JPH1058492A - 射出成形装置および溶融物を運ぶ方法 - Google Patents

射出成形装置および溶融物を運ぶ方法

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JPH1058492A
JPH1058492A JP9181461A JP18146197A JPH1058492A JP H1058492 A JPH1058492 A JP H1058492A JP 9181461 A JP9181461 A JP 9181461A JP 18146197 A JP18146197 A JP 18146197A JP H1058492 A JPH1058492 A JP H1058492A
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manifold
connector
bush
melt
injection molding
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JP9181461A
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Jobst Ulrich Gellert
ジョブスト、アルリッチ、ジェラート
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/26Moulds
    • B29C45/27Sprue channels ; Runner channels or runner nozzles
    • B29C45/2725Manifolds
    • B29C45/2727Modular manifolds; Connections between spaced manifold elements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/26Moulds
    • B29C45/27Sprue channels ; Runner channels or runner nozzles
    • B29C45/2725Manifolds
    • B29C2045/2729Manifolds with thermal expansion

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の射出成形装置が有する問題点を少なく
とも部分的に克服する。 【解決手段】 間隔を置いて配置されたセンタ・マニホ
ルド10およびノズル・マニホルド12を、金型内で同
一平面上に接続するコネクタ・ブッシュ14は、その他
方の端部26が、ノズル・マニホルドの開口32とスラ
イド自在に嵌合し、溶融物流路16を流れる圧力が負荷
された溶融物の漏出を許すことなく、マニホルド10,
12とコネクタ・ブッシュ12の熱膨張および収縮を許
容する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、全般的には射出成
形に関し、より詳しくは、2つの加熱マニホルドの間で
同一平面上に延びるように取り付けられるとともに、一
方のマニホルド内に受け入れられるねじ部を有した端部
と他方のマニホルド内に受け入れられるねじを有しない
端部とを備える、溶融物を運ぶコネクタ・ブッシュに関
する。
【0002】
【従来の技術】1988年8月2日に本願の出願人に発
行された米国特許第4,761,343号に示されるよ
うに、より多くのノズルを有したシステムを提供するた
めに加熱される射出成形マニホルドを相互に連結させる
技術は、良く知られている。
【0003】米国特許第4,761,343号の開示
は、本発明の背景および本発明に先行する最新の技術を
より詳しく説明するために、本明細書に取り入れられ
る。
【0004】米国特許第4,761,343号に示され
るシステムは、数多くの支持マニホルドにまたがる橋渡
しマニホルドを有する。しかしながらこの技術は、マニ
ホルドが2つの異なる平面上に延びることを要求するた
め、橋渡しマニホルドのための余裕を有しないスタック
モールドのような、いくつかの適用においては不利とな
る。
【0005】また、2つの加熱マニホルドを同一平面上
で相互に連結させる技術も知られているが、熱膨張およ
び収縮に起因するマニホルドの変位が、ノズルのミスア
ラインメントの回避を困難にする。
【0006】1980年8月26日にBright他に
発行された米国特許第4,219,323号には、同一
平面上に延びる2つの加熱マニホルドが示されている
が、この技術においては、膨張溝をコネクタ・リンクに
十文字に形成することによって熱膨張と収縮の問題を克
服するという、非常に荒い試みがなされている。この解
決案は、非常に不正確であることに加えて、溶融物が膨
張溝から外部に漏出することを防止するために、別個の
