JPH1056612A - 画像データ記憶装置、画像データ記憶方法、撮像方法、及び記憶媒体 - Google Patents

画像データ記憶装置、画像データ記憶方法、撮像方法、及び記憶媒体

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JPH1056612A
JPH1056612A JP9151294A JP15129497A JPH1056612A JP H1056612 A JPH1056612 A JP H1056612A JP 9151294 A JP9151294 A JP 9151294A JP 15129497 A JP15129497 A JP 15129497A JP H1056612 A JPH1056612 A JP H1056612A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮影後に画質レベルを変更したり、自動的に
新たに撮影する画像を記憶するための記憶領域を確保で
きる画像データ記憶装置、画像データ記憶方法、撮像方
法、及び記憶媒体を提供することを目的とする。 【解決手段】 CPU31は、「シャッター」キー9が
操作されると、フラッシュメモリ27に記憶可能なメモ
リ容量が有るか否かをチエックし、フラッシュメモリ2
7に空き容量がない場合には、フラッシュメモリ27の
ヘッダ部27Aを参照し、画質モードフラグが「エコノ
ミー」を示す”L”が設定され、かつ先頭アドレスの小
さい画像データをデータ記憶部27Bから読出し、この
画像データを圧縮/伸張回路27で伸張させ、伸張され
た画像データを高圧縮率でデータ圧縮してデータ量を低
減し、この再圧縮された画像データをフラッシュメモリ
27のデータ記憶部27Bに格納して記憶可能なメモリ
領域を確保する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルカメラ等
の画像データ記憶装置、画像データ記憶方法、撮像方
法、及び記憶媒体に係り、特に撮像して記憶媒体に記憶
された画像の画質レベルを変更可能な画像データ記憶装
置、画像データ記憶方法、撮像方法、及び記憶媒体に関
する。
【0002】
【従来の技術】近時、撮像した画像をフィルムの代わり
に電子的に記憶するデジタルカメラ(電子カメラ)が普
及している。かかるデジタルカメラは、撮影者がシャッ
ターを押すと、レンズを通った被写体の画像がCCD素
子によって捕捉され、カメラ内部の回路を通じてデータ
圧縮等がなされて内部の記憶媒体に書き込まれる。
【0003】また、デジタルカメラにおいては、撮影時
に操作者が画質レベルを選択して、この選択された画質
レベルに応じたデータ圧縮率で、撮像した画像を圧縮し
て記録するものも知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
デジタルカメラにあっては、撮影時に画質レベルを選択
して撮影をおこなっていたため、画質レベルを間違って
撮影してしまったり、撮影後に画質レベルを変更できな
い等の問題があった。また、画質レベルを設定していた
ためシャッターチャンスを逃してしまう等の問題があっ
た。
【0005】更に、記憶媒体の残記憶容量が不足した場
合には、必要のなくなった画像データを操作者が消去し
なければならず、その操作が煩わしいという問題があっ
た。
【0006】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、撮影後に画質レベルを変更したり、自動的に新
たに撮影する画像を記憶するための記憶領域を確保でき
る画像データ記憶装置、画像データ記憶方法、撮像方
法、及び記憶媒体を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の画像デー
タ記憶装置は、被写体の画像を撮像して、複数の圧縮率
のうちの所定圧縮率で圧縮し、記憶媒体にこの圧縮した
画像を記憶する画像データ記憶装置において、前記複数
の圧縮率のうち所定の圧縮率を指示する指示手段と、こ
の指示手段により指示された圧縮率より低い圧縮率で前
記撮像した画像を圧縮して前記記憶媒体に記憶する記憶
制御手段と、を備えたことを特徴としている。
【0008】すなわち、請求項1記載の画像データ記憶
装置によれば、被写体の画像を撮像して、複数の圧縮率
のうちの所定圧縮率で圧縮し、記憶媒体にこの圧縮した
画像を記憶する画像データ記憶装置において、指示手段
は複数の圧縮率のうち所定の圧縮率を指示し、記憶制御
手段はこの指示手段により指示された圧縮率より低い圧
縮率で前記撮像した画像を圧縮して記憶媒体に記憶す
る。
【0009】したがって、指示された画像の圧縮率より
も低い圧縮率で撮像した画像データを記憶媒体に記憶す
る構成である故、常に、高画質で画像データを記憶する
ことが可能となり、操作者の使い勝手が良くなる。
【0010】また、この場合、請求項2記載の画像デー
タ記憶装置の如く、前記記憶媒体の記憶容量を検出する
メモリ容量検出手段を有し、前記記憶制御手段は、前記
メモリ容量検出手段により検出された記憶容量により画
像データを記憶することが不可能であると判断したと
き、前記記憶媒体に前記指示された圧縮率より低い圧縮
率で記憶されている画像データを該指示された圧縮率で
再圧縮して、該記憶媒体に記憶することが有効である。
【0011】すなわち、請求項2記載の画像データ記憶
装置によれば、請求項1記載の画像データ記憶装置にお
いて、メモリ容量検出手段は記憶媒体の記憶容量を検出
し、記憶制御手段はメモリ容量検出手段により検出され
た記憶容量により画像データを記憶することが不可能で
あると判断したとき、記憶媒体に指示された圧縮率より
低い圧縮率で記憶されている画像データを該指示された
圧縮率で再圧縮して、該記憶媒体に記憶する。
【0012】したがって、記憶媒体のメモリ容量を確認
して、残メモリ容量がないと判断した場合に、記憶手段
に記憶されている画像データをより低い画質レベルで再
圧縮する構成である故、自動的に、新たに撮影する画像
を記憶するための記憶領域を確保することが可能とな
り、操作者の使い勝手が良くなる。
【0013】また、この場合、請求項3記載の画像デー
タ記憶装置の如く、前記記憶媒体は、圧縮率を記憶する
圧縮率領域とこの圧縮率に対応して圧縮画像を記憶する
画像領域を備え、前記圧縮領域に前記指示された圧縮率
に関する情報を記憶し、前記画像領域に前記圧縮画像を
記憶することが有効である。
【0014】即ち、請求項3記載の画像データ記憶装置
によれば、請求項1記載の画像データ記憶装置におい
て、記憶媒体は、圧縮率を記憶する圧縮率領域とこの圧
縮率に対応して圧縮画像を記憶する画像領域を備え、圧
縮領域に指示された圧縮率に関する情報を記憶し、画像
領域に圧縮画像を記憶する。
【0015】したがって、記憶媒体の圧縮率領域に画像
データの圧縮率の情報を記憶する一方、画像領域に圧縮
画像データを記憶する構成であるので、記憶媒体におい
て、所望の圧縮率の画像を指定することが容易となる。
【0016】また、この場合、請求項4記載の画像デー
タ記憶装置の如く、前記記憶媒体の圧縮率領域に記憶し
た圧縮率情報は、他の圧縮率情報に変更可能であること
が有効である。
【0017】即ち、請求項4記載の画像データ記憶装置
によれば、前記記憶媒体の圧縮率領域に記憶した圧縮率
情報は、他の圧縮率情報に変更可能である。
【0018】したがって、記憶媒体の圧縮率領域に記憶
した圧縮率情報を変更可能な構成である故、操作者が、
撮影時には高画質のまま保存したいと考えていたが、低
画質に変更してもよいと考える場合や、逆に、撮影時に
は低画質に変更してもよいと考えていたが、高画質のま
ま保存したいと考えが変わった場合に対処可能となり、
使い勝手が良くなる。
【0019】また、請求項5記載の画像データ記憶方法
は、第1の圧縮率の圧縮画像データを記憶媒体に記憶す
る第1の記憶モードと、該第1の圧縮率より高い圧縮率
の圧縮画像データを該記憶媒体に記憶する第2の記憶モ
ードとを有し、モード情報とともに圧縮画像データを記
憶する画像データ記憶方法において、取り込んだ画像デ
ータを前記第2のモードが指定されていても、前記記憶
媒体の記憶容量に余裕があるときは、前記第1のモード
で圧縮した画像データを該画像データが第2のモードで
取り込まれたことを示すモード情報とともに記憶してい
ることを特徴としている。
【0020】すなわち、請求項5記載の画像データ記憶
方法によれば、第1の圧縮率の圧縮画像データを記憶媒
体に記憶する第1の記憶モードと、該第1の圧縮率より
高い圧縮率の圧縮画像データを該記憶媒体に記憶する第
2の記憶モードとを有し、モード情報とともに圧縮画像
データを記憶する画像データ記憶方法において、取り込
