JPH10511564A - 連続式食肉ベイキング装置 - Google Patents

連続式食肉ベイキング装置

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JPH10511564A
JPH10511564A JP8511240A JP51124096A JPH10511564A JP H10511564 A JPH10511564 A JP H10511564A JP 8511240 A JP8511240 A JP 8511240A JP 51124096 A JP51124096 A JP 51124096A JP H10511564 A JPH10511564 A JP H10511564A
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JP8511240A
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English (en)
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立 功 竇
建 国 李
金 祥 王
発 喜 趙
汝 斌 丁
伝 義 陳
金 海 ▲パン▼
代 軍 丁
Original Assignee
山東省諸城市外貿冷藏廠
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    • A21BAKING; EDIBLE DOUGHS
    • A21BBAKERS' OVENS; MACHINES OR EQUIPMENT FOR BAKING
    • A21B1/00Bakers' ovens
    • A21B1/42Bakers' ovens characterised by the baking surfaces moving during the baking
    • A21B1/48Bakers' ovens characterised by the baking surfaces moving during the baking with surfaces in the form of an endless band

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 この連続式食肉ベイキング装置は機体1、加熱部品3、8、9、食肉搬送機構6、7、食肉回転機構12から構成される。食肉搬送機構は食肉を加熱部品で形成された加熱区域を通過するときに連続的に移送し、しかも移送過程において食肉を回転させたので、食肉ベイキング度合いが均一となり、品質も安定する。同時に本発明の連続式食肉ベイキング装置は生産効率が高く、エネルギーの消費が少なく、労働条件もよく、作業が便利になり、かつ、設備の設置面積が小さくなる。

Description

【発明の詳細な説明】 連続式食肉ベイキング装置 技術分野 本発明は食品加工機械に関するものであり、詳しくは連続的に搬送機構によっ て、食肉を搬送しながら、食肉を焼き上げる食肉ベイキング装置に関するもので ある。 従来の技術 従来、食肉ベイキング装置は、大体二つの種類に分けられる。一つは手動作業 で、例えば木炭を燃やす長方形の焼き箱、あるいは、電気熱量を利用する電気オ ーブン等が挙げられる。しかし、以上のような方法は、みな手動作業であり、連 続作業ができなかった。そこで、生産効率が低く、エネルギー消耗も大きかった 。また、焼き加減の安定さも保証できなかった。 もう一方、中国実用新案ZL93200844.5で肉焼成炉が公開された。 焼く対象物は、焼きフレームに掛けられ、焼きフレームの回転によってあぶられ 、実は炉内に転動機構の回転によって、ベイキングの度合いをコントロールする ものであった。しかし、このような肉焼成炉の操作はやはりバッチ作業であり、 焼こうとする食肉は移動せず、食肉を取り替えるときに扉を開くことが必要であ るため、効率が上がらず、熱量の損失も大きかった。