JPH1059362A - 開缶用スコア部付き缶蓋 - Google Patents

開缶用スコア部付き缶蓋

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JPH1059362A
JPH1059362A JP23727696A JP23727696A JPH1059362A JP H1059362 A JPH1059362 A JP H1059362A JP 23727696 A JP23727696 A JP 23727696A JP 23727696 A JP23727696 A JP 23727696A JP H1059362 A JPH1059362 A JP H1059362A
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JP
Japan
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lid
dog
score
tab
cap
Prior art date
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Pending
Application number
JP23727696A
Other languages
English (en)
Inventor
Seikichi Kawabe
清吉 川辺
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一つの動作で誰もが容易に開缶が可能な開缶
用スコア部付き缶蓋とする。 【解決手段】 缶蓋1の中心部から外周縁部に向けて飲
み口用のスコア部3を形成する。缶蓋1の中心部にリベ
ット6でタブ5を水平方向に回動可能に取り付ける。タ
ブ5のリベット6を挾んだ反対側部分の下面に垂下した
ドグ7を設ける。ドグ7の下方の缶蓋1にドグ7の進行
方向に凹溝8を設ける。ドグ7の下端をスコア部3より
低位置にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、缶飲料の開缶用ス
コア部付き缶蓋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ビール、清涼飲料等の飲料用缶の
缶蓋は、図6に示すように、缶蓋20の中心部から外周
縁部に向かって舌片状に広くしたスコア部21を形成
し、缶蓋20の中心にリベット22でリングタブ23を
取り付け、このリングタブ23を引き起こすことによ
り、リングタブ23のリベット22を挾んだ反対側の下
部でスコア部21を上方より押圧し、スコア部21をパ
ネル部24より裂いて開口している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の構成を有する上
記缶蓋のスコア部21を開口する場合、先ずリングタブ
23を指先で引っ掛ける第1の動作と、次に僅かに起き
たリングタブ23を摘んで引き起こすことによりスコア
部21を開口する第2の動作と、起こしたリングタブ2
3を再び元に戻す第3の動作を必要としている。
【0004】そして、リングタブ23を指先で引っ掛け
る動作は難しく、又リングタブ23を摘んで引き起こす
動作もかなり指先の力を必要とするもので、小児や老人
では必ずしも容易ではない。
【0005】上記点より本発明は、一つの動作で誰もが
容易に開缶が可能な開缶用スコア部付き缶蓋を提供しよ
うとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明缶蓋は、缶蓋の中心部から外周縁部に向けて飲み
口用のスコア部が形成されると共に、缶蓋の中心部にリ
ベットでタブが水平方向に回動可能に取り付けられ、タ
ブのリベットを挾んだ反対側部分の下面に垂下したドグ
が設けられ、該ドグの下方の缶蓋にドグの進行方向に凹
溝が設けられ、ドグの下端は前記スコア部より低位置と
なっていることを特徴とするものである。
【0007】又、本発明缶蓋は、ドグが最初に当接する
スコア部は凹溝に向け下方傾斜しているものである。
又、ドグは前端より後端に向け徐々に缶蓋の中心部に近
づいた細巾片形状に形成されているものである。又、缶
蓋にタブの進行方向に円弧状の凹溝が設けられているも
のである。
【0008】上記構成を有する本発明は、タブをドグが
スコア部側に向かって進行するように回動すれば、凹溝
内を進行するドグの下端がスコア部より低位置となって
いるため、ドグがスコア部に至るとスコア部を押さえな
がら進行するので、スコア部は下方に押されて開口す
る。
【0009】又、ドグは最初にスコア部の傾斜面を押さ
えて通過するため、スコア部が避け易く、以後の開口が
スムーズとなる。そして、ドグは細巾片形状で最初に先
端が押さえて行ったスコア部の後を、今度はドグの後方
が先に押さえた箇所よりも缶蓋の中心部に近い箇所を押
さえて行くのでスコア部はより深く開口する。
【0010】又、タブの進行方向に凹溝が形成されてい
るので、タブを回動する時、指先を凹溝内に突っ込み回
動すれば、指に力が入り易く操作が容易である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づき説明する。図1は本発明缶蓋の一実施の形態
を示す平面図、図2は同上の部分拡大断面図、図3はタ
ブを除いた缶蓋の平面図、図4は本発明缶蓋の開缶時の
平面図、図5は本発明缶蓋の部分断面図、図6は従来の
缶蓋の平面図である。
【0012】而して、図中1は缶蓋であり、缶蓋1のパ
ネル部2の中心部から外周縁部に向けて舌片形状の飲み
口用のスコア部3が形成されている。又、スコア部3の
輪郭に沿って缶蓋1に弱め線4が刻設されている。
【0013】5は缶蓋1の中心部にリベット6により回
動可能に取り付けられた中心部より外周縁部に向けて長
い板状のタブであり、タブ5のリベット6を挾んだ反対
側部分の下面に垂下したドグ7がタブ5と一体に形成さ
れている。
【0014】ドグ7はその先端が進行時、スコア部3の
傾斜面3Aを押さえて通過する位置に設けられている。
よってドグ7は最初にスコア部3の傾斜面3Aを押さえ
ることになり、スコア部3が裂け易くなる。又、ドグ7
の形状は前端より後端に向け徐々に缶蓋1の中心部に近
づいた細巾の弧状片形状に形成されている。そして、ド
グ7の後端がスコア部3の弱め線4の基部よりも中心部
寄りを進行するので、より深くスコア部を押し開くこと
ができる。
【0015】又、ドグ7の下方の缶蓋1のパネル部2に
円弧状の凹溝8が設けられている。凹溝8はドグ7の進
行方向でスコア部3の傾斜面3Aの弱め線4に接する箇
所まで形成されている。そして傾斜面3Aの弱め線4の
部分を他の弱め線4の部分よりも深くすれば、この部分
から容易に裂け目を入れることができる。ドグ7はタブ
5を回動することにより、凹溝8内をスコア部3に向か
って進行する。又、ドグ7の下端は前記スコア部3の面
より下方に位置している。よってドグ7の凹溝8よりス
コア部3に至ると、ドグ7はスコア部3に対し下方へ押
す圧力を加えることになる。
【0016】9はタブ5の下方の缶蓋1のパネル部2に
タブ5の進行方向に設けた円弧状の凹溝であり、タブ5
の回動操作時に指先を凹溝9内に突っ込み回動するため
のものである。10はタブ5の両側下方の缶蓋1のパネ
ル部2に設けた凸状のストッパーで、タブ5が人為的以
外に回動することを阻止するもので、回動操作時に回動
に支障を来すことのない程度の凸状に形成されている。
11はタブ5の停止用ストッパーである。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、缶蓋のスコア部を開口
する場合、タブを水平方向に回動する一つの動作だけで
済み、従来のようなリングタブを指先で引っ掛け、次に
リングタブを摘んで引き起こし、開缶後更にリングタブ
を戻すという面倒な動作は不要で、ワンタッチの動作で
誰もが容易に開缶可能となる。又、ドグは進行時に最初
にスコア部の傾斜面を押さえて通過するため、スコア部
が裂け易くなると共に、ドグはその先端より後端に向け
徐々に缶蓋の中心部に近づいた形状であるから、最初に
先端が押さえて行ったスコア部の後を、今度はドグの後
方が先に押さえた箇所よりも缶蓋の中心部に近い箇所を
押さえて行くので、スコア部は徐々に深く開口し、軽い
力でスコア部の開口が可能である。又、缶蓋にタブの進
行方向に凹溝が形成されているので、タブの回動操作
時、指先を突っ込み回動できるので、力が入り易く操作
も容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明缶蓋の一実施の形態を示す平面図であ
る。
【図2】本発明缶蓋の一実施の形態を示す部分拡大断面
図である。
【図3】本発明缶蓋のタブを除いた平面図である。
【図4】本発明缶蓋の開缶時の平面図である。
【図5】本発明缶蓋の部分断面図である。
【図6】従来の缶蓋の平面図である。
【符号の説明】
1 缶蓋 2 パネル部 3 スコア部 3A スコア部の傾斜面 4 弱め線 5 タブ 6 リベット 7 ドグ 8 凹溝 9 凹溝

