JPH105524A - 気液接触装置及び排煙処理装置 - Google Patents
気液接触装置及び排煙処理装置Info
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Abstract
触処理塔内に導入して効率良く液体と気液接触させるこ
とができる小型、かつ低コストで高効率の気液接触装置
及び排煙処理装置を提供する。 【解決手段】 気液接触装置10は導入側吸収塔12と
導出側吸収塔13から構成され、その下部がスラリを入
れるタンク11で連通されている。処理すべき排煙は導
入側吸収塔12の上部に水平方向から流入して下方向へ
流過し、次いでタンク11の上部を横に流れ、導出側吸
収塔13内を下方から上方向へ流れる。両吸収塔12,
13内では、スプレーパイプ15,16からスラリが噴
射され脱硫処理される。導入側吸収塔13内にはスプレ
ーパイプ15によりスラリが噴射される領域よりも前流
位置に、複数の棒状材30を平行に配設してある。これ
ら棒状材30長手方向を、気体Aの導入側吸収塔12へ
の流入方向と直交する方向に設定してあり、導入される
排煙の偏りを抑制する。
Description
される排煙を効率良く液体と気液接触させる気液接触装
置、及びこの気液接触装置により排煙の脱硫等を小型な
装置構成かつ低コストで効率良く実現できる排煙処理装
置に関する。
煙処理装置に使用される気液接触装置としては、充填式
の吸収塔(接触処理塔)や、スプレー式又は液柱式の吸
収塔を使用し、石灰石等の吸収剤が懸濁した吸収液(吸
収剤スラリ)と排煙とを気液接触させることにより排煙
中の硫黄酸化物(主に亜硫酸ガス)やフライアッシュ等
の粉塵を除去するものが知られている。
えば特開昭60−179120号公報に開示されたもの
があり、従来の液柱式の排煙処理装置としては、例えば
実開昭59−53828号公報や特開平6−32792
7号公報に開示されたものがあり、また従来のスプレー
式の排煙処理装置としては、例えば特開平8−1972
6号公報に開示されたものがある。
填式の排煙処理装置でも、或いは従来のスプレー式又は
液柱式の排煙処理装置であっても、基本構成は、排煙が
上下方向に通過する吸収塔内に、長手方向に複数のノズ
ルが設けられたスプレーパイプを水平に複数配設し、こ
のスプレーパイプのノズルから吸収液を噴射させること
により、吸収液(液体)と排煙(気体)とを気液接触さ
せる処理を行うものであり、発電設備におけるボイラ等
から排出される排煙を、水平に配設されたダクトを経由
して前記吸収塔内に水平方向から導入する構成となって
いた。
排煙の流入部は、ほぼ直角に湾曲する流路形状となって
おり、慣性力によって排煙が外側に偏った状態で流入
し、気液接触効率を劣化させていた。
塔における上下方向の流路における排煙の流速は、図5
に示すような流入する側と反対側に流速のベクトルの方
向が偏った流速分布となっており、流速の大きさもばら
つきが非常に大きなものとなっていた。
内の水平方向において一様に噴射される吸収液と排煙と
の気液接触は、排煙が流入する側と反対側に偏った位置
で主に行われ、排煙が流入する側において噴射される吸
収液は一部が無駄になっており、この点で効率の悪いも
のとなっていた。
を緩やかに湾曲した形状にする、或いは前記スプレーパ
イプからの吸収液の噴射量を前記流速分布等の偏りに対
応させて異ならせるといったことが考えられるが、これ
ら解決策は当然装置の大型化(塔長の増加等)や相当な
コスト増を招き実用的でない。
を放置し、所望の脱硫率や除塵率が達成できるように吸
収液の噴射量を一様に高めており、少ない消費動力で高
い脱硫又は除塵性能を達成するという観点からは効率の
悪いものとなっていた。
排煙を偏り少なく接触処理塔内に導入して効率良く液体
と気液接触させることのできる気液接触装置、及びこの
気液接触装置により排煙の脱硫等を小型な装置構成かつ
低コストで効率良く実現できる排煙処理装置を提供する
ことを課題としている。
決するため、気体が水平方向から流入して上下方向に通
過する接触処理塔内に液体を噴射させることにより、液
体と気体とを接触させる処理を行う気液接触装置におい
