JPH10511308A - 濃縮された廃水を処理するための方法および装置 - Google Patents

濃縮された廃水を処理するための方法および装置

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JPH10511308A JP8520557A JP52055796A JPH10511308A JP H10511308 A JPH10511308 A JP H10511308A JP 8520557 A JP8520557 A JP 8520557A JP 52055796 A JP52055796 A JP 52055796A JP H10511308 A JPH10511308 A JP H10511308A
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Abstract

(57)【要約】 比較的高いBODおよび燐濃度を有する固形物高含有の廃水を処理するための加圧プロセスには、嫌気性処理および好気性処理が含まれる。処理された廃水流出物は環境に対して安全なように排出される結果、残留するBODおよび燐は固形物部分に濃縮され、この部分は蛋白質源であろう。

Description

【発明の詳細な説明】 濃縮された廃水を処理するための方法および装置 発明の背景 I.発明の分野 本発明は有機物質をかなりの含有率で含む濃縮された水性の廃棄物流の処理に おける改良に一般に関し、また一層特定的には、その中の固形物が比較的高い生 物学的酸素必要量(BOD)を有する固形物高含有の汚泥をする方法に関する。 II.関連する技術 廃水処理は環境上重要な事柄であったしまたあり続ける。これには、都市下水 および動物廃物(animal waste)処理流に加えて、食品加工工場、製紙工場など のような工業的操業に関する問題に対処することが含まれる。BODを過度に含 有する有機物質は、これを残部あるいは水部分から分離して活性汚泥の形で固形 塊を生成する仕方で微生物作用を用いて処理されてきた。水および汚泥の両部分 が環境に安全に戻されねばならず、またこれら二つの部分は除去すべき種々の不 純物を含有するであろうから、処理の問題は間違いなく二重の問題である。 処理には汚泥の醗酵を通じての有機物質の消化が関与し、好気性または嫌気性 バクテリアの作用あるいはこれらのある組合わせが関係する。これらの方法は有 機物質の化学的酸素必要量(COD)および生物学的酸素必要量を低下しあるい は消費しまた有機物質中のCODおよびBODを環境上安全な水準まで低下する ために用いられる。燐酸塩および硝酸塩を含め燐化合物および窒素化合物を好ま しくない量、典型的に含有する水部分から好ましくない無機物質を除去すること も必要である。 閉じた小区域内に多数の動物を飼育することに関する問題は、飼育用地、家畜 小屋またはこれらに類するものに随伴する動物廃物を処理する必要が増大すると いうことに特に関して、農業においては厳しい段階に至っており、この場合、処 理すべき有機物質は、BOD、燐および窒素の含有率に関して著るしく濃縮され ており、また法に基く廃棄処分のための条件は、絶えずより厳格になりつつある 。 多くの地域において、このような生物学的廃棄物の処理および処分を注意深く監 視するように、例えば飼育用地は州法または地方条令によって認可されることが 求められる。例えばミネソタ州においては300動物単位(animal unit)以上を 有する飼育用地が影響を受け、また1990 Minesota Agricultural Statistic s Serviceのデータによると、14,000の飼育用地の経営者は300動物単 位以上(1動物単位は1000ポンドのウシ科動物1頭あるいは215頭の大型 の豚のような〜1000ポンドの動物である)保有し、従って規制を受ける部門 に属する。動物廃物の処分に影響を与える規制に合格することにかかわる費用は 一般に極めて大きくまた規制が一層厳しくなるにつれ増加している。 加えて、廃棄物を処理するための現存するプロセスおよび設備は、典型的な市 営の処理設備またはこれに類するものと関わるように、設備費用が数百万ドルと 算出される大規模操業であるのが一般的である。既知の処理あるいはプロセスは 一般に、BODが比較的低い濃度の薄い有機物質を処理することに向けられてい る。 しかしながら、飼育用地からのまたは家畜小屋の格子のあるもしくは樋が設け られた床からの廃水は約0.5〜10%の有機固形物を含有する。