JPH1051962A - 過充電保護回路及び方法並びに電池パック - Google Patents

過充電保護回路及び方法並びに電池パック

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JPH1051962A
JPH1051962A JP8204455A JP20445596A JPH1051962A JP H1051962 A JPH1051962 A JP H1051962A JP 8204455 A JP8204455 A JP 8204455A JP 20445596 A JP20445596 A JP 20445596A JP H1051962 A JPH1051962 A JP H1051962A
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heater
voltage
current
pwm pulse
batteries
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JP8204455A
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Yasuhito Eguchi
安仁 江口
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加熱制御ヒューズのヒータへの供給電力の変
化幅を抑えて、ヒータの設計及び製作を容易にするこ
と。 【解決手段】 充電時、主制御回路5が電圧検出回路6
を介して電池7a,7bの過電圧を検出して、電流制御
素子3をオフする。何らかの異常により電流制御素子3
がオフしなかった場合、第2保護回路11が電池7a,
7bの過電圧を検出すると、電池7a、電池7bのトー
タルの電圧VBを変調して得たPWMパルス電流を加熱
制御ヒューズ4のヒータに流す。これにより、加熱制御
ヒューズ4の温度ヒューズを溶断して充電電流を遮断す
る。この時、PWMパルス電流のデューティ比を前記電
圧VBの2乗に反比例するように制御するため、電圧V
Bの大きさに拘らず、前記ヒータへの供給電力を一定と
することができ、ヒータの設計及び製作を容易に行うこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、過充電保護回路及び方
法、並びに電池パックに関し、特に、2次電池を充電す
る際の過充電を避ける制御を行う主制御系の不具合を補
助して前記過充電が起きないようにする過充電保護回路
及び方法、並びに電池パックに関する。
【0002】
【従来の技術】従来からリチウムイオン電池などの2次
電池を充電する際には、過充電保護回路を使用して高精
度な電圧制御を行うことにより、安全なリチウムイオン
電池の使用を確保している。
【0003】図10は従来のこの種の電池パックの構成
例を示した機能ブロック図である。図示されない充電器
が端子1、端子2に接続され、端子1から直流電流が入
力されると、この直流電流は電流制御素子3、加熱制御
ヒューズ4を通って、直列接続された2本の電池7a,
7b(以降単に電池と称する)に流入し、これら2本の
電池を充電する。この時、例えばマイクロコンピュータ
により構成される主制御回路5は、直列接続された2本
の電池7a,7bのそれぞれの端子電圧(電池電圧)を
電圧検出回路6により検出して取り込むことにより、電
池7a,7bが過充電されないような制御を行ってい
る。
【0004】即ち、主制御回路5は、検出された各電池
の端子電圧が予め設定された第1の基準電圧(2次電池
7a,7bが過充電状態になるおそれがある電圧)より
高くなると(例えば、充電完了時などにこのような状態
になる)、電流制御素子3を制御して、これをオフにす
ることにより、電池7a,7bに対するこれ以上の充電
を停止して、電池7a,7bが過充電されることを防止
する。
【0005】しかし、電圧検出回路6、主制御回路5及
び電流制御素子3で構成される主制御系による上記した
電池7a,7bに対する過充電防止制御が主制御回路5
や電流制御素子3の異常により、動作しないような場
合、このままでは電池7a,7bが充電器電圧まで充電
されて過充電となってしまうため、第2保護回路8が働
