JPH1052996A - 感圧転写具 - Google Patents
感圧転写具Info
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- JPH1052996A JPH1052996A JP21149996A JP21149996A JPH1052996A JP H1052996 A JPH1052996 A JP H1052996A JP 21149996 A JP21149996 A JP 21149996A JP 21149996 A JP21149996 A JP 21149996A JP H1052996 A JPH1052996 A JP H1052996A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H37/00—Article or web delivery apparatus incorporating devices for performing specified auxiliary operations
- B65H37/002—Web delivery apparatus, the web serving as support for articles, material or another web
- B65H37/005—Hand-held apparatus
- B65H37/007—Applicators for applying coatings, e.g. correction, colour or adhesive coatings
Landscapes
- Adhesive Tape Dispensing Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】感圧転写具におけるヘッド部材３として、器体
１内に装填する側の変形をできるだけ抑制して、ヘッド
側で感圧感が柔軟すぎないようにして感圧の手加減がし
易くできるようにすること。 【解決手段】基材テープＴ1 上に転写層Ｔ2 を設けた転
写テープＴと、この転写テープＴを巻いた供給リール２
と、この供給リール２より供給される転写テープＴのう
ち、上記転写層Ｔ2 を基材テープＴ1 から剥離しながら
被転写材Ａへ転写させる感圧用のヘッド部材３と、転写
使用後に残った基材テープＴ1 を巻き取る巻取リール４
とを、片手で把持使用可能な器体に装備してある感圧転
写具において、ヘッド部材３としては、器体１外に位置
する感圧部３１と連設されて器体１内に装填してある板
状の保持部３２に、長手方向に延びたリブ状の安定部材
３３が突設してある。
１内に装填する側の変形をできるだけ抑制して、ヘッド
側で感圧感が柔軟すぎないようにして感圧の手加減がし
易くできるようにすること。 【解決手段】基材テープＴ1 上に転写層Ｔ2 を設けた転
写テープＴと、この転写テープＴを巻いた供給リール２
と、この供給リール２より供給される転写テープＴのう
ち、上記転写層Ｔ2 を基材テープＴ1 から剥離しながら
被転写材Ａへ転写させる感圧用のヘッド部材３と、転写
使用後に残った基材テープＴ1 を巻き取る巻取リール４
とを、片手で把持使用可能な器体に装備してある感圧転
写具において、ヘッド部材３としては、器体１外に位置
する感圧部３１と連設されて器体１内に装填してある板
状の保持部３２に、長手方向に延びたリブ状の安定部材
３３が突設してある。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、感圧転写具に関
し、さらに詳しくは基材テープ上に形成された転写層を
印刷物等の所定位置に転写するための感圧転写具に関す
る。
し、さらに詳しくは基材テープ上に形成された転写層を
印刷物等の所定位置に転写するための感圧転写具に関す
る。
【０００２】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従来
より、印刷物等の作成文書の特定部分を消去して訂正す
るのに白色による着色転写層を転写させる消去用転写テ
ープが用いられている。また、学生等が暗記作業を能率
的に行うために、暗記すべき部分をマーカーで着色する
ことが行われており、このマーカーで着色する代わりに
透明な赤色や緑色等による着色転写層を転写させるマー
