JPH1059001A - シフトノブ構造 - Google Patents

シフトノブ構造

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Publication number
JPH1059001A
JPH1059001A JP22247996A JP22247996A JPH1059001A JP H1059001 A JPH1059001 A JP H1059001A JP 22247996 A JP22247996 A JP 22247996A JP 22247996 A JP22247996 A JP 22247996A JP H1059001 A JPH1059001 A JP H1059001A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shift lever
shift
knob
hole
screw
Prior art date
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Pending
Application number
JP22247996A
Other languages
English (en)
Inventor
Tamaki Koide
珠貴 小出
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kojima Industries Corp
Original Assignee
Kojima Press Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH1059001A publication Critical patent/JPH1059001A/ja
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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H59/00Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
    • F16H59/02Selector apparatus
    • F16H59/0278Constructional features of the selector lever, e.g. grip parts, mounting or manufacturing

Landscapes

  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数を削減し、生産性を高めることが可
能なシフトノブ構造を提供する。 【解決手段】 シフトレバー20の端部に設けられ、シ
フトレバー20が差し込まれる第1の部材32と、第1
の部材32に隣接して設けられる第2の部材40とを有
するシフトレバー装置のシフトノブであって、第1の部
材32に、シフトレバー20の軸心まわりの回転により
シフトレバー20に形成されたねじ部22と螺合する第
1の係合部38を設け、第2の部材40に、シフトレバ
ー20と第1の部材32の少なくとも一方と係合する第
2の係合部44を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の自動変速
機用シフトレバー装置におけるシフトノブの構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自動変速機用シフトレバー装置のシフト
レバーの上端部には、シフトレバーの操作性を高めるた
めのシフトノブが設けられている。図7は、従来のシフ
トノブ構造の一例を示している。図7において、2は樹
脂製のインナノブを示している。インナノブ2の外周に
は、木材を所定の形状に削り出して製作した木ピース4
が設けられている。木ピース4に形成された穴6には、
インナノブ2が挿入されている。木ピース4の下端面
は、インナノブ2に形成されたストッパ5と当接してい
る。木ピース4の上方には、樹脂製のインナ部材8が配
置されている。インナ部材8の外周面は、皮革10によ
り覆われている。インナ部材8の頂部には、凹部12が
形成されている。凹部12には、押さえ板14が配置さ
れている。押さえ板14は、インナノブ2に螺合される
ビス16により、インナノブ2の頂部側に押圧され、こ
れにより、インナノブ2と木ピース4とインナ部材8と
が一体化されている。凹部12は、美観を向上させるた
めにめくら栓18により閉塞されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図7のシフト
ノブ構造には、つぎの問題が存在した。 押さえ板、ビス、めくら栓が必要になるので、部品点
数が多くなる。 部品点数が多くなると、組み付け作業が煩雑になり、
生産性が悪くなる。本発明の目的は、部品点数の削減が
図れ、生産性を向上させることが可能なシフトノブ構造
を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明に係るシフトノブ構造は、つぎの通りである。シフト
レバーの端部に設けられ、該シフトレバーが差し込まれ
る第1の部材と、該第1の部材に隣接して設けられる第
2の部材とを有するシフトレバー装置のシフトノブであ
って、前記第1の部材に、前記シフトレバーの軸心まわ
りの回転によりシフトレバーに形成されたねじ部と螺合
する第1の係合部を設け、前記第2の部材に、前記シフ
トレバーと第1の部材の少なくとも一方と係合する第2
の係合部を設けたことを特徴とするシフトレバー装置の
シフトノブ構造。
【0005】本発明に係るシフトノブ構造では、第1の
部材に第1の係合部が設けられるので、第1の係合部が
シフトレバーのねじ部と螺合することにより、第1の部
材は、シフトレバーに固定される。第1の部材に隣接し
