JPH1056035A - ワイヤボンディング装置 - Google Patents

ワイヤボンディング装置

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JPH1056035A
JPH1056035A JP21237296A JP21237296A JPH1056035A JP H1056035 A JPH1056035 A JP H1056035A JP 21237296 A JP21237296 A JP 21237296A JP 21237296 A JP21237296 A JP 21237296A JP H1056035 A JPH1056035 A JP H1056035A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ワイヤの種類とボンディングすべき半導体製品
の品種との不適合による製品不良の発生を未然に防止し
半導体製品の信頼性を向上させると共に、ワイヤの種類
の変更に伴う作業負担および作業時間を軽減し生産性を
向上させるワイヤボンディング装置を提供する。 【解決手段】ワイヤ1を巻き付けたスプール2と、その
スプール2からワイヤ1を送出するワイヤフィーダ3
と、スプール2に設けられ、ワイヤ1に関する情報が記
録された情報媒体であるバーコードラベル12と、ワイ
ヤフィーダ3に設けられ、バーコードラベル12に記録
された情報を読み取るバーコードリーダー15と、ボン
ディングすべき半導体製品に関する情報を記憶するRA
M19と、バーコードリーダー15によりバーコードラ
ベル12から読み取られたワイヤ1に関する情報とRA
M19に記憶された半導体製品に関する情報とを比較
し、適合しているか否かを判断する制御機構17とを有
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワイヤボンディン
グ装置に関し、特に、ワイヤの種類とボンディングすべ
き半導体製品の品種との不適合による製品不良の発生を
未然に防止し半導体製品の信頼性を向上させると共に、
ワイヤの種類の変更に伴う作業負担および作業時間を軽
減し生産性を向上させるワイヤボンディング装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体製品の組立工程では、半
導体チップの接続電極とパッケージの外部リード端子と
の間をボンディングワイヤで接続するワイヤボンディン
グが行われる。このワイヤボンディングで用いられる従
来のワイヤボンディング装置は、例えば、図7に示すよ
うに、直交する水平2軸方向に移動可能なXYテーブル
4と、XYテーブル4上に設けられたボンドヘッド5
と、このボンドヘッド5に矢印方向に昇降可能に保持さ
れた中空状のツール6を有する。そして、金或いは銅等
の金属にベリリウム等の微量の添加物を加えた材料から
なる直径20〜30μm程度のワイヤ1が、ツール6の
先端から導出され、半導体チップ7上の電極パッド8と
外部リード端子9との間を、熱圧着方式や超音波圧着法
式等の接続技術により配線する。
【0003】ワイヤ1は、スプール2に巻き付けられて
いる。スプール2は、ボンドヘッド5の上方に設けられ
たワイヤフィーダ3によって回転され、それによって、
ワイヤ1はツール6の先端へ繰り出される。
【0004】ワイヤ1には線径、材料及び加工方法等の
違いにより様々な種類があり、半導体製品の品種により
異なる半導体チップ7や外部リード端子9の配置等から
要求される特性に適合したワイヤ1が適宜選択され使用
される。
【0005】例えば図8(A)に示すように配線間距離
が大きく、かつ各配線同士が隣接している品種に対して
は、配線後に水平方向の曲がりが生じにくい特性を有す
る太い線径で硬い材料のワイヤ1aを選択し、その一方
でこのような要求特性の無い図8(B)に示すような品
種に対しては、線径が細く安価な種類のワイヤ1bを選
択する等の、ワイヤの種類の使い分けが行われている。
【0006】半導体製品の品種交換に伴いワイヤ1の種
類を変更する際には、ワイヤ1が巻き付けられたスプー
ル2毎に交換が行われる。このスプール2の交換作業
は、例えば、図9に示すように、先ず作業者がスプール
2を収納するケース10に取り付けられるラベル11の
表示内容を読み取り、表示内容に記載されているワイヤ
1の種類が半導体製品の品種に適合していることを確認
した後、ケース10よりスプール2を取り出し、そのス
プール2をワイヤフィーダ3に取り付けることにより行
われる。
