JPH1059623A - 搬送台車の連結装置 - Google Patents

搬送台車の連結装置

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JPH1059623A
JPH1059623A JP23361596A JP23361596A JPH1059623A JP H1059623 A JPH1059623 A JP H1059623A JP 23361596 A JP23361596 A JP 23361596A JP 23361596 A JP23361596 A JP 23361596A JP H1059623 A JPH1059623 A JP H1059623A
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JP
Japan
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carriages
connecting member
carrying
transport
connecting device
Prior art date
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Pending
Application number
JP23361596A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Okuyama
康夫 奥山
Minoru Komatsu
稔 小松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
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Publication of JPH1059623A publication Critical patent/JPH1059623A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】天井搬送路を走行する複数連結の搬送台車が、
玉揚げ位置や荷下ろし位置で個別に上昇又は下降すると
きに、各搬送台車が確実に再連結できるようにする。 【解決手段】各搬送台車1の連結対向端部にそれぞれ回
動可能に支持されると共に、所定姿勢に付勢された第1
受け部材33及び第2受け部材34と、各受け部材33、34の
回動中心の孔39に係合又は離脱が可能である係合手段を
下面に突設した連結部材35とよりなっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、仮撚機等より玉
揚げされたパッケージを搬送するための天井搬送路を走
行する搬送台車の連結装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】玉揚げパッケージを搬送する装置とし
て、従来、図7に示すものが知られている。その搬送装
置は、仮撚機4等の端部にあるパッケージPの玉揚げ位
置と不図示の荷下ろし位置との間において、互いに連結
された複数の搬送台車1を天井搬送路2に沿って走行さ
せると共に、玉揚げ位置及び荷下ろし位置において、昇
降装置5により搬送台車1を1台ずつ上昇又は下降させ
るものである。
【0003】昇降装置5には、天井搬送路2とは別個の
分離した可動搬送路6が存在し、その可動搬送路6は巻
取り、巻き戻しされるスチールベルト7の端部に取り付
けられている。従って、玉揚げ時には、先頭の搬送台車
1から順に切り離され、可動搬送路6に載せられて下降
し、再連結してガイドフレームFに順送りされる。そし
て、不図示の自動玉揚げ装置によって玉揚げされた後に
は、各搬送台車1が玉揚げ時と逆の動作で、天井搬送路
2の位置まで順次持ち上げられる。
【0004】この搬送装置における各搬送台車1は、図
8に示す連結部材8、即ち、平板の一面の両端に、搬送
台車の連結孔11aに係合する連結突起8aがそれぞれ
突設された連結部材8によって互いに連結される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の搬送台車1の連
結部材8は、連結孔11aを連結突起8aの係合に余裕
を持たせて大きめのものとしているので、非連結時に連
結孔11aに片方の連結突起8aが係合した状態で水平
状態を維持することができずに下方に傾いたり、水平方
向にずれ回りすることがある。その場合は、各搬送台車
1が再連結しようとしても、もう一方の連結突起8aが
相手方の搬送台車の連結孔11aに係合せず、失敗に終
わる。
【0006】この発明は、天井搬送路を走行する複数連
結の搬送台車が、玉揚げ位置や荷下ろし位置で個別に上
昇又は下降するときに、各搬送台車が確実に再連結でき
るようにすることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の搬送台車の連