て設けられる第2の部材は、シフトレバーと第1の部材
の少なくとも一方と係合するので、第2の部材はシフト
レバーと第1の部材のいずれかと一体化される。したが
って、第1の係合部と第2の係合部とにより、シフトレ
バーと第1の部材と第2の部材とは一体化され、押さえ
板やビス等の部品は不要となる。
【0006】
【発明の実施の形態】図1ないし図5は、本発明の一実
施例に係るシフトノブ構造を示している。図1に示すよ
うに、金属製のシフトレバー20の上端部には、シフト
ノブ30が設けられている。シフトノブ30は、第1の
部材32と第2の部材40とを有している。第1の部材
32は、インナノブから構成されている。第1の部材3
2は、合成樹脂から成る。第1の部材32は、筒部3
3、嵌合リブ34、位置決めリブ35、36を有してい
る。筒部33、嵌合リブ34、位置決めリブ35、36
は、一体成形されている。筒部33に形成された穴37
には、シフトレバー20の上端部が挿入されている。シ
フトレバー20上端部の途中には、ねじ部(雄ねじ)2
2が形成されている。ねじ部22の径は、シフトレバー
20の径よりも小となっている。穴37の下部側は、シ
フトレバー20の径とほぼ同一に形成されている。穴3
7の上部側は、内径がねじ部22の外径よりも小に設定
された第1の係合部38に形成されている。
【0007】嵌合リブ34は、筒部33に対して車両後
方側に配置されている。嵌合リブ34は、筒部33から
斜め上方に延びており、上下方向に所定の間隔をもって
複数配置されている。嵌合リブ34と嵌合リブ34との
間には、後述する嵌合リブ44bが挿入される凹部39
が形成されている。位置決めリブ35は、筒部33に対
して車両前方側に配置されている。位置決めリブ35
は、筒部33から斜め下方に延びており、上下方向に所
定の間隔をもって複数配置されている。筒部33の上端
部には、筒部33に対して車両後方側に配置され、先端
部が斜め上方に延びる別の位置決めリブ36が設けられ
ている。
【0008】第1の部材32の外周には、第2の部材4
0が配置されている。第2の部材40は、木ピース41
とアウタノブ50とから構成されている。木ピース41
は、一部が第1の部材32の嵌合リブ34に隣接して配
置されている。アウタノブ46は、第1の部材32の位
置決めリブ35、36に隣接して配置されている。木ピ
ース41は、樹脂から成る基材42と木シート43から
構成されており、インサート成形により製作される。イ
ンサート成形は、金型内に予め木シート43をセットし
ておき、金型内に溶融樹脂を充填することにより、基材
42と木シート43とを一体成形するものである。本実
施例では、基材42の厚さは、たとえば2.7mmであ
り、木シートの厚さは、たとえば0.4mmである。木
シート43は、木材をシート状に薄く加工したものであ
るが、たとえば樹脂フィルムに木目模様を印刷したもの
から構成してもよい。アウタノブ50は、塩化ビニルか
らなる壁材51と皮革52とから構成されている。皮革
52は 、壁材51に接着されている。壁材51は、図
3に示すように、横断面形状がC形をしている。
【0009】アウタノブ50は、壁材51の内面が位置
決めリブ35の先端面に支持されており、外力に対する
過度の弾性変形が防止されている。木ピース41の基材
42の内面側には、第2の係合部44が形成されてい
る。第2の係合部44は、1つのボス部44aと複数の
嵌合リブ44bとから構成されている。ボス部44aと
嵌合リブ44bは、基材42に一体成形されている。ボ
ス部44は、基材42の天井部から下方に延び、第1の
部材32の筒部33の上端面の位置まで延びている。ボ
ス部44aは、筒状に形成されており、第1の部材32
の穴37と同心の穴44cを有している。穴44cに
は、シフトレバー20の先端部23が挿入されている。
嵌合リブ44bは、上下方向に所定の間隔をもって配置
されている。嵌合リブ44bは、斜め下方に延びてい
る。嵌合リブ44bは、凹部39に嵌合されている。基
材42の下端部には、シフトレバー20が挿通される穴
46が形成されている。アウタノブ50の上端部の内面
側は、第1の部材32の位置決めリブ36によって支持
されている。アウタノブ50の外周端部には、木ピース
41の外周端部が重ね合わされている。第2の部材40
の下端面には、下方に延びる筒状のカバー56が取付け
られている。
【0010】つぎに、上記実施例における作用について
説明する。まず、シフトノブの組み付け順序について説
明する。第1の部材32の車両前方側にアウタノブ50
がセットされる。この状態では、第1の部材32にシフ
トレバー20は挿入されていない。つぎに、木ピース4
1が第1の部材32の車両後方側にセットされ、木ピー
ス41は第1の部材32に対して斜め下方に押圧され
る。これによって、嵌合リブ44bは第1の部材32の
凹部39に圧入される。嵌合リブ44bが凹部39に所
定量進入した状態では、基材42の内面が嵌合リブ34
の先端面に接触し、第1の部材32に対する木ピース4
1の位置決めが行なわれる。木ピース41の位置決めが
完了した状態では、第1の部材32の穴37とボス部4
4aの穴44cの位置が一致する。また、木ピース41
の位置決めが完了した状態では、図1および図2に示す
ように、アウタノブ50の外面側の端部には、木ピース
41の端部が重ね合わされ、アウタノブ50の外周端部
は、木ピース41により保持される。
【0011】第1の部材32に、第2の部材40が組み
付けられると、第1の部材32の穴37にシフトレバー
20が挿入される。シフトレバー20を穴37に挿入す
る際には、シフトレバー20は軸心まわりに回転させら
れる。シフトレバー20の先端部の途中には、ねじ部2
2が形成されているので、シフトレバー20を軸心まわ
りに回転させることにより、第1の係合部38には雌ね
じが形成される。すなわち、第1の係合部38は、樹脂
からなりしかもこの部分の穴径は、シフトレバー20の