また、炉内各部分の温度の 分布が均一でないため、ベイキングの度合いが均一でない品質問題があった。 発明の内容 本発明は、従来の食肉ベイキング装置に存在していた欠点を解消し、連続的に 作業でき、生産効率が高く、省エネルギーで、焼き上がり品質も均一で安定して おり、労働条件も大幅に改善され、操作が便利な連続式食肉 ベイキング装置を提供することを目的とする。 本発明は、更に機械の設置面積が小さく、熱エネルギーの利用も高い連続式食 肉ベイキング装置を提供することを目的とする。 以上の目的を達成するために、本発明は以下の部分を含む。 すなわち、食肉ベイキング装置のベイキング部品を支持したり、取り付けたり するため、食肉を通させ、食肉の入れ替えに必要な開口を設けた以外には基本的 に密閉状態を呈する鋼製の機体と、 食肉を焼き上げるために熱量を提供し、機体の内部に設けられた加熱部品と、 機体の内部に、食肉を保持しながら、連続的に、等速で前記加熱部品から、輻 射した加熱区域に搬送できる搬送機構と、 食肉の加熱区域を通過する過程で、食肉を回転させる食肉回転機構から構成さ れる。 本発明は、食肉搬送機構を加熱部品で形成した加熱区域内に、重複的に何回も 、往復できるよう設けたとき、設備の設置面積が大幅に減少され、かつ、熱エネ ルギーの利用率も上げることができる。 本発明の前記加熱部品に使用されているエネルギーは電気エネルギー、気体燃 料、液体燃料あるいは固体燃料で生成した熱エネルギーである。 本発明の連続式食肉ベイキング装置に用いられる食肉は、牛肉、羊肉、鶏肉、 魚肉および他の畜産類の肉、または、鳥類の肉である。もし、焼き上げられた肉 が羊肉の串焼きである場合、長年のベイキング経験によって、木炭の熱で焼き上 げれば、できあがった羊肉は更に特別な風味を持つので、好評を博するであろう 。 これに鑑みて、本発明は木炭を燃料とする加熱部品を使用するときに、該加熱 部品は機体の長手の方向に沿って、かつ、前記機体の下部に設け て、木炭を収めるチャンバーと、チャンバーの下方に設け、燃焼済みの木炭灰を 収納する灰ホッパーにより、構成される。前記チャンバーは、チャンバーの側板 、通気穴を持っている底板と、チャンバーの端板からなる。また、固体燃料を燃 やすときに、自然通風が必要で、機体底部に若干の通気穴を開け、しかも、機体 の頂部に若干の排気煙突を設け、かつ、煙突ごとに、排気量を調節するバイブを 設けた。 また、熱エネルギーは、電気あるいは気体燃料や液体燃料からなる場合、機体 内部加熱区域の温度分布が比較的に均一状態になり、この場合、羊肉または鶏肉 類の串焼きであれば、串は水平的に加熱区域を通過することができる。ただし、 チャンバー内部の固体燃料が、例えば木炭である場合には、チャンバー内で燃え る中央部の炎は高く、両側の炎は比較的に低い状態を呈する。それゆえに、チャ ンバーの上方の同じ高さでは、中央の温度が両側の温度より高くなる。すると、 肉の串(あるいは細長い肉)が水平状態でチャンバーの上部を通されると、串の 先端と末端の肉の焼き加減に顕著な差異が生じ、食品の品質に影響する。そこで 、後の場合、肉の串を加熱区域に通すとき、水平線に対して一定の角度に傾ける 必要がある。 すなわち、チャンバーの中央部に近い食肉のチャンバーから離れた位置におけ る高さは、チャンバーの中央区域から遠い両側の位置における食肉の高さより高 くなるようにする。これで串焼きにするあらゆる食肉の焼き加減がほぼ均等にな り、品質を保証できるようになる。 木炭を使用し、種々の肉の串を炙るときに、肉の串が加熱区域を通過する場合 、水平線との角度は一般的に5°〜25°である。 焼き上げる食肉の種類や食肉のサイズによって、ベイキングの時間と温度も異 なる。よって、食肉搬送機構を駆動する伝動機構は無段変速機能を 持つべきで、例えば、直流あるいは交流変速モーターあるいは無段変速装置を使 って、食肉が加熱区域を通過する速度を制御して、食肉の焼き上げ時間を制御す るようにする。