結装置は、搬送台車1の端部に回動可能に支持されると
共に、所定姿勢に付勢され、且つ、上記搬送台車1が上
昇又は下降するときに隣接搬送台車1と係合又は離脱が
可能である係合手段31a又は35aを備えたものであ
る。
【0008】各搬送台車1の連結対向端部にそれぞれ回
動可能に支持されると共に、所定姿勢に付勢された第1
受け部材33及び第2受け部材34と、両受け部材に係
合可能である連結部材35とにより構成するとよい。
【0009】第1受け部材33及び第2受け部材34の
連結部材35との係合位置を、共に連結部材35の重心
位置を越えた位置とするとよい。
【0010】
【発明の実施の形態】図1ないし図6を参照し、この発
明の連結装置の実施形態について説明する。
【0011】この連結装置3が適用される搬送台車1
は、図1及び図2に示すように、本質的には従来のもの
と変わらない。即ち、天井搬送路2を走行するときに必
要となる複数の車輪12及び2セットのペグスタンド1
3が横フレーム11に取付けられたものである。なお、
本実施形態においては、昇降装置における可動搬送路を
昇降させる従来のスチールベルトに代えてチェーンが採
用されている。
【0012】各ペグスタンド13には、それぞれ6個の
ペグ13aが設けられている。仮撚機は、通常9スパン
からなり、この発明の連結装置が適用される各搬送台車
1は、それぞれ1スパン(12錘)毎に対応するもので
ある。
【0013】この発明の連結装置3は、このような搬送
台車1の横フレーム11の各端部に設けられている。そ
の簡単なものは図6に示しており、より複雑なものは図
3ないし図5に示している。
【0014】先ず図6に示す連結装置から説明する。こ
れは、横フレーム11の端部に設けた連結孔11aに係
合する連結突起31aが下面の両端にそれぞれ突設され
た連結部材31と、その一方の連結突起31aを連結孔
11aに係合させた状態で、連結部材31の姿勢を台車
連結に必要な所定姿勢、即ち、横フレーム11の長手方
向と水平に向くよう付勢する引張バネ32(一端が横フ
レーム11に固定されている)とよりなっている。
【0015】従って、この連結部材31は、連結孔11
aに対して回動可能であり、各搬送台車1が連結された
状態でカーブした天井搬送路2に差し掛かっても、何ら
支障なく通過することができる。また、搬送台車1が上
昇又は下降するときには、隣接搬送台車の連結孔11a
と係合又は離脱が可能となる。
【0016】次に図3ないし図5に示す連結装置につい
て説明する。これは、第1受け部材33と、第2受け部
材34と、連結部材35とから構成されている。
【0017】第1受け部材33及び第2受け部材34
は、各搬送台車1の横フレーム11の連結対向端部にそ
れぞれ回動可能に支持されると共に、それぞれの横フレ
ーム11に設けられた引張バネ36、37によって、前
記連結部材31と同様に台車連結に必要な所定姿勢に付
勢されている。
【0018】各受け部材33、34の横フレーム11端
部における支持構造は同様なものであり、図5を参照
し、第1受け部材33によってその構造を説明する。
【0019】横フレーム11の端部には孔が設けられて
おり、その内側には円筒状のボス38が溶接されてい
る。そのボス38内には円筒状の潤滑用ブッシュ39が
装着されている。第1受け部材33は、そのブッシュ3
9に固定されている。従って、第1受け部材33は、ボ
ス38に対して回動可能である。
【0020】各受け部材33、34の自由端は、数は異
なるが、それぞれ上方へ折れ曲がった係合部33a、3
4aとなっている。
【0021】連結部材35には、先の例の連結部材35
と同様に、ブッシュ39の中心孔に嵌められる連結突起
35aが突設されている。また、連結部材35には、各
受け部材33、34の係合部33a、34aが台車連結
時に係合する孔35bが設けられている。この孔35b
は、図4に符号を付した3個あれば足りるが、どちら向
きにもセットできるように(対称となるように)6個設
けている。ここで重要なことは、第1受け部材33の係
合部33aに対応する外側の孔35bが連結部材31の
重心位置を越えた位置に設けることである。この点は、
第2受け部材34の係合部34aについても同様であ
る。これにより、第1又は第2受け部材33、34上に
おける連結部材35の傾きを防止することができる。
【0022】連結部材35は、台車分離状態で、受け部
材33、34のどちらか一方のブッシュ39と係合した
状態にされている。
【0023】このような状態にあれば、引張バネ36又
は引張バネ37によって連結装置は台車連結に必要な所
定姿勢に維持されるので、搬送台車1が上昇又は下降す
るときに隣接搬送台車と係合又は離脱が確実になされ
る。そして、各搬送台車1が連結された状態でカーブし
た天井搬送路2に差し掛かっても、連結装置は各受け部
材33、34の各ブッシュ39を中心にして回動するこ
とができるので、何ら支障なく通過することができる。
