JPH10512635A - 補強平板の固定方法 - Google Patents

補強平板の固定方法

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JPH10512635A JP8521346A JP52134696A JPH10512635A JP H10512635 A JPH10512635 A JP H10512635A JP 8521346 A JP8521346 A JP 8521346A JP 52134696 A JP52134696 A JP 52134696A JP H10512635 A JPH10512635 A JP H10512635A
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ドイリン,マルチン
シュヴェグラー,グレゴール
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アイトゲヌーシシエ マテリアルプルーフングス−ウント フォルシュングスアンスタルト エ−エムペーアー
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Abstract

(57)【要約】 縦に長い、または、平らな構築物、または、構築物の一部(3)を補強するために、特に、支持力を補強するために、張力を掛けていない、または、予荷重を掛けた状態で平板状の補強材(10、20)を配置し、補強平板の端末の少なくとも片方、出来れば両方を、構築物、又は、構築物の一部の中に入り込む様に固定する事が推奨される。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 補強平板の固定方法 技術分野 本発明は、構築物、または構築物の一部、または、煉瓦積みの少なくとも一箇 所に、張力を掛けていない、または、予荷重を掛けた状態で配置された平板状の 補強材を使用して、縦に長い、及び/または平たい構築物、または、構築物の一 部を補強するための配置に関し、この構成により補強された梁機能を有する構築 物、この構成を備えた煉瓦積み、ならびに、構築物、又は構築物の一部の補強方 法に関する。 背景技術 数年来、特に、鉄筋コンクリートおよび煉瓦積み等の構築物に、補強材を追加 して取り付ける事により、追加補強工事を行う研究と実践が行われている。これ らの技術の最初は、J.Bresson著『構造物への張り付け利用に関する適用につい ての新しい研究。コンクリート板。』(Nouvelles recherches et applications concernant l'utilovation des collages dans les structures.Beton plaque .)ITBTP年鑑278号1971年、コンクリートシリーズ、鉄筋コンクリート116号に記 述されており、1960年代までさかのぼる。その際、Bresson はその努力を特に, 張り付けた鋼板の固定範囲における結合応力の研究に向けた。 従って、約20年来、例えば、橋梁、床、天井板、縦梁材等、鉄筋コンクリート 構造物の様な既存の構築物、或は、補強のない煉瓦積みに鋼板を追加張り付ける ことにより補強する事が出来る様になった。 コンクリート構築物、および、煉瓦積みに対して、例えばエポキシ樹脂接着剤 を使用して鋼板平板を張り付ける事による補強は今日では標準技術と見做されて 良い。 補強を必要とする理由は種々ある。 ● 荷重の増大 ● 例えば、支柱の様な荷重を受けている要素が、後日取り外されるとか、又 は、その支持機能が弱められる様な静力学系の変更 ● 疲労の危険のある構造部分の補強 ● 剛性の向上 ● 支持系の損傷、または、既存構築物、および、煉瓦積みの保全 ● 構築物の設計計算の不良、又は施工不良。 鋼製平板張り付けによる追加補強は、数多くの構築物について実証されており 、例えば、下記の参考文献に記述されている。 M.Ladner、Ch.Weder著『鉄筋コンクリートの張り付け補強』、 スイス、建設新聞、年鑑92巻、10号(1974)の別刷り、 『ムオタ川のギゼネン橋の改造』、スイス、『技師と建築技師』(1980)41号 の別刷り。 