JPH10511406A - アクリルコポリマーの化粧用への使用、使用される組成物 - Google Patents
アクリルコポリマーの化粧用への使用、使用される組成物Info
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Abstract
(57)【要約】
本発明の実体は、(a)少なくとも1つのカルボン酸官能基を含んでいるエチレン不飽和を持つ少なくとも1種のモノマー(A)の5から25重量%;(b)次式(I):
ここで、−R1は水素原子又はメチル基を表し、−R2は8から40までの炭素原子を有する飽和又は不飽和、直鎖又は分枝又は環式アルキル基或いは芳香族基、の少なくとも1種のモノマー(B)の3から30重量%;(c)tert−ブチルメタクリレート、tert−ブチルアクリレート及びそれらの混合物からなる群から選択される少なくとも1種のモノマー(C)を、そのポリマーのガラス転移点(Tg)が15℃よりも大きく又は等しくなるように、少なくとも50重量%よりも多い比率の状態で、備えており、その重量パーセントは使用されるモノマーの全部の量に対して計算され、を備えるモノマー混合物の共重合によって得ることができるコポリマーの、化粧用又は皮膚科学的組成物中への、及びその調製のための使用、同じく使用される化粧用又は皮膚科学的組成物である。
Description
【発明の詳細な説明】
アクリルコポリマーの化粧用への使用、使用される組成物
本発明は化粧用又は皮膚科学的組成物中のアクリルコポリマー、及びその調製
のための使用と、同じくそれに使用される組成物に関する。
多くの化粧用の適用、特にそれらが毛髪、皮膚、まつげの治療と手入れのため
に企図され、適用の後に治療されそして乾燥するのを支持するのに使用され機械
的特性と粘着特性を有する堆積物を形成するポリマーが使用される。この関係に
おいて、界面活性剤の水性溶液の作用の下で容易に流動可能なポリマーが求めら
れる。同時に、環境の水分に耐える皮膜形成性堆積物、特に湿気を感じることが
ない、雨耐性の堆積物(毛髪用又は皮膚に使用する)又は涙の液体に耐性(マス
カラ)の堆積物が求められる。その上、化粧品中の疎水性物質によって一般に分
け与えられる柔らかな感触であるような化粧用の特性を提供する皮膜形成堆積物
が求められる。
堆積ポリマーに関する別な問題は、髪の手入れの分野、特に髪を固定するため
の又はその形を維持するための製品の使用情況において発生する。その原因は、
髪の良好な固定状態、この固定状態の良好な維持力及び櫛またはブラッシングに
よる容易な移動可能性を同時に得るために、蓄積させる必要のあるポリマーの特
性を適応させることがしばしば困難となることにある。
化粧品組成物においてアクリルコポリマーを使用することが知られている。実
例として、特願昭62−167307号には:
(i)不飽和カルボン酸の10から50重量%、
(ii)アクリル酸エステルおよび/またはメタクリル酸エステルの10から70重
量%、
(iii)ビニルモノマーの0から50重量%、
を含むモノマー混合物の共重合によって得られたスタイリング用ポリマーが記載
されている。
このポリマーは、良好な感触を維持すると同時に、髪に良好ななめらかさを付
与することが可能なように作製される。しかしながら、アクリル酸エステル及び
/又はメタクリル酸エステルによって導入された、ポリマー中の脂肪鎖の存在は
、髪の表面に一度固定されると分離を困難にする。
毛髪化粧用組成物は特願平8−92046号からでも知られ、この組成物は6
から35重量%の(メタ)アクリル酸またはイタコン酸、15から50重量%の
C10−C18−アルキル(メタ)アクリレート、15から50重量%のC4−C8−
アルキル(メタ)アクリレート及び0から25重量%のビニル型モノマー、特に
アクリルアミド型モノマーを含んでいる。しかしながら、これらのポリマーはア
ルコール溶媒を含んでいる組成物における使用は困難であるが、そのような組成
物はその乾燥時間が速いために特に有効である。
本発明の目的の一つは、十分な皮膜形成特性と粘着性と機械的特性を持ってい
るアクリルポリマーの化粧用又は皮膚科学的な使用であり、これらの化合物は界
面活性剤の水性溶液の作用の下で簡単に除去され、且つ少なくとも一つのアルコ