【0007】また、特開昭63ー69242号公報で
は、複数個のスプールを装着するスプール支持台と、ス
プールから供給されるワイヤの有無を検知するワイヤ検
知装置と、ワイヤ検知装置によりワイヤ無しと検知した
場合、予備として装着されたスプールに自動的に切り換
えるスプール交換台と、ワイヤをツールに導くワイヤガ
イドとを有するワイヤボンディング装置が開示されてい
る。このワイヤボンディング装置は、スプールの交換作
業を自動的に行うことができるので、交換時間を短縮で
きる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図9に示すように、従
来のスプールの交換作業では、作業者がケース10に取
り付けられるラベル11の表示内容を読み取り、ラベル
11の表示内容が半導体製品の品種と適合しているか否
か判断しなければならないので、作業者が誤って半導体
製品の品種に不適切な種類のワイヤを選択しやすく、そ
の結果、製品不良を引き起こすおそれがある。例えば図
8(C)に示すように、配線間距離が大きく且つ各配線
同士が隣接している品種に、誤って直線性を保つことが
困難な細い線径のワイヤ1cを選択した場合には、配線
後のワイヤ1c同士が接触しショートする等の製品不良
の発生を招いてしまう。
【0009】特開昭63ー69242号公報に開示され
たワイヤボンディング装置では、スプールの交換作業が
自動的に行われるが、異なる種類のワイヤを適宜使用す
る場合には、作業者による確認作業を必要とし、ワイヤ
の種類と半導体製品との不適合による製品不良の発生は
起こり得る。
【0010】上記問題点を防止するためには、ワイヤの
種類と半導体製品の品種との適合性の確認を慎重に行う
必要がある。しかし、ワイヤを肉眼によって観察して
も、添加物種類等の材料の差や直径20〜30μm程度
の線径の差を判別するのは困難である。また、確認作業
には判断基準となる専門的な知識を必要とし、これらの
知識を予め準備した対照表等の文書で補った場合でも、
半導体製品の少量・多品種生産化に伴いワイヤの種類を
交換する頻度が増加中である近年では、確認作業に関す
る作業者への負担が大きく、作業者に多大な労力と時間
を要することになる。
【0011】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
であり、ワイヤの種類とボンディングすべき半導体製品
の品種との不適合による製品不良の発生を未然に防止し
半導体製品の信頼性を向上させると共に、ワイヤの種類
の変更に伴う作業負担および作業時間を軽減し生産性を
向上させるワイヤボンディング装置を提供することを目
的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のワイヤボンディ
ング装置は、ワイヤを巻き付けたスプールと、そのスプ
ールからワイヤを送出するワイヤ送出機構と、前記スプ
ールに設けられ、ワイヤに関する情報が記録された情報
媒体と、前記ワイヤ送出機構に設けられ、前記情報媒体
に記録された情報を読み取る情報読み取り手段と、ボン
ディングすべき半導体製品に関する情報を記憶する記憶
手段と、前記情報読み取り手段により前記情報媒体から
読み取られたワイヤに関する情報と前記記憶手段に記憶
された半導体製品に関する情報とを比較し、適合してい
るか否かを判断する制御手段とを有することを特徴とす
るものである。
【0013】本発明によれば、ワイヤ送出機構にスプー
ルを取り付け、ワイヤ送出機構に設けられた情報読み取
り手段により、スプールに設けられた情報媒体に記録さ
れたワイヤに関する情報を読み取り、その読み込んだ情
報が記憶手段に記憶された半導体製品に関する情報と適
合しているか否かを制御手段が自動的に判断する。従っ
て、作業者は適合性に関する判断ミスを容易に修正でき
るので、ワイヤの種類とボンディングすべき半導体製品
の品種との不適合による製品不良の発生を未然に防止で
きる。
【0014】また、作業者はスプールをワイヤ送出機構
に取り付ける作業だけで、ワイヤの種類等の確認を容易
にできるので、ワイヤの種類の変更に伴う作業負担およ
び作業時間を軽減できる。
【0015】情報媒体は、例えば、バーコード又は磁気
テープである。
【0016】情報読み取り手段により情報媒体から読み
取られたワイヤに関する情報と記憶手段に記憶された半
導体製品に関する情報とが適合していないと制御手段が
判断した場合に警告を発する警告手段を有する場合に
は、作業者は適合性に関する判断ミスを容易に察知し修
正することができる。
【0017】スプールは、ワイヤを外周に巻き付ける円