んだ画像データを第2のモードが指定されていても、記
憶媒体の記憶容量に余裕があるときは、第1のモードで
圧縮した画像データを該画像データが第2のモードで取
り込まれたことを示すモード情報とともに記憶する。
【0021】また、この場合、請求項6記載の画像デー
タ記憶方法の如く、前記モード情報が、変更可能である
ことが有効である。
【0022】即ち、請求項6記載の画像データ記憶方法
によれば、請求項5記載の画像データ記憶方法におい
て、モード情報が、変更可能である。
【0023】また、この場合、請求項7記載の画像デー
タ記憶方法の如く、前記記憶媒体の記憶容量が不足した
ときに、前記モード情報が第2のモードで記憶され、か
つ第1のモードで記憶されている画像データを該第2の
モードで再記憶することが有効である。
【0024】即ち、請求項7記載の画像データ記憶方法
によれば、請求項5記載の画像データ記憶方法におい
て、記憶媒体の記憶容量が不足したときに、モード情報
が第2のモードで記憶され、かつ第1のモードで記憶さ
れている画像データを該第2のモードで再記憶する。
【0025】請求項8記載の撮像方法は、撮像画像を相
対的に高画質で情報量の多い画像データとしてメモリに
保存する第1の撮像モードと、撮像画像を相対的に低画
質で情報量の少ない画像データとして前記メモリに保存
する第2の撮像モードとを有するデジタルカメラにおけ
る撮像方法であって、前記第2の撮像モードで撮像した
際にも、前記相対的に高画質で情報量の多い第1の撮像
モードで撮像して画像データを前記メモリに記憶してお
き、前記メモリの残量が所定容量より少なくなった際に
は、前記第2のモードで撮像され前記メモリに記憶され
た相対的に高画質で情報量の多い画像データを、前記相
対的に低画質で情報量の少ない画像データに変換して前
記メモリに保存することを特徴としている。
【0026】請求項8記載の撮像方法によれば、撮像画
像を相対的に高画質で情報量の多い画像データとしてメ
モリに保存する第1の撮像モードと、撮像画像を相対的
に低画質で情報量の少ない画像データとして前記メモリ
に保存する第2の撮像モードとを有するデジタルカメラ
における撮像方法であって、前記第2の撮像モードで撮
像した際にも、前記相対的に高画質で情報量の多い第1
の撮像モードで撮像して画像データを前記メモリに記憶
しておき、前記メモリの残量が所定容量より少なくなっ
た際には、前記第2のモードで撮像され前記メモリに記
憶された相対的に高画質で情報量の多い画像データを、
前記相対的に低画質で情報量の少ない画像データに変換
して前記メモリに保存する。
【0027】したがって、新たに撮像する画像を記憶す
るための所定容量を自動的に確保することができ、予期
しないシャッターチャンスで撮影時にメモリ残量の確認
をできなかった場合等にも、操作者の意志に反して必要
な画像に上書きされてしまう、撮像した画像が保存され
ない等の問題点を解消することができ、操作者の使い勝
手が良くなる。
【0028】請求項9記載の撮像方法は、撮像画像を相
対的に高画質で情報量の多い画像データとしてメモリに
保存する第1の撮像モードと、撮像画像を相対的に低画
質で情報量の少ない画像データとして前記メモリに保存
する第2の撮像モードとを有するデジタルカメラにおけ
る撮像方法であって、前記第2の撮像モードで撮像した
際にも、前記相対的に高画質で情報量の多い第1の撮像
モードで撮像して画像データを前記メモリに記憶してお
き、所定の操作により、前記第2のモードで撮像した画
像データを前記相対的に高画質で情報量の多い画像デー
タに変換することができることを特徴としている。
【0029】請求項9記載の撮像方法によれば、撮像画
像を相対的に高画質で情報量の多い画像データとしてメ
モリに保存する第1の撮像モードと、撮像画像を相対的
に低画質で情報量の少ない画像データとして前記メモリ
に保存する第2の撮像モードとを有するデジタルカメラ
における撮像方法であって、前記第2の撮像モードで撮
像した際にも、前記相対的に高画質で情報量の多い第1
の撮像モードで撮像して画像データを前記メモリに記憶
しておき、所定の操作により、前記第2のモードで撮像
した画像データを前記相対的に高画質で情報量の多い画
像データに変換することができる。
【0030】したがって、撮影時に誤った撮像モード指
定をしてしまった場合、撮影時には相対的に低画質な画
像でよいと判断したが後に高画質な画像が必要になった
場合、予期しないシャッターチャンスで撮影時に操作者
の意志で撮像モードを指定できなかった場合等にも、撮
像画像を相対的に高画質な画像データとしてメモリに保
存し、撮影後に所定の操作により当該撮像画像を相対的
に高画質な画像データのまま保存するようにモード変更
をすることができる。
【0031】請求項10記載の撮像方法は、撮像画像を
相対的に高画質で情報量の多い画像データとしてメモリ
に保存する第1の撮像モードと、撮像画像を相対的に低
画質で情報量の少ない画像データとして前記メモリに保
存する第2の撮像モードとを有し、パーソナルコンピュ
ータと接続できるデジタルカメラにおける撮像方法であ
って、前記第2の撮像モードで撮像した際にも、前記相
対的に高画質で情報量の多い第1の撮像モードで撮像し
て画像データを前記メモリに記憶しておき、前記デジタ
ルカメラから前記パーソナルコンピュータへ画像データ
を転送する際は、該第2のモードで撮像した画像データ
も前記相対的に高画質で情報量の多い画像データとして
転送することを特徴としている。
【0032】請求項10記載の撮像方法によれば、撮像
画像を相対的に高画質で情報量の多い画像データとして
メモリに保存する第1の撮像モードと、撮像画像を相対
的に低画質で情報量の少ない画像データとして前記メモ
リに保存する第2の撮像モードとを有し、パーソナルコ
ンピュータと接続できるデジタルカメラにおける撮像方
法であって、前記第2の撮像モードで撮像した際にも、
前記相対的に高画質で情報量の多い第1の撮像モードで
撮像して画像データを前記メモリに記憶しておき、前記
デジタルカメラから前記パーソナルコンピュータへ画像
データを転送する際は、該第2のモードで撮像した画像
データも前記相対的に高画質で情報量の多い画像データ
として転送する。
【0033】また、請求項11記載の記憶媒体は、撮像
画像を相対的に高画質で情報量の多い画像データとして
メモリに保存する第1の撮像モードと、撮像画像を相対
的に低画質で情報量の少ない画像データとして前記メモ
リに保存する第2の撮像モードとを有し、パーソナルコ
ンピュータと接続できるデジタルカメラに用いられ、前
記パーソナルコンピュータによって実行されるプログラ
ムを記憶した記憶媒体であって、前記第2の撮像モード
で撮像した際にも、前記相対的に高画質で情報量の多い
第1の撮像モードで撮像して画像データを前記メモリに
記憶するプログラムステップと、前記デジタルカメラか
ら前記パーソナルコンピュータへ画像データを転送する
際は、該第2のモードで撮像した画像データも前記相対
的に高画質で情報量の多い画像データとして転送するプ
ログラムステップと、を含むことを特徴としている。
【0034】請求項11記載の記憶媒体によれば、撮像
画像を相対的に高画質で情報量の多い画像データとして
メモリに保存する第1の撮像モードと、撮像画像を相対
的に低画質で情報量の少ない画像データとして前記メモ
リに保存する第2の撮像モードとを有し、パーソナルコ
ンピュータと接続できるデジタルカメラに用いられ、前
記パーソナルコンピュータによって実行されるプログラ
ムを記憶した記憶媒体であって、前記第2の撮像モード
で撮像した際にも、前記相対的に高画質で情報量の多い
第1の撮像モードで撮像して画像データを前記メモリに
記憶するプログラムステップと、前記デジタルカメラか
ら前記パーソナルコンピュータへ画像データを転送する
際は、該第2のモードで撮像した画像データも前記相対
的に高画質で情報量の多い画像データとして転送するプ
ログラムステップと、を含む。
【0035】したがって、撮影時には相対的に低画質な
画質でよいと指定された画像データでも高画質の画像デ
ータとしてコンピュータに転送することが可能であるの
で、コンピュータによる画像編集、印刷等の各種処理時
に高画質な画像データとして扱うことができる等の利点
がある。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図9を参照して本発
明が適用される好適な実施の形態を説明する。
【0037】(第1の実施の形態)図1〜図5は、本発
明をデジタルカメラに適用した第1の実施の形態を示す
図である。まず、構成を説明する。
【0038】図1は、本実施の形態のデジタルカメラ1
の外観構成を示す斜視図である。図1においてデジタル
カメラ1は、カメラ部3と本体部2とから構成されてお
