JP4827086B2 - 電子基板の製造方法及び平面状治具 - Google Patents
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Description
また、製造する電子基板に実装される電子部品の管理を行うため、電子部品の実装後に、メモリ、例えばRFID(Radio Frequency IDentification)を電子基板に貼着し、電子基板の品質に関する管理情報を、このRFIDに対しライタにより書き込んで、電子基板のトータルな履歴管理を行っている(例えば、特許文献1)。
そして、出荷後において、何らかの障害が発生した際に、上記管理情報をRFIDタグからリーダにて読み出し、同時期に製造及び出荷された、電子部品の実装された電子基板の履歴を確認して、製造過程における問題の有無を確認して、製造ラインに対してフィードバック等を行っている。また、修理の際におけるメンテナンスの履歴を記憶させて、電子基板における障害理由の管理を行う場合もある。
すなわち、全ての電子部品を実装し、電子基板上のパターン材料に対し、電子部品をハンダで固定するハンダリフロー後に、RFIDが電子基板に取り付けられている。
さて、電子基板の製造において、効率的、かつ高品質にて工程を管理しつつ行う必要があり、この際、各電子部品の情報及び各電子部品の実装工程における情報等の部品情報を取得し、各工程に対してフィードバックする必要がある。
各マウンタにおいて、上述したように複数の部品が搭載されていくこととなるが、従来においては、製造ラインにおける全てのマウンタにて部品が電子基板に搭載され、ハンダリフローが終了した後に、RFIDが取り付けられる。
このため、すべての電子部品の搭載が終了した後に、RFIDへの電子基板の管理情報や、各電子部品の部品情報を書き込むこととなり、部品の取り付け工程の途中にて、いずれかのマウンタにおいて、すでに実装されている部品の履歴を確認することができず、すなわち、各マウンタにおける動作状況をリアルタイムに確認することができない。
また、動作検査の結果をリアルタイムに実装工程の各マウンタに対してフィードバックすることができない。
しかしながら、従来例においては電子基板にRFIDが実装されていないので、各マウンタ毎に複数の電子部品各々の部品情報を、リアルタイムにRFIDに対して書き込むことができない。一端、ホストコンピュータにて全マウンタにおける部品情報を取得して、ハンダリフロー後に、RFIDを取り付けて、基板情報及び部品情報を一括してRFIDに書き込んでいる。
すなわち、従来の製造方法においては、実装後の動作検査により、動作不良が検出されて、問題を起こした電子部品の部品情報を、RFIDから読み出すことにより、その電子部品のロットが特定されたが、どの電子基板まで、そのロットの電子部品が実装されたかは、ハンダリフロー後にRFIDに部品情報が書き込まれた後にしか判らない。
また、従来例においては、ホストコンピュータの管理データベースから、電子基板毎に実装されている電子部品の部品情報を読み出し、不良ロットの電子部品が実装された電子基板を特定する必要があり、このような作業は、製造工程の効率を低下させてしまう欠点がある。
このため、保護部材に導電性の材料を用いていることにより、保護部材自身が電波を反射するシールドを形成することとなり、RFIDと、RFIDへのデータの読み出し及び書き込みを行う書込/読出(読取)装置との間で無線通信が確立できないという問題がある。
を有し、前記平面状治具は、金属製であり、平面視において前記記録媒体と重なる部分に窓領域を有し、前記記録媒体が平面視において前記平面状治具と重ならず、前記窓領域を囲む枠に切り欠きを有することを特徴とする。
金属製であって、平面視において前記記録媒体と重なる部分に窓領域を有し、前記記録媒体が平面視において重ならず、前記窓領域を囲む枠に切り欠きを有することを特徴とする。
また、マウンタにて電子部品を取り付ける際の応力により、大きく変形したり、破壊されない程度の柔軟性及び剛性を有する絶縁性のセラミックやプラスチックなどの合成樹脂等で形成することにより、切り欠き部を設けずとも、無線の電波を反射するループを形成することがないため、上記接続部材及び取り付け部材にて補強する必要が無くなる。
