JPH1051928A - 電気接続箱の連結構造 - Google Patents

電気接続箱の連結構造

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Publication number
JPH1051928A
JPH1051928A JP8199150A JP19915096A JPH1051928A JP H1051928 A JPH1051928 A JP H1051928A JP 8199150 A JP8199150 A JP 8199150A JP 19915096 A JP19915096 A JP 19915096A JP H1051928 A JPH1051928 A JP H1051928A
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JP
Japan
Prior art keywords
box
portions
fitting portion
locked
rotation
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8199150A
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English (en)
Inventor
Noriyuki Yoshida
範之 吉田
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 連結したボックスに外力が作用しても回転し
ないようにする。 【解決手段】 連結する一対の電気接続箱のボックス外
面の一方にロック爪24を設けると共に他方に上記ロッ
ク爪が係止される被ロック部15とを設けてロック固定
していると共に、該ロック固定位置から離れた位置の両
ボックス外面に、水平断面で凹凸嵌合して上下方向に延
在する回転防止用の嵌合部12、22を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として自動車用
等に用いられる電気接続箱の連結構造に関し、詳しく
は、ジャンクションボックス等からなる主ボックスに、
リレーボックス、ヒューズボックスあるいはリレーコネ
クタ等の付属ボックスを連結するもので、連結状態にお
いて付属ボックスに外力が負荷されても作動させず、所
定位置に保持するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の電気接続箱の連結構造は、例え
ば、図6および図7に示すジャンクションボックスから
なる主ボックス1にリレーボックスからなる付属ボック
ス2を連結する構造では、主ボックス1の外面1aにH
形状とした係止部1bを突設すると共に、その両側に断
面L形状とした案内部1c、1cを突設している。一
方、付属ボックス2の外面2aに、下端部を外面2aよ
り突出させた後に上向きに突出させた弾性係止片2bを
設け、該弾性係止片2bにロック爪2cを突設し、該ロ
ック爪2cを上記係止部1bの中央連結部の被ロック部
1dに係止してロック固定し、かつ、弾性係止片2bの
両側の固定係止部2d、2dを案内部1c、1cに嵌合
すると共に、その上端面2e、2eを上記係止部1bの
両側壁の上端に係止して、付属ボックス2を主ボックス
1に連結している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記ロック固定する連
結部は、通常、主ボックス1と付属ボックス2の連結辺
の略中央部に1つだけ設けられており、連結辺の長さL
が大きい場合も同様で、中央に1カ所だけで連結されて
いる。よって、自動車の車体に固定された主ボックス1
に対して付属ボックス2に外力が作用した場合、連結辺
の中央部でのみ連結されているため、図8に示すよう
に、この中央連結部Pを支点として付属ボックス2に回
転される恐れがある。
【0004】上記中央連結部Pにおいては、ロック爪2
cと被ロック部1dとの固定部の左右両側で、案内部1
c、1c内に固定係止部2d、2dより外向きに突出し
た被案内片2g、2gが上下方向に係合しているが、ロ
ック固定部に隣接した位置であるため、前記したよう
に、連結辺の端縁側に外力が作用した場合、回転を防止
する作用は殆どない。
【0005】ボックス同士の連結辺が長い場合に、上記
回転を防止するためには、間隔をあけてロック固定部を
設ければ良いが、しかしながら、その場合、複数のロッ
クを同時に行わなければならず、連結時の係止力が非常
に大きくなる。よって、作業者に負担がかかると共に、
狭い箇所で連結作業をしなければならない場合、複数の
ロックを同時に行うことは困難である。
【0006】本発明は上記した問題に鑑みてなされたも
ので、複数のロック固定部を設けることなく、回転を阻
止できるようにすることを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記解決を解決するた
め、本発明は、請求項1で、連結する一対の電気接続箱
のボックス外面の一方にロック爪を設けると共に他方に
上記ロック爪が係止される被ロック部とを設けてロック
固定していると共に、該ロック固定位置から離れた位置
の両ボックス外面に、水平断面で凹凸嵌合して、上下方
向に延在する回転防止用の嵌合部を設けていることを特
徴とする電気接続箱の連結構造を提供している。
【0008】上記ロック固定部は、連結する辺の中央部
に1つ設けると共に、該辺の少なくとも一端側の近傍
に、上記回転防止嵌合部を1つ設けることが好ましい
(請求項2)。
【0009】上記凹凸嵌合する回転防止嵌合部は、例え
ば、一方のボックス外面から水平断面T字形状の第1嵌
合部を上下方向に延在させて突出する一方、他方のボッ
クス外面から一対のL型枠を向い合わせで突出してT字
状空間を設けた第2嵌合部を上下方向に突出し、第2嵌
合部の空間に第1嵌合部を嵌合する構成としている。あ
るいは、一方のボックス外面から水平断面L字形状で、
横軸部が内向きに突出した第1嵌合部を設ける一方、他
方のボックス外面から横軸部が外向きに突出した水平断
面L字形状の第2嵌合部を設け、横軸部を重ね合わせて
嵌合している。
【0010】上記のように、ロック固定位置から離れた
連結辺の端縁近傍に、凹凸嵌合する回転防止用の嵌合部
を上下に延在させて設けると、外力が作用してもボック
スの回転を確実に防止することができる。また、凹凸嵌
合だけであるため、ボックス同士を連結する時に係止力
を強める必要はなく、作業者に負担をかけない。しか
も、付属ボックスを主ボックスに対して係止させるため
に移動させる際、ロック固定位置と離れた位置でも凹凸
嵌合するため、ボックスが傾斜することなく真っすぐに
移動され、ロック係止作業もスムーズに行うことができ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。
【0012】図1乃至図3は第1実施形態を示し、ジャ
ンクションボックスからなる主ボックス10の連結辺A
と、リレーボックスからなる付属ボックス20の連結辺
Bとを連結するもので、該連結辺AとBの長さ方向の略
中央部に前記図6と同様なロック固定部11、21を各
ボックス外面10a、20aに一体に突設している。ま
