JPH1053867A - 配線基板およびその製造方法 - Google Patents
配線基板およびその製造方法Info
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- JPH1053867A JPH1053867A JP8209788A JP20978896A JPH1053867A JP H1053867 A JPH1053867 A JP H1053867A JP 8209788 A JP8209788 A JP 8209788A JP 20978896 A JP20978896 A JP 20978896A JP H1053867 A JPH1053867 A JP H1053867A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、ガラス等のセラミックス基板上に
密着性良く金属層を設けることにより、基板に容易に剥
離しない金属配線を有する配線基板およびこの配線基板
の生産効率の良い製造方法を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 セラミックス基板上に金属配線を有する
配線基板において、該金属配線が、少なくとも1層の金
属層と、該金属層の下部に、前記セラミックス基板に接
して設けられた基板成分と金属成分からなるミキシング
層とを有することを特徴とする配線基板。
密着性良く金属層を設けることにより、基板に容易に剥
離しない金属配線を有する配線基板およびこの配線基板
の生産効率の良い製造方法を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 セラミックス基板上に金属配線を有する
配線基板において、該金属配線が、少なくとも1層の金
属層と、該金属層の下部に、前記セラミックス基板に接
して設けられた基板成分と金属成分からなるミキシング
層とを有することを特徴とする配線基板。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガラス基板などの
セラミックス基板の表面に金属配線を有する配線基板に
関し、特に、基板表面と密着性の良い金属配線を形成す
る方法に関する。
セラミックス基板の表面に金属配線を有する配線基板に
関し、特に、基板表面と密着性の良い金属配線を形成す
る方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ガラス等のセラミックス基板
上に金属層を形成した電子回路基板を製造する方法が知
られている。
上に金属層を形成した電子回路基板を製造する方法が知
られている。
【0003】特開平4−17211には、加熱した基板
上にZn金属塩を吹きかけるスプレーパイロリシス法
や、ZnOを用いた真空蒸着、プラズマCVD法によっ
てまずZnO薄膜を形成し、このZnOを核として無電
解めっきをのせる方法が提案されている。
上にZn金属塩を吹きかけるスプレーパイロリシス法
や、ZnOを用いた真空蒸着、プラズマCVD法によっ
てまずZnO薄膜を形成し、このZnOを核として無電
解めっきをのせる方法が提案されている。
【0004】また特公昭63ー4328にはセラミック
ス基板上にPd等貴金属ベーストを焼成し徴粒子層を形
成した後Niめっきを行う方法が提案されている。
ス基板上にPd等貴金属ベーストを焼成し徴粒子層を形
成した後Niめっきを行う方法が提案されている。
【0005】またガラス基板上にイオンプレーティング
でITO膜を形成する技術が、Apply Surfa
ce Science 1988に提案されている。
でITO膜を形成する技術が、Apply Surfa
ce Science 1988に提案されている。
【0006】また特開昭63−250466には、ガラ
ス基板上にITO膜をスパッタリングで成膜した後、無
電解めっきによる配線を行うことが提案されている。
ス基板上にITO膜をスパッタリングで成膜した後、無
電解めっきによる配線を行うことが提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの方法
では、ガラス等のセラミックス基板と金属層の密着力が
十分でないため、ガラスおよびセラミックス基板からの
金属層の剥離が生じやすい問題があった。
では、ガラス等のセラミックス基板と金属層の密着力が
十分でないため、ガラスおよびセラミックス基板からの
金属層の剥離が生じやすい問題があった。
【0008】たとえば真空蒸着やスパッタリング法の場
合、ガラス界面とは強い結合では結ばれておらず、ある
膜応力(たとえば熱履歴による基板との熱膨張差)が発
生するとそのストレスで膜剥離が生じてしまう。
合、ガラス界面とは強い結合では結ばれておらず、ある
膜応力(たとえば熱履歴による基板との熱膨張差)が発
生するとそのストレスで膜剥離が生じてしまう。
【0009】一方ペーストの焼成やスプレーパイロリシ
ス法の場合、基板との界面では拡散が進行し化学結合が
