JPH10547A - ボールねじ軸の研削加工方法 - Google Patents

ボールねじ軸の研削加工方法

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JPH10547A
JPH10547A JP31880496A JP31880496A JPH10547A JP H10547 A JPH10547 A JP H10547A JP 31880496 A JP31880496 A JP 31880496A JP 31880496 A JP31880496 A JP 31880496A JP H10547 A JPH10547 A JP H10547A
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ball screw
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screw shaft
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和人 中島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】研削によりボールねじ溝を精密に研削可能とし
て生産性向上を図る。 【解決手段】外径部が円筒状に成形された素材10aの
外径円筒面11に、心なし研削により、外径円筒面11
を基準としてボールねじ溝12を螺旋状に研削したこと
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、軸外径基準によるボール
ねじ軸の研削加工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から円筒状の工作物を研削する技術
として、心なし研削が知られている。心なし研削は、た
とえば図5(a) に示すように、加工物100をセンタ
やチャックを使用しないで研削砥石101と調整砥石1
02の間にいれて研削を行うものである。すなわち、加
工物100は、研削砥石101,調整砥石102および
ブレード103によって3点で支持され、調整砥石10
2によって回転と軸方向の送りを与えられ研削砥石10
1によって研削される。
【0003】加工物としては、図5(b) に示されるよ
うな単純な円筒状の加工物104だけでなく、図5
(c) に示されるような複雑な段付き円筒形状の加工物
105まで種々の形状の加工物の研削に用いられてお
り、図5(d) に示すような締め付け用ねじ軸106の
加工についても用いることが検討されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来、
心なし研削をボールねじ軸に応用した例は無かった。
【0005】締め付け用ねじ軸106の場合には、ねじ
山の有効径さえ出ていれば締め付け性能に影響がない
が、ボールねじ軸の場合には精密な送りを行うものなの
で、有効径だけでなく、有効径の円筒度およびねじ溝の
リード精度についても高精度が要求される。すなわち、
締め付け用ねじ軸106の場合には、有効径がばらつい
たり、リード誤差があっても、締め付け時にねじ軸に作
用する軸力によって各ねじ山は所定の面圧が得られる
が、ボールねじ軸のような精密送りを行う場合には、有
効径の円筒度やねじ溝のリード精度が直接送り精度に影
響してしまう。
【0006】従来の締結用のねじ軸の心なし研削の場合
は、ねじ溝の研削と同時に素材の外周についても研削す
るために、正確な軸方向送りができず、ねじ溝を精密に
加工することができない。したがって、精密な加工を要
求されるボールねじ軸の場合には、素材の軸端で心出し
をしてねじ研削を行うのが一般的であった。
【0007】本発明の目的は、ねじ溝を精密に加工し得
るボールねじ軸の研削加工方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明にあっては、外径部が円筒状に成形された素
材の外径円筒面に、前記外径円筒面を基準としてボール
ねじ溝を螺旋状に研削したことを特徴とする。
【0009】外径円筒面を加工基準としているので、ボ
