)の係着状態は解除され、排水器はシンク(S)か
ら取り外される。尚、前記レバー(4)の係合用突子
(5)の形成位置は排水器本体(2)のフランジ(1)
の下面に、パッキン(P)を介して取着部材(3)の上
面を当接した際に、該係合用突子(5)の軸芯部から先
端係合部(5b)までの径が該軸芯部から段部(7)ま
での径より大径に形設されている方が、排水器本体
(2)の係合用凹部(6)に対する係合用突子(5)の
係合を圧入状態で強固に行うために好ましい。
【0026】請求項4に記載の発明において、これを使
用する時は、例えば流し台のシンク(S)に開設された
取着孔にフランジ(1)のみを嵌挿してそのフランジ
(1)の下面をパッキン(P)を介在しつつ該取着孔の
周縁に当接させる。前記フランジ(1)とは別体になっ
ている排水器本体(2)をパッキン(P)を介在しつつ
先に嵌挿したフランジ(1)の下部外周縁に当接するよ
うに嵌合させる。排水器本体(2)周面に配設した取着
部材(3)本体部(3C)の2つのパーツのうちの被覆
している一方を上方に引き上げて、この被覆している一
方に回動自在に枢着している掛止器具(3b)をフラン
ジ(1)周面に配設した受座部(3a)に掛けた後、被
覆している一方を下方に押し下げると、フランジ(1)
と排水器本体(2)は密着状態になる。また取着部材
(3)本体部(3c)の被覆している一方を上方に引き
上げると、掛止器具(3b)が受座部(3a)から離脱
してフランジ(1)と排水器本体(2)の密着状態は解
除され、排水器はシンク(S)から取り外される。尚、
前記取着部材(3)を構成するパーツの配設位置につい
ては、前記本体部(3c)をフランジ(1)周面に、受
座部(3a)を排水器本体(2)周面に配設することも
可能である。この場合の使用方法は、前記本体部(3
c)を排水器本体(2)周面に、受座部(3a)をフラ
ンジ(1)周面に配設したものの使用方法の、取着部材
(3)を構成する各パーツの上下操作を逆に行うことに
なる。尚、前記掛止器具(3b)の長さは、前記取着部
材(3)の掛止状態における掛止器具(3b)の本体部
(3c)の上部パーツとの枢着部分から、該掛止器具
(3b)の受座部(3a)までの距離より若干短くして
おくことが、フランジ(1)と排水器本体(2)を強固
に掛止する上で不可欠である。
【0027】
【発明の効果】本発明は以上の構成であるから以下の特
有の効果を有する。請求項1に記載の発明について、こ
のものでは、ロック状態においてフランジ(1)がシン
ク(S)から離れる方向に外力が作用しても、係合用突
子(5)先端の鉤部(5a)が係合用凹部(6)の段部
(7)に係合しているので、レバー(4)が離脱するこ
とはなく、前記ロック状態が解除されることがない。
【0028】またこのものでは、レバー(4)を係合用
凹部(6)に圧入するだけで排水器本体(2)がシンク
(S)に装着されるから、取着の際の作業性に優れてい
る。更には、このものではレバー(4)を係合用凹部
(6)方向に圧入するものであるから、3つの従来例に
比べ、レバー(4)の揺動スペースは略皆無であり、従
って更に狭い場所での取着が可能となる。
【0029】またこのものでは、レバー(4)は係合用
凹部(6)に圧入するにすぎないので、加圧などによる
疲労毀損のおそれはない。
【0030】請求項2に記載の発明について、このもの
では取着部材に当たる係合用突子(5)がそもそも排水
器本体(2)外周面に一体に形設した構成になってお
り、パッキン(P)とシンク(S)を相当圧接させてい
るので、フランジ(1)がシンク(S)から離れる方向
に外力が作用しても、ロック状態が解除されることはな
い。
【0031】またこのものでは、前記のような構成にな
っているので、取着の際の作業性に優れているばかりで
なく、部材点数が少ないので非常に経済的である。
【0032】請求項3に記載の発明について、このもの
では従来例実開平2−42974号のように係合用突子
(5)が圧入される時、係合用凹部(6)の下部は下方
に押し下げられるように外側に向かって下方に傾斜する
曲面となることから、係合用突子(5)に作用する係合
用凹部(6)からの加圧力の方向は傾斜したものとな
り、その水平分力は、係合用突子(5)を排水器本体
(2)の外側に押す方向となるが、取着部材(3)にお
いてレバー(4)引き上げ時にレバー(4)の側面が一
旦は引掛かり、後にレバー引き上げ動作の作用により付
勢されて、レバー(4)が乗り越えるような突出部(3
d)を形設していることから、レバー(4)はこの突出
部(3d)で係止されていることになり、レバー(4)
は外方向に回動することはない。故にロック状態が解除
されることはない。
【0033】またこのものではレバー(4)を上方に引
き上げる構造になっているので、取着の際の作業性の良
さは言うに及ばず3つの従来例よりも更にレバー(4)
の揺動スペースが少なくてすみ、更に狭い場所での取着
が可能である。
【0034】さらにこのものでは、レバー(4)は係合
用凹部(6)に圧入するに過ぎないので、加圧等による
疲労毀損のおそれはない。
【0035】請求項4に記載の発明について、このもの
ではロック状態においてフランジ(1)がシンク(S)
から離れる方向に外力が作用しても、掛止器具(3b)
の長さを取着部材(3)の掛止状態における掛止器具
(3b)の本体部(3c)の上部パーツとの枢着部分か
ら、該掛止器具(3b)の受座部(3a)までの距離よ
り若干短くしてあるので、掛止器具(3b)が受座部
(3a)から外れることはないので、ロック状態が解除
されることはない。
【0036】またこのものでは、掛止器具(3b)に屈
