JPH1057830A - 厨芥処理装置 - Google Patents

厨芥処理装置

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Publication number
JPH1057830A
JPH1057830A JP21707596A JP21707596A JPH1057830A JP H1057830 A JPH1057830 A JP H1057830A JP 21707596 A JP21707596 A JP 21707596A JP 21707596 A JP21707596 A JP 21707596A JP H1057830 A JPH1057830 A JP H1057830A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
garbage
crushing mechanism
storage tank
sink
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21707596A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunichi Nishimura
俊一 西村
Nobumasa Tanaka
信政 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP21707596A priority Critical patent/JPH1057830A/ja
Publication of JPH1057830A publication Critical patent/JPH1057830A/ja
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)
  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】厨芥の破砕と排出とが円滑に行え、水道水の節
約が計れる。 【解決手段】流し台のシンク2の開口4から排水管20
に至る通路を複数に分岐し、一方の通路を破砕機構8に
連通し、他方の通路を貯水槽14に連通し、貯水槽14
からの排水管20を電磁弁16を介して、破砕機構8の
上流側または下流側に連通する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、厨芥処理装置に係
り、特に、台所の流し台のシンク排水口などに設けられ
る厨芥処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、特開昭59−203651号公報のディ
スポーザに示される従来技術は、生ごみを破砕処理する
場合に、予め近くの水栓を開いて水道水を流し、次いで
スイッチを入れてモータを動作させた後に、投入口から
生ごみを入れて、破砕された生ごみを水道水とともに排
水管を通じて下水処理設備に排出する。
【0003】このため、破砕した生ごみを排水管を通し
て下水処理設備などの所定の位置まで、途中で詰まるこ
となく送るために、例えば、約8リットル/分の水道水
を長時間にわたり流し続ける必要があり、生ごみの移送
のために相当量の上水道水を消費する必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、厨芥
の破砕と排出とを円滑に行えるとともに水道水の節約が
計れ、例えば、既設の単シンク形の流し台にも容易に取
り付けできる厨芥処理装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】これら従来技術の課題
は、流し台のシンク開口から排水管に至る通路を複数に
分割し、一方の通路を破砕機構に連通し、他方の通路を
貯水槽に連通し、この貯水槽からの排水路を電磁弁を介
して、破砕機構の上流側または下流側に連通することで
解決できる。
【0006】これは、通常の炊事中に食器洗浄などで生
じた排水を、一時的に貯水槽に溜めておき、生ごみの破
砕時、あるいは破砕終了後に破砕ごみの流出用に供給す
ることで、破砕作用と排出作用の円滑化ならびに排水の
再利用を実現し、従来は生ごみの破砕のたびに水栓から
長時間垂れ流しにしていた上水道水を、顕著に節約でき
る。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施例を示す厨
芥処理装置で、流し台のシンク2の開口4に、電動機6
で駆動する破砕機構8の、筐体9を水密的に取り付けた
ものである。また、開口4に着脱自在に装着された筒体
10には、破砕機構8に通じる生ごみの投入口10A
と、その周囲に排水口10Bを設けてある。また、この
排水口10Bには濾過体12が装着され、下流側は連通
路10Cを通じて、貯水槽14の流入口14Aへ連通し
ている。ここで、排水口10Bを投入口10Aの周囲に
環状に設けることで、通常の手洗い時や炊事中に生じる
排水を、優先的に貯水槽14へ貯め置く。さらに、貯水
槽14には、破砕機構8の上流側につながる排水路14
Bと、破砕機構8の下流側に電磁弁16を介して連通す
る排水路14Cとが設けられている。また、破砕機構8
の下流側は、封水部18(図では、S字形のトラップ)
を介して排水管20へ通じており、さらに下流に位置す
る水処理設備(図示せず)に通じている。つまり、流し
台のシンク2の開口4から排水管20に至る通路が複数
に分岐され、一方の通路が破砕機構8に連通し、他方の
通路が貯水槽14に連通し、この貯水槽14からの排水
路が、破砕機構の上流側、および、電磁弁を介して下流
側に連通されている。ここで、炊事中に生じた排水は、
濾過体12でごみ屑などの固形物を漉し取られ、貯水槽
14内で適時入れ替わることで、貯水の腐敗が抑制され
る。
【0008】厨芥の破砕処理時には、生ごみの投入口1
0Aから筐体9の開口部9Aを通じて厨芥を投入し、水
栓から適時水を供給し、破砕運転を開始する。供給水
は、濾過体12を通過して、排水口10Bから貯水槽1
4へ流入し、上方の排水路14Bからオーバーフローした
余剰水が破砕機構8の上流側に供給される。破砕された
厨芥は、封水部18を通って排水管20へ排出される。
次に、破砕運転が終わってから、電磁弁16を開放する
ことで、貯水槽14内の貯水が一気にフラッシュ排水さ
れ、排水管20内を洗浄しながら、厨芥を搬送する。こ
の、電磁弁の開放は、破砕運転の終了ごとや、炊事作業
の終了ごとに定期的に行ったり、あるいは、シンク2内
の排水量を圧力センサなどで検知して行うことで、適