カー用テープが用いられることもある。さらには、上記
着色転写層に代えて粘着層を形成し、当該粘着層を転写
させる粘着層転写テープも用いられている。
より、印刷物等の作成文書の特定部分を消去して訂正す
るのに白色による着色転写層を転写させる消去用転写テ
ープが用いられている。また、学生等が暗記作業を能率
的に行うために、暗記すべき部分をマーカーで着色する
ことが行われており、このマーカーで着色する代わりに
透明な赤色や緑色等による着色転写層を転写させるマー
カー用テープが用いられることもある。さらには、上記
着色転写層に代えて粘着層を形成し、当該粘着層を転写
させる粘着層転写テープも用いられている。
【０００３】これらの消去用転写テープ、マーカー用転
写テープや粘着層転写テープの着色転写層や粘着層を印
刷物等に容易に転写することのできる感圧転写具は、た
とえば実開平６−３２４４６号公報、特開平７−２７６
４７８号公報や特願平７−３３７４４６号として提案さ
れている。特に、最近においては、感圧転写具として把
持し易いように、図６に示すように器体の先端部を細長
くしたペンタイプのものが提案されたが、通常６０〜８
０°位の起上状態で用いるため、転写テープを感圧させ
る感圧用のヘッド部材として機能性を配慮したものが必
要とされる。
写テープや粘着層転写テープの着色転写層や粘着層を印
刷物等に容易に転写することのできる感圧転写具は、た
とえば実開平６−３２４４６号公報、特開平７−２７６
４７８号公報や特願平７−３３７４４６号として提案さ
れている。特に、最近においては、感圧転写具として把
持し易いように、図６に示すように器体の先端部を細長
くしたペンタイプのものが提案されたが、通常６０〜８
０°位の起上状態で用いるため、転写テープを感圧させ
る感圧用のヘッド部材として機能性を配慮したものが必
要とされる。
【０００４】従前に提案された図６の感圧転写具にあっ
ては、その感圧用ヘッド部材Ｈとして図７に示すよう
に、弾性付与を多大にするため、細長く形成した柔軟で
屈撓可能な調整部ｐをヘッドｈ側とは反対側に延設して
器体Ｋ内へ装填し、ヘッドｈに可撓性ないし融通性を与
えていたが、特に可撓方向は図示したように、左右ａ，
ａ′方向への横振れおよび回転方向ｃ，ｃ′となる捩じ
れによる屈撓性が高いため、却ってヘッドｈ側では感圧
感が柔軟すぎ、使用時の感圧の手加減が難しいほか、ヘ
ッド側では横振れや捩じれを受け易いという問題点があ
った。
ては、その感圧用ヘッド部材Ｈとして図７に示すよう
に、弾性付与を多大にするため、細長く形成した柔軟で
屈撓可能な調整部ｐをヘッドｈ側とは反対側に延設して
器体Ｋ内へ装填し、ヘッドｈに可撓性ないし融通性を与
えていたが、特に可撓方向は図示したように、左右ａ，
ａ′方向への横振れおよび回転方向ｃ，ｃ′となる捩じ
れによる屈撓性が高いため、却ってヘッドｈ側では感圧
感が柔軟すぎ、使用時の感圧の手加減が難しいほか、ヘ
ッド側では横振れや捩じれを受け易いという問題点があ
った。
【０００５】そのような課題解決のため、本発明におい
ては、器体内に装填する側の変形をできるだけ抑制し
て、ヘッド側で感圧感が柔軟すぎないようにして感圧の
手加減がし易くできるように種々研究を行い、完成させ
たものである。
ては、器体内に装填する側の変形をできるだけ抑制し
て、ヘッド側で感圧感が柔軟すぎないようにして感圧の
手加減がし易くできるように種々研究を行い、完成させ
たものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決でき
る請求項１記載の発明は、基材テープ上に転写層を設け
た転写テープと、この転写テープを巻いた供給リール
と、この供給リールより供給される転写テープのうち、
上記転写層を基材テープから剥離しながら被転写材へ転
写させる感圧用のヘッド部材と、転写使用後に残った基
材テープを巻き取る巻取リールとを、片手で把持使用可
能な器体に装備してある感圧転写具において、ヘッド部
材としては、器体外に位置する感圧部と連設して器体内
に装填してある板状の保持部に、長手方向に延びたリブ
状の安定部材が突設してあることを特徴とするものであ
る。
る請求項１記載の発明は、基材テープ上に転写層を設け
た転写テープと、この転写テープを巻いた供給リール
と、この供給リールより供給される転写テープのうち、