ール溶媒を備えている組成物中に合同される。加えて、本発明の目的は組成物の
除去以前又はその後に良好な化粧科学的特性を提供する皮膜形成ポリマーを使用
することである。
本発明の別な目的は、弱い機械的ストレスに対する良好な抵抗性と良好な固定
性を示す固定力特性の高い実力と、その一方でシャンプー洗浄、ブラッシング又
は櫛すきによって直ちに除去され、その間に同時に柔らかな感触のような良好な
化粧上の特性を提供することの両方を持っているポリマーに、及びヘアースタイ
リング用組成物の調製のために使用することである。特に、本発明の目的の一つ
は組成物の素早い乾燥を可能とするためのアルコール溶媒を含んでいる毛髪用組
成物、上記の組成物は良好なラッカーリング力とべたつき感のない、において使
用することが容易とされるポリマーの使用を提案する。
出願人は、意外なことに、化粧用又は皮膚科学上の組成物中への、及びその調
製のために、ある特別のアクリルコポリマーを使用することによって、これらの
目的が達成できることを見出した。
本発明の目的は、次のモノマー混合物の共重合によって得ることができるコポ
リマーの、化粧用又は皮膚科学的組成物中への、及びその調製のための使用であ
り、該モノマーは、
(a)少なくとも1つのカルボン酸官能基を含んでいるエチレン不飽和を持つ少
なくとも1種のモノマー(A)の5から25重量%;
(b)次式(I):
H2C=C(R1)−COOR2 (I)
ここで、
−R1は水素原子又はメチル基を表し、
−R2は8から40までの炭素原子を有する飽和又は不飽和、直鎖又は分枝又は
環式のアルキル基或いは芳香族基、
の少なくとも1種のモノマー(B)の3から30重量%;
(c)tert−ブチルメタクリレート、tert−ブチルアクリレート及びそれらの混
合物からなる群から選択される少なくとも1種のモノマー(C)を、そのポリマ
ーのガラス転移点(Tg)が15℃よりも大きく又は等しくなるように、少なく
とも50重量%よりも多い比率で、備えており、その重量パーセントは使用され
るモノマーの全部の量に対して計算されている。
本発明はまた、化粧学的又は皮膚科学的に許容される溶媒、共重合によって得
られる少なくとも1種のコポリマー:
(a)少なくとも1つのカルボン酸官能基を含んでいるエチレン不飽和を持つ少
なくとも1種のモノマー(A)の5から25重量%;
(b)次式(I):
H2C=C(R1)−COOR2 (I)
ここで、
−R1は水素原子又はメチル基を表し、
−R2は8から40までの炭素原子を有する飽和又は不飽和、直鎖又は分枝又は
環式のアルキル基或いは芳香族基、
の少なくとも1種のモノマー(B)の3から30重量%;
(c)tert−ブチルメタクリレート、tert−ブチルアクリレート及びそれらの混
合物からなる群から選択される少なくとも1種のモノマー(C)を、そのポリマ
ーのガラス転移点(Tg)が15℃よりも大きく又は等しくなるように、少なく
とも50重量%よりも多い比率で、備えており、その重量パーセントは使用され
るモノマーの全部の量に対して計算されている、
を含んでいる化粧用又は皮膚科学的組成物に関する。
髪用組成物のための本発明に従って使用されるコポリマーは、特に良好な感触
と、ブラッシングにより及びシャンプー洗浄の両方により良好な除去性が得られ
ることで非常に良好な化粧品用特性を与える。特に、組成物が適用された後、髪
は「厚紙」的な効果を与えることなく、すなわち髪を過度に硬直させることなく
、心地よい感触を持つ。かくして、その組成物は良好なラッカーリング力を有し
、それを髪に適用した後、形成される皮膜は全てが固着されるのではない。加え
て、本発明によるコポリマーは、アルコール媒体に良好な和合性を示し、且つ速
い乾燥時間を持つ組成物中に直ちに使用することができる。
他の目的はかかる記載及び以下の実施例を判読すれば明白となるであろう。
好適には:
− モノマー(A)の含有率は6から20重量%の範囲であり、更に良好には6
から15重量%、
− モノマー(B)の含有率は5から25重量%の範囲であり、更に良好には1
3から22重量%、
− モノマー(C)の含有率は55から80重量%の範囲であり、更に良好には
60から70重量%。