できるため、真空蒸着やスパッタリング法と比較して、
基板と金属層の界面にはより強い密着性が得られる。し
かし、これらの方法では加熱工程を必要とし、たとえば
トンネル炉やバッチ炉などの焼成炉を通す必要がある。
焼成のために、600℃近くまで昇温しなければならな
い場合もあり、生産効率が良くない。
ス法の場合、基板との界面では拡散が進行し化学結合が
できるため、真空蒸着やスパッタリング法と比較して、
基板と金属層の界面にはより強い密着性が得られる。し
かし、これらの方法では加熱工程を必要とし、たとえば
トンネル炉やバッチ炉などの焼成炉を通す必要がある。
焼成のために、600℃近くまで昇温しなければならな
い場合もあり、生産効率が良くない。
【0010】本発明は、ガラス等のセラミックス基板上
に密着性良く金属層を設けることにより、基板に容易に
剥離しない金属配線を有する配線基板およびこの配線基
板の生産効率の良い製造方法を提供することを目的とす
る。
に密着性良く金属層を設けることにより、基板に容易に
剥離しない金属配線を有する配線基板およびこの配線基
板の生産効率の良い製造方法を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、セラミックス
基板上に金属配線を有する配線基板において、該金属配
線が、少なくとも1層の金属層と、該金属層の下部に、
前記セラミックス基板に接して設けられた基板成分と金
属成分からなるミキシング層とを有することを特徴とす
る配線基板に関する。
基板上に金属配線を有する配線基板において、該金属配
線が、少なくとも1層の金属層と、該金属層の下部に、
前記セラミックス基板に接して設けられた基板成分と金
属成分からなるミキシング層とを有することを特徴とす
る配線基板に関する。
【0012】この配線基板は、セラミックス基板にイオ
ンビームにより加速された金属原子を照射しミキシング
層を形成し、該ミキシング層上に少なくとも1層の金属
層を形成することにより製造できる。
ンビームにより加速された金属原子を照射しミキシング
層を形成し、該ミキシング層上に少なくとも1層の金属
層を形成することにより製造できる。
【0013】本発明では、基板に金属を蒸着する際に、
金属原子をイオンビームで加速し基板上に照射する(本
願ではイオンアシストともいう。)。このとき金属原子
が基板表面に衝突することにより、図2に示すように、
基板表面で基板成分101と金属成分102が混じりあ
った層(ミキシング層)が生じる。ミキシング層中にお
いて基板成分と金属成分が化学結合しているので、密着
性が優れ、同時に、このミキシング層は傾斜組成層の役
割を持つため応力緩和を図ることができる。従って、ミ
キシング層上に金属層を形成したときに、基板と金属層
の高い密着性を確保することができる。
金属原子をイオンビームで加速し基板上に照射する(本
願ではイオンアシストともいう。)。このとき金属原子
が基板表面に衝突することにより、図2に示すように、
基板表面で基板成分101と金属成分102が混じりあ
った層(ミキシング層)が生じる。ミキシング層中にお
いて基板成分と金属成分が化学結合しているので、密着
性が優れ、同時に、このミキシング層は傾斜組成層の役
割を持つため応力緩和を図ることができる。従って、ミ
キシング層上に金属層を形成したときに、基板と金属層
の高い密着性を確保することができる。
【0014】一方、図1は従来の物理蒸着でガラス等の
セラミックス基板表面に金属層を設けた場合の模式図で
ある。この場合、金属成分は基板上に物理的に積層され
ているだけで基板成分と金属成分のミキシングは起こっ
ていない。スパッタリングを用いる場合は、スパッタリ
ングされた粒子が運動エネルギーを持っているだけ、蒸
着の場合よりはガラス等のセラミックス基板への食い付
きが良く密着性も良くなる。しかし、本発明のように基
板成分との深いミキシングが生じるわけではないので、
満足できる密着力は得られない。
セラミックス基板表面に金属層を設けた場合の模式図で
ある。この場合、金属成分は基板上に物理的に積層され
ているだけで基板成分と金属成分のミキシングは起こっ
ていない。スパッタリングを用いる場合は、スパッタリ
ングされた粒子が運動エネルギーを持っているだけ、蒸
着の場合よりはガラス等のセラミックス基板への食い付
きが良く密着性も良くなる。しかし、本発明のように基
板成分との深いミキシングが生じるわけではないので、
満足できる密着力は得られない。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明においては、ミキシング層
上に金属配線を形成するには、ミキシング層中の金属成
分を核として無電解めっき層を形成し、必要に応じて他
の金属の無電解めっきを施した後、無電解めっき層を下
地に用いて例えば銅の電気めっき層を形成する方法によ
って行うことができる。
上に金属配線を形成するには、ミキシング層中の金属成
分を核として無電解めっき層を形成し、必要に応じて他
