JPH1060151A - スポンジゴムの製造方法 - Google Patents
スポンジゴムの製造方法Info
- Publication number
- JPH1060151A JPH1060151A JP8217332A JP21733296A JPH1060151A JP H1060151 A JPH1060151 A JP H1060151A JP 8217332 A JP8217332 A JP 8217332A JP 21733296 A JP21733296 A JP 21733296A JP H1060151 A JPH1060151 A JP H1060151A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber
- microballoons
- mixed
- microballoon
- sponge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
Abstract
予め定められた直径に熱膨脹させた樹脂製のマイクロバ
ルーンを混合し、定法によるゴム成型加工を経て未架橋
ゴム成形物を得た後、前記マイクロバルーンの材料であ
る樹脂の溶融温度未満の温度で前記未加硫ゴム成形物を
架橋させることを特徴とするスポンジゴムの製造方法。
Description
方法に関し、特に自動車のパッキング,ゴムローラ,ウ
エットスーツ等に適したスポンジゴムの製造方法に関す
る。
ョン性から自動車のパッキング,ゴムローラ,ウエット
スーツ等に幅広く使われている。スポンジゴムを製造す
る手段としては、従来より主として下記の4つの方法が
実用化されている。
し、加熱により化学反応を起こし分解してガスを発生
し、そのガスの圧力により発泡させて多孔性物質を作る
方法。 2)可溶性物例えば塩化ナトリウムを混入し、架橋後、温
水等により塩化ナトリウムを溶出し、気孔を形成する方
法。
性剤を加え撹拌又は空気吹き込みによって気泡を生成さ
せ、凝固剤を加えて凝固,架橋させる方法。 4)内部にイソブタンなどを内包した塩化ビニリデンとア
クリルニトリルの共重合体からなるマイクロバルーンを
ゴム中に混入し、加熱してイソブタンを膨脹させると共
に加硫する方法。
ガスを発生するいわゆる発泡剤法は最も一般的ではある
が、ガスの分解による発泡化と架橋が同時に起こるた
め、気孔(セルの大きさ)の制御が極めて難しい。例え
ば、B.C.Bascom(日本ゴム協会誌,1960,第
33巻,44頁)は、発泡剤によるスポンジ製造法の難しさ
を次のように述べている。
と、最初混和物の温度上昇によってゴム粘度は低下する
が、ある温度に達すると初期加硫が開始するので、ゴム
粘度は最低点を越えた後に漸次上昇し始める。ゴム混和
物の固体粘度曲線の谷の付近で発泡剤を分解せしめる
と、気泡壁のゴム強度が弱いので分解ガスの膨脹圧力に
耐えられず、部分的に破れて貫通した連続気泡構造のス
ポンジが得られる。又、この谷を越えてやや加硫度が進
み、ゴム粘度がかなり高くなった領域付近で発泡剤が分
解するように調節すると、気泡壁のゴム強度が半加硫に
よって増大して分解ガス圧に耐え、独立気泡構造のスポ
ンジを形成する。
ゴムの様な多孔体を製造する先行技術としては、以下に
述べるものが知られている。 1)先行技術1:熱硬化性ミラブル型シリコーン組成物
に、80〜200℃の温度で膨脹する熱膨張性マイクロ
バルーン0.1〜20重量部を配合し、200℃で10
分間放置してスポンジゴムを得る方法(特開平8−12
888)。
ム組成物100重量部に、熱により膨脹するプラスチッ
ク微小中空球0.1〜30重量部からなる発泡性シリコ
ーン組成物(特開平5−209080)。この組成物
は、例えば140℃のオーブン内で硬化させることによ
り、初め粒度が5〜30μmであったマイクロバルーン
は、発泡体中に直径10〜100μmの範囲内のセルに
変わる。
性フィラと溶剤とからなる液状ゴム素材を基体上に塗布
し、得られた塗膜を加熱して加硫し発泡させることを特
徴とするスポンジゴムシートの製造方法(特開平8−9
0696)。ここで、約150℃の温度に加熱すること
により、粒径約15μmのマイクロカプセルは平均粒径
約50μmの球状に膨脹する。
イクロカプセルのみ,あるいは該マイクロカプセルと分
解形発泡剤とを併用した発泡剤を混練し、かつ発泡剤の
分解熱を極力小さい温度に設定できて分解熱でフッ素ゴ
ムの加硫を促進させないようにしながら、フッ素ゴムを
例えば150〜160℃で加圧加熱して発泡させる発泡
体の製造方法(特開平7−278335)。
〜4は未膨脹のマイクロバルーンをゴム中に混合し、加
熱し、マイクロバルーンの膨脹とゴムの加硫を同時に行
うものである。この場合次のような問題点が発生する。
つまり、ゴム加硫がマイクロバルーンの膨脹よりも早く
起これば、ゴムの加硫が先に進んでゴムの粘度が高くな
ってしまうため、マイクロバルーンの膨脹が少なく、セ