本発明によるポリマーを調製するために用いるモノマー(A)は、例えば、ア
クリル酸、メタクリル酸、クロトン酸などのエチレン不飽和を持つモノカルボン
酸;マレイン酸、フマル酸、イタコン酸のようなエチレン性不飽和を持つジカル
ボン酸及びそれらのモノエステル又はC1−C4アルキル基を持つモノアミド誘導
体;及びアリルオキシ酢酸からなる群から選択される。アクリル酸、メタクリル
酸又はそれらの混合物がより好適に使用される。
モノマー(B)において、R2は好適には8から40の炭素原子、好ましくは
8から30の炭素原子を有する直鎖の又は分枝した飽和アルキル基である。恐ら
くそれは、特に、式−CH2−CH(R3)(R4)に相当するゲルベットアルコ
ールと一致する基であり、そのR3とR4は恐らく同一であるか又は異なっていて
、直鎖または分枝で表され、飽和アルキル基であり、R3とR4中のトータルの炭
素原子の数は6から38、且つ好ましくは6から28の範囲である。
有利には、R2はラウリル、ステアリル及び2−エチルヘキシル基によって形
成される基から選択される。
好ましくは、本発明に従って使用されるコポリマーは、上述した通りのモノマ
ー(A)、(B)及び(C)の混合物から成る。
本発明によるコポリマーは、好適には立体排除クロマトグラフィーによるピー
ク高さで測定された平均分子量が、5,000から2,000,000、且つ好ましくは20,000
から1,000,000の範囲を有している。
有利には、本発明によるポリマーは40℃から90℃の範囲のガラス転移温度
を有する。
本発明によるコポリマーは、上述した通りのモノマーのラジカル共重合によっ
て得ることができる。
そのラジカル共重合は、全ての使用されるモノマーが通常の溶媒、又は通常の
溶媒の混合物中に溶解されて実行することができる。溶媒としては、酢酸エチル
又はエタノールから作られるであろうことが言及される。その反応は、30℃か
ら使用する溶媒の沸点までの温度範囲で一般に実行される。その共重合は不均一
媒体、特に、沈殿によって又は乳化によって、懸濁状態においても実行できる。
そのラジカル共重合は、例えばアゾビス−N−ブチロニトリル、ビス(2−エ
チルヘキシル)ペルオキシジカーボネート又はtert-ブチル2−ペルオキシエチ
ルヘキサノエートのような通常の有機イニシエータによって開始させることがで
きる。
共重合が乳化物中で実行される時、水溶性熱イニシエーターは、ペルオキシ硫
酸カリウム、過酸化水素水溶掖又は例えばペルオキシ硫酸/メタ重亜硫酸型の1
種のような水可溶性還元系を使用することができる。さらにまた、その乳化物は
界面活性剤または界面活性剤の混合物とともに周知の手法により安定化させ、そ
れらはラウリル硫酸ナトリウム及びエトキシ硫酸アルキルが最も通常的に使用さ
れる。
重合反応の持続は、概して4時間から18時間の範囲とすることができる。
有利には、本発明によるコポリマーは組成物中のポリマーの望ましい可溶性に
基づいて部分的または全体的に中和化することができる。中和化の度合は特に3
0%から100%の範囲とすることができる。その中和は有機または無機の塩基
を用いて実行することができる。
無機の塩基としては、水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウムを挙げることが
できる。有機の塩基としては、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール(A
MP)、トリエタノールアミン、トリイソプロパノールアミン(TIPA)、モ
ノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリス[1−(2−ヒドロキシ)プ
ロピル]アミン、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール(AMP
D)及び2−アミノ−2−ヒドロキシメチル−1,3−プロパンジオールからな
る群から採用されるアミノアルコールが挙げられる。
本発明による組成物は、その機械的特性、化粧用特性及び適用しさらに乾燥し
た後に堆積される被膜形成アクリルポリマーのケラチン物質への粘着性を増加す
るために可塑剤を付加的に含有させることもできる。可塑剤の存在は、通常のラ