の金属の無電解めっきを施した後、無電解めっき層を下
地に用いて例えば銅の電気めっき層を形成する方法によ
って行うことができる。
【0016】また、ミキシング層を形成した後、引き続
き金属の蒸着層を形成し、必要に応じて他の金属の無電
解めっきを施した後、蒸着層(および無電解めっき層)
を下地に用いて例えば銅の電気めっき層を形成する方法
によって行うことができる。
き金属の蒸着層を形成し、必要に応じて他の金属の無電
解めっきを施した後、蒸着層(および無電解めっき層)
を下地に用いて例えば銅の電気めっき層を形成する方法
によって行うことができる。
【0017】さらに本発明では、ミキシング層を形成し
た後、引き続き必要な厚さの金属の蒸着層を形成するこ
とで配線金属層を形成することができる。
た後、引き続き必要な厚さの金属の蒸着層を形成するこ
とで配線金属層を形成することができる。
【0018】本発明において、回路パターンの形成は、
例えば、ミキシング層形成後、電気めっきの下地となる
層の形成後、配線金属層の形成後等のいずれかの適当な
時期に、フォトリソグラフィおよびエッチングにより不
要部分の金属成分を除去することで行うことができる。
例えば、ミキシング層形成後、電気めっきの下地となる
層の形成後、配線金属層の形成後等のいずれかの適当な
時期に、フォトリソグラフィおよびエッチングにより不
要部分の金属成分を除去することで行うことができる。
【0019】基板材料のセラミックスとしては、ソーダ
ガラス、無アルカリガラス、石英ガラス、アルミナ、窒
化アルミニウム、シリコン等を挙げることができる。
ガラス、無アルカリガラス、石英ガラス、アルミナ、窒
化アルミニウム、シリコン等を挙げることができる。
【0020】本発明の配線基板は、例えば、放熱性の良
好な高密度回路配線基板、フラットパネルディスプレイ
の基板、耐熱基板等として好適に用いることができる。
本発明において、ミキシング層を含む金属配線は、これ
らの基板において、一般的な配線の他に電極等としても
機能させることができるものである。また、シリコン基
板上に形成しうるマイクロファブリケーションの配線と
しても用いることができる。
好な高密度回路配線基板、フラットパネルディスプレイ
の基板、耐熱基板等として好適に用いることができる。
本発明において、ミキシング層を含む金属配線は、これ
らの基板において、一般的な配線の他に電極等としても
機能させることができるものである。また、シリコン基
板上に形成しうるマイクロファブリケーションの配線と
しても用いることができる。
【0021】
【実施例】以下に実施例を示し、本発明をさらに詳細に
説明する。実施例1から実施例3までは、ミキシング層
を無電解めっきの核として用いる例を示し、実施例4か
ら実施例6までは、ミキシング層形成に引き続き、蒸着
により電気めっきの下地層を形成する例を示し、実施例
7から実施例9まではミキシング層形成後、引き続き蒸
着によって配線の金属層まで形成する例を示した。
説明する。実施例1から実施例3までは、ミキシング層
を無電解めっきの核として用いる例を示し、実施例4か
ら実施例6までは、ミキシング層形成に引き続き、蒸着
により電気めっきの下地層を形成する例を示し、実施例
7から実施例9まではミキシング層形成後、引き続き蒸
着によって配線の金属層まで形成する例を示した。
【0022】[実施例1]まず基板となるフロートガラ
ス(日本板硝子製青板ガラス)の表面をよく洗浄した
後、図3に示すイオンビームアシスト成膜装置の中に設
置した。図3中5は真空槽、6はイオンビーム装置、7
はイオン化室、8はガス導入口、9はイオンビーム引き
出しグリッド、10はイオンビーム、11は取りつけら
れたガラス基板、12はガラス基板取りつけ治具、13
は基板ホルダー、14は排気口、15はバイアス電源、
16は電子銃、17は金属Pd、18はイオンビーム側
シャッター、19は蒸着源側シャッターである。
ス(日本板硝子製青板ガラス)の表面をよく洗浄した
後、図3に示すイオンビームアシスト成膜装置の中に設
置した。図3中5は真空槽、6はイオンビーム装置、7
はイオン化室、8はガス導入口、9はイオンビーム引き
出しグリッド、10はイオンビーム、11は取りつけら
れたガラス基板、12はガラス基板取りつけ治具、13
は基板ホルダー、14は排気口、15はバイアス電源、
16は電子銃、17は金属Pd、18はイオンビーム側
シャッター、19は蒸着源側シャッターである。
【0023】まず真空槽5内を4×10-3Paまで減圧
し、ガス導入口8よりアルゴンガス10SCCMをイオ
ン化室7に導入しイオン化した後、イオンビーム引き出
しグリッドに500Vの電圧を印加してイオンビームを
引き出し、基板バイアスとして−300Vを基板ホルダ
13にかけ、この段階でイオンビーム側シャッターを開
きガラス基板表面にアルゴンイオンビームを5分間照射
してガラス基板表面の洗浄を行った。
し、ガス導入口8よりアルゴンガス10SCCMをイオ
ン化室7に導入しイオン化した後、イオンビーム引き出
