JPH1058950A - 車両用空気調和装置 - Google Patents
車両用空気調和装置Info
- Publication number
- JPH1058950A JPH1058950A JP8235799A JP23579996A JPH1058950A JP H1058950 A JPH1058950 A JP H1058950A JP 8235799 A JP8235799 A JP 8235799A JP 23579996 A JP23579996 A JP 23579996A JP H1058950 A JPH1058950 A JP H1058950A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- hot
- damper
- heater
- pass
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Landscapes
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 一端に内気取入口10及び外気取入口11を有
し、他端にフェース吹出口12、フート吹出口13、デフロ
スト吹出口14を備えたケーシング１の内部に内外気切換
ダンパ９、ブロア２、エバポレータ３、ヒータ４、エア
ミックスダンパ５及び吹出モード切換ダンパ６、７、８
を配設してなる車両用空気調和装置において、車室内に
頭寒足熱の温度分布を招来して乗員の空調フィーリング
を向上する。 【解決手段】 ヒータ４の直下流側からこのヒータ４を
通過した温風を直接フート吹出口13に導く温風バイパス
通路17を設けるとともにこの温風バイパス通路17に温風
バイパスダンパ18を設け、この温風バイパスダンパ18を
開とすることにより温風を直接足元に吹き出し可能とし
た。
し、他端にフェース吹出口12、フート吹出口13、デフロ
スト吹出口14を備えたケーシング１の内部に内外気切換
ダンパ９、ブロア２、エバポレータ３、ヒータ４、エア
ミックスダンパ５及び吹出モード切換ダンパ６、７、８
を配設してなる車両用空気調和装置において、車室内に
頭寒足熱の温度分布を招来して乗員の空調フィーリング
を向上する。 【解決手段】 ヒータ４の直下流側からこのヒータ４を
通過した温風を直接フート吹出口13に導く温風バイパス
通路17を設けるとともにこの温風バイパス通路17に温風
バイパスダンパ18を設け、この温風バイパスダンパ18を
開とすることにより温風を直接足元に吹き出し可能とし
た。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用空気調和装置
に関する。
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の車両用空気調和装置の１例が図２
に示されている。空気調和装置100 のケーシング１はそ
の左端に内気取入口10及び外気取入口11を有し、右端に
はフェース吹出口12、フート吹出口13、デフロスト吹出
口14を備えている。
に示されている。空気調和装置100 のケーシング１はそ
の左端に内気取入口10及び外気取入口11を有し、右端に
はフェース吹出口12、フート吹出口13、デフロスト吹出
口14を備えている。
【０００３】ケーシング１の内部には一端側から内外気
切換えダンパ９、ブロア２、エバポレータ３、ヒータ
４、エアミックスダンパ５、吹出モード切換ダンパ６、
７、８が順次配設されている。
切換えダンパ９、ブロア２、エバポレータ３、ヒータ
４、エアミックスダンパ５、吹出モード切換ダンパ６、
７、８が順次配設されている。
【０００４】この空気調和装置100 の運転時、ブロア２
が回転すると、内外気切換ダンパ９を切り換えることに
よって選択された外気取入口11又は内気取入口10から外
気又は車室内空気がケーシング１内に吸入され、ブロア
２で付勢された後、エバポレータ３を流過することによ
って冷却される。
が回転すると、内外気切換ダンパ９を切り換えることに
よって選択された外気取入口11又は内気取入口10から外
気又は車室内空気がケーシング１内に吸入され、ブロア
２で付勢された後、エバポレータ３を流過することによ
って冷却される。
【０００５】エバポレータ３で冷却された空気はエアミ
ックスダンパ５によって分流され、その一部はヒータ４
を流過する過程でこのヒータ４内を循環するエンジン冷
却水と熱交換することによって昇温した後、ヒータ４を
バイパスした残部の空気と混合して所定温度の調和空気
となる。この調和空気は吹出モード切換ダンパ６、７、
８を切り換えることによって選択されたフェース吹出口