ッカー組成物とは対照をなして、本発明のラッカー組成物中のラッカーリング力
を調節するために義務を負わせるものではない。
本発明に従って使用することのできる可塑剤としては、
− ユニオンカーバイド社製のカービトール(Carbitol)、すなわちカービトー
ル又はジエチレングリコールエチルエーテル、メチルカービトール又はジエチレ
ングリコールメチルエーテル、ブチルカービトール又はジエチレングリコールブ
チルエーテル又はヘキシルカービトール又はジエチレングリコールヘキシルエー
テル、
− ユニオンカーバイド社製のセロソルブ、すなわちセロソルブ又はエチレング
リコールエチルエーテル、ブチルセロソルブ又はエチレングリコールブチルエー
テル、及びヘキシルセロソルブ又はエチレングリコールヘキシルエーテル
− プロビレングリコール誘導体及び特にプロビレングリコールフェニルエーテ
ル、プロビレングリコールジアセテート、ジプロピレングリコールブチルエーテ
ル、トリプロビレングリコールブチルエーテル及びダウケミカル社製のDowanol,
,すなわちDowanolPM又はプロピレングリコールメチルエーテル、DowanolDP
M又はジプロピレングリコールメチルエーテル及びDowanolTPM又はトリプロ
ピレングリコールメチルエーテル、
を挙げることができる。
また次のものも挙げることができる:
− ジエチレングリコールメチルエーテル又はダウケミカル社製のDowanolDM
,
− ローンポーレンク(Rhone Poulenc)社により"Mulgofen LE-719"の名称で市
販されているような、エチレンオキサイド40モルを付加したひまし油、
− ベンジルアルコール、
− ファイザー社から1,3−ブチレングリコールの名称で市販のクニン酸トリ
エチル、
− フタル酸及びアジピン酸のジエチル、ジブチル及びジイソプロピル、
− 酒石酸ジエチル及びジブチル、
− リン酸ジエチル、ジブチル及びビス(2−エチルヘキシル)、及び
− グリセリルジアセテート(ジアセチン)及びグリセリントリアセテート(ト
リアセチン)のようなグリセロールエステル。
可塑剤は親水性又は水溶性のものからより特別に選択される。
その可塑剤は被膜形成ポリマーの重量に対して0から20重量%の好適な範囲
の割合で存在させる。この比率は予想される適用状態に従って変えられる。
本発明による化粧用及び皮膚科学的組成物はかくして、例えばヘアケア、メー
クアップ又はスキンケア、又は皮膜形成物質を使用することが望まれ又は探し求
められる他の化粧品分野に合った様々な適用のために、上述した通りのポリマー
、化粧品又は皮膚科学的に許容される保持体を含有する。
本発明によるコポリマーは、化粧用又は皮膚科学的組成物内に、及びその調製
のために、皮膜形成剤を単独で或いは代替的に通常の皮膜形成剤を付加して、使
用することができる。
本発明により予測される好適な適用の中で、より好適なものを挙げる:
− ヘアー用製品の分野(髪の美化、手入れ又は洗髪)、本発明に従う組成物は
エアゾール、フォーム、シャンプー、コンディショナー、スタイリング又はトリ
ートメント用ローション又はジェル、又は形付け、セッティング又は固定用のラ
ッカー又はローションの形態とすることができる。
− メークアップ用製品の分野、特に爪のメークアップ用の製品、アイシャドー
又はリップ類、本発明に従う組成物は、ネイルバニッシュ;マスカラ又はアイラ
イン;リップスティクの形態とすることができる。
− スキンケア用製品の分野(抗日光用製品、セラ(sera)、マスク、ローショ
ン、乳液、クリーム)。
該コポリマーは、本発明の化粧用又は皮膚科学的組成物中に、組成物の全体重
量に対する重量として0.1から50%の一般的な範囲で、及びより好ましくは
1から30%の濃度で存在させる。それは予想される化粧用又は皮膚科学的適用
に基づいて可変である。
髪用組成物のケースにおいて、そのポリマーの濃度は組成物の全体重量に対す
る重量として0.5から25%、及び特に1から20%の範囲とすることができ
る。
ネイルバニッシュのケースにおいてこの比率は、一般的に2から35重量%の
範囲とされ、且つ本発明のコポリマーが皮膜形成剤として単独で使用される場合
には、その濃度は組成物の全体重量に対する重量として30重量%と等しいか或