また、RFIDまたは電子部品をマウンタにより電子基板に取り付ける際、押圧により電子基板が損傷を避けるため、平面状治具に電子基板を固定する工程を経た後、電子部品の取り付け工程が行われる。この平面状治具は、平面視において、電子基板に対して、少なくとも一部に重ねて固定されることにより、マウンタにおける電子部品を取り付ける際の押圧に対し、電子基板の平面度を維持する。
これにより、本発明の電子基板の製造方法は、電子基板上に取り付けられたRFIDと書込/読取器との間における通信を阻害しない保護部材(平面状治具)にて電子部材を保護して取り付け工程を行うことにより、電子基板に対して、リフロー前にRFIDを取り付け、このRFIDに対してデータの読み/書きを可能としたため、部品の取り付け段階から電子部品の情報をRFIDに書き込める。
すなわち、本発明の電子基板の製造方法は、RFIDのデータの読取器があれば、リアルタイムに不良ロットの電子部品を実装した電子基板を容易に特定することができ、以降の電子部品の実装を停止し、電子部品の無駄を削減することができる。
したがって、複数のマウンタが直列に配置された製造ラインにおいて、これらマウンタ各々が複数の電子部品を電子基板に対して順次搭載していく場合、最初のマウンタにてRFIDが実装されれば、そのマウンタの実装する電子部品の部品情報から、順次各マウンタにて、搭載する電子部品の部品情報をRFIDに書き込んで行くことができる。
この図において、実装部1は、電子部品を電子基板に対して搭載させて、電子基板への電子部品の取付を行う複数のマウンタ、例えば、マウンタ1A〜1Eで構成されている。各マウンタ1A〜1Eは、それぞれ複数の電子部品を電子基板に取り付ける。
ここで、実装部1に挿入される電子基板は、予め電子回路における配線パターン及びスルーホール等が形成されており、かつ配線パターン上部に、ハンダマスキング材(グリーンレジスト,プリント基板用レジストとも言う)が、電子部品を実装する際に、上記パターンと電気的にコンタクトを取る領域以外(以下、コンタクト領域)に対し、印刷処理等により形成されている。
この平面状治具は、電子基板を固定して、取り付け工程における電子部品取り付ける際の押圧による変形及び損傷から、基板の平面度を保持させて保護する部材であり、電子基板よりも剛性の高い材料にて構成され、この電子基板の少なくとも一部に重ねて固定されることで電子基板の平面度を維持する。本実施形態においては、保護部材(平面状治具22)の材質としては強度と柔軟性とを有する、鉄またはアルミニウムなどの金属を用いる。
平面状治具22と接続部材21とで形成された枠の開口部(窓領域)の大きさ及び位置としては、平面視にてRFIDが取り付けられる部分(すなわち重なる部分)が解放された窓領域、すなわち枠となって、RFIDが平面視において平面状治具22と重ならないように構成されている。
上述した構成により、平面状治具22と接続部材21とは、各々導電体ではあるが、双方が電気的に絶縁された状態にて組み立てられ、枠を形成しているため、組み合わされた状態においても導電体のループが形成されず、すなわちRFIDを取り囲む枠が電磁波を遮蔽するループが形成されることがなく、RFIDと書込/読取器との間の無線及び電磁結合による通信が阻害されることはない。
ここで、電子基板100の平面状治具22への固定は、平面状治具22の周囲に電子基板100の大きさの側壁を設けて、この側壁に電子基板100を嵌め込んで固定したり、載置したり、また平面状治具22に対して、電子基板100をネジ止めして固定するなどの従来の固定方法と同様である。
また、上記実装部1には、図示しないが、クリームハンダ印刷機が設けられており、挿入される電子基板の上記コンタクト領域に対して、クリームハンダを印刷する。
実装部1にて必要な電子部品が全て実装された後、電子基板はリフロー装置2に挿入され、電子部品が実装されている面を、印刷したクリームハンダの融点近傍の温度にて加熱し、クリームハンダを溶解し、電子部品の端子とコンタクト領域とにおけるハンダ付けが行われる。