り、このカメラ部3と本体部2とは相対的に回転自在に
結合されている。
【0039】カメラ部3には、図中背面側に撮像レンズ
7が設けられており、このカメラ部3を本体部2を軸に
して図中前方、或いは後方に回転させることで、撮像レ
ンズ11の位置を、例えば、図中前面側の位置に移動さ
せるなど、様々な位置に設定することができる。図1で
は、後方に180°回動した状態を示している。
【0040】一方、本体部2には、図中前面側にLCD
6(Liquid Crystal Display:液晶ディスプレイ)が設
けられている。このLCD6には、撮影時に撮像レンズ
7を介して取り込んだ被写体の画像を表示することが、
また、撮影後に撮像した画像を再生表示することができ
る。また、このLCD6右側には、上下へのスライド操
作により撮影モード、設定モード、再生モード、及び通
信モードなどの切換えを指示するファンクション切換キ
ー18が設けられている。
【0041】そして、本体部2は、ケース4の上面に、
電源スイッチ8、「シャッター」キー9、[DEL」キ
ー10、「+」キー11、「−」キー12、「MOD
E」キー13、「DSP(ディスプレイ)」キー14、
「画質変換」キー15、「変換実行」キー16、及び
「画質モード」キー19等を備えると共に、開閉蓋17
内に、図示しない外部電源端子、ビデオ出力端子、デジ
タル端子を備えている。また、ケース4の下面には開閉
式の電池蓋(図示せず)が設けられている。
【0042】図2は、図1に示したデジタルカメラ1の
回路構成を示すブロック図である。図2に示すデジタル
カメラ1は、上記図1に示したLCD6と、CCD2
0、バッファ21、A/D変換器22、駆動回路23、
タイミングジェネレータ24、DRAM25、圧縮/伸
長回路26、フラッシュメモリ27、ROM28、RA
M29、キー入力部30、CPU31、シグナルジェネ
レータ32、VRAM33、D/A変換器34、バッフ
ァ35、及びI/Oポート36と、により構成されてい
る。
【0043】CCD(Charge Coupled Device )20
は、フォトダイオードなどの受光部に転送電極を重ねた
素子(画素)を平面状に多数配設した画素面と、各画素
に蓄積された電荷を電圧に変換して出力する出力部とか
ら構成される。撮像レンズ7を介して入射した光は前記
画素面で受光され、各画素には受光量に比例した電荷が
蓄積される。各画素の蓄積電荷は、駆動回路23から供
給される駆動信号に応じて前記出力部により電気信号と
して1画素分ずつ順次読み出され、撮像信号(アナログ
信号)としてバッファ21を介してA/D変換器22に
出力される。
【0044】A/D(Analog to Digital)変換器22
は、CCD20からバッファ21を介して入力される撮
像信号をアナログ信号からデジタル信号に変換し、これ
をタイミングジェネレータ24に供給する。
【0045】駆動回路23は、タイミングジェネレータ
24から供給されるタイミング信号に基づいてCCD2
0の露光及び読み出しタイミングを駆動制御する。ま
た、タイミングジェネレータ24は、CPU31から入
力される映像取り込み信号に基づいて駆動回路23を制
御するタイミング信号を生成する。
【0046】DRAM(Dynamic Random Access Memory
)25は、シグナルジェネレータ32から供給される
撮像した画像データ、或いはCPU31によりフラッシ
ュメモリ27から読み出され、後述する圧縮/伸長回路
26により伸長処理された画像データを一時的に格納す
る半導体メモリである。
【0047】圧縮/伸長回路26は、DRAM25に格
納された画像データを符号化により圧縮処理する。具体
的には、画像データを所定の符号化方式、すなわち、取
り扱う画像の種類(この場合、静止画)に応じた、例え
ば、JPEG(Joint Photographic Experts Group)ア
ルゴリズムによる8×8画素毎のDCT(Discrete Cos
ine Transform:離散コサイン変換)、量子化、ハフマ
ン符号化により圧縮処理(符号化処理)し、この圧縮処
理した画像データをフラッシュメモリ27に出力する。
また、フラッシュメモリ27に格納されている圧縮処理
された画像データを復号化して伸長処理し、DRAM2
5に格納する。
【0048】また、圧縮/伸長回路26は、複数の圧縮
率で画像データをデータ圧縮することが可能であり、低
圧縮率でデータ圧縮を行うモード(高画質モード)と高
圧縮率でデータ圧縮を行うモード(メモリ容量節約モー
ド)とを備えているが、圧縮/伸長回路26は、撮影時
には、「画質モード」キー19により「FINE」(高
画質モード)及び「エコノミー」(メモリ容量節約モー
ド)のいずれが選択された場合でも、低圧縮率で画像デ
ータを圧縮する。
【0049】フラッシュメモリ27は、圧縮/伸長回路
26により圧縮処理された画像データを複数格納する半
導体メモリである。図3は、フラッシュメモリ27のメ
モリ構成の一例を示す図である。図3に示す如く、フラ
ッシュメモリ27は、撮像した画像の情報を管理するヘ
ッダ部(テーブル)27Aと、撮像した画像の画像デー
タが記憶される画像データ記憶部27Bとから構成され
ている。
【0050】ヘッダ部27Aは、画像の「ページ番号」
と、撮像した画像の画像データが記憶される画像データ
記憶部27Bの「先頭アドレス」と、撮像した画像をそ
れぞれに識別するための「画像種類」と、入力部30の
「画質モード」キー19で選択された画質レベルを示す
「画質モードフラグ」(「画質モード」キー19で「F
INE」が選択された場合は「H」、「エコノミー」が
選択された場合は「L」)の各データが対応づけられて
複数格納され、画像データ記憶部27Bに画像データが
新たに記憶される場合や、記憶されている画像データの
態様(データ圧縮率)が変更される毎にヘッダ部27A
のヘッダ情報は更新される。
【0051】画像データ記憶部27Bは、ヘッダ部27
Aにアドレス管理され、アドレス順で時系列にブロック
単位で画像データを記憶する。尚、図3に示される例で
は、画像1、3のデータがデータ記憶部27Bの先頭ア
ドレスX1、X3のブロックに低圧縮率で夫々記憶され、
また、画質モードフラグとして「FINE」を示す
「H」が設定されている。そして、画像2、4のデータ
がデータ記憶部27Bの先頭アドレスX2、X4のブロッ
クに低圧縮率で夫々記憶され、また、画質モードフラグ
として「エコノミー」を示す「L」が設定されている。
【0052】ROM(Read Only Memory)28は、CP
U31により実行される各種制御プログラムや、そのプ
ログラム処理で使用されるデータ等を格納しており、各
種制御プログラムとしては、例えば、図4のフローチャ
ートに示す撮影時画質変更処理を実行するための撮影時
画質変更処理プログラムや図5のフローチャートに示す
ヘッダ情報変更処理を実行するためのヘッダ情報変更処
理プログラム等がある。この各種制御プログラムは、C
PU31が読み取り可能なプログラムコードの形態で記
憶されている。
【0053】RAM(Random Access Memory)29は、
CPU31により各種制御処理が実行される際に、処理
される各種データを一時的に格納するワークエリアを形
成する。
【0054】キー入力部30は、図1に示す、シャッタ
ーを所定時間開き、画像の撮像を指示する「シャッタ
ー」キー9、「DEL」キー10、「+」キー11、
「−」キー12、「MODE」キー13、「DSP」キ
ー14、画質変換モードの設定を指示する「画質変換」
キー15、フラッシュメモリ27のヘッダ部27Aの画
質モードフラグの変更を指示する「変換実行」キー1
6、ファンクション切換キー18、及び撮影時に、画質
レベルを選択するための「画質モード」キー19により
構成され、各キーの入力操作に応じた各種操作信号をC
PU31に出力する。
【0055】CPU(Central Processing Unit )31
は、ROM28に記憶された各種プログラムに基づい
て、RAM29のワークメモリを作業領域に使用しつ
つ、キー入力部30の各キーの操作に応じた処理を実行
して、デジタルカメラ1の各部を制御する。
【0056】また、CPU31は、キー入力部30の
「DSP」キー14が押下されると、画像再生処理を実
行して、フラッシュメモリ27から所定の圧縮した画像
データを読み出して、圧縮/伸長回路26に転送し、こ
の圧縮/伸長部回路26で伸長された画像データをシグ
ナルジェネレータ32に転送し、シグナルジェネレータ
32でビデオ信号に変換させた後、LCD6に出力して
画像を表示する。
【0057】また、CPU31は、後述する撮影時画質
変更処理を実行する。具体的には、CPU31は、キー
入力部30の「シャッター」キー9が押下されると、フ