ールねじ溝を精密に加工することができる。加工基準と
されたボールねじ溝の間の外径円筒面は螺旋状に残るこ
とになる。
【0010】具体的には、研削砥石外周にボールねじ溝
の断面形状に対応する山形部を形成し、素材の外径円筒
面に接触する調整砥石と支持板とによって素材を支持回
転させつつ軸方向に送ることにより、研削砥石の山形部
によって素材の外径円筒面を部分的に螺旋状に削ってボ
ールねじ溝を成形することを特徴とする。
【0011】素材は調整砥石との接触摩擦力によって調
整砥石の周速とほぼ同一の周速でもって回転する。さら
に、調整砥石の中心軸が素材の送り方向前方側が下を向
くように傾けられているので、素材は軸方向に配置され
た支持板に沿って調整砥石の周速の軸方向成分に相当す
る速度で軸方向に送られ、研削砥石の山形部によって螺
旋状に削られることになる。
【0012】このようにすれば、素材は支持板と調整砥
石によって位置決めされ、山形部の切り込み量が素材の
外径円筒面を基準にして正確に定まるので、ボールねじ
溝の有効径の円筒度は外径円筒面を基準にして正確に製
作できる。また、ボールねじ溝のリード精度は調整砥石
の周速を制御することによって精密に加工することがで
きる。
【0013】また、素材を軸方向に送る送り機構を設
け、該送り機構によって調整砥石による送りを補助しつ
つボールねじ溝を研削することを特徴とする。
【0014】これにより、あらゆる素材に対して、例え
ば、長尺物や大口径物、重量の重い物などの大きな推力
を要する素材のボールねじ溝加工においても、リード精
度の向上及び安定化を図ることができる。
【0015】前記送り機構は、素材を調整砥石に押しつ
け、調整砥石との摩擦力を増大させて軸方向に送る送り
機構であることを特徴とする。
【0016】このように素材を調整砥石に押し付けるこ
とによって調整砥石と素材間の摩擦力が増大して接触面
のすべりが防止され、素材の安定した回転及び推進を行
なうことができる。したがって、ボールねじ軸の加工精
度をより一層高めることできる。
【0017】前記送り機構は入口側に配置され、研削開
始時に研削砥石がインフィードして推力を与える前の素
材を調整砥石に押圧することを特徴とする。
【0018】これにより、支持板上に設置された素材に
対し研削砥石がインフィードして研削抵抗が上がり、調
整砥石と素材との摩擦によって軸方向に推力が生じるま
での間に、素材を推進させることができ、研削砥石が素
材に接触する瞬間から、正確な回転及び軸方向送りが行
われるので、ボールねじ軸の加工精度を更に向上させる
ことができる。
【0019】前記送り機構は研削中の素材に作用し、そ
の回転及び軸方向送りを正確にすることを特徴とする。
【0020】このように素材を調整砥石に押し付けるこ
とによって調整砥石と素材間の摩擦力が増大して接触面
のすべりが防止され、すべりの起き易い材質の素材に対
してもその回転及び軸方向送りを正確にすることができ
る。したがって、ボールねじ溝のリード精度をより一層
高めることできる。
【0021】前記送り機構は出口側に配置され、研削終
盤に素材の後端を調整砥石に押圧することを特徴とす
る。
【0022】これにより、研削終盤に研削しろが少なく
なって、研削抵抗の少なくなった素材後端のみが研削部
に残った場合にも、送り機構で調整砥石に押圧し、強制
的にその後端を排出することができる。
【0023】加工開始と同時に入口側に送り機構を作用
させて素材を押圧し、素材先端が出口付近にさしかかる
と出口側の送り機構を作用させて素材を押圧することを
特徴とする。
【0024】これにより、素材の通過に合わせて順次送
り機構を作用させ、加工開始時から加工終盤にいたるま
で、調整砥石と素材間の摩擦力が増大して接触面のすべ
りが防止される。
【0025】調整砥石の幅を研削砥石の幅よりも入口側
に大きくし、送り機構を研削砥石からはずれた入口側調
整砥石と対向する位置に設けたことを特徴とする。
【0026】これにより、研削砥石の入口手前側から素
材を調整砥石に押圧して強制的に研削砥石と調整砥石間
に送り込むことができる。つまり、砥石外部よりねじ軸
を調整砥石側に押しつけ、ねじ軸を正確に送り込むこと
ができるので、スルーフィード研削のみで加工すること