ルは成長しない。逆に、ゴムの加硫がマイクロバルーン
の膨脹よりも遅ければ、ゴムの粘度が低くなるため、マ
イクロバルーンの膨脹を抑制する力が少なくなるため、
膨脹にバラツキが生じ、セルの直径の制御は困難とな
る。従って、例えば先行技術2のように、セルの直径は
10〜100μmと大きくバラつくことになる。
10分間放置するとあるが、外殻が塩化ビニリデン・ア
クリロニトリルの共重合体の場合、この重合体はこの温
度では溶融してしまい、イソブタンが揮散し、実際には
スポンジとはならない。
で、ゴム糊にマイクロバルーンを混入させた後、マイク
ロバルーンの材料である樹脂の溶融温度未満の温度でゴ
ムを架橋させることにより、セルの直径の制御を容易に
なしえるスポンジゴムの製造方法を提供することを目的
とする。
であるゴムコンパウンドに、予め定められた直径に熱膨
脹させた樹脂製のマイクロバルーンを混合し、定法によ
るゴム成型加工を経て未架橋ゴム成形物を得た後、前記
マイクロバルーンの材料である樹脂の溶融温度未満の温
度で前記未加硫ゴム成形物を架橋させることを特徴とす
るスポンジゴムの製造方法である。
ゴムコンパウンドに加硫剤,加硫促進剤,補強剤,軟化
剤,その他の配合薬品を撹拌機で充分に混合してゴム糊
を作成しておき、このゴム糊に予め定められた直径に熱
膨脹させた、イソブタンなどを内包した熱可塑性樹脂の
外殻を持ったマイクロバルーン(微小中空球)を混合
し、マイクロバルーンの材料である樹脂の溶融温度未満
の温度でゴムを加硫させることによって、加硫後も直径
を一定に保ち、安定性の高いマイクロスポンジゴムを得
るものである。
しては、例えばソリッドゴムコンパウンドを溶剤に溶解
したゴム糊,液状ポリマーを主体とする液状ポリマーコ
ンパウンド,ゴムの水性分散体であるラテックスゴムコ
ンパウンドが挙げられる。
溶液状ゴムとするのは重要な意味を持ち、その理由は次
の通りである。即ち、固形ゴムのムーニー粘度(ムーニ
ー粘度計によって測定された未加硫ゴムの粘度)が高
い。そのために、ミキシングロールでマイクロバルーン
を練り込む時にマイクロバルーンがせん断力によって破
泡してしまい、セルが形成されないからである。
は、樹脂製マイクロバルーンを予め定められた直径に膨
脹させた後、こうしたマイクロバルーンを混入したゴム
糊を、例えばシート,ローラー等の形に成形しておき、
例えば常圧でマイクロバルーンの材料である樹脂の溶融
温度未満の温度でゴムを加硫させることである。このこ
とは下記表1からも明らかである。
異なる3種類のものを、90℃,100℃,110℃,
120℃,130℃,140℃,150℃の温度に調節
したオーブンに放置し、膨脹させたマイクロバルーンを
顕微鏡で観察して異常の有無を調べたものである。
00℃以下で安定、材質(ハ)は140℃以下で安定で
あることを示している。このことは、材質(イ),
(ロ)の混合されたゴム糊を110℃以上で加硫すると
満足なセルが形成されず、材質(ハ)の混合されたゴム
糊を150℃以上で加硫すると満足なセルが形成されな
いことを意味している。
ニリデン・アクリロニトリル共重合体の場合、100℃
で1時間オーブン内に放電しても溶融破泡しないが、1
10℃では一部に溶融破泡がみられるため、100℃以
下の温度で加硫すれば安定的にセルが形成される。ま
た、マイクロバルーンの外殻がメタアクリロニトリルと
アクリロニトリル共重合体の場合は、150℃,1時間
で一部に溶融破泡が起こるため、140℃以下で加硫す
れば安定的にセルが形成される。マイクロバルーンの溶
融温度以上に加硫すると、もし加硫がすすんでいない場
合には外殻が溶融破泡し、内包されているイソブタンが
揮散し、セルは形成されない。
し、加熱し、加硫と発泡(膨脹)を同時に進行させる
と、出来上がったセルのばらつく原因となる。例えば、
ケマ・ノーベル社製のマイクロバルーンであるエクスパ
ンセル551は未発泡状態での粒径は10〜16μmで
あるが、100℃で膨脹させると40〜60μmの球径
となる。このものをゴム糊に混合し、マイクロバルーン
の溶融しない100℃以下で加硫するとほぼ40〜60
μmのセルが得られる。エクセルパンセル091DEの
未発泡の球径は10〜16μmであり、140℃で膨脹
させると平均球径が30〜50μmとなる。このもの
も、ゴム糊に混合し140℃以下で加硫すると、略30
〜50μmのセルが得られる。
温度で膨脹させてから混合し、マイクロバルーンを膨脹
させた温度より低い温度で加硫するため、例えば40〜
60μmのマイクロバルーンは直径の変化を伴わないこ
とである。即ち、直径の変化を伴わない為、製品の寸法
変化が極めて少なく精度良くかつ再現性良く製品が作れ
る為、自動車パッキンなどには極めて望ましい。
て説明したが、これに限定されるものではなく、それぞ
れのマイクロバルーンの外殻の溶融する温度で加硫すれ
ば、いかなる化学構造を持つ外殻のマイクロバルーンに
