JPH1051077A - 半導体素子用アイレットとその製造方法 - Google Patents

半導体素子用アイレットとその製造方法

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JPH1051077A
JPH1051077A JP8220622A JP22062296A JPH1051077A JP H1051077 A JPH1051077 A JP H1051077A JP 8220622 A JP8220622 A JP 8220622A JP 22062296 A JP22062296 A JP 22062296A JP H1051077 A JPH1051077 A JP H1051077A
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eyelet
heat sink
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lead
sealing
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JP8220622A
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Inventor
Masao Kainuma
正夫 海沼
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Shinko Electric Industries Co Ltd
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Shinko Electric Industries Co Ltd
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L23/00Details of semiconductor or other solid state devices
    • H01L23/34Arrangements for cooling, heating, ventilating or temperature compensation ; Temperature sensing arrangements
    • H01L23/36Selection of materials, or shaping, to facilitate cooling or heating, e.g. heatsinks
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K7/00Constructional details common to different types of electric apparatus
    • H05K7/20Modifications to facilitate cooling, ventilating, or heating
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
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    • H01L2224/4809Loop shape
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヒートシンクをアイレット本体に容易に突設
でき、かつ、リード封着穴にリードを確実に気密封着で
きる半導体素子用アイレットを得る。 【解決手段】 リード封着穴30が設けられたアイレッ
ト本体10にヒートシンク20が突設されたアイレット
において、ヒートシンク20とその直下のアイレット本
体10部分を、熱伝導性の良い銅、銅合金等の第1の部
材100で形成する。そして、ヒートシンク20に搭載
した半導体素子が発する熱を、ヒートシンク20とその
直下のアイレット本体10部分を通して、アイレットの
外方に効率良く放散できるようにする。また、リード封
着穴30が設けられたアイレット本体10部分をリード
封着用のガラスとほぼ同じ熱膨張係数を持つ硬度の高い
鉄、鉄合金等の第2の部材200で形成する。そして、
そのリード封着穴30にリードをガラスを介して容易か
つ確実に気密封着できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザダイオード
(LD)等の半導体素子を搭載するためのヒートシンク