ができると共に、素材の自動供給が可能となり連続加工
への展開が図れる。
【0027】調整砥石の幅を研削砥石の幅よりも出口側
に大きくし、送り機構を研削砥石からはずれた出口側調
整砥石と対向する位置に設けたことを特徴とする。
【0028】これにより、研削砥石の出口通過後も素材
を調整砥石に押圧して素材の後端を強制的に排出するこ
とができる。また、素材が砥石間を完全に抜けきるま
で、素材を調整砥石側に押しつけるため、仕上げ加工時
の研削抵抗が小さい場合でも、一定の推力を与えること
ができるので、リード精度が向上する。
【0029】送り機構は、素材上部により素材を押さえ
る上部押えによって構成されることを特徴とする。
【0030】これにより、送り機構を場所を取らずに設
けることができ、装置全体の大きさに与える影響を少な
くすることができる。。
【0031】上部押えの先端は押圧力の分力が調整砥石
側に作用する楔形状となっていることを特徴とする。
【0032】これにより、上部からの押圧力をうまく調
整砥石に作用させることができる。
【0033】送り機構は素材に対し従動する回転体によ
って構成されることを特徴とする。これにより、押圧の
際、素材に対して滑らずに従動するので、摩擦力は低減
でき、加工精度を向上できる。特に回転体を調整砥石と
対向する位置に設けた場合には押圧力はロスなく調整砥
石側に作用する。
【0034】送り機構は調整砥石から独立して駆動し、
素材に対し推力及び/または回転力を与える動力伝達機
構であることを特徴とする。
【0035】また、調整砥石から独立して駆動し、素材
の軸に対して捻じれの位置に回転軸を有する回転体であ
って、該回転体外周が素材外周に対して接触することに
より、素材に推力及び回転力を同時に与える送り機構で
あることを特徴とする。
【0036】これにより、調整砥石と素材との接触によ
る研削摩擦力のみでは素材を均一な速度で送り出すのに
十分な推力を発生させることができない場合にも加工終
始同じ速度で素材を軸方向に送りつつ回転させることが
できる。
【0037】送り機構は研削砥石よりも素材送り方向上
流側及び/または下流側に設けられることを特徴とす
る。
【0038】これにより、素材の自動供給を可能とする
と共に、素材が砥石間を完全に抜けきるまで、加工精度
の向上及び安定化を図ることができる。
【0039】山形部は研削砥石の幅方向に所定のピッチ
でもって複数設けられていることを特徴とする。
【0040】複数の山形部は、素材の送り方向入り口側
から出口側に向けて段階的に荒加工用から仕上げ加工用
となっており、荒加工と仕上げ加工を一回の通し送りに
よって行うことを特徴とする。
【0041】素材の外径円筒研削についても心なし研削
によって行えば、外径円筒面の加工を含めてセンタ出し
が不要であり、加工工程をより簡略化できる。
【0042】
【発明の実施の形態】以下に本発明を図示の実施の形態
に基づいて説明する。
【0043】図1は、本発明のボールねじ軸の研削加工
方法の基本的な加工工程および加工されるボールねじ軸
の一例が示されている。
【0044】ボールねじ軸は、図1(c) に示すよう
に、軸体1の外径円筒面2に螺旋状のボールねじ溝3が
刻設されている。ボールねじ溝3は断面円弧状に成形さ
れている。ボールねじ溝3の間には外径円筒面2が螺旋
状に残存している。また、軸体1には表面から少なくと
もボールねじ溝3の深さよりも深い層まで焼き入れが施
されている。
【0045】ボールねじ軸の加工方法は、図1(a) ,
(b) に示されるように、大きく分けて、外径部を円筒
状に成形した外径円筒面11を備えた素材10aを成形
する工程と、この素材10aの外径円筒面11に研削に
よって螺旋状のボールねじ溝12を形成する工程と、を
備えている。
【0046】素材10aの成形は、丸棒10を準備する
工程と、丸棒10表面に焼き入れする工程と、焼き入れ
によって生じた丸棒の歪みを真直に矯正する工程と、矯
正した丸棒10の外径部を心なし研削によって円筒面に
研削する工程と、を備えている。
【0047】焼き入れは、たとえば高周波焼き入れによ
って行われ、少なくとも外周面からボールねじ溝12の
溝深さ以上の深さまで硬質の焼き入れ層が形成される。