た、連結辺AとBの一方の端縁近傍に水平断面で凹凸嵌
合させて上下方向に延在させる回転防止用の第1嵌合部
12と第2嵌合部22をボックス外面10a、20aよ
り一体に突設している。
【0013】上記主ボックス10に設ける第1嵌合部1
2は、水平断面T字形状で、ボックス外面10aから垂
直に突出する縦枠部12aと、該縦枠部12aの先端に
連続する横枠部12bとからなり、横枠部12bはボッ
クス外面10aと間隔をあけて平行に位置している。ま
た、横枠部12bの上端は両端に切欠12cを設けて、
第2嵌合部22の内部に挿入しやすくしている。
【0014】上記付属ボックス20に設ける第2嵌合部
22は、一対のL型枠22a、22bを開口22cをあ
けて向い合わせで突出して、T字状空間22dを設けた
形状としている。また、これらL型枠22aと22bの
上端を1つの係止壁22eで閉鎖して、上記第1嵌合部
12の上面に係止するようにしている。
【0015】主ボックス10および付属ボックス20に
設けるロック固定部11と21は、前記図6の構造と同
様で、主ボックス10の外面10aにH形状とした係止
部13を突設すると共に、その両側に断面L形状とした
案内部14、14を突設している。一方、付属ボックス
20に設けるロック固定部21は、ボックス外面20a
に、下端部を外面20aより突出させた後に上向きに突
出させた弾性係止片23を設け、該弾性係止片23にロ
ック爪24を突設し、該ロック爪24を上記係止部13
の中央連結部の被ロック部15に係止してロック固定す
るようにしている。かつ、弾性係止片23の両側に水平
断面L形状の固定係止部25、25を突設し、その先端
より外側へと屈折した被ガイド片25a、25aを設
け、これら被ガイド片を上記案内部14、14の内部に
挿入すると共に、固定係止部25、25の上端面25
b、25bを上記係止部13の左右側壁13a、13b
の上端に係止する被係止部としている。
【0016】上記主ボックス1に付属ボックス2を連結
する時、自動車の車体に固定されたジャンクションボッ
クスからなる主ボックス1に対して、リレーボックスか
らなる付属ボックス2を上方から、外面10aに外面2
0aを平行に下降させて取り付ける。
【0017】該作業時、ロック固定部11、21では、
まず、固定係止部25、25の下部が主ボックスの係止
部13の両側壁と案内部14、14の間に挿入してガイ
ドされる。ついで、被ガイド片25a、25aが案内部
14、14の内部に挿入してガイドされる。同時に、回
転防止用の第1嵌合部12と第2嵌合部22とは、水平
断面T字形状の第1嵌合部12に第2嵌合部22が外嵌
して下降する。即ち、凹凸嵌合するだけであり、第1嵌
合部12に対して摺動しながら第2嵌合部22が下降し
ていく。
【0018】ロック固定部11、21とにおいて、弾性
係止片23の係止部13に当接すると弾性係止片23が
ボックス外面20a側に撓み、つづいて、弾性係止片2
3のロック爪24が被ロック部15と当接すると、さら
に、弾性係止片23が撓んでロック爪24は被ロック部
15を乗り越える。ロック爪24が被ロック部15を乗
り越えると、弾性係止片23が原状に弾性復帰し、ロッ
ク爪24は被ロック部15の下面に係止される。この
時、固定係止部25、25の上端面25b、25bは係
止部13の両側壁13a、13bの上端面に係止する。
【0019】このように、ロック爪24が被ロック部1
5の下面に係止すると共に、固定係止部25の上端面2
5bが係止部13の両側壁13a、13bの上端に係止
するため、付属ボックス20は上方向および下方向のい
ずれにも離脱することができず、主ボックス10に確実
に連結される。
【0020】また、回転防止用の第1嵌合部12と第2
嵌合部22においても、連結辺A、Bの上下長さ方向の
略全長にわたって凹凸嵌合する。よって、ロック固定部
11と21とでロック固定された主ボックス10と付属
ボックス20とを、連結辺の一端側において位置決め保
持する。その結果、付属ボックス20に外力が負荷され
ても、ボックス10と20とは連結辺の中心でロック固
定されていると共に、一端側で位置決め保持されて、離
れた位置の2カ所で保持されるため回転することはな
く、主ボックス10に対して所定位置に確実に保持され
る。
【0021】図4(A)(B)は凹凸嵌合する回転防止
用の第1嵌合部と第2嵌合部の変形例を示す。図4
(A)に示す変形例では、主ボックス10の外面10a
から水平断面L字形状で、横軸部12a’が内向きに突
出した第1嵌合部12’を設ける一方、付属ボックス2
0の外面20aから横軸部22a’が外向きに突出した
水平断面L字形状の第2嵌合部22’を設け、横軸部1
2a’と22a’を重ね合わせて嵌合している。
【0022】図4(B)に示す変形例では、主ボックス
10および付属ボックス20の各外面10a、20aよ
り、円弧形状の引掛部12a”、22a”を備えたフッ
ク状の第1嵌合部12”と第2嵌合部22”とを設け、
互いに凹凸嵌合している。さらに、図4(A)(B)の
形状以外でも、凹凸嵌合する形状であれば良い。
【0023】図5は第2実施形態を示し、主ボックス1
0と付属ボックス20との連結辺A、Bにおいて、その
中央部をロック固定部11、21とでロック固定する一
方、連結片の長さ方向の両端近傍にぞれぞれ回転防止用
の嵌合部12,22,12,22を設けて、凹凸嵌合し
ている。連結辺が非常に長尺の場合は、このように、ロ
ック固定部を中央に位置させて、その両側に回転防止用
の嵌合部を設けてもよい。
【0024】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
によれば、ロック固定位置から離れた連結辺の端縁近傍
に、凹凸嵌合する回転防止用の嵌合部を上下に延在させ
て設けているため、ボックスに外力が作用しても、2カ
所で位置決め固定して連結しているため、ボックスの回
転を確実に防止することができる。
【0025】また、回転防止用の嵌合部は連結作業時に
凹凸嵌合させるだけであるため、ロック固定の場合に必
要な操作力は要しない。よって、従来と比較してボック
ス同士を連結する時に係止力を強める必要はなく、作業
者に負担をかけない。しかも、付属ボックスを主ボック
スに対して係止させる時、回転防止用の嵌合部を設けて
いるため、方向性がでて作業性が向上する利点も有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態の分解斜視図である。
【図2】 図1の実施形態の主ボックスと付属ボックス
との平面図である。
【図3】 連結した状態での水平断面図である。
【図4】 (A)(B)は回転防止用の嵌合部の変形例
を示す断面図である。
【図5】 第2実施形態の平面図である。
【図6】 従来例の分解斜視図である。
【図7】 図6のボックス同士を対向した状態での平面
図である。
【図8】 従来例の問題点を示す概略図である。
【符号の説明】
10 ジャンクションボックスからなる主ボックス 10a ボックス外面 11 ロック固定部 12 第1嵌合部 13 係止部 15 被ロック部 20 リレーボックスからなる付属ボックス 20a ボックス外面 21 ロック固定部 22 第2嵌合部 23 弾性係止片 24 ロック爪

