JPH1056325A - アンテナユニット及びナビゲーションシステム - Google Patents
アンテナユニット及びナビゲーションシステムInfo
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- JPH1056325A JPH1056325A JP22609096A JP22609096A JPH1056325A JP H1056325 A JPH1056325 A JP H1056325A JP 22609096 A JP22609096 A JP 22609096A JP 22609096 A JP22609096 A JP 22609096A JP H1056325 A JPH1056325 A JP H1056325A
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- JP
- Japan
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- antenna
- signal
- navigation system
- gps
- helical antenna
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- Traffic Control Systems (AREA)
- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
- Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 車体に容易に取り付けることができ、しかも
受信感度のよいアンテナユニットを提供する。 【解決手段】 プリント配線板12の部品面(上面)
に、FM信号を受信するヘリカルアンテナ13と、GP
S信号を受信するGPSアンテナ16を配置する。プリ
ント配線板12の半田面(下面)に、ヘリカルアンテナ
13の受信周波数帯域を整合させるローディングコイル
14と、ヘリカルアンテナ13、GPSアンテナ16で
それぞれ受信した、FM信号、GPS信号を増幅するプ
リアンプ15、17とを配置する。プリアンプで増幅さ
れたFM信号及びGPS信号は、ケーブル18a、18
bを介して出力される。
受信感度のよいアンテナユニットを提供する。 【解決手段】 プリント配線板12の部品面(上面)
に、FM信号を受信するヘリカルアンテナ13と、GP
S信号を受信するGPSアンテナ16を配置する。プリ
ント配線板12の半田面(下面)に、ヘリカルアンテナ
13の受信周波数帯域を整合させるローディングコイル
14と、ヘリカルアンテナ13、GPSアンテナ16で
それぞれ受信した、FM信号、GPS信号を増幅するプ
リアンプ15、17とを配置する。プリアンプで増幅さ
れたFM信号及びGPS信号は、ケーブル18a、18
bを介して出力される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アンテナユニッ
ト、特にVICS対応のナビゲーションシステムに好適
なアンテナユニット、及びこのアンテナユニットを備え
るナビゲーションシステムに関する。
ト、特にVICS対応のナビゲーションシステムに好適
なアンテナユニット、及びこのアンテナユニットを備え
るナビゲーションシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】ナビゲーションシステムとしては、車載
用のカーナビゲーションシステムがポピュラーであり、
一般に、GPS(Global Positioning System)により
自動車位置を測位し、測位した自動車位置をCD−RO
Mから供給される地図に重ね合わせながらモニタに表示
して、目的地までの経路誘導をする。しかし、GPSに
よる自動車位置の情報とCD−ROMから供給される地
図の情報だけでは、リアルタイムに変化する情報、例え
ば、渋滞や不定期の交通規制などに対応した経路誘導が
できない。
用のカーナビゲーションシステムがポピュラーであり、
一般に、GPS(Global Positioning System)により
自動車位置を測位し、測位した自動車位置をCD−RO
Mから供給される地図に重ね合わせながらモニタに表示
して、目的地までの経路誘導をする。しかし、GPSに
よる自動車位置の情報とCD−ROMから供給される地
図の情報だけでは、リアルタイムに変化する情報、例え
ば、渋滞や不定期の交通規制などに対応した経路誘導が
できない。
【0003】そこで、このようなリアルタイムに変化す
る情報に対応した経路誘導を可能とするために、VIC
S(Viecle Information and Communication System)
サービスが、開始された。VICSサービスは、FMデ
ータ多重放送、或いは光ビーコン、電波ビーコンによ
り、渋滞情報を提供するものである。
る情報に対応した経路誘導を可能とするために、VIC
S(Viecle Information and Communication System)
サービスが、開始された。VICSサービスは、FMデ
ータ多重放送、或いは光ビーコン、電波ビーコンによ
り、渋滞情報を提供するものである。
【0004】これらの内で、光ビーコン、電波ビーコン
は、設置されている道路が限られているので、受信でき
る範囲には限りがある。従って、カーナビゲーションシ
ステムにおいてVICSサービスを有効に利用するため
には、GPSにおける各人工衛星から送信される信号
(以下、GPS信号という)の他に、FMデータ多重放
送の信号(以下、FM信号という)を受信できなければ
ならない。
は、設置されている道路が限られているので、受信でき
る範囲には限りがある。従って、カーナビゲーションシ
ステムにおいてVICSサービスを有効に利用するため
には、GPSにおける各人工衛星から送信される信号
(以下、GPS信号という)の他に、FMデータ多重放
送の信号(以下、FM信号という)を受信できなければ
ならない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、GPS
信号の周波数(約1.5GHz)とFM信号の周波数
(80〜90MHz前後)は大きく異なるので、GPS
信号受信用のアンテナ(以下、GPSアンテナという)
とFM信号受信用のアンテナ(以下、FMアンテナとい
う)は、別々に必要となる。
信号の周波数(約1.5GHz)とFM信号の周波数
(80〜90MHz前後)は大きく異なるので、GPS
信号受信用のアンテナ(以下、GPSアンテナという)
とFM信号受信用のアンテナ(以下、FMアンテナとい
う)は、別々に必要となる。
【0006】このため、従来のカーナビゲーションシス
テムでは、一般に、筐体内に収納されたGPSアンテナ
と、ロッドアンテナにより構成されたFMアンテナを、
別々に自動車の屋根の上に設置していた。つまり、従来
のカーナビゲーションシステムでは、GPSアンテナと
FMアンテナとを別々に取り付けなければならないた
め、アンテナの取り付けに手間がかかっていた。とりわ
けFMアンテナは、ロッドアンテナが比較的長いので安
定して取り付けるのが難しく、取り付けに手間がかかっ
ていた。
テムでは、一般に、筐体内に収納されたGPSアンテナ
と、ロッドアンテナにより構成されたFMアンテナを、
別々に自動車の屋根の上に設置していた。つまり、従来
のカーナビゲーションシステムでは、GPSアンテナと
FMアンテナとを別々に取り付けなければならないた
め、アンテナの取り付けに手間がかかっていた。とりわ
けFMアンテナは、ロッドアンテナが比較的長いので安
定して取り付けるのが難しく、取り付けに手間がかかっ
ていた。