ラッシュメモリ27の残メモリ容量を確認し、空き容量
(記憶可能メモリ容量)がある場合には、通常の撮影処
理を実行する。
【0058】即ち、CPU31は、タイミングジェネレ
ータ24に映像取り込み信号を出力して、タイミングジ
ェネレータ24からタイミング信号を駆動回路23に対
して出力させることにより、CCD20からバッファ2
1、A/D変換器22、タイミングジェネレータ24を
介して撮像信号をシグナルジェネレータ32に入力さ
せ、更に、シグナルジェネレータ32において色演算処
理を行わせて画像データを生成させて、該生成された画
像データをDRAM25に格納させ、このDRAM25
に格納された画像データを圧縮/伸長回路26に転送し
て低圧縮率でデータ圧縮させる。そして、この圧縮され
た画像データをフラッシュメモリ27のデータ記憶部2
7Bに記憶すると共に、ヘッダ部27Aの画質モードフ
ラグには、「画質モード」キー19により「FINE」
が選択されている場合には”H”を、「エコノミー」が
選択されている場合は、”L”を設定する。
【0059】他方、フラッシュメモリ27に空き容量が
ない場合には、フラッシュメモリ27のヘッダ部27A
を参照し、画質モードフラグが「エコノミー」を示す”
L”が設定され、かつ先頭アドレスの小さい画像データ
をデータ記憶部27Bから読出し、この画像データを圧
縮/伸長回路26で伸長させ、伸長された画像データを
高圧縮率でデータ圧縮してデータ量を低減し、この再圧
縮された画像データをフラッシュメモリ27のデータ記
憶部27Bに格納して新たな画像を記憶可能なメモリ領
域を確保する。
【0060】また、CPU31は後述するヘッダ情報変
更処理を実行して、「画質変更」キー15及び「画質モ
ード」キー19の操作に応じて、フラッシュメモリ27
内のヘッダ部27Aのヘッダ情報を書き換える。
【0061】シグナルジェネレータ32は、タイミング
ジェネレータ24を介して供給される撮像信号(デジタ
ル信号)に対して色演算処理を行ない、輝度信号(Yデ
ータ)と色信号(Cデータ)により構成される画像デー
タを生成し、生成した画像データ(Yデータ及びCデー
タ)をDRAM25に出力する。
【0062】また、シグナルジェネレータ32は、CP
U31によりDRAM25から供給された画像データに
同期信号を付加する等してビデオ信号(デジタル信号)
を生成して一旦、VRAM33に格納し、その後、VR
AM33に格納したビデオ信号をD/A変換器34及び
バッファ35を介してLCD6に出力する。
【0063】VRAM(Video Random Access Memory)
33は、シグナルジェネレータ32により生成されたビ
デオ信号(表示データ)を一時的に格納するビデオメモ
リである。
【0064】D/A(Digital to Analog)変換器34
は、シグナルジェネレータ32によりVRAM33から
供給されるビデオ信号(表示データ)をデジタル信号か
らアナログ信号に変換し、バッファ35を介してLCD
6に出力する。
【0065】LCD6は、D/A変換器34及びバッフ
ァ35を介して入力されるビデオ信号(表示データ)に
基づいて液晶を駆動して画像を表示する。
【0066】I/O(Input / Output)ポート36は、
当該デジタルカメラ1とシリアル入出力端子36a及び
ケーブルを介して接続された外部機器との間で授受され
るシリアルデータ(画像データ、制御信号など)を制御
するインターフェースである。シリアル入出力端子36
aには、例えば、RS232C(シリアル形式)などの
ケーブルが接続可能である。
【0067】次に、本実施の形態のデジタルカメラの動
作を説明する。図4は、CPU31により実行される撮
影時画質変更処理を説明するためのフローチャートであ
る。以下、図4を参照して当該撮影時画質変更処理を説
明する。
【0068】図4において、まず、CPU31は、キー
入力部30のキー入力待ちとなり(ステップS1)、キ
ー入力があった場合はステップS2に移行して、そのキ
ー入力が「シャッター」キー9の入力であるか否かを判
断し、「シャッター」キー9である場合はステップS3
に移行する一方、「シャッター」キー9の入力でない場
合は、ステップS12に移行して、ステップS1で為さ
れたキー操作に応じた処理を実行して当該フローを終了
する。
【0069】ステップS3では、CPU31は、フラッ
シュメモリ27のデータ記憶部27Bの容量がFULL
か否か、即ち残メモリ容量(記憶可能メモリ容量)があ
るか否かを判断し、容量がFULLである場合はステッ
プS4に移行し、他方、FULLでない場合は、ステッ
プS11に移行して通常の撮影処理を実行する。
【0070】即ち、ステップS11の撮影処理では、C
PU31は、タイミングジェネレータ24に映像取り込
み信号を出力して、タイミングジェネレータ24からタ
イミング信号を駆動回路23に対して出力させることに
より、CCD20からバッファ21、A/D変換器2
2、タイミングジェネレータ24を介して撮像信号をシ
グナルジェネレータ32に入力させる。そして、シグナ
ルジェネレータ32において色演算処理を行わせて画像
データを生成させ、該生成された画像データをDRAM
25に格納させ、このDRAM25に格納された画像デ
ータを圧縮/伸長回路26に転送する。次いで、CPU
31は、「画質モード」キー19により「FINE」及
び「エコノミー」のいずれが選択されている場合でも、
圧縮/伸長回路26によってFINEモード(低圧縮
率)で画像データを圧縮させ、この圧縮された画像デー
タをフラッシュメモリ27のデータ記憶部27Bに格納
すると共に、ヘッダ部27Aにこの画像データに関する
ヘッダ情報を書き込む。この場合、ヘッダ部27Aの画
質モードフラグには、「画質モード」キー19により
「FINE」が選択された場合には、”H”を「エコノ
ミー」が選択された場合には、”L”を設定する。
【0071】また、容量がFULLである場合は、以下
のステップS4〜S10により、フラッシュメモリ27
に[FINE」モード(低圧縮率)で記憶されている画
像データを「エコノミー」モード(高圧縮率)で再圧縮
してデータ量を低減した後、フラッシュメモリ27に再
記憶して記憶可能なメモリ領域を確保し、そして、新た
に撮影した画像の画像データを、確保されたメモリ領域
に記憶する処理を実行する。
【0072】まず、ステップS4では、CPU31は、
フラッシュメモリ27のヘッダ部27Bの内容を参照
し、画質変更対象画像として、画質モードフラグがエコ
ノミーを示す「L」が設定され、かつ先頭アドレスの若
い画像データをデータ記憶部27Bから読出し、この画
像データを圧縮/伸長回路26に転送し、データ伸長処
理を実行させる。
【0073】次いで、CPU31は、伸長された画像デ
ータを「エコノミーモード」、即ち、高圧縮率で再圧縮
させる(ステップS6)。そして、読出された画像デー
タが格納されていたフラッシュメモリ27のデータ記憶
部27Bのブロックのデータを消去する。続いて、CP
U31は、このエコノミーモード(高圧縮率)で再圧縮
した画像データをフラッシュメモリ27のデータ記憶部
27Bの対応する領域に格納する(ステップS7)。
【0074】そして、CPU31は、新たな画像データ
を記憶する処理を行う。すなわち、CPU31は、CC
D20からバッファ21、A/D変換器22、タイミン
グジェネレータ24を介して撮像信号をシグナルジェネ
レータ32に入力させ、シグナルジェネレータ32にお
いて新たな画像データを生成させて、該生成された画像
データをDRAM25に格納する。そして、DRAM2
5に格納された画像データを圧縮/伸長回路26に転送
して、画像データをフラッシュメモリの残容量に応じた
データ圧縮率で圧縮させ(ステップS9)、この圧縮さ
れた画像データをフラッシュメモリ27に格納する。
【0075】次いで、CPU31は、再圧縮された画像
データ及び新たに格納された画像データに関するヘッダ
部27Bのヘッダ情報の書き換え及び書込を行い、当該
フローを終了する。この場合、再圧縮された画像データ
は、フラッシュメモリ27のデータ記憶部27Bに記憶
される実際の画質レベルがエコノミーモード(高圧縮
率)となっているので、再度画質レベルが変更されるの
を防止するために、ヘッダ部27Aの画質モードフラグ
を、「L」から実際にエコノミーモードの画質で記憶さ
れていることを示す「RL(リアル・エコノミー)」に
変更する。
【0076】以上の構成によれば、フラッシュメモリ2
7に空き容量がある場合には、撮影の際には、「画質モ
ード」キー19により「FINE」及び「エコノミー」
のいずれが選択されている場合でも、FINEモード
(低圧縮率)で画像データを圧縮してフラッシュメモリ
27に格納し、一方、ヘッダ部27Aの画質モードフラ
グには、「画質モード」キー19により「FINE」が
