JPH10512337A - 製紙機械のプレス用頂部ロール持ち上げ装置 - Google Patents

製紙機械のプレス用頂部ロール持ち上げ装置

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JPH10512337A
JPH10512337A JP9513345A JP51334597A JPH10512337A JP H10512337 A JPH10512337 A JP H10512337A JP 9513345 A JP9513345 A JP 9513345A JP 51334597 A JP51334597 A JP 51334597A JP H10512337 A JPH10512337 A JP H10512337A
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Abstract

(57)【要約】 ロールプレスが上ロール(1)及び下ロール(2)を有する、製紙装置或いは板紙抄紙装置のプレス部におけるロールプレス用の上ロール持ち上げ装置であって、該ロールは、対向し、且つ平行で、プレス平面(P)を構成する主軸線を有し、さらにそれらの間にプレスニップ(N)を形成する。プレスは、一方が装置の駆動サイドに、他方がテンダーサイドにそれぞれ設置された、互いに平行な関係の2つのサイドフレーム(6)を備えたフレームワークを有する。各サイドフレームは、プレスニップの上流に第1鉛直支柱(7)を、プレスニップの下流に第2鉛直支柱(8)をそれぞれ有する。上ロール(1)は、上下流鉛直支柱(7、8)間を延びるブラケット(10)によって支持される。ブラケットは、鉛直支柱上のプレート部材(31)の傾斜面(32)と協働する面取りされた端(33)を有する。

Description

【発明の詳細な説明】 製紙機械のプレス用頂部ロール持ち上げ装置 本発明の分野 本発明は、駆動サイドとテンダーサイドとを有する製紙装置のプレス部におけ るロールプレス用の上ロール持ち上げ装置であって、該ロールプレスは、対向し 、平行で略鉛直なプレス平面を構成する主軸(線)を備え、且ついっしょにプレ スニップを形成する上ロール及び下ロールを有し、さらにプレスは、ロール用の フレームワークを有し、フレームワークは、1方は駆動サイド、他方はテンダー サイドに設置された互いに平行関係にある2つのサイドフレームを有し、サイド フレームの各々は、第1及び第2鉛直支柱を有し、第1支柱はプレスニップの上 流に、第2支柱は下流に設置され、各サイドフレームの第1及び第2鉛直支柱は 、水平方向に延びる頂部ビームによって相互に連結される、持ち上げ装置に関す る。 本発明の背景 繊維ウェブが製紙装置又は板紙抄紙機のプレス部においてプレスを通過すると き、ウェブはたいていプレスフェルトのような1又は複数の無端ファブリック上 を走行し、プレスの上及び/又は下ロールのまわりにループを形成し、単一フェ ルト或いは二重フェルトプレスニップを構成する。使い古したフェルト、或いは 1対の使い古したフェルトが新しいフェルト、或いは1対の新フェルトに取り替 えられるとき、プレスのロール同士は間隔をあけられなければならない。ロール の間隔取りはたいてい、上或いは頂部ロールを下或いは底部ロールから持ち上げ ることによって行われる。プレス部を開示する米国特許第5,091,056号 において、上プレスロールは、パワーユニットによって回動可能な連接部に取り 付けられている。パワーユニットが作動するとき、上ロールは上方に回動し、下 ロールから離れる。プレスにおけるロールの間隔取りの他の例は、米国特許第3 ,352,747号(リスゴー他)及び米国特許第4,560,441号(クラ フト他)に開示されている。 コンパクトなフレームデザインを有するプレスにおいて、フレームの幾何形状 によって上ロールの水平方向移動が無理であるから、上ロールが持ち上げられる とき、上ロールは水平方向、即ち装置の方向と平行な方向に移動しないことが望 ましい。上ロールの下ロールからの必要な間隔が非常に小さくはないなら、上ロ ールの回動によって、上ロールの装置の方向と平行な方向への相当な移動が生じ る。互いに支えるベアリングハウジング内にロールを取り付けるとき、WO-Al-95 /15413(Valmet-Karlstad AB)に開示されているように、例えば、2つのロールは 相当距離間隔を隔てなければならない。