JPH1052006A - 積層鉄心の製造方法 - Google Patents
積層鉄心の製造方法Info
- Publication number
- JPH1052006A JPH1052006A JP8215248A JP21524896A JPH1052006A JP H1052006 A JPH1052006 A JP H1052006A JP 8215248 A JP8215248 A JP 8215248A JP 21524896 A JP21524896 A JP 21524896A JP H1052006 A JPH1052006 A JP H1052006A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stator
- rotor
- core
- wound
- punching
- Prior art date
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- Pending
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- Punching Or Piercing (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 モータに使用される積層鉄心であって、該積
層鉄心は回転子及び固定子で構成され、該固定子は積層
打ち抜き工程においては一部が切り離された状態で形成
され、その後歯部に巻き線を行った後、前記切り離され
た部分を連結する方法により製造する巻きコア型の固定
子である積層鉄心の製造方法において、固定子と回転子
を同一の金型で製造することができず、生産効率が悪か
った。 【解決手段】 巻きコア型固定子を円形に近い形状に回
転子を取り囲む位置で打ち抜く構成とし、固定子と回転
子を同一の金型で製造することを特徴とする積層鉄心の
製造方法である。
層鉄心は回転子及び固定子で構成され、該固定子は積層
打ち抜き工程においては一部が切り離された状態で形成
され、その後歯部に巻き線を行った後、前記切り離され
た部分を連結する方法により製造する巻きコア型の固定
子である積層鉄心の製造方法において、固定子と回転子
を同一の金型で製造することができず、生産効率が悪か
った。 【解決手段】 巻きコア型固定子を円形に近い形状に回
転子を取り囲む位置で打ち抜く構成とし、固定子と回転
子を同一の金型で製造することを特徴とする積層鉄心の
製造方法である。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータに使用され
る積層鉄心であって、該積層鉄心は回転子及び固定子で
構成され、該固定子は積層打ち抜き工程において一部が
切り離された状態で形成されその後歯部に巻き線を行っ
た後前記切り離された部分を結合する方法により製造す
る巻きコア型の固定子である積層鉄心の製造方法に関す
るものである。
る積層鉄心であって、該積層鉄心は回転子及び固定子で
構成され、該固定子は積層打ち抜き工程において一部が
切り離された状態で形成されその後歯部に巻き線を行っ
た後前記切り離された部分を結合する方法により製造す
る巻きコア型の固定子である積層鉄心の製造方法に関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、巻きコア型の固定子を用いる積層
鉄心は、図７に示す通り、巻きコア型固定子２を巻き線
が行いやすいように直線状にのびた状態で、回転子と別
の金属条材１から打ち抜き、巻き線を行った後、連結部
３を連結して固定子を製造し、別の金型を用い回転子を
製造する方法で製造される。
鉄心は、図７に示す通り、巻きコア型固定子２を巻き線
が行いやすいように直線状にのびた状態で、回転子と別
の金属条材１から打ち抜き、巻き線を行った後、連結部
３を連結して固定子を製造し、別の金型を用い回転子を
製造する方法で製造される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、回転子
と固定子を別々に打ち抜くと、材料歩留まりは向上する
が、一つの金型で製造することが難しいため、複数の金
型及びプレスが必要となり、生産設備が大きくなるので
効率的な生産ができなかった。
と固定子を別々に打ち抜くと、材料歩留まりは向上する
が、一つの金型で製造することが難しいため、複数の金
型及びプレスが必要となり、生産設備が大きくなるので
効率的な生産ができなかった。
【０００４】本発明は、以上の問題を鑑みてなされたも
ので、巻きコア型固定子を用いるモータ用積層鉄心を一
つの金型で製造することを目的とする。
ので、巻きコア型固定子を用いるモータ用積層鉄心を一
つの金型で製造することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、モータ
に使用される積層鉄心において、該積層鉄心は回転子及
び固定子で構成され、該固定子は積層打ち抜き工程にお
いて一部が切り離された状態で形成されその後歯部に巻
き線を行った後前記切り離された部分を結合する方法に
より製造する巻きコア型の固定子である積層鉄心の製造
方法であって、該巻きコア型固定子を円形に近い形状に
回転子を取り囲む位置で打ち抜く構成とし、固定子と回
転子を同一の金型で製造することである。
に使用される積層鉄心において、該積層鉄心は回転子及
び固定子で構成され、該固定子は積層打ち抜き工程にお
いて一部が切り離された状態で形成されその後歯部に巻
き線を行った後前記切り離された部分を結合する方法に
より製造する巻きコア型の固定子である積層鉄心の製造
方法であって、該巻きコア型固定子を円形に近い形状に
回転子を取り囲む位置で打ち抜く構成とし、固定子と回