も適用される。また、希望する密度,硬さ,圧縮性,ポ
ロシティー等によって添加するマイクロバルーンの量及
びベースとなるゴムの配合に変更が加えられることはい
うまでもないことである。
は、例えば天然ゴム,スチレン・ブタジエンゴム,ブタ
ジエンゴム,イソプレンゴム,ニトリルゴム,水素添加
ニトリルゴム,ブチルゴム,エピクロルヒドリンゴム,
クロロスルフォン化ポリエチレン,フッ素ゴム,エチレ
ンプロピレンゴム,アクリルゴム,シリコーンゴム,ウ
レタンゴム,クロロプレンゴム,熱可塑性エラストマー
が挙げられる。
の種類に応じて任意に選択すれば良い。例えば、ソリッ
ドゴムが天然ゴムの場合は、溶剤として例えばトルエ
ン,ガソリンが挙げられる。また、ソリッドゴムがフッ
素ゴムの場合は、溶剤として例えばメチルエチルケトン
が挙げられる。
ば一液型及び二液型のシリコーンゴム,多硫化ゴム,ウ
レタンゴム,クロロプレンゴム,アクリロニトリルゴ
ム,ポリブタジエンが挙げられる。ここで、液状ゴムと
は、分子量が3000〜6000の液状のゴムであり、
通常の固形ゴム(ソリッドゴム)の数平均分子量が約1
0万ないし30万程度の高分子物質と区別している
(「ゴム技術の基礎」,日本ゴム協会,第15頁)。
テックスとしては、天然ゴムラテックス,スチレン・ブ
タジエンラテックス,クロロプレンゴムラテックス等の
合成ゴムラテックスが挙げられる。
ドは、常法に従って調整される。ここでは、クロロプレ
ンゴムを例にとる。まず、ネオプレンWRT(クロロプ
レンの商品名,昭和電工・デュポン社製)100重量部
に、亜鉛華,酸化マグネシウム,ステアリン酸,加硫促
進剤,老化防止剤,充填剤,カーボンブラック,軟化剤
を、目的とする硬さ,伸び,強度に応じてそれぞれの配
合量を決め、練りロールで混合練りをする。次に、混合
練りの済んだゴムコンパウンドをトルエンに溶かし、1
000〜3000ポイズとなる様にする。粘度が100
0ポイズ未満では溶剤を揮散させる効率が悪く、300
0ポイズを越えるとマイクロバルーンを混入する作業が
困難となる。
こで、マイクロバルーンとしては、外殻として熱可塑性
の塩化ビニリデンとアクリロニトリルの共重合体,メチ
ルメタルメタクリレートとアクリロニトリルの共重合
体,メタアクリロニトリルとアクリロニトリルの共重合
体などが挙げられるが、これらに限定されるものではな
い。
合体の外殻を有し内部にイソブタンを内包したものとし
ては、例えばケマ・ノーベル社のエクスパンセル461
がある。このものの外殻の軟化温度は100℃前後であ
る。未膨脹での直径は10〜16μmである。100℃
に温調したオーブンに10分間放置し、マイクロバルー
ンを膨脹させると平均粒径が40〜60μmのマイクロ
バルーンが得られる。
mのマイクロバルーン10重量部を予め準備したゴム糊
に混ぜ、密閉型の2枚の羽根を有する混合機で30分間
混合すると、ゴム糊中にマイクロバルーンが均一に分散
した状態となる。また、ローラーの芯金に接着剤を塗布
し、この芯金の回りに片肉7mmの空隙を有する紙管を
はめ込み底ぶたを施す。そして、ゴム糊を上方から注ぎ
込み、そのまま一昼夜放置する。
圧で5時間加熱すると、加硫が完了する。更に、表面層
を研磨し、片肉5mmの厚さの極めて微細なスポンジロ
ーラが得られる。マイクロバルーンの膨脹温度と加硫温
度が100℃と同じで常圧で加硫したため、セルの平均
粒径は40〜60μmと非常に安定性が高い。
ルーンの粒径がスポンジ化された後でも変化が起こら
ず、極めて安定性の高いスポンジロールの製造方法を提
供できる。
明する。 (実施例1)まず、下記表2に示すクロロプレンゴム配
合を練りロールによって充分に混合練りを行なった。次
に、混合練りしたゴムコンパウンド193.5gを20
0gのトルエンに溶解し、ゴム糊とした。このゴム糊の
粘度は1500ポイズであった。
を準備した。外殻が塩化ビニリデンとアクリロニトリル
の共重合体でイソブタンを内包した未膨脹のマイクロバ
ルーン(ケマ・ノーベル社製の商品名:エクスパンセル
461)を100℃に温調したオーブンに10分間放置
させたところ、平均粒径が40〜60μmの膨脹したマ
イクロバルーンを得た。
gを前記ゴム糊に混入し、2枚の撹拌羽根を持つ撹拌機
で30分間撹拌し、均一なゴム糊を得た。次いで、ロー
ラの芯金に接着剤を塗布し、紙管の中に挿入し底ぶたを
した。この後、紙管と芯金の間に前記ゴム糊を流し込み
一昼夜室温にて放置し、トルエンを揮散させた。さら
に、100℃に温調したオーブンに5時間放置し加硫さ
せ、冷却後表面研磨し、スポンジロールを完成した。
たところ、およそ40〜60μmでアスカC硬さ40゜
の極めて微細なことが認められた。また、マイクロバル
ーンの粒径がスポンジ化された後でも変化が起こらず、
極めて安定性の高いスポンジロールが得れれた。このス
ポンジローラの比重は0.6であった。
ルゴム配合を密閉型混練り機・ニーダーで充分に混合練
りした。次に、混合練りしたゴムコンパウンド191g