12、フート吹出口13及びデフロスト吹出口14の１又は２
から車室内に吹き出される。
ックスダンパ５によって分流され、その一部はヒータ４
を流過する過程でこのヒータ４内を循環するエンジン冷
却水と熱交換することによって昇温した後、ヒータ４を
バイパスした残部の空気と混合して所定温度の調和空気
となる。この調和空気は吹出モード切換ダンパ６、７、
８を切り換えることによって選択されたフェース吹出口
12、フート吹出口13及びデフロスト吹出口14の１又は２
から車室内に吹き出される。
【０００６】冷風バイパスダンパ15を開くと、エバポレ
ータ３を流過することによって冷却された冷風が冷風バ
イパス通路16を経て直接フェース吹出口12に導かれ、車
室内に頭寒足熱の温度分布が得られる。
ータ３を流過することによって冷却された冷風が冷風バ
イパス通路16を経て直接フェース吹出口12に導かれ、車
室内に頭寒足熱の温度分布が得られる。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の装置におい
て、フェースモード時、即ち、フェース吹出口12のみか
ら調和空気を吹き出すとき及びバイレベルモード時、即
ち、フェース吹出口12及びフート吹出口13の双方から調
和空気を吹き出すとき、足元の温度をより暖くすること
はできなかった。
て、フェースモード時、即ち、フェース吹出口12のみか
ら調和空気を吹き出すとき及びバイレベルモード時、即
ち、フェース吹出口12及びフート吹出口13の双方から調
和空気を吹き出すとき、足元の温度をより暖くすること
はできなかった。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、一端に内気取入口及び外気取入口を有し、他端
にフェース吹出口、フート吹出口、デフロスト吹出口を
備えたケーシングの内部に内外気切換ダンパ、ブロア、
エバポレータ、ヒータ、エアミックスダンパ及び吹出モ
ード切換ダンパを配設してなる車両用空気調和装置にお
いて、上記ヒータの直下流側からこのヒータを通過した
温風を直接上記フート吹出口に導く温風バイパス通路を
設けるとともにこの温風バイパス通路に温風バイパスダ
ンパを設け、この温風バイパスダンパを開とすることに
より温風を直接足元に吹き出し可能としたことを特徴と
する車両用空気調和装置にある。
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、一端に内気取入口及び外気取入口を有し、他端
にフェース吹出口、フート吹出口、デフロスト吹出口を
備えたケーシングの内部に内外気切換ダンパ、ブロア、
エバポレータ、ヒータ、エアミックスダンパ及び吹出モ
ード切換ダンパを配設してなる車両用空気調和装置にお
いて、上記ヒータの直下流側からこのヒータを通過した
温風を直接上記フート吹出口に導く温風バイパス通路を
設けるとともにこの温風バイパス通路に温風バイパスダ
ンパを設け、この温風バイパスダンパを開とすることに
より温風を直接足元に吹き出し可能としたことを特徴と
する車両用空気調和装置にある。
【０００９】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態が図１に示され
ている。ヒータ４の直下流側からこのヒータ４を通過し
た温風をフート吹出口13に導く温風バイパス通路17が設
けられ、この温風バイパス通路17の入口には温風バイパ
スダンパ18が設けられている。他の構成は図２に示す従
来のものと同様であり、対応する部材には同じ符号を付
してその説明を省略する。
ている。ヒータ４の直下流側からこのヒータ４を通過し
た温風をフート吹出口13に導く温風バイパス通路17が設
けられ、この温風バイパス通路17の入口には温風バイパ
スダンパ18が設けられている。他の構成は図２に示す従
来のものと同様であり、対応する部材には同じ符号を付
してその説明を省略する。
【００１０】しかして、温風バイパスダンパ18を開く
と、ヒータ４を通過した温風が温風バイパス通路17を経
てフート吹出口13に導かれて車室内の乗員の足元に向か
って吹き出される。
と、ヒータ４を通過した温風が温風バイパス通路17を経
てフート吹出口13に導かれて車室内の乗員の足元に向か
って吹き出される。
【００１１】
【発明の効果】本発明においては、ヒータの直下流側か
らこのヒータを通過した温風を直接フート吹出口に導く
温風バイパス通路を設けるとともにこの温風バイパス通
路に温風バイパスダンパを設けたため、この温風バイパ
スダンパを開とすることにより温風を直接足元に吹き出
すことによって乗員の足元の温度を上昇させて車室内に
頭寒足熱の温度分布を形成して冬季日射が強い場合等に