【0007】また、FMアンテナに用いられているロッ
ドアンテナは伸縮構造を採用しているため、非使用時に
は短く収納されるが、使用時には長くなる。このため、
取り付け場所や固定方法が限られている。また、機械式
の駐車場など高さ制限のある駐車場に自動車を駐車する
場合には、ロッドアンテナが邪魔になる場合がある。こ
れに対し、FM信号は比較的小型のヘリカルアンテナに
よっても受信可能である。しかし、ヘリカルアンテナを
カーナビゲーションシステムで使用する場合には、導体
である自動車の車体内に設置されることとなるので、車
体により電波が遮断されたり、電気的共振点がずれたり
して、受信感度が低下する。
ドアンテナは伸縮構造を採用しているため、非使用時に
は短く収納されるが、使用時には長くなる。このため、
取り付け場所や固定方法が限られている。また、機械式
の駐車場など高さ制限のある駐車場に自動車を駐車する
場合には、ロッドアンテナが邪魔になる場合がある。こ
れに対し、FM信号は比較的小型のヘリカルアンテナに
よっても受信可能である。しかし、ヘリカルアンテナを
カーナビゲーションシステムで使用する場合には、導体
である自動車の車体内に設置されることとなるので、車
体により電波が遮断されたり、電気的共振点がずれたり
して、受信感度が低下する。
【0008】さらには、GPSアンテナのケーブルとF
Mアンテナのケーブルとをそれぞれ別の場所からカーナ
ビゲーションシステム本体に配線しなければならなかっ
たため、配線作業にも手間がかかっていた。
Mアンテナのケーブルとをそれぞれ別の場所からカーナ
ビゲーションシステム本体に配線しなければならなかっ
たため、配線作業にも手間がかかっていた。
【0009】本発明の目的は、車体に容易に取り付ける
ことができるアンテナユニットを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、受信感度がよいアンテナユ
ニットを提供することにある。また、本発明の他の目的
は、配線作業が容易なナビゲーションシステムを提供す
ることにある。
ことができるアンテナユニットを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、受信感度がよいアンテナユ
ニットを提供することにある。また、本発明の他の目的
は、配線作業が容易なナビゲーションシステムを提供す
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の観点にかかるアンテナユニットは、
筐体と、この筐体内に収納された、グローバル・ポジシ
ョニング・システムに使用される人工衛星からの信号を
受信する衛星受信アンテナと、前記筐体内に収納された
ヘリカルアンテナと、前記筐体内に収納された、前記ヘ
リカルアンテナの受信周波数帯域をFM放送の周波数帯
域に合わせるための手段と、を備えることを特徴とす
る。
め、本発明の第1の観点にかかるアンテナユニットは、
筐体と、この筐体内に収納された、グローバル・ポジシ
ョニング・システムに使用される人工衛星からの信号を
受信する衛星受信アンテナと、前記筐体内に収納された
ヘリカルアンテナと、前記筐体内に収納された、前記ヘ
リカルアンテナの受信周波数帯域をFM放送の周波数帯
域に合わせるための手段と、を備えることを特徴とす
る。
【0011】上記のように、FM放送(FMデータ多重
放送)の信号を受信するアンテナにヘリカルアンテナを
使用したことにより、GPSの人工衛星からの信号を受
信するアンテナとFM放送の信号を受信するアンテナ
を、比較的小型の同一の筐体内に収納することができ
る。これにより、VICS対応のナビゲーションシステ
ムにおいても、アンテナユニットを1つだけ設置すれば
よいので、アンテナの取り付け作業が容易になる。
放送)の信号を受信するアンテナにヘリカルアンテナを
使用したことにより、GPSの人工衛星からの信号を受
信するアンテナとFM放送の信号を受信するアンテナ
を、比較的小型の同一の筐体内に収納することができ
る。これにより、VICS対応のナビゲーションシステ
ムにおいても、アンテナユニットを1つだけ設置すれば
よいので、アンテナの取り付け作業が容易になる。
【0012】また、FMデータ多重放送を受信するアン
テナとしてヘリカルアンテナを用いても、これを車外に
設置することができる。従って、ヘリカルアンテナが導
体である自動車の車体に囲まれることがなく、FMデー
タ多重放送の受信感度がよくなる。また、2つのアンテ
ナが1つの筐体内に収納されていることにより、VIC
S対応のナビゲーションシステムで必要となるアンテナ
全体の製造コストを低く抑えられる。
テナとしてヘリカルアンテナを用いても、これを車外に
設置することができる。従って、ヘリカルアンテナが導
体である自動車の車体に囲まれることがなく、FMデー
タ多重放送の受信感度がよくなる。また、2つのアンテ
ナが1つの筐体内に収納されていることにより、VIC
S対応のナビゲーションシステムで必要となるアンテナ
全体の製造コストを低く抑えられる。
【0013】前記ヘリカルアンテナは、前記衛星受信ア
ンテナの周囲に、例えば、衛星受信アンテナを取り囲ん
で配置されている、ことを好適とする。
ンテナの周囲に、例えば、衛星受信アンテナを取り囲ん
で配置されている、ことを好適とする。
【0014】つまり、ヘリカルアンテナは、コイルの巻
き線方向の電界強度が変化する(信号を受信する)こと
により、電圧が励起される。従って、全方向に指向性を
持たせるためには、少なくとも、両端における軸の方向
が90°以上角度を有するように、できれば環状に、形
成する必要がある。一方、環の中央部を中空にしたまま
であると、全体で大きなスペースを必要とするので、こ
こに衛星受信用アンテナを配置した方がアンテナユニッ
トを小型化できる。
き線方向の電界強度が変化する(信号を受信する)こと
により、電圧が励起される。従って、全方向に指向性を
持たせるためには、少なくとも、両端における軸の方向
が90°以上角度を有するように、できれば環状に、形
成する必要がある。一方、環の中央部を中空にしたまま
であると、全体で大きなスペースを必要とするので、こ
こに衛星受信用アンテナを配置した方がアンテナユニッ
トを小型化できる。
【0015】本発明のアンテナユニットは、上記構成に
加え、さらに、前記筐体内に収納された、前記衛星受信
アンテナで受信した信号を増幅する第1の増幅器と、前
記筐体内に収納された、前記ヘリカルアンテナで受信し
た信号を増幅する第2の増幅器とを備える、ものとする
ことができる。
加え、さらに、前記筐体内に収納された、前記衛星受信
アンテナで受信した信号を増幅する第1の増幅器と、前
記筐体内に収納された、前記ヘリカルアンテナで受信し
た信号を増幅する第2の増幅器とを備える、ものとする
ことができる。
【0016】これにより、前記衛星受信アンテナ、並び
に前記ヘリカルアンテナで受信した信号が、伝送路によ
り減衰されても、十分なレベルの信号をナビゲーション
システム本体に入力することができる。
に前記ヘリカルアンテナで受信した信号が、伝送路によ
り減衰されても、十分なレベルの信号をナビゲーション
システム本体に入力することができる。
【0017】上記アンテナユニットにおいては、前記第
1、第2の増幅器は、前記衛星受信アンテナ及び前記ヘ
リカルアンテナより下側に配置されている、ことを好適
とする。
1、第2の増幅器は、前記衛星受信アンテナ及び前記ヘ
リカルアンテナより下側に配置されている、ことを好適
とする。
【0018】これにより、前記増幅器の影響によって衛
星受信アンテナの受信感度が低下するのを防ぐことがで
きる。また、このような構成によることで、アンテナユ
ニットを自動車に設置した場合に、ヘリカルアンテナ及
