JPH1051208A - 分波器 - Google Patents

分波器

Info

Publication number
JPH1051208A
JPH1051208A JP8200029A JP20002996A JPH1051208A JP H1051208 A JPH1051208 A JP H1051208A JP 8200029 A JP8200029 A JP 8200029A JP 20002996 A JP20002996 A JP 20002996A JP H1051208 A JPH1051208 A JP H1051208A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ports
power distribution
waveguide
filters
port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8200029A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryuichi Iwata
龍一 岩田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP8200029A priority Critical patent/JPH1051208A/ja
Publication of JPH1051208A publication Critical patent/JPH1051208A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 円形導波管の周囲にあけられた結合孔から受
信帯の信号を取り出し,取り出された信号を合成回路で
合成分離することにより,小型な給電部を構成できる分
波器を提供する。 【解決手段】 円形導波管10と,その周囲に略90°
毎に設けられた結合孔11〜14を介して円形導波管1
0に結合するフィルタ21〜24と,これらの出力に結
合する合成回路とを備えた分波器において,合成回路
は,フィルタ21,23に接続された第1のマジックT
31と,フィルタ22,24に接続された第2のマジッ
クT32と,第1のマジックT31と第2のマジックT
33とに接続された第3のマジックT33と,第3のマ
ジックT33に接続され,第1及び第2の端子51,5
2を有する第4のマジックT34とを備えている。ま
た,第2及び第3のマジックT32,33との間と第3
及び第4のマジックT33,34との間には,第1及び
第2の可変位相器41,42が夫々介在している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,衛星通信用地球局
アンテナの給電部に使用される分波器に関する。
【0002】
【従来の技術】衛星通信地球局アンテナにおいては,2
つの異なる周波数の送信波と受信波を分波する機能が必
要となる。さらに,アンテナ給電部に入力した送信波を
円偏波に変換したり,直線偏波の場合には,偏波面の回
転を行う機能が必要となる。同様に受信波においては衛
星からの円偏波を変換しアンテナ給電部の出力端子に導
いたり,衛星からの直線偏波の偏波面に給電部の偏波面
を一致させる必要がある。
【0003】さらに,近年においては,衛星の偏波面が
衛星によって円偏波であったり直線偏波である場合が多
くなり,これらの衛星を切換えて運用する場合,地球局
においてはアンテナ給電部の円偏波モードと直線偏波モ
ードの切換を容易にしかも短時間で行えることが必要に
なってきた。
【0004】このような,地球局アンテナの偏波形態を
変化できるアンテナ給電部としては,従来以下に述べる
方法が用いられてきた。
【0005】従来の技術の例は,1980年に電子通信
学会から発行された宮 憲一監修「衛星通信技術」の第
272頁の図8.4に示されている。図9にそのブロッ
クダイアグラムを示す。同図は6GHz帯を送信,4G
Hz帯を受信とする給電部である。
【0006】図9に示す構成において,一次放射器75
で受信した信号は分波器61において分波器61の周囲
にあけられた結合孔から取り出され,送信信号から分離
される。分離された受信信号は合成器62において円形
導波管内に再合成される。円形導波管モードに再合成さ
れた受信波は,4GHz帯180°位相器66および4
GHz帯90°位相器67を経て4GHz帯偏分波器6
8まで導かれ,偏分波器68において直交成分に分離さ
れ受信用の第1及び第2の端子51,52に出力され
る。一方,送信信号は6GHz帯偏分波器65の入力端
子71と72から直交成分が入力され6GHz帯90°
位相器64および6GHz帯180°位相器65を経て
分波器61に導かれる。そして,一次放射器75まで導
かれ放射される。
【0007】この構成において各位相器63,64,6
6および67はロータリージョイント69を介して円形