を200gのメチルエチルケトンに溶解しゴム糊とし
た。このゴム糊の粘度は1300ポイズであった。
リデンとアクリロニトリル共重合体で、イソブタンを内
含した未膨脹の粒径が10〜16μmのマイクロバルー
ンであるエクスパンセル551を100℃で膨脹させた
直径が40〜60μmのマイクロバルーン15gを前記
ゴム糊に混合し、2枚の羽根を有する撹拌機で30分間
充分に混合した。
の上に厚さ4mmの厚さに塗布し、一昼夜室温で放置
し、溶媒を揮散させた後、50℃に温調したオーブンに
3時間放置し加硫を完了させた。超促進剤を用いたた
め、50℃,3時間で加硫が完了した。厚さは3mmに
まで減少した。セル径はおよそ40〜60μmで極めて
微細かつ均一であった。このスポンジゴムシートの体積
固有抵抗値は108 Ω・cmであった。
リコーンゴム配合を練りロールで充分に混合練りした。
次に、混合練りしたシリコーンゴムコンパウンド113
gを150ccのトリクロロエチレンに溶解しゴム糊と
した。
リロニトリルとアクリロニトリル共重合体である、マイ
クロバルーン(エクスパンセル091)は耐熱性が高
く、外殻がトリクロロエチレンに溶解しないために選定
した。未膨脹の直径は10〜16μmであり、140℃
で膨脹させ、直径が30〜50μmのマイクロバルーン
とし、ゴムコンパウンド113gのゴム糊に対し、膨脹
させたマイクロバルーン15gを加え、2枚の羽根を有
する撹拌機で30分間撹拌し、均一なシリコーンゴム糊
を得た。
ルミニウム製の芯金を溶剤で脱脂した後、接着剤を塗布
し、30分間室温に放置し、乾燥させた。しかる後、内
径が145mm,長さが260mmの紙管を芯金に被
せ、芯金が中心になる様に調節し、底ぶたをつけ、紙管
と芯金の間に上記シリコーンゴム糊を流し込んだ。この
後、室温で一昼夜放置し、トリクロロエチレンを揮散さ
せた後、140℃に温調したオーブン内に3時間放置し
て加硫を完了させ、冷却後、外径を140mmに研磨を
施した。
ラは、セル径がおよそ30〜50μmでアスカーC硬度
計で30゜であった。また、体積固有抵抗値は1×10
7 〜1×108 Ω・cmであり、レーザービームプリン
ター用転写ドラムとして適したものであった。
配合をミキシングロールで充分に混合練りを行なった。
次に、混合練りの終ったフッ素ゴムコンパウンド168
gをメチル・エチル・ケトンとメチル・イソブチル・ケ
トンを容積比で1:1に混合した溶剤150gに溶解
し、フッ素ゴム糊を作成した。つづいて、140℃で膨
脹させ直径を30〜50μmとしたエクスパンセル09
1を8重量部をフッ素ゴム糊に加え、撹拌機で充分に混
合した。更に、このフッ素ゴム糊を自動車パッキングの
金型に注型して一昼夜放置し、溶剤を揮散させた後、1
40℃に温調したオーブン内に1時間放置し、架橋を完
了させた。この後、このパッキングを金型から取り出し
て放冷し、寸法精度を測定したところ、金型寸法よりも
0.05mm短くなり、発泡剤を用いる方法よりも各段
に寸法精度の優れるパッキングが得られた。
ロバルーン:エクスパンセル461は外殻が塩化ビニリ
デンとアクリロニトリルの共重合体であり、110℃で
溶融する。未膨脹の球形は10〜16μmであり、10
0℃で10分加熱して球形が40〜60μmの膨脹した
マイクロバルーンとした。
名:KE1602,信越化学社製)100重量部に硬化剤
(商品名:Cat.1602 ,信越化学社製)を10重量部を
加え、撹拌機で充分に混合した。この後、これに膨脹済
みのエクスパンセル461 を15重量部加え、撹拌機で3
0分混合し、シリコーンゴム混合物とした。
布し、芯金よりも直径で15mm太い紙管を芯金が中心
となるようにして被せ底ぶたをした。次に、紙管と芯金
の間に上記シリコーンゴム混合物を注ぎ込み、室温で一
昼夜放置し、硬化を完了させた。つづいて、紙管を外
し、研磨機で表面を研磨すると、およそ40〜60μm
のマイクロバルーンが無数に埋設されたシリコーンスポ
ンジロールを得た。
マイクロバルーンを入れないシリコーンゴム混合物を1
00μmの厚みに塗布し、一昼夜放置させて、内層がス
ポンジ,外層がソリッドゴムの2層構造の複写機用ロー
ルを得た。このローラはアスカC型硬度計で60°であ
った。
コーンゴム(商品名:LTVシリコーンXE15-804A,
東芝シリコーン社製)100重量部に、硬化剤(商品
名:XE15-804B,東芝シリコーン社製,粘度は150
ポイズ)10重量部及び導電性カーボンブラック(商品
名:ライオン社製,ケッチェンブラックEC)8重量部
をペイントミルを使って20分間混合練りをして混合物
とした。
させたエクスパンセル091を20重量部加え、混合し
た。つづいて、直径が130mm,長さが250mmの
アルミニウム製芯金を溶剤で脱脂後、接着剤を塗布し、
30分間室温に放置し、乾燥させた。更に、内径が14
5mm,長さが260mmの紙管を芯金に被せ、芯金が