しかしながら、これらの補強方法には欠点がある。実際には、長い鋼製平板を 納入出来ないので、比較的短い鋼板平板のみしか使用が可能でない。従って、止 むを得ない場合には鋼板平板の接続が必要となり、そこで強度が劣化する可能性 を避けられない。その他に、工事現場において重量のある鋼板の取扱は厄介であ り、構築物の位置が高いか接近が難しい場合には、著しい施工技術上の問題を招 く。その他に、鋼の場合には、念入りな防食処理を行っても、鋼製平板の側面の 錆び、ならびに、鋼とコンクリート間の境界面における腐食の危険があり、補強 が剥離し、従って、補強が失われる事になる。 この問題に対応して、U.Meier の出版物『高性能繊維複合材料による橋梁の改 造』、Material & Technik 15 巻、4号(1987)、および、H.P.Kaiser,Diss の 炭素繊維で強化したエポキシ樹脂平板に置き換えることが提案された。この材料 から作られた平板は、比重が軽く、強度が高く、疲労特性が優れており、耐腐食 性が優れているなど、優れた特性を有する。即ち、重い鋼製平板の代わりに薄い 炭素繊維補強の合成樹脂製平板を使用する事が可能である。この平板は、非常に 長いものも巻き上げた状態で、建設現場に搬送することが出来る。実際の調査結 果では、厚さ0.5 mmの炭素繊維平板は、厚さ3mm のFE360 鋼板製平板の降伏点に 相当する引張力に耐えることが出来る。 また地震の危険のある地域の煉瓦積み補強の際にも、上述の炭素繊維強化平板 が最善のものとして実証されている。スイス連邦材料検査研究所(EMPA)、デュベ ンドルフの報告書229号中の表題『地震の危険のある地域における煉瓦積みの繊 維複合材料を使用した補強』において、C.Schweglerにより、地震の危険のある 建物の既存の煉瓦積みの仕切り壁、または、建物正面壁を繊維複合材料により、 追加補強する事が特に推奨された。この様にして、煉瓦積みを、専断強度と引張 強度に関して、補強されていない煉瓦積みと比較して明白に補強することが出来 る。その際、例えば、補強平板を対角線状及び十文字に仕切り壁に正面壁の煉瓦 積みに対すると同じ様に張り付ける事が推奨される、その際、剪断力抵抗の向上 のために、例えば、コンクリート板に平板の末端を固定する事が非常に重要であ ることが明らかにされている。 コンクリート構造、および、煉瓦積みにおいて剪断力による亀裂形成の記述さ れているらゆるケースに特別に注意しなければならない。発生する、剪断亀裂は 補強された表面の上にバックリングを生じ、この結果一般に補強平板が剥離し、 分離する事になる。従って、剪断力による亀裂は、補強されていない構築物部分 の支持力に関しても、また、補強平板を追加配列したあらゆるケースの剥離危険 に関しても、重要な査定基準である。 国際特許出願WO93/20 296号において、支持機能をもたせた構築物の一部を発 生する剪断応力に対して補強する方法が記述されており、この方法では、補強平 板がその末端領域において剥離しない様に、外側から取り囲む接続部材により構 築物に押し付けられている。その際、補強平板は、平板の末端から支点までの間 隔、即ち、仕切り壁の末端に配置されたコンクリート板までの間隔が出来るだけ 小さくなる様に配置する。固定ゾーンは、補強平板に働く引張力を支えることが 出来、その力が支点、または、仕切り壁を取り囲むコンクリート平板まで力が確 実に伝達される様に、設計されなければならない。 さて、実際においては、補強平板を支える範囲にせり持ちとか段があるために 、 その個所で固定する事は必ずしも可能ではなく、間隔を拡大する結果となった。 また、仕切り壁補強の場合に、補強平板をこの壁の上、下に配置されたコンクリ ート板に固定するのは大抵の場合、難しく費用が掛かる。さらに、建設現場にお ける取扱上の理由から、補強平板を長過ぎないようにすることが有利である。し かし、一方で、例えば、橋梁の補強において、補強平板が支点から支点まで届か なければならないことは明らかである。 従って、本発明の課題は、補強平板の固定部の長さを短くしても、構築物に殆 ど変わらない補強を達成出来る対策を提案することである。 