導波管の中心軸まわりに回転できるようになっている。
これらの位相器の回転角度を変えることにより,円偏波
と直線偏波の切換および,直線偏波動作時の偏波面の回
転を自由に行うことができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記従
来の技術において,各位相器の長さが長いため給電部の
大きさが大きくなるという欠点を有した。
【0009】そこで,本発明の技術的課題は,上述の大
きさが大きくなるという欠点を解決するために,円形導
波管の周囲にあけられた結合孔から受信帯の信号を取り
出し,取り出された信号を合成回路で合成分離すること
により,小型な給電部を構成することができる分波器を
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば,円形導
波管と,その周囲に90°毎に設けられた第1乃至4の
結合孔を介して前記円形導波管に結合する第1乃至4の
フィルタと,前記第1乃至4のフィルタの出力に結合す
る合成回路とを備えた分波器において,前記合成回路
は,第1乃至第4のポートを備えるとともに前記第1及
び第3のフィルタに前記第1及び第2のポートが夫々接
続された第1の電力分配手段と,第1乃至第4のポート
を備えるとともに前記第2及び第4のフィルタに前記第
1及び第2のポートが夫々接続された第2の電力分配手
段と,第1乃至第4のポートを備えるとともに前記第1
の電力分配手段の第3のポートと前記第2の電力分配手
段の第3のポートに前記第3及び第4のポートが接続さ
れた第3の電力分配手段と,第1乃至第4のポートを備
えるとともに前記第3の電力分配手段の第1及び第2の
ポートに前記第1及び第2のポートが接続され,前記第
3及び第4のポートを第1及び第2の端子とする第4の
電力分配手段と,前記第2及び第3の電力分配手段との
間と前記第3及び第4の電力分配手段との間とに夫々介
在する第1及び第2の可変位相器と前記第1乃至第4の
フィルタと前記第1乃至第4の電力分配手段と前記第1
及び第2の可変位相器との接続に寄与する導波手段とを
備え,前記第1および第2の可変位相器の位相を変える
ことにより,前記第1及び第2の端子から入力した信号
が前記円形導波管内に形成される場合の偏波の形態を変
化できるようにしたことを特徴とする分波器が得られ
る。
【0011】また,本発明によれば,前記分波器におい
て,前記第1乃至第4の電力分配手段は,前記第1及び
第2のポートを矩形導波管の両端からなる主ポート,前
記第3のポートを前記主ポートの矩形短辺の面に結合し
ているHポート,前記第4のポートを前記主ポートの矩
形長辺の面に結合しているEポートとするマジックTか
らなり,前記導波手段は,矩形導波管からなることを特
徴とする分波器が得られる。
【0012】また,本発明によれば,前記分波器におい
て,前記第1乃至第4の電力分配手段は,同軸線路型ハ
イブリッドからなり,前記導波手段の内,前記第1乃至
第4のフィルタと,前記第1乃至第2の電力分配手段と
の接続に寄与するものは,導波管同軸変換器からなり,
前記導波手段の内,前記第1乃至第4の電力分配手段
と,前記第1及び第2の可変位相器との接続に寄与する
ものは夫々同軸線路からなることを特徴とする分波器が
得られる。
【0013】また,本発明によれば,前記いずれかの分
波器において,前記第1及び第2の可変位相器の位相量
が,それぞれ90°および任意値,もしくは−90°お
よび任意値であることを特徴とする分波器が得られる。
【0014】さらに,本発明によれば,前記いずれかの
分波器において,前記第1及び第2の可変位相器の位相
量が,それぞれ0°および90°,もしくは0°および
−90°であることを特徴とする分波器が得られる。
【0015】要するに,本発明の分波器は,円形導波管
の周囲に4つの結合孔を90°おきに設け,この結合孔
を介してそれぞれ導波管フィルタを接続し,これらフィ
ルタからの出力を合成する回路からなり,前記合成回路
は,主に矩形導波管部品から構成され,4つのマジック
Tと2つの位相器から構成され,そして,これら位相器
の位相を変化させることにより,円偏波動作と直線偏波
動作の切換および,直線偏波時の偏波の回転を行うこと
ができるものである。
【0016】
【発明の実施の形態】次に,本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0017】図1(a)は本発明の第1の実施の形態に
よる分波器1を示す回路図で,図1(b)は分波器の要
部の斜視図である。図1(a)を参照して,分波器1
は,円形導波管10を備えている。円形導波管10は,
第1乃至第4の結合孔11,12,13,14を介し
て,第1乃至第4のフィルタ21,22,23,24に
夫々接続されている。ここで,図1(b)を参照して,
更に具体的に説明する。
【0018】図1(b)において,円形導波管10の周