ねじ部の径よりも小であるので、シフトレバー20を軸
心まわりに回転させながらシフトレバー20を穴37に
押し込むことにより、ねじ部22の形状が第1の係合部
38に転写(セルフタッピング)される。シフトレバー
20が所定量挿入されると、シフトレバー20のねじ部
22の下端に形成されたテーパ面20aが穴37のテー
パ面37aに当接し、シフトレバー20の挿入作業が終
了する。この状態では、シフトレバー20の先端部23
がボス部44aの穴44cに挿入される。ボス部44a
の穴44cにシフトレバー20が挿入された状態では、
ボス部44aとシフトレバー20は、軸方向と直角方向
に係合するので、木ピース41の横方向の動きが阻止さ
れる。したがって、ボス部44aにシフトレバー20が
挿入されている状態では、嵌合リブ44bと凹部39と
の嵌合を外すことはできず、第2の部材40は第1の部
材32に対して一体化された状態に維持される。
【0012】本実施例のシフトノブ構造では、シフトノ
ブの表面には木シート43と皮革52が現れるので、異
なる触感が得られ、シフト操作時のフィーリングが向上
する。また、図7の従来構造のように、ノブの頂部にビ
ス止めするための凹部を形成する必要がなく、車室内の
美観が向上する。
【0013】図6は、図1の変形例を示している。合成
樹脂からなる第1の部材60には、穴61が形成されて
いる。穴61には、上記実施例と同一のシフトレバー2
0が挿入されている。穴61の内面の上部側には、シフ
トレバー20に形成されたねじ部22が螺合される第1
の係合部68が設けられている。第1の部材60の外周
には、合成樹脂からなる第2の部材70が配置されてい
る。第2の部材70は、上側部材71と下側部材72と
から構成されている。上側部材71は、第1の部材60
の上端部側に隣接して配置されている。上側部材71に
は、シフトレバー20のねじ部22が螺合される第2の
係合部74が設けられている。
【0014】図6のシフトノブ構造では、第1の部材6
0の穴61にシフトレバー20を挿入させる際には、シ
フトレバー20は軸心まわりに回転させられる。これに
より、第1の係合部68にはねじ部22との接触による
転写によって雌ねじが形成される。さらに、シフトレバ
ー20を軸心まわりに回転させつつ、穴61への挿入量
を増加させていくと、ねじ部22は第2の係合部74に
進入する。第2の係合部74には、ねじ部22との接触
による転写により、雌ねじが形成される。したがって、
シフトレバー20と第1の部材60と第2の部材70と
は、ビスを用いることなく一体化される。
【0015】上記実施例では、ねじ部22の形状を各係
合部に転写(転造)することにより、雌ねじを形成した
が、各係合部38、68、74にねじ部22と螺合可能
な雌ねじを予め形成する構造であってもよい。ねじ部2
2を予め形成しておく構造としたのは、各係合部38、
68、74が合成樹脂ではなく、硬度が大である金属材
料から構成される場合を考慮したためである。
【0016】
【発明の効果】本発明に係るシフトノブ構造によれば、
第1の部材に、シフトレバーの軸心まわりの回転により
シフトレバーに形成されたねじ部と螺合する第1の係合
部を設け、第2の部材に、シフトレバーと第1の部材の
少なくとも一方と係合する第2の係合部を設けたので、
押さえ板やビス等を用いることなく、シフトレバーと第
1の部材と第2の部材とを一体化することができる。し
たがって、従来構造に比べて部品点数を削減することが
でき、生産性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるシフトノブ構造の要
部拡大断面図である。
【図2】図1のシフトノブの透視正面図である。
【図3】図2のA−A線に沿う断面図である。
【図4】図1の平面図である。
【図5】図1の本ピースの斜視図である。
【図6】図1の変形例を示す断面図である。
【図7】従来のシフトノブ構造の断面図である。
【符号の説明】
20 シフトレバー 22 ねじ部 32 第1の部材 38 第1の係合部 40 第2の部材 44 第2の係合部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シフトレバーの端部に設けられ、該シフ
    トレバーが差し込まれる第1の部材と、該第1の部材に
    隣接して設けられる第2の部材とを有するシフトレバー
    装置のシフトノブであって、前記第1の部材に、前記シ
    フトレバーの軸心まわりの回転によりシフトレバーに形
    成されたねじ部と螺合する第1の係合部を設け、前記第
    2の部材に、前記シフトレバーと第1の部材の少なくと
    も一方と係合する第2の係合部を設けたことを特徴とす
    るシフトレバー装置のシフトノブ構造。
JP22247996A 1996-08-23 1996-08-23 シフトノブ構造 Pending JPH1059001A (ja)

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JP22247996A JPH1059001A (ja) 1996-08-23 1996-08-23 シフトノブ構造

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10001211B2 (en) 2015-12-30 2018-06-19 Hyundai Motor Company Shift knob assembly for vehicle

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10001211B2 (en) 2015-12-30 2018-06-19 Hyundai Motor Company Shift knob assembly for vehicle

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