び衛星受信アンテナと車体との間に間隔があけられる。
このため、ヘリカルアンテナ及び衛星受信アンテナの電
気的共振点が車体の影響によって設計値からずれること
がなく、受信感度の低下を防ぐことができる。
星受信アンテナの受信感度が低下するのを防ぐことがで
きる。また、このような構成によることで、アンテナユ
ニットを自動車に設置した場合に、ヘリカルアンテナ及
び衛星受信アンテナと車体との間に間隔があけられる。
このため、ヘリカルアンテナ及び衛星受信アンテナの電
気的共振点が車体の影響によって設計値からずれること
がなく、受信感度の低下を防ぐことができる。
【0019】また、本発明のアンテナユニットは、前記
衛星受信アンテナで受信した信号と、前記ヘリカルアン
テナで受信した信号を加算して出力する加算器と、この
加算器で加算された信号を出力する1つの出力端子を備
える、ものとしてもよい。
衛星受信アンテナで受信した信号と、前記ヘリカルアン
テナで受信した信号を加算して出力する加算器と、この
加算器で加算された信号を出力する1つの出力端子を備
える、ものとしてもよい。
【0020】これにより、アンテナユニットとシステム
本体とを接続する端子が1つで済むことになるので、よ
りいっそう配線が容易になる。
本体とを接続する端子が1つで済むことになるので、よ
りいっそう配線が容易になる。
【0021】また、本発明の第2の観点にかかるアンテ
ナユニットは、上記のアンテナユニットと、ナビゲーシ
ョンシステム本体を備え、前記ナビゲーションシステム
本体は、地図を格納する記憶手段と、前記アンテナユニ
ットの前記衛星受信アンテナで受信した信号から自動車
の位置を測位する測位手段と、前記記憶手段に格納され
た地図上の所望の位置を指定する位置指定手段と、前記
記憶手段に格納された地図上で、前記測位手段で測位さ
れた自動車位置から前記位置指定手段で指定された位置
までの経路を計算し、経路誘導する経路誘導手段と、前
記アンテナユニットの前記ヘリカルアンテナで受信した
FMデータ多重放送の情報から交通状況を示す信号を取
得する交通状況信号取得手段と、前記交通状況信号取得
手段で取得した信号が、前記経路誘導手段で計算された
経路を示す信号であるとき、前記経路誘導手段が誘導す
る経路を変更させる手段を備える、ことを特徴とする。
ナユニットは、上記のアンテナユニットと、ナビゲーシ
ョンシステム本体を備え、前記ナビゲーションシステム
本体は、地図を格納する記憶手段と、前記アンテナユニ
ットの前記衛星受信アンテナで受信した信号から自動車
の位置を測位する測位手段と、前記記憶手段に格納され
た地図上の所望の位置を指定する位置指定手段と、前記
記憶手段に格納された地図上で、前記測位手段で測位さ
れた自動車位置から前記位置指定手段で指定された位置
までの経路を計算し、経路誘導する経路誘導手段と、前
記アンテナユニットの前記ヘリカルアンテナで受信した
FMデータ多重放送の情報から交通状況を示す信号を取
得する交通状況信号取得手段と、前記交通状況信号取得
手段で取得した信号が、前記経路誘導手段で計算された
経路を示す信号であるとき、前記経路誘導手段が誘導す
る経路を変更させる手段を備える、ことを特徴とする。
【0022】このナビゲーションシステムは、VICS
情報のレベル3に対応することができ、渋滞を避けた的
確な経路誘導を行うことができるものである。このナビ
ゲーションシステムにおいては、上記のアンテナユニッ
トを用いたことにより、衛星受信アンテナ及びヘリカル
アンテナの双方で良好な受信感度が得られる。衛星受信
アンテナで良好な受信感度が得られることによって、自
動車の測位の精度が向上する。また、ヘリカルアンテナ
で良好な受信感度が得られることにより、的確にVIC
S情報を取得することができる。また、配線作業も容易
である。
情報のレベル3に対応することができ、渋滞を避けた的
確な経路誘導を行うことができるものである。このナビ
ゲーションシステムにおいては、上記のアンテナユニッ
トを用いたことにより、衛星受信アンテナ及びヘリカル
アンテナの双方で良好な受信感度が得られる。衛星受信
アンテナで良好な受信感度が得られることによって、自
動車の測位の精度が向上する。また、ヘリカルアンテナ
で良好な受信感度が得られることにより、的確にVIC
S情報を取得することができる。また、配線作業も容易
である。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。
施の形態について説明する。
【0024】図1は、本発明の実施の形態となる車載用
アンテナユニットの構成を示す断面図である。図2は、
図1の車載用アンテナユニットで使用されているヘリカ
ルアンテナとGPSアンテナの配置を示す平面図であ
る。図3は、本発明の実施の形態となる車載用アンテナ
ユニットを使用したカーナビゲーションシステムの構成
を示すブロック図である。
アンテナユニットの構成を示す断面図である。図2は、
図1の車載用アンテナユニットで使用されているヘリカ
ルアンテナとGPSアンテナの配置を示す平面図であ
る。図3は、本発明の実施の形態となる車載用アンテナ
ユニットを使用したカーナビゲーションシステムの構成
を示すブロック図である。
【0025】図示するように、この車載用アンテナユニ
ット1は、ケース10と、磁石11と、プリント配線板
12と、ヘリカルアンテナ13と、ローディングコイル
14と、プリアンプ15と、GPSアンテナ16と、プ
リアンプ17と、ケーブル18a、18bとにより構成
される。
ット1は、ケース10と、磁石11と、プリント配線板
12と、ヘリカルアンテナ13と、ローディングコイル
14と、プリアンプ15と、GPSアンテナ16と、プ
リアンプ17と、ケーブル18a、18bとにより構成
される。
【0026】ケース10は、ヘリカルアンテナ13及び
GPSアンテナ16などを収納するプラスチック、樹脂
等からなる筐体である。ケース10は、内のりの大きさ
が50×50×20mm(縦、横、高さ)程である。磁
石11は、ケース10の下面に配置され、この磁力によ
って車載用アンテナユニット1を自動車の車体(図示せ
ず)に固定するものである。プリント配線板12の部品
面(図1の上面)には、ヘリカルアンテナ13及びGP
Sアンテナ16が、半田面(図1の下面)には、ローデ
ィングコイル14、及びプリアンプ15、17が配置さ
れている。
GPSアンテナ16などを収納するプラスチック、樹脂
等からなる筐体である。ケース10は、内のりの大きさ
が50×50×20mm(縦、横、高さ)程である。磁
石11は、ケース10の下面に配置され、この磁力によ
って車載用アンテナユニット1を自動車の車体(図示せ
ず)に固定するものである。プリント配線板12の部品
面(図1の上面)には、ヘリカルアンテナ13及びGP
Sアンテナ16が、半田面(図1の下面)には、ローデ
ィングコイル14、及びプリアンプ15、17が配置さ
れている。
【0027】ヘリカルアンテナ13は、直径7mm程の
巻き線コイルを、図2に示すようにGPSアンテナ16
を取り囲むよう正方形状に配置したものである。ローデ
ィングコイル14は、ヘリカルアンテナ13の受信周波
数帯域をFM放送の周波数帯域に合わせるものである。
プリアンプ15は、ヘリカルアンテナ13からローディ
ングコイル14を介して受信したFM信号を増幅する増
幅器である。
巻き線コイルを、図2に示すようにGPSアンテナ16
を取り囲むよう正方形状に配置したものである。ローデ
ィングコイル14は、ヘリカルアンテナ13の受信周波
数帯域をFM放送の周波数帯域に合わせるものである。
プリアンプ15は、ヘリカルアンテナ13からローディ
ングコイル14を介して受信したFM信号を増幅する増
幅器である。
【0028】GPSアンテナ16は、自動車の位置を測