上記転写層を基材テープから剥離しながら被転写材へ転
写させる感圧用のヘッド部材と、転写使用後に残った基
材テープを巻き取る巻取リールとを、片手で把持使用可
能な器体に装備してある感圧転写具において、ヘッド部
材としては、器体外に位置する感圧部と連設して器体内
に装填してある板状の保持部に、長手方向に延びたリブ
状の安定部材が突設してあることを特徴とするものであ
る。
【０００７】前記の構成によれば、感圧部と連設して器
体内に装填してある板状の保持部に長手方向に延びたリ
ブ状の安定部材が突設されているので、保持部は強固に
形成され、ヘッド感圧部の感圧時にも変形のない安定し
た状態を維持できる。そのため、たとえば被転写材へ転
写する際にヘッド部材の感圧部に多大な押圧力が加えら
れても、保持部が安定しているため、ヘッド部材の感圧
部を確実に被転写材に密接させることができ、良好な転
写を行うことができる。特に、器体がペンタイプとして
把持するものであっても、感圧用のヘッド部材を安定良
く取り扱えることになり、感圧の手加減がし易いものと
なる。
体内に装填してある板状の保持部に長手方向に延びたリ
ブ状の安定部材が突設されているので、保持部は強固に
形成され、ヘッド感圧部の感圧時にも変形のない安定し
た状態を維持できる。そのため、たとえば被転写材へ転
写する際にヘッド部材の感圧部に多大な押圧力が加えら
れても、保持部が安定しているため、ヘッド部材の感圧
部を確実に被転写材に密接させることができ、良好な転
写を行うことができる。特に、器体がペンタイプとして
把持するものであっても、感圧用のヘッド部材を安定良
く取り扱えることになり、感圧の手加減がし易いものと
なる。
【０００８】また、請求項２に記載のように、上記板状
の保持部の上下面にリブ状の安定部材を突設しておく
と、感圧部と連設して器体内に装填してある板状の保持
部を一層強固に形成できる。さらに、請求項３に記載の
ように、リブ状の安定部材を複数本突設すると、さらに
板状の保持部が増強され、ひいては感圧部の安定化に役
立つことになる。
の保持部の上下面にリブ状の安定部材を突設しておく
と、感圧部と連設して器体内に装填してある板状の保持
部を一層強固に形成できる。さらに、請求項３に記載の
ように、リブ状の安定部材を複数本突設すると、さらに
板状の保持部が増強され、ひいては感圧部の安定化に役
立つことになる。
【０００９】
【発明の実施の形態】次いで本発明の実施形態につい
て、順次図を参照しながら以下に説明する。図１および
図２は、感圧転写具の全体図を示しており、図３にはヘ
ッド部材を示し、図４および図５には、ヘッド部材の器
体への装填状態の詳細を示してあり、図中１は感圧転写
具の器体であって、プラスチック成形された半割体１
ａ，１ｂを長手方向で合致させて形成されてあり（図２
参照）、図示しないが互いの凹凸部による嵌合によるも
のであり、内部透視できるように双方を透明体にするか
一方を透明体にして形成されている。この器体１の全体
形状としては、先端側を細長い形状にしてペンタイプと
して片手で把持使用できるような形状の把持部１１とし
て形成してあり、把持部１１から後続する部分は、転写
テープＴの装填部分となるようスペースを広く形成して
ある。
て、順次図を参照しながら以下に説明する。図１および
図２は、感圧転写具の全体図を示しており、図３にはヘ
ッド部材を示し、図４および図５には、ヘッド部材の器
体への装填状態の詳細を示してあり、図中１は感圧転写
具の器体であって、プラスチック成形された半割体１
ａ，１ｂを長手方向で合致させて形成されてあり（図２
参照）、図示しないが互いの凹凸部による嵌合によるも
のであり、内部透視できるように双方を透明体にするか
一方を透明体にして形成されている。この器体１の全体
形状としては、先端側を細長い形状にしてペンタイプと
して片手で把持使用できるような形状の把持部１１とし
て形成してあり、把持部１１から後続する部分は、転写
テープＴの装填部分となるようスペースを広く形成して
ある。
【００１０】上記感圧転写具の器体１には、基材テープ
Ｔ1 の上に転写層Ｔ2 を設けた転写テープＴを装備する
もので、具体的には、転写テープＴを巻いた供給リール
２、供給リール２より供給される転写テープＴのうち、
転写層Ｔ2 を基材テープＴ1から剥離しながら被転写材