囲には,4つの結合孔(第1乃至第4の結合孔と夫々呼
ぶ)11,12,13,14が90°毎に設けられ,こ
れらの第1乃至第4の結合孔11,12,13,14を
介して4つのフィルタ(第1乃至第4のフィルタと夫々
呼ぶ)21,22,23,24が円形導波管に結合され
ている。図1(a)を再び参照して,これら第1乃至第
4のフィルタ21,22,23,24には,矩形導波管
素子から構成される合成回路が接続されている。
【0019】図2は,図1の各マジックTの構成を示す
斜視図である。図2に示すように,マジックTは,矩形
導波管の両端を2つの入力ポート(以下,第1及び第2
の主ポートと呼ぶ)35,36とし,この導波管にさら
に2つの矩形導波管を結合させたものである。この矩形
導波管の一方をHポート38,他の一方をEポート37
と呼ぶ。
【0020】図2をも参照すると,第1及び第3のフィ
ルタ21と23の出力は,導波手段である矩形導波管を
経由して第1の電力分配手段である第1のマジックT3
1の第1及び第2の主ポート35,26に夫々に接続さ
れ,同様に第2及び第4のフィルタ22,24の出力
は,導波手段である矩形導波管を経由して第2の電力分
配手段である第2のマジックT32の第1及び第2の主
ポート35,36に接続されている。更に,第1及び第
2のマジックT31,32のEポート37は,夫々整合
終端されている。
【0021】第1のマジックT31のHポート38の出
力は,矩形導波管を経由して,第3の電力分配手段であ
る第3のマジックT33のEポート37に接続されてい
る。また,第2のマジックT32のHポート38の出力
は,途中,第1の位相器41を経由して第3のマジック
T33のHポート38に接続されている。第3のマジッ
クT33の第1の主ポート35の出力は,導波手段であ
る矩形導波管を経由して第4の電力分配手段である第4
のマジックT34の第1の主ポート35に接続され,第
3のマジックT33の第2の主ポート36の出力は第2
の位相器42を経由して第4のマジックT34の第2の
主ポート36に接続されている。
【0022】そして,第4のマジックT(34)のHポ
ート38およびEポート37を分波器の第1の端子51
および第2の端子52としている。
【0023】次に,本発明の第1の実施の形態による分
波器1の動作原理を説明する。
【0024】まずはじめに,分波器1に用いられる各マ
ジックTの動作について説明する。
【0025】図2に示すように,マジックTにおいて,
いま,Hポート38から信号が入力するとこの電力は2
分されて2つの第1及び第2の主ポート35,36に夫
々現れる。そして,第1及び第2の主ポート35,36
に,現れる信号の位相は互いに同相となる。他方,Eポ
ート37から信号が入力すると,この電力は2分されて
2つの第1及び第2の主ポート35,36に夫々現れる
が,この場合には,位相は逆相となる。
【0026】図1に示す分波器1は,主に受信用として
用いられるが,説明のため第1の端子51および第2の
端子52から送信を行う場合を説明する。可逆性の原理
により送信で成り立つことは受信でも成り立つ。
【0027】図3は直線偏波を円形導波管内に励振する
場合の説明図である。同図に示すように,第1の位相器
41と第2の位相器42の設定位相をφ1 ,φ2 ,第1
及び第2の端子51,52への入力信号をそれぞれAお
よびB,このとき信号Aが第4のマジックT34の2つ
の主ポートに現れる信号Aのベクトル成分をそれぞれA
1,A2,同様に上記2つのポートの現れる信号Bの成
分をB1,B2,第3のマジックT33のEポートおよ
びHポートに現れる信号ベクトルを同様に,Ax,B
x,Ay′,By′とし,Ay′,By′が第1の位相
器41を通過した後のベクトルをAy,Byとする。
【0028】まず,φ1 =−90°,φ2 =0°の場合
の各部位の信号の位相関係を図3の下表中に示す。この
表から分かるように上記の条件では,信号Aは円形導波
管10内で垂直偏波,信号Bは水平偏波に変換されるこ
とが分かる。
【0029】次に,φ1 =−90°,φ2 =−60°の
場合を考えると,同図右側の表のようになり円形導波管
10の内部では,前記の場合から30°偏波が回転して
いることが分かる。
【0030】上記の説明を一般化すると,φ1 =−90
°の時には円形導波管内に互いに直交する直線偏波が励
振され,偏波角はφ1 の1/2だけ回転することが分か
る。
【0031】さらに,図4を参照して,φ1 =0°,φ
2 =−90°の場合を考える。ベクトルは同図に示すよ
うになり,円形導波管内の水平および垂直成分は互いに
90°の位相差を持つことになる。そして,垂直成分の
位相に対して水平成分の位相が遅れているか進んでいる
かによって右旋円偏波あるいは左旋円偏波となることが
分かる。
【0032】図5は図1の分波器を用いて給電部を構成
した図である。図5及び図6の比較から,明らかに,本
発明の実施の形態による分波器を用いた場合,構成が簡