【0048】矯正工程では、素材10aの反り等を真直
に修正するものである。
【0049】次いで、研削によって外径円筒面11およ
びボールねじ溝12を加工する。
【0050】研削は、図2に示されるような、研削盤に
よって行われる。
【0051】研削盤は、研削砥石21と、研削砥石21
と対向して並設される調整砥石22と、研削砥石21と
調整砥石22間に研削砥石21の回転軸と平行に配設さ
れ素材10aを支持するブレード23と、ブレード23
の前後に素材10aの送り方向に沿って設けられる案内
板24と、研削砥石成形用ドレッサ25および調整砥石
成形用ドレッサ26と、研削部へ研削液を供給する研削
液噴出用ノズル27とを備えた構成となっている。
【0052】調整砥石22の回転軸22aは、研削砥石
21の回転軸21aと平行な軸に対して、素材10aの
送り方向前方側が下方に向くように所定角度θだけ傾け
られ、調整砥石22の回転によって素材10aを回転さ
せつつ軸方向に送るように構成されている。
【0053】この調整砥石22は素材10aに線接触さ
せるために、外周面が回転双曲面で形成された鼓形に成
形されている。
【0054】研削砥石21および調整砥石22の幅は素
材10aの大きさ、研削代に合わせて適宜選定される。
【0055】研削砥石21の外周面にはボールねじ溝1
2に対応する断面円弧状の山形部21aが形成されてい
る。この山形部21aは研削砥石21の外周面に全周的
に形成されており、研削砥石21の幅方向にボールねじ
溝12のねじピッチに合わせたピッチでもって複数設け
られている。
【0056】素材10aは調整砥石22との接触摩擦力
によって調整砥石22の周速とほぼ同一の周速でもって
回転する。さらに、調整砥石22の中心軸が素材10a
の送り方向前方側が下を向くように傾けられているの
で、素材10aは軸方向に配置されたブレード23に沿
って調整砥石22の周速の軸方向成分に相当する速度で
軸方向に送られ、研削砥石21の山形部21aによって
螺旋状に削られることになる。
【0057】このようにすれば、素材10aはブレード
23と調整砥石22によって位置決めされ、山形部21
aの切り込み量が素材10aの外径円筒面11を基準に
して正確に定まるので、ボールねじ溝12の有効径の円
筒度は外径円筒面11を基準にして正確に製作できる。
また、ボールねじ溝12のリード精度は調整砥石22の
周速を制御することによって精密に加工することができ
る。
【0058】さらに、図2(a)に2点鎖線で示すよう
に、ロール27または補助板28により素材10aを調
整砥石22に押し付けることにより、軸方向移動量をよ
り正確に送ることができる。
【0059】ねじ研削は完全な通し送り研削(スルーフ
ィード研削)ではなくて、送り込み研削と通し送り研削
が併用される場合もある。すなわち、研削砥石21と調
整砥石22の間に素材先端部を所定長さ挿入し、まず、
研削砥石21を前進させて調整砥石22との間で喰え込
むと共に切り込み加工を行い、研削抵抗により調整砥石
22に押し付けられた素材10aが回転しながら送り方
向に押し出される。
【0060】特に、このような加工方法では、上部押え
である補助板28を図2(d)に示す様に入口付近に設
けることにより、素材10aに対する研削砥石の送り込
みによる研削抵抗が生じる前の、未研削の素材を調整砥
石に押圧して摩擦を増大させることができる。すなわ
ち、正確に回転、推進する素材に対して研削砥石を送り
込むことができる。(図2(e))また、補助板28を
図2(d)の様に出口付近に設けたことは、研削がほぼ
終了し研削砥石との研削抵抗が所定量以下になった素材
の後端を調整砥石に押圧することになり、素材を強制的
に排出することができる。
【0061】しかも、近接センサ29により、素材を検
知し、素材先端が確実にその点を通過してから補助坂2
8を下降させるため、素材の通過に合わせて順次送り機
構を作用させることになり、加工開始時から加工終盤に
いたるまで、確実に調整砥石と素材間の摩擦力が増大し
て接触面のすべりが防止され、ボールねじ溝のリード精
度をより一層高めることができる。
【0062】一方、回転体としてのロール27は図2
(f)に示す様に研削砥石の外側で素材に作用して調整