それと同時に、加熱区域内部に温度計(例えば熱電対温度計)を セットし、加熱区域の温度をモニターして、制御する。更に、温度計で測定され た加熱区域の温度をパラメータとして、加熱部品の移動行程と加熱区域を通す速 度を自動的に制御することができる。 加熱区域を安定した温度範囲に制御し、省エネルギー化するため、機体内部の 加熱区域を囲んでいる内壁に断熱層を付けることができる。断熱層は一般的に断 熱材料(例えばアスベスト、鉱滓綿、ガラス繊維等)で造られたシート材であっ て、機体に固定される。 木炭を燃料とする場合、機体両側の上部に自由に開閉できる覗き窓を開けるの が好ましい。覗き窓は中央部に高温に耐えるガラスを嵌め込み、閉めた状態で前 記ガラスを通して、食肉の焼き上げ状態と木炭の燃焼状態が見えるようにする。 覗き窓を開ければ、チャンバーに木炭を添加し、かつ、木炭の燃焼を調整するこ とができる。 前記食肉搬送機構は、スプロケット−チェーン伝動機構も採用し、鋼撚線(ワ イヤロープ)伝送機構も採用する。前記スプロケット−チェーン伝送機構のチェ ーンはロールチェーンであって、チェーン環で連結し合った環状チェーンでもよ い。食肉を挿入するための装置はチェーン板、チェーン環あるいはワイヤロープ に固定された。 本発明の連続式食肉ベイキング装置に配置した前記食肉搬送機構は、一つでも 、並列複数個でもよい。複数個にすれば、更に生産効率を上げ、熱エネルギーを よく利用することができる。 図面の簡単な説明 図1は、本発明の連続式食肉ベイキング装置の実施例1の正面方向局部断面概 略図である。 図2は、本発明の連続式食肉ベイキング装置の実施例1の左側面方向半分断面 概略図である。 図3は、本発明の連続式食肉ベイキング装置の実施例2の正面方向局部断面概 略図である。 図4は、図2の連続式食肉ベイキング装置の左側面方向半分断面概略図である 。 図5は、本発明の連続式食肉ベイキング装置において、2セット食肉搬送機構 の配置方式と、食肉が挿入するための装置および食肉が加熱区域に通過するとき 、それに回転運動をさせる回転機構との実施例の概略図である。 図6は、本発明の連続式食肉ベイキング装置の実施例2において、機体内で食 肉搬送機構配置と運転状態を示した概略図である。 図7は、本発明の連続式食肉ベイキング装置において、食肉搬送機構と食肉転 動機構の他の実施例の概略図である。 図8は、図7のA−A線に沿う断面図である。 図9は、本発明の連続式食肉ベイキング装置における、他の実施例の概略図で ある。 図10は、本発明の連続式食肉ベイキング装置において、食肉が挿入される装 置の他の実施例の概略図である。 発明の実施の形態 実施例1 図1と図2は、本発明の連続式食肉ベイキング装置の実施例1の正面概略図と 左側面図である。実施例1は、主に羊肉の串焼きを炙るため、木炭 が燃えるよう、チャンバーを加熱部品とするのである。 図において、1は機体で、機体1にはチェーンの運転するため、必要な開口部 をあける以外、基本的に密閉する長方体箱で、内部には型鋼で溶接したフレーム があり、食肉ベイキングのあらゆる部品は該フレームに取り付けられている。機 体の外部はステンレス鋼板で覆われる。機体1の底部に機体を地面より一定の高 さになるように支持具18を溶接した。機体1の底板に木炭を燃やすための通気 穴2を若干開け、頂部には均一分布の煙突11が配置され(必要に応じて煙突を 長く接続できる)、かつ、煙突内部には風量を調節するための調節弁を配置する (図示せず)。 機体1の両側面の上部に、開閉自由に若干の覗き窓10を設けた。覗き窓10 の中央部に高温に耐えるガラスを嵌め込んで、作業の様子をモニターできるよう にした。 実施例1の加熱部品は鋳鉄製の炉底板3、チャンバー側板8、チャンバー端板 9からなったチャンバーである。チャンバーは機体1の長手方向に沿って機体1 の中央部に設置された。炉底板3には木炭を燃やすための空気が通過するたくさ んの通気穴を開けた。炉底板3の下方には灰ホッパー4を設け、燃焼済みの木炭 灰を収納する。 