JPH10513413A - マスターシリンダ - Google Patents

マスターシリンダ

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JPH10513413A
JPH10513413A JP8523237A JP52323796A JPH10513413A JP H10513413 A JPH10513413 A JP H10513413A JP 8523237 A JP8523237 A JP 8523237A JP 52323796 A JP52323796 A JP 52323796A JP H10513413 A JPH10513413 A JP H10513413A
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master cylinder
master
cylinder
groove
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JP8523237A
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クレー・ハインリッヒ
ケーニッヒ・ハラルト
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イーテーテー・アウトモティーフェ・オイローペ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング
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    • B60T11/10Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator without power assistance or drive or where such assistance or drive is irrelevant transmitting by fluid means, e.g. hydraulic
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Abstract

(57)【要約】 本発明では、プランジャピストン(2)を備えたマスターシリンダ(1)の横穴(26)を、外面(106)に形成された周溝(100)に開口させることが提案される。

Description

【発明の詳細な説明】 マスターシリンダ 本発明は、請求項1の上位概念記載の、特に液圧式自動車ブレーキ装置のため のマスターシリンダに関する。 このようなマスターシリンダは例えば米国特許第5,187,934号明細書 によって知られている。この公知のマスターシリンダは、ピストンに設けられた 横穴がシール要素を通過するときにシール要素が損傷しないようにするために、 横穴の角を削らなければならないという欠点がある。更に、大きな流量を可能に し、同時にシール要素が損傷しないようにするために、小さな直径の穴を多数必 要とする。大きな穴は大きな流量を可能にするがしかし、シール要素が破壊され る危険が大きくなり、大きな遊びストロークを必要とする。 そこで、本発明の課題は、シール要素が破壊される危険を高めないで、横穴を 通る流量を大きくすることができる、当該種類のタンデム型マスターシリンダを 提供することである。 この課題は本発明に従い、請求項1の特徴部分と従属請求項に記載した手段に よって解決される。 本発明で、横穴がピストンの外面に形成された少なくとも一つの溝に開口して いる。この溝は流路横断面を大きくするために役立つ。1個または複数の溝は軸 方向に延びていてもよいし、ピストン外面の外周の一部にわたって延びていても よい。横穴の角は重要ではない。なぜなら、この横穴が溝内にあるからである。 場合によって生じる角はシール要素に接触しない。従って、シール要素の摩耗ま たは破壊が回避される。 周溝は対称であるのできわめて簡単に製作可能である。更に、このような溝は 流路横断面を拡大し、それによって液圧媒体の流量を多くすると共に流速を遅く する。 ピストンの外面に対する溝の側面の小さな傾斜により、溝がシール要素を通過 するときのシール要素の損傷が小さくなる。その際、傾斜は約30°が特に適し ている。というのは、この場合、側面が充分に平らである、すなわち移行が充分 にスムースであり、同時に大きな流路横断面が得られるからである。しかし、3 0°±15°でも良好な特性が得られる。 溝の横断面をV字形に形成し、このV字の脚部が互いに鈍角をなしていると特 に有利であることが判った。