いはそれ以上とされる。
マスカラ又はアイラインのケースにおいて、そのポリマー濃度は組成物の全体
重量に対する重量%として1から30%の一般的な範囲とされる。
スキンケア組成物のケースにおいて、そのポリマー濃度は組成物の全体重量に
対する重量%として0.5から20%の範囲とされる。
本発明による組成物のための化粧用に許容される保持体は、好ましくは、水、
又は水と化粧用に許容される有機溶剤の1種又はそれ以上との混合物からなる。
その有機溶媒は、エタノールのようなC1−C4低級アルコールがより特別に使
用される。
本発明によるコポリマーは、本発明の組成物のための保持体中に溶解または分
散される。
その組成物は、勿論特に化粧用の適用において許容されるものを作るために各
種のアジュバントを含有することもできる。
本発明による組成物は、鉱油、植物、動物又は合成油の如き脂肪物買、動物、
化石系、植物、鉱物又は合成のワックス、有機溶剤、シックナー、軟化剤、消泡
剤、保水剤、保湿剤、治療剤(髪の損失防止用剤、抗フケ剤、等)、抗発汗剤、
塩基化剤、UV−A又はUV−B又は広帯域のサンスクリーン剤、染料、色素、
香料、可塑剤、保存料、本発明のコポリマーと両立できるアニオン系又は非イオ
ン系又は両性の有機ポリマー、及び該組成物がエアゾール形態である時のプロペ
ラント、から選択される通常の化粧品用付加物を含有することができる。
必要について言えば、実質的でなく、予想される付加物によって不利に影響す
ることがなければ、当業者は本発明による組成物が本来連合され得る有利な特性
である上述した付加的な補充の組成物を選択して採用するであろう。
本発明の主題は、皮膚、毛髪、頭皮、まつげ、眉毛、爪及び唇のようなケラチ
ン対象物の美容的治療のプロセスにおいて、上述した通りのこれらの組成物を適
用することよりなる。
以下に、本発明の実施例を示すが、本発明の本質的はそれにに限定されること
はない。
製造例1から5
実施例1: − 15重量%のアクリル酸
− 65重量%のtert-ブチルアクリレート
− 20重量%のラウリルアクリレート
からなる混合物から得られるコポリマーの調製。
15gのアクリル酸、65gのtert-ブチルアクリレート及び20gのラウリ
ルアクリレートは窒素気流下にある反応器に連続的に導入される。200gの酢
酸エチルと2mlのtert-ブチルペルオキシ−2−エチルヘキサノエート("Trig
onox 21 S"の名称でAkzo社より販売)が次に加えられる。その混合物は均一な媒
体を得るために室温で撹拌される。それは12時間の重合化を実行するために酢
酸エチルの還流点に加熱される。その反応媒体は次いで100gの酢酸エチルを
加えることによって希釈し、そして次に室温に冷やされる。
その反応溶液は8リットルの石油エーテルから沈澱させることによって精製さ
れる。沈澱して得られたポリマーはオーブン中で乾燥される。次の特徴を有する
91gのポリマーが得られた:
アシッドナンバー:137.5
Tg=44℃。
分子量の特徴はテトラヒドロフランで溶離されるミクロスチロールゲルカラム
を持つ立体排除クロマトグラフィーによって実行される。その結果は標準ポリス
チレンに比較して表される。
得られたポリマーは322,000の分子量に相当するメインピークと1,308,000の分
子量に相当する高分子量の方の肩部とを与える。
実施例2: − 15重量%のアクリル酸
− 70重量%のtert-ブチルアクリレート
− 15重量%のステアリルメタクリレート
からなる混合物から得られるコポリマーの調製。
ポリマーは実施例1と同じ操作条件に従って調製される。次の特徴をもつ90
gのポリマーが得られた:
アシッドナンバー:130
Tg=53℃
分子量: −メインビーク:MW=182,000
−肩部 : 1,030,000
実施例3: − 15重量%のアクリル酸
− 70重量%のtert-ブチルアクリレート
− 15重量%のステアリルアクリレート
からなる混合物から得られるコポリマーの調製。
ポリマーは実施例1と同じ操作条件に従って調製される。次の特徴をもつ90
gのポリマーが得られた:
アシッドナンバー:129
Tg=52℃
分子量: −メインピーク:MW=160,000 ;肩部なし