しグリッドに500Vの電圧を印加してイオンビームを
引き出し、基板バイアスとして−300Vを基板ホルダ
13にかけ、この段階でイオンビーム側シャッターを開
きガラス基板表面にアルゴンイオンビームを5分間照射
してガラス基板表面の洗浄を行った。
【0024】次にアルゴンガス30SCCMをイオン化
室7に導入してガス圧3.5×10 -2Paとし、電子線
の加速電圧9keV、エミッション電流240mAの電
子線蒸着条件で金属パラジウムを蒸発させ、加速電圧9
keVでアルゴンイオンビームを引き出し、この段階で
イオンビーム側シャッターと蒸着源側シャッターを開
き、ガラス基板表面に照射して20nmのガラス基板と
Pdのミキシング層を得た。
室7に導入してガス圧3.5×10 -2Paとし、電子線
の加速電圧9keV、エミッション電流240mAの電
子線蒸着条件で金属パラジウムを蒸発させ、加速電圧9
keVでアルゴンイオンビームを引き出し、この段階で
イオンビーム側シャッターと蒸着源側シャッターを開
き、ガラス基板表面に照射して20nmのガラス基板と
Pdのミキシング層を得た。
【0025】次にミキシング処理を終えたガラス基板を
無電解Pdめっき液につけガラス基板全面に0.1μm
のPdめっきを施した。この時のガラス基板とPdめっ
きの密着強度は49N/2mm□であった。
無電解Pdめっき液につけガラス基板全面に0.1μm
のPdめっきを施した。この時のガラス基板とPdめっ
きの密着強度は49N/2mm□であった。
【0026】この後、図4に示すようにフォトリソグラ
フィーおよびケミカルエッチングにより基板20上の不
要部分の金属成分を除去することで、図4に示すミキシ
ング層21と無電解Pdめっき層22を電子回路パター
ン形状に加工した。
フィーおよびケミカルエッチングにより基板20上の不
要部分の金属成分を除去することで、図4に示すミキシ
ング層21と無電解Pdめっき層22を電子回路パター
ン形状に加工した。
【0027】次いで、この基板を無電解Cuめっき液に
浸浸し、電子回路パターン形状のPdめっき層22上に
厚さ0.1μmの無電解Cuめっき層23を形成し、続
いて電気めっきにより電気Cuめっき層24を5μmの
厚さで設けた後、さらに無電解Niめっき層25を0.
5μmの厚さで形成し、最後に配線表面に酸化防止膜層
として無電解金メッキ層26を0.1μmの厚さで設
け、配線基板を完成した。
浸浸し、電子回路パターン形状のPdめっき層22上に
厚さ0.1μmの無電解Cuめっき層23を形成し、続
いて電気めっきにより電気Cuめっき層24を5μmの
厚さで設けた後、さらに無電解Niめっき層25を0.
5μmの厚さで形成し、最後に配線表面に酸化防止膜層
として無電解金メッキ層26を0.1μmの厚さで設
け、配線基板を完成した。
【0028】このような構成のガラス製配線基板は配線
との密着性も良好であり、かつ480℃の熱にも耐え得
ることが確認された。
との密着性も良好であり、かつ480℃の熱にも耐え得
ることが確認された。
【0029】[実施例2]ミキシング層の形成を、実施
例1で用いたPd金属の代わりにCuを用いて行った。
このときの条件は、加速電圧9keV、エミッション電
流200mAの電子線蒸着条件で金属銅を蒸発させ、加
速電圧9keVでアルゴンイオンビームを引き出してミ
キシング層を20nmの厚さに形成した。
例1で用いたPd金属の代わりにCuを用いて行った。
このときの条件は、加速電圧9keV、エミッション電
流200mAの電子線蒸着条件で金属銅を蒸発させ、加
速電圧9keVでアルゴンイオンビームを引き出してミ
キシング層を20nmの厚さに形成した。
【0030】ミキシング処理を終えたガラス基板を無電
解Cuめっき液につけガラス基板全面に0.1μmのC
uめっきを施した。
解Cuめっき液につけガラス基板全面に0.1μmのC
uめっきを施した。
【0031】この後、図5に示すようにフォトリソグラ
フィーおよびケミカルエッチングにより基板27上の不
要部分の金属成分を除去することで、図5に示すミキシ
ング層28と無電解Cuめっき層29を電子回路パター
ン形状に加工した。
フィーおよびケミカルエッチングにより基板27上の不
要部分の金属成分を除去することで、図5に示すミキシ
ング層28と無電解Cuめっき層29を電子回路パター
ン形状に加工した。
【0032】次いで、電気めっきにより無電解Cuめっ
き層29上に電気Cuめっき層30を5μmの厚さで設
けた後、さらに無電解Niめっき層31を0.5μmで
形成し、最後に配線表面に実施例1と同様に無電解金め
っき層32を設け、配線基板を完成した。
き層29上に電気Cuめっき層30を5μmの厚さで設
けた後、さらに無電解Niめっき層31を0.5μmで
形成し、最後に配線表面に実施例1と同様に無電解金め
っき層32を設け、配線基板を完成した。
【0033】このような構成のガラス製配線基板は配線
との密着性も良好であり、かつ480℃の熱にも耐え得
ることが確認された。