木炭を添加したり、チャンバー内の木炭燃焼状況を調節する必要がある場合、 覗き窓10をあけて、作業ができるようにする。 機体1内部において、チャンバーの上方空間は加熱区域である。加熱区域内の 温度を上げ、省エネルギー化、および加熱区域の温度を安定化するために、断熱 層は加熱区域の内表面を包囲するように設置した(図示せず)。該断熱層は、機 体1に固定される、アルベスト、鉱滓綿等断熱材料で造ったシート材である。 実施例1の食肉搬送機構は、スプロケット−ロールチェーン伝動機構を 用い、これはロールチェーン6、小さなスプロケット7、大きなスプロケット1 7、機体1の上部に固定されチャンバー口に立ち上がりの小さなスプロケットサ ポート15、機体1下部の大きなスプロケットサポート5、チェーンの搬送段を 支持するチェーンブラケット21、22および減速機を付けた変速モーター19 からなる。ロールチェーン6は、変速モーター19によって減速機とギャーを介 して駆動され、チャンバー上方の小さなスプロケット7と機体下部の大きなスプ ロケット17を通して循環的に運転する。ロールチェーン6はチャンバーの上方 に差し掛かる場合、チェーン6に固定されている複数の肉串挿入軸支持部品23 が、支持部品に配置された回転できる複数の肉串挿入軸12(図5)と肉の串を 保持しながら、焼き上げられる。 チェーン6を水平位置に維持するために、二つの小さなスプロケット7と二つ の大きなスプロケットの間に、機体1の側壁の長手方向に沿って、それぞれチェ ーン6を水平にするようチェーンブラケット21、22が固定されている。 実施例1の食肉回転機構は、各肉串挿入軸12に固定されているギャー13と 、機体1に固定され、かつ、ギャー13と噛み合うラック14からなる(図5) 。肉串挿入軸が支持部品23に回転できるので、ギャー13は、ラック14と噛 み合う状態で前へ運動するときに、肉串挿入軸は肉串(図示せず)を保持しなが ら回転運動する。 実施例1において、食肉搬送機構はあわせて2セットがあり、図5のように、 対称的に機体1内部の両側に配置され、スプロケット軸16によって2セットの 食肉搬送機構を連動させる。チェーン板に固定されている肉串挿入軸支持部品2 3が二つのロールチェーン6に対向して配置され、肉串挿入軸12に取り付けて いる肉串をチャンバーの中心部に向くように、 かつ、多数の肉串挿入軸支持部品23と肉串挿入軸12が二つのチェーン6に長 手方向に沿って互いに位置ずれ、交差的に配列されて、両側の肉串を妨げないよ うにしている。 もし、もっと高い生産効率が必要であるならば、機体1とチャンバーの幅を拡 大し、この場合、並列的に二組あるいはもっと多くの互いに対称的に食肉搬送機 構(チェーン6)を配置してもよい。 図5のように、肉串挿入軸支持部品23およびこれに取り付けている肉串挿入 軸12、ギャー13の軸芯線が水平線とα角度になっているのは、焼き上げられ た肉串の肉を均一に加熱させるためである。本実施例においてαは15°である 。 肉串の焼き上げ度合いは変速モーターの回転速度を調節することによって、食 肉搬送機構の運動速度をコントロールして、実現した。同時に、加熱区域の焼き 上げ温度は加熱区域に配置されている多数の熱電対(図示せず)によって測定す る。煙突11の調節弁(図示せず)を調節することによって、木炭の燃焼過程が 制御される。 実施例1の機体1の長さは約3m程度で、食肉搬送機構の運動線速度は0.5 〜1m/分の間に調節する。この場合、生産効率は1時間800本である。 実施例2 図3と図4は、本発明の連続式食肉ベイキング装置の実施例2の正面概略図と 左側面概略図である。実施例2も主に羊肉の串焼きであるため、木炭を燃焼する チャンバーを加熱部品とする。 実施例2において、実施例1の部品と同様なものは同様な記号を採用し、かつ 、これらの部品の説明を省略した。 機体1aは、食肉を取り替えるための開口部を設けた以外、基本的に密 閉的な長方形の箱体で、内部には型鋼で溶接したフレームがあり、食肉ベイキン グのためのあらゆる部品は、このフレームに取り付けられて、外部はステンレス 鋼板で覆われる。