位するため、GPSで用いられている人工衛星(以下、
GPS衛星という)から送信されるGPS信号を受信す
るアンテナであり、30×30×10mm程の大きさが
ある。なお、自動車の位置の測位には、通常は4つのG
PS衛星からの信号を受信する4衛星測位式を採るが、
3衛星測位式及び2衛星測位式を採ることもできる。プ
リアンプ17は、GPSアンテナ16で受信した信号を
増幅して出力する増幅器である。
位するため、GPSで用いられている人工衛星(以下、
GPS衛星という)から送信されるGPS信号を受信す
るアンテナであり、30×30×10mm程の大きさが
ある。なお、自動車の位置の測位には、通常は4つのG
PS衛星からの信号を受信する4衛星測位式を採るが、
3衛星測位式及び2衛星測位式を採ることもできる。プ
リアンプ17は、GPSアンテナ16で受信した信号を
増幅して出力する増幅器である。
【0029】また、プリアンプ15、17の出力信号
は、それぞれケーブル18a、18bを通してカーナビ
ゲーションシステム本体2に出力される。ケーブル18
a、18bは、1本に束ねられている。束ねられたケー
ブル18a、18bは、その末端で分かれ、その先端に
はそれぞれFM信号出力端子、GPS信号出力端子(い
ずれも図示せず)が接続されている。
は、それぞれケーブル18a、18bを通してカーナビ
ゲーションシステム本体2に出力される。ケーブル18
a、18bは、1本に束ねられている。束ねられたケー
ブル18a、18bは、その末端で分かれ、その先端に
はそれぞれFM信号出力端子、GPS信号出力端子(い
ずれも図示せず)が接続されている。
【0030】ここで、GPSアンテナ16を中央に、ヘ
リカルアンテナ13をその周囲に正方形状に配置してい
るのは、次の理由による。図6に示すように、GPS信
号はカーナビゲーションシステムを搭載した自動車5か
ら見るとほぼ上方向からの、FM信号はほぼ横方向から
の信号となる。
リカルアンテナ13をその周囲に正方形状に配置してい
るのは、次の理由による。図6に示すように、GPS信
号はカーナビゲーションシステムを搭載した自動車5か
ら見るとほぼ上方向からの、FM信号はほぼ横方向から
の信号となる。
【0031】まず、ヘリカルアンテナ13は、コイルの
巻き線(軸)方向の電界強度が変化する(信号を受信す
る)ことにより、電圧が励起される。従って、全方向に
指向性を持たせるためには、少なくとも両端における軸
のなす角度が90°以上となるように、できれば環状
に、形成する必要がある。そこで、GPSアンテナ16
の周囲にヘリカルアンテナ13を正方形状に配置すれ
ば、スペースが少なくて済み、車載用アンテナユニット
1を小型化することができる。しかも、図のような方向
の配置であれば、FM信号の送られる方向にも適合して
いる。また、このような配置であれば、GPSアンテナ
16の上部がヘリカルアンテナ13よってふさがれるこ
とがない。従って、GPSアンテナ16の受信するGP
S信号がヘリカルアンテナ13によって影響を受けるこ
とがなく、GPSアンテナ16の受信感度が低下するこ
ともない。
巻き線(軸)方向の電界強度が変化する(信号を受信す
る)ことにより、電圧が励起される。従って、全方向に
指向性を持たせるためには、少なくとも両端における軸
のなす角度が90°以上となるように、できれば環状
に、形成する必要がある。そこで、GPSアンテナ16
の周囲にヘリカルアンテナ13を正方形状に配置すれ
ば、スペースが少なくて済み、車載用アンテナユニット
1を小型化することができる。しかも、図のような方向
の配置であれば、FM信号の送られる方向にも適合して
いる。また、このような配置であれば、GPSアンテナ
16の上部がヘリカルアンテナ13よってふさがれるこ
とがない。従って、GPSアンテナ16の受信するGP
S信号がヘリカルアンテナ13によって影響を受けるこ
とがなく、GPSアンテナ16の受信感度が低下するこ
ともない。
【0032】また、ローディングコイル14、及びプリ
アンプ15、17は、プリント配線板の半田面に、即
ち、ヘリカルアンテナ13及びGPSアンテナ16より
下側に配置されているが、これは、ローディングコイル
14および/またはプリアンプ15、17の影響によっ
て、ヘリカルアンテナ13及びGPSアンテナ16の受
信感度が低下するのを防ぐためである。また、このよう
な構成によって、ヘリカルアンテナ13及びGPSアン
テナ16と車体との間に間隔があけられるため、ヘリカ
ルアンテナ13及びGPSアンテナ16の電気的共振点
が車体の影響によって設計値からずれることがない。こ
れにより、受信感度の低下を防ぐことができる。
アンプ15、17は、プリント配線板の半田面に、即
ち、ヘリカルアンテナ13及びGPSアンテナ16より
下側に配置されているが、これは、ローディングコイル
14および/またはプリアンプ15、17の影響によっ
て、ヘリカルアンテナ13及びGPSアンテナ16の受
信感度が低下するのを防ぐためである。また、このよう
な構成によって、ヘリカルアンテナ13及びGPSアン
テナ16と車体との間に間隔があけられるため、ヘリカ
ルアンテナ13及びGPSアンテナ16の電気的共振点
が車体の影響によって設計値からずれることがない。こ
れにより、受信感度の低下を防ぐことができる。
【0033】次に、このカーナビゲーションシステムの
取り付け方法について説明する。車載用アンテナユニッ
ト1は、自動車の屋根の上(通常は、前部左または右
側)に置くと、磁石11の磁力によって固定される。カ
ーナビゲーションシステム本体2は、図4(A)に示す
ような構造をしており、自動車内の適当な位置(例え
ば、運転席と助手席の間)に設置され、取り付けバンド
などを使って動かないように固定される。
取り付け方法について説明する。車載用アンテナユニッ
ト1は、自動車の屋根の上(通常は、前部左または右
側)に置くと、磁石11の磁力によって固定される。カ
ーナビゲーションシステム本体2は、図4(A)に示す
ような構造をしており、自動車内の適当な位置(例え
ば、運転席と助手席の間)に設置され、取り付けバンド
などを使って動かないように固定される。
【0034】カーナビゲーションシステム本体2は、図
4(B)に示すように、背面にFM信号入力端子31、
GPS信号入力端子32、音声信号出力端子33、画像
信号出力端子34、リモコン入力端子35、及び電源入
力端子36を、それぞれ備えている。
4(B)に示すように、背面にFM信号入力端子31、
GPS信号入力端子32、音声信号出力端子33、画像
信号出力端子34、リモコン入力端子35、及び電源入
力端子36を、それぞれ備えている。
【0035】配線を行うには、まず、1本にまとめられ
たケーブル18a、18bをカーナビゲーションシステ
ム本体2に延ばしていく。ケーブル18a、18bのそ
れぞれの末端のFM信号出力端子、GPS信号出力端子
を、それぞれFM信号入力端子31、GPS信号入力端
子32に接続する。これにより、カーナビゲーションシ
ステムの取り付け作業が終了する。
たケーブル18a、18bをカーナビゲーションシステ
ム本体2に延ばしていく。ケーブル18a、18bのそ
れぞれの末端のFM信号出力端子、GPS信号出力端子
を、それぞれFM信号入力端子31、GPS信号入力端
子32に接続する。これにより、カーナビゲーションシ
ステムの取り付け作業が終了する。
【0036】次に、カーナビゲーションシステム本体2
の回路構成及び動作について、図5に基づいて説明す
る。図示するように、カーナビゲーションシステム本体
2は、MPU21と、ROM22と、RAM23と、C
D−ROMドライブ24と、FM受信回路25と、GP
S受信回路26と、音声処理回路27と、画像処理回路