単となり,長さにおいて,短くなっていることが分か
る。
【0033】図6(a)は本発明の第2の実施の形態に
よる分波器を示す回路図で,図6(b)は分波器の要部
の斜視図である。図6(a)を参照して,第2の実施の
形態による分波器は,図1(a)の分波器とは,円形導
波管10を備え,円形導波管10は,第1乃至第4の結
合孔11,12,13,14を介して,第1乃至第4の
フィルタ21,22,23,24に夫々接続されている
点で同様な構成を有している。ここで,図6(b)を参
照して,更に具体的に説明する。図6(b)において,
円形導波管10の周囲には,4つの結合孔(第1乃至第
4の結合孔と夫々呼ぶ)11,12,13,14が90
°毎に設けられ,これらの第1乃至第4の結合孔11,
12,13,14を介して4つのフィルタ(第1乃至第
4のフィルタと夫々呼ぶ)21,22,23,24が円
形導波管に結合されている。第2の実施の形態において
は,第1乃至第4のフィルタ21,22,23,24が
更に,第1乃至第4の同軸導波管変換器25,26,2
7,28に接続されている。これら第1乃至第4の同軸
導波管変換器25,26,27,28には,第1及び第
2の同軸線路型ハイブリッド81,82が接続されてい
る。
【0034】図7(a)及び(b)は,同軸導波管変換
器25を示す正面断面図及び側面断面図である。他の同
軸導波管変換器26,27,28も同様な形状を有す
る。図7(a)及び(b)を参照して,導波管21に,
同軸線路15が接続されている。
【0035】図8は図6の同軸線路型ハイブリッドの構
成を示す図である。図8に示すように,4つの分岐端子
である端子a,端子b,端子c,端子dは,λ/4間隔
で設けられている。
【0036】図6に図7及び図8をも参照すると,第1
及び第3のフィルタ21と23の出力は,導波手段であ
る第1及び第3の同軸導波管変換器25,27を経由し
て第1の電力分配手段である第1の同軸線路型ハイブリ
ッド81の端子a及び端子b85,86に夫々に接続さ
れ,同様に第2及び第4のフィルタ22,24の出力
は,導波手段である第2及び第4の同軸導波管変換器2
6,28を経由して第2の電力分配手段である第2の同
軸線路型ハイブリッド82の端子a及び端子b85,8
6に夫々に接続されている。更に,第1及び第2の同軸
線路型ハイブリッド81,82の端子dは夫々整合終端
されている。第1の同軸線路型ハイブリッド81の端子
cの出力は,同軸線路を経由して,第3の電力分配手段
である第3の同軸線路型ハイブリッド83の端子dに接
続されている。また,第2の同軸線路型ハイブリッド8
2の端子cの出力は,途中,第1の位相器41´を経由
して第3の同軸線路型ハイブリッド83の端子cに接続
されている。第3の同軸線路型ハイブリッド83の端子
bの出力は,導波手段である同軸線路を経由して第4の
電力分配手段である第4の同軸線路型ハイブリッド84
の端子bに接続され,第3の同軸線路型ハイブリッド8
3の端子aの出力は第2の位相器42´を経由して第4
の同軸線路型ハイブリッド84の端子aに接続されてい
る。
【0037】そして,第4の同軸線路型ハイブリッド8
4の端子c,端子dを分波器の第1の端子51および第
2の端子52としている。
【0038】尚,動作については,第1の実施の形態の
分波器の第1及び第2のマジックTを第1乃至第4の同
軸導波管変換器25,26,27,28を経由した第1
及び第2の同軸線路型ハイブリッド81,82に読み替
え,第3及び第4のマジックTを第3及び第4の同軸線
路型ハイブリッド83,84に読み替えたものと同様で
あるので,詳しい説明については省略する。
【0039】図6に示す第2の実施の形態による分波器
を用いて給電部を構成した場合も,第1の実施の形態と
同様に,構成が簡単となり,長さにおいて,短くするこ
とができる。
【0040】
【発明の効果】以上,説明したように,本発明において
は,長さを要する円形導波管位相器を使う替わりに,比
較的短い長さですむ矩形導波管位相器等を用いて合成回
路を構成しているため,分波器全体の大きさが小さくで
き,合成回路を構成する2つの位相器の位相を変えるこ
とにより,円形導波管の内部に励振される偏波を円偏波
としたり直線偏波としたり,直線偏波のときの偏波面の
角度を変化させることができる分波器を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による分波器を示す
図であり,(a)は回路図,(b)は要部を示す斜視図
である。
【図2】図1のマジックTの構成の説明に供せられる図
である。
【図3】図1の分波器の原理の説明に供せられる図であ
る。
【図4】図1の分波器の原理の説明に供せられる図であ
る。
【図5】図1の分波器を用いて給電部を構成した図であ
る。
【図6】本発明の第2の実施の形態による分波器を示す
図であり,(a)は回路図,(b)は要部を示す斜視図