発明の開示 本発明によれば、この課題は請求項1に記載された構成により解決される。 構築物、または構築物の一部の少なくとも一カ所に張力を掛けない、または、 予荷重を掛けた状態で配置された平板状の補強平板を使用して縦に長い、及び/ または、平たい構築物、または構築物の一部を補強するための構成において、本 発明によれば、少なくとも一つの平板の、少なくとも一端を構築物、又は構築物 の一部の中に入り込ませて留める補強が提供される。 ここでは、少なくとも、その平板の一端は、構築物、または、煉瓦積みの中に 留められる様に、なかんずく殆ど連続的に曲げられて、構築物、または、構築物 の一部の中に入り込める様に方向を曲げる事が推奨される。 この様にして、固定部の長さを短くしても、補強用平板が実際には支点から支 点まで伸びており、また、補強平板の末端を支点の範囲で固定する事が問題なく 可能であるので、固定長さが長い場合と同じ様な、または、殆ど等しい補強を構 築物、または、構築物の一部に達成することが出来る。試験の結果を添付図を参 照しながら下記に詳述するが、その結果から、荷重導入部を越えて反対側で比較 的短い固定部だけを、補強する構築物の表面に配置し、発明に従って、補強平板 を構築物の一部の中に入り込む様に固定すると、相応する平板の端末が支点の範 囲内で固定されている場合と殆ど等しい補強を構築物に与える事が判明している 。 本発明によれば、平板の末端を構築物、または、構築物の一部の中に入り込ま せた前述の配列もしくは固定方法は、勿論、例えば、鋼板、または、ガラス繊維 、 または、炭素繊維で補強されたエポキシ樹脂、または、ポリエステル樹脂等を使 用して製造された熱可塑性樹脂を押し出し成形した補強平板等の様な公知の補強 平板に適している。 補強平板の少なくとも片側、または、なるべく両側端は連続的に曲げられ、構 築物の中に向かって入り込む様に埋め込まれる。入り込んだ端末はそれぞれコン クリート及び/または、とりわけ接着剤の様な重合体補強材料により覆う事が出 来る。例えば、補強平板が炭素繊維補強エポキシ樹脂の場合には、煉瓦積み、並 びに、コンクリートの中に埋め込まれた平板の末端を固定し、覆うために、エポ キシモルタル、または、エポキシ樹脂強化コンクリート重合体を使用すると好適 である。 発生する剪断応力に対してさらなる補強を達成するために、勿論、WO93/20296 号において提案された様に、煉瓦積み、又は、コンクリート構築物の中に入り込 む補強平板端を、補助的に平板状、または、帯状の要素により、構築物、又は、 構築物の一部に対して押し付けることも可能である。このためには、例えば、平 板末端に覆いかぶせるクサビが適している。 この押し付け手段の代わりに、平板末端を、例えば、特に、ボルト、鋲、ピン 、止め輪、等の予荷重を掛けた、または、予荷重を掛けていない機械的な固定手 段により、構築物、または、煉瓦積みの中に固定する事も可能である。 本発明によれば、前述の構成は、発生する剪断応力に対して、一枚、または、 複数の補強平板により補強された、支持機能用に設けられた構築物、又は、構築 物の一部に対して適している。しかし、一枚、または、複数の補強平板により構 築物、または、煉瓦積みを補強するために、本発明によれば前述のように、平板 末端を構築物、または構築物の一部、または、煉瓦積みの中に入り込む様に固定 することが好適である。従って、例えば、地震の危険のある地域の煉瓦積みの補 強において、ガラス繊維補強樹脂平板により平板の端末を煉瓦積みの中に入り込 む様に固定する事が可能である、これにより、補強平板をそれぞれ煉瓦積みの端 末に配置されるコンクリート板、または、天井板まで、固定のために延長する必 要がなくなる。この事は、この種の補強平板の適用が根本的に簡単にできる事を 示している。 構築物、および、煉瓦積みの補強のための別な方法は、請求項9または10の いずれかの記載に基づき提供される。 図面の簡単な説明 さて、引き続き、本発明を、添付図を参照して具体例を挙げて詳細に説明する 。 