選択された場合には、”H”を「エコノミー」が選択さ
れている場合は、”L”を書き込む構成である。即ち、
メモリに空き容量がある場合は、すべてFINEの画質
で、画像を記憶し、画質モードフラグのみ選択された画
質モードを示す値を書き込む構成である。
【0077】また、フラッシュメモリ27に空き容量が
ない場合に、撮影が指示されると、フラッシュメモリの
ヘッダ部27Aを参照し、画質モードフラグが「エコノ
ミー」に設定され、かつ先頭アドレスの若い画像データ
をデータ記憶部27Bから読出し、撮影した画像データ
を格納するのに必要なメモリ領域を確保するため、FI
NEモードで記録されている画像データをエコノミーモ
ードで再圧縮する。
【0078】すなわち、メモリに空き容量がない場合に
は、撮影の際にエコノミーが選択された画像を、撮影の
古いものから順番に、実際にエコノミーの画質に変換し
てメモリ領域を確保して新しい画像を記憶する構成であ
る。
【0079】したがって、フラッシュメモリの空き容量
がある時は、常に、高画質で画像データを記憶すること
が可能となり、また、フラッシュメモリの空き容量がな
い場合は、撮影時に低画質でもよいと操作者が考えてい
た画像データを、古いデータから順に、高画質から低画
質に変換して(再圧縮し)メモリ領域を確保する構成で
あるので、自動的に撮影可能枚数を確保することがで
き、操作者の使い勝手がよくなる。
【0080】尚、上記した構成では、撮影時に、フラッ
シュメモリ27のメモリ容量を確認してフラッシュメモ
リ27に記憶された画像データの画質レベルを変更する
構成であるが、この画質レベルを変更する処理の実行
は、撮影時に限られるものではなく、再生モード時や電
源投入時に行ってもよい。
【0081】図5は、CPU31により実行されるヘッ
ダ情報変更処理を説明するためのフローチャートであ
る。以下、図5を参照してヘッダ情報変更処理を説明す
る。
【0082】図5において、まず、CPU31は、キー
入力部30のキー入力待ちとなり(ステップS20)、
キー入力があった場合はステップS21に移行して、そ
のキー入力が「画質変換」キー15の入力であるか否か
を判断し、「画質変換」キー15の入力である場合は、
ステップS22に移行する一方、「画質変換」キー15
の入力でない場合は、ステップS27に移行して、ステ
ップS1で為されたキー操作に応じた処理を実行して当
該フローを終了する。
【0083】ステップS22では、「+」キー11及び
「ー」キー12の操作によりフラッシュメモリ27のヘ
ッダ部27Bの画質モードフラグを変更する画像を選択
する(ステップS22)。次いで、「変換実行」キー1
6が操作されて、ヘッダ部27Aの画質モードフラグを
「FINE」→「エコノミー」に変更する指示があった
場合には、ステップS24に移行して、ヘッダ部27A
において、選択された画像の画質モードフラグを「H」
から「L」に変更する処理を実行してステップS25に
移行する。一方、画質モードフラグを「エコノミー」→
「FINE」に変更する指示があった場合には、ステッ
プS26に移行して選択された画像の画質モードフラグ
を「L」から「H」に変更する処理を実行してステップ
S25に移行する。
【0084】ステップS25では、「モード解除」キー
の入力があるか否かを判断して、「モード解除」キーの
入力がある場合は当該フローを終了する一方、「モード
解除」キーの入力が無い場合は、ステップS22に移行
して、再度、画質モードフラグを変更する処理を行う。
【0085】以上説明したように、上記したヘッダ情報
変更処理においては、フラッシュメモリ内のヘッダ部2
7Aの画質モードフラグを変更することが可能な構成で
ある故、操作者が、撮影時には高画質のまま保存したい
と考えていたが低画質に変更してもよいと考えが変わっ
た場合や、逆に、撮影時には低画質に変更してもよいと
考えていたが高画質のまま保存したいと考えが変わった
場合に対処可能となり、操作者の使い勝手が良くなる。
【0086】尚、上記した実施の形態では、画質レベル
をエコノミー(高圧縮率モード)とFINE(低圧縮率
モード)の2レベルとしたが、本発明はこれに限定され
るものではなく、画質レベルを3レベル、若しくは3レ
ベル以上としてもよいことは言うまでもない。
【0087】尚、上記した実施の形態では、圧縮した画
像データをフラッシュメモリに記憶する構成としたが、
本発明はこれに限定されるものではなく、圧縮した画像
データを他の半導体メモリや磁気的、光学的記憶媒体に
記憶する構成としてもよく、更に、これらの半導体メモ
リや記憶媒体はデジタルカメラに対して着脱自在に装着
可能な構成であってもよい。
【0088】(第2の実施の形態)次に、図6〜図9を
参照して、第2の実施の形態を説明する。本第2の実施
の形態では、デジタルカメラとパーソナルコンピュータ
とからなる画像処理システムにおいて、撮像された画像
データをデジタルカメラからパーソナルコンピュータに
転送する場合について述べる。
【0089】まず、構成を説明する。図6は、第2の実
施の形態におけるデジタルカメラ50の内部回路構成を
示すブロック図である。なお、この図6において、上記
第1の実施の形態におけるデジタルカメラ1のブロック
構成(図2参照)と同一の構成要素には同一番号を付
し、要部のみを説明するものとする。
【0090】図6においてデジタルカメラ50は、前記
図2に示したLCD6、CCD20、バッファ21、A
/D変換器22、駆動回路23、タイミングジェネレー
タ24、DRAM25、圧縮/伸長回路26、フラッシ
ュメモリ27、RAM29、キー入力部30、シグナル
ジェネレータ32、VRAM33、D/A変換器34、
バッファ35、及びI/Oポート36と、ROM40、
CPU41、及び赤外線通信部42とにより構成されて
いる。
【0091】ROM40は、当該デジタルカメラ50と
外部機器との間で行なわれるデータ通信(例えば、シリ
アル入出力端子36aにRS232Cなどのケーブルを
介して接続された外部機器と当該デジタルカメラ50と
の間で行なわれるデータ通信(有線)や、赤外線通信機
能を備える外部機器と当該デジタルカメラ50との間で
行なわれる赤外線によるデータ通信(無線))を制御す
る各種通信制御処理(後述する画像転送処理(図8参
照)を含む)などの、CPU41により実行されるデジ
タルカメラ50の各部を制御するための各種制御プログ
ラムを格納する。この各種制御プログラムは、CPU4
1が読み取り可能なプログラムコードの形態で記憶され
ている。
【0092】CPU41は、ROM40に格納される各
種制御プログラムに従ってデジタルカメラ50の各部を
制御する中央演算処理装置である。具体的には、CPU
41は、ファンクション切換キー18がスライド操作さ
れて通信モードが指定されると、当該デジタルカメラ5
0と外部機器との間で行なわれるデータ通信の通信形態
に応じた通信制御処理プログラムをROM40から読み
出して実行し、例えば、後述する画像転送処理(図8参
照)を実行する。
【0093】この画像転送処理において、CPU41
は、「+」キー11が押圧操作された場合は、次の「ペ
ージ番号」の画像データをフラッシュメモリ27から読
み出してLCD6に再生表示し、また、「−」キー12
が押圧操作された場合は、1つ前の「ページ番号」の画
像データをフラッシュメモリ27から読み出してLCD
6に再生表示する。
【0094】そして、CPU41は、LCD6に表示さ
れた画像をパーソナルコンピュータ100等の外部機器
に転送するとして「シャッター」キー9が押圧操作され
ると、当該画像データをデジタルカメラ50から通信ケ
ーブル、I/Oポート36を介してパーソナルコンピュ
ータ100に送信する。
【0095】この際、CPU41は、転送指定された画
像データについて、フラッシュメモリ27内のヘッダ部
27A(図3参照)に記憶された「画質モードフラグ」
(「画質モード」キー19で「FINE」が選択された
場合は「H」、「エコノミー」が選択された場合は
「L」)を判別し、高画質モードのまま転送することを
指示された場合は、「画質モードフラグ」が「H」,
「L]のいずれであっても、フラッシュメモリ27内の
画像データ記憶部27Bに記憶された高画質の画像デー
タを圧縮率を変更せずに転送する。
【0096】すなわち、低圧縮率でデータ圧縮を行うモ
ード(高画質モード)で圧縮された画像データは、前記
「画質モードフラグ」で「L」(「エコノミー」(メモ
リ容量節約モード):相対的に低画質な画質モード)が
指定されていたとしても、高画質な画像データのままパ
ーソナルコンピュータ100に転送される。
【0097】また、CPU41は、送信する際に低画質
モードで転送することを指示された場合は、当該画像デ
ータを圧縮/伸長回路26によって高圧縮率でデータ圧