いて、加熱制御ヒューズ4を溶断させて、電池7a,7
bに対する充電を停止する制御が行われる。
【0006】即ち、第2保護回路8は各電池7a,7b
の端子電圧を検出して、これが予め設定された第2の基
準電圧より高くなると、直列接続された2本の電池7
a,7bに印加されているトータルの電圧を加熱制御ヒ
ューズ4の加熱用のヒータ(図示せず)に印加し、この
ヒータから発生する熱で温度ヒューズ(図示せず)を溶
断させて、2本の電池7a,7bへの充電を停止する。
ここで、第2の基準電圧は第1の基準電圧より大きな値
に設定されている。
【0007】加熱制御ヒューズ4は温度ヒューズに近接
してヒータを設けた構成を有している。従って、加熱制
御ヒューズ4を遮断しようとする時は、ヒータに電流を
流して発熱させることにより温度ヒューズを加熱して溶
断し、これにより、充電電流を遮断するようになってい
る。尚、遮断温度を200℃以上に選んでおくと、温度
ヒューズも基板上にリフロー等で実装することが可能に
なり実用性が増す。
【0008】しかし、充電される電池7a,7bは上記
のように2本の場合以外に、1本または直列接続された
3本、4本の場合がある。1本の電池7を過充電保護す
るために設定した前記第2の基準電圧を4.3Vとし
て、上記の回路で充電する場合を考察してみる。4本と
も同じように過充電になった場合、直列接続された4本
の電池7の全体にかかる電圧は17.2(=4.3×
4)Vとなり、4本の電池7の中の1本がショートして
いる場合は、直列接続された4本の電池7の全体にかか
る電圧は12.9(=4.3×3)Vとなり、2本がシ
ョートしている場合は8.6(=4.3×2)Vとな
り、3本がショートしている場合は4.3Vとなる。従
って、これらのいずれの場合にも加熱制御ヒューズ4の
ヒータに通電して充電を遮断しようとすると、電力は電
圧の2乗に比例するため、ヒータに供給される電力の幅
は1:16にも達してしまう。
【0009】即ち、4本の電池7の全体にかかる電圧が
4.3Vの時に、ヒータに温度ヒューズを溶断するのに
十分な電力が供給されるように設定すると、4本の電池
7の全体にかかる電圧が17.2Vの時はヒータに16
倍の電力が供給される。例えば、上記した電圧が4.3
Vの時のヒータ供給電力を4W(最低電力)とすると、
上記電圧が17.2Vの時のヒータ供給電力は64W
(最高電力)にも達する。
【0010】ところで、加熱制御ヒューズ4のヒータは
印刷焼成して作るので耐熱温度はそれ程高くなく、しか
も、低消費電力で動作可能とするためにヒータの周辺
(例えば基板)の熱伝導率は低く選んである等の理由
で、供給可能な電力の上限は低く、最低電力の約4倍程
度となっている。このため、上記のような最低電力と最
高電力の比が1:16もあるような動作環境に耐えるヒ
ータを設計することは極めて困難となっている。なお、
ヒータの動作電力幅が4倍程度であれば、このようなヒ
ータの設計及び製造は現在技術で十分可能である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このように従来、電池
パック等の主制御系の過充電保護が故障等で動作しない
場合、第2保護回路8が加熱制御ヒューズ4のヒータに
通電して、このヒータを発熱さることにより温度ヒュー
ズを溶断させ、これにより電池7a,7bへの充電電流
を遮断して電池の過充電保護を行っている。しかしなが
ら、直列接続された4本の電池7の中にショート電池が
混入しているような場合、ショート電池の数によっては
ヒータを加熱する電力の最低電力と最高電力の比が1:
16にもなり、このような広範囲の電力変化に耐えられ
るヒータを設計及び製作することは極めて困難であると
いう課題があった。また、このような設計及び製作が困
難なヒータを有する第2過充電保護回路を搭載した電池
パックはその全体の設計が困難になるか、或いは設計の
余裕度を失ってしまうという課題があった。
【0012】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、加熱制御ヒューズのヒータの動作電力の
変化幅を抑えて、ヒータの設計及び製作を容易に行うこ
とができるようにすることを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の過充電