ここで、 図1 補強平板により補強されたコンクリート橋梁の概略を示す縦断面図、 図2 例えば、地震の危険のある地域に適している、補強平板により補強され た煉瓦積み、または、仕切り壁の側面図、 図3 本発明による補強平板の末端が煉瓦積み、または、構築物の中に入り込 む様に配置され、固定される方法を概略的に示す縦断面図、 図4a及び図4b 本発明による端部固定と従来の平板端部の固定とを比較す るコンクリート梁、すなわち、試験形態を概略的に示す縦断面および横断面図、 図5a及び図5b 図4のコンクリート梁に従来の張り付け補強平板を使用し た試験形態を下側からみた平面図、 図6a及び図6b 図4、5と同様の試験形態、ただし、平板末端が延長され ている。 図7a、図7b及び図7c 図4〜6と同様の試験形態。ただし、平板末端は 、本発明により提案された様にコンクリート梁の中に入り込む様に固定されてい る。 図8 図5、6、7に係る3種の試験形態における撓みを示す図、 図9a及び図9b 図5に係る試験形態において、加えた力の段階が違う場合 の平板末端と梁の中心における補強平板の伸びを示す図、 図10a及び図10b 図6に係る試験形態において、加えた力の段階が違う 場合の平板末端と梁の中心における補強平板の伸びを示す図、 図11a及び図11b 図7に係る試験形態において、加えた力の段階が違う 場合の平板末端と梁の中心における補強平板の伸びを示す図、 図12a及び図12b 本発明による補強平板を固定する方法を概略的に示す 縦断面図と平面図、 図13a及び図13b 本発明による固定された補強平板末端の上に配置され る固定用クサビを示す縦断面図と平面図、 図14a及び図14b 補強平板の配置上の問題に対応する本発明による解決 方法を示す、小刳の断面図、 図15 なるべく補強平板を使用し、本発明により固定し、補強する別なもう 一つの構築物の配置。 発明を実施するための最良の形態 図1に概略的に鉄筋コンクリート橋梁1の縦断面図を示す。コンクリート板3 を包含し、これは2本のパイル5によりそれぞれの支点7において支持されてい る。老朽化のために、このコンクリート橋梁は両方の支点7の間に配置された補 強平板10により補強されている。この補強平板10は両方の支点間にまたがっ て、全長にわたり、例えば、エポキシ樹脂接着剤により張り付けられている、そ の際、補強平板は範囲A’において末端で、従来一般に行われている様に、コン クリート板3に接着されている。その際、WO93/20296号において示された様に、 平板末端を、補助的な帯材、または、鋼板により補助的に固定し、コンクリート 板に押し付ける事が出来る。 図2に、地震の危険のある地域に立っている建物の仕切り壁11が示されてい る。ここでは、煉瓦壁13は側方から張り付けられた補強平板20により補強さ れている。その際、補強平板は一般には末端において仕切り壁13の上方、また は、下方に配列されたコンクリート板、つまり、床板、天井板15、17に固定 されている。その際、平板の末端を、例えば領域A”においてコンクリート板17 の中に固定するために、その中に入り込む様に案内されている。この様な固定装 置の製造は高価につき、大きな作業量を必要とする。 次に、本発明によれば図3に示されるように、領域A’、A”において平板末 端を簡単に効果的に固定することが出来る。領域A’において平板末端が支点7 の近くまで伸びる必要のない事、また、領域A”においては、平板末端がコンク リート板17まで伸びなくてはならない事が絶対必要ではない事が可能となった 。図3から見て分かる通り、補強平板10、または20の末端22はコンクリー ト板3、または、煉瓦壁13の中に入り込んでおり、この領域に対応してコンク リ ート、または、セメントモルタルにより覆われている。もちろん、この覆い23 を例えば、エポキシ樹脂モルタル、またはポリウレタン、シリコン成形の様な重 合体接着剤により実施する事も可能である。使用する材料の最適な選択は、例え ば、補強平板を構成している原料に関係する。 今度は、図3に概略的に示した平板末端を構築物、または、煉瓦積みの中に導 入すると、補強平板長さが一般に要求されている様に支点から支点まで、又は、 コンクリート板からコンクリート板までの長さでなくても、構築物に確固たる剪 断応力補強を達成出来る事を以下の図面を参照して示すものとする。