JPH1057428A - 介護用電動リフト - Google Patents
介護用電動リフトInfo
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- JPH1057428A JPH1057428A JP8221963A JP22196396A JPH1057428A JP H1057428 A JPH1057428 A JP H1057428A JP 8221963 A JP8221963 A JP 8221963A JP 22196396 A JP22196396 A JP 22196396A JP H1057428 A JPH1057428 A JP H1057428A
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- Japan
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- time
- speed
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61G—TRANSPORT, PERSONAL CONVEYANCES, OR ACCOMMODATION SPECIALLY ADAPTED FOR PATIENTS OR DISABLED PERSONS; OPERATING TABLES OR CHAIRS; CHAIRS FOR DENTISTRY; FUNERAL DEVICES
- A61G7/00—Beds specially adapted for nursing; Devices for lifting patients or disabled persons
- A61G7/10—Devices for lifting patients or disabled persons, e.g. special adaptations of hoists thereto
- A61G7/1013—Lifting of patients by
- A61G7/1015—Cables, chains or cords
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61G—TRANSPORT, PERSONAL CONVEYANCES, OR ACCOMMODATION SPECIALLY ADAPTED FOR PATIENTS OR DISABLED PERSONS; OPERATING TABLES OR CHAIRS; CHAIRS FOR DENTISTRY; FUNERAL DEVICES
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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- A61G7/10—Devices for lifting patients or disabled persons, e.g. special adaptations of hoists thereto
- A61G7/1063—Safety means
- A61G7/1065—Safety means with electronic monitoring
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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- A61G7/00—Beds specially adapted for nursing; Devices for lifting patients or disabled persons
- A61G7/10—Devices for lifting patients or disabled persons, e.g. special adaptations of hoists thereto
- A61G7/1049—Attachment, suspending or supporting means for patients
- A61G7/1061—Yokes
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- Health & Medical Sciences (AREA)
- Nursing (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
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- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
- Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 身体的にハンデギャップを持つ人の介護又は
自立支援用器具として被介護者を吊り上げて移動する電
動リフトがある。電動リフトは、小型、軽量が要求さ
れ、吊り具を上昇，下降させるための電動機にはマグネ
ット励磁直流モータが使用され、停電の影響を無くすた