この流出物は たとえ追加的な洗い落し水で稀釈されても、BODおよびCODに関して著るし く濃縮されたバイオマスを残存している。200mg/lまたは百万部あたり2 00部(ppm)近くのBODを有する比較的稀薄な廃汚泥を処理するように設 計された市営の廃水処理設備とは対照的に、家畜小屋または飼育用地の洗い落し 流出物は、10,000〜100,000mg/l(ppm)あるいは既往のほ とんどのプロセスが合格に備えている水準より1桁以上大きいBODを有するで あろう。このため、BOD/CODを許容可能な水準まで低下しそして嗅覚的な 点で有機物質を一層受け入れやすくするために、廃水の単位体積あたり著るしく より多くの酸素が必要になる。 常圧で水中に普通に溶解する値以上に酸素ポテンシャルが富化されあるいは上 昇されているシステムが、液体に担持されているバイオ廃棄物を好気性処理する ために提案されている。例えば米国特許第4163712号においてSmith は、 平衡飽和値を大きく上まわる量の酸素を含有し、この過剰分が、中にある微細に 分散した泡沫を形づくっている入口流を得るように、加圧下および攪乱条件の下 で入口流にガスを導入している。この流れは非加圧下のバイオマス本体の底部に 近い低い位置に流入せしめられこのため、圧力が解除される時に未溶解のガスが バイオマス本体を通って泡立ちまたガスが上昇するにつれて液本体に溶解するこ とが可能となり、これによって利用可能な酸素が補給される。このようにして、 反応性のバイオマス本体の酸素化をより高い水準に維持することができる。 しかしこのようなシステムが実用的であるためには、富化された酸素含有率( つまり空気のそれより大きい含有率)そして望ましくは純粋酸素の含有率を有す る、酸素含有ガス混合物が必要であり、著るしく富化された空気をつくるには液 体酸素などの連続的源泉が必要となるであろうから、個人によって操業されるよ うな比較的小規模のシステムにおいては、上記の方法は費用がかかりすぎ実用的 でない。Franco(米国特許第4645603号)は深さ5〜20フィートの非加 圧の開放の保持タンクに通気するためにジェットエジェクターを使用する系を開 示しており、この場合タンクの静水頭圧力(開放端の混合管の底部における圧力 )を僅に越える圧力で端部が開放した混合管から空気が供給されそして反応して いるバイオマスを通って泡になって出る。 別な方法においては、酸素の溶解度を増加するために系の一部が加圧される。 これには、Stoyerの方法(米国特許第4042494号)が含まれ、この場合、 長さが望ましくは1000フィートを越え、その中を通ってバイオマスが移動す る極端に長い傾斜した反応器パイプの下端近くで酸素が溶解され、その結果、酸 素が集魂物を通過して泡となって出、そして物質が管にそってポンプ送りされる につれ反応する。Pollock らは米国特許第4340484号において、高圧力の 溶解能力を得るために底部ループの形で連結されている下降管(downcomer)およ び上昇管(riser)の形をとり上方に向って500フィートの高さであってよい開 放した垂直シャフトを使用する。この垂直シャフトの上昇管部分の底近くにおい て空気が廃液に添加され、その結果、溶解された酸素が放出される時、溶解酸素 の平衡は最高であり、その後、物質が上昇管部分に沿って上昇するにつれ酸素が 絶えず消費され、またこれに対応して圧力(そして酸素の平衡溶解度)が低下す る。 さらに、燐を消費する微生物を使用して燐を除去するためのシステムおよび方 法が、廃水を嫌気的に処理するために考案されている。Williamsonの米国特許第 4999111号は、窒素、燐および他の汚染物が除去される有酸素帯と無酸素 帯を使用する、特に、BODとPとの比が比較的低い廃水からの燐と窒素との除 去を取り扱っている。この方法では、燐を消費しそして脱窒素を行う系を維持す るのに十分な栄養物を補給するために、一次汚泥の一部が可溶性有機物へと発酵 されるのが必要である。 上記から、最大酸素呼吸速度を増大することを指向する方法を含めて、廃水を 処理するための方法が次々に提案されていることが知れよう。しかしながらこれ らの方法および技術のほとんどは、富化された空気または純酸素の供給を必要と するもののごとく、あるいは、極端に深いシャフトまたは長い管状パイプ装置を 必要とするもののように極端に大型で設置が実際的でないもののごとく操業する のに非常に費用がかかる。