保護回路は、直列接続された複数の2次電池への充電電
流を遮断する温度ヒューズ及び前記温度ヒューズを加熱
するヒータとから成るスイッチ手段と、前記スイッチ手
段の前記ヒータを発熱するための電流を流す電流発生手
段とを備える過充電保護回路において、前記電流発生手
段は、前記直列接続された2次電池に印加されるトータ
ルの電圧VBをPWM変調して前記ヒータに印加するこ
とによりPWMパルス電流を前記ヒータに流し、且つ前
記PWMパルス電流のデューティ比を前記電圧VBに応
じて変化させることを特徴とする。
【0014】このような構成により、電流発生手段が2
次電池に印加されるトータルの電圧VBに応じて前記ヒ
ータに流すPWMパルス電流のデューティ比を、例えば
前記電圧VBが高くなるに従って低くする制御を行う
と、このヒータに供給される電力幅は前記電圧VBの変
化幅が大きくても、抑制されて小さくなる。
【0015】請求項2の発明の過充電保護回路の電流発
生手段は、前記PWMパルス電流のデューティ比を前記
電圧VBの2乗に反比例するように制御することを特徴
とする。
【0016】このような構成により、電流発生手段が前
記ヒータに流すPWMパルス電流のデューティ比を、2
次電池に印加されるトータルの電圧VBの2乗に反比例
するように制御すると、このヒータに供給される電力は
前記電圧VBの高低に拘らず一定となる。
【0017】請求項3の発明の過充電保護回路の前記電
流発生手段は、前記電圧VBの2乗に反比例し、且つ前
記温度ヒューズを溶断するのに必要な最低電力を前記ヒ
ータに供給するために必要な前記PWMパルス電流の第
1のデューティ比と、前記電圧VBの2乗に反比例し、
且つ前記ヒータを破壊しない範囲の最高電力を前記ヒー
タに供給するために必要な前記PWMパルス電流の第2
のデューティ比の間にあるいずれかの値をとるように前
記デューティ比を制御することを特徴とする。
【0018】このような構成により、前記ヒータに供給
する前記最低電力と前記最高電力の比を4倍程度に設定
しておけば、電流発生手段が前記ヒータに流すPWMパ
ルス電流のデューティ比を、2次電池に印加されるトー
タルの電圧VBに応じて、上記した第1の値と第2の値
の間にあるいずれかの値をとるように制御すると、この
ヒータに供給される電力は前記電圧VBがいかに変化し
ても、前記最低電力と最高電力の間に入り、その電力幅
は4倍程度に抑制される。
【0019】請求項4の発明の過充電保護方法は、直列
接続された複数の2次電池への充電電流を遮断する温度
ヒューズ及びこの温度ヒューズを加熱するヒータとから
成るスイッチの前記ヒータを発熱するための電流を流す
過充電保護方法において、前記直列接続されたトータル
の2次電池に印加される電圧VBをPWM変調して前記
ヒータに印加することによりPWMパルス電流を前記ヒ
ータに流し、且つこのPWMパルス電流のデューティ比
を前記電圧VBに応じて変化させることを特徴とする。
【0020】このような構成により、2次電池に印加さ
れるトータルの電圧VBに応じて前記ヒータに流すPW
Mパルス電流のデューティ比を、例えば前記電圧VBが
高くなるに従って低くする制御を行うと、このヒータに
供給される電力幅は前記電圧VBの変化幅が大きくて
も、抑制されて小さくなる。
【0021】請求項5の発明の電池パックは、直列接続
された複数の2次電池と、前記2次電池への充電電流を
遮断する温度ヒューズ及び前記温度ヒューズを加熱する
ヒータとから成るスイッチ手段と、前記直列接続された
2次電池に印加されるトータルの電圧VBをPWM変調
して前記ヒータに印加することによりPWMパルス電流
を前記ヒータに流し、且つ前記PWMパルス電流のデュ
ーティ比を前記電圧VBに応じて変化させる電流発生手
段とを備えることを特徴とする。
【0022】このような構成により、温度ヒューズを加
熱するヒータに、前記複数の2次電池のトータルの電圧
に応じてデューティ比を変化させたPWMパルス電流を
供給するため、前記トータルの電圧の変化幅が大きくて
も、前記ヒータに供給される電力幅が抑制される。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の過充電保護回路を
搭載した電池パックの一実施の形態の構成を示した機能