が備えられたアイレットに関する。
【0002】
【従来の技術】上記アイレットは、図22に示したよう
に、その本体10が、円板状をしている。アイレット本
体10上面の中央部付近には、半導体素子搭載用のヒー
トシンク20が、突設されている。ヒートシンク20近
くのアイレット本体10の左右の側部には、リード封着
穴30が、アイレット本体10を上下に貫通させて、設
けられている。
【0003】このアイレットの使用に際しては、図23
に示したように、ヒートシンク20の側面にLD等の半
導体素子40を搭載している。リード封着穴30には、
リード50を挿通して、該リードをリード封着穴30に
ガラス60を介して気密封着している。半導体素子40
の電極とリード50の上端とは、ワイヤ70等を介し
て、電気的に接続している。アイレット本体10の上方
周囲には、キャップ(図示せず)を被せている。キャッ
プは、アイレット本体10の周囲上面に、抵抗溶接によ
り、気密封着している。そして、半導体素子40を、キ
ャップ内空間に気密封入している。
【0004】ここで、ヒートシンク20は、LD等の半
導体素子40が発する熱を半導体素子40外部に効率良
く放散させる働きをする。そして、半導体素子40が高
温となって、半導体素子40が動作不良を起こしたり破
壊されたりするのを防ぐ。
【0005】このヒートシンク20は、従来一般に、熱
伝導性の良い銅、銅合金等の部材を用いて、アイレット
本体10と別体に形成している。そして、そのヒートシ
ンク20を、アイレット本体10上面にろう付け接合し
ている。
【0006】ところで、上記のようにして、ヒートシン
ク20を、アイレット本体10と別体に形成して、アイ
レット本体10上面にろう付け接合した場合には、半導
体素子40を搭載するアイレット本体10の側面を、プ
レス機を用いて、平押しする必要があった。そして、そ
のヒートシンク20側面とアイレット本体10側面に設
けられた切欠き12との間の距離Lが例えば±0.03
mm以下の誤差範囲内にあるように、半導体素子40を
搭載するヒートシンク20側面をアイレット本体10側
面の切欠き12に対して正確に位置決めする必要があっ
た。
【0007】その理由は、アイレット本体10を電子機
器に取り付ける際に、アイレット本体10側面の切欠き
12を基準にして、アイレット本体10を電子機器に対
して位置決めしているからである。そして、ヒートシン
ク20側面に搭載した半導体素子40を、電子機器に対
して位置決めしているからである。
【0008】そのため、上記のようにして、ヒートシン
ク20を、アイレット本体10と別体に形成して、アイ
レット本体10上面にろう付け接合した場合には、多大
な手数と労力を要した。
【0009】そこで、本発明者は、特開平6−2912
24号公報に記載されたような、アイレット本体にヒー
トシンクを手数を掛けずに容易に突設できるアイレット
の製造方法を開発した。
【0010】この製造方法では、アイレット本体形成材
に、ヒートシンク20形成用の銅、銅合金等の熱伝導性
の良い第1の部材を、リード50封着用のガラス60と
ほぼ同じ熱膨張係数を持つ鉄等の第2の部材の上部に層
状に接合してなるクラッド板を用いている。そして、該
クラッド板をプレス加工して、アイレット本体10上面
にヒートシンク20を一体に突出形成している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ク
ラッド板を用いたアイレットの製造方法においては、ア
イレット本体10にリード封着穴30を設けた際に、そ
のリード封着穴30内にクラッド材を構成している銅、
銅合金等の柔軟な第1の部材がだれ込んでしまった。
【0012】これは、クラッド板の上部が、熱伝導性の
良い銅、銅合金等の柔軟な第1の部材で形成されている
ため、そのクラッド板にリード封着穴30をポンチ等を
用いて設けた際に、上記柔軟な第1の部材がポンチ等に
押されて、リード封着穴30内にだれ込んでしまうから
である。
【0013】その結果、リード封着穴30の上部がラッ
パ状に広がってしまって、そのリード封着穴30に、リ
ード50を、ガラス60を介して、確実に気密封着でき
なかった。
【0014】また、リード50をガラス60を介してリ
ード封着穴30に気密封着した際に、リード封着穴30
の上部周囲を構成している熱膨張係数の大きい銅、銅合
金等の第1の部材から熱膨張係数の小さいガラス60に
過大な熱応力が加わって、脆弱なガラス60にクラック
が生じてしまった。