このような設計では、間隔取りは、ロー ル或いはロールのベアリングハウジングのいずれかによって妨害されることなく 新しいフェルトを導入するのに十分な大きさでなければならず、必要な間隔は0. 2mないし0.25m程度がよい。 前述のWO-Al-95/15413に開示されたプレス部は、上ロールを持ち上げ位置に回 動する持ち上げ装置を有する。これは、このプレス部が上部フェルトを採用せず 、従って上部フレームワークに対する必要性がないから可能である。しかしなが ら、説明した書面に開示されたのと同様な設計のプレス部がさもなければ上部フ ェルトを有するとすれば、上部フェルトを支持する上部フレームワークが必要に なる。従って、上ロールを回動する代わりに鉛直方向に上下する上ロール持ち上 げ装置に対する必要性がある。 さらに、プレス作動中、上プレスロールの位置が装置の方向に安定化している ことが必要である。 発明の概要 本発明の目的は、使い古したフェルトの迅速で容易な変換を可能にする上ロー ル持ち上げ装置を達成することにある。 本発明の目的は、上ロールの鉛直方向の上下を提供することにある。 本発明のさらなる目的は、プレスの作動中上ロールの位置を装置の方向に安定 化することにある。 これらの目的は、一方が上或いは頂部ロール、他方が下或いは底ロールである 2つの対向した平行なロールを備えた、プレス部材間のニップにおいて紙ウェブ のような繊維状ウェブに圧力を与えるためのロールプレス用上ロール持ち上げ装 置に関する本発明によって達成される。プレス平面は、ロールの主軸線によって 構成される。プレスはロール用フレームワークを有する。フレームワークは、互 いに平行な関係の2つのサイドフレームを有し、一方は装置の駆動サイドに、他 方は装置のテンダーサイドにそれぞれ設置されるようになっている。各サイドフ レームは、一方がプレスニップの上流、他方がプレスニップの下流に設置された 、第1及び第2鉛直支柱を有する。鉛直支柱は、水平方向に延びる頂部ビームに よって相互に連結されている。装置は各サイドフレームの鉛直支柱間に取り付け られたブラケットを有し、ブラケットは上ロールを支持し、さらに各ブラケット は一端をプレスニップの上流に、もう一端をプレスニップの下流に有する。上ロ ール付ブラケットを持ち上げるために、1対の油圧シリンダのような持ち上げユ ニットを採用するのがよい。本発明によれば、サイドフレームの鉛直支柱は、プ レート部材を有し、各プレート部材は、ガイド及びサポート面を有し、このガイ ド及びサポート面は、装置の方向に向き、下方にプレス平面に近づきながら傾斜 する。第1鉛直支柱のガイド及びサポート面は、第2鉛直支柱のそれと面するよ うに設置され、下方に先細となるギャップをガイド及びサポート面の間に構成す る。上ロールを支持するブラケットの端は、プレス平面に向かって下方に互いに 近づく傾斜部を形成するように面取りされ、鉛直支柱のプレート部材と協働して 、ロール付のブラケットが下げられたとき、鉛直支柱のプレート部材は、ブラケ ットの傾斜部と共に、ブラケットの昇降中ブラケットを案内し、さらにプレスの 作動中、上ロールを装置の方向に安定化するように機能する。 図面の簡単な説明 図1は、製紙装置のプレス部の概略側面図である。 図2は、ロール付ブラケットが持ち上げ位置にある、図1で点線で示した部分 IIをより詳細に示す。 図3は、下ろし位置のブラケットを示す、図2と同様な図である。 図4は、図2に相当する断面図である。 図5は、図3の線V−Vからみた断面図である。 好ましい実施例の説明 図1を参照すれば、駆動サイドとテンダーサイドとを有する製紙装置のロール プレスが示され、繊維ウェブが、主軸1A及び2Aをそれぞれ備えた上ロール1 及び下ロール2のような1対の対向した平行プレス部材間を通る。このプレス部 材は、略鉛直なプレス平面Pを構成し、ウェブ用のプレスニップNをいっしょに 形成する。駆動サイドとテンダーサイド上には、ロールが、それぞれ上部ベアリ ングハウジング3及び下部ベアリングハウジング4に取り付けられ、両ベアリン グハウジングは、参照番号5によって符号的に指示した連結要素によって、プレ スの作動中たがいに保持される。プレスは、互いに平行な関係の2つのサイドフ レームを備えた、ロール用のフレームワークを有し、一方のサイドフレームは装 置の駆動サイドに、他方は装置のテンダーサイドに設置される。