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 缶蓋の中心部から外周縁部に向けて飲み
    口用のスコア部が形成されると共に、缶蓋の中心部にリ
    ベットでタブが水平方向に回動可能に取り付けられ、タ
    ブのリベットを挾んだ反対側部分の下面に垂下したドグ
    が設けられ、該ドグの下方の缶蓋にドグの進行方向に凹
    溝が設けられ、ドグの下端は前記スコア部より低位置と
    なっていることを特徴とする開缶用スコア部付き缶蓋。
  2. 【請求項2】 ドクが最初に当接するスコア部は凹溝に
    向け下方傾斜していることを特徴とする請求項1記載の
    開缶用スコア部付き缶蓋。
  3. 【請求項3】 ドグは前端より後端に向け徐々に缶蓋の
    中心部に近づいた細巾片形状に形成されていることを特
    徴とする請求項1又は2記載の開缶用スコア部付き缶
    蓋。
  4. 【請求項4】 缶蓋にタブの進行方向に円弧状の凹溝が
    設けられていることを特徴とする請求項1、2又は3記
    載の開缶用スコア部付き缶蓋。
JP23727696A 1996-08-19 1996-08-19 開缶用スコア部付き缶蓋 Pending JPH1059362A (ja)

Priority Applications (1)

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JP23727696A JPH1059362A (ja) 1996-08-19 1996-08-19 開缶用スコア部付き缶蓋

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JPH1059362A true JPH1059362A (ja) 1998-03-03

Family

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JP23727696A Pending JPH1059362A (ja) 1996-08-19 1996-08-19 開缶用スコア部付き缶蓋

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