て、その接触処理塔内の液体が噴射される領域よりも前
流位置に、複数の棒状材を平行に配設し、これら棒状材
の長手方向を、気体の前記接触処理塔への流入方向と直
交する方向に設定した気液接触装置を提供する。
幅寸法dと、隣り合う棒状材の間隔sとの比率s/d
を、0.5≦s/d≦2.0とするのが好ましい。
によれば、その接触処理塔内に配設された棒状材が水平
方向から流入して上下方向に通過する気体の偏りを抑制
する整流作用を発揮する。
構成によって低コストで、圧力損失を増加させずに、接
触処理塔内に流入した気体(排煙)の偏りを抑制し、ス
プレーパイプから噴射される液体と効率良く気液接触さ
せることができる。
置により排煙を吸収液に気液接触させて、排煙中の少な
くとも亜硫酸ガスを吸収液に吸収して除去するように構
成した排煙処理装置を提供する。
の循環流量を従来より少なくしても所定の脱硫及び脱塵
が効率良く実現され、消費動力を節約して運転コストを
低減可能である。
流入部の形状を緩やかに湾曲した形状にするといった対
策を採用する必要がないので、装置を小型かつ低コスト
なものに維持できる。
す図面に基づいて具体的に説明する。図1は、本例の排
煙処理装置の要部構成を示す図であり、図2は、図1に
おけるII断面拡大図であって、同排煙処理装置におけ
る気液接触装置の排煙流入部を示す図である。
なる吸収剤が懸濁した吸収液(以下、吸収剤スラリとい
う。)が供給されるタンク11と、このタンク11の一
側部から上方に延設され、未処理排煙Aとタンク11内
の吸収剤スラリとを気液接触させる液柱式の導入側吸収
塔12(接触処理塔)と、タンク11の他側部から上方
に延設され、前記導入側吸収塔12から導出された排煙
をタンク11内の吸収剤スラリと再度気液接触させる液
柱式の導出側吸収塔13(接触処理塔)とよりなる気液
接触装置10を備える。
Aを水平方向から導入するための排煙導入部12a(図
2に示す)がその上端部に形成されて排煙が下方に向っ
て流れるいわゆる並流式の吸収塔であり、導出側吸収塔
13は、処理済排煙Bを導出するための排煙導出部14
がその上端部に形成されて、導入側吸収塔12を通過し
タンク11内上部を経由した排煙が上方に向って流れる
いわゆる向流式の吸収塔である。
ある程度の脱硫が可能になるとともに特に高性能な粉塵
の捕集が実現できる高い排煙の流速が得られるように他
方の導出側吸収塔13に比して小さく設定され、導出側
吸収塔13の流路断面積が、向流式気液接触における亜
硫酸ガスの吸収に好ましい低い排煙の流速が得られるよ
うに導入側吸収塔12に比し大きく設定されている。
イプ15,16がそれぞれ複数平行に設けられ、これら
スプレーパイプ15,16には、吸収剤スラリを上方に
向って液柱状に噴射するノズル(図示略)が長手方向
(図1では左右方向)に複数形成されている。なお、各
スプレーパイプ15,16や各ノズルは、例えば500
mm程度の配置間隔で多数設けられている。
内の吸収剤スラリを吸上げる循環ポンプ17,18が設
けられ、循環ライン19,20を介して吸収剤スラリが
各スプレーパイプ15,16に送り込まれ、各ノズルか
ら噴射されるように構成されている。
導出部14には、同伴ミストを補集除去するためのミス
トエリミネータ(図示略)が設けられている。なお、こ
のミストエリミネータで補集されたミストは、例えば下
部ホッパ(図示略)へ集められホッパ低部のドレン抜き
配管を介してタンク11内に戻る構成となっている。
を攪拌しつつ酸化用の空気を微細な気泡として吹込むい
わゆるアーム回転式のエアスパージャ21を備え、タン
ク11内で亜硫酸ガスを吸収した吸収剤スラリと空気と
を効率良く接触させて全量酸化し石膏を得る構成となっ
ている。
3でスプレーパイプ15又は16から噴射され排煙と気
液接触して亜硫酸ガス及び粉塵を吸収しつつ流下する吸
収剤スラリは、いずれもタンク11内においてエアスパ
ージャ21により攪拌されつつ吹込まれた多数の気泡と
接触して酸化され、さらには中和反応を起こして石膏と
なる。なお、これらの処理中に起きる主な反応は以下の
化学式1に示す反応式(1)乃至(3)となる。
膏と吸収剤である少量の石灰石と僅かな粉塵が懸濁する