【0015】本発明は、このような課題に鑑みてなされ
たもので、ヒートシンクをアイレット本体に手数をかけ
ずに容易に突設でき、かつ、リード封着穴にリードをガ
ラスを介して容易かつ確実に気密封着できる、半導体素
子用アイレット(以下、アイレットという)と、該アイ
レットを製造するための、アイレット本体にヒートシン
クが突設されたアイレットの製造方法とを提供すること
を目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のアイレットは、リード封着穴が設けられた
アイレット本体に半導体素子搭載用のヒートシンクが突
設されたアイレットにおいて、前記ヒートシンクとその
直下のアイレット本体部分を熱伝導性の良い第1の部材
で形成し、前記リード封着穴が設けられたアイレット本
体部分をリード封着用のガラスとほぼ同じ熱膨張係数を
持つ硬度の高い第2の部材で形成したことを特徴として
いる。
【0017】このアイレットにおいては、リード封着穴
が設けられたアイレット本体部分を硬度の高い第2の部
材を用いて形成しているため、アイレット本体にポンチ
等を用いて設けられたリード封着穴の上部がラッパ状に
広がることがなく、そのリード封着穴にリードをガラス
を介して容易かつ確実に気密封着できる。
【0018】また、リード封着穴が設けられたアイレッ
ト本体部分をリード封着用のガラスとほぼ同じ熱膨張係
数を持つ第2の部材を用いて形成しているため、リード
封着穴にリードをガラスを介して気密封着した際に、リ
ード封着穴の周囲を構成している第2の部材からガラス
に過大な熱応力が加わって、脆弱なガラスにクラックが
生ずることがない。
【0019】また、ヒートシンクとその直下のアイレッ
ト本体部分とを、同じ熱伝導性の良い第1の部材で形成
しているため、ヒートシンクに搭載した半導体素子が発
する熱を、熱伝導性の良い第1の部材で形成されたヒー
トシンクとその直下のアイレット本体部分とを通して、
アイレット本体の外方に効率良く放散させることができ
る。
【0020】本発明のアイレットにおいては、ヒートシ
ンク直下からその下方のアイレット本体の下面部分にか
けてのアイレット本体部分を第1の部材で形成した構造
としたり、
【0021】又は、ヒートシンク直下からその下方のア
イレット本体の中間部分にかけてのアイレット本体部分
を第1の部材で形成した構造としたりすることを好適と
している。
【0022】これらのアイレットにあっては、ヒートシ
ンク直下からその下方のアイレット本体の下面部分にか
けての熱伝導性の良い第1の部材で形成されたアイレッ
ト本体部分、又はヒートシンク直下からその下方のアイ
レット本体の中間部分にかけての熱伝導性の良い第1の
部材で形成されたアイレット本体部分を通して、ヒート
シンクに搭載した半導体素子が発する熱を、アイレット
本体の外方に効率良く放散させることができる。
【0023】また、本発明のアイレットにおいては、ア
イレット本体の上面に、キャップを抵抗溶接により封着
するのに適した第3の部材を層状に備えた構造とするこ
とを好適としている。
【0024】このアイレットにあっては、アイレット本
体の上面に層状に備えた第3の部材に、アイレット本体
の上方周囲に被せたキャップを、抵抗溶接により、容易
かつ確実に気密封着できる。
【0025】本発明のアイレット本体にヒートシンクが
突設された第1のアイレットの製造方法は、次の工程を
含むことを特徴としている。 a.熱伝導性の良い帯板状の第1の部材の左右の側面
に、リード封着用のガラスとほぼ同じ熱膨張係数を持つ
硬度の高い第2の部材を帯層状に接合してなるクラッド
板を形成する工程。 b.前記クラッド板をプレス加工して、第1の部材がそ
の中央部に帯層状に配設され、第2の部材がその左右の
側部に帯層状に配設され、前記第1の部材で形成された
上面中央部付近に第1の部材からなるヒートシンクが突
設され、前記第2の部材で形成された側部にリード封着
穴が設けられたアイレット本体を形成する工程。
【0026】この第1のアイレットの製造方法において
は、そのアイレット本体上面の中央部付近に熱伝導性の
良い第1の部材からなるヒートシンクが突設されたアイ
レットをプレス加工により一体形成できる。その際に
は、アイレット本体にプレス加工により一体形成するヒ
ートシンクの半導体素子を搭載する側面を、アイレット
本体に対して正確に位置決めできる。
【0027】また、ヒートシンク直下からその下方のア
イレット本体の下面部分にかけてのアイレット本体部分
が、ヒートシンクと同じ熱伝導性の良い第1の部材から