中心となる様に調節し、底ぶたをつけ、紙管と芯金の間
に上記LTVシリコーンの混合物を流し込んだ。次い
で、これを120℃に温調したオーブンに入れ、1時間
加熱し、架橋を完成させた。冷却後、研磨機で直径を1
40mmに研磨した。
は、硬さがアスカC硬度計で40〜42°であった。ま
た、体積固有抵抗は1.5×108 Ω・cmであった。
このシリコーンスポンジロールの上に100μmの厚み
のPVDF製のチューブを被せ、レーザビームプリンタ
ー用の転写ドラムとして使用した。その結果、スポンジ
のセルの大きさが40〜60μmと揃っており、発泡剤
のようにセルが不揃いでないため、極めてシャープな画
質が得られた。
ム(商品名:チオコールLP−2,チオコール社製)に
下記表6の配合に従って秤量し、ペイントミルで充分に
混合し、混合物を得た。次に、この混合物にケマ・ノー
ベル社のエクスパンセル 091DEを15重量部加え、撹
拌機で30分混合した。ここで、エクスパンセル 091D
Eは、140℃で膨脹させ、直径はおよそ40〜50μ
mとしたマイクロバルーンである。
ール材用の金型に流し込み、140℃の温度で30分加
熱して架橋を完了させた。発泡剤法による窓ガラスシー
ル材は発泡による寸法安定性が劣るのに対し、本発明に
よる窓ガラスシール材は変形が起こらない為、極めて寸
法精度が高く設計通り作ることができるという利点を有
する。
ロバルーン:エクスパンセル091は外殻がアクリロニ
トリルとメタアクリロニトリルの共重合体で、未膨脹の
直径は10〜16μmであり、膨脹させて直径が40〜
60μmの膨脹したマイクロバルーンとした。
レン100 ,バイエル社製)100重量部を100℃に予
熱をしておく。つづいて、架橋剤としてのジクロル・ジ
アミノジフェニルメタン(商品名:キュアミンM,イハ
ラケミカル社製,融点100〜110℃)11重量部を
120℃で加熱溶融させた後、混合してウレタン混合物
とした。更に、このウレタン混合物に上述した球形が4
0〜60μmに膨脹したマイクロバルーンを8重量部加
え、撹拌機で充分に混合して混合物とした。
入し、110℃に保ち、1時間加熱し架橋を完了させ
た。このスポンジゴム製のゴム車輪を運搬用の車に取付
け実用に供したところ、適度のクッション性が得られ、
騒音も低減した。
タジエンラバー(Poly BDR−45HP,出光石油化学
社製の液状ポリブタジエン)を主剤として、各種の配合
薬品を三本ロール(ペイントミル)によって30分混合
練りを行い、均一なペーストとした。
ケマ・ノーベル社製のマイクロバルーン,エクスパンセ
ル551 を100℃で加熱膨脹して直径を50〜80μm
にしたもの15重量部を、撹拌機で30分間撹拌し、均
一に分散させた。そして、このものに架橋剤であるイソ
シアネート,アイソネート143L(三菱化成社製)を21
g加え、撹拌機で30分間混合して混合物とした。次
に、この混合物をモルタル製の屋内プールに鏝を使っ
て、5mmの厚さに塗布した。
と、液状ポリブタジエンはイソシアネートと架橋反応
し、内部に微細なマイクロバルーンによる気泡が形成さ
れた極めてクッション性に富む塗膜が形成された。マイ
クロバルーンによって形成された独立の気泡であるた
め、水を入れても水が染みだすおそれもなく、かつクッ
ション性があるため、ころんでも怪我の心配のないプー
ルコートである。
ム糊にマイクロバルーンを混入させた後、マイクロバル
ーンの材料である樹脂の溶融温度未満の温度でゴムを架
橋させることにより、セルの直径の制御を容易になしえ
るスポンジゴムの製造方法を提供できる。
Claims (4)
- 【請求項1】 組成物が液状であるゴムコンパウンド
に、予め定められた直径に熱膨脹させた樹脂製のマイク
ロバルーンを混合し、定法によるゴム成型加工を経て未
架橋ゴム成形物を得た後、前記マイクロバルーンの材料
である樹脂の溶融温度未満の温度で前記未加硫ゴム成形
物を架橋させることを特徴とするスポンジゴムの製造方
法。 - 【請求項2】 前記ゴムコンパウンドが、ソリッドゴム
コンパウンドを溶剤に溶解したゴム糊であることを特徴
とする請求項1記載のスポンジゴムの製造方法。 - 【請求項3】 前記ゴムコンパウンドが、液状ポリマー
を主体とする液状ポリマーコンパウンドであることを特
徴とする請求項1記載のスポンジゴムの製造方法。 - 【請求項4】 前記ゴムコンパウンドが、ゴムの水性分
散体であるラテックスゴムコンパウンドであることを特
徴とする請求項1記載のスポンジゴムの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21733296A JP3274071B2 (ja) | 1996-08-19 | 1996-08-19 | 独立気泡スポンジゴムの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21733296A JP3274071B2 (ja) | 1996-08-19 | 1996-08-19 | 独立気泡スポンジゴムの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1060151A true JPH1060151A (ja) | 1998-03-03 |