Ａへ転写するための感圧部３１を含むヘッド部材３、転
写使用後に残った基材テープＴ1 を巻き取る巻取リール
４が備えられている。供給リール２と巻取リール４とは
連動して回転するよう供給リール２側のギアＧ 1 と巻取
リール４側のギアＧ2 とを噛み合わせている。なお、図
１には図示していないが、供給リール２にはブレーキ機
構を装備していて、転写テープＴは送り方向のみに回転
されるように構成されている。
Ｔ1 の上に転写層Ｔ2 を設けた転写テープＴを装備する
もので、具体的には、転写テープＴを巻いた供給リール
２、供給リール２より供給される転写テープＴのうち、
転写層Ｔ2 を基材テープＴ1から剥離しながら被転写材
Ａへ転写するための感圧部３１を含むヘッド部材３、転
写使用後に残った基材テープＴ1 を巻き取る巻取リール
４が備えられている。供給リール２と巻取リール４とは
連動して回転するよう供給リール２側のギアＧ 1 と巻取
リール４側のギアＧ2 とを噛み合わせている。なお、図
１には図示していないが、供給リール２にはブレーキ機
構を装備していて、転写テープＴは送り方向のみに回転
されるように構成されている。
【００１１】上記の構成により、供給リール２から繰り
出される転写テープＴは、ガイドピンＰ1 ，Ｐ2 を介し
て、器体１の開口１３から外部へ出て、ヘッド部材３の
感圧部３１に接して転写層Ｔ2 の転写後、残った基材テ
ープＴ1 は折り返して、開口１３より器体１内に戻り、
ガイドピンＰ3 を介して巻取リール４に巻き取られる。
出される転写テープＴは、ガイドピンＰ1 ，Ｐ2 を介し
て、器体１の開口１３から外部へ出て、ヘッド部材３の
感圧部３１に接して転写層Ｔ2 の転写後、残った基材テ
ープＴ1 は折り返して、開口１３より器体１内に戻り、
ガイドピンＰ3 を介して巻取リール４に巻き取られる。
【００１２】次に、器体１の先端に設置してある前記し
た感圧用のヘッド部材３について、その形状の詳細を図
３により説明すると、器体１の外側に位置させる感圧部
３１と器体１内に装填させる板状の保持部３２とからな
っていて、特に保持部３２の上下面には長手方向に延び
るリブ状の安定部材３３，３３を突設してあり、さらに
感圧部３１は先端３１ａを舌片状に突出しており、感圧
部３１の両側部には一対の、図では三角形状をしたガイ
ド用の翼状補強片３４，３４を形成し、保持部３２に
は、装填側先端の両側面に第１の突起３５，３５と感圧
部３１との境界付近に第２の突起３６，３６とを形成
し、後述する器体１への装填についての安定化を図るた
めの構造を採用している。
た感圧用のヘッド部材３について、その形状の詳細を図
３により説明すると、器体１の外側に位置させる感圧部
３１と器体１内に装填させる板状の保持部３２とからな
っていて、特に保持部３２の上下面には長手方向に延び
るリブ状の安定部材３３，３３を突設してあり、さらに
感圧部３１は先端３１ａを舌片状に突出しており、感圧
部３１の両側部には一対の、図では三角形状をしたガイ
ド用の翼状補強片３４，３４を形成し、保持部３２に
は、装填側先端の両側面に第１の突起３５，３５と感圧
部３１との境界付近に第２の突起３６，３６とを形成
し、後述する器体１への装填についての安定化を図るた
めの構造を採用している。
【００１３】上記したヘッド部材３の器体１への装填状
態を図４と図５を参照して説明すると、器体１の半割体
１ａ，１ｂ間にヘッド部材３が位置できるよう器体１の
開口部１３から内方位置へ板状の保持部３２が装填され
てあり、器体１の半割体１ａ，１ｂの一方側面から他方
半割体へ向けて２枚の挟持板１４，１４が長く突設され
ていて、その挟持板１４，１４の間にヘッド部材３の装
填側となる板状の保持部３２の一部を挟装し、上下の移
動を防いでおり（図４参照）、リブ状の安定部材３３の
後端は、挟持板１４，１４の前端１４ａと当接するよう
にし、第１の突起３５，３５と第２の突起３６，３６の
間には、器体１の各半割体１ａ，１ｂの側方から短く突
設された係合板１５，１５を挟むことにより、前後への
移動を防いでいる（図５参照）。なお、１６，１６は器
体１の先端を補強するリブを示している。
態を図４と図５を参照して説明すると、器体１の半割体
１ａ，１ｂ間にヘッド部材３が位置できるよう器体１の
開口部１３から内方位置へ板状の保持部３２が装填され