実施例4: − 15重量%のアクリル酸
− 65重量%のtert-ブチルアクリレート
− 20重量%のラウリルアクリレート
からなる混合物から得られるコポリマーの調製。
ポリマーは、酢酸エチルに代えてエタノールとし、実施例1と同じ操作条件に
従って調製される。次の特徴をもつ80gのポリマーが得られた:
アシッドナンバー:139.5
Tg=44℃
分子量: −メインピーク:MW=96,000 :肩部なし
実施例5: − 20重量%のアクリル酸
− 60重量%のtert-ブチルアクリレート
− 20重量%の2−エチルヘキシルアクリレート
からなる混合物から得られるコポリマーの調製。
ポリマーは、イニシエータ−1mlを単独使用して、実施例1と同じ操作条件
に従って調製される。次の特徴をもつ80gのポリマーが得られた:
アシッドナンバー:161
分子量: −メインピーク:MW=113,000 ;肩部なし
組成物実施例6から12
実施例6:エアゾールスタイリングラッカー
組成物A
− 実施例1のコポリマー 2g
− 100%中和用の2−アミノ−
2−メチル−1−プロパノール 適量
− エタノール 適量 100g
エアゾールヘアスタイリングラッカーは適当なエアゾール容器中に以下のもの
を充填することによって調製される:
− 組成物A 65g
− ジメチルエーテル 35g
そのバルブは固定され、そして容器は気密に密封される。髪に適用する時、そ
のラッカーは良好なラッカーリング力と良好なスタイリング力を持つ。そのポリ
マー皮膜はブラッシングによって容易に除去される。髪は魅力ある感じになり、
ブラッシング後も同等だった。
実施例7:エアゾールスタイリングラッカー
組成物B
− 実施例2のコポリマー 2g
− 100%中和用の2−アミノ−
2−メチル−1−プロパノール 適量
− エタノール 適量 100g
エアゾールヘアスタイリングラッカーは適当なエアゾール容器中に以下のもの
を充填することによって調製される:
− 組成物B 65g
− ジメチルエーテル 35g
そのバルブは固定され、そして容器は気密に密封される。髪に適用する時、そ
のラッカーは良好なラッカーリング力と良好なスタイリング力を持つ。そのポリ
マー皮膜はブラッシングによって容易に除去される。髪は魅力ある感じになり、
ブラッシング後も同等だった。
実施例8:エアゾールスタイリングラッカー
組成物C
− 実施例3のコポリマー 2g
− 100%中和用の2−アミノ−
2−メチル−1−プロパノール 適量
− エタノール 適量 100g
エアゾールヘアスタイリングラッカーは適当なエアゾール容器中に以下のもの
を充填することによって調製される:
− 組成物C 65g
− ジメチルエーテル 35g
そのバルブは固定され、そして容器は気密に密封される。髪に適用する時、そ
のラッカーは良好なラッカーリング力と良好なスタイリング力を持つ。そのポリ
マー皮膜はブラッシングによって容易に除去される。髪は魅力ある感じになり、
ブラッシング後も同等だった。
実施例9:エアゾールスタイリングラッカー
組成物D
− 実施例5のコポリマー 8.6g
− 50%中和用の2−アミノ−
2−メチル−1−プロパノール 適量
− エタノール 適量 100g
エアゾールヘアスタイリングラッカーは適当なエアゾール容器中に以下のもの
を充填することによって調製される:
− 組成物D 37g
− ジメチルエーテル 43g
− ペンタン 20g
そのバルブは固定され、そして容器は気密に密封される。髪に適用する時、そ
のラッカーは、パウダリング又は硬化のような美容上の欠点が無く、良好なラッ
カーリング力と良好なスタイリング力を持つ。そのポリマー皮膜はブラッシング
によって容易に除去される。髪は魅力ある感じになり、ブラッシング後も同等だ
った。
実施例10:エアゾールスタイリングラッカー
組成物E
− 実施例4のコポリマー 8.6g
− 50%中和用の2−アミノ−
2−メチル−1−プロパノール 適量
− エタノール 適量 100g
エアゾールヘアスタイリングラッカーは適当なエアゾール容器中に以下のもの
を充填することによって調製される:
− 組成物E 37g
− ジメチルエーテル 43g
− ペンタン 20g
そのバルブは固定され、そして容器は気密に密封される。髪に適用する時、そ