JP3274071B2 JP3274071B2 (ja) | 2002-04-15 |
Family
ID=16702526
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21733296A Expired - Lifetime JP3274071B2 (ja) | 1996-08-19 | 1996-08-19 | 独立気泡スポンジゴムの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3274071B2 (ja) |
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11343362A (ja) * | 1998-06-02 | 1999-12-14 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 熱可塑性エラストマー発泡体 |
EP1089139A1 (en) * | 1999-09-30 | 2001-04-04 | Canon Kabushiki Kaisha | Heating assembly, image-forming apparatus, and process for producing silicone rubber sponge and roller |
JP2001182738A (ja) * | 1999-12-22 | 2001-07-06 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 導電性ロールおよび導電性ロールの製造方法 |
US6333364B2 (en) | 2000-02-08 | 2001-12-25 | Shin Etsu Chemical Co., Ltd. | Silicone rubber compositions |
JP2002070838A (ja) * | 2000-09-01 | 2002-03-08 | Canon Inc | 弾性体、ローラとその製造方法、及び加熱定着装置 |
JP2002148988A (ja) * | 1999-09-30 | 2002-05-22 | Canon Inc | 加熱装置、画像形成装置、および、シリコーンゴムスポンジおよびローラの製造方法 |
JP2002283691A (ja) * | 2001-03-28 | 2002-10-03 | Shachihata Inc | レーザ加工用独立気泡スポンジゴム印材 |
US6506331B2 (en) | 2000-02-29 | 2003-01-14 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Method for the preparation of low specific gravity silicone rubber elastomers |
JP2005206784A (ja) * | 2003-12-25 | 2005-08-04 | Nitto Kogyo Co Ltd | シリコーンエラストマー多孔質体 |
JP2011026617A (ja) * | 2003-12-25 | 2011-02-10 | Synztec Co Ltd | シリコーンエラストマー多孔質体 |
US8163811B2 (en) | 2009-06-04 | 2012-04-24 | Armacell Enterprise Gmbh | Fire retardant elastic foam material |
JP2012136135A (ja) * | 2010-12-27 | 2012-07-19 | Sunstar Engineering Inc | ペースト状加熱発泡充填材 |
JP2017090891A (ja) * | 2016-09-06 | 2017-05-25 | 信越ポリマー株式会社 | スポンジローラ、スポンジローラの製造方法及び画像形成装置 |
JP2019045519A (ja) * | 2017-08-29 | 2019-03-22 | 信越ポリマー株式会社 | シリコーン被覆スポンジローラ、及びこれを使用した画像形成装置 |
WO2019064842A1 (ja) * | 2017-09-26 | 2019-04-04 | ダイキン工業株式会社 | 成形体 |