特に、下記 に説明する試験形態により、補強平板末端が構築物、または、構築物の一部の中 に入り込む様に固定されるならば、補強平板長さが同じ場合でも補強を高める事 が出来る事を示すものである。 図4aにおいて、下記の試験形態に使用されたコンクリート梁3の縦断面を図 1と同じ様に示した。その際、コンクリート梁3は支点7の上にあり、鉄筋4を 包含している。コンクリート梁3は、その下面側8において補助的に炭素繊維強 化樹脂平板10により補強されている。その補強平板の片側の末端11は実際上 対応する支点7’まで伸びており、その反対側の補強平板末端13は別な方の支 点7”より離されている。図4bは、図4aのコンクリート梁の断面を示してい る。 今度は、図4a、4bに概略的に示したコンクリート梁に種々の試験形態を使 用して、曲げ試験を実施した。その際、両側の矢印で示された場所15にそれぞ れ力Fを加えた。 図5aに示された試験形態は、補強平板で補強されたコンクリート梁3を下方 から見た図であり、補強平板の片方の末端11は、支点7’まで伸びており、反 対側の末端13’は、対応する力点15”を越えてある距離だけ先に伸びている 。本試験形態の寸法は図5に示されている。そこに示されているように、平板末 端13’は、力点15”を越えて20cmだけ先に伸びている。図5bには複数 の測定点29が概略的に示されている。これらは補強平板の端末13’において 発生する力、または、発生する伸びの測定のために設けられるものである。図5 aに示す箇所24は、コンクリート梁3の中心点を示している。この中心点も同 様 に測定点となる。 末端11の領域において補強平板10の機能が働かないのを防止するために、 さらに、図示されていないが、押し付け板が設けられる。補強平板の端末13’ は、従来の方法によりコンクリート梁の下面に張り付けられ、固定されている。 図6aと6bは、類似の試験形態を示すが、平板末端13”は対応する力点1 5”を越えて30cmだけ先に伸びており、従って、対応する支点7”に向かっ てより近くまで達している。この場合も同じく末端13”の領域に、幾つかの測 定点を、また、コンクリート梁3の箇所24の中心点にも測定点を設ける。 図7には、試験形態の一つが示されている。この場合には平板末端13'"は、 構築物の一部の中に入り込む様に固定されており、この状態が図7cに概略的に 縦断面図として表示されている。この場合、平板末端13'"は、対応する力点1 5”を越えて20cmだけしか先に伸びていない。すなわち、図6a、6bに示 される試験形態と比較して、末端13'"は対応する支点7”から10cmだけ余 計に離れている。平板末端13'"の固定部分は10cmであり、図7cには、連 続的に湾曲し、コンクリート梁3の中に入り込む末端13a'"が概略的に縦断面 表示されている。領域23の補強平板上の末端部13a'"の固定ゾーンには、エ ポキシ樹脂モルタルが塗られる。また図7bには、幾つかの測定点が概略的に示 されている、これらは補強平板上に配置されている。同様にコンクリート梁3の 中心点の箇所24において補強平板10上に測定点を配置した。 続いて、図8に、図5、6、7に係る3種の試験形態を使用して、梁の中心点 において測定された試験梁の撓みを図示する。撓みδ(mm)は個所15において加 えられた力(KN)と関係させて表示した。その際、曲げによる撓みは、3種の試験 形態対して別々に表示した。 図9、10および11のそれぞれに対応するa図は、種々の力段階における平 板末端における平板の伸びを、図5、5、7の試験形態3種のそれぞれに対して 表示している。ならびに、それぞれのb図では、梁の中心点における伸びが表示 されている。 下記の表1には、3種の試験形態に対して測定された支持抵抗力、梁の中心に おける平板の平均応力、並びに、梁の機能不良の種類を列挙した。 この結果、すなわち、図8〜11と表1の図表についての議論を行う。 図7に示される、本発明による実施形態(試験形態)の最大荷重と特に補強平 板の最大伸びは、図5と6の試験形態の梁に比べて非常に向上させる事が出来た 。