機体1aの底部には支持具18があり、底板には通気穴2を開 け、頂部に若干の通気煙突11を設け、煙突11内に風量を調節できるような調 節弁(図示せず)を設けた。機体10両側の上部に若干の開閉自在な、高温に耐 えうるガラスを嵌め込んだ覗き窓10を配置している。 機体1aの中央で長手方向に沿って、構造が実施例1と類似した、炉底板3a 、チャンバー側面板8a、チャンバー端板9aおよび灰ホッパーからなる木炭燃 焼チャンバーを配置した。炉底板の下方に木炭を点火するため燃料気体輸送管2 0を設置し、輸送管20に燃料気体の出口穴を設けた。 機体1aにおいて、加熱区域を包囲している内表面にアスベスト、鉱滓綿等断 熱材料で造った断熱層が付いている。 実施例2の食肉搬送機構もスプロケット−ロールチェーン伝動機構で、それは ロールチェーン6a、スプロケット7a、機体1aに取り付けられているスプロ ケット7aを支持するスプロケット軸241と242、チェーンの搬送段を支持 するチェーンブラケット板211、212、213および減速機付きの減速モー ター19から構成されている。ロールチェーン6aは変速モーター19によって 減速機とギャーを介して駆動される。図6に示すように、機体1aの内にロール チェーン6aの配置方式は、ロールチェーン6aが五つのスプロケット7aと一 つの異型スプロケットを囲んで循環往復運動をし、かつ、加熱区域内で6a1、 6a2と6a3三つのベイキング搬送段を形成している。第1搬送段6a1は左 から右へ運行して、一つのスプロケット7aを回って、第2搬送段6a2に 入り、右から左へ運行し、続いて、異型スプロケット16を回って、第3搬送段 6a3に入り、更に左から右へ運行する。こうして、肉串挿入軸支持部品23を 介して、チェーン6aに取り付けられている肉串挿入軸12が加熱区域で三つの 行程を運行し、肉串のベイキング時間を延長することができ、よって、熱エネル ギーを節約し、しかも設備の長さを短くし、設置面積も減少する。 図5に示すように、肉串挿入軸12の肉串挿入軸支持部品23がロールチェー ン6a(6)の一側に固定された。よって、図6において、もし、肉串挿入軸支 持部品23と肉串挿入軸12が矢印Aの方向に沿って左から右へ運行し、第1搬 送段6a1に到達して、ロールチェーン6aの上方に位置するならば、右側のス プロケット7aを回した後、チェーン6aが第2搬送段6a2において矢印Bの 方向に沿って右から左へ運動するとき、肉串挿入軸支持部品23はロールチェー ン6aの下方に位置するわけである。ロールチェーン6aは更に左側の異型スプ ロケット16を回して、第3搬送段6a3において矢印Cの方向に沿って、左か ら右へ運動するとき、もし異型スプロケット16のギャーの形状が通常のロール スプロケットのギャーの形状と同じならば、肉串挿入軸支持部品23と衝突し、 運転が不可能になる。したがって、異型スプロケットのギャーの形状は通常のス プロケット(7a)と同じでなく、図6のように、肉串挿入軸支持部品23の設 定された位置によって、若干の正常歯型の間隔をおいて、肉串挿入軸支持部品2 3を通過できるような深い凹槽Dを設けることにより、初めてチェーン6aを正 常に運行させることができる。 チェーン6aの第1、第2と第3搬送段の二つのスプロケットの間にすべてチ ェーンの下ブラケット板211、212と213を設け、これらの搬送段を支持 し、水平位置を維持するのである。 実施例2の食肉回転機構も各肉串挿入軸12上のギャー13と、機体1aに固 定され、各搬送段に適当なラック141、142と143から構成される。作動 方式は実施例1のものと同じである。 実施例2の食肉搬送機構と食肉回転機構もそれぞれ2セットがあり、図5に示 すように、その配置も対称的であって、しかも肉串挿入軸支持部品23と肉串挿 入軸12が2セット食肉搬送機構における配置も互いにずれている。