砥石に押圧するので入口側においては研削開始時に所定
の研削抵抗が得られるまで、出口側においては素材が完
全に抜けきるまで推力を確実にサポートできる。
【0063】このように素材10aを調整砥石22に押
し付けることによって調整砥石22と素材10a間の摩
擦力が増大して接触面のすべりが防止され、軸方向移動
量を正確に送ることができる。したがって、ボールねじ
溝3のリード精度をより一層高めることできる。
【0064】また、更に、図2(g)に示すように、研
削砥石及び調整砥石の外部に、調整砥石から独立して駆
動し、素材の軸に対して捻じれの位置に回転軸を有する
回転体であって、該回転体外周が素材外周に対して接触
することにより、素材に推力及び回転力を同時に与える
送り機構として、バーフィーダ31を設置してもよい。
本実施の形態では上下に傾けた円筒回転体を研削砥石及
び調整砥石の前後に2つずつ配置している。
【0065】この方法では、調整砥石との摩擦力に頼る
送り制御方式とは異なり、砥石外部より素材の送りを制
御するため、非常に大きな推力や回転力が必要な、長尺
物や大口径物でも加工終始同じ速度で素材を送り出すこ
とができ、加工精度の向上及び安定化を図ることができ
る。また、素材の自動供給を可能とする。
【0066】また、研削砥石21のボールねじ溝12形
状を正確に転写するために、研削砥石21と調整砥石2
2の中心を結んだ線上に素材10aの軸心をおいて加工
することが好ましい。このようにすれば、ボールねじ溝
を正確に加工できる。また、このような配置関係とすれ
ば、素材10aを研削砥石21,調整砥石22およびブ
レード23との3接点間に押さえ込むことができ、素材
10aの位置が安定してボールねじ溝をより正確に加工
することができる。
【0067】この研削盤は、基本的にはボールねじ溝1
2のみの加工であるが、必要に応じて外径円筒面11に
ついても研削可能である。ただし、この外径円筒面11
の心なし研削とボールねじ溝12の研削は、研削条件が
異なるために別々になされる。
【0068】研削砥石21は、砥石幅方向に荒研削と仕
上げ研削の機能を持っている。
【0069】この実施の形態では、研削抵抗を軽減する
ために、図3(a)に誇張して示すように、研削砥石2
1の形状を、素材10aの送り方向入口側が小径で、送
り方向に沿って断面円弧状に徐々に大径となるような構
成としている。
【0070】この場合には、入口側の荒加工部分では山
形部21aによる切り込み量が小さく、徐々に切り込み
量が大きくなって最終的に所定寸法に研削される。
【0071】一枚からなる一般研削砥石の場合には、砥
石幅方向に曲率をもたせて切り込み量を制御すればよい
し、複数の砥石を張り合わせて造られた砥石の場合に
は、砥石幅方向の形状に曲率をもたせる他、荒研削、仕
上げ研削に合わせた砥粒径および結合度の砥石を張り合
わせることが効果的である。
【0072】また、大リードの場合には、図3(b) に
示すように、研削砥石21をリード角β分だけ傾けて、
山形部21aをリード方向に合致させておくことが好ま
しい。
【0073】[他の実施の形態]図4に本発明のボール
ねじ軸の加工方法の他の実施の形態を示す。
【0074】この実施の形態では、素材の軸端面にセン
タ穴を設ける場合の加工手順を示している。
【0075】すなわち、図4(e) に示すように、ボー
ルねじ軸の軸端末に、回転ベアリング31が嵌合される
嵌合面4や、ロックナット32がねじ込み固定される固
定ねじ部5等を加工する場合があり、この嵌合面4や固
定ねじ部5を加工するために軸端面6にセンタ穴7を設
けることが好適である。このセンタ穴7はボールねじ軸
の外径円筒面2およびボールねじ溝3に対して心出しす
る必要がある。
【0076】図4(a) ,(b) では、丸棒10の軸端
面にセンタ穴7を加工した後焼き入れし、センタ穴7を
利用して丸棒10両端を支持し、外径円筒面11を円筒
研削盤によって円筒研削してセンタ穴7と外径円筒面1
1の心出しを行う。さらに、この外径円筒面11を心無
し研削による円筒研削を行うか、心なし研削による円筒
研削はしないで、そのままボールねじ溝12のねじ研削
を行うようになっている。
【0077】また、図4(c) ,(d) では、丸棒10