図5、6に係る梁は、末端13’および13”の領域における固定長さが相違 しているのに拘わらず、似た様な特性を示している。梁の中間領域においては、 ほぼ同じ伸びが記録されている。それぞれ、降伏点に達すると補強平板は平板末 端で剪断する。 図7の本発明による実施形態の梁の補強平板は、コンクリート梁3の片側端1 3'"において、接着剤23により覆われている。最大平板伸びは、上記に述べた 図5と6の試験形態に対比して、明白に向上した。この特性は、下記の理由によ るものと推測することが出来る。 −張り付けられた補強平板に対して垂直方向に働く応力の分力は、結果として 方向変換する。従って補強平板は押し付けられ、その為、コンクリート内に圧縮 応力が発生する。梁3の中に入り込む端末部13a'"の幾何形状が理想的で最適 な場合には、補強平板の梁に対する、国際特許出願WO93/20296号に記述された横 方向応力の効果に比較しうる押し付け効果が達成される。 −図3、または、次の図13aおよびbによる補強平板に対する接着剤、また は、押し付けクサビは、平板端末に梁から離れる様に働く垂直方向の応力分力に より惹起される早過ぎる解離を阻止する。 従って、図5〜7までの試験形態において、本発明により補強平板の末端を構 築物に入り込む様に固定することにより、補強平板の長さが同じかより長いが、 その末端を本発明のように構築物の中に入り込む様に固定する方法を取らず、従 来技術から公知である通りの構築物の延長方向に沿って張り付ける、または、構 築物に隣接して固定した補強平板と比較して、構築物の補強の根本的な強化をも たらすことが出来ると、明白に言える。 図12aと図12bにおいて、本発明による補強平板10の末端の固定方法が いかに比較的簡単な方法であるかを、略図により示す。通常、構築物を削り込む こと、切り込む事、磨き落とす事は可能ではないので、図12aと図12bに示 す様に、補強平板の末端22が入り込む構築物に、所謂、コアドリルを使用して 深さに段階を付けた穴を設けることを提案する。従って、例えば、ありきたりの ドリルを利用して補強するコンクリート板3の末端の領域に、所謂コア孔31を 深さに段階を付けて形成する。その際、最初の孔は平板端末から極く僅かだけ深 くし、補強平板末端の領域の最後のコア孔31は、深さが大きくなる様にする。 この種のコア孔の大きさは、補強平板10の固定末端の幅次第であり、例えば、 直径が10mm、または、それ以上あっても良い。補強平板末端32が構築物の 中に入り込む形態によっては、既に図3に表示した様に、固定クサビ23を配置 することが出来る。 この種の固定クサビを図13aおよび13bに示した。ここで、補助的に固定 手段33が設けられており、例えば、ボルト、ピン、止め輪等を使用することが 出来る。この固定手段33により、補強平板端末22に対するクサビ23の固定 効果はさらに強化される。ここで,図13aは、クサビの縦断面図を、図13b は、クサビの平面図を示す。 図14aおよび図14bは、例えば、廊下とかガレージの支持構造の様な、天 井板35と側壁37が、角の所謂小刳39を介して互いに結合されているコンク リート構造32を示している。ここで、天井板35の下面を補強平板10により 補強しなければならない場合には、図14aに示される通り、補強平板10に引 張力が発生する場合、補強平板がこの角の領域で剥離するので、補強平板の末端 13を小刳の領域で固定する事は明らかに不都合がある。 この理由から、図14bに示される通り、本発明により、補強平板34、また は、その末端22を角の領域36においてコンクリート天井35の中に入り込む 様に固定する事が推奨される。コンクリート天井35に負荷が掛かると曲げモー メントにより生ずる引張応力の、補強平板の末端領域に掛かる分力は天井の内方 に向かって方向変更される、この様にして補強平板の末端22は剥離しなくなる 。 図15は最後にもう一つの構築物の形態を例として、改めてコンクリート天井 41並びに仕切り壁、または、支柱43を含む支持構造を示している。この場合 、天井は補強平板10により補強されている。天井41と支柱43の間の角の領 域45において、本発明により、補強平板の末端22を天井に入り込む様に固定 する。 