飼育用地および家畜小屋からの洗い落し水の形で存在 するような濃厚な廃水(10,000〜100,000mg/l BOD)を処 理するために局所化された操業に応用することのできる小じんまりした低費用の システムおよび方法を提供する必要性があることは明らかである。 従って個人的操業からの流出物に適応するように設計することのできる小じん まりした低費用のシステムにおいて、BOD含有率の高い濃厚な廃水を処理する ための方法および装置を提供することが本発明の主な目的である。 本発明の別な目的は、操業場所に設置されまたそこに直接連結されることので きる、濃厚な廃水を処理する方法および装置を提供することである。 本発明のさらに別な方法は、生物学的に燐を除去することがやはりできる、B ODの高い濃厚な廃水を処理するための方法および装置を提供することである。 本発明のなお別な方法は、富化された空気あるいは添加酸素を必要とせずに一 次(primary)反応器内で溶解酸素の水準を高く維持する、BODの高い濃厚な廃 水を処理するための方法および装置を提供することである。 本発明のなお別な目的は、田野に散布するあるいは高蛋白供給物として使用す るのに好適な流出物を生成する、BOD含有率の高い濃厚な廃水を処理するため の方法を提供することである。 本発明に関係のある他の目的および利点は、本明細書を評価するに際して、技 術的に熟達する者によって確かめられるであろう。 発明の概要 本発明は、BODの高い農業動物廃物(agricultural animal waste)からBO Dの95%までを除去する、小じんまりした低費用の廃水処理システムを伴った 方法を提供することにより、従来の廃水処理の方法および設備にかかわる問題の 多くを解決する。この方法にはBODが代謝される好気性段階と燐を再吸収また は代謝する嫌気性段階とがともに含まれる。嫌気性段階および好気性段階はとも に、高い圧力および150°F(65℃)までの温度に耐えるように条件づけら れるようになる天然に存在する、同一の雑種強勢型バクテリアを利用することに よって実施される。燐を、そしてその後で大量のBODを再吸収または代謝して しまったバクテリアは調整供給物中の単細胞高蛋白源として使用できる。 本方法では、微細に分かれた固形物を約0.5〜10%含有し、また比較的高 い、つまり10,000〜100,000ものBODと、おおむね比較的高いP およびNの含有率、すなわち約1%までのPおよび約1%までのNを有する廃水 供給物を処理するように企てられる。供給物質は家畜小屋または飼育用地のよう な廃水源の一つ以上のために直接に連結されたフラッシングシステムから得られ てよく、またそう削され(emaciate)(微細に粉砕され)そして3〜10気圧(45 〜150psia)の圧力に加圧されそして活性のある雑種強勢型バクテリアを 含む部分的に処理された物質のある無酸素反応段階にまずかけられるようにポン プ送入される。約10〜60分の滞留時間の間に、残留する溶解したO2および 無機(mineral)O2が使い果たされそしてバクテリアは供給物からの燐を同化する ように嫌気的に働く。燐が比較的少ないこの物質は次いで好気性反応段階に導入 され、そして流量の極めて大きい循環流と一緒にされる。そこには、ある源泉か らの、望ましくは圧縮機からの圧縮空気が吹き込まれ、BODの代謝が行なわれ ている残存する他のバイオマスがある、酸素の取り込みが比較的多い好気性段階 に圧縮空気が同時に混入していくにつれ最大に溶解したO2での飽和が得られる 。好気性作用と循環とは平均して約2〜60時間の滞留時間にわたって継続し、 この間にBODの30〜95%が一般に吸収されあるいは代謝される。所望 なら追加的な好気性段階が使用されてよい。反応された物質は、望ましくは減圧 段階を用いて大気圧まで減圧されそしてラグーンまたは深いピットの冷却池ある いは沈降を起させる、好適な別の処分用の場所の上に噴霧されてよく、固形物お よびおよび液体部分は地上に散布するのに適している。 本発明のシステムの方法は、家族経営の農場または飼育用地のような単一な農 業経営からの動物廃物を処理するために簡便に用いることができる。このシステ ムは動物廃物の処分費用を低下しまた蛋白質を循環するための費用効果のある方 法でさえあるであろう。1100動物単位という典型的な操業では約3.0gp mの廃水を処理できる系が必要である。 図面の簡単な説明 第1図は本発明の方法の略解的なブロック図である。 第2図は第1図の略解図の方法を実施するための装置の詳細な態様を示す。 