時、排水管20内にフラッシュ排水して、厨芥の搬送と
排水管20内の洗浄を行えばよい。従来技術では、破砕
運転前後に水栓を開けて水道水を供給していたが、節水
の観点から、多量の水道水を長時間排水することには抵
抗感があり、供給水が少なすぎると、特に、骨や貝殻な
どの固形物が、S字形の封水部18に残留しやすいとい
う不具合があった。本実施例では、封水部18の上流側
に、貯水槽14の貯水を一気に流すことで、固形物の残
留が抑制できる。
【0009】また、破砕機構8の上方に筒体10を着脱
自在に取り付けることで、誤ってスプーンなどを落下さ
せた場合でも、筒体10を外せば容易に取り出せるとと
もに、内部の点検や清掃も容易に行える。
【0010】なお、通常のごみ投入時には、筒体10を
取り付けておけば、開口部9Aよりもごみ投入口10A
が小さいので、ごみが途中で引掛かったり、誤って手を
入れて破砕部8で受傷することが防げる。さらに、筒体
10の装着と電動機6の運転を連動させ、例えば、筒体
10を開口部9Aに装着したときのみに、電動機6の電
源回路を連動させることで、さらに取扱い安全性が向上
する。これは、例えば、磁石を内蔵する筒体10が開口
部9Aに装着されたときに、筐体9の開口部9Aに設け
られたリードスイッチが接点を閉じて電磁開閉器の電源
回路を閉じさせ、電動機6と電源とを導通させるような
電気回路を構成することで実現できる。また、投入口1
0Aに別のふたや栓体を装着することで、投入口4から
不用意に手を入れて破砕機構部8で受傷するなどの不具
合や、破砕時の生ごみや騒音が漏れ出るのを防いだり、
シンク2に水をためて洗いものをすることもできる。
【0011】貯水槽10に水が充満している場合に、短
時間で排水するときには、投入口10Aを開けて、破砕
機構6を洗い流しながら排水することもできる。また、
破砕中に貯水槽10から水が流入していないときは、破
砕機構8部の回転音やポンプ16の空運転音が、投入口
10Aあるいは、空の貯水槽10で共鳴して排水口10
Bから相応の大きさで聞こえるため、使用者に水の注入
への注意を促す効果も得られる。
【0012】また、本発明の他の実施の形態として、流
し台のシンク開口から排水管に至る通路を複数に分岐
し、一方の通路を破砕機構に連通し、他方の通路を貯水
槽に連通し、この貯水槽からの排水路を電磁弁を介し
て、破砕機構の上流側に連通しておけば、適時、破砕機
構の上流にフラッシュ排水して破砕部を洗浄したり、破
砕中に適量の排水を断続的に供給し、水中で厨芥を破砕
することで、水で破砕音を遮蔽し、静音化を図ることも
できる。
【0013】また、例えば、筐体9の周囲に貯水槽14
を一体構成すれば、省スペース化が図れる。
【0014】
【発明の効果】本発明により、厨芥の破砕と排出が円滑
で、上水道水を顕著に節約できる実用的な厨芥処理装置
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による厨芥処理装置の断面
図。
【符号の説明】
2…シンク、4…開口、8…破砕機構、14…貯水槽、
20…排水管。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】流し台のシンク開口から排水管に至る通路
    を複数に分岐し、一方の通路を破砕機構に連通し、他方
    の通路を貯水槽に連通し、前記貯水槽からの排水路を電
    磁弁を介して、前記破砕機構の上流側または下流側に連
    通したことを特徴とする厨芥処理装置。
  2. 【請求項2】流し台のシンク開口から排水管に至る通路
    を複数に分岐し、一方の通路を破砕機構に連通し、他方
    の通路を貯水槽に連通し、前記貯水槽の上部からの排水
    路を前記破砕機構の上流側に連通し、前記貯水槽の下部
    からの排水路を電磁弁を介して、破砕機構の上流側また
    は下流側に連通したことを特徴とする厨芥処理装置。
  3. 【請求項3】流し台のシンクの開口の下流側に厨芥の破
    砕機構を設けた厨芥処理装置において、前記シンクの開
    口から排水管に至る通路を複数に分岐し、一方の通路を
    前記破砕機構に連通し、他方の通路を貯水槽に連通し、
    前記貯水槽を電磁弁を介して、前記破砕機構の下流側に
    設けた前記排水管の封水部の上流に、連通したことを特
    徴とする厨芥処理装置。
JP21707596A 1996-08-19 1996-08-19 厨芥処理装置 Pending JPH1057830A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21707596A JPH1057830A (ja) 1996-08-19 1996-08-19 厨芥処理装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP21707596A JPH1057830A (ja) 1996-08-19 1996-08-19 厨芥処理装置

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Publication Number Publication Date
JPH1057830A true JPH1057830A (ja) 1998-03-03

Family

ID=16698448

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21707596A Pending JPH1057830A (ja) 1996-08-19 1996-08-19 厨芥処理装置

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JP (1) JPH1057830A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101046525B1 (ko) 2010-10-08 2011-07-04 함용승 절수형 음식물 쓰레기 분쇄 처리 시스템
CN103084257A (zh) * 2012-12-28 2013-05-08 苏州韩博厨房电器科技有限公司 一种具有清洗剂添加装置的家用垃圾处理器

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KR101046525B1 (ko) 2010-10-08 2011-07-04 함용승 절수형 음식물 쓰레기 분쇄 처리 시스템
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