図15に記入された補助線53により、構築物部分、または、天井を通る中心 線47に対する曲げモーメントの曲線を示す。その際、角の領域45の近くで支 柱43からの距離x部分において零点を通過すると、その後、明白に急激な増大 が示される。全く引張力を発生しない距離零において本発明による補強平板の末 端22を固定する事により、既に零点で始まって引き続き存在する引張力を補強 平板10により完全に吸収する事が可能である。補強平板10が従来通り張付け られ、角の領域45において固定されるならば、発生する引張力は角の領域から もっと大きく離れた間隔xにおいて初めて吸収する事が可能となる。これにより 補強平板10がコンクリート天井から剪断される危険が存在する。 図1〜15は、単に本発明による思想と提案を詳細に説明し、図解する為のも ので、もちろん、補強平板の末端における固定はxに対して任意な方法で選択出 来る。また、補強平板に使用される材料はxに対して任意であり得るので、平板 は鉄板、鋼板、アルミニウム製、強化重合体、特に、ガラス繊維補強エポキシ樹 脂等から作ることが出来る。発明について重要なことは、構築物、または、煉瓦 積みに取り付けられた補強平板は少なくとも片側の端末が構築物、または、煉瓦 積みの中に入り込む様に固定されているという事実である。その際、固定クサビ を使用するかどうかは、一義的に重要な事でなく、工事の仕様とか局所的な条件 によるものである。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1996年11月26日 【補正内容】 『 請求の範囲 1. 縦方向に長い、及び/または、平らな構築物(3)、構築物の一部、また は、煉瓦積み(13)を補強する為に、少なくとも1箇所の、構築物、構築物の 部分、又は煉瓦積みに、張力を掛けない、また予荷重を掛けた状態で配置される 平板状の補強材(10、20)であって、補強の為に使用される少なくとも一枚 の補強平板の、少なくとも片側端(13'"、23)が、構築物、構築物の一部、 または、煉瓦積みの中に入り込む様に、固定される事う特徴とする補強平板の配 置。 2. 前記補強平板の末端が曲げられて前記構築物の中に入り込む様に固定され ている事を特徴とする請求項1に記載の補強平板の配置。 3. 前記構築物、構築物の一部、または、煉瓦積みの補強の為の少なくとも一 枚の前記補強平板が、少なくとも補強平板の片側端において、広範囲に連続的に 構築物あるいは煉瓦積みの中に向かって曲げられて入り込んでおり、入り込んだ 末端が、コンクリート、セメント、モルタル及び/または、重合体補強材料、特 に接着剤、により覆われていることを特徴とする請求項1あるいは2に記載の補 強平板の配置。 4. 少なくとも一枚の前記補強平板が、特に鉄、鋼、アルミニウムの金属材料 製、または、特にガラス、炭素、アラミッド等の繊維強化重合体製である事を特 徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の補強平板の配置。 5. 前記構築物、または、構築物の一部、または、煉瓦積みの中に入り込んだ 前記補強平板の末端が、補助的に、クサビ形、平板形、または、薄板つまり帯状 の部材により、構築物、または、煉瓦積みの中に押し付けられている事を特徴と する請求項1〜4のいずれかに記載の補強平板の配置。 6. 前記補強平板の末端が、補助的に機械的な固定手段、特に、ボルト、鋲、 ピン等により、構築物内、または煉瓦積み内に固定されている事を特徴とする請 求項1〜5のいずれかに記載の補強平板の配置。 7. 請求項1〜6までのいずれかに記載の補強平板の配置により補強された支 持機能の為に設けられる構築物の部分。 8. 請求項1〜6までのいずれかに記載の補強平板の配置を利用した煉瓦積み 。 9. 縦に長い、及び/または、平らな構築物、構築物の一部、または、煉瓦積 みを、少なくとも一カ所の構築物、または、煉瓦積みに、張力を掛けていない、 または、予荷重を掛けた状態で配置される平板状の補強材により、補強する方法 であって、少なくとも前記補強平板の末端の片方が前記構築物、構築物の一部、 または、煉瓦積みの中に入り込む様に曲げられている事を特徴とする補強方法。 10. 前記構築物、または、煉瓦積みの中に入り込む前記補強平板の末端が、 コンクリート、セメントモルタル、及び/または、補強された重合体、例えば、 重合体コンクリート、又は、接着剤により覆われている事を特徴とする請求項9 記載の補強方法。 11. 方向を曲げられた前記補強平板の末端が、クサビ、プレートまたは、平 板状の、または、ベルト状の部材により、構築物、または、煉瓦積みの中に抑え 付けられるか、押し込まれる事を特徴とする請求項9記載の補強方法。』