また、検査装置3は、RFIDのリーダ/ライタが設けられており、動作検査によって不良原因である不良電子部品が検出されると、RFIDからその電子部品の部品情報及び電子基板の管理情報を読み出し、不良電子部品の搭載を行っているマウンタ及びそのマウンタの後段のマウンタにおける実装処理を停止させる。
例えば、マウンタ1A〜1Eにおいてマウンタの電子部品の取り付け順として、1A→1B→1C→1D→1Eである場合、最初に電子部品を取り付けるマウンタ1Aにて他の電子部品とともにRFIDを取り付けるか、マウンタ1AにてRFIDのみを最初に取り付け、以降のマウンタ1Bから電子部品の取り付けを行う。
以下、マウンタ1Aを用いて説明を行うが、他のマウンタ1B〜1Eも同様の構成となっている。
マウンタ1Aは、上記図3に示すように、制御部11,部品情報読み取り部12,書込部13,部品供給機構部14,マウント機構部15から構成されている。
部品情報読み取り部12は、部品供給機構部14に取り付けられた電子部品の入ったトレイや、貼着されたキャリアテープが巻き付けられたリールに添付されているラベルなどから電子部品情報を読み取り、制御部11へこの部品情報を出力する。ここで、各マウンタ毎にて複数種類の電子部品の取り付けを行うため、部品情報読み取り部12は、順次、部品供給機構部14に取り付けられたトレイやリールから電子部品情報を読み取る。
ここで、読み取られる部品情報は、電子基板に実装する電子基板に取り付ける電子部品の部品情報のうち、製品情報,生産ロットを示すロット番号,製造会社名,製造年月日である。
書き込み部13は、制御部11から入力される部品情報及び管理情報を、RFIDへ書き込む。
ここで、電子基板上に形成されたアンテナパターンのコンタクト領域に対して、RFIDの接続端子がクリームハンダを介して接続されている。このため、アンテナパターンのコンタクト領域に印刷されたクリームハンダに対し、RFIDの接続端子がマウント機構部15により圧着されて取り付けられることによって、RFIDの接続端子がクリームハンダに対して密着した状態であれば、アンテナパターンのコンタクト領域とRFIDの接続端子とが、クリームハンダを介して電気的に接続された状態となり、マウンタに設けられた書き込み部13からのデータの書き込みを、アンテナパターンを介してRFIDに対し行うことができる。
制御部11は停止が発生した際、この時点に電子部品の取り付けを行っていた電子基板のRFIDに対して、停止の原因を示す原因番号と、停止した年月日時分(時刻情報)とを含む管理情報,及び部品情報を、取り付けが終了し、次の工程(次段のマウンタまたはリフロー装置2)へ送出する時点で、書き込み部13により書き込む。
同様に、制御部11は、マウント機構部15が取り付け処理を行う複数の電子部品各々のロット番号を、電子部品のロットが変更された時点で、部品情報のロット番号を変更後のロット番号に変更して、RFIDに書き込まれるように、部品情報の書き換え処理を行う。
これにより、ホストコンピュータが無くとも、RFIDのリーダがあれば、障害が起こった時点で、リフローが終了する以前に、RFIDから部品情報及び管理情報を読み出して、障害の原因を解析し、製造工程にリアルタイムにフィードバックすることができる。
実装を行う電子基板には、電子回路に対応した回路パターン(導電体パターン)が銅箔をエッチングすることにより形成されており、電子部品の接続端子と電気的接続を行うコンタクト領域以外にはハンダレジストが形成されている。
ステップS1において、図2に示すように、平面状治具22の外周部の側壁に対して、電子基板100を、電子部品を搭載する基板面全体が露出するよう嵌め込んで(載置して)固定する。
次に、上記クリームハンダ印刷機は、実装部1に挿入される各電子基板の表面における、ハンダレジストが存在しない、配線パターンが露出しているコンタクト領域に対し、クリームハンダの印刷を行う。