ブロック図である。図1の実施の形態の基本的な構成
は、図10に示した例と同様であり、第2保護回路11
のみが図10における第2保護回路8と異なっている。
【0024】尚、図1の全体は電池パックを構成し、第
2保護回路11と加熱制御ヒューズ4は第2過充電保護
回路を構成している。また、電流制御素子3と主制御回
路5及び電圧検出回路6は主制御系を構成し、加熱制御
ヒューズ4はスイッチ手段を構成し、第2保護回路11
は電流発生手段を構成している。
【0025】次に本実施の形態の動作について説明す
る。端子1から入力される図示されない充電器からの直
流電流は、電流制御素子3、加熱制御ヒューズ4を通し
て電池7a,7bに流入し、これら電池7a,7bを充
電する。この時、主制御回路5は電圧検出回路6により
検出された各電池7a,7bの端子電圧を監視し、この
電圧が予め設定された第1の基準電圧を越えた場合、過
充電を避けるため、電流制御素子3をオフとする制御を
行って、電池7a,7bへの充電を停止する。しかし、
このような場合に、電圧検出回路6、主制御回路5また
は電流制御素子3の異常により、電流制御素子3がオフ
にならないと、電池7a,7bの端子電圧は上昇する。
【0026】図2は上記した電流制御素子3の詳細回路
図である。電流制御素子3はFET31,32が直列接
続され、それぞれのゲートGが主制御回路5に接続され
ている。図1に示した電池7a,7bを充電する時、主
制御回路5はFET31,32のゲートGを両方ともロ
ーレベルにして、FET31,32をオンとすることに
より、入力直流電流をFET31のドレインDからFE
T31、FET32を通って図1に示した電池7a,7
bに供給させる。この間、主制御回路5は各電池7a,
7bの端子電圧を監視し、この端子電圧が予め設定され
た第1の基準電圧を越えた場合、FET31のゲート電
圧をハイレベルにしてFET31をオフとする。この
時、寄生ダイオードD31は逆バイアスであるため、F
ET31がオフとなることにより、充電電流が遮断され
る。なお、FET32は電池7a,7bの放電時の放電
電流を制御するためのもので、本例ではその動作説明を
省略する。
【0027】一方、第2保護回路11も上記した電池7
a,7bへの充電中、各電池7a,7bの端子電圧が予
め設定してある第2の基準電圧(第1の基準電圧<第2
の基準電圧)を越えるかどうかを監視しているが、端子
電圧が上記した第1の基準電圧を越えて、更にこの第2
の基準電圧を越えると、PWMパルス電流を加熱制御ヒ
ューズ4に流し、この加熱制御ヒューズ4を遮断させる
ことにより、電池7a,7bへの充電を停止して、過充
電を最終的に防止する。電池7a,7bの端子電圧が第
1の基準電圧より低くなった時、主制御回路5はFET
31を再びオンにする。これにより充電動作が再開され
る。これに対して、加熱制御ヒューズ4を遮断させた時
は加熱制御ヒューズ4を新しいものに交換しない限り、
充電動作は再開することができない。
【0028】次に上記した第2保護回路11の動作につ
いて図3を参照して更に詳しく説明する。第2保護回路
11は各電池7a,7bの端子電圧を第2の基準電圧と
比較する電圧コンパレータ61a,61bと、電圧コン
パレータ61a,61bの比較結果を、例えば10秒ほ
ど遅延する遅延回路62と、遅延回路62の出力をラッ
チするラッチ回路63と、このラッチ回路63にラッチ
された値によってPWMパルス電流を図1の加熱制御ヒ
ューズ4のヒータ(図4を参照して後述する)に流すP
WMパルス発生回路64とから成っている。尚、遅延回
路62に接続されているコンデンサ62aは、遅延時間
を設定するためのものである。
【0029】電圧コンパレータ61a,61bは電池7
a,7bの端子電圧を第2の基準電圧と比較し、端子電
圧が第2の基準電圧を越えると、その出力をハイレベル
として、これを遅延回路62に出力する。遅延回路62
は入力されたハイレベルの検出信号を10秒間遅延して
ラッチ回路63に出力する。この遅延回路62は上記端
子電圧が何らかの理由で短時間(10秒以内)だけ第2
の基準電圧を越えた場合の誤動作を避けるために入れて
ある。ラッチ回路63は入力されたハイレベルの検出信
号をラッチしてPWMパルス発生回路64に出力する。