筒状の胴部を備え、ワイヤ送出機構は、スプールの胴部
の内面を保持し回転可能に取り付けられた保持アームを
備え、情報読み取り手段は、スプールが保持アームに保
持される状態の時に、情報媒体と向かい合う位置に設け
られるのが好ましい。
【0018】ワイヤ送出機構に設けられ、情報媒体にワ
イヤの使用履歴等に関する情報を書き込む情報書き込み
手段を有してもよい。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の第
1の形態のワイヤボンディング装置を概略的に示す構成
図であり、図2は、本発明の第1の形態のワイヤボンデ
ィング装置におけるワイヤフィーダ及びスプールの詳細
な構成を示す斜視図である。
【0020】図1に示すように、本発明の第1の形態の
ワイヤボンディング装置Aは、脚部16aを備えた本体
16と、ワイヤ1を巻き付けるスプール2と、そのスプ
ール2からワイヤ1を送出するワイヤフィーダ3と、直
交する水平2軸方向に移動可能なXYテーブル4と、X
Yテーブル4上に設けられたボンドヘッド5と、ボンド
ヘッド5に昇降可能に保持される中空状のツール6と、
を有する。
【0021】ワイヤ1は、金或いは銅等の金属にベリリ
ウム等の微量の添加物を加えた材料からなる直径20〜
30μm程度の金属細線からなり、スプール2に500
〜5000m程巻き付けられている。
【0022】スプール2は、図2に示すように、内部に
貫通孔2aが形成され外部にワイヤ1を巻き付ける円筒
状の胴部2bと、その胴部2bの端部に取り付けられる
側板2cとを備えている。スプール2の側板2cには、
ワイヤ1の種類を示す情報が記載されたバーコードラベ
ル12が貼付されている。
【0023】ワイヤフィーダ3には、スプール2の貫通
孔2aの内面を脱着可能に保持する2本の保持アーム1
3と、保持アーム13の基端部に取り付けられ、保持ア
ーム13と共にスプール2を回転させる透明な樹脂素材
からなる円板状のバックプレート14と、バックプレー
ト14を透過するレーザー光線の送受信によりバーコー
ドラベル12のパターン信号を読み取り情報化するバー
コードリーダー15が設けられている。バーコードリー
ダー15は、スプール2が保持アーム13に保持される
状態の時に、バーコードラベル12と向かい合う位置に
設けられる。
【0024】本発明のワイヤボンディング装置Aは、さ
らに、本体16の内部に設けられ、ワイヤボンディング
動作を管理する制御機構17を有する。この制御機構1
7は、現在のボンディング対象製品である半導体製品の
品種情報を記憶し、かつ品種交換の際には他の品種情報
への書き換えが可能なRAM19と、RAM19に記憶
された品種情報に従いツール6の移動位置や加圧力等を
制御するCPU18とから構成されている。なお、この
品種情報には、半導体製品の品種名称や配線位置座標及
び加圧力等の接続条件に関する情報に加え、この品種に
適合するワイヤの種類に関する情報も含まれている。ま
た本体16の上部には、品種情報やボンディング異常時
の警告を表示するテレビモニタ20が設けられている。
【0025】次に、本発明のワイヤボンディング装置A
の動作について図1乃至図3を参照して説明する。半導
体製品の品種交換に伴い、ワイヤ1の種類を変更する場
合には、先ず作業者がワイヤ1を巻き付けるスプール2
を、ワイヤフィーダ3に取り付ける。
【0026】この作業の後に制御機構17のCPU18
は、バーコードリーダー15によりバーコード信号の有
無を検出しながらワイヤフィーダ3を駆動してスプール
2を回転させ、スプール2に添付されたバーコードラベ
ル12の位置は、バーコードリーダー15の正面まで移
動する。
【0027】次いで、CPU18は、バーコードリーダ
ー15を用いてバーコードラベル12に記載されたワイ
ヤ1の種類に関する情報を読みだし、RAM19に記憶
された半導体製品の品種情報に含まれる当品種に適合す
るワイヤ1の種類に関する情報との比較を行う。
【0028】比較の結果、双方のワイヤ1の種類に関す
る情報に相違があると判断した場合には、CPU18は
テレビモニタ20に作業者へワイヤ1の種類の変更を促
す警告を表示する。作業者は、テレビモニタ20の表示
に基づいて、別のスプール2へ取り替える。
【0029】双方のワイヤ1の種類に関する情報が一致
すると判断した場合には、通常通り、ワイヤボンディン
グ動作が行われる。すなわち、スプール2は、ワイヤフ
ィーダ3によって回転され、それによって、ワイヤ1は
ツール6の先端へ繰り出される。そして、ワイヤ1は、