この場合、特性が良好であり、製作が簡単である。 本発明による溝によって得られた横断面拡大により、少ない数の横穴によって 、大きな横断面を得ることができる。横穴の横断面は大きくてもよい。というの は、ピストンの外面における横穴の開口で、シール要素の損傷が本発明による溝 によって生じないからである。その際、特に軸線上にある2個の横穴はきわめて 簡単に製作可能である。この横穴は例えば1回の加工工程で穿孔によって製作可 能である。4個の横穴もこの利点を有する。横穴を1個製作することは一層簡単 である。 横穴がスリット状に形成されていると、横穴がピストン軸線方向において短く なると共に大きな横断面を有する。このような横穴は打抜きまたは射出成形によ って簡単に製作可能である。更に、横穴の横断面を例えば楕円形に形成可能であ る。 補給室がピストンを案内する案内要素内に形成されているときには、この案内 要素は本発明に従い、ピストン側の半径方向の凹部を備えている。この凹部は周 方向において少なくとも1個のウェブによって互いに分離されている。その際、 ピストンはウェブに直接接触することができる。これは部分的な凹部にかかわら ず案内要素内できわめて良好な案内を可能にする。凹部はピストンのリセット( 後退)位置で本発明による溝に接続し、マスターシリンダ軸線に対するピストン のその都度の角度位置とは無関係に圧力室から補給室への圧力媒体接続を可能に する。それによって、この角度の固定は不要である。凹部の深さによって、充分 な流路横断面が保証される。その際、少なくとも一つの凹部と、ほとんど周方向 全体にわたって延びる1個のウェブが設けられるかあるいは二つ以上の凹部が設 けられている。この凹部は2個以上のウェブによって互いに分離されている。 凹部が案内要素に接触するシール要素まで軸方向に延びていると、シール要素 が液圧媒体によって湿らされる。特にシール要素がピストン外面に隣接している と、この湿潤作用によってシール要素が長持ちする。 本発明の他の効果は図に基づく次の説明から明らかである。 図1は本発明によるマスターシリンダの横断面図、 図2a,2bは図1のマスターシリンダの左側の案内要素の部分拡大図、 図3a,3bは図1のマスターシリンダの右側の案内要素の部分拡大図である 。 図1のマスターシリンダ1は2個のピストン(プランジャ)2,3を備えた、 自動車ブレーキ装置のタンデム型マスターシリンダである。ピストン2,3は案 内要素4,5内を案内され、シール要素6,6′または7,7′によってシール されている。 シール要素6,6′は案内要素4とスリーブ8によって軸方向において位置決 めされている。シール要素7,7′は案内要素5とブッシュ9によって軸方向で 固定されている。スリーブ8と案内要素5の間には、同様にシール要素7を軸方 向で固定するために寄与する補正ワッシャ10が設けられている。 補正ワッシャ11がブッシュ9と閉鎖キャップ13の間に配置されている。補 正ワッシャ11は弾性部分11′を備えている。この弾性部分は閉鎖キャップ1 3に支持され、ブッシュ9を案内要素5に押しつけ、それによって、ブッシュ9 または案内要素7と相対的な閉鎖キャップ13の軸方向位置の、場合によって生 じる小さな偏差を補正する。従って、個々の部品の小さな軸方向誤差が補償(補 正)される。 閉鎖キャップ13はマスターシリンダ1の開口15を閉鎖する。この開口から 段付きの軸方向穴12が開口14まで延びている。この開口14からピストン2 の後側部分が突出している。ピストン2にはピストンロッド16が接触している 。このピストンロッドによって、操作力F1をピストン2に作用させることがで きる。 合成樹脂管40は圧力室22,23内にあるその前端に、1個または複数の半 径方向突起39を備えている。この突起はスリーブ8の段部に当たることができ 、従ってマスターシリンダ1からピストン2が抜け出ないようにする。 ピストン2または3は滑らかな円筒状の外面32または33と、中空室34ま たは35を有する。ピストン2と3の間に配置されたばねセット17は、ピン1 7′とスリーブ18,19とばね20からなっている。このばねセットは、ピス トン2の摺動時に軸方向の力をピストン3に加え、このピストン3を摺動させる 。操作力F1がピストン2に作用すると、このピストンはばね20の力によって リセットされる。ピストン3は閉鎖キャップ13の支持されたばね21の力によ ってリセットされる。 ピストン2と3の間には一次圧力室22があり、ピストン3と閉鎖キャップ1 3の間には二次圧力室23がある。圧力室22または23は略示した圧力ポート 24または25を経て自動車の異なるブレーキ回路に接続されている。 