PWMパルス発生回路64はラッチ回路63の出力がハ
イレベルとなると、電池7a,7bに印加されるトータ
ルの電圧VBをPWM変調することにより、図1の加熱
制御ヒューズ4にPWMパルス電流を流す。
【0030】ここで、加熱制御ヒューズ4は図4に示す
ような構成を有している。図4(A)は加熱制御ヒュー
ズ4の側面図を、図4(B)は加熱制御ヒューズ4の平
面図を示している。また、図4(C)は上記した加熱制
御ヒューズ4の電気的構成を示す回路図である。図4
(A)と図4(B)に示すように、基板41上に所定の
間隔を離して電極42,43,44が形成され、電極4
2と43の間に温度ヒューズ45aが、電極43と44
の間に温度ヒューズ45bが、それぞれ接続されてい
る。また、これらの温度ヒューズ45a,45bの真下
に近接してヒータ46a,46bが基板41上に配置さ
れている。ヒータ46a,46bはその一端がヒータド
ライブ電極48に接続され、その他端が電極43に接続
される構造を有している。
【0031】図4(C)に示すように、ヒータ46a,
46bはヒータドライブ電極48と電極43の間で並列
接続されている。電極42は図1の電流制御素子3側に
接続され、電極44は図1の電池7a側に接続される。
ヒータドライブ電極48は図3のPWMパルス発生回路
64に接続される。
【0032】PWMパルス発生回路64から発生される
PWMパルス電流は温度ヒューズ45a,45bが電気
的に接続される電極43からヒータ46a,46bの並
列接続回路を通って、PWMパルス発生回路64側に流
れ、ヒータ46a,46bから熱が発生する。これによ
り、温度ヒューズ45a,45bが加熱され、所定の温
度を越えると、これら温度ヒューズ45a,45bが溶
断する。
【0033】ここで、PWMパルス発生回路64は入力
される電池7a,7bのトータルの電圧の大きさに拘り
なく、温度ヒューズ45a,45bに送るPWMパルス
電流の電力Pを一定とするような制御を行っている。図
5の抵抗Rは温度ヒューズ45a,45bの並列接続回
路の抵抗を示しており、この抵抗RにPWMパルス発生
回路64のドライブFET641が接続されている。こ
のドライブFET641のゲートGに図6に示すような
方形波状のドライブ電圧であるPWMパルス電圧が印加
されると、このドライブFET641がオンオフし、ヒ
ータ46a,46bにPWMパルス電流が流れることに
なる。この方形波状のPWMパルス電圧において、その
周期をT、1周期のハイレベルのパルス幅をtとする
と、そのデューティ比Dはt/Tになる。ドライブFE
T641がドライブ電圧でオンオフすると、抵抗Rに印
加される電池7a,7bのトータルの電圧VBがPWM
変調され、この抵抗RをPWMパルス電流iが流れるこ
とになるため、このPWMパルス電流iのデューティ比
Dもt/Tになる。
【0034】次に、PWMパルス発生回路64によりヒ
ータ46a,46bに流すPWMパルス電流iの電力P
を上記した電圧VBに拘らず一定にすることについて考
察する。ヒータ46a,46bに供給される電力は、P
WMパルス電流iのデューティ比をDとすると、P=i
2・R・Dになり、これをi=VB/Rの関係を使って
変形すると、P=VB2・D/Rとなるため、PWMパ
ルス電流のデューティ比Dを、PWMパルス電流の電
圧、即ち、電池7a,7bのトータルの電圧VBの2乗
に反比例するように制御すれば、ヒータ46a,46b
に流すPWMパルス電流の電力Pを電圧VBの大きさに
拘らず一定にすることができる。但し、0≦D≦1であ
る。
【0035】図7は上記したヒータ46a,46bに流
すPWMパルス電流の電力Pを一定に制御した時の電池
7a,7bのトータルの電圧VBとPWMパルス電流i
のデューティ比Dとの関係を示した特性図である。図
中、Aはヒータ46a,46bの最低電力カーブで、D
=1/(VB/Emin)2で示される。Bはヒータ4
6a,46bの最大電力カーブで、D=1/(VB/E
max)2で示される。
【0036】但し、Eminは上記したデューティ比D
=1の時に、温度ヒューズ45a,45bを溶断するこ
とができる最低の電池7a,7bのトータルの電圧で、
Emaxは上記したデューティ比D=1の時に、ヒータ
46a,46bを破壊しないで温度ヒューズ45a,4