なるアイレットを形成できる。
【0028】また、リード封着穴が設けられたアイレッ
ト本体部分が、リード封着用のガラスとほぼ同じ熱膨張
係数を持つ硬度の高い第2の部材からなるアイレットを
形成できる。
【0029】本発明のアイレット本体にヒートシンクが
突設された第2のアイレットの製造方法は、次の工程を
含むことを特徴としている。 a.熱伝導性の良い帯板状の第1の部材の左右の側面と
その下面とに、リード封着用のガラスとほぼ同じ熱膨張
係数を持つ硬度の高い第2の部材を帯層状に接合してな
るクラッド板を形成する工程。 b.前記クラッド板をプレス加工して、第1の部材がそ
の中央部の上部に帯層状に配設され、第2の部材がその
左右の側部とその下部とに帯層状に配設され、前記第1
の部材で形成された上面中央部付近に第1の部材からな
るヒートシンクが突設され、前記第2の部材で形成され
た側部にリード封着穴が設けられたアイレット本体を形
成する工程。
【0030】この第2のアイレットの製造方法において
は、そのアイレット本体上面の中央部付近に熱伝導性の
良い第1の部材からなるヒートシンクが突設されたアイ
レットをプレス加工により一体形成できる。その際に
は、アイレット本体にプレス加工により一体形成するヒ
ートシンクの半導体素子を搭載する側面を、アイレット
本体に対して正確に位置決めできる。
【0031】また、ヒートシンク直下からその下方のア
イレット本体の中間部分にかけてのアイレット本体部分
が、ヒートシンクと同じ熱伝導性の良い第1の部材から
なるアイレットを形成できる。
【0032】また、リード封着穴が設けられたアイレッ
ト本体部分が、リード封着用のガラスとほぼ同じ熱膨張
係数を持つ硬度の高い第2の部材からなるアイレットを
形成できる。
【0033】本発明の第1又は第2のアイレットの製造
方法においては、クラッド板の上面にキャップを抵抗溶
接により封着するのに適した第3の部材を層状に接合し
て、前記クラッド板をプレス加工して形成するアイレッ
ト本体の上面に、第3の部材を層状に備える工程を含む
ことを好適としている。
【0034】この第1又は第2のアイレットの製造方法
にあっては、アイレット本体の上面に、キャップを抵抗
溶接により封着するのに適した第3の部材が層状に備え
られたアイレットを形成できる。
【0035】本発明のアイレット本体にヒートシンクが
突設された第3のアイレットの製造方法は、次の工程を
含むことを特徴としている。 a.熱伝導性の良い帯板状の第1の部材の左右の側面と
その上下面とに、リード封着用のガラスとほぼ同じ熱膨
張係数を持つ硬度の高い第2の部材を帯層状に接合して
なるクラッド板を形成する工程。 b.前記クラッド板をプレス加工して、第1の部材がそ
の中央部の中間部分に帯層状に配設され、第2の部材が
その左右の側部とその上部及び下部とに帯層状に配設さ
れ、その上面中央部付近に第1の部材からなるヒートシ
ンクが突設され、前記第2の部材で形成された側部にリ
ード封着穴が設けられたアイレット本体を形成する工
程。
【0036】この第3のアイレットの製造方法において
は、そのアイレット本体上面の中央部付近に熱伝導性の
良い第1の部材からなるヒートシンクが突設されたアイ
レットをプレス加工により一体形成できる。その際に
は、アイレット本体にプレス加工により一体形成するヒ
ートシンクの半導体素子を搭載する側面を、アイレット
本体に対して正確に位置決めできる。
【0037】また、ヒートシンク直下からその下方のア
イレット本体の中間部分にかけてのアイレット本体部分
が、ヒートシンクと同じ熱伝導性の良い第1の部材から
なるアイレットを形成できる。
【0038】また、リード封着穴が設けられたアイレッ
ト本体部分が、リード封着用のガラスとほぼ同じ熱膨張
係数を持つ硬度の高い第2の部材からなるアイレットを
形成できる。
【0039】また、アイレット本体の上面が、リード封
着用のガラスとほぼ同じ熱膨張係数を持つ硬度の高い第
2の部材であって、キャップを抵抗溶接により封着する
のに適した鉄、鉄合金等の第2の部材で覆われたアイレ
ットを形成できる。
【0040】本発明のアイレット本体にヒートシンクが
突設された第4のアイレットの製造方法は、次の工程を
含むことを特徴としている。 a.熱伝導性の良い棒状の第1の部材の周囲側面に、リ
ード封着用のガラスとほぼ同じ熱膨張係数を持つ硬度の
高い第2の部材を層状に接合してなるクラッド棒を形成
する工程。 b.前記クラッド棒を輪切り切断して、第1の部材がそ
の中央部の上面から下面にかけて柱状に配設され、第2
