JPH10512438A - リニアモータ用の縦長ステータおよび縦長ステータ製造用のラミネーション・バンドル - Google Patents

リニアモータ用の縦長ステータおよび縦長ステータ製造用のラミネーション・バンドル

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JPH10512438A JP9516977A JP51697797A JPH10512438A JP H10512438 A JPH10512438 A JP H10512438A JP 9516977 A JP9516977 A JP 9516977A JP 51697797 A JP51697797 A JP 51697797A JP H10512438 A JPH10512438 A JP H10512438A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、溝(2)と、該溝(2)内に固定される弾性変形可能な電気リード(3)とを備えたリニアモータ用の縦長ステータ(固定子)に関する。溝壁(6)はスロット(7)を介して外側に開いており、スロット(7)は、最も狭い個所では、リード(3)の外径(d)よりも狭くなっている。弾性変形可能であるため、リード(3)はスロット(7)を通して溝(2)内に押し込まれ、溝(2)内に固定されることができる。

Description

【発明の詳細な説明】 リニアモータ用の縦長ステータおよび縦長ステータ製造用のラミネーション・ バンドル 本発明は、一般的には、請求項1の前提部分に定義されているリニアモータ用 の縦長ステータおよびそれを製造することを目的としたラミネーション・バンド ルに関する。 電気駆動機構用のリニアモータは従来から知られている。公知のリニアモータ は、例えば、高速都市間輸送用の磁気浮上(magnetlc levitation)またはリニ アモータカー(maglev)鉄道を駆動することを目的としており、走行路に固定さ れた縦長ステータ(elongate stator)を装備し、縦長ステータは、一方が他方の 背後になるように配置された多数のスロット付きラミネーション・バンドル(積 層束)と、そのスロットに挿入された3相交流進行波巻線(three-phase altern ating current-traveling-wave winding)とから構成されている。 進行波巻線の個々の巻付けの電線は、組立前の段階で1つに結合され、機械的 に固定されてから、縦長ステータまたはインダクタのスロットに挿入されている (ドイツ特許 DE 30 06 382 C2)。機械的に固定した接続はクランプによって行 うことが可能であり、この場合、クランプは巻線の終端巻付けの電線を一緒に保 持すると同時に、電線のシース(被覆)を、巻線の終端巻付けを通過するように インダクタに沿って延長されたアース導体と電気的に接続している。 電線の位置を縦長ステータのスロット内に機械的に固定するために、スロット の全長にわたるマウントが使用され、このマウントは、例えば、ハーフシェル(h alf-shell)の形体をしており(ドイツ特許公開 DE 33 09 051)、これは射出成 型プラスチック部品から構成され、両横方向に突出した弾力性アームを備え、こ の弾力性アームは、最終的に装着された状態では、スロット壁に形成された対応 する支承段部に固定されている。その結果、一方では、これらのマウントを作る ために複雑で高価なツールが必要になるだけでなく、巻線の取付け時にマウント を装着するための余分な作業が必要になる。他方では、マウントを支承段部に固 定することは、ラミネーション・バンドルに塗布された非常に薄い腐食保護層 (ドイツ特許 DE 31 10 339 C2)が固定個所で徐々に摩耗または破断していくた め、さびが発生する機会を生じることを意味する。さらに、マウントは時間の経 過と共にもろくなり、その結果、弾力性アームで形成されたスナップ接続個所が 老化し、破壊されることになる。従って、この種の縦長ステータには、高速輸送 システムや類似システムで必要とされるような耐候性がない。スロット内のマウ ントに遊びが生じることが避けられないため、なにかがその上を通過したとき騒 々しい雑音を発生し、音放出全体に好ましくない影響を与えることになる。 以上に鑑みて、本発明の目的は、縦長ステータのスロットに電線を単純で、し かも経済的に定位置に固定するのに適していると同時に、腐食を確実に防止する 手段を提供することである。 請求項1乃至請求項12の機体の特徴は、上記目的を達成するために役立てら れる。 