である。
【図7】図6の同軸導波管変換器を示す図であり,
(a)は正面断面図,(b)は側面断面図である。
【図8】図6の同軸線路型ハイブリッドを示す概略断面
図である。
【図9】従来の技術を説明する図である。
【符号の説明】
1 円形導波管 10 分波器 11,12,13,14 結合孔 15 同軸線路 21,22,23,24 フィルタ(導波管) 41,42 第1及び第2の可変位相器 41´42´ 第1及び第2の位相器 31,32,33,34 マジックT 35,36 第1及び第2の主ポート 37 Eポート 38 Hポート 51,52 第1及び第2の端子 61 分波器 62 合成器 63 6GHz帯180°位相器 64 6GHz帯90°位相器 65 6GHz帯偏分波器 66 4GHz帯180°位相器 67 4GHz帯90°位相器 68 4GHz帯偏分波器 69 ロータリージョイント 71,72 送信端子 75 一次放射器 81,82,83,84 同軸線路型ハイブリッド 85,86,87,88 端子a,b,c,d

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円形導波管と,その周囲に略90°毎に
    設けられた第1乃至4の結合孔を介して前記円形導波管
    に結合する第1乃至4のフィルタと,前記第1乃至4の
    フィルタの出力に結合する合成回路とを備えた分波器に
    おいて,前記合成回路は,第1乃至第4のポートを備え
    るとともに前記第1及び第3のフィルタに前記第1及び
    第2のポートが夫々接続された第1の電力分配手段と,
    第1乃至第4のポートを備えるとともに前記第2及び第
    4のフィルタに前記第1及び第2のポートが夫々接続さ
    れた第2の電力分配手段と,第1乃至第4のポートを備
    えるとともに前記第1の電力分配手段の第3のポートと
    前記第2の電力分配手段の第3のポートに前記第3及び
    第4のポートが夫々接続された第3の電力分配手段と,
    第1乃至第4のポートを備えるとともに前記第3の電力
    分配手段の第1及び第2のポートに前記第1及び第2の
    ポートが接続され,前記第3及び第4のポートを第1及
    び第2の端子とする第4の電力分配手段と,前記第2及
    び第3の電力分配手段との間と前記第3及び第4の電力
    分配手段との間とに夫々介在する第1及び第2の可変位
    相器と,前記第1乃至第4のフィルタと前記第1乃至第
    4の電力分配手段との夫々の接続に寄与する導波手段と
    を備え,前記第1及び第2の可変位相器の位相を変える
    ことによって前記第1及び第2の端子から入力した信号
    が前記円形導波管内に形成される際の偏波の形態を変化
    できるようにしたことを特徴とする分波器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の分波器において,前記第
    1乃至第4の電力分配手段は,前記第1及び第2のポー
    トを矩形導波管の両端からなる主ポートとし,前記第3
    のポートを前記主ポートの矩形短辺の面に結合している
    Hポートとし,前記第4のポートを前記主ポートの矩形
    長辺の面に結合しているEポートとしたマジックTから
    なり,前記導波手段は,矩形導波管からなることを特徴
    とする分波器。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の分波器において,前記第
    1乃至第4の電力分配手段は,同軸線路型ハイブリッド
    からなり,前記導波手段の内で前記第1乃至第4のフィ
    ルタと前記第1乃至第2の電力分配手段との間の接続に
    寄与するものは,導波管同軸変換器からなり,前記導波
    手段の内で前記第1乃至第4の電力分配手段と,前記第
    1及び第2の可変位相器との接続に寄与するものは夫々
    同軸線路からなることを特徴とする分波器。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3の内のいずれかに記載の
    分波器において,前記第1及び第2の可変位相器の位相
    量が,それぞれ90°および任意値,もしくは−90°
    および任意値であることを特徴とする分波器。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至3の内のいずれかに記載の
    分波器において,前記第1及び第2の可変位相器の位相
    量が,それぞれ0°および90°,もしくは0°および
    −90°であることを特徴とする分波器。