28と、インターフェイス29とから構成される。
の回路構成及び動作について、図5に基づいて説明す
る。図示するように、カーナビゲーションシステム本体
2は、MPU21と、ROM22と、RAM23と、C
D−ROMドライブ24と、FM受信回路25と、GP
S受信回路26と、音声処理回路27と、画像処理回路
28と、インターフェイス29とから構成される。
【0037】MPU21は、自動車の経路誘導のための
処理の実行等をすると共に、システム全体を制御するプ
ロセッサである。ROM22は、MPU21の処理に必
要なプログラムを記憶するメモリである。RAM23
は、ワークエリアとして用いるメモリである。CD−R
OMドライブ24は、CD−ROM41に格納された地
図情報を、読み出すものである。
処理の実行等をすると共に、システム全体を制御するプ
ロセッサである。ROM22は、MPU21の処理に必
要なプログラムを記憶するメモリである。RAM23
は、ワークエリアとして用いるメモリである。CD−R
OMドライブ24は、CD−ROM41に格納された地
図情報を、読み出すものである。
【0038】FM受信回路25は、ヘリカルアンテナ1
3からローディングコイル14を介して受信したFM信
号からVICS情報を取り出す回路である。GPS受信
回路26は、GPSアンテナ16で受信したGPS信号
から、測位に必要な衛星のGPS信号を取り出す回路で
ある。
3からローディングコイル14を介して受信したFM信
号からVICS情報を取り出す回路である。GPS受信
回路26は、GPSアンテナ16で受信したGPS信号
から、測位に必要な衛星のGPS信号を取り出す回路で
ある。
【0039】音声処理回路27は、経路誘導を音声で行
う場合に必要となる音声信号の処理を行う回路であり、
スピーカ42を通じて音声を出力する。画像処理回路2
8は、経路誘導に必要な地図やVICS情報をモニタ4
3に表示するために必要となる画像信号の処理を行う回
路である。インターフェイス29は、運転者または同乗
者がカーナビゲーションシステムを操作するためのリモ
ートコントロールユニット44から入力される信号との
整合をとるものである。
う場合に必要となる音声信号の処理を行う回路であり、
スピーカ42を通じて音声を出力する。画像処理回路2
8は、経路誘導に必要な地図やVICS情報をモニタ4
3に表示するために必要となる画像信号の処理を行う回
路である。インターフェイス29は、運転者または同乗
者がカーナビゲーションシステムを操作するためのリモ
ートコントロールユニット44から入力される信号との
整合をとるものである。
【0040】このカーナビゲーションシステムは、VI
CSのレベル3にまで対応している。つまり、ヘリカル
アンテナ13からローディングコイル14、FM受信回
路25を介して受信したVICS情報により経路の変更
を行うことができる。
CSのレベル3にまで対応している。つまり、ヘリカル
アンテナ13からローディングコイル14、FM受信回
路25を介して受信したVICS情報により経路の変更
を行うことができる。
【0041】経路誘導を行う場合、まず、MPU21
は、GPSアンテナ16及びGPS受信回路26を介し
て受信したGPS情報から測位した自動車の位置、並び
にインターフェイス29を介してリモートコントロール
ユニット44から入力された目的地の位置までの経路
を、CD−ROMドライブ24より読み出した地図情報
に従って計算する。MPU21が計算した経路は、RA
M23に記憶される。経路誘導は、一般に、測位した自
動車の位置を重ね合わせた地図をモニタ43に表示しな
がら行う。また、スピーカ42からの音声情報によって
も行う。
は、GPSアンテナ16及びGPS受信回路26を介し
て受信したGPS情報から測位した自動車の位置、並び
にインターフェイス29を介してリモートコントロール
ユニット44から入力された目的地の位置までの経路
を、CD−ROMドライブ24より読み出した地図情報
に従って計算する。MPU21が計算した経路は、RA
M23に記憶される。経路誘導は、一般に、測位した自
動車の位置を重ね合わせた地図をモニタ43に表示しな
がら行う。また、スピーカ42からの音声情報によって
も行う。
【0042】ここで、ヘリカルアンテナ13、ローディ
ングコイル14、及びFM受信回路25を介して、MP
U21によりあらかじめ計算した経路が渋滞していると
のVICS情報を受信したとする。この渋滞情報は、主
要道路毎に区分して番号が付けられているので、MPU
21は、その番号をあらかじめ計算した経路の番号と受
信した番号とを比較することによって渋滞の有無を判断
することができる。この場合、MPU21は、渋滞を避
けた新たな別の経路(迂回路)を計算し直す。
ングコイル14、及びFM受信回路25を介して、MP
U21によりあらかじめ計算した経路が渋滞していると
のVICS情報を受信したとする。この渋滞情報は、主
要道路毎に区分して番号が付けられているので、MPU
21は、その番号をあらかじめ計算した経路の番号と受
信した番号とを比較することによって渋滞の有無を判断
することができる。この場合、MPU21は、渋滞を避
けた新たな別の経路(迂回路)を計算し直す。
【0043】そして、MPU21は、再計算された新た
な経路をモニタ43に表示して経路誘導をする。また、
渋滞により迂回することをスピーカ42より音声で運転
者に知らせる。なお、経路の再計算は、道を間違えたり
してMPU21によってあらかじめ計算された経路を外
れた場合にもなされる。
な経路をモニタ43に表示して経路誘導をする。また、
渋滞により迂回することをスピーカ42より音声で運転
者に知らせる。なお、経路の再計算は、道を間違えたり
してMPU21によってあらかじめ計算された経路を外
れた場合にもなされる。
【0044】上述の如く、車載用アンテナユニット1
は、FMアンテナとしてヘリカルアンテナ13を用いた
ことによって、GPSアンテナとFMアンテナを比較的
小型の1つの筐体内に収納することができる。GPSア
ンテナとFMアンテナが1つの筐体内に収納されている
ため、GPSアンテナとFMアンテナを別々に取り付け
る必要はない。しかも、製造コストも低くなる。
は、FMアンテナとしてヘリカルアンテナ13を用いた
ことによって、GPSアンテナとFMアンテナを比較的
小型の1つの筐体内に収納することができる。GPSア
ンテナとFMアンテナが1つの筐体内に収納されている
ため、GPSアンテナとFMアンテナを別々に取り付け
る必要はない。しかも、製造コストも低くなる。
【0045】また、ヘリカルアンテナ13は、GPSア
ンテナ16と同一の筐体内に収納されて、車外に置かれ
ている。つまり、導体である自動車の車体にヘリカルア
ンテナ13が囲まれることがない。このため、FMアン
テナとしてヘリカルアンテナ13を用いた場合でも、F
M信号の受信感度が高いものとなる。
ンテナ16と同一の筐体内に収納されて、車外に置かれ
ている。つまり、導体である自動車の車体にヘリカルア
ンテナ13が囲まれることがない。このため、FMアン
テナとしてヘリカルアンテナ13を用いた場合でも、F
M信号の受信感度が高いものとなる。
【0046】また、車載用アンテナユニット1は、自動
車の屋根の上(通常は、前部左側または右側)に置く
と、磁石11の磁力によって固定される。このため、車
載用アンテナユニット1の取り付け自体も非常に簡単で
ある。また、車載用アンテナユニット1の取り外しも容
易にできる。従って、例えば、洗車する場合に、車載用
アンテナユニット1が邪魔になるようなことはない。
車の屋根の上(通常は、前部左側または右側)に置く
と、磁石11の磁力によって固定される。このため、車
載用アンテナユニット1の取り付け自体も非常に簡単で