本発明によれば、電線を縦長ステータのスロット内に定位置に固定するために 追加のコンポーネントを必要とせず、しかも、電線が押込みまたは非押込みによ るかみ合いによってスロット内に保持されるという利点がある。その結果、一方 では、電線の装着が高速化かつ単純化され、他方では、電線の外側シートだけが スロット壁と接触するので、ステータ・バンドルの腐食保護層に望ましくない摩 耗が生じることが完全に防止される。 上記目的については、添付図面に図示の好適実施例を参照して以下で詳しく説 明する。添付図面において、 図1は、3相交流巻線を装備したリニアモータ用の縦長ステータを示す概略斜 視図である。 図2は、縦長ステータの一部を示す斜視図であり、そこには、1つのスロット だけが示され、スロットの形状はパンチングによって得られている。 図3と図4は、それぞれ電線がスロット内に装着される前と後の、図2のスロ ットを示す正面図である。 図5は、図2に対応した、縦長ステータの一部を示す斜視図であり、そこには 、1つのスロットが示され、その最終形状はラミネーション・バンドルをプラス チックでライニングすることによって得られている。 図6は、図2に対応した縦長ステータの一部を示す斜視図であり、そこでは、 1つのスロットが示され、その最終形状は挿入されたモールド部品によって得ら れている。 図7は、図3に対応した縦長ステータの一部を示す正面図であり、そこには、 1つのスロットだけが示され、その最終形状はそこに装着されたメタルシェルに よって得られている。 図1は、リニアモータの縦長ステータの一部を示している。縦長ステータ1に は、あらかじめ決めた間隔でスロット2が設けられ、これらのスロットは長手方 向(矢印V)に直交する方向に形成され、そこに、実質的には電線3から構成さ れている3相交流巻線の複数のターン(turn)がおかれている。図示の実施例では 、反発部分(図示せず)は縦長ステータの下側に沿って長手方向にガイドされる 。公知のように、この部分はリニアモータカーなどの車輌内に組み込まれており 、荷重支承マグネットで形成され、これらの荷重支承マグネットは縦長ステータ 1との間にギャップを形成し、同時に、リニアモータの励磁界を供給している。 また、縦長ステータ1は多数のラミネーション・バンドル4から構成され(図 1)、その長さは例えば1ないし2mであり、図2にはその一部が示され、スロ ット2は1つだけが示されている。ラミネーション・バンドル4は図2に概略図 で示すように、個々のシートメタル・ラミネーション5からなり、各ラミネーシ ョン5は、便宜上、同一形状の複数の部分からなり、個々のラミネーション5の 部分は原則として相互に同軸に整列され、完成されたラミネーション・バンドル 4のスロット2を形成している。 この種の縦長ステータ1をもつリニアモータの全体構造と運転モードは、例え ば、ドイツ特許 33 03 961に記載されているように、この分野では周知であるの で、ここで詳しく説明することは省略するが、その記載内容は引用により本明細 書の一部を構成するものである。 図2ないし図4に示すように、スロット2の各々には壁6があり、これらの壁 は、本発明によれば、スリット7を通して外側に開いており、スリット7は、最 も狭い個所では、原則的に円形断面である電線3の外径dより、その幅が小さく なっている。ここでは、電線3が公知のように半径方向に弾性的に容易に変形可 能であるものとして説明されている。このようにしたのは、電線3は少なくとも 1つのマルチワイヤ電導コア8と、1つの中間高電圧絶縁層9、1つの外側電導 シース10からなり、電導シース10はアース導体に接続されているのが代表的 であるためである。絶縁層9は、例えば、エチレンプロピレン・ラバーからなり 、他方、シース10はクロロプレン・ラバーから作ることができる。これらの物 質 はどちらも、一定の限界内で弾力性をもっている。 電線3をスロット2内に定位置に固定することは、電線3を外側から図3に図 示の矢印の方向に、スリット7を通してスロット2内に押し込むことにより行な われる。そうすると、電線が弾性的に変形し、線材が弾性的に伸張するので、電 線はスリット7の背後に戻り止めされるようにロックされるので、スロット2か ら脱落するのが防止される(図4)。本発明によれば、電線3は、押込みと非押 込みの組合せによるかみ合いによってスナップ接続と同じようにスロット2内に 保持される。電線3をスロット2内に固定するための他の手段は不要である。必 要ならば、電線3の素材となる材料は、スロット2内の挿入時に電線3を傷つけ ることなく、所望の戻り止め作用が得られるような特性をもつものを選択するこ とが望ましい。