WO2023234162A1 (ja) * | 2022-05-30 | 2023-12-07 | 日本ゼオン株式会社 | 中空粒子含有エラストマー組成物及びその製造方法 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012131916A (ja) | 2010-12-22 | 2012-07-12 | Shin-Etsu Chemical Co Ltd | 高熱伝導性シリコーンゴムスポンジ組成物及び定着ロール |
WO2013176179A1 (ja) | 2012-05-22 | 2013-11-28 | 積水化学工業株式会社 | シート状シール材及び積層シート状シール材 |
-
1996
- 1996-08-19 JP JP21733296A patent/JP3274071B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11343362A (ja) * | 1998-06-02 | 1999-12-14 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 熱可塑性エラストマー発泡体 |
EP1089139A1 (en) * | 1999-09-30 | 2001-04-04 | Canon Kabushiki Kaisha | Heating assembly, image-forming apparatus, and process for producing silicone rubber sponge and roller |
JP2002148988A (ja) * | 1999-09-30 | 2002-05-22 | Canon Inc | 加熱装置、画像形成装置、および、シリコーンゴムスポンジおよびローラの製造方法 |
US6459878B1 (en) | 1999-09-30 | 2002-10-01 | Canon Kabushiki Kaisha | Heating assembly, image-forming apparatus, and process for producing silicone rubber sponge and roller |
JP2001182738A (ja) * | 1999-12-22 | 2001-07-06 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 導電性ロールおよび導電性ロールの製造方法 |
US6333364B2 (en) | 2000-02-08 | 2001-12-25 | Shin Etsu Chemical Co., Ltd. | Silicone rubber compositions |
US6506331B2 (en) | 2000-02-29 | 2003-01-14 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Method for the preparation of low specific gravity silicone rubber elastomers |
JP2002070838A (ja) * | 2000-09-01 | 2002-03-08 | Canon Inc | 弾性体、ローラとその製造方法、及び加熱定着装置 |
US6546223B2 (en) * | 2000-09-01 | 2003-04-08 | Canon Kabushiki Kaisha | Elastic body, roller, heating and fixing device, and manufacturing method therefor |
JP2002283691A (ja) * | 2001-03-28 | 2002-10-03 | Shachihata Inc | レーザ加工用独立気泡スポンジゴム印材 |
JP2005206784A (ja) * | 2003-12-25 | 2005-08-04 | Nitto Kogyo Co Ltd | シリコーンエラストマー多孔質体 |
JP2011026617A (ja) * | 2003-12-25 | 2011-02-10 | Synztec Co Ltd | シリコーンエラストマー多孔質体 |
US8163811B2 (en) | 2009-06-04 | 2012-04-24 | Armacell Enterprise Gmbh | Fire retardant elastic foam material |
JP2012136135A (ja) * | 2010-12-27 | 2012-07-19 | Sunstar Engineering Inc | ペースト状加熱発泡充填材 |
JP2017090891A (ja) * | 2016-09-06 | 2017-05-25 | 信越ポリマー株式会社 | スポンジローラ、スポンジローラの製造方法及び画像形成装置 |
JP2019045519A (ja) * | 2017-08-29 | 2019-03-22 | 信越ポリマー株式会社 | シリコーン被覆スポンジローラ、及びこれを使用した画像形成装置 |