ブッシュをリンクの内側に必要とするという短所を有し
ている。
【0007】1995年1月5日にWolffに発行さ
れたWO95/00312号は、より今日的ではない冷
却環に囲まれた2つのパイプ端によって形成される、ノ
ズルを拡張可能なジョイントを開示している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の目的
は、一方のマニホルドに受け入れられるねじ部を有する
一つの端部と、他方のマニホルドとスライド自在に嵌合
して熱膨張および収縮を許容するねじを有しない一つの
端部とを備える、引き延ばされたマニホルド・コネクタ
・ブッシュを提供することにより、従来の技術が有する
問題点を少なくとも部分的に克服することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】このため、本発明は、そ
の一つの観点において、引き延ばされたコネクタ・ブッ
シュによって相互に連結される、間隔を置いて配置され
た第1および第2の加熱マニホルドを有した射出成形装
置を提供する。
【0010】前記第1および第2の加熱マニホルドおよ
び前記コネクタ・ブッシュは、同一平面上に取り付けら
れるとともに、前記第1の加熱マニホルドから前記コネ
クタ・ブッシュを介して前記第2の加熱マニホルドに延
びる溶融物流路を有する。前記コネクタ・ブッシュは、
一方の端部から延びる第1の部分と、他方の端部から延
びる第2の部分と、一方の端部から他方の端部まで貫通
して延びる溶融物孔とを有する。前記第1の部分は、前
記溶融物流路に対して同軸とされた、前記第1の加熱マ
ニホルドの第1の開口内に受け入れられる。前記第2の
部分は、前記溶融物流路に対して同軸とされた、前記第
2の加熱マニホルドの第2の開口内に受け入れられる。
そして、前記コネクタ・ブッシュの第1および第2の部
分の少くとも一方は、加熱マニホルドの第1および第2
の開口の一方と嵌合し、コネクタ・ブッシュの前記第1
および第2の部分の少くとも一方が、前記第2の加熱マ
ニホルドの開口内において十分にスライドすることを許
容し、前記溶融物流路を流れる圧力が負荷された溶融物
の漏出を許すことなく、マニホルドとコネクタ・ブッシ
ュの熱膨張および収縮を許容する。
【0011】本発明は、その他の観点において、センタ
注入口から金型内の複数のキャビティーへ溶融物を運
ぶ、下記のステップを有する方法を提供する。
【0012】第1に、溶融物は、センタ・マニホルドを
貫通する溶融物流路を介して運ばれる。第2に、センタ
・マニホルドから受け取られた溶融物は、一方の端部か
ら延びる第1の部分と、他方の端部から延びる第2の部
分と、一方の端部から他方の端部まで貫通して延びる溶
融物孔とを有する、引き延ばされたコネクタ・ブッシュ
のセンタ孔を介して運ばれる。前記第1の部分は、前記
溶融物流路に対して同軸な前記センタ・マニホルドの第
1の開口内に受け入れられるとともに、前記第2部分
は、溶融物流路に対して同軸な第2の加熱マニホルドの
第2の開口内に受け入れられる。前記コネクタ・ブッシ
ュの前記第1および第2の部分のうちの1つは、前記加
熱マニホルドの前記第1および第2の開口のうちの1つ
と嵌合し、前記コネクタ・ブッシュの前記第1および第
2の部分のうちの1つが前記開口の一方の内側において
十分にスライドすることを許容し、前記溶融物流路を介
して流れる圧力が負荷された溶融物の漏出を許容するこ
となしに、前記マニホルドとコネクタ・ブッシュの熱膨
張および収縮を許容する。第3に、前記コネクタ・ブッ
シュから受け取られた溶融物は、前記センタ・マニホル
ドおよび前記コネクタ・ブッシュと同一平面上に延びる
ノズル・マニホルドを介して運ばれる。前記溶融物流路
は、前記ノズル・マニホルド内においては複数の枝に分
岐する。最後に、前記ノズル・マニホルドを貫通する溶
融物流路の各分岐から受け取られた溶融物は、前記ノズ
ル・マニホルドに隣接して取り付けられたノズルの、前
記キャビティーの一つにまで延びるゲートに連通するセ
ンタ孔を介して運ばれる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明による射出成形装置
の各実施形態を、図1乃至図4を参照して詳細に説明す
る。ここで、図1は2つの加熱マニホルドの間に取り付
けられた状態の本発明による一実施形態のコネクタ・ブ
ッシュを示す、射出成形システムの一部分の斜視図、図
2はコネクタ・ブッシュが2つのマニホルドを相互に連
結させる所定の位置に取り付けられた後の状態を示す
図、図3は図1および図2に示したコネクタ・ブッシュ
の斜視図、図4は本発明による他の実施形態のコネクタ
・ブッシュの斜視図である。
【0014】まず最初に、図1には、センタ・マニホル
ド10およびノズル・マニホルド12のような、金型内
の同一平面上に取り付けられる2つの加熱されたマニホ
ルドの一部が示されている。センタ・マニホルド10と