外周面に焼き入れした後、心なし研削によって外径円筒
面11を研削し、研削によってボールねじ溝12を形成
してした後、軸端面にセンタ穴7加工をするようになっ
ている。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
素材の外径円筒面を基準としてボールねじ溝を螺旋状に
研削するようにしたので、ボールねじ溝の有効径、有効
径の円筒度およびリード精度を精密に加工することがで
きる。
【0079】具体的には、素材の外径円筒面に接触する
調整砥石と支持板とによって素材を支持回転させつつ軸
方向に送り、研削砥石に設けた山形部によって素材の外
径円筒面を部分的に螺旋状に削ってボールねじ溝を成形
するようにすれば、素材は支持板と調整砥石によって位
置決めされ、山形部の切り込み量が素材の外径円筒面を
基準にして正確に定まるので、ボールねじ溝の有効径、
および有効径の円筒度が精密に加工できる。また、ボー
ルねじ溝のリード精度は調整砥石の周速を制御すること
によって精密に加工することができる。
【0080】また、素材を軸方向に送る送り機構を設
け、該送り機構によって調整砥石による送りを補助しつ
つボールねじ溝を研削するので、あらゆる素材に対し
て、例えば、長尺物や大口径物、重量の重い物などの大
きな推力を要する素材のボールねじ溝加工においても、
リード精度の向上及び安定化を図ることができる。
【0081】素材を調整砥石に押しつけ、調整砥石との
摩擦力を増大させて軸方向に送る送り機構を設けたの
で、接触面のすべりが防止され、素材の安定した回転及
び推進を行なうことができる。したがって、ボールねじ
軸の加工精度をより一層高めることできる。
【0082】送り機構は入口側に配置され、研削開始時
に研削砥石がインフィードして推力を与える前の素材を
調整砥石に押圧するので、研削砥石が素材に接触する瞬
間から、正確な回転及び軸方向送りが行われ、ボールね
じ軸の加工精度を更に向上させることができる。
【0083】前記送り機構は研削中の素材に作用し、そ
の回転及び軸方向送りを正確にするので、すべりの起き
易い材質の素材に対してもその回転及び軸方向送りを正
確にすることができる。したがって、ボールねじ溝のリ
ード精度をより一層高めることできる。
【0084】前記送り機構は出口側に配置され、研削終
盤に素材の後端を調整砥石に押圧するので、強制的にそ
の後端を排出することができる。
【0085】加工開始と同時に入口側に送り機構を作用
させて素材を押圧し、素材先端が出口付近にさしかかる
と出口側の送り機構を作用させて素材を押圧することに
より、素材の通過に合わせて順次送り機構を作用させ、
加工開始時から加工終盤にいたるまで、ボールねじ軸の
加工精度を高く保つことができる。調整砥石の幅を研削
砥石の幅よりも入口側に大きくし、送り機構を研削砥石
からはずれた入口側調整砥石と対向する位置に設けたの
で、研削砥石の入口手前側から素材を調整砥石に押圧し
て強制的に研削砥石と調整砥石間に送り込むことができ
る。つまり、砥石外部よりねじ軸を調整砥石側に押しつ
け、ねじ軸を正確に送り込むことができるので、スルー
フィード研削のみで加工することができると共に、素材
の自動供給が可能となり連続加工への展開が図れる。
【0086】調整砥石の幅を研削砥石の幅よりも出口側
に大きくし、送り機構を研削砥石からはずれた出口側調
整砥石と対向する位置に設けたことので、研削砥石の出
口通過後も素材を調整砥石に押圧して素材の後端を強制
的に排出することができる。また、素材が砥石間を完全
に抜けきるまで、素材を調整砥石側に押しつけるため、
仕上げ加工時の研削抵抗が小さい場合でも、一定の推力
を与えることができるので、リード精度が向上する。
【0087】送り機構は、素材上部により素材を押さえ
る上部押えによって構成されていてもよく、送り機構を
場所を取らずに設けることができ、装置全体の大きさに
与える影響を少なくすることができる。。
【0088】上部押えの先端は押圧力の分力が調整砥石
側に作用する楔形状となっていれば、上部からの押圧力
をうまく調整砥石に作用させることができる。
【0089】送り機構は素材に対し従動する回転体によ