また、電線3の弾性が大きすぎると、スロット2に挿入したあと で、高速都市間輸送システムまたは類似システムの運転時に発生する振動のため に、電線3がスロットから脱落するおそれがあるので、その弾性は脱落しない程 度の大きさにしておくことが望ましい。 実用上の一実施例では、従来構造の電線3の場合で外径が約 38.9 mmのとき、 スリット7の幅は最も狭い個所で約 33 mmにすると有用であることが実証されて いる。 図2ないし図4に示す好適実施例では、スロットの断面図で示すように、スロ ット壁6の荷重支承領域、このケースでは、下部領域には、電線3の円形断面形 状に合致する支承面11(図3)が設けられ、この支承面はスリット7の個所ま で延びており、0°と 90°の間の円周角度にわたっている。その結果、電線3を 支える面積が大きくなるので、腐食保護層および/または電線シースの望ましく ない摩耗が運転時に発生することがない。しかし、このような摩耗は、支承面1 1に隣接し、180°以上にわたっている上部の非荷重支承領域において、スロッ ト壁6を電線3の断面形状に合致させるようにすると、さらに効果的に防止する ことも可能である。電線3は、外側がスリット7の最も狭い個所と境界をなすス ロット2の内部に、戻り止め作用で定位置にロックされたあと、360°以内で 18 0°以上の角度にわたって確実に取り囲まれるので、電線は運転時に望ましくな い振動運動をすることがない。 図2ないし図4の実施例では、スロット壁6の最終形状は基本的にパンチング によって得られるが、そのあとで塗布される腐食保護薄層によって大きく変化す ることはない。 これとは対照的に、図5に示す実施例では、縦長ステータ15のラミネーショ ン・バンドル14にパンチングによって得られたスロット16は破線で示す断面 形状になっているのに対し、完成された縦長ステータ15での実際の運転時のス ロット17は、図2ないし図4に示すスロット壁6に対応するスロット壁18に なっている。スロット壁18は元から存在するスロット16、つまり、破線で示 すスロットをプラスチックでライニングすることにより得られる。これは、例え ば、ラミネーション・バンドル14をインサート部品として、スロット16の領 域で最終スロット17の断面形状になっている射出モールドに置くことによって 行うことができ、そのあと、射出成型作業によってライニングされ、必要ならば 、完全に被覆される。このような方法でスロット壁18を得ると、特に、ステー タ・ラミネーションは重要な領域では比較的厚層のプラスチックで覆われるので 、腐食による損傷が確実に防止されるという利点がある。射出成型の代わりに、 例えば、「反応樹脂射出成型(reaction resin injecting molding)」として知ら れている圧力ゲル法(pressure gelling method)などの他の処理方法を使用して ラミネーション・バンドル14をプラスチックでコーティングすることも可能で ある。 図5のラミネーション・バンドル14の1つの利点は、パンチングで得られる スロット16の形状は実際の運転時のスロット17の形状とは独立して選択でき ることである。そのために、スロット16の形状は、パンチングによるトリミン グの無駄を少なくし、リニアモータの運転時に要求される電気的および/または 磁気的条件に最適に適合した形状に選択することが可能である。また、導体3の 断面および/または外形を変更することは、成形ツールをその変更に応じて変え ることにより容易に考慮に入れることができるのに対し、マグネット、センサ、 リニア・ジェネレータなどの、リニアモータの他のコンポーネントの設計が左右 されるスロット16の形状は、常に未変更のままにしておくことができる。最後 に、本発明に従って導体3を定位置に固定することは、スロット16の従来の形 状を変更しなくても、可能であることはもちろんである。 図5を参照して上述した利点は、図6の実施例によっても得ることができる。 この実施例では、スロット21の最終形状は2つの鏡面左右対称モールド部品2 2、23を使用して得られている。パンチしたシートメタル・ラミネーション2 4からなる縦長ステータ26のラミネーション・バンドル25はスロット27を 備え、その内側輪郭は図5のスロット16の内側輪郭に対応している。2つのモ ールド部品22、23は、例えば、プラスチック射出成型部品からなり、その長 さはスロット27の長さと同一であり、外壁の各々には、外側に突出した上部突 起28と下部くぼみ29が外壁の長手方向に形成されている。