ある。また、車載用アンテナユニット1の取り外しも容
易にできる。従って、例えば、洗車する場合に、車載用
アンテナユニット1が邪魔になるようなことはない。
【0047】また、車載用アンテナユニット1のケーブ
ル18aと18bは、束ねられているので、束ねられた
ケーブル18a、18bをカーナビゲーションシステム
本体2に延ばしていき、それぞれの端子同士をカーナビ
ゲーションシステム本体と接続すればよい。このため、
ケーブル18a、18bを配線する作業は1度でよい。
また、途中でケーブル18a、18bを固定する場合も
そのまままとめて束ねればよいので作業が楽である。従
って、手間がかからず容易に配線することができる。
ル18aと18bは、束ねられているので、束ねられた
ケーブル18a、18bをカーナビゲーションシステム
本体2に延ばしていき、それぞれの端子同士をカーナビ
ゲーションシステム本体と接続すればよい。このため、
ケーブル18a、18bを配線する作業は1度でよい。
また、途中でケーブル18a、18bを固定する場合も
そのまままとめて束ねればよいので作業が楽である。従
って、手間がかからず容易に配線することができる。
【0048】さらに、車載用アンテナユニット1を使用
したカーナビゲーションシステムは、GPS信号、FM
信号共に良好な受信感度が得られる。特に、GPS信号
に対して良好な受信感度が得られることによって、自動
車の測位の精度が向上する。また、配線作業も容易であ
る。
したカーナビゲーションシステムは、GPS信号、FM
信号共に良好な受信感度が得られる。特に、GPS信号
に対して良好な受信感度が得られることによって、自動
車の測位の精度が向上する。また、配線作業も容易であ
る。
【0049】本発明は、上記の実施の形態に限られるも
のではなく、様々な構成を採ることができる。
のではなく、様々な構成を採ることができる。
【0050】上記実施形態においては、車載用アンテナ
ユニット1は、磁石11の磁力によって自動車の屋根に
取り付けられていた。しかしながら、車載用アンテナユ
ニット1の取り付け方法は、任意である。例えば、磁石
以外に吸盤など、脱着可能な固定具を用いて取り付けて
もよく、両面テープや接着剤などの固定用の部材で固定
してもよい。また、専用の取付金具を用いて、ねじなど
で固定してもよい。また、取り付け場所も任意であり、
自動車のトランクの上に取り付けてもよく、ダッシュボ
ード上に取り付けてもよい。
ユニット1は、磁石11の磁力によって自動車の屋根に
取り付けられていた。しかしながら、車載用アンテナユ
ニット1の取り付け方法は、任意である。例えば、磁石
以外に吸盤など、脱着可能な固定具を用いて取り付けて
もよく、両面テープや接着剤などの固定用の部材で固定
してもよい。また、専用の取付金具を用いて、ねじなど
で固定してもよい。また、取り付け場所も任意であり、
自動車のトランクの上に取り付けてもよく、ダッシュボ
ード上に取り付けてもよい。
【0051】上記実施形態においては、GPSアンテナ
16を中央に、ヘリカルアンテナ13を周囲に配置して
いたが、これらのアンテナの配置は任意である。例え
ば、GPSアンテナ16を上、ヘリカルアンテナ13を
下に並べて配置してもよい。このように上下に並べて配
置した場合は、ヘリカルアンテナ13、GPSアンテナ
16共に、信号の受信を妨げるものがないので、受信感
度が低下しない。
16を中央に、ヘリカルアンテナ13を周囲に配置して
いたが、これらのアンテナの配置は任意である。例え
ば、GPSアンテナ16を上、ヘリカルアンテナ13を
下に並べて配置してもよい。このように上下に並べて配
置した場合は、ヘリカルアンテナ13、GPSアンテナ
16共に、信号の受信を妨げるものがないので、受信感
度が低下しない。
【0052】上記実施形態においては、ヘリカルアンテ
ナ13でローディングコイル14を介して受信したFM
信号を増幅するプリアンプ15と、GPSアンテナ16
で受信したGPS信号を増幅するプリアンプ17とをケ
ース10内に収納していた。これは、FM信号及びGP
S信号が、ケーブル18a、18bで減衰されても、カ
ーナビゲーションシステム本体2に十分なレベルの信号
が入力されるようにするものである。もっとも、プリア
ンプ15、17は、ケーブル18a、18bの途中に設
けてもよく、カーナビゲーションシステム本体2内に収
納してもよい。
ナ13でローディングコイル14を介して受信したFM
信号を増幅するプリアンプ15と、GPSアンテナ16
で受信したGPS信号を増幅するプリアンプ17とをケ
ース10内に収納していた。これは、FM信号及びGP
S信号が、ケーブル18a、18bで減衰されても、カ
ーナビゲーションシステム本体2に十分なレベルの信号
が入力されるようにするものである。もっとも、プリア
ンプ15、17は、ケーブル18a、18bの途中に設
けてもよく、カーナビゲーションシステム本体2内に収
納してもよい。
【0053】上記実施形態においては、ヘリカルアンテ
ナ13の同調周波数の変更をローディングコイル14に
よって行っていたが、これに限定されるものではない。
例えば、他のコイルまたは可変コンデンサなどによっ
て、同調周波数の変更を行ってもよい。
ナ13の同調周波数の変更をローディングコイル14に
よって行っていたが、これに限定されるものではない。
例えば、他のコイルまたは可変コンデンサなどによっ
て、同調周波数の変更を行ってもよい。
【0054】上記実施形態においては、ケーブル18a
と18bは、束ねられていたが、それぞれの出力端子は
別々に、FM信号入力端子31、GPS信号入力端子3
2に接続しなければならなかった。そこで、図7に示す
ように、車載用アンテナユニット1’に加算器20を設
け、ヘリカルアンテナ13でローディングコイル14を
介して受信したFM信号とGPSアンテナ16で受信し
たGPS信号とを加算する。そして、加算した信号を1
本のケーブル18を通してカーナビゲーションシステム
本体2’に入力する。これにより、カーナビゲーション
システム本体2’に設ける端子は1つで済み、端子同士
の接続作業も1回で済むので、配線がいっそう容易にな
る。この場合、カーナビゲーションシステム本体2’内
に分波器を設け、分波したFM信号とGPS信号とを、
それぞれFM受信回路25、GPS受信回路26に入力
すればよい。
と18bは、束ねられていたが、それぞれの出力端子は
別々に、FM信号入力端子31、GPS信号入力端子3
2に接続しなければならなかった。そこで、図7に示す
ように、車載用アンテナユニット1’に加算器20を設
け、ヘリカルアンテナ13でローディングコイル14を
介して受信したFM信号とGPSアンテナ16で受信し
たGPS信号とを加算する。そして、加算した信号を1
本のケーブル18を通してカーナビゲーションシステム
本体2’に入力する。これにより、カーナビゲーション
システム本体2’に設ける端子は1つで済み、端子同士
の接続作業も1回で済むので、配線がいっそう容易にな
る。この場合、カーナビゲーションシステム本体2’内
に分波器を設け、分波したFM信号とGPS信号とを、
それぞれFM受信回路25、GPS受信回路26に入力
すればよい。
【0055】また、ケーブル18aとケーブル18bと
が束ねられてなくても、FMアンテナの出力ケーブルと
GPSアンテナの出力ケーブルは、同じ場所(車載用ア
ンテナユニット)から延びている。従って、このような
場合でも、配線作業をする場合は、2本のケーブルをま
とめて延ばしていきながら、配線を行えばよい。このた
め、別々の場所にFMアンテナとGPSアンテナが設置
された場合に比べると、配線作業は容易になる。
が束ねられてなくても、FMアンテナの出力ケーブルと
GPSアンテナの出力ケーブルは、同じ場所(車載用ア