って構成されれば、押圧の際、素材に対して滑らずに従
動するので、摩擦力は低減でき、加工精度を向上でき
る。特に回転体を調整砥石と対向する位置に設けた場合
には押圧力はロスなく調整砥石側に作用する。
【0090】送り機構は調整砥石から独立して駆動し、
素材に対し推力及び/または回転力を与える動力伝達機
構、特に、調整砥石から独立して駆動し、素材の軸に対
して捻じれの位置に回転軸を有する回転体であって、該
回転体外周が素材外周に対して接触することにより、素
材に推力及び回転力を同時に与える送り機構であれば、
調整砥石と素材との接触による研削摩擦力のみでは素材
を均一な速度で送り出すのに十分な推力を発生させるこ
とができない場合にも加工終始同じ速度で素材を軸方向
に送りつつ回転させることができる。
【0091】この送り機構は研削砥石よりも素材送り方
向上流側及び/または下流側に設けられるので、素材の
自動供給を可能とすると共に加工精度の向上及び安定化
を図ることができる。
【0092】また、複数の山形部を設け、素材の送り方
向入り口側から出口側に向けて段階的に荒加工用から仕
上げ加工用としておけば、荒加工と仕上げ加工を一回の
通し送りによって行うことができる。
【0093】また、素材の外径円筒研削についても心な
し研削によって行えば、外径円筒面の加工を含めてセン
タ出しが不要であり、加工工程をより簡略化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a) は本発明のボールねじ軸の加工方法
の工程図、同図(b) は各加工工程の模式図、同図
(c) は加工されたボールねじ軸の正面図である。
【図2】図2は本発明のボールねじ軸の加工に使用する
研削盤の基本的な構成を示すもので、同図(a) は正面
図、同図(b) は上面図、同図(c) は側面図、同図
(d)は斜視図、同図(e)は図(d)の研削開始時の
A−A断面拡大図、同図(f)はロールを用いた場合の
上面図である。同図(g)はバーフィーダを用いて素材
の送りを安定化する場合の研削板の斜視図であり、同図
(h)はその場合の平面図である。
【図3】図3(a) は図2の研削砥石の形状を示す図、
同図(b) は図2の研削盤の研削砥石を傾けた状態を示
す図である。
【図4】図4(a) ,(b) は軸端にセンタ穴加工が必
要な場合の加工工程例を示す工程図、同図(c) は端末
加工が施されたボールねじ軸の一例を示す図である。
【図5】図5(a) は従来の心なし研削の一例を示す
図、同図(b) 〜(d) は従来の心なし研削によって加
工される加工物の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 軸体 2 外径円筒面 3 ボールねじ溝 7 センタ穴 10 素材 11 外径円筒面 12 ボールねじ溝 21 研削砥石 21a 山形部 22 調整砥石 23 ブレード 27 ロール 28 補助板 31 バーフィーダ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年2月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】図4(a)〜(d)は軸端にセンサ穴加工が必
要な場合の加工工程例を示す工程図、同図(e)は端末
加工が施されたボールねじ軸の一例を示す図である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図5】
【図3】
【図4】

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外径部が円筒状に成形された素材の外径円
    筒面に、前記外径円筒面を基準としてボールねじ溝を螺
    旋状に研削したことを特徴とするボールねじ軸の研削加
    工方法。
  2. 【請求項2】研削砥石外周にボールねじ溝の断面形状に
    対応する山形部を形成し、素材の外径円筒面に接触する
    調整砥石と支持板とによって素材を支持回転させつつ軸
    方向に送ることにより、研削砥石の山形部によって素材
    の外径円筒面を部分的に螺旋状に削ってボールねじ溝を
    成形することを特徴とする請求項1に記載のボールねじ