転子を同一の金型で製造することである。
【０００６】
【発明の実施形態】以下、本発明の実施形態について、
図面を参照しつつ詳細に説明する。
図面を参照しつつ詳細に説明する。
【０００７】最初に回転子及び固定子の材料取り位置を
説明すると、図１に示すように回転子打ち抜き位置５は
金属条材４のほぼ中央であり、巻きコア型固定子打ち抜
き位置６は円形に近い形状で、回転子打ち抜き位置５を
取り囲むような位置であり、金属条材４の幅は巻きコア
型固定子打ち抜き位置６の外径よりやや大きめかもしく
は巻きコア型固定子打ち抜き位置６の外径と同じ大きさ
とし、固定子および回転子を一つの条材から打ち抜く。
説明すると、図１に示すように回転子打ち抜き位置５は
金属条材４のほぼ中央であり、巻きコア型固定子打ち抜
き位置６は円形に近い形状で、回転子打ち抜き位置５を
取り囲むような位置であり、金属条材４の幅は巻きコア
型固定子打ち抜き位置６の外径よりやや大きめかもしく
は巻きコア型固定子打ち抜き位置６の外径と同じ大きさ
とし、固定子および回転子を一つの条材から打ち抜く。
【０００８】このような材料取り方法によれば、材料歩
留まりが良く、且つ同一の金型で回転子と固定子を製造
することができるため、生産効率を高めることができ
る。
留まりが良く、且つ同一の金型で回転子と固定子を製造
することができるため、生産効率を高めることができ
る。
【０００９】次に、回転子及び固定子の打ち抜き工程を
説明すると、図２に示す通り、まず、ガイドホール１４
と回転子内径８を打ち抜き、次に回転子歯部９及びかし
め部１５を形成する打ち抜きを行い、次の工程で回転子
外形１０を打ち抜き回転子を形成するとともにかしめ部
１５を介して積層し、次に前記回転子外径１０を囲むよ
うに巻きコア型固定子歯部１１とかしめ部１６を形成す
る打ち抜きを行い、次に巻きコア型固定子内径１２を打
ち抜き、次の工程で巻きコア型固定子外形１３を打ち抜
き固定子を形成するとともにかしめ部１６を介して積層
する。
説明すると、図２に示す通り、まず、ガイドホール１４
と回転子内径８を打ち抜き、次に回転子歯部９及びかし
め部１５を形成する打ち抜きを行い、次の工程で回転子
外形１０を打ち抜き回転子を形成するとともにかしめ部
１５を介して積層し、次に前記回転子外径１０を囲むよ
うに巻きコア型固定子歯部１１とかしめ部１６を形成す
る打ち抜きを行い、次に巻きコア型固定子内径１２を打
ち抜き、次の工程で巻きコア型固定子外形１３を打ち抜
き固定子を形成するとともにかしめ部１６を介して積層
する。
【００１０】次に、巻きコア型固定子の巻線方法を説明
すると、図３に示す通り、金型にて屈曲部１７が屈曲可
能な薄さに打ち抜かれ積層された巻きコア型固定子１８
を、図４に示すよう直線状に伸ばし、図５に示すように
各歯部１９にコイル２０を巻線した後、図６に示すとお
り連結部２１を連結し巻きコア型固定子を完成させる。
すると、図３に示す通り、金型にて屈曲部１７が屈曲可
能な薄さに打ち抜かれ積層された巻きコア型固定子１８
を、図４に示すよう直線状に伸ばし、図５に示すように
各歯部１９にコイル２０を巻線した後、図６に示すとお
り連結部２１を連結し巻きコア型固定子を完成させる。
【００１１】本実施例は、以上の方法により積層鉄心の
回転子及び固定子を製造するが、打ち抜き工程及び巻線
方法は任意であり、本発明はこれに拘束されるものでは
ない。
回転子及び固定子を製造するが、打ち抜き工程及び巻線
方法は任意であり、本発明はこれに拘束されるものでは
ない。
【００１２】
【発明の効果】本発明の積層鉄心の製造方法によれば、
巻きコア型固定子を用いる積層鉄心の回転子及び固定子
を、同一の金型で製造でき、一つの製品に一台の金型及
び一台のプレスしか必要としないので、生産効率を高め
ることができる。
巻きコア型固定子を用いる積層鉄心の回転子及び固定子
を、同一の金型で製造でき、一つの製品に一台の金型及
び一台のプレスしか必要としないので、生産効率を高め
ることができる。
【図１】本発明の積層鉄心の材料取り方法を示す図であ
る。
る。
【図２】本発明の積層鉄心の打ち抜き工程を示す図であ
る。
る。
【図３】本発明実施例において打ち抜いた巻きコア型固
定子の形状を示す平面図である。
定子の形状を示す平面図である。
【図４】本発明実施例においてコイルを巻線する直前の
巻きコア型固定子の形状を示す平面図である。
巻きコア型固定子の形状を示す平面図である。
【図５】本発明実施例においてコイルを巻線した巻きコ
ア型固定子を示す平面図である。
ア型固定子を示す平面図である。
【図６】本発明実施例における完成した巻きコア型固定
子の平面図である。
子の平面図である。
【図７】従来の巻きコア型固定子の打ち抜き形状及び材
料取り方法を示す図である。
料取り方法を示す図である。
１ 金属条材 ２ 巻きコア型固定子 ３ 連結部 ４ 金属条材 ５ 回転子打ち抜き位置 ６ 巻きコア型固定子打ち抜き位置 ７ 連結部 ８ 回転子内径 ９ 回転子歯部 １０ 回転子外径 １１ 巻きコア型固定子歯部 １２ 巻きコア型固定子内径 １３ 巻きコア型固定子外径 １４ ガイドホール １５ かしめ部 １６ かしめ部 １７ 屈曲部 １８ 巻きコア型固定子 １９ 歯部 ２０ コイル ２１ 連結部
Claims (1)
- 【請求項１】 モータに使用される積層鉄心であって、
該積層鉄心は回転子及び固定子で構成され、該固定子は
積層打ち抜き工程において一部が切り離された状態で形
成されその後歯部に巻き線を行った後前記切り離された
部分を結合する方法により製造する巻きコア型の固定子
である積層鉄心の製造方法であって、該巻きコア型固定
子を円形に近い形状に回転子を取り囲む位置で打ち抜く
構成とし、固定子と回転子を同一の金型で製造すること