めにバッテリー電源を使用する。被介護者を吊り上げる
場合と吊り下げる場合とではモータにかかる負荷トルク
が異なり、下降時の速度が早くなり、被介護者に不安感
を与える。 【解決手段】 バッテリーを複数個直列接続し、上昇時
には直列バッテリーの全電圧、下降時には、直列バッテ
リー数を減らして電圧を下げ、下降速度を抑え、上昇時
との速度差を無くし、被介護者に安心感を与える。
自立支援用器具として被介護者を吊り上げて移動する電
動リフトがある。電動リフトは、小型、軽量が要求さ
れ、吊り具を上昇，下降させるための電動機にはマグネ
ット励磁直流モータが使用され、停電の影響を無くすた
めにバッテリー電源を使用する。被介護者を吊り上げる
場合と吊り下げる場合とではモータにかかる負荷トルク
が異なり、下降時の速度が早くなり、被介護者に不安感
を与える。 【解決手段】 バッテリーを複数個直列接続し、上昇時
には直列バッテリーの全電圧、下降時には、直列バッテ
リー数を減らして電圧を下げ、下降速度を抑え、上昇時
との速度差を無くし、被介護者に安心感を与える。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は患者や身体の不自由
な被介護人をベット等から車椅子又は浴場等に移動させ
る介護用電動リフトに関し、特に被介護者を吊り上げお
よび吊り下げする場合の駆動用電動機に直流電動機を使
用し、バッテリー電源で駆動するようにしたものに関す
る。
な被介護人をベット等から車椅子又は浴場等に移動させ
る介護用電動リフトに関し、特に被介護者を吊り上げお
よび吊り下げする場合の駆動用電動機に直流電動機を使
用し、バッテリー電源で駆動するようにしたものに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】高齢者や患者等で身体的にハンデギャッ
プを持った人の介護又は自立支援器具として、電動リフ
トが使用されている。電動リフトは図５に該略図として
示すように、架設されたレール１に走行自在に吊設され
た巻上装置２を設け、この巻上装置２から引き出された
ベルト（又はワイヤ）３に吊り具４を取り付けて、この
ベルト３を巻上装置２内に設けてある巻き胴により巻き
上げ、巻き下げを行い、吊り具４に被介護者を吊って上
昇，下降させる。巻き胴は電動機で回転駆動され、上
昇，下降の操作は、操作スイッチ５を操作することで、
電動機の回転方向を正転・逆転切り換えて行う。
プを持った人の介護又は自立支援器具として、電動リフ
トが使用されている。電動リフトは図５に該略図として
示すように、架設されたレール１に走行自在に吊設され
た巻上装置２を設け、この巻上装置２から引き出された
ベルト（又はワイヤ）３に吊り具４を取り付けて、この
ベルト３を巻上装置２内に設けてある巻き胴により巻き
上げ、巻き下げを行い、吊り具４に被介護者を吊って上
昇，下降させる。巻き胴は電動機で回転駆動され、上
昇，下降の操作は、操作スイッチ５を操作することで、
電動機の回転方向を正転・逆転切り換えて行う。
【０００３】このような介護用電動リフトにおいては、
一般の家屋内でも使用されるので、小型，軽量で操作し
やすいことが要求され、電動機には永久磁石を使用した
マグネット励磁の直流電動機が使用され、また、停電の
影響を受けないようにするために、電源としてバッテリ
ーが使用される場合が多い。
一般の家屋内でも使用されるので、小型，軽量で操作し
やすいことが要求され、電動機には永久磁石を使用した
マグネット励磁の直流電動機が使用され、また、停電の
影響を受けないようにするために、電源としてバッテリ
ーが使用される場合が多い。
【０００４】図６はこのバッテリー電源により直流電動
機を運転する場合の主回路を示す。なお、ブレーキ回路
は省略してある。
機を運転する場合の主回路を示す。なお、ブレーキ回路
は省略してある。
【０００５】図６において、ＤＭは直流電動機（以下モ
ータと略称）で図示を省略した巻き胴を回転駆動し、巻
き胴に巻回されたベルト３を介して吊り具４を上昇，下
降させる。Ｂはバッテリー、Ｕは上昇用接触器、Ｄは下
降用接触器で、これら接触器Ｕ，Ｄは操作スイッチ５に
有する（上），（下）押釦を押すことにより電磁開閉器
を動作して開閉される。なお、いずれか一方が操作され
たときは、他方は操作不能にロックされ、両方が同時に
閉じることはないようにしてある。
ータと略称）で図示を省略した巻き胴を回転駆動し、巻
き胴に巻回されたベルト３を介して吊り具４を上昇，下
降させる。Ｂはバッテリー、Ｕは上昇用接触器、Ｄは下
降用接触器で、これら接触器Ｕ，Ｄは操作スイッチ５に
有する（上），（下）押釦を押すことにより電磁開閉器
を動作して開閉される。なお、いずれか一方が操作され
たときは、他方は操作不能にロックされ、両方が同時に
閉じることはないようにしてある。
【０００６】今、例えば操作用スイッチ５に有する
（上）押釦を押すと、上昇用接触器Ｕが閉じ、モータＤ
Ｍの電機子にはバッテリーＢから実線の方向に電流が流
れ、モータＤＭは正転して巻き胴を駆動し、吊り具４を
上昇させる。また、（下）押釦を押すと、下降用接触子
Ｄが閉じ、モータＤＭには点線に示す方向に電流が流