おける乗員の空調フィーリングを向上できる。
らこのヒータを通過した温風を直接フート吹出口に導く
温風バイパス通路を設けるとともにこの温風バイパス通
路に温風バイパスダンパを設けたため、この温風バイパ
スダンパを開とすることにより温風を直接足元に吹き出
すことによって乗員の足元の温度を上昇させて車室内に
頭寒足熱の温度分布を形成して冬季日射が強い場合等に
おける乗員の空調フィーリングを向上できる。
【図１】本発明の実施形態を示す略示的断面図である。
【図２】従来の車両用空気調和装置の略示的断面図であ
る。
る。
１ ケーシング 10 内気取入口 11 外気取入口 12 フェース吹出口 13 フート吹出口 14 デフロスト吹出口 ９ 内外気切換ダンパ ２ ブロア ３ エバポレータ ４ ヒータ ５ エアミックスダンパ ６、７、８ 吹出モード切換ダンパ 16 冷風バイパス通路 15 冷風バイパスダンパ 17 温風バイパス通路 18 温風バイパスダンパ
Claims (1)
- 【請求項１】 一端に内気取入口及び外気取入口を有
し、他端にフェース吹出口、フート吹出口、デフロスト
吹出口を備えたケーシングの内部に内外気切換ダンパ、
ブロア、エバポレータ、ヒータ、エアミックスダンパ及
び吹出モード切換ダンパを配設してなる車両用空気調和
装置において、 上記ヒータの直下流側からこのヒータを通過した温風を
直接上記フート吹出口に導く温風バイパス通路を設ける
とともにこの温風バイパス通路に温風バイパスダンパを
設け、この温風バイパスダンパを開とすることにより温
風を直接足元に吹き出し可能としたことを特徴とする車
両用空気調和装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8235799A JPH1058950A (ja) | 1996-08-20 | 1996-08-20 | 車両用空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8235799A JPH1058950A (ja) | 1996-08-20 | 1996-08-20 | 車両用空気調和装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1058950A true JPH1058950A (ja) | 1998-03-03 |
Family
ID=16991435
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8235799A Withdrawn JPH1058950A (ja) | 1996-08-20 | 1996-08-20 | 車両用空気調和装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1058950A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106287995A (zh) * | 2016-10-28 | 2017-01-04 | 合肥美的暖通设备有限公司 | 一种风管式空调及其控制方法、风管式空调室内机 |
| CN106715170A (zh) * | 2014-10-24 | 2017-05-24 | 翰昂汽车零部件有限公司 | 汽车乘员舱空气调节用空调系统 |
-
1996
- 1996-08-20 JP JP8235799A patent/JPH1058950A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106715170A (zh) * | 2014-10-24 | 2017-05-24 | 翰昂汽车零部件有限公司 | 汽车乘员舱空气调节用空调系统 |
| US10363792B2 (en) | 2014-10-24 | 2019-07-30 | Hanon Systems | Air-conditioning system for cooling and drying air in passenger compartment of vehicle |
| CN106287995A (zh) * | 2016-10-28 | 2017-01-04 | 合肥美的暖通设备有限公司 | 一种风管式空调及其控制方法、风管式空调室内机 |
| CN106287995B (zh) * | 2016-10-28 | 2019-01-25 | 合肥美的暖通设备有限公司 | 一种风管式空调及其控制方法、风管式空调室内机 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20031104 |