との密着性も良好であり、かつ480℃の熱にも耐え得
ることが確認された。
【0034】[実施例3]ミキシング層の形成を、実施
例1で用いたPd金属の代わりにNiを用いて行った。
このときの条件は、加速電圧9keV、エミッション電
流270mAの電子線蒸着条件で金属銅を蒸発させ、加
速電圧9keVでアルゴンイオンビームを引き出してミ
キシング層を20nmの厚さに形成した。
例1で用いたPd金属の代わりにNiを用いて行った。
このときの条件は、加速電圧9keV、エミッション電
流270mAの電子線蒸着条件で金属銅を蒸発させ、加
速電圧9keVでアルゴンイオンビームを引き出してミ
キシング層を20nmの厚さに形成した。
【0035】ミキシング処理を終えたガラス基板を無電
解Niめっき液につけガラス基板全面に0.1μmのN
iめっきを施した。
解Niめっき液につけガラス基板全面に0.1μmのN
iめっきを施した。
【0036】この後、図6に示すようにフォトリソグラ
フィーおよびケミカルエッチングにより基板33上の不
要部分の金属成分を除去することで、図6に示すミキシ
ング層34と無電解Niめっき層35を電子回路パター
ン形状に加工した。
フィーおよびケミカルエッチングにより基板33上の不
要部分の金属成分を除去することで、図6に示すミキシ
ング層34と無電解Niめっき層35を電子回路パター
ン形状に加工した。
【0037】次いで、電気めっきにより無電解Niめっ
き層35上に電気Niめっき層36を5μmの厚さで設
けた後、配線表面に実施例1と同様にして無電解金めっ
き層37を設け、配線基板を完成した。
き層35上に電気Niめっき層36を5μmの厚さで設
けた後、配線表面に実施例1と同様にして無電解金めっ
き層37を設け、配線基板を完成した。
【0038】このような構成のガラス製配線基板は配線
との密着性も良好であり、かつ480℃の熱にも耐え得
ることが確認された。
との密着性も良好であり、かつ480℃の熱にも耐え得
ることが確認された。
【0039】[実施例4]実施例1と同様にして、フロ
ートガラス基板表面に20nmのガラス基板とPdのミ
キシング層を得、引き続きイオンビームの加速電圧を9
keVから3keVまで徐々に低下し、イオンビーム側
シャッターを閉じた。その後も、Pd蒸着を続けガラス
基板全面に0.1μmのPd膜を形成した。
ートガラス基板表面に20nmのガラス基板とPdのミ
キシング層を得、引き続きイオンビームの加速電圧を9
keVから3keVまで徐々に低下し、イオンビーム側
シャッターを閉じた。その後も、Pd蒸着を続けガラス
基板全面に0.1μmのPd膜を形成した。
【0040】この後、図7に示すようにフォトリソグラ
フィーおよびケミカルエッチングにより基板70上の不
要部分の金属成分を除去することで、図7に示すミキシ
ング層71とPd蒸着層72を電子回路パターン形状に
加工した。
フィーおよびケミカルエッチングにより基板70上の不
要部分の金属成分を除去することで、図7に示すミキシ
ング層71とPd蒸着層72を電子回路パターン形状に
加工した。
【0041】次いで、この基板を無電解Cuめっき液に
浸浸し、電子回路パターン形状のPd蒸着層72上に無
電解Cuめっき73層を50nmの厚さで設け、続いて
電気Cuめっき層74を5μmの厚さで設けた後、さら
に無電解Niめっき層75を0.5μmの厚さで形成
し、最後に配線表面に無電解金めっき層76を設け、配
線基板を完成した。
浸浸し、電子回路パターン形状のPd蒸着層72上に無
電解Cuめっき73層を50nmの厚さで設け、続いて
電気Cuめっき層74を5μmの厚さで設けた後、さら
に無電解Niめっき層75を0.5μmの厚さで形成
し、最後に配線表面に無電解金めっき層76を設け、配
線基板を完成した。
【0042】このような構成のガラス製配線基板は配線
との密着性も良好であり、かつ480℃の熱にも耐え得
ることが確認された。
との密着性も良好であり、かつ480℃の熱にも耐え得
ることが確認された。
【0043】[実施例5]ミキシング層の形成を実施例
4において、Pd金属の代わりにCuを用いて行った。
このときの形成方法は実施例2と同様にして、ミキシン
グ層を20nmの厚さに形成し、引き続きイオンビーム
の加速電圧を9keVから3keVまで徐々に低下しイ
オンビーム側シャッターを閉じた。その後、Cu蒸着を
続けガラス基板全面に50nmのCu膜を形成した。
4において、Pd金属の代わりにCuを用いて行った。
このときの形成方法は実施例2と同様にして、ミキシン
グ層を20nmの厚さに形成し、引き続きイオンビーム
の加速電圧を9keVから3keVまで徐々に低下しイ
オンビーム側シャッターを閉じた。その後、Cu蒸着を
続けガラス基板全面に50nmのCu膜を形成した。
【0044】この後、図8に示すようにフォトリソグラ
フィーおよびケミカルエッチングにより基板38上の不
要部分の金属成分を除去することで、図8に示すミキシ
ング層39とCu蒸着層40を電子回路パターン形状に
加工した。