れ、モータＤＭの回転は逆転し、吊り具４は下降する。
（上）押釦を押すと、上昇用接触器Ｕが閉じ、モータＤ
Ｍの電機子にはバッテリーＢから実線の方向に電流が流
れ、モータＤＭは正転して巻き胴を駆動し、吊り具４を
上昇させる。また、（下）押釦を押すと、下降用接触子
Ｄが閉じ、モータＤＭには点線に示す方向に電流が流
れ、モータＤＭの回転は逆転し、吊り具４は下降する。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】マグネット励磁による
直流電動機の速度−トルク特性は、モータＤＭへの印加
電圧が一定の場合は、図７に示すように負荷トルクＴが
増加すると速度Ｎは低下する。
直流電動機の速度−トルク特性は、モータＤＭへの印加
電圧が一定の場合は、図７に示すように負荷トルクＴが
増加すると速度Ｎは低下する。
【０００８】介護用電動リフトは、被介護者を吊って昇
降させるものであるが、この被介護者を昇降させるとき
の負荷トルクは、被介護者を吊って上昇させるときと、
下降させるときでは大きな差がある。この差をバランス
ウェイトで小さくすることも考えられるが、介護用電動
リフトは前述したように小形，軽量化が要求されている
ので、バランスウェイトを設けることは困難である。
降させるものであるが、この被介護者を昇降させるとき
の負荷トルクは、被介護者を吊って上昇させるときと、
下降させるときでは大きな差がある。この差をバランス
ウェイトで小さくすることも考えられるが、介護用電動
リフトは前述したように小形，軽量化が要求されている
ので、バランスウェイトを設けることは困難である。
【０００９】また、介護用電動リフト等で使用される直
流電動機は小容量であるため、上昇時と下降時の速度の
差は特に大きい。
流電動機は小容量であるため、上昇時と下降時の速度の
差は特に大きい。
【００１０】即ち、図６のように、ほぼ一定の電圧のバ
ッテリーＢを電源として電機子に直結し、単に操作スイ
ッチにより接触器を切り換えてモータＤＭを正転，逆転
して上昇，下降させる方法においては、上昇時の負荷ト
ルクをＴU、下降時の負荷トルクをＴDとすると、下降時
の速度はＮD、上昇時の速度はＮUとなり、かなりの速度
差が生じる。
ッテリーＢを電源として電機子に直結し、単に操作スイ
ッチにより接触器を切り換えてモータＤＭを正転，逆転
して上昇，下降させる方法においては、上昇時の負荷ト
ルクをＴU、下降時の負荷トルクをＴDとすると、下降時
の速度はＮD、上昇時の速度はＮUとなり、かなりの速度
差が生じる。
【００１１】このため、上昇時の速度を最適なものにな
るようにモータＤＭや減速機構昇降駆動装置（図示省
略）を設計すると、下降時の速度が大きくなって、被介
護者が床面に着地するときに衝撃を受け、被介護者に恐
怖心を起こさせることになる。
るようにモータＤＭや減速機構昇降駆動装置（図示省
略）を設計すると、下降時の速度が大きくなって、被介
護者が床面に着地するときに衝撃を受け、被介護者に恐
怖心を起こさせることになる。
【００１２】一方、これを防ぐために下降時の速度を最
適になるように設計すると、今度は上昇時の速度が小さ
くなって介護者や被介護者の満足感を満たすことができ
なくなる。
適になるように設計すると、今度は上昇時の速度が小さ
くなって介護者や被介護者の満足感を満たすことができ
なくなる。
【００１３】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
ので、昇降時と下降時の速度差を同じか又は少なくする
ことを可能とした介護用電動リフトの提供を目的とす
る。
ので、昇降時と下降時の速度差を同じか又は少なくする
ことを可能とした介護用電動リフトの提供を目的とす
る。
【００１４】
【課題を解決するための手段】本発明において上記の課
題を解決するための手段は、バッテリーを２個以上直列
に接続し、負荷トルクの大きい上昇運転時には、バッテ
リーの直列数を最大とし、モータＤＭに最大電圧を印加
して最適な上昇速度を得、一方、下降時の負荷トルクの
小さいときは、バッテリーの直列数を減らして、下降速
度を抑え、上昇時と下降時の速度を同じか、又は差を少
なくするようにする。
題を解決するための手段は、バッテリーを２個以上直列
に接続し、負荷トルクの大きい上昇運転時には、バッテ
リーの直列数を最大とし、モータＤＭに最大電圧を印加
して最適な上昇速度を得、一方、下降時の負荷トルクの
小さいときは、バッテリーの直列数を減らして、下降速
度を抑え、上昇時と下降時の速度を同じか、又は差を少
なくするようにする。
【００１５】また、バッテリーの直列接続数を複数段に
わたって切り換え設定できるようにし、下降速度をその
段数だけ段階的に変更できるようにする。
わたって切り換え設定できるようにし、下降速度をその
段数だけ段階的に変更できるようにする。
【００１６】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
て説明する。
【００１７】図１は本発明の第１の実施の形態の主回路
図を示す。
図を示す。
【００１８】なお、図６と同一部分又は相当部分には、
これと同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