これらの突起28 とくぼみ29およびこれらの間に位置するモールド部品22、23の外壁部分は 、それぞれ、スロット16、27の壁に設けられた対応する長手方向の上部くぼ み30と下部突起31およびこれらの間に位置する壁部分に正確に合致している ので(図5と図6)、これらを長手方向にまたは矢印wの方向に(図6)スロッ ト27内に押し込むことができ、そのあと、これらはスロット内に回転不能に確 実に収まることになる。さらに、モールド部品22、23を接着ボンドによって スロット27の壁に接合すると、これらを軸方向にも固定することができる。 モールド部品22、23の内壁32は鏡面左右対称になっており、これらがス テータ・バンドル25のスロット27内に押し込まれた状態にあるとき、スロッ ト壁18の形状に正確に一致し(図5)、継ぎ目(seam)33に沿った上部領域 で相互に突き当たり、スリットを通して底部で外側に開いているように実現され ている。鏡面左右対称になっているので、モールド部品22、23は同じ射出成 型ツールで作ることが可能である。 最後に、図7に示す本発明の実施例では、2つのモールド部品22、23は1 つのモールド部品35に一体化されている。このモールド部品35はその外壁領 域に長手方向の突起36と長手方向のくぼみ37をもち、これらは個々のラミネ ーションを適当にパンチアウトすることによって、ラミネーション・バンドル4 1のスロット壁40に形成されている相手側の長手方向の突起39と長手方向の くぼみ38にそれぞれ対応している。図6の実施例と同じように、モールド部品 35の内壁はスロット43と境界をなし、その壁44の輪郭は壁16または18 の輪郭とほぼ同一になっている。 図6とは異なり、その外側のスリット状開口付近とその両側の壁44には、そ れぞれ、スロット42の長手方向に突出した1つの支承段部45が設けられてい る。これらの支承段部45には、壁44に合致するように成形された薄いシート メタルで作られたメタルシェル47の2つの長縁46が固定されている。このシ ートメタルはスプリング弾性力をもつ材料から作られていることが好ましく、そ のようにすれば、長縁46が支承段部45の背後に戻り止めするようにロックす るまで、メタルシェル47を図7に示す矢印方向にスロット43内に押し込むこ とができる。その結果、メタルシェル47はスロット43内に回転不能に固定さ れるので、スロットから自然に脱落することはない。この場合には、スロット4 3の最終巻線48と外側スリット49の最小幅はメタルシェル47の形状によっ て決まる。なお、メタルシェル47の領域におけるモールド部品35の壁44は メタル・シェルの厚さだけ大きくした断面をもち、壁48は壁6、18および3 2と同じ形状をもつような構成にすることが好ましい。 図7は電線3の概略図であり、図7に示すように、電線3は図2ないし図4を 参照して上述したのと同じ方法で矢印方向にスロット43内に押し込むことが可 能になっている。図7の実施例によると、シート10を単純な方法でメタルシェ ル47を通してアース線に接続できるという利点が得られる(ドイツ特許出願 1 95 40 442.4 を参照)。導線3をラミネーション・バンドル41に定位置固定す ることに関しては、他の実施例との間に差異はない。 さらに、モールド部品35は、支承段部45が省かれ、壁44の断面がそれに 応じた寸法になっていれば、メタルシェル47なしでも使用できることはもちろ んである。 本発明は上述した実施例に限定されるものではなく、種々態様に変更すること が可能である。このことは、特に、壁6、18、32および48の内側輪郭の場 合に当てはまり、種々態様に変更が可能であり、関係する電線3の特定外側断面 に依存させることができる。さらに、スロットが底部側に開いている上述実施例 において、図2ないし図4を参照して説明した支承面11は電線3を定位置に固 定するために特に重要であるのに対し、スロット壁の上部半分の形状は原理的に は、任意的に異なった設計にすることも可能であり、例えば、多角形状または類 似形状にすることができる。また、電線3のシース10をスライド可能な材料か ら作ると、電線3をスリット7、49からスロット2などに押し込むことが容易 になるという利点が得られる。最後に、スリット7は、幅が最も狭くなっている 個所(図3)では、くさび状に広くなっている壁部分50と外側に向かって境界 をなしているので(図3と図4)、挿入ベベルの働きをし、この場合も、電線3 を定位置に挿入することが容易になるという利点がある。これに対応して、長縁 46の領域におけるメタル・シェル47は、支承段部45が図7に示すように最 小断面の下に位置している場合には、スリット48の最狭個所から半径方向に外 側に屈曲させることが可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),CA,JP,NO,U S