てあり、器体１の半割体１ａ，１ｂの一方側面から他方
半割体へ向けて２枚の挟持板１４，１４が長く突設され
ていて、その挟持板１４，１４の間にヘッド部材３の装
填側となる板状の保持部３２の一部を挟装し、上下の移
動を防いでおり（図４参照）、リブ状の安定部材３３の
後端は、挟持板１４，１４の前端１４ａと当接するよう
にし、第１の突起３５，３５と第２の突起３６，３６の
間には、器体１の各半割体１ａ，１ｂの側方から短く突
設された係合板１５，１５を挟むことにより、前後への
移動を防いでいる（図５参照）。なお、１６，１６は器
体１の先端を補強するリブを示している。
【００１４】なお、ヘッド部材３における板状の保持部
３２に突設してあるリブ状の安定部材３３については、
図示した実施例のように保持部３２の上下面に突設され
るほか、上下面一方でもよく、また、何れの場合にも複
数本を突設しておくと、より一層の保持部３２の増強と
なり、ひいては感圧部３１に対する保持効果の増強にな
り、感圧安定化を向上できる。
３２に突設してあるリブ状の安定部材３３については、
図示した実施例のように保持部３２の上下面に突設され
るほか、上下面一方でもよく、また、何れの場合にも複
数本を突設しておくと、より一層の保持部３２の増強と
なり、ひいては感圧部３１に対する保持効果の増強にな
り、感圧安定化を向上できる。
【００１５】上記感圧転写具は、器体１をたとえばペン
を持つように６０°〜８０°の起上状態にして片手で把
持し、すなわち把持部１１側面に人差し指、中指および
親指をそれぞれ当てがい、ヘッド部材３の感圧部３１を
被転写材Ａ上に感圧しながら移行させてやると（図１の
白矢印参照）、転写テープＴのうち、転写層Ｔ2 だけが
剥がされて被転写材Ａへと転写される。
を持つように６０°〜８０°の起上状態にして片手で把
持し、すなわち把持部１１側面に人差し指、中指および
親指をそれぞれ当てがい、ヘッド部材３の感圧部３１を
被転写材Ａ上に感圧しながら移行させてやると（図１の
白矢印参照）、転写テープＴのうち、転写層Ｔ2 だけが
剥がされて被転写材Ａへと転写される。
【００１６】このとき、感圧転写具を横方向に傾けて使
用したり、立てた状態で使用したりした場合に、たとえ
ば感圧部３１に偏った力が加えられても、感圧部３１と
連設した板状の保持部３２に突設されたリブ状の安定部
材３３によってヘッド部材３は安定的に形成されている
ので、感圧部３１に対して安定した支持力を発揮し、感
圧部３１は、左右への偏りや捩じれが極力抑制され、感
圧部３１の先端３１ａの面全体が確実に被転写材Ａに密
接することができ、良好な転写を行うことができる。
用したり、立てた状態で使用したりした場合に、たとえ
ば感圧部３１に偏った力が加えられても、感圧部３１と
連設した板状の保持部３２に突設されたリブ状の安定部
材３３によってヘッド部材３は安定的に形成されている
ので、感圧部３１に対して安定した支持力を発揮し、感
圧部３１は、左右への偏りや捩じれが極力抑制され、感
圧部３１の先端３１ａの面全体が確実に被転写材Ａに密
接することができ、良好な転写を行うことができる。
【００１７】なお、ヘッド部材３の保持部３２に突設さ
れているリブ状の安定部材３３は、保持部３２の一面に
複数本突設されていてもよい。安定部材３３が複数本突
設されると、保持部３２をより一層強固にすることがで
き、ひいては感圧部３１に対する安定保持を強化できる
ことになる。また、転写層Ｔ2 は、印刷物等の作成文書
の特定部分を消去して訂正するための消去用テープに用
いられる白色の着色転写層であってもよいし、学生等が
暗記作業を行うために暗記すべき部分を強調するための
着色転写用テープ（マーカー用テープ）で用いられる赤
色や緑色の着色転写層であってもよい。さらには、粘着
層転写テープで用いられる粘着層であってもよい。
れているリブ状の安定部材３３は、保持部３２の一面に
複数本突設されていてもよい。安定部材３３が複数本突
設されると、保持部３２をより一層強固にすることがで
き、ひいては感圧部３１に対する安定保持を強化できる
ことになる。また、転写層Ｔ2 は、印刷物等の作成文書
の特定部分を消去して訂正するための消去用テープに用
いられる白色の着色転写層であってもよいし、学生等が
暗記作業を行うために暗記すべき部分を強調するための
着色転写用テープ（マーカー用テープ）で用いられる赤