5bを溶断することができる最高の電池7a,7bのト
ータルの電圧を示している。Cは最低電力カーブと最大
電力カーブの中間のカーブで、D=1/(VB/E)2
で示される。但し、E=(Emax+Emin)/2の
関係がある。
【0037】従って、PWMパルス発生回路64が、例
えばAのカーブに従うようにヒータ46a,46bにP
WMパルス電流を流した場合、電池7a,7bがいずれ
もショートしていない場合と、いずれか1本がショート
している場合の両方の場合で、ヒータ46a,46bに
供給される電力Pは一定となる。なお、ここではヒータ
46a,46bは供給電力が4倍変化しても、破壊され
ず正常動作するものを使用しており、このようなヒータ
は容易に製造できるものである。実際の制御としては、
図7の斜線で示した範囲100に入るようにPWMパル
ス電流のデューティ比Dを電池7a,7bのトータルの
電圧VBの変化によって制御すれば、ヒータ46a,4
6bを破壊することなく、温度ヒューズ45a,45b
を溶断する動作が行われる。
【0038】ここで、図1に示した電池パックの構成
で、過充電保護をしなければならない電圧(第2の基準
電圧)がEminである電池を4本直列接続した場合を
考える。この場合も、PWMパルス発生回路64はPW
Mパルス電流のデューティ比Dを4本の電池のトータル
の電圧VBの変化(4.5〜20V)に応じて図7の斜
線で示した範囲100に入るように制御しながらPWM
パルス電流をヒータ46a,46bに流せば、ヒータ4
6a,46bの供給電力は最大でも4倍しか変化しない
ため、ヒータ46a、46bを破壊することなく、温度
ヒューズ45a,45bを溶断することができる。
【0039】図8はヒータ46a,46bがインダクタ
ンス成分を含む場合の等価回路図である。抵抗Rはヒー
タ46a,46bの並列接続回路の抵抗を示し、これに
インダクタンスLとドライブFET641が直列接続さ
れている。抵抗RとインダクタンスLの直列接続回路に
はインダクタンスLで発生する逆起電圧を転流するダイ
オードDが並列に接続されている。本例のようにヒータ
46a,46bに流れるPWMパルス電流iにリップル
分が含まれない場合は、ヒータ46a,46bに供給す
る電力Pを一定にするには、PWMパルス電流iのデュ
ーティ比Dを電池7a,7bのトータルの電圧VBに反
比例するように、即ち、図7の破線D(最低電力カー
ブ)、E(最大電力カーブ)で示したような関数関係で
制御すればよい。これにより、トータルの電圧VBに拘
らず、ヒータ46a,46bに供給する電力Pを一定に
することができる。
【0040】また、この場合もカーブD、Eの間の範囲
200はデューティ比Dの制御範囲となり、この範囲2
00でデューティ比Dを制御すれば、ヒータ46a,4
6bへの供給電力は4倍以内となる。しかも、実線で示
したインダクタンスLがない場合、デューティ比Dの制
御範囲は1乃至1/16となるのに対して、ヒータ46
a,46bがインダクタンスを含む場合、デューティ比
Dの制御範囲は1乃至1/4の範囲で済むことになる。
【0041】しかし、PWMパルス電流iにリップル分
がある場合には、デューティ比Dはトータルの電圧VB
に反比例させるのではなく、電圧VBの2乗に反比例さ
せる場合と電圧VBに反比例させる場合の中間に制御す
ることになる。
【0042】図9は上記したPWMパルス発生回路64
によりヒータ46a,46bに流すPWMパルス電流の
波形とFET641のドライブ電流波形を示した波形図
である。図9(A)はヒータ46a,46bに流れる電
流での温度波形でヒータ46a,46bが持つ時定数な
どの関係で、3角波形状になっているが、本例では、こ
れを便宜的にPWMパルス温度と称している。図9
(A)に実線で示したPWMパルス温度は、FET64
1のドライブ電圧周波数が図9(B)に示すように80
0Hz以上の高い場合で、図9(A)の2点鎖線で示し
たPWMパルス温度は、FET641のドライブ電圧周
波数が図9(C)に示すように、800Hzよりも低い
場合である。
【0043】ここで、FET641のドライブ電流周波
数が例えば800Hz以上、即ち、ヒータ46a,46
bに流すPWMパルス電流周波数が800Hz以上の
時、図9(A)に示されるように、ヒータ46a,46