フィーおよびケミカルエッチングにより基板38上の不
要部分の金属成分を除去することで、図8に示すミキシ
ング層39とCu蒸着層40を電子回路パターン形状に
加工した。
【0045】次いで、電気めっきによりCu蒸着層40
上に電気Cuめっき層41を5μmの厚さで設けた後、
無電解Niめっき層42を0.5μmで形成し、最後に
配線表面に無電解金めっき層43を設け、配線基板を完
成した。このような構成のガラス製配線基板は配線との
密着性も良好であり、かつ480℃の熱にも耐え得るこ
とが確認された。
上に電気Cuめっき層41を5μmの厚さで設けた後、
無電解Niめっき層42を0.5μmで形成し、最後に
配線表面に無電解金めっき層43を設け、配線基板を完
成した。このような構成のガラス製配線基板は配線との
密着性も良好であり、かつ480℃の熱にも耐え得るこ
とが確認された。
【0046】[実施例6]ミキシング層の形成を実施例
4において、Pd金属の代わりにNiを用いて行った。
このときの形成方法は実施例3と同様にして、ミキシン
グ層を20nmの厚さに形成し、引き続きイオンビーム
の加速電圧を9keVから3keVまで徐々に低下しイ
オンビーム側シャッターを閉じた。その後、Ni蒸着を
続けガラス基板全面に50nmのNi膜を形成した。
4において、Pd金属の代わりにNiを用いて行った。
このときの形成方法は実施例3と同様にして、ミキシン
グ層を20nmの厚さに形成し、引き続きイオンビーム
の加速電圧を9keVから3keVまで徐々に低下しイ
オンビーム側シャッターを閉じた。その後、Ni蒸着を
続けガラス基板全面に50nmのNi膜を形成した。
【0047】この後、図9に示すようにフォトリソグラ
フィターン形状に加工するところまでを行い、ここまで
で形成されたパーおよびケミカルエッチングにより基板
44上の不要部分の金属成分を除去することで、図9に
示すミキシング層45とNi蒸着層46を電子回路パタ
ーン形状に加工した。
フィターン形状に加工するところまでを行い、ここまで
で形成されたパーおよびケミカルエッチングにより基板
44上の不要部分の金属成分を除去することで、図9に
示すミキシング層45とNi蒸着層46を電子回路パタ
ーン形状に加工した。
【0048】次いで、電気めっきによりNi蒸着層46
上に電気Niめっき層47を5μmの厚さで設けた後、
最後に配線表面に実施例1と同様にして無電解金めっき
層48を設け、配線基板を完成した。
上に電気Niめっき層47を5μmの厚さで設けた後、
最後に配線表面に実施例1と同様にして無電解金めっき
層48を設け、配線基板を完成した。
【0049】このような構成のガラス製配線基板は配線
との密着性も良好であり、かつ480℃の熱にも耐え得
ることが確認された。
との密着性も良好であり、かつ480℃の熱にも耐え得
ることが確認された。
【0050】[実施例7]この実施例では、実施例6と
同様の工程により、Niを用いてミキシング層を形成し
た後、Niの蒸着層を5μmの厚さで形成した。その後
フォトリソグラフィーおよびケミカルエッチングによっ
て電子回路パターンを金属配線として配線基板を完成し
た。
同様の工程により、Niを用いてミキシング層を形成し
た後、Niの蒸着層を5μmの厚さで形成した。その後
フォトリソグラフィーおよびケミカルエッチングによっ
て電子回路パターンを金属配線として配線基板を完成し
た。
【0051】このような構成のガラス製配線基板は配線
との密着性がきわめて良好である。また本発明によるガ
ラス性配線基板は大気中480℃の熱にも耐え得ること
が確認された。
との密着性がきわめて良好である。また本発明によるガ
ラス性配線基板は大気中480℃の熱にも耐え得ること
が確認された。
【0052】[実施例8]本実施例では、実施例7にお
いてミキシング層の形成を、Ni金属の代わりにPtを
用いて行った。このときの条件は、加速電圧9keV、
エミッション電流300mAの電子線蒸着条件で金属P
tを蒸発させ、加速電圧9keVでアルゴンイオンビー
ムを引き出してミキシング層を20nmの厚さに形成
し、引き続きイオンビームの加速電圧を9keVから3
keVまで徐々に低下しイオンビーム側シャッターを閉
じた。その後、Pt蒸着を続けガラス基板全面に0.1
μmのPt膜を形成した。
いてミキシング層の形成を、Ni金属の代わりにPtを
用いて行った。このときの条件は、加速電圧9keV、
エミッション電流300mAの電子線蒸着条件で金属P
tを蒸発させ、加速電圧9keVでアルゴンイオンビー
ムを引き出してミキシング層を20nmの厚さに形成
し、引き続きイオンビームの加速電圧を9keVから3
keVまで徐々に低下しイオンビーム側シャッターを閉
じた。その後、Pt蒸着を続けガラス基板全面に0.1
μmのPt膜を形成した。
【0053】この後、フォトリソグラフィーおよびケミ
カルエッチングにより基板上の不要部分の金属成分を除
去することで、ミキシング層中のPtおよびPt蒸着層
を電子回路パターン形状に加工して金属配線を形成し、