【0024】なお、仮撚機等により生産され、満管とな
ったパッケージPの搬出は、次のようにして行われる。
この動作は、全く従来のものと変わらないので、図7も
参照して説明する。
【0025】先ず、各搬送台車1を天井搬送路2に沿っ
て玉揚げ待ちの仮撚機4まで走行させる。先頭の搬送台
車1が仮撚機4の端部にある昇降装置5に入って停止す
ると、昇降装置5が作動し、その部分の可動搬送路6が
下降する。その際、先頭の搬送台車1は他の複数の搬送
台車1から分離される。その後、可動搬送路6に設けら
れている搬送台車の一部をニップする不図示のローラー
が駆動し、その搬送台車1は昇降装置5の可動搬送路6
からガイドフレーム6に移される。以後、後続の各搬送
台車1が昇降装置5によって順次下ろされ、先行搬送台
車1に再連結されつつガイドフレーム6に順送られる。
これらの全動作が終了すると、空紙管を各ペグ13aに
挿着した後、不図示の自動玉揚げ装置が作動して各搬送
台車1の各ペグ13aの空紙管と仮撚機4の満管パッケ
ージPとが交換される。
【0026】玉揚げ後には、上記動作と逆の動作で、各
搬送台車1をガイドフレーム6に沿って逆送りしつつ、
1台ずつ昇降装置5により天井搬送路2まで持ち上げ、
再連結して他の場所に運ばれる。
【0027】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に記載するような効果を奏する。
【0028】即ち、連結装置が搬送台車の端部に回動可
能に支持されているので、複数連結の搬送台車がカーブ
した天井搬送路に差し掛かっても、何ら支障なく通過す
ることができる。また、連結装置が台車連結に必要な所
定姿勢に維持されるので、従来のもののように下方に傾
いたり、水平方向にずれ回りすることがなく、搬送台車
が上昇又は下降するときに隣接搬送台車と係合又は離脱
が確実になされる。更に、連結されている2つの台車の
内、走行方向の前後どちらの台車をも離脱することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】搬送台車の正面図である。
【図2】搬送台車の側面図である。
【図3】この発明の連結装置の平面図である。
【図4】この発明の連結装置を構成する連結部材の図で
あり、(1)、(2)、(3)はそれぞれ平面図、正面
図、側面面である。
【図5】この発明の連結装置要部の断面図である。
【図6】この発明の他の連結装置の図であり、(1)、
(2)はそれぞれ側面図、平面図である。
【図7】仮撚機と搬送台車との関係を示す正面図であ
る。
【図8】従来の連結装置の図であり、(1)、(2)は
それぞれ側面図、平面図である。
【符号の説明】
1 搬送台車 11 横フレーム 2 天井搬送路 31 連結部材 31a 係合手段 33 第1受け部材 34 第2受け部材 35 連結部材 35a 係合手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送台車の端部に回動可能に支持されると
    共に、所定姿勢に付勢され、且つ、上記搬送台車が上昇
    又は下降するときに隣接搬送台車と係合又は離脱が可能
    である係合手段を備えた搬送台車の連結装置。
  2. 【請求項2】各搬送台車の連結対向端部にそれぞれ回動
    可能に支持されると共に、所定姿勢に付勢された第1受
    け部材及び第2受け部材と、両受け部材に係合可能であ
    る連結部材とよりなる請求項1に記載の搬送台車の連結
    装置。
  3. 【請求項3】第1受け部材及び第2受け部材の連結部材
    との係合位置が共に連結部材の重心位置を越えた位置に
    存在する請求項2に記載の搬送台車の連結装置。
JP23361596A 1996-08-15 1996-08-15 搬送台車の連結装置 Pending JPH1059623A (ja)

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JP23361596A JPH1059623A (ja) 1996-08-15 1996-08-15 搬送台車の連結装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008071346A1 (de) * 2006-12-11 2008-06-19 Autefa Automation Gmbh Spulengatter und betriebsverfahren
CN102069808A (zh) * 2010-12-27 2011-05-25 中国北车集团大连机车车辆有限公司 三机车线重联时的柴油机转速表重联方法
CN105177778A (zh) * 2015-08-12 2015-12-23 浙江新辰自动化科技有限公司 一种落纱机多角度可调拔管装置

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