図1において、 テンダーサイドのサイドフレームが示されている。全体的に番号6で指示した各 サイドフレームは、ロール1、2間に形成されたプレスニップの上流に第1鉛直 支柱7、プレスニップの下流に第2鉛直支柱8をそれぞれ有する。新しいフェル トの据付を可能にするために、テンダーサイドのサイドフレームの支柱は、取り 外し可能な中間ピース23、24、25及び26を有する。プレスの各側には、 上部ベアリングハウジング3がブラケット10に取り付けられ、このブラケット 10は各サイドフレームの第1及び第2支柱の間を延び、プレスニップの上流に 第1端11、プレスニップの下流に第2端12をそれぞれ有する。かくして、上 ロール1は、上部ベアリングハウジング3を介してブラケット10によって支持 、或いはブラケット10から垂下する。駆動サイド及びテンダーサイドのブラケ ット10は、クロスビーム40によって互いに連結される。ブラケットの上端で は、各サイドフレームの鉛直支柱が、水平に延びた頂部ビーム9によって相互連 結され、この頂部ビームは、一方がブラケット10の上流端に連結され、他方が 下流端に連結された、油圧シリンダー15及び16のような1対のアクチュエー タによって形成された持ち上げ装置を支持する。油圧シリンダーは、ブラケット 10の穴又は開口21に嵌合するピン19及び20によってブラケット10に連 結されたピストン部17及び18を有する。油圧シリンダー15及び16を作動 させることによって、ブラケット10は上部ベアリングハウジング3及び上ロー ル1と共に、下部作動位置から上部非作動位置へ持ち上げ可能である。 図2ないし図5において、プレスニップの上流のサイドフレームの上部が、ブ ラケット10の上部端と共に示される。フレームの下流部及びブラケットの下流 端(図1の右)は詳細に示さないが、フレームの下流部及びブラケットの下流端 は図2ないし図5に示したものと同様であり、しかも説明したことはフレームワ ークの両サイドフレームに当てはまることを理解すべきである。 図2、図3及び図4を参照すれば、ブラケット10の上流端11は、鉛直支柱 7に向かう方向即ち、装置の方向に面する端面13を有する。端面13の下部は 、傾斜部33を形成するように面取りされている。ブラケットの下流端12には 、同様な傾斜部を形成するように面取りされた同様な端面がある。ブラケットの 両面の傾斜部33は、装置のプレス平面に向かって互いに近づき合う。 プレート部材31が、プレート部材の穴36を貫通し、鉛直支柱7のねじ山付 ボア35と係合するねじ34によって第1鉛直支柱7に取り付けられる。プレー ト部材31は、装置の方向に面し、ブラケット10のための略鉛直なガイド及び サポート面32を有し、このガイド及びサポート面は、装置の方向に面し、下方 にプレス平面に近づきながら傾斜する。第2鉛直支柱8には同様なプレート部材 があり、しかも第1の上流支柱のガイド及びサポート面は、第2の下流支柱のそ れに向かい合い、その結果それらのガイド及びサポート面32は、それらの間に 下方に先細となるギャップを構成することを理解すべきである。ガイド及びサポ ート面32の傾斜は、ブラケット10の端面13の傾斜部33の傾きに等しい。 傾斜角度は摩擦角度よりわずかに大きい。ここに摩擦角度は、以下の式によって 定義される。 arctan μ=α ここに、μは傾斜面32と傾斜部33との間の摩擦係数であり、αは摩擦角度 である。実際に、摩擦角度は鉛直面に対して4°ないし10°程度である。ブラ ケットの傾斜部33とプレート部材の傾斜面32とは、同じ傾きを有するので、 傾斜部33は、支柱7、8のプレート部材31と協働して、上ロール付のブラケ ット10が上下するとき、ガイド及びサポート面32を備えたプレート部材と、 協働する傾斜部33とは、ブラケットを案内し、さらに装置の作動中、上ロール を装置の方向に安定化する。 プレート部材31の形状は、プレート部材31及びブラケット10より上から の断面図を示す図5を参照することによっておそらく最も良く理解されるであろ う。図5に示すように、傾斜面32は装置の方向と交差する方向の、ブラケット 10の端面13の巾と等しい、装置方向を横切る方向の巾を有し、プレート部材 は傾斜面32の各サイドに1つずつ、装置の方向と平行な方向に突出する2つの 張出フランジ37を備え、フランジ37は、それらの間にブラケット10の上流 端11を受け入れるようになっている。