WO2019064842A1 (ja) * | 2017-09-26 | 2019-04-04 | ダイキン工業株式会社 | 成形体 |
WO2023234162A1 (ja) * | 2022-05-30 | 2023-12-07 | 日本ゼオン株式会社 | 中空粒子含有エラストマー組成物及びその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3274071B2 (ja) | 2002-04-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3274071B2 (ja) | 独立気泡スポンジゴムの製造方法 | |
KR101261056B1 (ko) | 가열 발포 시트, 가열 발포 시트의 제조 방법, 충전 발포부재 및 중공 부재의 내부 공간의 충전 방법 | |
US3046172A (en) | Spongy elastomeric materials and methods and products used in the manufacture of the same | |
US2299593A (en) | Method of making closed cell expanded rubber by internally developed gases | |
JP4759108B2 (ja) | 多孔体の製造方法 | |
JP2008001826A (ja) | タイヤトレッド用ゴム組成物 | |
JP5820392B2 (ja) | シリコーンゴムスポンジの製造方法及びゴム被覆ローラの製造方法 | |
KR101099346B1 (ko) | 화장용 도포구 | |
JP2000283149A (ja) | 導電性ロールの製法およびそれによって得られた導電性ロール | |
JPH1143551A (ja) | 熱可塑性エラストマー発泡体 | |
JP4799896B2 (ja) | 化粧用スポンジパフ | |
JP3822692B2 (ja) | 消しゴム | |
JP4157994B2 (ja) | 事務機器用ローラの製造方法 | |
JP2001209236A (ja) | 帯電部材 | |
JP2021054919A (ja) | ゴム成形体の製造方法およびゴム成形体 | |
JP2005171092A (ja) | タイヤ用ゴム組成物 | |
JPH0120177B2 (ja) | ||
JP2008019337A (ja) | シリコーンゴム発泡体およびシリコーンゴム発泡oaロール | |
JP2004091746A (ja) | タイヤ用ゴム組成物の製造方法 | |
JPS62225325A (ja) | 多孔性ゴム弾性体の製造方法 | |
JP2003084520A (ja) | 半導電性発泡ゴムローラー及びその製造方法 | |
JP2004091745A (ja) | タイヤ用ゴム組成物 | |
JP2007211118A (ja) | Epdm発泡体及びその製造方法 | |
JPH11170724A (ja) | 印刷用ブランケットの製造方法 | |
JP2001079868A (ja) | 複合発泡体の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080201 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090201 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090201 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100201 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100201 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110201 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110201 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120201 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120201 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130201 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140201 Year of fee payment: 12 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |