JPH10511324A - ライナーレスラベルの切断装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 ライナーレスラベルディスペンサーは、切断機構（２７）を含む。ライナーレスラベル（２２）は、ロール（１０）から、プラスチックガイド（１８）の下そして接着剤剥離材質ガイド構造／傾斜路（１９）上を通り、センサ（２４）を通過して、ラベルの剥離材質コーティング面に表示を印刷するプリントヘッド（２６）に運搬される。プリントヘッドおよびそれと協働するプリントローラー（２８）から、ラベルは、水平面に関して約２０〜３５°の上向きの角度で配置されたプラズマコーティングされたストリッパー表面（３１）に通過し、プラズマコーティングされた固定アンビルブレード（３２）と接触する。アンビルブレードは、ストリッパー表面から下方に約０．００１〜０．００８インチ（好ましくは、約０．００２〜０．００４インチ）の距離だけ離隔され、ロータリカッター（３８）のプラズマコーティングまたはテクスチャー塗装されたロータリブレードと協働する。ブレードの下流には、切断された個々のラベルを分配するために、典型的には押さえ機構と協働するプラズマコーティングされた出口ローラー（４３）が配置されてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】 ライナーレスラベルの切断装置 発明の背景および概要 ライナーレスラベルは、そのようなラベルが比較的に低価格であり、また、そ れらが比較的に環境に対して優しいために広範囲にわたって普及しつつある。そ のようなラベルを分配するように機能するディスペンサー、例えば、米国特許第 5,375,752号および第 5,417,783号、また、欧州公開出願第 0577241号、および 、1994年 9月26日に出願された同時継続中の米国特許出願第08/312,068号に記載 されるような多くの様々なディスペンサーが開発されてきた。それらのディスペ ンサーのそれぞれは、ある種の分配要件を満足するように個々に適合され、使用 したくなくなるような難点もなく、ライナーレスラベルを旨く分配することがで きる。しかしながら、そのようなディスペンサーが理想的に適合し得ない環境も 存在し、そのために、本発明によるライナーレスラベルディスペンサー、および 、それに関連する切断機構が開発された。 本発明によるライナーレスラベルディスペンサーおよびそれに関連する切断機 構は、ロールにおいてラベルがミシン目を付けられていない場合であっても、そ のロールからライナーレスラベルを分配するように理想的に適 合されている。このディスペンサーは、分配する直前に自動的にラベルに印刷で き、プリンターまたは切断機構の詰まりを実質上防止するようにそれらを分配す る。 本発明の１つの態様によれば、ライナーレスラベルディスペンサーは、次の構 成要素を備えて提供される。すなわち、それぞれのラベルが感圧接着剤面と接着 剤剥離材質コーティング面とを有するライナーレスラベルを連続する形態で供給 するラベル供給装置の支持体と、ラベル供給装置からのラベルの接着剤面と係合 する接着剤剥離材質ガイド構造と、ラベル供給装置からのラベルの剥離材質コー ティング面に印刷するための、ガイド構造をへだててラベル供給装置とは反対側 にあるプリントヘッドと、プリントヘッドをへだてて剥離材質ガイド構造の反対 側にある、接着剤剥離材質のストリッパー表面と、ストリッパー表面をへだてて プリントヘッドの反対側にある、ラベル供給装置からのラベルの接着剤面と係合 する固定アンビルブレードと、ラベル供給装置からのラベルの剥離材質コーティ ング面と係合し、ラベル供給装置の連続する形態のライナーレスラベルから分配 されるべき個々のラベルに切断する、固定アンビルブレードと協働する自動ロー タリカッターとを備える。 連続する形態のライナーレスラベルの支持体は、好ましくは、ライナーレスラ ベルのロールの芯を支持する従来技術によるシャフトを備える。ライナーレスラ ベルは、ミシン目がつけられていているか、あるいは、ロールか らのラベルのウェブを個々のラベルに分離できるおおよその位置を指示するため に付されるマークを有してもよい。 接着剤剥離材質ガイド構造は、ラベルの剥離材質面と係合するプラスチックガ イドに隣接して取り付けられてもよく、また、好ましくは、その接着剤剥離材質 は、ここで参照文献として組み込まれた米国特許第 5,375,752号に開示されるよ うなプラズマコーティングされたものである。 ガイド構造のラベルが、典型的に、ラベル間の境界を指示するミシン目または マークのいずれかを検出するセンサの下を通過すると、そのセンサは、プリンタ ーおよびそれに続くロータリカッターのための制御機構と協働する。プリントヘ ッドは、剥離材質に印刷することができれば従来のどのような形態のものであっ てもよく、好ましくは、インクジェットプリンターのようなノンインパクトプリ ンターである。同様に、感熱コーティングがラベルに提供される場合には、プリ ントヘッドは感熱式プリントヘッドまたは熱転写プリントヘッドであってもよい 。典型的には、このプリントヘッドは、同様にプラズマコーティングされたプリ ントローラーと協働する。（感熱式またはインクジェット式の場合のプリントロ ーラーは、ニューヨーク州ランカスターのシリコン プロダクト アンド テク ノロジー社（Silicone Products & Technology，Inc．of Lancaster，NY.）から 市販され ているシリコーンコーティングコアで製造される） プリントヘッドのすぐ下流には、ストリッパー表面および固定アンビルブレー ドを支持する支持体がある。同様に、ストリッパー表面の接着剤剥離材質は、好 ましくは、プラズマコーティングされたものであり、また、ストリッパー表面は 、水平面に関して（プリントヘッドから）上方に向けられた約２０〜３５°（好 ましくは、約２７°）の角度で配置され、したがって、プリントヘッドによって 印刷されたラベルは、プリントヘッドからロータリカッターに一定角度で上方に 移動する。そのような角度を与えることによって、プリンターおよびカッターを 詰まらせることをできるだけ少なくすることは以前から知られていることである 。ストリッパー表面は、また、その表面張力を減少させるために、少なくともそ れの一部分（例えば、ライナーレスラベルがそれを通過する幅の５〜２０％にあ たる部分）に形成された複数の上方に伸長する伸長部を有してもよい。 同様に、固定アンビルブレードは、好ましくは、プラズマコーティングされた ものであり、ストリッパー表面にじかに隣接する。別の方法として、固定ブロッ クをテクスチャーペイントによって塗装してもよい（実際の切断面は、プラズマ コーティングされたものでもテクスチャー塗装されたものでもなく、これは支持 部材だけである）。ラベルの前縁（切断されるエッジ）が壊されないことを確実 にするためにアンビルブレードがストリッパ ー表面から下方向に十分な距離を置いて配置された場合に、プリンターおよびロ ータリカッターの詰まりが最小限となることが本発明によって発見された。約０ ．００１〜０．００８インチ（好ましくは、約０．００２〜０．００４インチ） の間隔が最も効果的であることが発見されている。 ロータリカッターは、プラズマコーティングされたロータリブレードを除いて 、例えば日立のロータリカッターモデル＃Ｖ１５Ａのような従来のすぐ手に入る 構成を含んでもよい。 ある環境下では、切断されたラベルを分配するのを容易にするため、例えばハ ウジングの出口開口部を介して分配するために、ロータリ切断機構の下流側にお いて出口ローラーを有することが望ましい。そのような出口ローラーも、もし提 供されるならば、好ましくはプラズマコーティングされた表面を有し、さらにそ の表面は、好ましくは溝を付けられ（そのローラーによって係合されるライナー レスラベルの幅の約５〜２０％）、典型的には、従来のどんな種類の押さえ機構 とも協働する。 本発明のもう１つの態様によれば、ライナーレスラベル（そのそれぞれは感圧 接着剤面と接着剤剥離材質コーティング面とを有する）のための切断機構それ自 体が提供される。この切断機構は次の構成要素を備える。すなわち、ライナーレ スラベルの接着剤面に係合し、かつ水平面に関して２０〜３５°の角度をなす接 着剤剥離材質 のストリッパー表面と、ライナーレスラベルの接着剤面に係合するための、スト リッパー表面に隣接する固定アンビルブレードと、ライナーレスラベルの接着剤 剥離材質コーティング面に係合してそのラベルを切断するための、固定アンビル ブレードと協働するロータリカッターとを備える。 このロータリカッターは、典型的にはロータリブレードを含み、これらの固定 ブレードおよびロータリブレードは、好ましくはプラズマコーティングされたも のか、テクスチャー塗装されたものである。ストリッパー表面およびアンビルブ レードの向きと寸法は、好ましくは、上述のディスペンサーに関して説明したも のと同じ程度のものである。 本発明の主たる目的は、効果的なライナーレスラベルディスペンサーおよびそ れとともに使用される切断機構を提供することである。本発明のこの目的および その他の目的は、本発明の詳細な説明の閲読と添付の請求の範囲とから明白にな るであろう。 図面の簡単な説明 図１は、本発明による適例のライナーレスラベルディスペンサーの概略側面図 を示す。 図２は、図１に示すディスペンサーのストリッパー表面および切断機構の、説 明のために一部分が切り取られた詳細側面立面図を示す。 図３は、図１および２に示すストリッパー表面の拡大正面部分端面図を示し、 説明のために同様に拡大されたそのストリッパー表面に関連するライナーレスラ ベルを示す。 図４は、図１に示すディスペンサーの適例による出口ローラーの構成の正面部 分端面図を示す。 図面の詳細な説明 図１は、本発明によって提供される例としてのディスペンサーを概略的に示し 、連続する形態でのライナーレスラベルを供給する供給装置である例えばロール １０のようなロールに巻かれたライナーレスラベルを分配する。ロール１０のラ イナーレスラベルは、各ラベル間にミシン目を有してもよいし、あるいは、ミシ ン目がなくてもよい。各ラベルがいつ開始していつ終了したかを判定できるよう に、センサマークが提供されてもよい。図１に示されるディスペンサーは、ただ 単に点線１１で概略的に示される共通ハウジングを含んでもよい。 ライナーレスラベル１０の供給装置は、支持体に取り付けられる。この支持体 は図１において符号１２で概略的に示されるにすぎないが、米国特許第 5,375,7 52号および第 5,417,783号またはＥＰＯ特許出願第 0577241号に示されるような 、ラベル１０が巻かれたロールの芯に適した従来技術によるどのようなシャフト または関連するどのようなマウントを備えてもよい。ロール１０は、 ラベルがロール１０から取り出されるときに矢印１３で示される方向に、寸法を 減少させながら回転する。すべてのライナーレスラベルに共通することであるが 、ロール１０を形成するライナーレスラベルは、それの一方の面に感圧接着剤コ ーティング１５を備え、他方の面に接着剤剥離材質コーティング（例えば、シリ コーン）１６を備える典型的には紙からなる基材１４によって形成される（図３ の概略図を参照）。 ロール１０からのライナーレスラベルは、好ましくは、その剥離材質コーティ ング１６の面に係合するプラスチックガイド１８の下を通過して、接着剤面１５ に係合する接着剤剥離材質ガイド構造１９に移動する。好ましくは、このガイド 構造１９は、水平面（図１において符号２０で示される）に関して例えば角度β で配置されるプラズマコーティングされた傾斜路を備える。この角度βは、典型 的には、約２０〜３５°の間にある値（例えば、２７°）である。傾斜路１９は 、好ましくは、弧状の引き込み部分２１を含む。 図面において符号２２で概略的に示される連続する形態でのライナーレスラベ ルは、典型的には、例えば従来技術による光センサのようなセンサ２４の下を通 過する。このセンサ２４は、ウェブ２２の個々のラベル間にあるミシン目の線か またはラベル間の境界を指示するために付されたマークを探知する。センサ２４ は、コンピュータ制御装置２５またはそれに類似するものと協働しても よく、コンピュータ制御装置２５はさらに、典型的には、図１の符号２６で概略 的に示されるプリントヘッドと、図１の符号２７で概略的に示され、かつ図２の 符号２７によってより詳細に示されるロータリカッターとを制御する。センサ２ ４からの入力を受信後、制御装置２５は、プリントヘッド２６およびカッター２ ７を正確に制御する。 プリントヘッド２６は、ウェブ２２の剥離材質面１６と協働して、典型的には 、コンピュータ制御装置２５の制御下で変えることのできる表示をそれに印刷す る。プリンター２６は、剥離材質面１６に印刷できさえすれば、例えばインクジ ェットプリンターのようなノンインパクトプリンターなどの適切などんな種類の ものであってもよい。ウェブ２２が、剥離コーティング１６の下に感熱塗膜を備 えたライナーレスラベル、あるいは剥離コーティング１６によって取り囲まれた 感熱塗膜（この技術分野では一般的である）を備えたライナーレスラベルからな る場合は、プリントヘッド２６は感熱式または熱転写式プリントヘッドである。 通常、プリントヘッド２６はプリントローラー２８と協働し、プリントローラー ２８は、好ましくは、接着剤剥離性を有するようにシリコーン被覆されたシャフ トである。 ラベル２２が移動する方向の下流には、その方向は図１および２において矢印 ２９によって示されるが、支持体３０がある。支持体３０は、好ましくは、図１ 〜３に 示されるストリッパー表面３１および固定アンビルブレード３２を支持する。ス トリッパー表面３１は、好ましくは、ブロックまたはその他の形状をした金属３ ３のほぼ平坦な表面であり、それが係合する接着剤１５にくっつかないように表 面３１はプラズマコーティングされている。ストリッパー表面３１は、水平面２ ０に対して角度α（図２参照）で配置され、この角度αは、典型的には、約２０ 〜３５°の間にある角度βとほぼ同じであり、好ましくは約２７°である。図１ および２からわかるように、表面３１は、プリントヘッド２６からロータリ切断 機構２７へ上方に向けられ、そのことが詰まりを最小限にすることが知られてい る。 図３に概略的に示されるように、表面３１は、少なくともそれの一部分に形成 される複数の上方に伸長する伸長部３４を含んでもよい。例えば、２０個のその ような伸長部３４が表面３１に形成されてもよく、伸長部３４の全体の広さは、 その上を通過するライナーレスラベル２２の幅の約５〜２０％にあたる。この伸 長部３４（これもまたプラズマコーティングされている）の目的は、ストリッパ ー表面３１の表面張力を減少させることであり、それによって、接着剤が表面３ １にくっつく可能性を最小限にする。伸長部３４は、図３においてさざ波状に図 示されているが、実施可能な任意の所望の構成とそれに適切な寸法とを有しても よい。 ストリッパー表面３１のすぐ下流にはアンビルブレー ド３２がある。アンビルブレード３２は、焼入鋼またはそれに類似するもので製 造され、好ましくは、少なくとも切断されるラベルの接着剤１５と接触しそうな 部分には〔プラズマコーティング焼入鋼のための実用的な技術が現在のところな いので〕テクスチャー塗装される。適切なテクスチャー塗装は、ニュヨーク州フ ォートエドワードのデコラ製造工業社（Decora Mfg．Inc．of Fort Edward，NY ）またはマサチューセッツ州アメスバリーのサギモア工業（Sagimore Industria l of Amesbury，MA）から入手できる。焼き入れされたブレード３２は、ストリ ッパー表面３１から下方に離隔し、かつ支持体３０からは上方に離隔する部分３ ６を有する。その離隔する距離は、好ましくは、約０．００１〜０．００８イン チの間にある値であり、最も好ましくは、約０．００２〜０．００４インチの間 にある値である。ブレード３２の部分３６が有するこのわずかではあるが意味の ある下方への間隙もまたディスペンサー全体の詰まり、特にプリントヘッド２６ およびロータリカッター２７の詰まりを最小限にすることが知られている。もし アンビルブレード３２がストリッパーの表面３１の上方にあるならば、ラベルの 前縁はブレード３２に引っかかるであろう。しかしながら、ブレード３２は、支 持体３０からは上方に伸長している。ブレードがストリッパー表面から下方にあ る距離とブレードが支持体から上方にある距離とはほぼ同じであり、０．００１ 〜０．００８インチの範囲にある ０．００２〜０．００４インチである。しかし、支持体からわずかに高くするだ けでは（ただし、ストリッパー表面の下方で）、ラベルの前縁がその凹部にぶつ かることはない。 ロータリカッター２７は、典型的には、回転し駆動されるシャフト３９（例え ば、典型的には、コンピュータ制御装置２５の制御下で電動モーターによって駆 動される）に取り付けられたロータリブレード３８を含む。ロータリブレード３ ８は、たとえそれが最初はウェブ２２の剥離材質面１６とだけ係合するとしても 、好ましくは、同様にプラズマコーティングかテクスチャー塗装されたものであ る。ロータリカッター機構２７の方向２９での下流において図１に概略的に示さ れる個々のラベル４１のように、ブレード３８はブレード３２の部分３６と協働 してライナーレスラベルのウェブ２２を個々のラベルに切断する。ロータリ切断 機構２７は、（プラズマコーティングを除いて）例えば日立のロータリカッター モデル＃Ｖ１５Ａまたはヘングストラー シリーズ（Hengstler Series）0 885. 4 のような既製のロータリカッターであってもよい。日立のカッターブレードは 、スチール支持体および焼入インサートの２つの部品から構成される。このイン サートはコーティングされていない。 ウェブ２２の接着剤１５がアンビルブレード３２にくっつくことをさらに防止 するために、切断がなされた後に約１／８〜１インチだけウェブ２２を後ろにわ ずかに 引っ込めてもよい（方向２９の反対方向に移動させる）。このことは、コンピュ ータ制御装置２５がプリントロール２８の回転方向を反対にするか、あるいは、 図１のディスペンサーに関連する図示されないその他の搬送機構（ローラー、ベ ルト、またはそれに類似するもの）の方向を反対にすることによって達成される 。 カッター２７の下流には、出口ローラー４３が提供されてもよい。この出口ロ ーラー４３は欠くことのできないものではないが、ハウジング１１の出口開口部 ４４を介して切断されたラベル４１を分配するのを助けるものである。出口ロー ラー４３は、同様に好ましくはプラズマコーティングされ、さらに、ラベルがロ ーラー４３にくっつかないことは非常に重要なことなので（なぜなら、それは開 口部４４を介してラベルを分配するのを妨げるので）、ローラー４３全体での表 面張力を減少させるために、ローラー４３のプラズマコーティングされた表面が 溝を付けられてもよい。溝が施された１つの構成が図４に概略的に示され、そこ では環状凹部４５が環状凸部４６の間に提供される。ローラー４３への溝付けは 、必ずしもそれの幅全体にわたるものである必要はないが、表面３１の伸長部３ ４の場合のように、その上を通過するライナーレスラベルの幅の約５〜２０％に 等しい部分にわたって提供されてもよい。 出口ローラー４３は、図１において符号４８でほんの概略的に示される従来技 術による押さえ機構と協働して もよい。押さえ機構は、ラベル４１の剥離材質コーティング面１６に係合する従 来技術によるどのような形態のものであってもよい。例えば、それは重力または バネのいずれかで所定の位置に付勢されるもう１つのローラー、重力またはバネ のいずれかで所定の位置に付勢される低摩擦材料による滑動部、下向きの小さい 圧力を及ぼすスプリングフィンガー、または、その他の従来技術による機構であ ってもよい。 上述したすべての接着剤剥離表面に関しては、それらがプラズマコーティング されることが望ましい。しかしながら、いくつかの環境下では、それらは、例え ばシリコーンコーティングまたはテクスチャー塗装のような他の剥離材質を備え てもよい。 本発明によって簡単で用途が広く効果的なライナーレスラベルディスペンサー およびライナーレスラベルのための切断機構が提供されることがわかる。ここで は、本発明が、それの最も実際に則した好ましい実施例であると現在考えられる ものによって図示され説明されたが、本発明の範囲内でそれに多くの変更をなす ことができることは、この分野に普通の知識を有する者には明らかである。その 範囲は、添付の請求の範囲の最も広い解釈によるものであり、すべての等価な構 造および装置が包含される。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ， ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，Ｓ Ｚ，ＵＧ)，ＵＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＺ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＨＵ，Ｉ Ｌ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＫ ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ， ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，Ｒ Ｕ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＺ，ＶＮ (72)発明者 ヴァンタッチ、 ナンシー アメリカ合衆国 14012 ニューヨーク州 バーカー レイクショーア ドライブ 9113 【要約の続き】 されてもよい。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．ライナーレスラベルディスペンサーにおいて、 それぞれのラベルが感圧接着剤面と接着剤剥離材質コーティング面とを有する 連続する形態のライナーレスラベルの供給装置を支持する支持体と、 前記ラベル供給装置からのラベルの接着剤面と係合する接着剤剥離材質ガイド 構造と、 前記ラベル供給装置からのラベルの剥離材質コーティング面に印刷するための 、前記ガイド構造をへだてて前記ラベル供給装置の反対側にあるプリントヘッド と、 前記プリントヘッドをへだてて前記剥離材質ガイド構造の反対側にある、接着 剤剥離材質からなるストリッパー表面と、 前記ストリッパー表面をへだてて前記プリントヘッドの反対側にある、前記ラ ベル供給装置からのラベルの接着剤面と係合する固定アンビルブレードと、 前記ラベル供給装置からのラベルの剥離材質コーティング面と係合し、前記ラ ベル供給装置の連続する形態のライナーレスラベルから分配されるべき個々のラ ベルに切断する、前記固定アンビルブレードと協働する自動ロータリカッターと を備えていることを特徴とするディスペンサー。 ２．前記ストリッパー表面が、水平面に関して約２０〜３５°の間にある上方向 の角度で配置されて、前記プリ ントヘッドにより印刷されるラベルが、前記プリントヘッドから前記ロータリカ ッターに一定角度で上向きに移動することを特徴とする請求項１に記載のディス ペンサー。 ３．前記ストリッパー表面が、少なくともその一部分に形成された複数の上向き に伸長する伸長部を有して前記ストリッパー表面の表面張力を減少させることを 特徴とする請求項２に記載のディスペンサー。 ４．前記ストリッパー表面の伸長部が、その上を通過するライナーレスラベルの 幅の５〜２０％にあたる前記ストリッパー表面の部分にわたって提供されること を特徴とする請求項３に記載のディスペンサー。 ５．前記固定アンビルブレードが、前記ストリッパー表面から下方に約０．００ １〜０．００８インチの間にある距離だけ離隔され、かつ前記ストリッパー表面 にじかに隣接することを特徴とする請求項２に記載のディスペンサー。 ６．前記ストリッパー表面が、水平面に対して約２７°の角度で配置され、前記 固定アンビルブレードが、前記ストリッパー表面から約０．００２〜０．００４ インチの間にある距離だけ離隔されることを特徴とする請求項５に記載のディス ペンサー。 ７．前記ロータリカッターをへだてて前記プリントヘッドの反対側に配置された 出口ローラーをさらに備え、前記出口ローラーは、切断されたラベルの接着剤面 と係合 する接着剤剥離材質表面を有してその切断されたラベルを搬送および分配する請 求項５に記載のディスペンサー。 ８．前記出口ローラーと協働し、かつ前記出口ローラーによって分配される切断 されたラベルの剥離材質面と係合する押さえ構造をさらに備えている請求項７に 記載のディスペンサー。 ９．前記出口ローラーが、切断されたラベルの接着剤面と係合する溝が付けられ た表面を有して前記ローラーの全体の表面張力を減少させることを特徴とする請 求項８に記載のディスペンサー。 １０．前記溝が付けられた表面の溝が、前記出口ローラーによって係合されるラ イナーレスラベルの幅の約５〜２０％にあたる前記表面の部分に及んでいること を特徴とする請求項９に記載のディスペンサー。 １１．接着剤剥離材質からなる表面を有し、前記プリントヘッドと協働するプリ ントローラーをさらに備えている請求項１に記載のディスペンサー。 １２．前記ラベル供給装置の支持体と前記ガイド構造との間にプラスチックガイ ドをさらに備え、前記供給装置からのライナーレスラベルが、前記ガイド構造と 前記プラスチックガイド構造との間を通過する請求項１１に記載のディスペンサ ー。 １３．前記ガイド構造が、水平面に関して２０〜３５°の間にある上方向の角度 を有するほぼ平坦な表面を有することを特徴とする請求項１１に記載のディスペ ンサー。 １４．前記固定アンビルブレードが、前記ストリッパー表面から下方に約０．０ ０１〜０．００８インチの間にある距離だけ離隔され、かつ前記ストリッパー表 面にじかに隣接し、前記アンビルブレードがプラズマコーティングまたはテクス チャー塗装されていることを特徴とする請求項１に記載のディスペンサー。 １５．前記ロータリカッターをへだてて前記プリントヘッドの反対側に配置され た出口ローラーをさらに備え、前記出口ローラーは、切断されたラベルの接着剤 面と係合する接着剤剥離材質表面を有してその切断されたラベルを搬送および分 配する請求項１に記載のディスペンサー。 １６．それぞれのラベルが感圧接着剤面と接着剤剥離材質コーティング面とを有 するライナーレスラベルのための切断機構において、 ライナーレスラベルの接着剤面に係合し、かつ水平面に関して２０〜３５°の 間にある角度をなす接着剤剥離材質からなるストリッパー表面と、 ライナーレスラベルの接着剤面に係合するための、前記ストリッパー表面に隣 接する固定アンビルブレードと、 ライナーレスラベルの剥離材質コーティング面と係合してそのラベルを切断す るための、前記固定アンビルブレードと協働するロータリカッターと を備えていることを特徴とする切断機構。 １７．前記ロータリカッターがロータリブレードを含み、 前記固定ブレードおよび前記ロータリブレードが、プラズマコーティングまたは テクスチャー塗装されていることを特徴とする請求項１６に記載の切断機構。 １８．前記固定アンビルブレードが、前記ストリッパー表面から下方に約０．０ ０１〜０．００８インチの間にある距離だけ離隔され、かつ前記ストリッパー表 面にじかに隣接することを特徴とする請求項１６に記載の切断機構。 １９．前記ストリッパー表面が、水平面に対して約２７°の角度で配置され、前 記固定アンビルブレードが、前記ストリッパー表面から下方に約０．００２〜０ ．００４インチの間で離隔されることを特徴とする請求項１８に記載の切断機構 。 ２０．前記ストリッパー表面が、その上を通過するライナーレスラベルの幅の約 ５〜２０％にあたる前記表面の一部分に形成された複数の上方に伸長する伸長部 を有することを特徴とする請求項１６に記載の切断機構。