の部材がその側部の上面から下面にかけて前記第1の部
材の側部周囲を囲むように筒状に配設されてなるアイレ
ット形成板を形成する工程。 c.前記アイレット形成板をプレス加工して、前記第1
の部材で形成された上面中央部付近に第1の部材からな
るヒートシンクが突設され、前記第2の部材で形成され
た側部にリード封着穴が設けられたアイレット本体を形
成する工程。
【0041】この第4のアイレットの製造方法において
は、そのアイレット本体上面の中央部付近に熱伝導性の
良い第1の部材からなるヒートシンクが突設されたアイ
レットをプレス加工により一体形成できる。その際に
は、アイレット本体にプレス加工により一体形成するヒ
ートシンクの半導体素子を搭載する側面を、アイレット
本体に対して正確に位置決めできる。
【0042】また、ヒートシンク直下からその下方のア
イレット本体の下面部分にかけてのアイレット本体部分
が、ヒートシンクと同じ熱伝導性の良い第1の部材から
なるアイレットを形成できる。
【0043】また、リード封着穴が設けられたアイレッ
ト本体部分が、リード封着用のガラスとほぼ同じ熱膨張
係数を持つ硬度の高い第2の部材からなるアイレットを
形成できる。
【0044】また、アイレット本体の周囲上面が、リー
ド封着用のガラスとほぼ同じ熱膨張係数を持つ硬度の高
い第2の部材であって、キャップを抵抗溶接により封着
するのに適した鉄、鉄合金等の第2の部材で覆われたア
イレットを形成できる。
【0045】また、クラッド棒を輪切り切断してアイレ
ット形成板を形成する際に、クラッド棒の一部を材料取
りのために無駄に廃棄することなく、クラッド棒の全て
を無駄なくアイレット形成板に利用できる。
【0046】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に従い説明する。図1ないし図3は本発明の第1のアイ
レットの好適な実施の形態を示し、図1はその平面図、
図2は図1のA―A断面図、図3は図1のB―B断面図
である。以下に、この第1のアイレットを説明する。
【0047】図のアイレットでは、アイレット本体10
の中央部に、熱伝導性の良い銅、銅合金等の第1の部材
100を、アイレット本体10を横断して帯層状に配設
している。そして、その第1の部材100を、アイレッ
ト本体10の中央部の上面とその下面とに帯状に露出さ
せている。
【0048】アイレット本体10の左右の側部には、リ
ード50封着用のガラス60とほぼ同じ熱膨張係数を持
つ硬度の高い鉄、鉄合金等の第2の部材200を、アイ
レット本体10の中央部に帯層状に配設した第1の部材
100に隣接させて、アイレット本体10を横断して帯
層状に配設している。そして、その第2の部材200の
上面とその下面とを、アイレット本体10の左右の側部
の上面とその下面とに露出させている。
【0049】アイレット本体10上面の中央部付近に
は、方形ブロック状をしたヒートシンク20を、アイレ
ット本体10の中央部に帯層状に配設された第1の部材
100から一体に突出形成している。
【0050】そして、ヒートシンク20を、熱伝導性の
良い銅、銅合金等の第1の部材100で形成している。
それと共に、ヒートシンク20直下からその下方のアイ
レット本体10の下面部分にかけてのアイレット本体1
0部分を、ヒートシンク20と同じ熱伝導性の良い第1
の部材100で形成している。
【0051】第2の部材200で形成したアイレット本
体10の左右の側部には、小円形状のリード封着穴30
を、アイレット本体10を上下に貫通させて、設けてい
る。
【0052】図1ないし図3に示した第1のアイレット
は、以上のように構成している。
【0053】図4ないし図6は本発明の第2のアイレッ
トの好適な実施の形態を示し、図4はその平面図、図5
は図4のC―C断面図、図6は図4のD―D断面図であ
る。以下に、この第2のアイレットを説明する。
【0054】図のアイレットでは、熱伝導性の良い銅、
銅合金等の第1の部材100を、アイレット本体10の
中央部の上部に、アイレット本体10を横断して帯層状
に配設している。そして、その第1の部材100を、ア
イレット本体10の中央部の上面に帯状に露出させてい
る。
【0055】アイレット本体10の左右の側部と、アイ
レット本体10の中央部の下部とには、アイレット本体
10の中央部の上部に帯層状に配設した第1の部材10
0に隣接させて、リード50封着用のガラス60とほぼ
同じ熱膨張係数を持つ硬度の高い鉄、鉄合金等の第2の
部材200を、アイレット本体10を横断して帯層状に