ンテナユニット)から延びている。従って、このような
場合でも、配線作業をする場合は、2本のケーブルをま
とめて延ばしていきながら、配線を行えばよい。このた
め、別々の場所にFMアンテナとGPSアンテナが設置
された場合に比べると、配線作業は容易になる。
【0056】上記実施形態においては、カーナビゲーシ
ョンシステムでVICS情報を入手することを考慮し
て、GPS信号の他にFM信号だけを受信していた。し
かし、ローディングコイル14でヘリカルアンテナ13
の受信周波数帯域をTV放送にまで調整できるようにし
て、TV放送まで受信できるようにしてもよい。これに
より、カーナビゲーションシステムでTV放送も受信で
きるようになり、カーナビゲーションシステムのモニタ
43をさらに有効に利用することができる。
ョンシステムでVICS情報を入手することを考慮し
て、GPS信号の他にFM信号だけを受信していた。し
かし、ローディングコイル14でヘリカルアンテナ13
の受信周波数帯域をTV放送にまで調整できるようにし
て、TV放送まで受信できるようにしてもよい。これに
より、カーナビゲーションシステムでTV放送も受信で
きるようになり、カーナビゲーションシステムのモニタ
43をさらに有効に利用することができる。
【0057】また、「見えるラジオ」などのFM文字多
重放送や、FMラジオ放送を受信してもよい。また、車
載用アンテナユニット1の中にAMアンテナをも収納し
て、AMラジオの受信をできるようにしてもよい。
重放送や、FMラジオ放送を受信してもよい。また、車
載用アンテナユニット1の中にAMアンテナをも収納し
て、AMラジオの受信をできるようにしてもよい。
【0058】上記実施形態においては、カーナビゲーシ
ョンシステムはVICSのレベル3にまで対応したもの
としていたが、レベル1のみ、或いはレベル1または2
のみに対応の場合であってもよい。これらの場合、「見
えるラジオ」などで渋滞情報を受信した場合に運転者ま
たは同乗者が経路変更を指示できる手段を設ければ、渋
滞を回避した経路に誘導することが可能となる。
ョンシステムはVICSのレベル3にまで対応したもの
としていたが、レベル1のみ、或いはレベル1または2
のみに対応の場合であってもよい。これらの場合、「見
えるラジオ」などで渋滞情報を受信した場合に運転者ま
たは同乗者が経路変更を指示できる手段を設ければ、渋
滞を回避した経路に誘導することが可能となる。
【0059】上記実施形態においては、完成された自動
車にカーナビゲーションシステムを後付けする場合を例
にして説明したが、自動車の設計段階からカーナビゲー
ションシステムを組み込むような場合であっても本発明
を適用できる。
車にカーナビゲーションシステムを後付けする場合を例
にして説明したが、自動車の設計段階からカーナビゲー
ションシステムを組み込むような場合であっても本発明
を適用できる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のアンテナ
ユニットによれば、FMデータ多重放送(特に、VIC
S情報)を受信するアンテナにヘリカルアンテナを使用
したことにより、GPSの人工衛星からの信号を受信す
るアンテナと同一の筐体内に収納することができる。こ
れにより、VICS対応のナビゲーションシステムにお
いて、2種類のアンテナを別々に設置する必要がなくな
り、アンテナの取り付け作業が容易になる。
ユニットによれば、FMデータ多重放送(特に、VIC
S情報)を受信するアンテナにヘリカルアンテナを使用
したことにより、GPSの人工衛星からの信号を受信す
るアンテナと同一の筐体内に収納することができる。こ
れにより、VICS対応のナビゲーションシステムにお
いて、2種類のアンテナを別々に設置する必要がなくな
り、アンテナの取り付け作業が容易になる。
【0061】また、2つのアンテナが同一の筐体内に収
納されていることにより、VICS対応のナビゲーショ
ンシステムで必要となるアンテナ全体での製造コストも
低く抑えれれる。また、FMデータ多重放送を受信する
ヘリカルアンテナを車外に設置することで、導体である
自動車の車体に囲まれることがなくなり、FMデータ多
重放送の受信感度がよくなる。
納されていることにより、VICS対応のナビゲーショ
ンシステムで必要となるアンテナ全体での製造コストも
低く抑えれれる。また、FMデータ多重放送を受信する
ヘリカルアンテナを車外に設置することで、導体である
自動車の車体に囲まれることがなくなり、FMデータ多
重放送の受信感度がよくなる。
【0062】さらに、前記ヘリカルアンテナは、前記衛
星受信アンテナの周囲に配置されていると、ヘリカルア
ンテナが全方向に指向性を持つことができ、しかも、ヘ
リカルアンテナの中央部を中空にしないので、アンテナ
ユニットを小型化できる。
星受信アンテナの周囲に配置されていると、ヘリカルア
ンテナが全方向に指向性を持つことができ、しかも、ヘ
リカルアンテナの中央部を中空にしないので、アンテナ
ユニットを小型化できる。
【0063】さらに、衛星受信アンテナ及びヘリカルア
ンテナで受信した信号を増幅する増幅器をそれぞれ設け
ることによって、それぞれのアンテナが受信した信号が
伝送路で減衰されても、十分なレベルの信号をシステム
本体に入力することができる。
ンテナで受信した信号を増幅する増幅器をそれぞれ設け
ることによって、それぞれのアンテナが受信した信号が
伝送路で減衰されても、十分なレベルの信号をシステム
本体に入力することができる。
【0064】さらに、ローディングコイル及び増幅器を
衛星受信アンテナより下側に配置することによって、増
幅器の影響によって衛星受信アンテナの受信感度が低下
するのを防ぐことができる。また、ヘリカルアンテナ及
び衛星受信アンテナと車体との間に間隔が置かれるた
め、ヘリカルアンテナ及び衛星受信アンテナの電気的共
振点が車体の影響によって設計値からずれることがな
く、受信感度の低下を防ぐことができる。
衛星受信アンテナより下側に配置することによって、増
幅器の影響によって衛星受信アンテナの受信感度が低下
するのを防ぐことができる。また、ヘリカルアンテナ及
び衛星受信アンテナと車体との間に間隔が置かれるた
め、ヘリカルアンテナ及び衛星受信アンテナの電気的共
振点が車体の影響によって設計値からずれることがな
く、受信感度の低下を防ぐことができる。
【0065】さらに、衛星受信アンテナで受信した信号
と、ヘリカルアンテナ及びローディングコイルで受信し
た信号を加算器で加算し、1つの端子から出力すること
によって、よりいっそう配線作業が容易になる。
と、ヘリカルアンテナ及びローディングコイルで受信し
た信号を加算器で加算し、1つの端子から出力すること
によって、よりいっそう配線作業が容易になる。
【0066】このナビゲーションシステムにおいては、
上記のアンテナユニットを用いたことにより、衛星受信
アンテナ及びヘリカルアンテナの双方で良好な受信感度
が得られる。衛星受信アンテナで良好な受信感度が得ら
れることによって、自動車の測位の精度が向上する。ま
た、ヘリカルアンテナで良好な受信感度が得られること
により、的確にVICS情報を取得することができる。
そして、VICS情報のレベル3に対応した的確な経路
誘導を行うことができる。また、配線作業も容易であ
る。
上記のアンテナユニットを用いたことにより、衛星受信
アンテナ及びヘリカルアンテナの双方で良好な受信感度
が得られる。衛星受信アンテナで良好な受信感度が得ら
れることによって、自動車の測位の精度が向上する。ま
た、ヘリカルアンテナで良好な受信感度が得られること
により、的確にVICS情報を取得することができる。
そして、VICS情報のレベル3に対応した的確な経路
誘導を行うことができる。また、配線作業も容易であ
る。