そして、ステップS2B〜S2Eにおいて、マウンタ1B〜1E各々は、平面状治具220に固定された電子基板(電子基板100)に対して、それぞれ電子部品を取り付け、次段のマウンタに送出する際(マウンタ1Eに関しては次段として、リフロー装置2となる)、取り付けた電子部品各々の部品情報及び管理情報をRFIDへ書き込む。
ここで、リフロー装置2に対して書き込み部を搭載させ、リフローに用いた温度,温度を印加した時間長,装置の操作を行っていたオペレータを示す操作者識別番号等を、リフロー装置2の識別を示す装置番号に対応させて、RFIDに書き込むようにしてもよい。
そして、検査装置3は、検査を行う際、電子基板上に配設された入力端子、及びテスト用入力端子に対して試験パターンを入力させ、出力端子及びテスト用出力端子から出力される出力信号と、予め内部に設定されている期待値パターンとを比較し、電子基板上に構成された電子回路の動作の良否検出及び、不良の電子部品の検出及び特定を行う。
一方、検査装置3は、電子基板の電子回路が正常に動作しないこと(出力信号のパターンと期待値パターンとが不一致)が検出された場合、装置に設けられた表示画面に対して表示するとともに、処理をステップS7へ移行させる。
これにより、検査装置3は、部品情報における搭載に用いたマウンタの機器番号から、不具合が発生した電子部品の取り付けを行ったマウンタをすぐに確認し、実装作業を停止させることができる。
また、検査装置3は、不良原因となった電子部品を取り付けたマウンタを特定した後、そのマウンタの制御部11に対し、現時点において、不良と判定された電子部品に対応する部品供給機構部14に取り付けられているリールのラベルのロット番号を問い合わせて、現在のRFIDから読み出した不良の電子部品のロット番号と、マウンタから返信されたその電子部品を供給しているリールのラベルのロット番号とが一致するか否かの検出を行う。
これにより、検査担当のオペレータは、不良原因となった電子部品を取り付けたマウンタ以降に存在する電子基板のRFIDから、不良原因となった電子部品の位置情報に対応する電子部品のロット番号を読み出し、不良となった電子部品のロットが取り付けられた電子基板を抽出し、管理情報の停止の原因を示す原因番号と、停止した年月日時分(時刻情報)等とから不良の原因が電子部品にあるか、あるいは電子部品の取り付け工程における停止などによる製造上の不具合によるものかの判定を行う。
また、本実施形態においては、マウンタに対して、RFIDの書き込み部13のみを搭載させたが、RFIDの読み出し部を設け、前段までの各マウンタが書き込んだ部品情報及び管理情報に従い、後段のマウンタにおけるマウント制御を行うように構成してもよい。
ここで、統合装置5は、各マウンタの制御部11を介して、書き込み部13が書き込む内容を、逐次、入力して、品質データベース6に書き込むように構成しても良いし、また、図示しないRFIDの書込/読出装置により、出荷時点において、電子基板のRFIDからまとめて読み出すように構成してもよい。
ここで、情報通信網Iは、公衆データ通信網,専用データ通信網及びインターネットを含んで構成されている。
ここで、図7に示す結果情報は、電子基板の製造番号(本体シリアル番号)に対応して、不具合内容(申告内容),ユーザまたは販売店からの確認された不具合の現象確認の情報,分析センタ7で行うフィールドテスト(ユーザの行った状態での検査)及び工場テストモード(工場で行われるテスト項目)でのテスト結果が「OK(良品)」または「NG(不具合有り)」のいずれかであるかを示す情報,不具合の診断内容,解析結果/原因などが含まれている。
統合装置5は、各電子基板毎に、不良が発生するごとに送られてくる解析結果を、電子基板の製造番号に対応させ、解析結果が送られてきた年月日時分とともに、品質履歴データベース6に履歴として記憶していくとともに、分析センタ7のサーバに送信する。
そして、解析結果が製造工程において行われた処理が原因で行われた場合、分析センタ7のサーバから、統合装置5を介して各工程に、解析結果を送信し、製造工程に対するフィードバックを行うようにしても良い。