詳細な説明 本発明の一態様は第1図における簡単化された略解図に示され、また特定の装 置は第2図に示される。第2図は、本方法を実施するのに使用できまた例として 示されるのが明らかであって、本方法あるいはこれを実施できる装置の種類のい づれかの範囲を限定する意図には全くない装置を代表させようとするものである 。 第1図は本発明の方法をブロック形式で一般的に略示する。この概略図は第2 図の略解図に関連して一層詳細に説明されるプロセスの一般的な概観を与える。 すなわち約10%までの固形有機廃棄物を含有する収集された110の廃水は望 むなら112でそう削または微細粉砕によるなどして調整される。物質が沈降さ れそしておおむね液体である部分は収集システムの一部として循環されてよく、 また一層濃縮された固形物質は114で加圧されて嫌気性反応器116にポンプ 送入され、そこで嫌気的に働く雑種強勢型バクテリアにより有機廃棄物から燐が 除去され、その後、118の好気性反応器118内で好気的に反応される。12 0で供給される圧縮空気は好気性反応器118内の溶解された酸素の含有率を比 較的高く保つ。十分な好気性反応でBODが所望の量まで低下した後、通常は1 22におけるように段階的に減圧されそして液体部分および汚泥部分が、124 において基本的には液体流出物126と汚泥部分128とに分離される。汚泥部 分の一部は図示のように循環されてよく、また好気性反応器118については、 この反応器内の物質の一部は、好気性反応器内のバクテリアの活性が確実に十分 となるように嫌気性反応器116に通常循環される。これらの段階の各々は第2 図に示す装置の操作について説明するのにあわせて一層詳細に扱われるだろう。 第2図は典型的な動物飼育場に連結されるような、第1図の処理方法を実施す るための簡素化された装置を示す。図示の系は単一の農場または飼育用地に置か れる水処理システムとして設置されるように設計される。勿論、任意の規模およ び複雑性を有するシステムがもくろまれまた本発明を用いて実施され得るであろ う。 第2図にはブロック10、12および14によって複数の家畜小屋が示されて おり、ここでは動物廃物が、使用する建物の特質によりつつ、頻繁にフラッシュ される浅い樋を有する系に集収されるか、あるいはおそらくは深いピットに収集 される。本発明のシステムはいずれの型についても機能するように適合されうる が、常時フラッシュされるシステムに附随するのが好ましい。フラッシュタンク または保持手段を16、18および20に示す。家畜小屋の連続的あるいは断続 的な洗い落しおよびタンク16、18および20のフラッシングを行うために、 ポンプ22は望むなら固形物を除去するために濾される管24におけるような循 環するフラッシュ水を利用する。所望するなら臭気制御物質または抗菌性物質を フラッシュ水に添加することができる。以上によって、ある量の補給水を伴った 物質の液体部分がフラッシュ水として循環することが可能になる。 実際のところ、清浄にフラッシュされることのできる上方の障壁を使用しまた 深いピットからの物質を本発明の処理システムへと向かわせることにより、ピッ トシステムもまた浅く容易にフラッシュされるシステムへと転換されることがで きる。このようにして、浮遊クッションと、本発明にかかわるフラッシングシス テムに従って廃物が除去されるように障壁シートの中央の低い個所につながって いる可撓性パイプまたは関節付きパイプとを用いることによって、中央に向って 傾く障壁シートをピットシステムの頂部に担持することができる。浮遊シートは 転覆した救命筏に幾分似て見えまた必要に応じて、深いピットシステムの孔付き の床の下方で連結され、新規の廃物と好気性プロセスからの流出物との間の完璧 な障壁となる。 家畜小屋または飼育用地からフラッシュされた物質は約0.5〜10%の固形 物質を通常含有し、またフラッシュ水を含む流れは約10%までの固形物質を通 常含有する。典型的な1100動物単位の操業を仮定すると、フラッシュされる べき汚泥物質の典型的な正味増加は毎分約3ガロン(gpm)である。典型的な 循環ポンプ22はこの規模のシステムにおいては約100gpmを連続的循環流 として送出するであろう。物質は流入口あるいは受容タンク28に送入される。 フラッシュタンク16、18および20から運ばれる物質中の固体を沈降用受 容タンク28に流入するのに先立ってたたき切りあるいは別な仕方で分割するた めにそう削機(図示せず)のような装置が設けられてよく、その結果、連続循環 ポンプ22により駆動されるフラッシング流には微細に粉砕された、同伴する固 形物だけが含まれる。これによって金網または分級器上の固形物の蓄積がさらに 防止され、また固形物中に含まれる外皮および繊維そして他の消化されない物質 による管の閉塞が防止される。物質の連続的循環により、金網を最初から通過す るには小さすぎる粒子がさらに破砕される。 物質は高液位スイッチ30と液位送信機32とを備えた受容タンク28に流入 する。これらは受容タンク内の物質の液位が所望の水準に維持されるように処理 システム供給ポンプ34の運転を制御する。受容タンクからポンプ吸引されそし てフラッシングシステムを巡って循環されるある量の物質がタンクの頂部の液体 部分から取り出され、また固形の汚泥物質の大部分は底部へと沈降し、そこから ポンプ34によって処理システムへと断続的または連続的にポンプ送入される。 ポンプ34は所望ならば、固形物質を分割するためにそう削能力を伴っていても よい。ポンプ34でポンプ輸送される物質は微細に粉砕された活性のある固形物 約0.5〜10%に加えて流れに沿って運ばれる外来の固形物質を含有するスラ ッジの形をとる。流量調節計は36で示されまた典型的にはソレノイド型の逆流 防止閉止弁は38で示され、これらは協働して無酸素/嫌気性反応槽44の流入 口42に導入される管40内の制御された加圧供給流を生むように働く。望むな ら流出固形物質貯蔵ラグーン、冷却池、深いピットまたは他の貯蔵設備64から 反応された活性汚泥物質のある循環量がポンプ48によるなどしてポンプ輸送さ れ、管41を経て管40の流入供給物流に加えられ、無酸素/嫌気性槽44への 複合供給物流が得られる。所望なら反応された固形汚泥物質のある量もまた管4 5内のフラッシュ流中に循環されてよい。 本発明の方法の重要な局面は、本発明の方法が、ポンプ34の吐出側から始ま って、44の嫌気性/好気性帯域および一つ以上の大型の主嫌気性反応段の槽5 2、循環流またはプラグ流れのバブラー(bubbler)部54を含めての他の主要な 槽を経て、噴霧ノズル56および58によったりする流出物の最終的排出に至る まで高い圧力下で実施されることである。本システムは望ましくは約4〜8気圧 (atm)(60〜100psi)、そして最も望ましくは約5〜7気圧(70 〜100psi)の圧力下に維持される。システムの加圧は、下記に詳述するよ うにシステム内の圧力を調整する、フィルター付きの吸入口62を有するベルト 駆動の圧縮機60を利用することによるなどして管63を経て圧縮空気を制御下 で添加することにより行なわれる。 主反応器タンク52からある量の物質が、無酸素/嫌気性帯の頂部に至る管6 8および(または)71を経て無酸素/嫌気性槽44に装入される。 この物質は主タンク52中で好気的にすでに反応されており、従って通常、酸 素をある程度(≦5mg/l)含有する。投入物68、71中の酸素は急速に使 い果たされまたこの投入物は流入する供給物流に関して、無酸素活性または嫌気 的活性のためにバクテリアを連続的に再供給することとなる。投入物68、71 の流量は一般に供給物流40の流量と同じであるかあるいはそれを僅かに上まれ る。すなわち供給物が3gpmのシステムではこの流量は3〜6gpmである。 管41中の随意的な循環物質は必要に応じてシステム内の固形物水準を高くする のに用いることができる。 従って嫌気性チャンバーには通常、循環される汚泥からのある量のバクテリア と、嫌気性バクテリアの活性を高水準に保つために、重力降下管68またはポン プ輸送管71を経て主反応器から流入する別な雑種強勢型バクテリアとがある。 無酸素タンクまたは他の帯域44においてバクテリアは流入する供給物流中の 燐の大部分を吸収しまた代謝する。循環はさらに、バクテリア種が進化しそして 高い燐含有率(hpc)を保持するのに適合するように條件付けする。これによ って供給物から大量の燐が有効に除去されることが可能になるのみならず、この hpcバクテリアは本方法において後にバイオマス中のBOD成分を吸収するの に利用できるエネルギーを増大しているので。燐の吸収および代謝に際して、細 胞のエネルギーは嫌気性帯域内でBODを脂肪に転化し、また後で貯蔵されるこ のエネルギーは、細胞が管70、78および82を経て好気性反応器52に流入 する時に再生されあるいは利用可能になり、またそこで脂肪が代謝される。 バクテリアによって吸収されるBODを消化しそして好気性反応において溶解 O2水準を高く維持するために、3〜10atmの空気を連続的に供給する必要 がある。空気によるこの混合はパイプの広げられた部分であってよいプラグ流れ バブラー槽54内であるいは混合帯としての槽52の一部においてさえ発生し、 またこの混合帯においては混合に際しておよび反応器52への流入に際して酸素 の取り込みを最大にするために、溶解酸素の水準を高く維持するように空気流量 が調整される。必要量は勿論酸素取り込み比速度に比例するが、最大取り込み比 速度(バイオマス1gあたり1時につき100mg)において溶解酸素を約10 ppmに保つようにシステムが設計される。 従って圧縮機60は76において入るバブラー54内の管78中の、ポンプ7 4の吐出物質と混合しそしてこれに通気する空気を管63を経て供給する。圧力 指示センサーが80に設けられてよい。バブラー部54においては、システムが 運転される圧力で溶解される空気を基準として、酸素水準が最大まで上昇される 。バブラーシステム内での物質の典型的な滞留時間は約1/2〜2分であり、こ の滞留時間の後、プラグ流れが槽54の頂部に達すると、管82を経て好気性反 応器槽52に移されそして堅管(standpipe)あるいはドラフト管84の底部85 近くで放出される。このようにして最大量の酸素を含有する物質は槽52の底部 に達しそして物質が反応器の頂部または底部のいずれかに向って動くにつれO2 含有率は減少する。反応器槽52には、ドラフト管84から槽内に排出される物 質が底部の排出用開口87を通って短絡的に流れるのを防止するために偏向板8 6が設けられる。 槽52には、圧縮空気を溶解するのを助けまたもし可能なら、吸収されたBO Dを吸収するのに利用できる溶解酸素の量を最大にするためにドラフト管84の ようないくつかの種類の混合器が典型的に使用される。無酸素反応または嫌気性 反応からくるバクテリアは、好気性條件下でBODの代謝に勢いよく参与するよ うに特別に感作される(primed)。一つの反応器52が示されているが、追加の物 質を処理しあるいはBODをさらに低減するために追加の反応器段階を設けるこ とができる。 反応器52の底部87から管88内に物質が排出されまた、必要とする酸素ポ テンシャルを高く維持しまた槽52内のBODの代謝による過熱を防止するため に、この物質の大部分が高流量でポンプ74およびバブラー54を経て循環され る。槽52の容量が約10,000液ガロンであると仮定すると、ポンプ74を 利用する循環流量は2,000gpmもの大きさであってよい。バブラーシステ ム54は通気システムと反応器52からの循環流との間の接触時間を約0.5〜 1分とするように一般に寸法決定され、そのため、圧縮空気が、反応器52とバ ブラーシステム54との間を循環する際に、物質に供給される。ドラフト管ある いは堅管84内を流動する体積が巨大なことおよび循環流量が大きく加圧下での 補給がなされることによって、溶解酸素含有率が5mg/l(ppm)またはそ れ以上に保たれる結果、好気性反応の速度が高く保たれることができる。使用す る空気の正味の量は、3ガロン/分のプロセスについて一般に40scfmであ る。 液位センサー91および92を比例積分微分制御器94および反応槽52内液 位を91と92との間にあるいは所望の他の液位に制御するように物質を放出す る液制御弁96とともに使用することにより反応器タンク52内の液位を制御し つつ、流出物質は管89、90を経て放出される。図示するように、約3gpm の廃水供給物に対して寸法決定されたシステムのために利用される圧縮空気は公 称約40scfmの流入空気である。流出ガスは、排気弁100、圧力送信器1 02および、必要量の流出物を大気に放出して所望のシステム圧力を維持するP ID104を包含する排気システムの管98を経て反応器槽52から排出される 。スラリー噴霧器58を操作し(流体は濾される)そしてまた噴霧器56も操作 する(流体は濾される)ためにストレーナー106を通過させて流出物の一部も また利用されてよい。冷却池46上には、流出物中の溶解O2の水準が比較的高 い ので、汚泥のブランケットが形成される。固形物は一般に、冷却池46の下方の 部分に沈降し、稀薄な液体の部分または相はラグーンまたはピット109へと管 108から溢流し、そこで好気性作用が続行する。加圧プロセスのBOD/CO D代謝では、流入する圧縮空気から利用できる酸素の約80%が消費され、その 結果、ガス状流出物は大体4〜5%の酸素、20%までの二酸化炭素(CO2) を含有し、また残部は窒素である。 高流量の循環およびバブラー54を通過する圧縮空気の注入は高圧下でのシス テムの運転とあいまって、溶解空気を最大に保つことを確実にし、また上昇管あ るいは堅管84を通過する循環流量が著るしく大きいことにより、反応器槽52 の連続的な撹拌(churning)が確保される。高い燐含有率(hpc)のバクテリ アが最大呼吸量において、予め吸収した脂肪を消化できるかあるいは細胞壁を通 過するのに酸素が拡散支配でないように溶解酸素の水準が高く保たれる。管41 、68または71を経て無酸素帯に循環される小割合の反応器流体は、供給物に 含まれる燐の大部分を嫌気的に再吸収しそして代謝するのに十分なバクテリアを 連続的に供給することを確実にする。 反応器流体は供給物流として流入する物質と混合しそして10〜60分にわた って槽44内にある。システム内で酸素が使い果たされた後、微生物は燐有価物 (value)を吸収しまた代謝しそして細胞内により高い濃度のATPを生成する。 これによってバクテリアがその後、大量のBODを吸収しそしてこれを細胞の脂 肪に直接転化することができる。脂肪への転化はCOD1kgあたり約20Kc alを発生する発熱反応であり、これはBODをCO2とH2Oとに完全に代謝す る場合のCOD1kgにあたり480Kcalの発熱と肩を並べる。本発明の反 応器条件はこの微生物にとって有利であり、またこの微生物は、本発明のプロセ スに認められる種、つまりウォッシングアウト(washing out)メタン生成菌およ び臭気を生む他の好ましくない微生物を実際に凌駕する傾向がある。 ラグーンまたはピット109中の液体部分の形の物質は燐が十分に少ないので 、より多量(5倍も多い)を、1エーカーの土地に散布することができる。冷却 池46内で沈降する燐高含有の物質は、別の土地に含ませる高蛋白供給物として 最終的に使用されてよい。 1次反応器52から循環される大容量の物質に無酸素帯44から排出される量 を含めたものへの通気は、孔のある大型のヘッダーパイプ内で実施されてよく、 あるいはスポンジ石をまたは、圧縮機からの空気がヘッダーパイプ中を流れる際 にこの空気をシステム全体に注入する他のシステムを利用して実施されてよい。 従って54により示される槽は、実際には、空気中の酸素が溶解して平衡に達す るように、管内の滞留時間を1/2〜1分増大する直径が拡大された循環パイプ の一部分であってよい。上記したポンプ輸送速度においてシステムの激しい混合 を確保するようにドラフト管または堅管84もまた寸法決定される(直径は1メ ートルまで)。 噴霧ノズルからの流出物はこの流れを金網で分裂することによりさらに分級さ れることができる。微細な液体は次いでガスによって、急速に蒸発する100ミ クロンまたはそれ以下のより小さい液滴へと霧化されることができる。直径1, 000ミクロンの液滴をつくるように固形物がノズルで噴霧されることができ、 一層の蒸発が起きるであろう。反応からの熱および周囲空気からの熱が蒸発を助 ける。従ってラグーンには大量の固形物がある。噴霧ノズル56,58からの排 出流出物は投入供給物量の約10〜20%のBODを含有するのが好ましい。噴 霧物は周囲空気から酸素を吸収する。流出物が貯蔵されることのできるラグーン 109および冷却池46の双方の表面は好気性に保たれ、また時間の経過ととも にBODの一層の低下が起きる。 窒素化合物および燐化合物は主として固形物部分に含まれ、水には含まれない ことがさらに評価されよう。燐の大部分は排出されるバクテリア中に含まれ、ま た窒素化合物もまた固形物部分中に残るであろう。 投入ポンプ34の正味の供給流だけが加圧されるべきことを要求しそして補給 空気圧縮機60を用用してシステム圧力を維持することにより、システム用空気 に関する必要動力が最小化される。正規の條件下では反応器は100°〜140 °Fの間の温度で操作されるが、冷却された循環流を供給するためにノズル56 ,58を通じて噴霧するなどにより、必要に応じて冷却を行うことができる。 特許法令に従いまた技術上熟達する者に新規な原理を応用するのに必要な情報 を提供し、また必要な特殊化した要素をつくりかつ使用するために、ここでは本 発明をかなり詳細に述べて来た。