を特徴とする積層鉄心の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8215248A JPH1052006A (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | 積層鉄心の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8215248A JPH1052006A (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | 積層鉄心の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1052006A true JPH1052006A (ja) | 1998-02-20 |
Family
ID=16669177
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8215248A Pending JPH1052006A (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | 積層鉄心の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1052006A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000334523A (ja) * | 1999-05-26 | 2000-12-05 | Kuroda Precision Ind Ltd | 環状積層鉄心用ユニット積層体の製造方法 |
| WO2004021547A1 (de) * | 2002-07-30 | 2004-03-11 | Robert Bosch Gmbh | Streifenförmige lamelle sowie ständerblechpaket für eine elektrische maschine |
| KR100801483B1 (ko) | 2006-05-30 | 2008-02-12 | 삼성전기주식회사 | 분할 코어 제조방법 및 제조장치 |
| US7472017B2 (en) | 2002-12-24 | 2008-12-30 | Robert Bosch Gmbh | Method and control device for triggering solenoid valves assigned to gas-exchange valves |
| CN106849542A (zh) * | 2017-03-27 | 2017-06-13 | 郭智潮 | 一种电机定子的装配结构 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08317579A (ja) * | 1995-05-15 | 1996-11-29 | Sanyo Electric Co Ltd | モーター及びモーターの製造方法 |
| JPH0998545A (ja) * | 1995-09-29 | 1997-04-08 | Mitsubishi Electric Corp | 電動送風機とその製造方法 |
-
1996
- 1996-07-26 JP JP8215248A patent/JPH1052006A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08317579A (ja) * | 1995-05-15 | 1996-11-29 | Sanyo Electric Co Ltd | モーター及びモーターの製造方法 |
| JPH0998545A (ja) * | 1995-09-29 | 1997-04-08 | Mitsubishi Electric Corp | 電動送風機とその製造方法 |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000334523A (ja) * | 1999-05-26 | 2000-12-05 | Kuroda Precision Ind Ltd | 環状積層鉄心用ユニット積層体の製造方法 |
| JP4527213B2 (ja) * | 1999-05-26 | 2010-08-18 | 黒田精工株式会社 | 環状積層鉄心用ユニット積層体の製造方法 |
| WO2004021547A1 (de) * | 2002-07-30 | 2004-03-11 | Robert Bosch Gmbh | Streifenförmige lamelle sowie ständerblechpaket für eine elektrische maschine |
| CN100375373C (zh) * | 2002-07-30 | 2008-03-12 | 罗伯特-博希股份公司 | 条形叠片以及电机的定子叠片铁心 |
| US7472017B2 (en) | 2002-12-24 | 2008-12-30 | Robert Bosch Gmbh | Method and control device for triggering solenoid valves assigned to gas-exchange valves |
| KR100801483B1 (ko) | 2006-05-30 | 2008-02-12 | 삼성전기주식회사 | 분할 코어 제조방법 및 제조장치 |
| CN106849542A (zh) * | 2017-03-27 | 2017-06-13 | 郭智潮 | 一种电机定子的装配结构 |
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