JP8200029A 1996-07-30 1996-07-30 分波器 Pending JPH1051208A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8200029A JPH1051208A (ja) 1996-07-30 1996-07-30 分波器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8200029A JPH1051208A (ja) 1996-07-30 1996-07-30 分波器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1051208A true JPH1051208A (ja) 1998-02-20

Family

ID=16417643

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8200029A Pending JPH1051208A (ja) 1996-07-30 1996-07-30 分波器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1051208A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006027828A1 (ja) * 2004-09-07 2006-03-16 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha 電力分配装置、電力合成装置、モノパルス信号合成回路、アレーアンテナ給電回路およびビーム形成回路
US7750762B2 (en) 2004-03-30 2010-07-06 Murata Manufacturing Co., Ltd. Waveguide corner and radio device
WO2020100189A1 (ja) * 2018-11-12 2020-05-22 三菱電機株式会社 給電回路

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7750762B2 (en) 2004-03-30 2010-07-06 Murata Manufacturing Co., Ltd. Waveguide corner and radio device
WO2006027828A1 (ja) * 2004-09-07 2006-03-16 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha 電力分配装置、電力合成装置、モノパルス信号合成回路、アレーアンテナ給電回路およびビーム形成回路
JPWO2006027828A1 (ja) * 2004-09-07 2008-05-08 三菱電機株式会社 電力分配装置、電力合成装置、モノパルス信号合成回路、アレーアンテナ給電回路およびビーム形成回路
WO2020100189A1 (ja) * 2018-11-12 2020-05-22 三菱電機株式会社 給電回路

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2017026107A1 (ja) 分合波器、アンテナ装置およびフェージング消去方法
WO2016004001A1 (en) Systems and methods for polarization control
JPH02214307A (ja) ホーンアレイアンテナ
JP2009517904A (ja) 円偏波共用アンテナ・アレイ
JP3456164B2 (ja) アンテナ給電装置
JP2013531434A (ja) アンテナ、基地局、およびビーム処理方法
WO2013185281A1 (zh) 一种基站天线及基站天线馈电网络
JPH11225017A (ja) アンテナ装置
CN111293394A (zh) 超宽带正交可切换等功分电桥
JPH1051208A (ja) 分波器
JP6865903B2 (ja) 給電回路
JPH11112201A (ja) 分波器
JPH07162227A (ja) 偏波共用アンテナシステム
JPH0322081B2 (ja)
JP2555925B2 (ja) 回転型導波管結合器およびアンテナ給電装置
JP3060878B2 (ja) アンテナ給電装置
CN108075215B (zh) 双极化微波耦合器、双极化双备份微波传输系统
JPS6312417B2 (ja)
JP2582472B2 (ja) 偏波共用アンテナ
JPS6338308A (ja) 偏波面切替装置
JPS5810005B2 (ja) アンテナ給電回路
JP3598231B2 (ja) 衛星放送受信用コンバータ
JP2000295002A (ja) 直線偏波共用装置
JPH0567902A (ja) 送受信共用装置
JPH04150527A (ja) 無線受信機の干渉波除去回路

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19991201