ノズル・マニホルド12とは、本発明による好ましい実
施形態の引き延ばされたコネクタ・ブッシュ14によっ
て相互に連結させられ、その熱い溶融物の流路16は、
センタ・マニホルド10からコネクタ・ブッシュ14を
貫通するセンタ孔18を介してノズル・マニホルド12
まで延びている。このコネクタ・ブッシュ14は、セン
タ・マニホルド10とノズル・マニホルド12とを相互
に連結するように示されているが、他の実施形態におい
ては、他のコネクタ・ブッシュおよび加熱ノズルを含む
より大きいシステムの一部であるか否かにかかわらず、
同一平面上に延びるどのような2つの加熱マニホルドを
も相互に連結するために使用することができる。コネク
タ・ブッシュ14は、一方の端部22から延びるねじ部
を有する円筒状の部分22と、他方の端部26から延び
るねじを有しない円筒状の部分24と、ねじ部を有する
部分20とねじを有しない部分24との間でコネクタ・
ブッシュ14の周囲に延びる六角形状のフランジ28と
を有している。
【0015】図2に示した組み立て状態においては、コ
ネクタ・ブッシュ14のねじ部20は、センタ・マニホ
ルド10のねじが形成された円筒状の開口30に螺着さ
れるとともに、ねじを有しない部分24は、ノズル・マ
ニホルド12のねじを有しない円筒状の開口32に内嵌
する。センタ・マニホルド10のねじ部を有する開口3
0と、ノズル・マニホルド12のねじを有しない開口3
2とは、センタ・マニホルド10からコネクタ・ブッシ
ュ14を介してノズル・マニホルド12に延びる溶融物
流路16に対して同軸とされている。センタ・マニホル
ド10とノズル・マニホルド12とは、図示されない金
型内において、コネクタ・ブッシュ14と共に同一平面
上に取り付けられる。図2に示したように、溶融物流路
16はノズル・マニホルド12内において分岐し、ノズ
ル・マニホルド12から延びる、間隔を置いて配置され
た図示されない多数のノズルへ溶融物を運ぶ。センタ・
マニホルド10は、ヒータ・プレート34によって加熱
される。また、ノズル・マニホルド12は、予め定めら
れた形状を有してその内部に延びる、一体化された電気
加熱エレメント36を有する。
【0016】コネクタ・ブッシュ14のねじを有しない
部分24は、圧力が負荷された溶融物の漏出を防止する
ように、ノズル・マニホルド12のねじを有しない開口
32に十分にきつく嵌合するが、加熱されるマニホルド
10、12およびコネクタ・ブッシュ14の熱膨張と収
縮を受け入れるために、前記開口32内において十分に
スライドすることができる。代表的な実施形態において
は、ねじを有しない部分24の外径は25.00mmと
され、かつねじを有しない開口32の内径は25.01
mmとされる。本実施形態においては、マニホルド1
0、12は鋼から製造されるが、コネクタ・ブッシュ1
4はより大きな膨張係数を有するベリリウム銅合金から
製造される。これにより、コネクタ・ブッシュ14を容
易に取り付けることができるとともに、動作温度にまで
加熱されると膨張し、開口32に対してよりきつく内嵌
する。他の実施形態においては、マニホルド10、12
およびコネクタ・ブッシュ14は、すべて同じ材料から
製造されるとともに、望ましいしめしろを得るために予
め嵌合される。
【0017】実際の使用に際しては、センタ・マニホル
ド10からの反対方向延びる2つのノズル・マニホルド
12は、通常、図示されない冷却される金型内で同一平
面上に取り付けられる。加熱エレメント34,36には
電力が供給され、マニホルド10,12およびコネクタ
・ブッシュ14は所定の動作温度にまで加熱される。マ
ニホルド10、12およびコネクタ・ブッシュ14がそ
の内部に取り付けられる図示されない金型は、冷却水導
管内をポンプ循環する冷却水によって従来の方法で冷却
される。2つのマニホルド10,12は、通常、その中
心が金型内の所定の位置に位置決めされる。そして、加
熱されるマニホルド10、12およびコネクタ・ブッシ
ュ14の冷却される金型に対する熱膨張は、コネクタ・
ブッシュ14のねじを有しない部分24がノズル・マニ
ホルド12のねじを有しない開口32内でスライドする
ことにより吸収される。もちろん、コネクタ・ブッシュ
14のねじ部20をノズル・マニホルド12で受けるよ
うにその向きを反対としても、同様の結果を得ることが
できる。図示されない射出成型機から供給される圧力が
負荷された溶融物は、溶融物流路16を流れ、予め定め
られた射出成形の手順にしたがって多数のキャビティー
を充てんする。
【0018】図4には、本発明による他の実施形態のコ
ネクタ・ブッシュ14が示されている。大部分の要素が
前述したものと同一であるので、両方の実施形態に共通
する要素は、同じ参照数字を用いて記載されかつ図示さ
れる。
【0019】図4に示したように、この実施形態におい
ては、コネクタ・ブッシュ14は、一方の端部22から
延びるねじを有しない部分38と、他方の端部26から