ピストン2または3がリセットされた状態で、圧力室22または23はピスト ン内に設けられた横穴26または27を介して補給室28または29に接続され ている。この補給室は案内要素4または5内に形成されている。横穴26の代わ りに軸方向溝26′を設けることができる。この軸方向溝はマスターシリンダ1 の一点鎖線で示した軸線Aの上方に形成されたピストン2の半部内に代替的なも のとして示してある。補給室28または29はタンクポート30または31を介 して図示していない無圧の補給タンクに接続されている。 マスターシリンダ1を操作する前に、ピストン2,3はリセットされた図示出 発位置にある。その際、圧力室22,23は図示していない無圧の補償タンクに 接続されている。この補償タンクの中にある液圧媒体は無圧である。 マスターシリンダ1を操作するために、操作力F1がピストンロッド16を介 してピストン2に加えられる。それによって、このピストンは図において左側に 移動する。同時に、予備付勢されたばねセット17のばね20により、ピストン 3が左側に摺動する。その際、横穴26,27または対応する軸方向溝26′が シール要素6′,7′を通過する。それによって、一次圧力室22と補給室28 との間および二次圧力室23と補給室29との間の液圧接続が中断する。ピスト ン2,3を左側へ更に摺動させると、圧力室22,23内の圧力が上昇する。油 圧媒体は、接続された図示していない車輪ブレーキを操作するために圧力ポート 24,25を経て押し出される。 操作力F1を弱めると、ピストン2,3は圧力室22,23内の圧力とばね2 0,21の力によって右側へ摺動する。その際、必要な場合には、補給室28, 29からシール要素6′,7′の外側のシール唇部を越えて圧力室22,23に 液圧媒体を吸込み補給することができる。ピストン2,3がその出発位置に達す るや否や、圧力室22,23が再び横穴26,27を介して補給室28,29に 直接再び接続される。 ピストンを出発位置に押し戻すことは、圧力室22または23内の圧力上昇に よっても行うことができる。 本発明によるタンデム型マスターシリンダを使用する場合には、このような圧 力上昇は、制御されるブレーキ装置(ABS,ASR,走行安定性制御等)にお いて制御中に発生し得る。 横穴26,27または軸方向溝26′は本発明に従って周溝100,101に 開口している。これは次の図に拡大して示してある。 図2aは案内要素5の範囲と軸線Aの上方にあるピストン3の部分の範囲を示 す、図1の部分拡大図である。図2bはピストンの下側部分を示している。 横穴27として形成された補給穴はピストン3の中空室35から溝101まで 延びている。この溝はV字形の断面を有し、その側面103,105はピストン 外面107に対して鋭角をなして傾斜している。図2aにおいて、補給室29は 半径方向穴109と軸方向穴111によって形成されている。ピストン3が図示 したリセット(後退)位置にあるときに、この半径方向穴と軸方向穴は凹部11 3を介して溝101に接続している。凹部113は軸方向に延びているがシール 要素7または7′まで達していない。それによって、ピストン3が左側へ摺動し たときに、ピストン外面107と案内要素5の間には、圧力室22または23内 の圧力によって付勢されるシール要素7,7′が押し込まれるような隙間が存在 しない。支持円板117はシール要素7′が軸方向穴111に侵入しないように する。ピストン3が左側に摺動する際に溝101によって形成された隙間は、シ ール要素7′に影響を与えないように、寸法が小さくなっている。 図2bに示した部分拡大図では、補給室がほぼ半径方向に延びる傾斜穴109 ′によって形成されている。ピストン3がそのリセット位置にあるときに、この 傾斜穴は周方向に延びる溝101の範囲に開口している。溝101を補給室29 に接続するための、凹部113に対応する凹部は、ここでは不要である。図2b はウェブ115を示している。このウェブは凹部113の両側でほとんど全周に わたって延びるように形成されている。 図3aは案内要素4の範囲と、軸線Aの上方のピストン2を示している。この 場合、軸方向溝26′の代わりに横穴26を備えている。図3bには、対応する 下側半部が示してある。この横穴26は周方向に延びる溝100に開口し、この 溝の側面102,104は図2a,2bと同様に形成されている。 補給室28は半径方向穴108と軸方向穴110によって形成され、補給穴1 18を介して図示していない無圧の補償室に接続されている。半径方向穴108 は案内要素4の凹部112に開口している。この凹部は図1から明らかなように 、周方向の溝100の範囲から図3aに示していないシール要素6の範囲まで軸 方向に延びている。