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連結する一対の電気接続箱のボックス外
    面の一方にロック爪を設けると共に他方に上記ロック爪
    が係止される被ロック部とを設けてロック固定している
    と共に、該ロック固定位置から離れた位置の両ボックス
    外面に、水平断面で凹凸嵌合して上下方向に延在する回
    転防止用の嵌合部を設けていることを特徴とする電気接
    続箱の連結構造。
  2. 【請求項2】 上記ボックスの連結側の辺の中央部に1
    つの上記ロック固定部を設けると共に、該連結辺の少な
    くとも一端側の近傍に、上記回転防止嵌合部を1つ設け
    ている請求項1に記載の電気接続箱の連結構造。
JP8199150A 1996-07-29 1996-07-29 電気接続箱の連結構造 Withdrawn JPH1051928A (ja)

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JP8199150A JPH1051928A (ja) 1996-07-29 1996-07-29 電気接続箱の連結構造

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JP8199150A JPH1051928A (ja) 1996-07-29 1996-07-29 電気接続箱の連結構造

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JPH1051928A true JPH1051928A (ja) 1998-02-20

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ID=16402990

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JP8199150A Withdrawn JPH1051928A (ja) 1996-07-29 1996-07-29 電気接続箱の連結構造

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JP (1) JPH1051928A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009213193A (ja) * 2008-02-29 2009-09-17 Sumitomo Wiring Syst Ltd 電気接続箱とカセットの固定構造
EP1955902A3 (de) * 2007-02-08 2012-08-01 Behr GmbH & Co. KG Vorrichtung zur Befestigung eines elektrischen Bauteils eines Kraftfahrzeugs

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20031007