かくして、フランジ37はブラケット1 0の端と協働して、上ロール11が下げ位置にあるとき、ブラケット10の各端 11、12がプレート部材の1つのフランジ37の間に設置され、その結果フラ ンジが、上ロールを備えたブラケットを装置の方向と交差する方向に安定化させ るようになっている。 プレート部材31は、張り出しフランジの各側に1つずつ1対の平坦部38を 有し、この平坦部は装置の方向と交差する方向に延び、ねじ用の穴36を有する 。図4で最も良くわかるように、プレート部材31の穴36は円形でないが、プ レート部材31の鉛直方向の位置決めを可能にするために、細長いスロットとし て形成される。 かくして、プレート部材は、細長スロット36を貫通して鉛直支柱7、8のね じ山付ボア35と貫通するねじ34によって鉛直支柱7、8のそれぞれの鉛直位 置に調整可能に取り付けられる。 持ち上げ装置の据付を今、図1ないし図3を参照して説明する。図2に示すよ うに、上部ベアリングハウジング及び上ロール1と共にブラケット10が持ち上 げ位置にある装置の無負荷状態から始まって、上部ベアリングが下部ベアリング ハウジング4に載るようになるまでブラケットを下げる。プレート部材31は支 柱7、8に締結されているが、ねじ34は締め付けられていない。ブラケットを 下げるとき、ブラケットの上流端及び下流端が、プレート部材31の張り出しフ ランジ37の間を通り、ブラケットの傾斜部33がプレート部材31の傾斜面3 2に相接する。プレート部材31の傾斜面は、ブラケット10の傾斜部33と協 働して、ブラケットを下方経路に案内する。図1及び図3に示すように、ブラケ ットを完全に下げ、上部ベアリングハウジング3が、下部ベアリングハウジング 4に載っているとき、プレート部材31の鉛直位置を調整することができる。ハ ンマーのような工具で下からプレート部材を叩くことにより、或いはプレート部 材31の鉛直方向の位置決めを容易にするために、関連したプレート部材31 の底面に係合する、支柱7、8のそれぞれに設けられた調整用ねじ(図示せず) により調整を行うことができる。プレート部材31を上方に叩き、或いは押すと き、ねじ34用細長スロット36は、プレート部材が支柱7、8上で調整可能に 取り付けられるように鉛直方向の広がりを有するので、プレート部材31の鉛直 方向位置は調整可能である。ブラケット10の傾斜部33とプレート部材31の 傾斜面32間の遊びを除去したら、プレート部材がその鉛直方向位置に係止する ようにねじ34をしっかり締め付ける。次いで、プレート部材31はプレスの作 動中にブラケット10、それによって上部ベアリングハウジング3及び上ロール 1を装置の方向に支持する位置にある。張り出しフランジ37はブラケットの上 流端及び下流端がフランジ37の間で固定されているため、ブラケット、上部ベ アリングハウジング3及び上ロール1を装置の方向と交差する方向に同時に支持 する。 使い古したフェルト27、28を交換するとき、上下ベアリングハウジングを 互いに連結する連結要素5を取り外し、さらに油圧シリンダ15及び16を作動 することによってブラケット10を持ち上げる。傾斜部33及び傾斜面32の傾 斜角度は、摩擦角よりわずかに大きいので、これらの部品間での係止の危険はな く、上部ベアリングハウジング及び上ロールと共にブラケットを支障なく持ち上 げることができる。その後、テンダーサイドの取り外し可能な中間ピース23な いし26を取り外す。ロール1の持ち上げ及び中間ピースの取り外しによって今 や有効なスペースにより、新しい連続ループフェルトをプレスに導入することが できる。 本発明は、上部プレスロールの鉛直方向の上げ下げによって使い古したフェル トの迅速で容易な交換、コンパクトなフレームの設計を可能にする。本発明は又 、装置の方向及びそれと交差する方向の両方向にロールを安定化することができ る。