色や緑色の着色転写層であってもよい。さらには、粘着
層転写テープで用いられる粘着層であってもよい。
【００１８】本実施形態の説明は以上であるが、本発明
は上記の実施形態に限られるものではなく、その他、特
許請求の範囲に記載された技術的事項の範囲で、種々の
変更を施すことが可能である。
は上記の実施形態に限られるものではなく、その他、特
許請求の範囲に記載された技術的事項の範囲で、種々の
変更を施すことが可能である。
【００１９】
【発明の効果】以上のように、請求項１記載の発明によ
れば、器体の先端に設置されるヘッド部材には、感圧部
と連設して器体内に装填してある保持部に長手方向に延
びたリブ状の安定部材が突設されているので、たとえば
被転写材へ転写する際に、偏った力が加えられても、器
体内に装填してある保持部が安定よく支持しているの
で、ヘッド部材全体が偏ったり捩れたりすることを防止
でき、ヘッド部材の感圧部における感圧面全体が確実に
被転写材に密接することになり、感圧の手加減もし易く
て良好な転写を行うことができる。特に、ペンタイプを
なす形状の器体の場合でも、器体をかなり起上して用い
てもヘッドの安定度は高い。
れば、器体の先端に設置されるヘッド部材には、感圧部
と連設して器体内に装填してある保持部に長手方向に延
びたリブ状の安定部材が突設されているので、たとえば
被転写材へ転写する際に、偏った力が加えられても、器
体内に装填してある保持部が安定よく支持しているの
で、ヘッド部材全体が偏ったり捩れたりすることを防止
でき、ヘッド部材の感圧部における感圧面全体が確実に
被転写材に密接することになり、感圧の手加減もし易く
て良好な転写を行うことができる。特に、ペンタイプを
なす形状の器体の場合でも、器体をかなり起上して用い
てもヘッドの安定度は高い。
【００２０】請求項２または３記載の発明のように、板
状の保持部の上下面に安定部材が形成される場合、また
は複数本の安定部材が突設されている場合には、感圧部
と連設して器体内に装填してある保持部をより一層強固
にすることができ、感圧部に対する支持力の増強にな
り、ひいては感圧安定化を向上できることになる。
状の保持部の上下面に安定部材が形成される場合、また
は複数本の安定部材が突設されている場合には、感圧部
と連設して器体内に装填してある保持部をより一層強固
にすることができ、感圧部に対する支持力の増強にな
り、ひいては感圧安定化を向上できることになる。
【図１】この発明の一実施形態にかかる感圧転写具の全
体構成を示す側面図である。
体構成を示す側面図である。
【図２】図１に対する正面図である。
【図３】感圧用のヘッド部材の斜視図である。
【図４】感圧用のヘッド部材の器体に対する装填状態を
説明するための側面図である。
説明するための側面図である。
【図５】感圧用のヘッド部材の器体に対する装填状態を
説明するために、前図Ｖ−Ｖにて器体側のみを断面で示
す平面図である。
説明するために、前図Ｖ−Ｖにて器体側のみを断面で示
す平面図である。
【図６】従来の感圧転写具の斜視図である。
【図７】従来の感圧転写具の感圧用のヘッド部材を説明
するための斜視図である。
するための斜視図である。
１ 器体 ２ 供給リール ３ ヘッド部材 ３１ 感圧部 ３１ａ 感圧部の先端 ３２ 板状の保持部 ３３ リブ状の安定部材 ４ 巻取りリール Ｔ 転写テープ Ｔ1 基材テープ Ｔ2 転写層 Ａ 被転写材
Claims (3)
- 【請求項１】基材テープ上に転写層を設けた転写テープ
と、この転写テープを巻いた供給リールと、この供給リ
ールより供給される転写テープのうち、上記転写層を基
材テープから剥離しながら被転写材へ転写させる感圧用
のヘッド部材と、転写使用後に残った基材テープを巻き
取る巻取リールとを、片手で把持使用可能な器体に装備
してある感圧転写具において、ヘッド部材としては、器
体外に位置する感圧部と連設されて器体内に装填してあ
る板状の保持部に、長手方向に延びたリブ状の安定部材
が突設してあることを特徴とする感圧転写具。 - 【請求項２】上記保持部の上下面に、リブ状の安定部材
を突設してあることを特徴とする請求項１記載の感圧転
写具。 - 【請求項３】リブ状の安定部材が複数本突設してあるこ
とを特徴とする請求項１又は２に記載の感圧転写具。