縮してデータ量を低減した後、パーソナルコンピュータ
100に転送する。
【0098】赤外線通信部42は、IrDA(Infrared
Data Association )方式に対応する赤外線通信を制御
するためのインターフェース回路である。
【0099】I/Oポート36は、当該デジタルカメラ
50とシリアル入出力端子36a及びケーブルを介して
接続された外部機器との間で授受されるシリアルデータ
(画像データ、制御信号など)を制御するインターフェ
ースである。
【0100】以上が本実施の形態におけるデジタルカメ
ラ50の構成である。
【0101】次に、図7は、デジタルカメラ50の外部
機器として設けられたパーソナルコンピュータ100の
内部回路構成を示すブロック図である。図7においてパ
ーソナルコンピュータ100は、入力装置111、RA
M112、I/Oポート113、圧縮/伸長回路11
4、赤外線通信部115、CPU116、表示装置11
7、及び記憶装置118により構成されており、各部は
バス120によって接続されている。
【0102】入力装置111は、キー入力部やマウスな
どによって構成されており、キー入力部は、ファンクシ
ョンキー、数値キー、文字キー及び他キーを有し、ユー
ザーによる各キー入力操作に応じた各種操作信号をCP
U116に出力する。また、マウスは、表示装置117
の表示画面に表示されるアイコンや操作メニューの選択
などを行なうポインティングデバイスであり、相対位置
座標データ及びクリック信号などをCPU116に出力
する。
【0103】RAM112は、CPU116により各種
制御処理が実行される際に、処理される各種データを一
時的に格納するワークエリアを形成する。
【0104】I/Oポート113は、当該パーソナルコ
ンピュータ100とシリアル入出力端子113a及びケ
ーブルを介して接続された外部機器(例えば、デジタル
カメラ50など)との間で授受されるシリアルデータを
制御するインターフェースである。
【0105】圧縮/伸長回路114は、外部機器からI
/Oポート113、または赤外線通信部115を介して
当該パーソナルコンピュータ100に入力された画像デ
ータ、或いはCPU116により記憶装置118を介し
て記憶媒体119から読み出された画像データが圧縮処
理されている場合に、CPU116からの指示に基づい
てこの画像データを復号化して伸長処理し、RAM11
2に展開する。また、逆に、CPU116からの指示に
基づいてRAM112に展開されている画像データを所
定の符号化方式により圧縮処理する。圧縮処理された画
像データは、CPU116により記憶装置118を介し
て記憶媒体119に格納されたり、或いは、I/Oポー
ト113、または赤外線通信部115を介して外部機器
に送信される。
【0106】赤外線通信部115は、IrDA方式に対
応する赤外線通信を制御するためのインターフェース回
路である。
【0107】CPU116は、記憶媒体119に格納さ
れる各種制御プログラムやアプリケーションプログラム
などに従ってパーソナルコンピュータ100の各部を制
御する中央演算処理装置である。具体的にはCPU11
6は、入力装置111から通信モードに移行する旨が指
示されると、当該パーソナルコンピュータ100と外部
機器との間で行なわれるデータ通信の通信形態に応じた
通信制御処理プログラムを記憶装置118を介して記憶
媒体119から読み出して実行し、当該パーソナルコン
ピュータ100と外部機器との間で行なわれるデータ通
信を制御する。
【0108】表示装置117は、CRT(Cathode Ray
Tube)や液晶ディスプレイなどにより構成され、CPU
116によりRAM112から読み出されて入力される
表示データ(例えば、画像データなど)を表示画面に表
示する。
【0109】記憶装置118は、プログラムやデータな
どが記憶される記憶媒体119を有しており、この記憶
媒体119は磁気的、光学的記憶媒体、若しくは半導体
メモリにより構成されている。
【0110】なお、上記記憶媒体119は記憶装置11
8に固定的に設けられたものであってもよいし、或い
は、記憶装置118に着脱自在に装着するものであって
もよい。
【0111】この記憶媒体119には、前述した当該パ
ーソナルコンピュータ100とデジタルカメラ50との
間で行なわれるデータ通信を制御する通信制御処理など
の、CPU116により実行されるデジタルカメラ50
の各部を制御するための各種制御プログラムがCPU1
16により読み取り可能なプログラムコードの形態で記
憶されている。
【0112】以上が本実施の形態におけるパーソナルコ
ンピュータ100の構成である。
【0113】次に、動作を説明する。まず、デジタルカ
メラ50のCPU41において実行される画像転送処理
について、図8に示すフローチャートに基づいて説明す
る。
【0114】CPU41では、ファンクション切換キー
18がスライド操作されて通信モードが指定されると、
ROM40に格納されている画像転送に関するプログラ
ムを読み出して、その処理を開始する。
【0115】まず、CPU41は初期処理(ステップS
30)を行なった後、当該デジタルカメラ50にパーソ
ナルコンピュータ100(外部機器)が接続されている
か否かを判別する(ステップS31)。この判別は、I
/Oポート36に、パーソナルコンピュータ100から
通信ケーブル及びシリアル入出力端子36aを介して所
定の接続信号が入力されているか否かを判別することに
より行なわれ、その結果、当該デジタルカメラ50にパ
ーソナルコンピュータ100が接続されていなければ、
引き続いてパーソナルコンピュータ100が接続されて
いるか否かの監視を行なう。
【0116】また、CPU41は、上記ステップS31
においてパーソナルコンピュータ100が接続されてい
ると判別した場合は、次いで、転送画像選択モードに移
行して(ステップS32)、フラッシュメモリ27に格
納された、複数の画像データの中から、まず、ヘッダ部
27A(図3参照)の「ページ番号」が”1”の画像1
の画像データを読み出して圧縮/伸長回路26で伸長処
理を行なわせた後、シグナルジェネレータ32により同
期信号を付加する等してビデオ信号に変換させてLCD
6に出力し、前記画像データを表示画面に再生表示す
る。
【0117】その後、CPU41は、「シャッター」キ
ー9が押圧操作されて転送が指示されたか否かを判別し
(ステップS33)、「シャッター」キー9が押圧操作
されていない場合は、次いで、「+」キー11、或いは
「−」キー12が押圧操作されたか否かを判別する(ス
テップS34)。
【0118】そして、CPU41は、上記両キー11,
12とも押圧操作されていないと判別した場合は上記ス
テップS33に戻り、また、上記両キー11,12のい
ずれかが押圧操作されたと判別した場合は、押圧操作さ
れたキーに応じて、「+」キー11が押圧操作された場
合は画像送り処理を、また、「−」キー12が押圧操作
された場合は画像戻し処理を実行して次の画像を表示し
(ステップS35)、上記ステップS33に戻る。
【0119】すなわち、CPU41では、「+」キー1
1が押圧操作された場合は、次の「ページ番号」の画像
データ、例えば、現在、LCD6に再生表示されている
画像データの「ページ番号」が“1”である場合は、
「ページ番号」“2”の画像データをフラッシュメモリ
27から読み出してLCD6に再生表示し、また、
「−」キー12が押圧操作された場合は、1つ前の「ペ
ージ番号」の画像データをフラッシュメモリ27から読
み出してLCD6に再生表示する。
【0120】このような制御構成とすることにより、ユ
ーザーは、デジタルカメラ50のフラッシュメモリ27
に格納された複数の画像データを順次、LCD6に切換
表示させながら転送したい画像を検索することができ
る。
【0121】また、CPU41は、上記ステップS33
において「シャッター」キー9が押圧操作されたと判別
した場合は、当該「シャッター」キー9が押圧操作され
た時点でデジタルカメラ50のLCD6に表示されてい
る画像が転送画像として指定されたとして、当該画像デ
ータについて、フラッシュメモリ27内のヘッダ部27
A(図3参照)に記憶された「画質モードフラグ」
(「画質モード」キー19で「FINE」が選択された
場合は「H」、「エコノミー」が選択された場合は
「L」)を判別する(ステップS36)。
【0122】次いで、CPU41は、ステップS36に
よって判別された結果に基づいて、転送指定された画像
データが、撮影時にいずれの画質モードで撮像されたか
を表示すると同時に、フラッシュメモリ27に記憶した
際の高画質モードのまま送信するか否かの確認表示を行
う(ステップS37)。そして、CPU41は、このス
テップS37の確認表示に対してユーザーが”OK”を