bは温度ヒューズ45a,45bを溶断する温度T0に
達するが、ヒータ46a,46bが破壊される温度T1
には達しない。しかし、FET641のドライブ電流周
波数が800Hzよりも低い場合、即ち、ヒータ46
a,46bに流すPWMパルス電流周波数が800Hz
よりも低い場合、図9(A)に示されるように、ヒータ
46a,46bは温度ヒューズ45a,45bを溶断す
る温度T0に達するだけでなく、ヒータ46a,46b
が破壊される温度T1にも達してしまう。これは、ヒー
タ46a,46bは自身が発熱するので、その温度上昇
時定数は短いが、温度ヒューズ45a,45bは熱抵抗
を介して加熱されるので、その温度上昇時定数が長いた
めである。そこで、PWMパルス電流周波数を高くし
て、温度上昇時定数の短いヒータ46a,46bの温度
が上がり過ぎないようにして、ヒータ46a,46bが
破壊される温度T1に達するのを防止することができ
る。
【0044】本実施の形態の過充電保護回路は、電池7
a,7bのトータルの電圧VB(第2基準電圧以上の検
出過電圧)、即ち加熱制御ヒューズ4のヒータ46a,
46bに印加する電圧に応じて、デューティ比Dを前記
電圧VBの2乗に反比例するように制御したPWMパル
ス電流をヒータ46a,46bに流すようにしているた
め、前記電圧VBが変化しても、ヒータ46a,46b
に供給される電力を常に一定にすることができる。これ
により、4本直列接続された電池7を充電する場合、そ
の中にショート電池が含まれていると、上記した電圧V
Bが例えば、4.5乃至20Vまで大幅に変化すること
があるが、このような場合でも、ヒータ46a,46b
に供給される電力を常に一定とすることができるため、
ヒータ46a,46bの設計及び製造を極めて容易に行
うことができる。
【0045】また、過充電保護回路は、加熱制御ヒュー
ズ4のヒータ46a,46bに印加する電圧VBに応じ
て、デューティ比Dが図7に示した特性図の斜線で示し
た範囲100または200に入るように制御したPWM
パルス電流をヒータ46a,46bに流すことにより、
ヒータ46a,46bに供給される電力の変化幅を最大
でも4倍以内に抑制することができるため、上記と同様
にヒータ46a,46bの設計及び製造を極めて容易に
行うことができる。
【0046】更に、上記のような過充電保護回路を搭載
した電池パックは、加熱制御ヒューズ4を構成するヒー
タ46a,46bの設計が容易であるため、その分、全
体の設計の自由度を向上させることができる。
【0047】
【発明の効果】以上の如く請求項1または4の発明によ
れば、温度ヒューズを加熱するヒータに、2次電池の端
子電圧に応じてデューティ比を制御したPWMパルス電
流を流して、発熱させるようにしたので、前記電圧の変
化幅が大きくても、ヒータへの供給電力の変化幅を抑え
ることができ、ヒータの設計及び製作を容易に行うこと
ができる。
【0048】請求項2の発明によれば、デューティが端
子電圧の2乗に反比例するように制御するようにしたの
で、前記電圧の変化幅が大きくても、ヒータへの供給電
力変化幅を確実に一定にすることができる。
【0049】請求項3の発明によれば、第1のデューテ
ィ比と第2のデューティ比の範囲内になるようにデュー
ティ比を制御するようにしたので、前記電圧の変化幅が
大きくても、ヒータへの供給電力変化幅を4倍程度に抑
えることができる。
【0050】請求項5の発明によれば、温度ヒューズを
加熱するヒータに、2次電池の端子電圧に応じてデュー
ティ比を制御したPWMパルス電流を流して、発熱させ
るようにしたので、過充電保護回路のヒータに印加する
電圧の変化幅が大きくても、ヒータへの供給電力変化幅
を抑えることができ、このヒータの設計及び製作を容易
に行うことができるため、その分、電池パック全体の設
計の余裕度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の過充電保護回路を搭載した電池パック
の一実施の形態の構成を示した機能ブロック図である。
【図2】図1に示した電流制御素子の詳細例を示した回
路図である。
【図3】図1に示した第2保護回路の詳細例を示した機
能ブロック図である。
【図4】図1に示した加熱制御ヒューズの詳細例を示し
た図である。