また、肉串 挿入軸支持部品23と肉串挿入軸12、ギャー13の軸中心線が水平線とα角度 になって、α角度は15°である。 実施例2の運転速度も変速モーターの回転数を調節することによって調節し、 そのベイキング温度は加熱区域に設置されている若干の熱電対温度計(図示せず )で測定し、しかも、煙突11の調節弁(図示せず)によって木炭の燃焼状況を 調節する。 もし、実施例2の機体全長が3.5mぐらいであるならば、生産効率は1時間 1,600〜2,000本に達する。 実施例2の食肉搬送機構は加熱区域に三つの往復ベイキング用搬送段があるの で、熱量の利用率が大幅に上げられ、生産効率が上げられ、設置面積も減少する 。 図7と図8は、本発明の連続式食肉ベイキング装置の食肉搬送機構と食肉回転 機構の別の実施例である。この食肉搬送機構において、ロールチェーンの代わり に、環状チェーンを使用した。しかも食肉回転機構において摩擦駆動装置を採用 した。図7、図8から、この実施例において、スプロケットの歯型のみを変化さ せ、また摩擦輪26と摩擦敷板27でギャー13とラック14(141、142 、143)を変えて、ブラケット板29でチェーンプラケット板(211、21 2、213)を変えればよい。 図9は、本発明の連続式食肉ベイキング装置の食肉搬送機構の別の実施例であ る。この食肉搬送機構においてワイヤロープ25でロールチェーン6(6a)を 変え、それに応じて、ロープ輪でスプロケットを変え、適当に肉串挿入軸支持部 品23の構造を変え、ワイヤロープをしっかり挟むような二つの挟み板23にす ればよい。 図10は、本発明の連続式食肉ベイキング装置の肉串挿入軸12の改造した肉 串挿入軸12′であり、この肉串挿入軸12′の前部に円周方向に沿って、等間 隔でいくつかの肉串挿入穴121を設けた。このようにして、一本の肉串挿入軸 に若干の肉串を取り付けることができ、十分に加熱区域の空間を利用し、生産率 を向上させる。また、肉串挿入軸の中部122はわずかなテーパ(3°未満)を 持っているものとし、しかも肉串挿入軸支持部品の挿入穴もそれにマッチできる テーパ穴を有し、これにより、肉串挿入軸を取り付けたり、取り替えたりするの が容易になり、かつ、挿入軸が穴にしっかり取り付けられるようになった。 発明の効果 前記のように、本発明の連続式食肉ベイキング装置が食肉搬送機構と食肉回転 機構を設けたので、食肉を連続的に均一に、加熱区域を通過しながら回転でき、 大幅に生産効率を向上し、しかも、炙られた食肉の品質が安定し、消耗されるエ ネルギーも少なく、設備の設置面積も小さくなる。また、作業が便利で、労働条 件もよいなどの利点がある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG), AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CZ,DE,DK,ES,FI,GB,GE ,HU,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LK,LT,LU,LV,MD,MG,MN,MW,M X,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE ,SI,SK,TJ,TT,UA,US,UZ,VN (72)発明者 趙 発 喜 中国山東省諸城市城北八里庄(番地なし) 郵政編碼:262200 (72)発明者 丁 汝 斌 中国山東省諸城市城北八里庄(番地なし) 郵政編碼:262200 (72)発明者 陳 伝 義 中国山東省諸城市城北八里庄(番地なし) 郵政編碼:262200 (72)発明者 ▲パン▼ 金 海 中国山東省諸城市城北八里庄(番地なし) 郵政編碼:262200 (72)発明者 丁 代 軍 中国山東省諸城市城北八里庄(番地なし) 郵政編碼:262200