凹部112は一方では、図2aに基づいて説明したように、 ピストン2のリセット状態で補給室28を周溝100に接続する働きをし、他方 ではシール要素6を液圧媒体で湿らす働きをする。 図3bは、凹部112の間に配置されたウェブ114を示している。周溝10 0はこの断面図では見えない、ウェブ114に隣接した凹部112を介して、補 給室28に接続している。 ピストン2の操作時にピストンは左側に摺動する。この場合、溝100は案内 要素4の範囲から出て、シール要素6′を通過する。その後で、圧力室22内の 圧力が上昇し、それによってシール要素6′のシール唇部がピストン外面106 または段付き穴12に押しつけられる。支持ディスク116は軸方向穴110に 押しつけられ、シール要素6′は支持ディスク116に確実に接触する。 図3aに示したピストン非操作位置での圧力室22と無圧の容器との接続は、 本発明に従って周溝100によって行われる。この周溝には内側から少なくとも 1つの横穴26が開口している。周溝100は上記の端位置で、ケーシング固定 の案内要素4内の凹部112を介してあるいは図2bの傾斜穴109′と同様な 、同じ個所に開口する傾斜穴を介して無圧のタンクに接続される。それによって 、ピストン2がリセット位置にあるときの圧力媒体連通が確実に行われる。圧力 付勢されたシール要素6′,7,7′、特にスリーブ(マンシェット)状に形成 されたシール要素が大きな隙間では押出しによって破壊されるので、周溝100 , 101は小さな隙間として形成されている。それでもなおこの隙間は大きな横断 面を有する。というのは、隙間が周方向に形成されているからである。マスター シリンダの軸方向に横穴26を延長しないで、大きな接続横断面を可能にするた めに、図3bにおいて横穴26はスリットとして形成されている。このスリット の長手軸線は図面の平面に対して垂直に配置されている。 本発明では、プランジャピストン2を備えたマスターシリンダ1の横穴26を 、外面106に形成された周溝100に開口させることが提案される。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年3月4日 【補正内容】 請求の範囲 1.摺動可能なピストン(2,3)を内蔵し、このピストンがケーシングに固定 されて配置されたシール要素(6′,7′)によって圧力室(22,23)に対 してシールされ、この圧力室がピストン(2,3)に形成された少なくとも一つ のの横穴(26,27)によって無圧の補給室(28,29)に接続可能であり 、ピストン(2,3)の外面(106,107)に少なくとも一つの溝(100 ,101)が形成され、この溝に横穴(26,27)が開口している、マスター シリンダ(1)において、溝(100,101)がV字形の横断面を有し、この V字の脚部が互いに鈍角をなし、溝(100,101)の側面(102〜105 )がピストン(2,3)の外面(106,107)に対して少しだけ傾斜してい ることを特徴とするマスターシリンダ。 2.溝(100,101)が周溝であることを特徴とする請求項1記載のマスタ ーシリンダ。 3.適切な大きなの横断面を有する2〜4個の横穴(26,27)がピストン( 2,3)に形成されていることを特徴とする請求項1と2に記載のマスターシリ ンダ。 4.適切な大きなの横断面を有する1個の横穴(26,27)がピストン(2, 3)に形成されていることを特徴とする請求項1と2に記載のマスターシリンダ 。 5.横穴(26,27)がスリット状に形成されていることを特徴とする請求項 1〜4のいずれか一つに記載のマスターシリンダ。 6.補給室(28,29)がピストンを案内する案内要素(4,5)に形成され 、この案内要素がピストン側に半径方向の凹部(112,113)を備え、この 凹部が周方向において少なくとも1個のウェブ(114,115)によって分離 されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載のマスターシリ ンダ。 7.凹部(112,113)が案内要素(4,5)に接触するシール要素(6) まで軸方向に延びていることを特徴とする請求項6記載のマスターシリンダ。 【手続補正書】 【提出日】1997年9月8日 【補正内容】 請求の範囲 1.摺動可能なピストン(2,3)を内蔵し、このピストンがケーシングに固定 されて配置されたシール要素(6′,7′)によって圧力室(22,23)に対 してシールされ、この圧力室がピストン(2,3)に形成された少なくとも一つ のの横穴(26,27)によって無圧の補給室(28,29)に接続可能である 、マスターシリンダ(1)において、ピストン(2,3)の外面(106,10 7)に少なくとも一つの溝(100,101)が形成され、この溝に横穴(26 ,27)が開口し、横名(26,27)がスリット状に形成されていることを特 徴とするマスターシリンダ。 