延びるねじを有しない部分24とを有している。もちろ
ん、本実施形態においては、センタ・マニホルド10の
開口30は、ノズル・マニホルド12の円筒状の開口3
2と同様にねじを有しない。コネクタ・ブッシュ14の
両方のねじを有しない部分24,38は、圧力が負荷さ
れた溶融物が溶融物流路16から漏出することを防止す
るために、センタ・マニホルド10およびノズル・マニ
ホルド12のねじを有しない開口30,32内にそれぞ
れ十分にきつく嵌合するが、加熱されたマニホルド1
0、12とコネクタ・ブッシュ14の熱膨張および収縮
を吸収するために、スライドすることができる。
【0020】以上、本発明に係る射出成形装置の一実施
形態ついて詳しく説明したが、本発明は上述した実施形
態によって限定されるものではなく、種々の変更が可能
であることは言うまでもない。例えば、上述した実施形
態においては、2つの加熱マニホルド10,12を相互
に連結するコネクタ・ブッシュ14を有した射出成形装
置に関する説明がなされているが、この分野の熟練した
技術者によって理解されるととともに特許請求の範囲に
よって定義される本発明の範囲から離れることなしに、
種々の他の変更が可能であることは明白である。例え
ば、コネクタ・ブッシュ14の一方の端部を、所定の場
所に留めることによって若しくは止め輪によって、マニ
ホルドの開口30、32のいずれか一方の内部に保持す
ることができる。
【0021】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の射出成形装置は、一方のマニホルドに受け入れられる
ねじ部を有する一つの端部と、他方のマニホルドとスラ
イド自在に嵌合して熱膨張および収縮を許容するねじを
有しない一つの端部とを備える、引き延ばされたコネク
タ・ブッシュによって一対のマニホルドを連結するもの
であるから、加熱されるマニホルドとコネクタ・ブッシ
ュとを、溶融物を漏出させることなく、加熱されるマニ
ホルドとコネクタ・ブッシュの熱膨張および収縮を吸収
しつつ、同一平面内に連結することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】2つの加熱マニホルドの間に取り付けられた状
態の本発明による一実施形態のコネクタ・ブッシュを示
す、射出成形システムの一部分の斜視図。
【図2】コネクタ・ブッシュが2つのマニホルドを相互
に連結させる所定の位置に取り付けられた後の状態を示
す図。
【図3】図1および図2に示したコネクタ・ブッシュの
斜視図。
【図4】本発明による他の実施形態のコネクタ・ブッシ
ュの斜視図である。
【符号の説明】
10 センタ・マニホルド 12 ノズル・マニホルド 14 コネクタ・ブッシュ 16 溶融物流路 18 センタ孔 20 ねじ部 22 一方の端部(ねじ部) 24 他方の端部(ねじを有しない部分) 26 他方の端部 28 フランジ 30 開口 32 開口 34 ヒータ・プレート 36 電気加熱エレメント

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】引き延ばされたコネクタ・ブッシュによっ
    て相互に連結される、間隔を置いて配置された第1およ
    び第2の加熱されたマニホルドを有するとともに、前記
    第1および第2の加熱マニホルドおよび前記コネクタ・
    ブッシュは金型内で同一平面上に取り付けられ、かつ溶
    融物流路が、前記第1の加熱マニホルドから前記コネク
    タ・ブッシュを介して前記第2の加熱マニホルドに延び
    る射出成形装置であって、 前記コネクタ・ブッシュは、一方の端部から延びる第1
    の部分と、他方の端部から延びる第2の部分と、前記一
    方の端部から前記他方の端部に延びる溶融物孔とを有
    し、 前記第1の部分は、前記第1の加熱マニホルドの前記溶
    融物流路と同軸な第1の開口に受け入れられ、 前記第2の部分は、前記第2の加熱マニホルドの前記溶
    融物流路と同軸な第2の開口に受け入れられ、 前記コネクタ・ブッシュの前記第1および第2の部分の
    少くとも一方が、前記加熱マニホルドの前記第1および
    第2の開口のいずれか一方と嵌合し、 前記コネクタ・ブッシュの前記第1および第2の部分の
    少くとも一方が、前記加熱マニホルドの前記第1および
    第2の開口のいずれか一方の内部において十分にスライ
    ドすることを許容し、 前記溶融物流路を流れる圧力が負荷された溶融物の漏出
    を許すことなく、前記加熱マニホルドと前記コネクタ・
    ブッシュの熱膨張および収縮を許容することを特徴とす
    る射出成形装置。
  2. 【請求項2】前記コネクタ・ブッシュの前記第1および
    第2の部分が円筒状とされるとともに、前記第1の加熱
    マニホルドの前記第1の開口および前記第2の加熱マニ
    ホルドの前記第2の開口が円筒状とされることを特徴と