選択するか否かの判別(ステップS38)を、「シャッ
ター」キー9の押圧操作(”OK”)、あるいは「DE
L」キー10の押圧操作(”NO”)を判別することに
よって行う。
【0123】ステップS38において、「シャッター」
キー9が押圧操作され、確認表示に対して”OK”が選
択されたと判別された場合には、当該画像データについ
て、ヘッダ部27Aに記憶された「画質モードフラグ」
が「H」,「L]のいずれであってもCPU41は、フ
ラッシュメモリ27内の画像データ記憶部27Bに記憶
された高画質の画像データを、圧縮率を変更せずにデジ
タルカメラ50から通信ケーブル、I/Oポート36を
介してパーソナルコンピュータ100に送信する(ステ
ップS39)。
【0124】すなわち、低圧縮率でデータ圧縮を行うモ
ード(高画質モード)で圧縮された画像データは、前記
「画質モードフラグ」で「L」(「エコノミー」(メモ
リ容量節約モード):相対的に低画質な画質モード)が
指定されていたとしても、高画質な画像データのままパ
ーソナルコンピュータ100に転送される。
【0125】また、ステップS38において、「DE
L」キー10が押圧操作され、確認表示に対して”N
O”が選択されたと判別された場合には、CPU41は
当該画像データを圧縮/伸長回路26によって高圧縮率
でデータ圧縮してデータ量を低減し、この再圧縮された
画像データ(低画質モードの画像データ)をデジタルカ
メラ50から通信ケーブル、I/Oポート36を介して
パーソナルコンピュータ100に送信する(ステップS
40)。
【0126】ステップS39あるいはステップS40に
より当該画像データの転送が終了すると、CPU41
は、ファンクション切換キー18がスライド操作されて
通信モード以外のモードになっているか否かを判別して
(ステップS41)、通信モード以外のモードになって
いると判別した場合は、通信モードを終了し、通信モー
ドのままであると判別した場合は、ステップS33に戻
り画像転送処理を続行する。
【0127】以上説明したように、デジタルカメラ50
及びパーソナルコンピュータ100の両シリアル入出力
端子36a,113a間をケーブルで接続し、両者の間
で有線通信を行なうことにより構築される画像処理シス
テムによれば、CPU41は、転送指定された画像デー
タについて、フラッシュメモリ27内のヘッダ部27A
(図3参照)に記憶された「画質モードフラグ」を判別
し、高画質モードで送信する指示がされている場合に
は、当該画像データの「画質モードフラグ」が「H」,
「L]のいずれであっても、画像データ記憶部27Bに
記憶された高画質の画像データを圧縮率を変更せずに転
送する。
【0128】すなわち、低圧縮率でデータ圧縮を行うモ
ード(高画質モード)で圧縮された画像データは、前記
「画質モードフラグ」で「L」(相対的に低画質な画質
モード)が指定されていたとしても、高画質な画像デー
タのままパーソナルコンピュータ100に転送される。
【0129】したがって、デジタルカメラ内部のフラッ
シュメモリ等のメモリ容量に制限をうけて、低圧縮率で
記憶した画像データを高圧縮率に変換することで画質が
低下するということがなく、撮影時には相対的に低画質
な画質でよいと指定された画像データでも高画質の画像
データとしてコンピュータに転送することが可能である
ので、コンピュータによる画像編集、印刷等の各種処理
時に高画質な画像データとして扱うことができる等の利
点がある。
【0130】なお、本実施の形態では、図9(a)に示
すように、デジタルカメラ50とパーソナルコンピュー
タ100をRS232Cなどの通信ケーブルを介して接
続する有線通信による画像転送処理を説明したが、同図
(b)に示すようなIrDA方式の赤外線通信による形
態としてもよい。また、前記赤外線通信以外の無線通信
や光通信等による通信形態に対しても本発明を適用可能
である。
【0131】また、同図(c)に示すように、デジタル
カメラ、パーソナルコンピュータ(PC)のいずれもが
データの書き込み読み出しを行うことの可能なメモリカ
ードにデジタルカメラで撮像した画像データを記憶し
て、画像データを転送する際には該メモリカードをデジ
タルカメラから取り外してPCに装着し、PCに画像デ
ータを転送する方式に対しても本発明は有効である。
【0132】更に、デジタルカメラとPCの双方にモデ
ムを内蔵した構成とすれば、デジタルカメラ−公衆回線
間、及びPC−公衆回線間をそれぞれケーブルで接続し
て同図(d)に示すような公衆回線網を介する画像転送
処理を行うことができ、このような通信形態における画
像転送時にも、本発明を適用することができる。
【0133】そして、これら、図9(b)〜(d)の接
続形態により構築される画像処理システムにおいても本
実施の形態の場合を示した同図(a)の接続形態による
画像処理システムと同様の効果を得ることができる。
【0134】以上、本発明を第1、第2の実施の形態に
基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施の形態
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で適宜に変更可能であることは勿論である。
【0135】例えば、上記第1、第2の実施の形態にお
いては、フラッシュメモリ27内の撮像した画像の情報
を管理するヘッダ部27Aと、撮像した画像の画像デー
タが記憶される画像データ記憶部27Bを図3のような
データ構造としたが、フラッシュメモリ27内のデータ
構造はこれに限定されることなく、他の付加的情報に関
するデータ(例えば、撮影日時等)を含むものとしても
よい。
【0136】また、本発明は、例えば、CCDカメラを
備えたPCMCIA(Personal Computer Memory Card
International Association )規格のPCカメラカード
などを装着することにより撮像機能(画像入力機能)を
有することとなるパーソナルコンピュータなどの電子機
器に対しても適用可能である。
【0137】また、上記第1、第2の実施の形態におけ
るデジタルカメラでは、各種制御プログラムを記憶媒体
であるROMに格納する構成としたが、記憶媒体はRO
Mに代表される半導体メモリに限定されるものではな
く、磁気的、光学的記憶媒体などであってもよい。ま
た、この記憶媒体は、デジタルカメラに対して着脱自在
に装着可能な構成であってもよい。
【0138】
【発明の効果】請求項1記載の画像データ記憶装置によ
れば、指示された画像の圧縮率よりも低い圧縮率で撮像
した画像データを記憶媒体に記憶する構成である故、常
に、高画質で画像データを記憶することが可能となり、
操作者の使い勝手が良くなる。
【0139】請求項2記載の画像データ記憶装置によれ
ば、記憶媒体のメモリ容量を確認して、残メモリ容量が
ないと判断した場合に、記憶手段に記憶されている画像
データをより低い画質レベルで再圧縮する構成である
故、自動的に、新たに撮影する画像を記憶するための記
憶領域を確保することが可能となり、操作者の使い勝手
が良くなる。
【0140】請求項3記載の画像データ記憶装置によれ
ば、記憶媒体の圧縮率領域に画像データの圧縮率の情報
を記憶する一方、画像領域に圧縮画像データを記憶する
構成であるので、記憶媒体において、所望の圧縮率の画
像を指定することが容易となる。
【0141】請求項4〜7のいずれかに記載の画像デー
タ記憶装置によれば、記憶媒体の圧縮率領域に記憶した
圧縮率情報を変更可能な構成である故、操作者が、撮影
時には高画質のまま保存したいと考えていたが、低画質
に変更してもよいと考える場合や、逆に、撮影時には低
画質に変更してもよいと考えていたが、高画質のまま保
存したいと考えが変わった場合に対処可能となり、使い
勝手が良くなる。
【0142】請求項8記載の撮像方法によれば、新たに
撮像する画像を記憶するための所定容量を自動的に確保
することができ、予期しないシャッターチャンスで撮影
時にメモリ残量の確認をできなかった場合等にも、操作
者の意志に反して必要な画像に上書きされてしまう、撮
像した画像が保存されない等の問題点を解消することが
でき、操作者の使い勝手が良くなる。
【0143】請求項9記載の撮像方法によれば、撮影時
に誤った撮像モード指定をしてしまった場合、撮影時に
は相対的に低画質な画像でよいと判断したが後に高画質
な画像が必要になった場合、予期しないシャッターチャ
ンスで撮影時に操作者の意志で撮像モードを指定できな
かった場合等にも、撮像画像を相対的に高画質な画像デ
ータとしてメモリに保存し、撮影後に所定の操作により
当該撮像画像を相対的に高画質な画像データのまま保存
するようにモード変更をすることができる。
【0144】請求項10及び11記載の記憶媒体によれ
ば、撮影時には相対的に低画質な画質でよいと指定され