    軸の研削加工方法。
  3. 【請求項3】素材を軸方向に送る少なくとも一つの送り
    機構を設け、該送り機構によって調整砥石による送りを
    補助しつつボールねじ溝を研削することを特徴とする請
    求項2に記載のボールねじ軸の研削加工方法。
  4. 【請求項4】前記送り機構は、素材を調整砥石に押しつ
    け、調整砥石との摩擦力を増大させて軸方向に送る送り
    機構であることを特徴とする請求項3に記載のボールね
    じ軸の研削加工方法。
  5. 【請求項5】前記送り機構は入口側に配置され、研削開
    始時に研削砥石がインフィードして推力を与える前の素
    材を調整砥石に押圧することを特徴とする請求項4に記
    載のボールねじ軸の研削加工方法。
  6. 【請求項6】前記送り機構は研削中の素材に作用し、そ
    の回転及び軸方向送りを正確にすることを特徴とする請
    求項4に記載のボールねじ軸の研削加工方法。
  7. 【請求項7】前記送り機構は出口側に配置され、研削終
    盤に素材の後端を調整砥石に押圧することを特徴とする
    請求項4に記載のボールねじ軸の研削加工方法。
  8. 【請求項8】加工開始と同時に入口側に送り機構を作用
    させて素材を押圧し、素材先端が出口付近にさしかかる
    と出口側の送り機構を作用させて素材を押圧することを
    特徴とする請求項4に記載のボールねじ軸の研削加工方
    法。
  9. 【請求項9】調整砥石の軸長さを研削砥石の軸長さより
    も入口側に長くし、前記送り機構を研削砥石からはずれ
    た入口側調整砥石と対向する位置に設けたことを特徴と
    する請求項4に記載のボールねじ軸の研削加工方法。
  10. 【請求項10】調整砥石の軸長さを研削砥石の軸長さよ
    りも出口側に長くし、前記送り機構を研削砥石からはず
    れた出口側調整砥石と対向する位置に設けたことを特徴
    とする請求項4または9に記載のボールねじ軸の研削加
    工方法。
  11. 【請求項11】前記送り機構は、素材上部により素材を
    押さえる上部押さえによって構成されることを特徴とす
    る請求項4〜10のいずれか一つに記載のボールねじ軸
    の研削加工方法。
  12. 【請求項12】前記上部押さえの先端は押圧力の分力が
    調整砥石側に作用する楔形状となっていることを特徴と
    する請求項11に記載のボールねじ軸の研削加工方法。
  13. 【請求項13】前記送り機構は素材に対し従動する回転
    体によって構成されることを特徴とする請求項4〜10
    のいずれか一つに記載のボールねじ軸の研削加工方法。
  14. 【請求項14】前記送り機構は調整砥石から独立して駆
    動し、素材に対し推力及び/または回転力を与える動力
    伝達機構であることを特徴とする請求項3に記載のボー
    ルねじ軸の研削加工方法。
  15. 【請求項15】前記送り機構は、調整砥石から独立して
    駆動し、素材の軸に対して捻じれの位置に回転軸を有す
    る回転体であって、該回転体外周が素材外周に対して接
    触することにより、素材に推力及び回転力を同時に与え
    る送り機構であることを特徴とする請求項3に記載のボ
    ールねじ軸の研削加工方法。
  16. 【請求項16】前記送り機構は研削砥石よりも素材送り
    方向上流側及び/または下流側に設けられることを特徴
    とする請求項14または15に記載のボールねじ軸の研
    削加工方法。
  17. 【請求項17】山形部は研削砥石の幅方向に複数設けら
    れている請求項2〜16のいずれかに記載のボールねじ
    軸の研削加工方法。
  18. 【請求項18】複数の山形部は、素材の送り方向入り口
    側から出口側に向けて段階的に荒加工用から仕上げ加工
    用となっており、荒加工と仕上げ加工を一回の通し送り
    によって行う請求項17に記載のボールねじ軸の研削加
    工方法。
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