これと同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
【００１９】しかして、本発明においては、バッテリー
Ｂを２個以上直列に接続し、負荷トルクの大きい上昇運
転時には全バッテリーを直列接続した状態の最大電圧を
モータＤＣの電機子に印加して最適な上昇速度を得、一
方下降操作時の負荷トルクの小さい時は、バッテリーＢ
の直列数を減らして、下降速度を抑え、上昇速度と同じ
か、又は上昇時と下降時の速度に差がないようにするこ
とに特徴を有する。
Ｂを２個以上直列に接続し、負荷トルクの大きい上昇運
転時には全バッテリーを直列接続した状態の最大電圧を
モータＤＣの電機子に印加して最適な上昇速度を得、一
方下降操作時の負荷トルクの小さい時は、バッテリーＢ
の直列数を減らして、下降速度を抑え、上昇速度と同じ
か、又は上昇時と下降時の速度に差がないようにするこ
とに特徴を有する。
【００２０】図１において、Ｄ2は本発明において新た
に設けた電源電圧を切り換える電源切換接触器で、図示
の例においては、上昇時にバッテリーを４個使用し、下
降時には２個使用した場合である。この電源切換接触器
Ｄ2は、バッテリー４個接続の負極側に常閉接点Ｓbを、
２個直列接続間に常開接点Ｓaを接続し、これらを並列
接続して上昇用および下降用接触器ＵおよびＤ1に連な
る回路に接続する。そして、この電源切換接触器Ｄ
2を、下降用接触器Ｄ1の操作と連動して操作されるよう
にする。（例えば同じ電磁開閉器の接点を使用する。） 従って、操作スイッチの（下）押釦を操作したときに下
降用接触器Ｄ1と同時に動作し、常閉接点Ｓbを開き、常
開接点Ｓaを閉じる。
に設けた電源電圧を切り換える電源切換接触器で、図示
の例においては、上昇時にバッテリーを４個使用し、下
降時には２個使用した場合である。この電源切換接触器
Ｄ2は、バッテリー４個接続の負極側に常閉接点Ｓbを、
２個直列接続間に常開接点Ｓaを接続し、これらを並列
接続して上昇用および下降用接触器ＵおよびＤ1に連な
る回路に接続する。そして、この電源切換接触器Ｄ
2を、下降用接触器Ｄ1の操作と連動して操作されるよう
にする。（例えば同じ電磁開閉器の接点を使用する。） 従って、操作スイッチの（下）押釦を操作したときに下
降用接触器Ｄ1と同時に動作し、常閉接点Ｓbを開き、常
開接点Ｓaを閉じる。
【００２１】今、操作スイッチの（上）押釦を押すと、
モータＤＭには、上昇用接触器Ｕが動作して接点を閉
じ、電源切換接触器Ｄ2の常閉接点Ｓbは閉じているの
で、バッテリーＢの４個の電圧４ＥBが印加される。
モータＤＭには、上昇用接触器Ｕが動作して接点を閉
じ、電源切換接触器Ｄ2の常閉接点Ｓbは閉じているの
で、バッテリーＢの４個の電圧４ＥBが印加される。
【００２２】また、操作スイッチの（下）押釦を押す
と、下降用電磁接触器Ｄ1と電源切換接触器Ｄ2が動作
し、接触器Ｄ2の常閉接点Ｓbは開き、常開接点Ｓaが閉
じるので、モータＤＭには２ＥBの電圧が印加されるこ
とになる。
と、下降用電磁接触器Ｄ1と電源切換接触器Ｄ2が動作
し、接触器Ｄ2の常閉接点Ｓbは開き、常開接点Ｓaが閉
じるので、モータＤＭには２ＥBの電圧が印加されるこ
とになる。
【００２３】図２は、このときのモータＤＭの速度−負
荷トルク特性を示すもので、４ＥBはバッテリーが４個
直列接続したときの電源電圧４ＥB（Ｖ）での速度−ト
ルク特性を示し、２ＥBは、バッテリーが２個直列接続
した電源電圧２ＥB（Ｖ）での速度−トルク特性を示
し、横軸に負荷トルクＴ、縦軸に速度Ｎを採ったもので
ある。
荷トルク特性を示すもので、４ＥBはバッテリーが４個
直列接続したときの電源電圧４ＥB（Ｖ）での速度−ト
ルク特性を示し、２ＥBは、バッテリーが２個直列接続
した電源電圧２ＥB（Ｖ）での速度−トルク特性を示
し、横軸に負荷トルクＴ、縦軸に速度Ｎを採ったもので
ある。
【００２４】同図に示すように、バッテリー電源電圧が
４ＥB（Ｖ）が一定の場合は、下降時と上昇時の負荷ト
ルクＴU，ＴDの差により、速度がＮDからＮUに変化する
が、本発明においては負荷トルクの小さくなる下降時に
はバッテリー電源電圧を２ＥB（Ｖ）にするので、その
時の速度はＮD′となり、上昇時の速度ＮUと等しく、若
しくは差が少なくなる。
４ＥB（Ｖ）が一定の場合は、下降時と上昇時の負荷ト
ルクＴU，ＴDの差により、速度がＮDからＮUに変化する
が、本発明においては負荷トルクの小さくなる下降時に
はバッテリー電源電圧を２ＥB（Ｖ）にするので、その
時の速度はＮD′となり、上昇時の速度ＮUと等しく、若
しくは差が少なくなる。
【００２５】図３は本発明の第２の実施の形態で、第１
の実施の形態と異なる点は、バッテリーに切換接点ＳＷ
を設けて、下降時の電源電圧を任意に選定できるように
した点である。このようにすることで、図４に示すよう
に、速度−負荷トルク特性は何段階にもなり、切換接点
を切り換えて適宜の電圧を選択し、段階的に下降速度を
変えることが可能となる。
の実施の形態と異なる点は、バッテリーに切換接点ＳＷ
を設けて、下降時の電源電圧を任意に選定できるように
した点である。このようにすることで、図４に示すよう