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1) 駆動サイド及びテンダーサイドを備えた、製紙或いは板紙抄紙装置のプレス 部における、ロールプレス用の頂部ロール持ち上げ装置であって、該ロールプレ スは、頂部ロール(1)及び底部ロール(2)を有し、これらのロールは対向し 且つ平行であり、略鉛直なプレス平面(P)を構成する主軸線を有し、いっしょ にプレスニップを形成し、さらに前記プレスは、ロール(1、2)用のフレーム ワークを有し、該フレームワークは、一方が前記駆動サイドに、他方が前記テン ダーサイドにそれぞれ設置された互いに平行な関係の2つのサイドフレーム(6 )を有し、該サイドフレームの各々は、第1及び第2鉛直支柱7、8を有し、該 第1及び第2支柱はそれぞれ、プレスニップの上流及び下流に設置され、各サイ ドフレームの第1及び第2鉛直支柱は、水平方向に延びた頂部ビーム(9)によ って相互連結され、該持ち上げ装置は、 a)前記頂部ロール(1)を支持するための2つのブラケット(10)を有し 、該ロールは該ブラケットから垂下し、各ブラケット(10)は、プレスニップ の上流に第1端(11)を、プレスニップの下流に第2端(12)をそれぞれ有 し、さらに前記ブラケット(10)は、各サイドフレーム(6)の前記第1及び 前記第2鉛直支柱の間を延び、 b)さらに各ブラケット(10)を上下するための持ち上げ装置(15、16 )と、 c)各鉛直支柱用に対して該支柱に取り付けられたプレート部材(31)とを 有し、該プレート部材は、前記ブラケット用の略鉛直なガイド及びサポート面( 32)を有し、該ガイド及びサポート面は、装置の方向に面し、下方に前記プレ ス平面に近づきながら傾斜し、前記ガイド及びサポート面(32)間に下方に先 細なギャップを構成するように、各サイドフレーム(6)において前記第1鉛直 支柱(7)の前記ガイド及びサポート面(32)は、第2鉛直支柱(8)のそれ に面し、 d)各ブラケット(10)の前記第1及び第2端は、下方に前記プレス平面に 向かって互いに近づき合う傾斜部(33)を形成するように面取りされ、さらに 、頂部ロール(1)を備えたブラケット(10)を下げたとき、ガイド 及びサポート面(32)を備えた前記プレート部材(31)及び前記ブラケット の協働する傾斜部(33)が、ブラケットの降下中前記ブラケット(10)を案 内し、且つ装置の作動中、それらが前記頂部ロール(1)を装置の方向に安定化 させるべく、前記第1及び第2端は前記支柱(7、8)の前記プレート部材(3 1)と協働するようになっている ことを特徴とする持ち上げ装置。 (2) 各プレート部材(31)は、傾斜した前記ガイド及びサポート面(32)の 各サイドに1つ設けられた、2つの張り出しフランジを有し、該フランジは装置 の方向と平行な方向に突出し、さらに前記頂部ロール(1)が下げ位置にあると き、前記ブラケット(10)の各端が前記プレート部材(31)の1つの前記フ ランジ(37)間に設置され、該フランジが前記ブラケット(10)を装置の方 向と交差する方向に安定化するべく、前記ブラケット(10)の端と協働するよ うにした請求の範囲(1)に記載の持ち上げ装置。 (3) 前記プレート部材(31)は、前記プレート部材(31)の鉛直方向の位置 決めを可能にするために、前記鉛直支柱(7、8)に調整可能に取り付けられる 請求の範囲(1)又は(2)に記載の持ち上げ装置。 (4) 各プレート部材(31)は、細長スロット(36)を備えた1対の平坦部( 38)を有し、前記鉛直支柱(7、8)は、ねじ山付ボア(35)を有し、さら に前記プレート部材(31)は、前記細長スロット(36)を貫通して、前記ね じ山付ボア(35)と係合するねじ(34)によって、前記鉛直支柱(7、8) の鉛直位置にそれぞれ、調整可能に取り付けられる請求の範囲(3)に記載の持ち 上げ装置。 (5) 各鉛直支柱(7、8)は、前記プレート部材(31)の鉛直方向の位置決め を容易にするために、関連するプレート部材(31)の底面に係合する調整ねじ を有する請求の範囲(4)に記載の持ち上げ装置。 (6) 前記持ち上げ装置(15、16)は、前記頂部ビーム(9)に取り付けられ 、一方が前記ブラケット(10)の前記上流端(11)に、他方が前記ブラケッ ト(10)の下流端(12)にそれぞれ連結された2つのアクチュエータ(15 、16)を有する請求の範囲(1)に記載の持ち上げ装置。 (7) 前記プレート部材の前記傾斜面の傾きは、鉛直面に対して4°ないし10° 程度である請求の範囲(1)ないし(6)のいずれか1つに記載の持ち上げ装置。
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