    する請求項1に記載の射出成形装置。
  3. 【請求項3】前記第1の加熱マニホルドの前記第1の円
    筒状の開口がねじ部を有するとともに、前記コネクタ・
    ブッシュの前記第1の円筒状の部分がねじ部を有して、
    前記第1の加熱マニホルドの前記第1の円筒状の開口に
    着脱自在に螺着されることを特徴とする請求項2に記載
    の射出成形装置。
  4. 【請求項4】前記コネクタ・ブッシュの前記第2の円筒
    状部分がねじ部を有せず、前記第2の加熱マニホルドの
    前記第2の円筒状の開口がねじ部を有せず、前記コネク
    タ・ブッシュの前記第2の円筒状部分が前記第2の加熱
    マニホルドの前記第2の円筒状の開口内においては十分
    に滑動することを許容し、前記溶融物流路を流れる圧力
    が負荷された溶融物の漏出を許すことなく前記マニホル
    ドと前記コネクタ・ブッシュの熱膨張および収縮を許容
    することを特徴とする請求項3に記載の射出成形装置。
  5. 【請求項5】前記コネクタ・ブッシュが、挿入および除
    去のために前記コネクタ・ブッシュを回転させる工具を
    受け入れる係合手段を有することを特徴とする請求項4
    に記載の射出成形装置。
  6. 【請求項6】前記係合手段が、前記ねじ部と前記ねじを
    有しない部分との間で前記コネクタ・ブッシュのまわり
    に延びる、六角形状に形成されたフランジとされること
    を特徴とする請求項5に記載の射出成形装置。
  7. 【請求項7】前記コネクタ・ブッシュがベリリウム銅合
    金から製造されることを特徴とする請求項1に記載の射
    出成形装置。
  8. 【請求項8】前記コネクタ・ブッシュの他方の端部のね
    じを有しない円筒状の部分は予め定められた外径を有す
    るとともに、 前記第2の加熱マニホルドの前記溶融物流路に対して同
    軸な前記第2の円筒状の開口は予め定められた内径を有
    し、 前記コネクタ・ブッシュの前記ねじを有しない円筒状の
    部分が前記第2の加熱マニホルドの前記第2の円筒状の
    開口に内嵌できるように、前記予め定められた外径が前
    記予め定められた内径より小さくされることを特徴とす
    る請求項4に記載の射出成形装置。
  9. 【請求項9】前記予め定められた外径は、溶融樹脂が隙
    間から漏出することを防止する密封係合を形成するよう
    に、前記予め定められた内径に対して十分に近い値に設
    定されることを特徴とする請求項8に記載の射出成形装
    置。
  10. 【請求項10】前記コネクタ・ブッシュの前記ねじを有
    しない円筒状の部分は、前記第2の加熱マニホルドの前
    記第2の円筒状の開口の周囲を囲む材料よりも大きな膨
    張係数を有する材料から製造されることを特徴とする請
    求項9に記載の射出成形装置。
  11. 【請求項11】(a) センタ加熱マニホルドを貫通す
    る溶融物流路を介して溶融物を運び、(b) 一方の端
    部から延びる第1の部分と、他方の端部から延びる第2
    部分と、前記一方の端部から他方の端部まで延びる溶融
    物孔とを有するとともに、前記第1の部分は、前記セン
    タ・マニホルドの前記溶融物流路と同軸な第1の開口内
    に受け入れられ、前記第2の部分は、第2の加熱マニホ
    ルドの溶融物流路と同軸な第2の開口内に受け入れら
    れ、前記コネクタ・ブッシュの前記第1および第2の部
    分の少くとも一方が、前記加熱マニホルドの前記第1お
    よび第2の開口の一方と嵌合し、前記コネクタ・ブッシ
    ュの少くとも一方の端部が前記開口の内の一つの内部で
    十分にスライドして、前記溶融物流路を流れる圧力が負
    荷された溶融物が漏出することなく前記マニホルドと前
    記コネクタ・ブッシュの熱膨張および収縮することを許
    容する引き延ばされたコネクタ・ブッシュのセンタ孔を
    介して、前記センタ・マニホルドから受け取った前記溶
    融物を運び、(c)前記センタ・マニホルドおよび前記
    コネクタ・ブッシュと同一平面上で延びるノズル・マニ
    ホルドを貫通し、かつ前記ノズル・マニホルド内におい
    て複数の分岐に分岐する溶融物流路を介して、前記コネ
    クタ・ブッシュから受け取った前記溶融物を運び、
    (d) 前記ノズル・マニホルドを貫通する各分岐から
    受け取った前記溶融物を、前記ノズル・マニホルドに隣
    接して取り付けられたノズルの、前記キャビティーの一
    つにまで延びるゲートに連通するセンタ孔を介して運
    ぶ、ことを特徴とするセンタ注入口から金型内の複数の
    キャビティーへ溶融物を運ぶ方法。
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