ようになっており、このタンク11内のスラリがこの場
合スラリポンプ22により固液分離機23に供給され、
ろ過されて水分の少ない石膏C(通常、水分含有率10
%程度)として採り出される。一方、固液分離機23か
らのろ液は、吸収剤スラリを構成する水分としてスラリ
調整槽24に供給される。
図示省略した石灰石サイロから投入される石灰石(吸収
剤)と、固液分離機23より送られる水とを攪拌混合し
て吸収剤スラリを生成するもので、内部の吸収剤スラリ
がスラリポンプ26によりタンク11に適宜供給される
ようになっている。
は、例えば図示省略したコントローラ及び流量制御弁に
より、投入される水量が調整され、また、石灰石サイロ
の例えばロータリーバルブ(図示省略)の作動が制御さ
れることにより、投入される水量に応じた石灰石が適宜
供給され、所定濃度(例えば20重量%程度)の吸収剤
スラリを常に一定範囲のレベル内に蓄えた状態に維持さ
れる。
補給水(工業用水等)が供給され、気液接触装置10に
おける蒸発等により漸次減少する水分が補われる。また
運転中には、脱硫率と石膏純度とを高く維持すべく、未
処理排煙A中の亜硫酸ガス濃度やタンク内のPHや石灰
石濃度等がセンサにより検出され、図示省略した制御装
置によりスラリ調整槽24への石灰石の供給量やタンク
11への吸収剤スラリの供給量等が適宜調節される構成
となっている。
12には、前記スプレーパイプ15の各ノズルから液体
が噴射される領域よりも前流位置(この場合には図2に
示すように排煙導入部12aの近傍位置)に、複数の棒
状材30が平行かつ水平に配設され、これら棒状材30
の長手方向が、未処理排煙Aの排煙導入部12aへの流
入方向と直交する方向(図1では左右方向、図2では紙
面に直交する方向)に設定されている。
パイプ材(角材)よりなり、前述した排煙の偏りを抑制
する整流作用を発揮するものである。なお、棒状材30
は、角材に限られず、単なる丸棒材或いは断面円形のパ
イプ材であってもよい。
(図2に示す各部寸法)は、例えば、1000MW石炭
焚きボイラの排煙(流量約3000000m3 /h)を
処理する場合で、導入側吸収塔12の奥行寸法Lが例え
ば24.1m程度で、導入側吸収塔12の横幅寸法L1
が4.4m程度で、排煙導入部12aの内面高さ寸法H
1が10m程度に設定された場合には、以下のように設
定するのが好ましい。
離h=1m〜1.5m、棒状材の配置間隔P=400m
m〜600mm、棒状材の外径寸法W1(横方向)=2
00mm〜300mm、棒状材の外径寸法W2(縦方
向)=200mm〜300mm、隣り合う棒状材の間隔
s=100mm〜400mm、塔天井部分の傾斜高さH
2=5m〜10mとする。
30の水平断面における幅寸法d(棒状材が角材である
場合には上記横方向外径寸法W1、棒状材が丸棒材又は
パイプ材である場合にはその外径寸法D)と、隣り合う
前記棒状材の間隔sとの比率s/d(即ち開口率)が、
0.5≦s/d≦2.0となるように、棒状材の寸法や
配置間隔を設定するのが好ましい。
は、排煙導入部12aから流入した未処理排煙Aが導入
側吸収塔12の上端部で垂直方向に向きを変えて流下す
る際に、前記複数の棒状材30によって抵抗を受け、特
に横方向(図2において右向き方向)への流れが抑制さ
れる。
おいて右側)に排煙の流速の方向が偏り、かつ流速の大
きさがばらつく現象が、図4の流速分布のデータに示す
ように抑制される。
液接触装置10と同様な構成の実験装置を用いて吸収塔
上部の流速分布の測定結果をベクトル表示したもので、
図4は前述の棒状材からなる整流装置がある場合、図5
はこの整流装置がない場合である。なおこの実験では、
平均流速を9.4m/s程度としている。
な構成の実験装置を用いて、前述の比率s/dと偏流度
(偏流度=(実流速と平均流速の差)÷平均流速×10
0)の関係を測定した実験結果を示している。この図3
からもわかるように、0.5≦s/d≦2.0となるよ
うに寸法設定された前述の整流装置がある場合には、偏
流度が25パーセント程度以下に低減される。
比較的一様に分布して図1に示すスプレーパイプ15の
方に流下し、水平方向において一様に噴射される吸収剤