例えば、ある会社から出荷されたパーソナルコンピュータに不具合が発生した場合、各ユーザが販売店にて、RFIDを読取器で管理情報を読み出してもらい、製造会社のサポートセンターに送信して、RFIDの内容(部品情報,管理情報)を解析してもらうことにより、不具合が発生したパーソナルコンピュータと同様の不具合が発生する可能性の有無を検出してもらうことができる。
1A,1B,1C…マウンタ
2…リフロー装置
3…検査装置
4…後工程
5…統合装置
6…品質履歴データベース
7…分析センタ
8…部品ベンダ
9…フィールド
11…制御部
12…部品情報読み取り装置
13…書き込み部
14…部品供給機構部
15…マウント機構部
21…接続部材
22…平面状治具
22A,22B…枠辺部
23,24,25,26…接続ピン
27…絶縁膜
30…切り欠き部
100…電子基板
Claims (6)
- 表面に導電体パターンが形成された電子基板上に電子部品を搭載する取り付け工程によって、前記導電体パターンに前記電子部品が接続された電子基板を製造する製造方法において、
前記取り付け工程で使用される電子基板を、該電子基板より剛性の高い材料により構成され、該電子基板の少なくとも一部に重ねて固定されることにより該電子基板の平面度を維持する平面状治具に固定する工程と、
前記電子部品を電子基板に搭載する前に前記電子基板に、外部機器との間で電波によるデータの授受が可能な記録媒体を搭載する工程と、
書込器が前記取り付け工程で行われる処理および/または前記電子部品自体についての情報を前記記録媒体に書き込む工程と
を有し、
前記平面状治具は、金属製であり、平面視において前記記録媒体と重なる部分に窓領域を有し、前記記録媒体が平面視において前記平面状治具と重ならず、前記窓領域を囲む枠に切り欠きを有すること
を特徴とする電子基板の製造方法。 - 表面に導電体パターンが形成された電子基板上に電子部品を搭載する取り付け工程によって、前記導電体パターンに前記電子部品が接続された電子基板を製造する製造方法において、
前記取り付け工程で使用される電子基板を、該電子基板より剛性の高い材料により構成され、該電子基板の少なくとも一部に重ねて固定されることにより該電子基板の平面度を維持する平面状治具に固定する工程と、
前記電子部品を電子基板に搭載する際、最初に電子部品を搭載する前に前記電子基板に、外部機器との間で電波によるデータの授受が可能な記録媒体を搭載する工程と、
書込器が前記取り付け工程で行われる処理および/または前記電子部品自体についての情報を前記記録媒体に書き込む工程と
を有し、
前記平面状治具は、金属製であり、平面視において前記記録媒体と重なる部分に窓領域を有し、前記記録媒体が平面視において前記平面状治具と重ならず、前記窓領域を囲む枠に切り欠きを有すること
を特徴とする電子基板の製造方法。 - 前記平面状治具が、前記切り欠きを介して隣り合う領域を互いに接続する接続部材を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子基板の製造方法。
- 前記接続部材が金属製であり、該平面状治具と接続部材とが、これらの両方を貫通する、電気絶縁体からなるピンにより互いに連結されたことを特徴とする請求項3に記載の電子基板の製造方法。
- 前記平面状治具と前記接続部材とが対向面に、絶縁膜を介挿して取り付けられていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の電子基板の製造方法。
- 電子基板より剛性の高い材料により構成され、該電子基板の少なくとも一部に重ねて固定されることにより該電子基板の平面度を維持し、表面に導電体パターンが形成され、外部機器との間で電波によるデータの授受が可能な記憶媒体を搭載する該電子基板上に電子部品を搭載する取り付け工程で使用される平面状治具であって、
金属製であって、平面視において前記記録媒体と重なる部分に窓領域を有し、前記記録媒体が平面視において重ならず、前記窓領域を囲む枠に切り欠きを有することを特徴とする平面状治具。
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