伸部はないので屈伸による疲労毀損のおそれはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来例実公平6−9093号の排水器の一部
切欠の断面図
【図2】 従来例実開平6−79864号の排水器の組
立説明斜視図
【図3】 従来例実開平6−79865号の排水器の組
立説明斜視図
【図4】 請求項1に記載の発明の排水器の組立説明斜
視図
【図5】 請求項1に記載の発明の要部断面図
【図6】 請求項2に記載の発明の排水器の組立説明斜
視図
【図7】 請求項2に記載の発明の要部断面図
【図8】 請求項3に記載の発明の排水器の組立説明斜
視図
【図9】 請求項3に記載の発明の要部断面図
【図10】 図8中A部の詳細俯瞰図
【図11】 請求項4に記載の発明の要部説明斜視図
【図12】 請求項4に記載の発明の要部断面図
【図13】 請求項4に記載の発明の排水器の組立説明
斜視図
【符号の説明】
S シンク P パッキン 1 フランジ 2 排水器本体 3 取着部材 3a 受座部 3b 掛止器具 3c 本体部 3d 突出部 4 レバー 5 係合用突子 5a 鉤部 5b 先端係合部 6 係合用凹部 7 段部 8 穿孔 9 取着孔 10 嵌合用凹部 11 支点部 12 屈伸機構 12a 第1リンク 12b 第2リンク 13 カム体 13a カム部 43 最大径部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上縁外周側にフランジ(1)を備えると
    共に、上端部に開口部を備え、内部が空洞になっている
    排水器本体(2)と、該本体(2)のフランジ(1)の
    下面とにより流し台等のシンク(S)に開設した取着孔
    の周縁を挟着するように嵌装緊締して排水器本体(2)
    を該取着孔に取着けるための取着部材(3)と、シンク
    (S)の前記取着孔周縁部及びこれの上面に対接させて
    該取着部材(3)と前記フランジ(1)との間に介在さ
    せるパッキン(P)とから成る排水器の取着装置であっ
    て、排水器本体(2)のフランジ(1)の下側に位置し
    て本体(1)の外周面に、係合用凹部(6)を設けると
    共に、前記取着部材(3)の複数個所に前記係合用凹部
    (6)に圧入係合する係合用突子(5)を備えたレバー
    (4)を蝶着して構成した排水器の取着装置。
  2. 【請求項2】 上縁外周側にフランジ(1)を備えると
    共に、上端部に開口部を備え、内部が空洞になっている
    排水器本体(2)と、該フランジ(1)より下側に位置
    して、該本体(2)の外周面に複数周設した係合用突子
    (5)と、シンク(S)の取着孔(9)周縁部及びこれ
    の上面に対接させて該係合用突子(5)と前記フランジ
    (1)の間に介在させたパッキンとから成る排水器の取
    着装置であって、該係合用突子(5)に適合する嵌合用
    凹部(10)をシンク(S)の前記取着孔(9)に配設
    したことを特徴とするシンク(S)にのみ取着可能な排
    水器の取着装置。
  3. 【請求項3】 上縁外周側にフランジ(1)を備えると
    共に、上端部に開口部を備え、内部が空洞になっている
    排水器本体(2)と、該本体(2)のフランジ(1)の
    下面とにより流し台等のシンク(S)に開設した取着孔
    の周縁を挟着するように嵌装緊締して排水器本体(2)
    を該取着孔に取着けるための取着部材(3)と、シンク
    (S)の前記取着孔周縁部及びこれの上面に対接させて
    該取着部材(3)と前記フランジ(1)との間に介在さ
    せるパッキン(P)とから成る排水器の取着装置であっ
    て、排水器本体(2)のフランジ(1)の下側に位置し
    て本体(2)の外周面に下部に段部(7)を備えた係合
    用凹部(6)を設けると共に、前記取着部材(3)の複
    数個所に前記係合用凹部(6)に圧入係合する係合用突
    子(5)を備えたレバー(4)を回動自在に枢着し、前
    記取着部材(3)においてレバー(4)を引き上げて係
    合用突子(5)が係合用凹部(6)に係止する過程で、
    レバー(4)の側面に当接する位置に微小な突出部(3
    d)を形設して構成した排水器の取着装置。
  4. 【請求項4】 上縁外周側に別体にフランジ(1)を配
    設し、上端部に開口部を備え、内部が空洞になってい
    る、前記フランジ(1)下側に配設している排水器本体
    (2)と、該フランジ(1)の下面とにより、流し台等
    のシンク(S)に開設した取着孔の周縁を挟着するよう
    に嵌装緊締して排水器本体(2)を該取着孔に取着ける
    ための取着部材(3)と、シンクの前記取着孔周縁部及
    びこれの上下面に対接させて前記フランジ(1)と前記
    排水器本体(2)との間に介在させるパッキン(P)と
    からなる排水器の取着装置であって、フランジ(1)周
    面から排水器本体(2)周面にかけて成る取着部材
    (3)は2つのパーツからなる本体部(3C)を有し、
    該本体部(3C)の2つのパーツはその一端部を軸着し
    て開閉自在としており、一方のパーツの上部には別体か
    らなるフランジ(1)と排水器本体(2)を密着させる
    ための掛止器具(3b)を回動自在に枢着し、該掛止器
    具(3b)の受座部(3a)を該掛止器具(3b)を掛
    け得る適宜位置に配設した排水器の取着装置。
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