スラリと効率良く気液接触して、循環ポンプ17による
吸収剤スラリの循環流量を従来より少なくしても所定の
脱硫及び脱塵が効率良く実現される。
は、循環ポンプ17,18によりそれぞれ循環パイプ1
9,20を通ってスプレーパイプ15,16に供給され
る。一方、排煙は、まず導入側吸収塔12内に前述の如
く水平方向に偏り少なく導入され下降する。
ラリは、スプレーパイプ15の各ノズルから上方へ噴射
され、上方に噴き上げられた吸収剤スラリは、頂部で分
散し次いで下降し、下降するスラリと噴き上げたスラリ
とが相互に衝突して微細な粒子状になる。
次々に生じるようになり、粒子状のスラリは吸収塔12
内にほぼ一様に分散して存在するようになる。こうし
て、亜硫酸ガスを含む排煙がこのように粒子状のスラリ
がほぼ一様に存在する塔内を偏り少なく流下するため、
体積当たりの気液接触面積が前記棒状材30がない従来
よりも大きくなる。
上げ流れに効果的に巻き込まれるので、スラリと排煙と
は効果的に混合し、まずこの並流式の吸収塔12におい
てかなりの量の亜硫酸ガスが除去される。例えば、この
導入側吸収塔12における吸収剤スラリの循環流量や液
柱高さを従来のものよりも低く設定したとしても、60
〜80%程度の脱硫率で亜硫酸ガスを吸収除去すること
が可能である。
積が特に高い除塵性能が得られるように設定され、除塵
にとっても好ましい排煙の流速となっているため、いわ
ゆる拡散除塵とともに衝突除塵が有効に実現され、この
導入側吸収塔12だけで所望の除塵率に近い除塵が達成
できる。
は、タンク11の上部を横方向に流れた後、この場合下
部から導出側吸収塔13に入り、この吸収塔13を上昇
する。この導出側吸収塔13でも、吸収剤スラリが、ス
プレーパイプ16の各ノズルから上方へ噴射され、導入
側吸収塔12と同様に、微細な粒子状となって落下し
て、向い合って流れる排煙と接触する。
上げ流れに効果的に巻き込まれるので、スラリと排煙と
は効果的に混合し、さらにこの向流式の吸収塔13にお
いて残りのほとんどの亜硫酸ガスが除去される。
収塔12で除去されているとともに、導出側吸収塔13
の流路断面積が前述のように設定されて排煙の流速が向
流式気液接触での脱硫にとって最適なものとされている
ので、最終的に95%以上の高脱硫率で亜硫酸ガスが吸
収除去される。
した排煙処理装置によれば、循環ポンプ17による吸収
剤スラリの循環流量を従来より少なくしても所定の脱硫
及び脱塵が効率良く実現されるので、消費動力を節約し
て運転コストを低減できる。
は設置位置を高くするといった改造を行って、導入側吸
収塔12の上端部の湾曲を緩やかにするといった対策を
採用する必要がないので、装置を小型かつ低コストなも
のに維持できる。
られず、各種の態様が有り得る。例えば、本発明は、上
述したような二つの吸収塔を有する気液接触装置に限ら
ず、一塔式の気液接触装置にも適用できる。
れず、スプレー式や充填式の吸収塔からなるものにも応
用可能である。さらに、吸収塔に排煙が流入する箇所
は、吸収塔の上端部に限られず、吸収塔の下部から排煙
が流入して吸収塔内を上方に向って流れるタイプでもよ
いことはいうまでもない。
実証すべく、発明者らが実施した計算及び実験結果のデ
ータについて説明する。このデータは、上記図1により
説明した排煙処理装置において棒状材30を削除した装
置と、上記図1により説明した排煙処理装置(棒状材
30のあるもの)とについての、同一の条件による性
能のデータであり、その計算条件を表1、装置性能を表
2に示す。
すように棒状材のない装置に比較して、棒状材のある
装置では、流速分布の偏り及びばらつきが格段に改善
されている。また、棒状材のない装置に比較して、棒
状材のある装置では、僅かに塔圧力損失(排煙ファン
動力)が高まるが、導入側吸収塔の循環流量が低減で
き、全体としては消費動力が低減される。
た排煙処理装置によれば、接触処理塔内に平行に配設さ
れた棒状材という極めて簡単かつ低コストで、しかも圧
力損失の少ない構成で、接触処理塔内に流入した気体
(排煙)の偏りを抑制し、スプレーパイプから噴射され
る液体(吸収液)とより効率良く気液接触させることが