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 シュヴェグラー,グレゴール スイス ルツェルン ツェーハー−6006 リッツェルマットヴェグ 4

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 縦方向に長い、及び/または、平らな構築物(3)、構築物の一部、また は、煉瓦積み(13)を補強する為に、少なくとも1箇所の、構築物、構築物の 部分、又は煉瓦積みに、張力を掛けない、また予荷重を掛けた状態で配置される 平板状の補強材(10、20)であって、補強の為に使用される少なくとも一枚 の補強平板の、少なくとも片側端(13'"、23)が、構築物、構築物の一部、 または、煉瓦積みの中に入り込む様に、固定される事う特徴とする補強平板の配 置。 2. 前記補強平板の末端が曲げられて前記構築物の中に入り込む様に固定され ている事を特徴とする、特に請求項1に記載の補強平板の配置。 3. 前記構築物、構築物の一部、または、煉瓦積みの補強の為の少なくとも一 枚の前記補強平板が、少なくとも補強平板の片側端において、広範囲に連続的に 構築物あるいは煉瓦積みの中に向かって曲げられて入り込んでおり、入り込んだ 末端が、コンクリート、セメント、モルタル及び/または、重合体補強材料、特 に接着剤、により覆われていることを特徴とする、特に請求項1あるいは2に記 載の補強平板の配置。 4. 少なくとも一枚の前記補強平板が、特に鉄、鋼、アルミニウムの金属材料 製、または、特にガラス、炭素、アラミッド等の繊維強化重合体製である事を特 徴とする、特に請求項1〜3のいずれかに記載の補強平板の配置。 5. 前記構築物、または、構築物の一部、または、煉瓦積みの中に入り込んだ 前記補強平板の末端が、補助的に、クサビ形、平板形、または、薄板つまり帯状 の部材により、構築物、または、煉瓦積みの中に押し付けられている事を特徴と する、特に請求項1〜4のいずれかに記載の補強平板の配置。 6. 前記補強平板の末端が、補助的に機械的な固定手段、特に、ボルト、鋲、 ピン等により、構築物内、または煉瓦積み内に固定されている事を特徴とする、 特に請求項1〜5のいずれかに記載の補強平板の配置。 7. 請求項1〜6までのいずれかに記載の補強平板の配置により補強された支 持機能の為に設けられる構築物の部分。 8. 請求項1〜6までのいずれかに記載の補強平板の配置を利用した煉瓦積み 。 9. 縦に長い、及び/または、平らな構築物、構築物の一部、または、煉瓦積 みを、少なくとも一カ所の構築物、または、煉瓦積みに、張力を掛けていない、 または、予荷重を掛けた状態で配置される平板状の補強材により、補強する方法 であって、少なくとも前記補強平板の末端の片方が前記構築物、構築物の一部、 または、煉瓦積みの中に入り込む様に曲げられている事を特徴とする補強方法。 10. 前記構築物、または、煉瓦積みの中に入り込む前記補強平板の末端が、 コンクリート、セメントモルタル、及び/または、補強された重合体、例えば、 重合体コンクリート、又は、接着剤により覆われている事を特徴とする、特に請 求項9記載の補強方法。 11. 方向を曲げられた前記補強平板の末端が、クサビ、プレート、または、 平板状の、または、ベルト状の部材により、構築物、または、煉瓦積みの中に抑 え付けられるか、押し込まれる事を特徴とする、特に請求項9記載の補強方法。
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