ツール6の先端から導出され、半導体チップ上の電極パ
ッドと外部リード端子との間を、熱圧着方式や超音波圧
着法式等の接続技術により配線する。
【0030】次に、本発明の第2の実施の形態について
図面を参照して説明する。図4は、本発明の第2の形態
のワイヤボンディング装置を概略的に示す構成図であ
り、図5は、本発明の第2の形態のワイヤボンディング
装置におけるワイヤフィーダ及びスプールの詳細な構成
を示す斜視図である。
【0031】図5に示すように、本発明の第2の形態の
ワイヤボンディング装置Bでは、ワイヤ1が巻き付けら
れたスプール2の胴部2bの内面にワイヤ1の種類およ
び使用履歴を示す情報を記載した磁気テープ21が添付
されている。また、スプール2を回転させることにより
ワイヤ1を繰り出すワイヤフィーダ3には、スプール2
を脱着可能に保持する機能を有する保持アーム13と、
保持アーム13と共にスプール2を回転するバックプレ
ート14を備えており、更にバックプレート14と保持
アーム13の回転動作を妨げない位置には、磁気テープ
21に対し情報の入出力を行う磁気ヘッド22が固定さ
れている。
【0032】さらに、図4に示すように、本発明のワイ
ヤボンディング装置Bでは、本体16の内部に設けら
れ、ワイヤボンディング動作を管理する制御機構17
は、現在のボンディング対象品種である半導体製品の品
種情報を記憶し且つ品種交換の際には他の品種情報への
書き換えが可能なRAM19と、RAM19に記憶され
た品種情報に従いツール6の移動位置や加圧力等を制御
するCPU18と、時計機能を有し時刻信号を発信する
クロックタイマー23とにより構成されている。尚、こ
の品種情報には、この品種に適合するワイヤの種類に関
する情報が含まれている。
【0033】また、本体16の上部には、品種情報や警
告等を表示するテレビモニタ20が設けられている。
【0034】次に、本発明のワイヤボンディング装置B
の動作について図4〜図6を参照し説明する。本発明の
ワイヤボンディング装置Bでは、ワイヤ1をボンディン
グ動作に使用する毎に、制御機構17のCPU18が磁
気ヘッド22を制御して、クロックタイマー23からの
使用日時に関する信号を、スプール2に添付した磁気テ
ープ21へワイヤ1の使用履歴に関する情報として書き
込む。
【0035】半導体製品の品種交換に伴いワイヤの種類
を変更する場合には本発明のワイヤボンディング装置A
の動作と同様に、作業者がスプール2をワイヤフィーダ
3へ取り付けた後に、制御機構17のCPU18がRA
M19に記憶した半導体製品の品種情報に含まれる当品
種へ適合するワイヤの種類に関する情報と、磁気ヘッド
22を用いて磁気テープ21より読み込んだワイヤ1の
種類に関する情報との比較を行い、比較の結果双方のワ
イヤの種類に相違があると判断した場合には、テレビモ
ニタ20上にワイヤ1の種類の変更を促す警告を表示す
る。
【0036】また、本発明のボンディング装置Bでは、
このワイヤ1の種類の適合性を判断する動作と同時に、
CPU18が磁気ヘッド22を用いて磁気テープ21に
記載されたワイヤ1の使用履歴に関する情報を読み取
り、テレビモニタ20上に表示する。
【0037】作業者はこのテレビモニタ20上の表示を
確認することにより、ワイヤ1の使用履歴を容易に且つ
確実に管理することが可能となる。その結果、例えば長
期間使用した際に酸化の影響で配線不着等の製品不良を
招き易い銅等の材料から成るワイヤを使用する場合で
も、十分な管理ができるので、半導体製品の信頼性を向
上させることができる。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、ワイヤ送出機構にスプ
ールを取り付け、ワイヤ送出機構に設けられた情報読み
取り手段により、スプールに設けられた情報媒体に記録
されたワイヤに関する情報を読み取り、その読み込んだ
情報が記憶手段に記憶された半導体製品に関する情報と
適合しているか否かを制御手段が自動的に判断する。従
って、作業者は適合性に関する判断ミスを容易に修正で
きるので、ワイヤの種類とボンディングすべき半導体製
品の品種との不適合による製品不良の発生を未然に防止
できる。その結果、半導体製品の信頼性を向上させるこ
とができる。
【0039】また、作業者はスプールをワイヤ送出機構
に取り付ける作業だけで、ワイヤの種類等の確認を容易
にできるので、ワイヤの種類の変更に伴う作業負担およ
び作業時間を軽減できる。その結果、作業効率が改善さ
れワイヤボンディング装置の生産性を向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の形態のワイヤボンディング装置