できる。
び除塵率)を確保しつつスプレーパイプから噴射する液
体の流量を格段に低減して、従来の限界を越えて運転コ
ストを低減することができる。また、接触処理塔の気体
導入部の湾曲を緩やかにするといった対策を採用する必
要がないので、装置を小型かつ低コストなものに維持で
きる。
部構成を示す図である。
置の排煙流入部を示す図であって、図1におけるII断
面拡大図である。
て、開口率s/d(棒状材の水平断面における幅寸法d
と隣り合う棒状材の間隔sとの比率)と偏流度との関係
を示す線図である。
て、棒状材がある場合の吸収塔内における排煙の水平方
向流速分布を示す図である。
平方向流速分布を示す図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 気体が水平方向から流入して上下方向に
通過する接触処理塔内に液体を噴射させることにより、
液体と気体とを接触させる処理を行う気液接触装置にお
いて、前記接触処理塔内の前記液体が噴射される領域よ
りも前流位置に、複数の棒状材を平行に配設し、これら
棒状材の長手方向を、気体の前記接触処理塔への流入方
向と直交する方向に設定したことを特徴とする気液接触
装置。 - 【請求項2】 前記棒状材の水平断面における幅寸法d
と、隣り合う前記棒状材の間隔sとの比率s/dが、
0.5≦s/d≦2.0であることを特徴とする請求項
1記載の気液接触装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の気液接触装置によ
り排煙を吸収液に気液接触させて、排煙中の少なくとも
亜硫酸ガスを吸収液に吸収して除去するように構成した
ことを特徴とする排煙処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16445396A JP3675957B2 (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | 排煙処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16445396A JP3675957B2 (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | 排煙処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH105524A true JPH105524A (ja) | 1998-01-13 |
JP3675957B2 JP3675957B2 (ja) | 2005-07-27 |
Family
ID=15793471
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16445396A Expired - Lifetime JP3675957B2 (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | 排煙処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3675957B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017110292A1 (ja) * | 2015-12-25 | 2017-06-29 | 三菱重工業株式会社 | 脱硝装置 |
-
1996
- 1996-06-25 JP JP16445396A patent/JP3675957B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017110292A1 (ja) * | 2015-12-25 | 2017-06-29 | 三菱重工業株式会社 | 脱硝装置 |
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---|---|
JP3675957B2 (ja) | 2005-07-27 |
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