配線基板を完成した。
カルエッチングにより基板上の不要部分の金属成分を除
去することで、ミキシング層中のPtおよびPt蒸着層
を電子回路パターン形状に加工して金属配線を形成し、
配線基板を完成した。
【0054】[実施例9]図10に示すように、まず基
板となるフロートガラス53(日本板硝子製青板ガラ
ス)の表面をよく洗浄した後、レジスト54(例えば東
京応化工業製OMR−85等)を塗布し(b)、フォト
レジストを塗布後、電子回路パターンのマスクを用いて
露光、現像し、(c)に示すように金属配線を設けたい
部分に開口を設けた。
板となるフロートガラス53(日本板硝子製青板ガラ
ス)の表面をよく洗浄した後、レジスト54(例えば東
京応化工業製OMR−85等)を塗布し(b)、フォト
レジストを塗布後、電子回路パターンのマスクを用いて
露光、現像し、(c)に示すように金属配線を設けたい
部分に開口を設けた。
【0055】続いて該基板をよく洗浄した後図3に示す
イオンビームアシスト成膜装置の中に設置した。図3に
示すイオンビームアシスト成膜装置に実施例1と同様に
設置した。まず真空層5内を4×10-3Paまで減圧
し、ガス導入口8よりアルゴンガス10SCCMをイオ
ン化室7に導入しイオン化した後、イオンビーム引き出
しグリッドに500Vの電圧を印加してイオンビームを
引き出し、基板バイアスとして−300Vを基板ホルダ
13にかけ、この段階でイオンビーム側シャッターを開
きガラス基板表面にアルゴンイオンビームを5分間照射
してガラス基板表面の洗浄を行った。
イオンビームアシスト成膜装置の中に設置した。図3に
示すイオンビームアシスト成膜装置に実施例1と同様に
設置した。まず真空層5内を4×10-3Paまで減圧
し、ガス導入口8よりアルゴンガス10SCCMをイオ
ン化室7に導入しイオン化した後、イオンビーム引き出
しグリッドに500Vの電圧を印加してイオンビームを
引き出し、基板バイアスとして−300Vを基板ホルダ
13にかけ、この段階でイオンビーム側シャッターを開
きガラス基板表面にアルゴンイオンビームを5分間照射
してガラス基板表面の洗浄を行った。
【0056】次にアルゴンガス30SCCMをイオン化
室7に導入してガス圧3.5×10 -2Paとし、加速電
圧9keV、エミッション電流300mAの電子線蒸着
条件で金属Ptを蒸発させ、加速電圧9keVでアルゴ
ンイオンビームを引き出し、この段階でイオンビーム側
シャッターと蒸着源側シャッターを開き、ガラス基板表
面に照射して20nmのガラス基板とPdのミキシング
層を得(d)、引き続きイオンビームの加速電圧を9k
eVから3keVまで徐々に低下しイオンビーム側シャ
ッターを閉じた。その後、Pt蒸着を続け0.1μmの
Pt膜を形成した(e)。この後不要なレジストを除去
し配線基板を得た。
室7に導入してガス圧3.5×10 -2Paとし、加速電
圧9keV、エミッション電流300mAの電子線蒸着
条件で金属Ptを蒸発させ、加速電圧9keVでアルゴ
ンイオンビームを引き出し、この段階でイオンビーム側
シャッターと蒸着源側シャッターを開き、ガラス基板表
面に照射して20nmのガラス基板とPdのミキシング
層を得(d)、引き続きイオンビームの加速電圧を9k
eVから3keVまで徐々に低下しイオンビーム側シャ
ッターを閉じた。その後、Pt蒸着を続け0.1μmの
Pt膜を形成した(e)。この後不要なレジストを除去
し配線基板を得た。
【0057】このような構成のガラス製配線基板は配線
との密着性がきわめて良好である。また本発明によるガ
ラス性配線基板は大気中480℃の熱にも耐え得ること
が確認された。
との密着性がきわめて良好である。また本発明によるガ
ラス性配線基板は大気中480℃の熱にも耐え得ること
が確認された。
【0058】
【発明の効果】本発明によれば、ガラス等のセラミック
ス基板上に密着性良く金属層を設けることにより、容易
に剥離せず、耐熱性の良い金属配線を有する配線基板を
製造することができる。
ス基板上に密着性良く金属層を設けることにより、容易
に剥離せず、耐熱性の良い金属配線を有する配線基板を
製造することができる。
【0059】また、本発明では焼成炉などを使用しない
ので、生産性が良く低コストの製造方法を提供すること
ができる。
ので、生産性が良く低コストの製造方法を提供すること
ができる。
【図1】基板上に蒸着膜を形成したときの模式図であ
る。
る。
【図2】ミキシング層を形成したときの基板成分と金属
成分のミキシング状態を表す模式図である。
成分のミキシング状態を表す模式図である。
【図3】本発明に用いるイオンビームアシスト装置であ
る。
る。
【図4】実施例1の配線基板の模式図である。
【図5】実施例2の配線基板の模式図である。
【図6】実施例3の配線基板の模式図である。
【図7】実施例4の配線基板の模式図である。
【図8】実施例5の配線基板の模式図である。
【図9】実施例6の配線基板の模式図である。
【図10】実施例9で示した配線基板の製造プロセスを