【図5】図1に示した加熱制御ヒューズのヒータ部分の
等価回路図である。
【図6】図5に示したFETのゲートに印加されるドラ
イブ電圧波形例を示した波形図である。
【図7】図1に示したヒータに流すPWMパルス電流の
電力を一定に制御した時の電池のトータル電圧とPWM
パルス電流のデューティ比の関係を示した特性図であ
る。
【図8】図1に示した加熱制御ヒューズのヒータ部分の
他の等価回路図である。
【図9】図3に示したPWMパルス発生回路によりヒー
タに流すPWMパルス電流の波形例とドライブ電圧波形
例を示した波形図である。
【図10】従来の過充電保護回路を搭載した電池パック
の構成例を示した機能ブロック図である。
【符号の説明】
1,2 端子, 3 電流制御素子, 4 加熱制御ヒ
ューズ, 5 主制御回路, 6 電圧検出回路, 7
a,7b 電池, 8,11 第2保護回路,31,3
2,641 FET, 41 基板, 42,43,4
4 電極,45a,45b 温度ヒューズ, 46a,
46b ヒータ, 48 ヒータドライブ電極, 61
a,61b 電圧コンパレータ, 62 遅延回路,
63ラッチ回路, 64 PWMパルス発生回路, D
31,32 ダイオード,R 抵抗
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02J 7/10 H02J 7/10 P

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直列接続された複数の2次電池への充電
    電流を遮断する温度ヒューズ及び前記温度ヒューズを加
    熱するヒータとから成るスイッチ手段と、 前記スイッチ手段の前記ヒータを発熱するための電流を
    流す電流発生手段とを備える過充電保護回路において、 前記電流発生手段は、前記直列接続された2次電池に印
    加されるトータルの電圧VBをPWM変調して前記ヒー
    タに印加することによりPWMパルス電流を前記ヒータ
    に流し、且つ前記PWMパルス電流のデューティ比を前
    記電圧VBに応じて変化させることを特徴とする過充電
    保護回路。
  2. 【請求項2】 前記電流発生手段は、前記PWMパルス
    電流のデューティ比を前記電圧VBの2乗に反比例する
    ように制御することを特徴とする請求項1に記載の過充
    電保護回路。
  3. 【請求項3】 前記電流発生手段は、前記電圧VBの2
    乗に反比例し、且つ前記温度ヒューズを溶断するのに必
    要な最低電力を前記ヒータに供給するために必要な前記
    PWMパルス電流の第1のデューティ比と、前記電圧V
    Bの2乗に反比例し、且つ前記ヒータを破壊しない範囲
    の最高電力を前記ヒータに供給するために必要な前記P
    WMパルス電流の第2のデューティ比の間にあるいずれ
    かの値をとるように前記デューティ比を制御することを
    特徴とする請求項1に記載の過充電保護回路。
  4. 【請求項4】 直列接続された複数の2次電池への充電
    電流を遮断する温度ヒューズ及びこの温度ヒューズを加
    熱するヒータとから成るスイッチの前記ヒータを発熱す
    るための電流を流す過充電保護方法において、 前記直列接続されたトータルの2次電池に印加される電
    圧VBをPWM変調して前記ヒータに印加することによ
    りPWMパルス電流を前記ヒータに流し、且つこのPW
    Mパルス電流のデューティ比を前記電圧VBに応じて変
    化させることを特徴とする過充電保護方法。
  5. 【請求項5】 直列接続された複数の2次電池と、 前記2次電池への充電電流を遮断する温度ヒューズ及び
    前記温度ヒューズを加熱するヒータとから成るスイッチ
    手段と、 前記直列接続された2次電池に印加されるトータルの電
    圧VBをPWM変調して前記ヒータに印加することによ
    りPWMパルス電流を前記ヒータに流し、且つ前記PW
    Mパルス電流のデューティ比を前記電圧VBに応じて変
    化させる電流発生手段とを備えることを特徴とする電池
    パック。
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