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.スロット(2、17、43)と該スロット内に固定される弾性変形可能な電線(3)と を備え、スロット壁(6、18、32、48)はスリット(7、49)を通して外側に開いてい るリニアモータ用の縦長ステータにおいて、スリット(7、49)は最も狭い個所に おける幅が電線(3)の外径(d)より小さく、電線(3)は弾性変形可能であるために 、スリット(7、49)を通してスロット(2、17、43)内に押し込んで、スロット内に 固定することが可能であることを特徴とするリニアモータ用の縦長ステータ。 2.スロット壁(6、18、32、48)は、スリット(7、49)の領域において電線の断面 形状に合致する支承面(11)を備えていることを特徴とする請求項1に記載のリ ニアモータ用の縦長ステータ。 3.スロット壁(6、18、32、48)は 180°より大きい円弧上にわたっており電線( 3)の断面形状に合致していることを特徴とする請求項1または2に記載のリニア モータ用の縦長ステータ。 4.メタルシート(5)から構成されたラミネーション・バンドル(4)を含んでおり 、電線(3)が置かれているスロット(2)の壁(6)の最終形状はラミネーション(5)を パンチングすることによって得られることを特徴とする請求項1ないし3のいず れかに記載のリニアモータ用の縦長ステータ。 5.メタルシートから構成され、スロット(16)をもつラミネーション・バンド ル(14)を含んでおり、電線を受け入れるスロット(17)の壁(18)の最終形状 はパンチングによって得られたスロット(16)をプラスチックでライニングする ことによって得られることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のリ ニアモータ用の縦長ステータ。 6.ラミネーション・バンドル(14)は全体がプラスチックによって被覆されて いることを特徴とする請求項5に記載のリニアモータ用の縦長ステータ。 7.ラミネーション(24)から構成され、スロット(27、40)をもつラミネーシ ョン・バンドル(25、41)を含んでおり、電線(3)を受け入れるスロットの壁(3 2、44)の最終形状はモールド部品(22、23; 35)によって得られ、該モールド 部品はパンチングによって形成されたスロット(27、40)内に挿入されているこ とを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のリニアモータ用の縦長ステ ータ。 8.スロットとモールド部品(22、23; 35)は、モールド部品(22、23、35)を スロット(27、40)内に挿入することを目的とした相互にかみ合う突起(28、36 )とくぼみ(29、37)を長手方向に沿って備えており、突起とくぼみを介してモ ールド部品(22、23、35)は押込みによるかみ合いにより長手方向に交差する方 向にスロット(27、40)内に保持されるようにしたことを特徴とする請求項7に 記載のリニアモータ用の縦長ステータ。 9.モールド部品(22、23; 35)は接着結合によってラミネーション・バンドル (25、41)に確実に接合されていることを特徴とする請求項7または8に記載の リニアモータ用の縦長ステータ。 10.電線(3)を受け入れるスロット(43)の壁(48)の最終形状は、ラミネー ション・バンドル(41)のスロットに追加的に挿入されたメタルシェル(47)に よって得られることを特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載のリニアモ ータ用の縦長ステータ。 11.ラミネーション・バンドル(41)のスロットは該スロットの長手方向に沿 って設けられた支承段部(45)をスリット(49)の領域に備えており、メタル・ シェル(47)は支承段部(45)に固定することを目的とした長縁(46)を備えて いることを特徴とする請求項10に記載のリニアモータ用の縦長ステータ。 12.リニアモータ用の縦長ステータ(1、15、26)を製造するためのラミネーシ ョン・バンドルにおいて、ラミネーション・バンドルは請求項1ないし11の1 つまたは2つ以上に従って実現されていることを特徴とするラミネーション・バ ンドル。
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