示す図である。
示す図である。
1 ガラス基板 2 核付与層 3 めっき下地層 4 めっき層 5 真空槽 6 イオンビーム装置 7 イオン化室 8 ガス導入口 9 イオンビーム引き出しグリッド 10 イオンビーム 11 ガラス基板 12 ガラス基板取りつけ治具 13 基板ホルダー 14 排気口 15 バイアス電源 16 電子銃 17 金属Pd 18 イオンビーム側シャッタ− 19 蒸着源側シャッター 20 ガラス基板 21 ミキシング層 22 無電解Pdめっき層 23 無電解Cuめっき層 24 電気Cuめっき層 25 無電解Niめっき層 26 無電解金めっき層 27 ガラス基板 28 ミキシング層 29 無電解Cuめっき層 30 電気Cuめっき層 31 無電解Niめっき層 32 無電解金めっき層 33 ガラス基板 34 ミキシング層 35 無電解Niめっき層 36 電気Niめっき層 37 無電解金めっき層 38 ガラス基板 39 ミキシング層 40 Cu蒸着層 41 電気Cuめっき層 42 無電解Niめっき層 43 無電解金めっき層 44 ガラス基板 45 ミキシング層 46 Ni蒸着層 47 電気Niめっき層 48 無電解金めっき層 53 ガラス基板 54 レジスト 55 イオンビーム 56 ミキシング層 70 ガラス基板 71 ミキシング層 72 Pd蒸着層 73 無電解Cuめっき層 74 電気Cuめっき層 75 無電解Niめっき層 76 無電解金めっき層 101 基板成分 102 金属成分
Claims (4)
- 【請求項1】 セラミックス基板上に金属配線を有する
配線基板において、 該金属配線が、少なくとも1層の金属層と、 該金属層の下部に、前記セラミックス基板に接して設け
られた基板成分と金属成分からなるミキシング層とを有
することを特徴とする配線基板。 - 【請求項2】 セラミックス基板にイオンビームにより
加速された金属原子を照射しミキシング層を形成し、該
ミキシング層上に少なくとも1層の金属層を形成するこ
とを特徴とする配線基板の製造方法。 - 【請求項3】 セラミックス基板にイオンビームにより
加速された金属原子を照射しミキシング層を形成する工
程と、 該ミキシング層上に無電解めっき金属層を形成する工程
と、を含む配線基板の製造方法。 - 【請求項4】 セラミックス基板にイオンビームにより
加速された金属原子を照射しミキシング層を形成する工
程と、 該ミキシング層上に蒸着金属層を形成する工程と、を含
む配線基板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8209788A JPH1053867A (ja) | 1996-08-08 | 1996-08-08 | 配線基板およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8209788A JPH1053867A (ja) | 1996-08-08 | 1996-08-08 | 配線基板およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1053867A true JPH1053867A (ja) | 1998-02-24 |
Family
ID=16578613
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8209788A Pending JPH1053867A (ja) | 1996-08-08 | 1996-08-08 | 配線基板およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1053867A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006245518A (ja) * | 2005-02-07 | 2006-09-14 | Hitachi Chem Co Ltd | 配線基板の製造方法、半導体チップ搭載基板の製造方法及び半導体パッケージの製造方法 |
WO2016132681A1 (ja) * | 2015-02-18 | 2016-08-25 | 出光興産株式会社 | 積層体及び積層体の製造方法 |
-
1996
- 1996-08-08 JP JP8209788A patent/JPH1053867A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006245518A (ja) * | 2005-02-07 | 2006-09-14 | Hitachi Chem Co Ltd | 配線基板の製造方法、半導体チップ搭載基板の製造方法及び半導体パッケージの製造方法 |
WO2016132681A1 (ja) * | 2015-02-18 | 2016-08-25 | 出光興産株式会社 | 積層体及び積層体の製造方法 |
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