を概略的に示す構成図である。
【図2】本発明の第1の形態のワイヤボンディング装置
におけるワイヤフィーダ及びスプールの詳細な構成を示
す斜視図である。
【図3】本発明の第1の形態のワイヤボンディング装置
の動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第2の形態のワイヤボンディング装置
を概略的に示す構成図である。
【図5】本発明の第2の形態のワイヤボンディング装置
におけるワイヤフィーダ及びスプールの詳細な構成を示
す斜視図である。
【図6】本発明の第2の形態のワイヤボンディング装置
の動作を示すフローチャートである。
【図7】従来のワイヤボンディング装置を示す斜視図で
ある。
【図8】半導体製品の品種に対するワイヤの種類の選択
方法の例を示す平面図である。
【図9】従来のワイヤボンディング装置におけるワイヤ
を交換する際の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
A:本発明の第1の形態のワイヤボンディング装置 B:本発明の第2の形態のワイヤボンディング装置 1:ワイヤ 2:スプール 3:ワイヤフィーダ(ワイヤ送出機構) 4:XYテーブル 5:ボンドヘッド 6:ツール 7:半導体チップ 8:電極パッド 9:外部リード端子 10:ケース 11:ラベル 12:バーコードラベル(情報媒体) 13:保持アーム 14:バックプレート 15:バーコードリーダー(情報読み取り手段) 16:本体 17:制御機構(制御手段) 18:CPU 19:RAM(記憶手段) 20:テレビモニタ 21:磁気テープ(情報媒体) 22:磁気ヘッド(情報読み取り手段) 23:クロックタイマー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワイヤを巻き付けたスプールと、そのスプ
    ールからワイヤを送出するワイヤ送出機構と、前記スプ
    ールに設けられ、ワイヤに関する情報が記録された情報
    媒体と、前記ワイヤ送出機構に設けられ、前記情報媒体
    に記録された情報を読み取る情報読み取り手段と、ボン
    ディングすべき半導体製品に関する情報を記憶する記憶
    手段と、前記情報読み取り手段により前記情報媒体から
    読み取られたワイヤに関する情報と前記記憶手段に記憶
    された半導体製品に関する情報とを比較し、適合してい
    るか否かを判断する制御手段とを有することを特徴とす
    るワイヤボンディング装置。
  2. 【請求項2】前記情報媒体は、バーコードであることを
    特徴とする請求項1に記載のワイヤボンディング装置。
  3. 【請求項3】前記情報媒体は、磁気テープであることを
    特徴とする請求項1に記載のワイヤボンディング装置。
  4. 【請求項4】前記情報読み取り手段により前記情報媒体
    から読み取られたワイヤに関する情報と前記記憶手段に
    記憶された半導体製品に関する情報とが適合していない
    と前記制御手段が判断した場合に警告を発する警告手段
    を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1
    つの項に記載のワイヤボンディング装置。
  5. 【請求項5】前記スプールは、ワイヤを外周に巻き付け
    る円筒状の胴部を備え、 前記ワイヤ送出機構は、前記スプールの胴部の内面を保
    持し回転可能に取り付けられた保持アームを備え、 前記情報読み取り手段は、前記スプールが前記保持アー
    ムに保持される状態の時に、情報媒体と向かい合う位置
    に設けられる、 ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つの項に
    記載のワイヤボンディング装置。
  6. 【請求項6】前記ワイヤ送出機構に設けられ、前記情報
    媒体にワイヤに関する情報を書き込む情報書き込み手段
    を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1
    つの項に記載のワイヤボンディング装置。
JP8212372A 1996-08-12 1996-08-12 ワイヤボンディング装置 Expired - Lifetime JP2828051B2 (ja)

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