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|---|---|---|---|
| JP21149996A JP3753475B2 (ja) | 1996-08-09 | 1996-08-09 | 感圧転写具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21149996A JP3753475B2 (ja) | 1996-08-09 | 1996-08-09 | 感圧転写具 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1052996A true JPH1052996A (ja) | 1998-02-24 |
| JP3753475B2 JP3753475B2 (ja) | 2006-03-08 |
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ID=16606962
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21149996A Expired - Fee Related JP3753475B2 (ja) | 1996-08-09 | 1996-08-09 | 感圧転写具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3753475B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU717408B1 (en) * | 1998-09-18 | 2000-03-23 | Tombow Pencil Co., Ltd. | Coating film transfer apparatus |
| AU717634B1 (en) * | 1998-09-25 | 2000-03-30 | Tombow Pencil Co., Ltd. | Transfer head of a coating film transfer tool |
| JP2003523905A (ja) * | 2000-02-25 | 2003-08-12 | ビック ドイチェラント ゲーエムベーハー ウント ツェーオー | 角度付き塗布部材を有する、フィルムを転写する手持ち型装置 |
| JP2009166437A (ja) * | 2008-01-18 | 2009-07-30 | Plus Stationery Corp | フッ素樹脂体の熱融着方法 |
-
1996
- 1996-08-09 JP JP21149996A patent/JP3753475B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU717408B1 (en) * | 1998-09-18 | 2000-03-23 | Tombow Pencil Co., Ltd. | Coating film transfer apparatus |
| EP0987208B1 (en) * | 1998-09-18 | 2006-11-22 | Tombow Pencil Co., Ltd. | Coating film transfer apparatus |
| AU717634B1 (en) * | 1998-09-25 | 2000-03-30 | Tombow Pencil Co., Ltd. | Transfer head of a coating film transfer tool |
| JP2003523905A (ja) * | 2000-02-25 | 2003-08-12 | ビック ドイチェラント ゲーエムベーハー ウント ツェーオー | 角度付き塗布部材を有する、フィルムを転写する手持ち型装置 |
| JP2009166437A (ja) * | 2008-01-18 | 2009-07-30 | Plus Stationery Corp | フッ素樹脂体の熱融着方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3753475B2 (ja) | 2006-03-08 |
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