【図1】本発明の実施の形態となる車載用アンテナユニ
ットの構成を示す断面図である。
ットの構成を示す断面図である。
【図2】図1の車載用アンテナユニットで使用されてい
るヘリカルアンテナ及びGPSアンテナの配置を示す平
面図である。
るヘリカルアンテナ及びGPSアンテナの配置を示す平
面図である。
【図3】本発明の実施の形態となる車載用アンテナユニ
ットを使用したカーナビゲーションシステムの構成を示
すブロック図である。
ットを使用したカーナビゲーションシステムの構成を示
すブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態となるカーナビゲーション
システム本体の構成を示す図であり、(A)は斜視図、
(B)は背面図である。
システム本体の構成を示す図であり、(A)は斜視図、
(B)は背面図である。
【図5】本発明の実施の形態となるカーナビゲーション
システム本体の回路構成を示すブロック図である。
システム本体の回路構成を示すブロック図である。
【図6】FM信号とGPS信号の方向を説明する図であ
る。
る。
【図7】本発明の他の実施の形態である車載用アンテナ
ユニットを使用したカーナビゲーションシステムの構成
を示すブロック図である。
ユニットを使用したカーナビゲーションシステムの構成
を示すブロック図である。
1 車載用アンテナユニット 10 ケース 11 磁石 12 プリント配線板 13 ヘリカルアンテナ 14 ローディングコイル 15 プリアンプ 16 GPSアンテナ 17 プリアンプ 18a ケーブル 18b ケーブル 2 カーナビゲーションシステム本体 20 加算器 18 ケーブル 2’ カーナビゲーションシステム本体
Claims (6)
- 【請求項1】筐体と、 この筐体内に収納された、グローバル・ポジショニング
・システムに使用される人工衛星からの信号を受信する
衛星受信アンテナと、 前記筐体内に収納されたヘリカルアンテナと、 前記筐体内に収納された、前記ヘリカルアンテナの受信
周波数帯域をFM放送の周波数帯域に合わせるための手
段と、 を備えることを特徴とするアンテナユニット。 - 【請求項2】前記ヘリカルアンテナは、前記衛星受信ア
ンテナの周囲に配置されている、 ことを特徴とする請求項1に記載のアンテナユニット。 - 【請求項3】前記筐体内に収納された、前記衛星受信ア
ンテナで受信した信号を増幅する第1の増幅器と、 前記筐体内に収納された、前記ヘリカルアンテナで受信
した信号を増幅する第2の増幅器とを備える、 ことを特徴とする請求項1または2に記載のアンテナユ
ニット。 - 【請求項4】前記第1、第2の増幅器は、前記衛星受信
アンテナ及び前記ヘリカルアンテナより下側に配置され
ている、 ことを特徴とする請求項3に記載のアンテナユニット。 - 【請求項5】前記衛星受信アンテナで受信した信号と、
前記ヘリカルアンテナで受信した信号とを加算して出力
する加算器と、 この加算器で加算された信号を出力する1つの出力端子
を備える、 ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載
のアンテナユニット。 - 【請求項6】請求項1乃至5のいずれか1項に記載のア
ンテナユニットと、ナビゲーションシステム本体を備え
るナビゲーションシステムであって、 前記ナビゲーションシステム本体は、 地図を格納する記憶手段と、 前記アンテナユニットの前記衛星受信アンテナで受信し
た信号から自動車の位置を測位する測位手段と、 前記記憶手段に格納された地図上の所望の位置を指定す
る位置指定手段と、 前記記憶手段に格納された地図上で、前記測位手段で測
位された自動車位置から前記位置指定手段で指定された
位置までの経路を計算し、経路誘導する経路誘導手段
と、 前記アンテナユニットの前記ヘリカルアンテナで受信し
たFMデータ多重放送の情報から交通状況を示す信号を
取得する交通状況信号取得手段と、 前記交通状況信号取得手段で取得した信号が、前記経路
誘導手段で計算された経路を示す信号であるとき、前記
経路誘導手段が誘導する経路を変更させる手段を備え
る、 ことを特徴とするナビゲーションシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22609096A JPH1056325A (ja) | 1996-08-09 | 1996-08-09 | アンテナユニット及びナビゲーションシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22609096A JPH1056325A (ja) | 1996-08-09 | 1996-08-09 | アンテナユニット及びナビゲーションシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1056325A true JPH1056325A (ja) | 1998-02-24 |
Family
ID=16839673
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22609096A Pending JPH1056325A (ja) | 1996-08-09 | 1996-08-09 | アンテナユニット及びナビゲーションシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1056325A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004080112A2 (ja) * | 2003-03-07 | 2004-09-16 | Sony Corporation | イヤーホーンアンテナ及びそれを備えた無線機 |
WO2004077606A3 (ja) * | 2003-02-28 | 2004-11-04 | Sony Corp | イヤーホーンアンテナ、それに用いる複合コイル、同軸ケーブル及びそのイヤーホーンアンテナを備えた無線機 |
-
1996
- 1996-08-09 JP JP22609096A patent/JPH1056325A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004077606A3 (ja) * | 2003-02-28 | 2004-11-04 | Sony Corp | イヤーホーンアンテナ、それに用いる複合コイル、同軸ケーブル及びそのイヤーホーンアンテナを備えた無線機 |
US7236137B2 (en) | 2003-02-28 | 2007-06-26 | Sony Corporation | Earphone antenna, composite coil and coaxial cable used therefor, and wireless device provided with the earphone antenna |
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US7671813B2 (en) | 2003-03-07 | 2010-03-02 | Sony Corporation | Earphone antenna and wireless device including the same |
US7911401B2 (en) | 2003-03-07 | 2011-03-22 | Sony Corporation | Earphone antenna and wireless device including the same |
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