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.食肉ベイキング装置の部品を支持したり、取り付けたりするため、食肉を通 させ、食肉の入れ替えに必要な開口を設けた以外には基本的に密閉状態を呈する 鋼製の機体と、 機体の内部に設けられた、食肉を焼き上げるために、熱量を提供する加熱部品 を備える食肉ベイキング装置において、 機体内部に、食肉を保持しながら、連続的に、同じ速度で前記加熱部品から輻 射した加熱区域に搬送できる搬送機構、および 食肉が加熱区域を通過する過程で、食肉を回転させる食肉回転機構から構成さ れることを特徴とする連続式食肉ベイキング装置。 2.前記食肉搬送機構が加熱部品で形成した、加熱区域内に、重複的に数回往復 できることを特徴とする請求項1に記載した連続式食肉ベイキング装置。 3.前記加熱部品に使用される加熱エネルギーは、電気エネルギー、気体燃料、 液体燃料あるいは固体燃料で生成した熱エネルギーであることを特徴とする請求 項1または請求項2に記載した連続式食肉ベイキング装置。 4.焼き上げた肉は、羊肉の串焼きである場合、木炭を燃料とする加熱部品を使 用するときに、該加熱部品は前記機体の長手方向に沿って、かつ、前記機体の下 部に設けて、木炭を収めるチャンバーと、チャンバーの下方に設けた木炭灰ホッ パーにより構成され、しかも、基本的に密閉した前記機体の底部に若干の通気穴 を開け、機体の頂部に若干の煙突を設け、煙突ごとに排気量を調節するバルブを 設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載した連続式食肉ベイキン グ装置。 5.前記食肉搬送機構が、加熱部品に熱量の及んだ加熱区域を通過すると き、保持された食肉が、水平状態を呈していることを特徴とする請求項1または 請求項2に記載した連続式食肉ベイキング装置。 6.前記食肉搬送機構が加熱部品に熱量の及んだ加熱区域を通過するとき、保持 された食肉が水平線との角度が5°〜25°であることを特徴とする請求項1ま たは請求項2に記載した連続式食肉ベイキング装置。 7.食肉搬送機構を駆動する伝動機構には、無段変速機能を持つ直流または交流 変速モーターを採用し、あるいは、無段変速減速機を採用することを特徴とする 請求項1または請求項2に記載した連続式食肉ベイキング装置。 8.機体内部に加熱区域を囲んでいる内壁にアスベスト、鉱滓綿、ガラス繊維を 断熱材料とする断熱層を付けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載 した連続式食肉ベイキング装置。 9.機体両側の上部に、高温に耐えるガラスを嵌め込んで、自由に開閉できる覗 き窓を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載した連続式食肉ベ イキング装置。 10.前記食肉搬送機構は、スプロケット−ロールチェーン伝動機構、あるいは 、スプロケット−環状チェーン伝動機構、または鋼撚線(ワイヤロープ)伝動機 構であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載した連続式食肉ベイキ ング装置。 11.前記食肉搬送機構は、少なくとも一つ、対称的に二つ、あるいは二つ以上 あることを特徴とする請求項1または請求項2に記載した連続式食肉ベイキング 装置。 12.前記食肉搬送機構において、食肉保持装置は食肉搬送機構に固定されてい る肉串挿入軸支持部品と支持部品に挿入した、かつ、自由的に回転できる肉串挿 入軸から構成されたことを特徴とする請求項1または請求項 2に記載した連続式食肉ベイキング装置。 13.前記食肉回転機構は、前記肉串挿入軸に固定され、取り付けているギャー と前記機体対応位置に固定されているラックから構成されたことを特徴とする請 求項1または請求項2に記載した連続式食肉ベイキング装置。
JP8511240A 1994-09-27 1995-06-30 連続式食肉ベイキング装置 Pending JPH10511564A (ja)

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