2.溝(100,101)が周溝であることを特徴とする請求項1記載のマスタ ーシリンダ。 3.溝(100,101)の側面(102〜105)がピストン(2,3)の外 面(106,107)に対して少しだけ傾斜していることを特徴とする請求項1 または2記載のマスターシリンダ。 4.溝(100,101)がV字形の横断面を有し、このV字の脚部が互いに鈍 角をなしていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のマスター シリンダ。 5.適切な大きなの横断面を有する2〜4個の横穴(26,27)がピストン( 2,3)に形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載 のマスターシリンダ。 6.適切な大きなの横断面を有する1個の横穴(26,27)がピストン(2, 3)に形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のマ スターシリンダ。 7.補給室(28,29)がピストンを案内する案内要素(4,5)に形成され 、この案内要素がピストン側に半径方向の凹部(112,113)を備え、この 凹部が周方向において少なくとも1個のウェブ(114,115)によって分離 されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載のマスターシリ ンダ。 8.凹部(112,113)が案内要素(4,5)に接触するシール要素(6) まで軸方向に延びていることを特徴とする請求項7記載のマスターシリンダ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),JP,US (72)発明者 ケーニッヒ・ハラルト ドイツ連邦共和国、D−61239 オーバー −メールレン、ガルテンストラーセ、7

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.摺動可能なピストン(2,3)を内蔵し、このピストンがケーシングに固定 されて配置されたシール要素(6′,7′)によって圧力室(22,23)に対 してシールされ、この圧力室がピストン(2,3)に形成された少なくとも一つ の横穴(26,27)によって無圧の補給室(28,29)に接続可能である、 マスターシリンダ(1)において、ピストン(2,3)の外面(106,107 )に少なくとも一つの溝(100,101)が形成され、この溝に横穴(26, 27)が開口していることを特徴とするマスターシリンダ。 2.溝(100,101)が周溝であることを特徴とする請求項1記載のマスタ ーシリンダ。 3.溝(100,101)の側面(102〜105)がピストン(2,3)の外 面(106,107)に対して少しだけ傾斜していることを特徴とする請求項1 または2記載のマスターシリンダ。 4.溝(100,101)がV字形の横断面を有し、このV字の脚部が互いに鈍 角をなしていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のマスター シリンダ。 5.適切な大きなの横断面を有する2〜4個の横穴(26,27)がピストン( 2,3)に形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載 のマスターシリンダ。 6.適切な大きなの横断面を有する1個の横穴(26,27)がピストン(2, 3)に形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のマ スターシリンダ。 7.横穴(26,27)がスリット状に形成されていることを特徴とする請求項 1〜6のいずれか一つに記載のマスターシリンダ。 8.補給室(28,29)がピストンを案内する案内要素(4,5)に形成され 、この案内要素がピストン側に半径方向の凹部(112,113)を備え、この 凹部が周方向において少なくとも1個のウェブ(114,115)によって分離 されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載のマスター シリンダ。 9.凹部(112,113)が案内要素(4,5)に接触するシール要素(6) まで軸方向に延びていることを特徴とする請求項8記載のマスターシリンダ。
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