に、速度−負荷トルク特性は何段階にもなり、切換接点
を切り換えて適宜の電圧を選択し、段階的に下降速度を
変えることが可能となる。
【００２６】なお、同図において４ＥB，３ＥB，２ＥB
はバッテリーを４個，３個，２個直列した場合、ＥBは
１個の場合の電圧における速度−トルク特性を示してい
る。
はバッテリーを４個，３個，２個直列した場合、ＥBは
１個の場合の電圧における速度−トルク特性を示してい
る。
【００２７】下降時の負荷トルクＴDに対する速度をＮ
D1〜ＮD4に変えることができる。
D1〜ＮD4に変えることができる。
【００２８】
【発明の効果】以上のように本発明は、被介護者を吊っ
た状態での上昇，下降時の速度差が小さく又は等しくす
ることができるので、適切な上昇速度で上昇し、下降時
には床面に着地するときの衝撃が無くなり被介護者又は
介護者に安心感を与えることができる。
た状態での上昇，下降時の速度差が小さく又は等しくす
ることができるので、適切な上昇速度で上昇し、下降時
には床面に着地するときの衝撃が無くなり被介護者又は
介護者に安心感を与えることができる。
【００２９】また、第２の実施の形態においては、段階
的に下降速度を変えることができるので、被介護者の状
況に応じて最適な下降速度を選択することができ、適切
な介護を可能とする。
的に下降速度を変えることができるので、被介護者の状
況に応じて最適な下降速度を選択することができ、適切
な介護を可能とする。
【図１】本発明の第１の実施の形態の主回路図。
【図２】本発明の第１の実施の形態の速度−負荷トルク
特性図。
特性図。
【図３】本発明の第２の実施の形態の主回路図。
【図４】本発明の第２の実施の形態の速度−負荷トルク
特性図。
特性図。
【図５】介護用電動リフトの全体図。
【図６】従来の介護用リフトの主回路図。
【図７】従来の介護用リフトの速度−負荷トルク特性
図。
図。
１…レール ２…巻上装置 ３…ベルト ４…吊り具 ５…操作スイッチ ＤＭ…直流電動機 Ｕ…上昇用接触器 Ｄ，Ｄ1…下降用接触器 Ｂ…バッテリー Ｄ2…電源切換用接触器
Claims (2)
- 【請求項１】 マグネット励磁の直流電動機をバッテリ
ー電源で駆動して巻き胴を正転・逆転させ、該巻き胴に
巻回したベルト又はロープで吊り具を昇降させ、前記正
転・逆転の切り換えは操作スイッチの操作により前記直
流電動機の電機子回路を切り換えて行うようにした介護
用電動リフトにおいて、 前記バッテリーを複数個直列接続し、吊り具の上昇時と
下降時とでバッテリーの直列接続数を変更して直流電動
機への印加電圧を変え、下降時の電圧を上昇時の電圧よ
り低くして下降速度を上昇速度と同じか又はその差を少
なくしたことを特徴とする介護用電動リフト。 - 【請求項２】 直列接続したバッテリーに、バッテリー
の直列数を数段に変更可能な切り換え手段を設け、吊り
具の下降速度を段数だけ段階的に変更できるようにした
ことを特徴とする請求項１記載の介護用電動リフト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8221963A JPH1057428A (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | 介護用電動リフト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8221963A JPH1057428A (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | 介護用電動リフト |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1057428A true JPH1057428A (ja) | 1998-03-03 |
Family
ID=16774911
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8221963A Pending JPH1057428A (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | 介護用電動リフト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1057428A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7021427B2 (en) | 2001-04-30 | 2006-04-04 | V. Guldmann A/S | Lifting apparatus and method |
-
1996
- 1996-08-23 JP JP8221963A patent/JPH1057428A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7021427B2 (en) | 2001-04-30 | 2006-04-04 | V. Guldmann A/S | Lifting apparatus and method |
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