のラッカーは、パウダリング又は硬化のような美容上の欠点が無く、良好なラッ
カーリング力と良好なスタイリング力を持つ。そのポリマー皮膜はブラッシング
によって容易に除去される。髪は魅力ある感じになり、ブラッシング後も同等だ
った。
実施例11:マスカラ
1)実施例4のポリマーの水性分散物の調製
実施例4のポリマー30gに、90gのメチルエチルケトンと1.76gの2
−アミノ−2−メチル−1−プロパノール(そのアシッドナンバーによる30%
中和化に相当する量)が添加される。室温で30分間撹拌の後、そのポリマーは
完全に溶解される。
乳化物を調製するために、撹拌機(Ultra-Turrax type stirrer)を用い、得
られた有機相内に水相を入れ、2000rev/min で撹拌され、この乳化物は120
gの脱イオン水を含む。
水相が完全に加えられた後、室温にて、10分から15分間撹拌を継続し、半
透明とすることで、安定な乳化物が得られる。
50℃以下の温度で部分的真空の下、ロータリーエバポレーターを用いて濃縮
される。メチルエチルケトンの除去後、組成物の全重量に大して20重量%のポ
リマー濃度の安定な分散物が得られる。
その粒子サイズをモデル M4 Coulter を用いて準弾性光散乱によって測定さ
れる。結果は次の通り:
粒子サイズ:45nm
多分散性サイズ:0.26
2)マスカラの調製
パートA
− トリエタノールアミンステアレート 12g
− ミツロウ 6g
− カルナウバロウ 1g
− パラフィン 3.5g
パートB
− 酸化鉄 6g
パートC
− ヒドロキシエチルセルロース
(Amerchol製"Cellosize QP") 1g
− アラビアガム 2g
− ケラチン加水分解物 1.8g
パートD
− 実施例4のポリマーの水性分散物 5g
− 保存料 適量
− 水 適量 100g
このマスカラは、85℃に加熱したパートAの成分に、パートBを加え、その
混合物をターボミキサーを用いて撹拌することによって得られる。調製物中の水
は沸騰させ、さらに保存料が加えられ、続いて85℃でパートCの成分が加えら
れる。
得られた水相は次いでターボミキサーを用いて撹拌しているパートAに加えら
れ、その後パートDのポリマー分散物が加えられ、そしてその混合物はパドル撹
拌される。
実施例12:ネイルケア
以下の組成物を有する爪用ケアベースが調製される:
− 実施例4のポリマーの水性分散物
(実施例11.1に従って調製) 82.3g
− 水 15g
− グリセロール 2g
− ホルムアルデヒド 0.5g
− ヒドロキシプロピルセルロース 0.2g
水性分散物、グリセロール及びホルムアルデヒドは一緒に混合され、温和に撹
拌し、次いでヒドロキシプロピルセルロースが得られた溶液に分散される。
この組成物は爪に簡単に塗布され、水で容易に除去される光沢のある皮膜を形
成する。数週間、爪にこの組成物を毎日塗布することで、爪が硬くなる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. (a)少なくとも1つのカルボン酸官能基を含みエチレン不飽和を持つ少 なくとも1種のモノマー(A)の5から25重量%; (b)次式(I): H2C=C(R1)−COOR2 (I) ここで、 −R1は水素原子又はメチル基を表し、 −R2は8から40までの炭素原子を有する飽和又は不飽和、直鎖又は分枝又は 環式のアルキル基或いは芳香族基、 の少なくとも1種のモノマー(B)の3から30重量%; (c)tert−ブチルメタクリレート、tert−ブチルアクリレート及びそれらの混 合物からなる群から選択される少なくとも1種のモノマー(C)を、ポリマーの ガラス転移点(Tg)が15℃よりも大きく又は等しくなるように、少なくとも 50重量%よりも多い比率で、 備えており、その重量パーセントは使用されるモノマーの全部の量に対して計算 される、 を備えるモノマー混合物の共重合によって得ることができるコポリマーの、化粧 用又は皮膚科学的組成物中への、及びその調製のための使用。 2. 上記モノマー(A)が、エチレン不飽和を持つモノカルボン酸;エチレン 性不飽和を持つジカルボン酸及びC1−C4−アルキル基のそれらのモノエステル 又はモノアミド誘導体;及びアリルオキシ酢酸からなる群から選択されることを 特徴とする請求項1記載の使用。 