た画像データでも高画質の画像データとしてコンピュー
タに転送することが可能であるので、コンピュータによ
る画像編集、印刷等の各種処理時に高画質な画像データ
として扱うことができる等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るデジタルカメ
ラ1の斜視図。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るデジタルカメ
ラ1の回路構成を示すブロック図。
【図3】図2のフラッシュメモリ27のメモリ構成例を
示す図。
【図4】CPU31の制御により実行される撮影時画質
変更処理を説明するためのフローチャート。
【図5】CPU31の制御により実行されるヘッダ情報
変更処理を説明するためのフローチャート。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係るデジタルカメ
ラ50の回路構成を示すブロック図。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係るパーソナルコ
ンピュータ100の内部回路構成を示すブロック図であ
る。
【図8】CPU41の制御により実行される選択画像転
送処理を説明するためのフローチャート。
【図9】本発明の第2の実施の形態に係るデジタルカメ
ラ50とパーソナルコンピュータ100の接続形態の様
々な例を示す図。
【符号の説明】
1 デジタルカメラ 4、5 ケース 6 LCD 7 撮像レンズ 8 電源スイッチ 9 「シャッター」キー 10 「DEL」キー 11 「+」キー 12 「−」キー 13 「MODE」キー 14 「DSP」キー 15 「画質変換」キー 16 「変換実行]キー 17 開閉蓋 18 ファンクション切換キー 19 「画質モード」キー 20 CCD 21 バッファ 22 A/D変換器 23 駆動回路 24 タイミングジェネレータ 25 DRAM 26 圧縮/伸長回路 27 フラッシュメモリ 28 ROM 29 RAM 30 キー入力部 31 CPU 32 シグナルジェネレータ 33 VRAM 34 D/A変換器 35 バッファ 36 I/Oポート 40 ROM 41 CPU 42 赤外線通信部 50 デジタルカメラ 100 パーソナルコンピュータ 111 入力装置 112 RAM 113 I/Oポート 114 圧縮/伸長回路 115 赤外線通信部 116 CPU 117 表示装置 118 記憶装置 119 記憶媒体

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被写体の画像を撮像して、複数の圧縮率の
    うちの所定圧縮率で圧縮し、記憶媒体にこの圧縮した画
    像を記憶する画像データ記憶装置において、 前記複数の圧縮率のうち所定の圧縮率を指示する指示手
    段と、 この指示手段により指示された圧縮率より低い圧縮率で
    前記撮像した画像を圧縮して前記記憶媒体に記憶する記
    憶制御手段と、 を備えたことを特徴とする画像データ記憶装置。
  2. 【請求項2】前記記憶媒体の記憶容量を検出するメモリ
    容量検出手段を有し、 前記記憶制御手段は、前記メモリ容量検出手段により検
    出された記憶容量により画像データを記憶することが不
    可能であると判断したとき、前記記憶媒体に前記指示さ
    れた圧縮率より低い圧縮率で記憶されている画像データ
    を該指示された圧縮率で再圧縮して、該記憶媒体に記憶
    することを特徴とする請求項1記載の画像データ記憶装
    置。
  3. 【請求項3】前記記憶媒体は、圧縮率を記憶する圧縮率
    領域とこの圧縮率に対応して圧縮画像を記憶する画像領
    域を備え、 前記圧縮率領域に前記指示された圧縮率に関する情報を
    記憶し、前記画像領域に前記圧縮画像を記憶することを
    特徴とする請求項1記載の画像データ記憶装置。
  4. 【請求項4】前記記憶媒体の圧縮率領域に記憶した圧縮
    率情報は、他の圧縮率情報に変更可能であることを請求
    項3記載の画像データ記憶装置。
  5. 【請求項5】第1の圧縮率の圧縮画像データを記憶媒体
    に記憶する第1の記憶モードと、該第1の圧縮率より高
    い圧縮率の圧縮画像データを該記憶媒体に記憶する第2
    の記憶モードとを有し、モード情報とともに圧縮画像デ
    ータを記憶する画像データ記憶方法において、 取り込んだ画像データを前記第2の記憶モードが指定さ
    れていても、前記記憶媒体の記憶容量に余裕があるとき
    は、前記第1の記憶モードで圧縮した画像データを該画
    像データが第2の記憶モードで取り込まれたことを示す
    モード情報とともに記憶していることを特徴とする画像
    データ記憶方法。
  6. 【請求項6】前記モード情報が、変更可能であることを
    特徴とする請求項5記載の画像データ記憶方法。
  7. 【請求項7】前記記憶媒体の記憶容量が不足したとき
    に、前記モード情報が第2の記憶モードで記憶され、か
    つ第1の記憶モードで記憶されている画像データを、該
    第2の記憶モードで再記憶することを特徴とする請求項
    5記載の画像データ記憶方法。
  8. 【請求項8】撮像画像を相対的に高画質で情報量の多い
    画像データとしてメモリに保存する第1の撮像モード
    と、撮像画像を相対的に低画質で情報量の少ない画像デ
    ータとして前記メモリに保存する第2の撮像モードとを
    有するデジタルカメラにおける撮像方法であって、 前記第2の撮像モードで撮像した際にも、前記相対的に
    高画質で情報量の多い第1の撮像モードで撮像して画像
    データを前記メモリに記憶しておき、前記メモリの残量
    が所定容量より少なくなった際には、前記第2のモード
    で撮像され前記メモリに記憶された相対的に高画質で情
    報量の多い画像データを、前記相対的に低画質で情報量
    の少ない画像データに変換して前記メモリに保存するこ
    とを特徴とする撮像方法。
  9. 【請求項9】撮像画像を相対的に高画質で情報量の多い
    画像データとしてメモリに保存する第1の撮像モード
    と、撮像画像を相対的に低画質で情報量の少ない画像デ
    ータとして前記メモリに保存する第2の撮像モードとを
    有するデジタルカメラにおける撮像方法であって、 前記第2の撮像モードで撮像した際にも、前記相対的に
    高画質で情報量の多い第1の撮像モードで撮像して画像
    データを前記メモリに記憶しておき、所定の操作によ
    り、前記第2のモードで撮像した画像データを前記相対
    的に高画質で情報量の多い画像データに変換することが
    できることを特徴とする撮像方法。
  10. 【請求項10】撮像画像を相対的に高画質で情報量の多
    い画像データとしてメモリに保存する第1の撮像モード
    と、撮像画像を相対的に低画質で情報量の少ない画像デ
    ータとして前記メモリに保存する第2の撮像モードとを
    有し、パーソナルコンピュータと接続できるデジタルカ
    メラにおける撮像方法であって、 前記第2の撮像モードで撮像した際にも、前記相対的に
    高画質で情報量の多い第1の撮像モードで撮像して画像
    データを前記メモリに記憶しておき、前記デジタルカメ
    ラから前記パーソナルコンピュータへ画像データを転送
    する際は、該第2のモードで撮像した画像データも前記
    相対的に高画質で情報量の多い画像データとして転送す
    ることを特徴とする撮像方法。
  11. 【請求項11】撮像画像を相対的に高画質で情報量の多
    い画像データとしてメモリに保存する第1の撮像モード
    と、撮像画像を相対的に低画質で情報量の少ない画像デ
    ータとして前記メモリに保存する第2の撮像モードとを
    有し、パーソナルコンピュータと接続できるデジタルカ
    メラに用いられ、前記パーソナルコンピュータによって
    実行されるプログラムを記憶した記憶媒体であって、 前記第2の撮像モードで撮像した際にも、前記相対的に
    高画質で情報量の多い第1の撮像モードで撮像して画像
    データを前記メモリに記憶するプログラムステップと、 前記デジタルカメラから前記パーソナルコンピュータへ
    画像データを転送する際は、該第2のモードで撮像した
    画像データも前記相対的に高画質で情報量の多い画像デ
    ータとして転送するプログラムステップと、 を含むことを特徴とする記憶媒体。
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