しかしながら、本発明は特別に異なる装置およ び手段によって実施でき、また装置の細部および運転手順の両方に関して、本発 明そのものの範囲から逸脱することなく様々な変改が行はれうることを理解すべ きである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,SZ,U G),AL,AM,AT,AU,BB,BG,BR,B Y,CA,CH,CN,CZ,DE,DK,EE,ES ,FI,GB,GE,HU,IS,JP,KE,KG, KP,KR,KZ,LK,LR,LS,LT,LU,L V,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI, SK,TJ,TM,TT,UA,UG,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.(a)水の部分と固形物の部分とを有する固形物高含有の廃水供給物を、 約3〜約10気圧の予め決められた高い圧力で導入し、 (b)水部分の燐の含有率を低下させそして燐を固形物部分に移行させる嫌気性 処理工程に上記の廃水をかけ、 (c)予め決められた高いプロセス圧力まで圧縮された周囲空気の形の、添加さ れた通気酸化剤のある好気性処理工程に上記の廃水をかけ、 (d)BODを予め決めた値まで低下させた対応の廃水をつくるように、廃水の 撹拌に際して廃水に加圧好気性條件を維持し、そして (e)処理された廃水の液体流出物と固形物流出物とを排出する 工程を包含する、一般に高いBODと燐濃度とを有する少容量で固形物高含有の 廃水を処理するための圧力の比較的高い方法。 2.プロセス圧力が約5〜約7気圧である請求の範囲第1項記載の方法。 3.嫌気性処理工程が好気性処理工程に先行する請求の範囲第1項記載の方法 。 4.嫌気性処理工程の物質の酸素が涸渇した時に、嫌気性バクテリアの活性を 確保するのに十分な好気性処理工程からの廃水のうちの少量を嫌気性処理におけ る物質に添加することをさらに包含する請求の範囲第1項記載の方法。 5.廃水供給物のBODが少くとも10,000である請求の範囲第1項記載 の方法。 6.嫌気性手段における固形物の含有率を所望に維持するために排出される廃 水または沈降される固形物のある量を嫌気性手段に加える工程をさらに包含する 請求の範囲第1項記載の方法。 7.好気性処理に際して廃水を高撹乱混合にかける工程を包含する請求の範囲 第1項記載の方法。 8.処理された廃水を排出する際にあるいは排出した後に水部分と固形物部分 を分離する工程をさらに包含する請求の範囲第1項記載の方法。 9.約1/2〜1時間にわたって廃水が嫌気性処理にかけられる請求の範囲第 1項記載の方法。 10.BODが投入値の1/2の値またはそれ以下に低下するまで好気性処理 が実施される請求の範囲第1項記載の方法。 11.約2〜約60時間にわたって廃水が好気性処理にかけられる請求の範囲 第1項記載の方法。 12.廃水流入物が家畜小屋または飼育用地のフラッシング操作から供給され る請求の範囲第1項記載の方法。 13.(a)水の部分と固形物の部分とを有する固形物高含有の廃水供給物を 、約3気圧またはそれ以上の予め決められた高い圧力で導入し、 (b)予め決められたプロセス圧力まで圧縮された周囲空気の形の、添加された 酸化剤物質のある好気性処理工程に上記廃水をかけ、 (c)BODが予め決められた値まで低下されている、高いプロセス圧力下の廃 水の好気性条件を維持し、そして (d)処理された廃水の液体および固形物の流出物を排出する 工程を包含する、比較的高いBOD濃度を有する固形物高含有の廃水を処理する ためのおおむね圧力の高い方法。 14.プロセス圧力が約5〜約7気圧である請求の範囲第13項の方法。 15.水部分中の燐の含有率を低下させそして燐を固形物部分に移行させるた めの嫌気性処理工程に廃水をかける工程をさらに包含する請求の範囲第13項記 載の方法。 16.(a)固形物部分と水部分とを有する固形物高含有の廃水供給物をその 源泉から受け入れる手段、 (b)予め決められた高いプロセス圧力までシステムの圧力を上昇するための加 圧手段、 (c)燐を固形物部分に移行することにより水部分の燐含有率を低下させるため に、廃水を嫌気性の燐移行処理にかけるための嫌気性処理手段、 (d)加圧されたシステムに圧縮された周囲空気を供給するための酸化剤供給手 段と、通気される廃水における撹乱を維持するための撹乱手段とを包含する好気 性処理手段、および (e)処理された廃水を大気圧下に排出する排出手段 を包含する、比較的高いBODと燐含有率とを有する固形物高含有の廃水を加圧 処理するためのシステム。
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