3. 上記モノマー(B)が、アクリル酸、メタクリル酸及びそれらの混合物か らなる群から選択されることを特徴とする請求項1と2のいずれか一方に記載の 使用。 4. 上記R2が、8から40の炭素原子を有する直鎖又は分枝した飽和又は不 飽和アルキル基であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の使 用。 5. 上記コポリマーが、6から20重量%のモノマー(A)と、5から25重 量%のモノマー(B)と、55から80重量%のモノマー(C)とを含むことを 特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載の使用。 6. 上記コポリマーが、6から15重量%のモノマー(A)と、13から22 重量%のモノマー(B)と、60から70重量%のモノマー(C)とを含むこと を特徴とする請求項1から5のいずれか1項記載の使用。 7. 上記ポリマーが、モノマー(A)、(B)及び(C)の混合物から成るこ とを特徴とする請求項1から6のいずれか1項記載の使用。 8. 上記コポリマーが、40℃から90℃の範囲のガラス転移温度を有するこ とを特徴とする請求項1から7のいずれか1項記載の使用。 9. 上記コポリマーは、立体排除クロマトグラフィーによってピーク高さで測 定される、5000から2000000の範囲の平均分子量を有することを特徴とする請求 項1から8のいずれか1項記載の使用。 10. 上記コポリマーが、塩基を用いて30から100%の範囲の度合に中和 化されたことを特徴とする請求項1から9のいずれか1項記載の使用。 11. 化粧用又は皮膚科学的に許容される保持体、請求項1から10のいずれ か1項に記載された少なくとも1種のコポリマーを含有したことを特徴とする化 粧用又は皮膚科学的組成物。 12. 化粧用又は皮膚科学的組成物中のコポリマー濃度が、組成物の全体重量 に対して一般的に0.1から50%の間、且つ好ましくば1から30%の間であ ることを特徴とする請求項11記載の組成物。 13. 化粧用又は皮膚科学的に許容される保持体が好ましくは、水、或いは1 種又はそれ以上の化粧用に許容される有機溶剤、若しくは水と化粧用又は皮膚科 学的に許容される溶剤との混合物から成ることを特徴とする請求項11又は12 記載の組成物。 14. 化粧用又は皮膚科学的に許容される溶剤が、C1−C4低級アルコールか ら選択されることを特徴とする請求項13記載の組成物。 15. グラフトされたコポリマーが組成物の保持体に溶解または分散されたこ とを特徴とする請求項11から14のいずれか1項に記載の組成物。 16. 可塑剤を含有することを特徴とする請求項11から15のいずれか1項 記載の組成物。 17. 鉱油、植物、動物又は合成油の如き脂肪物質、動物、化石系、植物、鉱 物又は合成のワックス、有機溶剤、シックナー、軟化剤、消泡剤、保水剤、保湿 剤、治療剤、抗発汗剤、塩基化剤、酸性化材、UV−A又はUV−B又は広帯域 のサンスクリーン剤、染料、色素、香料、可塑剤、保存料、本発明のコポリマー と両立できるアニオン系又は非イオン系又は両性の有機ポリマー、及びプロペラ ント、から選択される通常の化粧品用付加物を含有することを特徴とする請求項 11から16のいずれか1項記載の組成物。 18. 髪用組成物であることを特徴とする請求項11から17のいずれか1項 記載の組成物。 19. メークアップ用組成物であることを特徴とする請求項11から17のい ずれか1項記載の組成物。 20. スキンケア用組成物であることを特徴とする請求項11から17のいず れか1項記載の組成物。 21. 皮膜形成剤として、又は皮膜形成剤の補足物として、化粧用又は皮膚科 学的組成物中に、又ばその調製のために、請求項1から10のいずれか1項に記 載されたコポリマーの使用。 22. ケラチン物質を治療するためのプロセスであり、これらの物質に請求項 11から20のいずれか1項記載の組成物を塗布することを備えることを特徴と するプロセス。
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