配設している。
【0056】アイレット本体10上面の中央部付近に
は、方形ブロック状をしたヒートシンク20を、アイレ
ット本体10の中央部の上部に帯層状に配設された第1
の部材100から一体に突出形成している。そして、ヒ
ートシンク20を、熱伝導性の良い銅、銅合金等の第1
の部材100で形成している。それと共に、ヒートシン
ク20直下からその下方のアイレット本体10の中間部
分にかけてのアイレット本体10部分を、熱伝導性の良
い銅、銅合金等の第1の部材100で形成している。
【0057】第2の部材200で形成したアイレット本
体10の左右の側部には、リード封着穴30を設けてい
る。
【0058】図4ないし図6に示した第2のアイレット
は、以上のように構成している。
【0059】図7ないし図9は、本発明の第3のアイレ
ットの好適な実施の形態を示し、図7はその平面図、図
8は図7のE―E断面図、図9は図7のF―F断面図で
ある。以下に、この第3のアイレットを説明する。
【0060】図のアイレットでは、アイレット本体10
の中央部の中間部分に、熱伝導性の良い銅、銅合金等の
第1の部材100を、アイレット本体10を横断して帯
層状に配設している。
【0061】アイレット本体10の左右の側部と、アイ
レット本体10の上部及び下部とには、リード50封着
用のガラス60とほぼ同じ熱膨張係数を持つ硬度の高い
鉄、鉄合金等の第2の部材200を、アイレット本体1
0の中央部の中間部分に帯層状に配設した第1の部材1
00に隣接させて、帯層状に配設している。
【0062】アイレット本体10上面の中央部付近に
は、第1の部材100からなる方形ブロック状をしたヒ
ートシンク20を、一体に突出形成している。
【0063】具体的には、図8に示したように、ヒート
シンク20を、第1の部材100からなるアイレット本
体10の中間部分から、第2の部材200からなるアイ
レット本体10の上部を貫通させて突設している。そし
て、第1の部材100からなるヒートシンク20であっ
て、その頂部が第2の部材200で層状に覆われたヒー
トシンク20を、アイレット本体10上面の中央部付近
に突設している。それと共に、ヒートシンク20直下か
らその下方のアイレット本体10の中間部分にかけての
アイレット本体10部分を、熱伝導性の良い銅、銅合金
等の第1の部材100で形成している。
【0064】第2の部材200で形成したアイレット本
体10の左右の側部には、リード封着穴30を設けてい
る。
【0065】図7ないし図9に示した第3のアイレット
は、以上のように構成している。
【0066】図10ないし図12は本発明の第4のアイ
レットの好適な実施の形態を示し、図10はその平面
図、図11は図10のG―G断面図、図12は図10の
H―H断面図である。以下に、この第4のアイレットを
説明する。
【0067】図のアイレットでは、アイレット本体10
の中央部に、熱伝導性の良い銅、銅合金等の第1の部材
100を柱状に配設している。
【0068】アイレット本体10の側部には、リード5
0封着用のガラス60とほぼ同じ熱膨張係数を持つ硬度
の高い鉄、鉄合金等の第2の部材200を、アイレット
本体10の中央部に柱状に配設した第1の部材100の
側部周囲を囲むようにして、該第1の部材に隣接させ
て、筒状に配設している。
【0069】アイレット本体10上面の中央部付近に
は、アイレット本体10の中央部に柱状に配設した第1
の部材100から、方形ブロック状をしたヒートシンク
20を一体に突出形成している。そして、ヒートシンク
20を、熱伝導性の良い銅、銅合金等の第1の部材10
0で形成している。それと共に、ヒートシンク20直下
からその下方のアイレット本体10の下面部分にかけて
のアイレット本体10部分を、ヒートシンク20と同じ
熱伝導性の良い銅、銅合金等の第1の部材100で形成
している。
【0070】第2の部材200で形成したアイレット本
体10の左右の側部には、リード封着穴30を設けてい
る。
【0071】図10ないし図12に示した第4のアイレ
ットは、以上のように構成している。
【0072】なお、図1ないし図3に示した第1のアイ
レット、又は図4ないし図6に示した第2のアイレット
においては、図13又は図14に示したように、アイレ
ット本体10の上面に、キャップを抵抗溶接により封着
するのに適した鉄、鉄合金等の第3の部材300を層状
に備えると良い。そして、その第3の部材300に、ア
イレット本体10の上方周囲に被せるキャップを、抵抗
溶接により、容易かつ確実に気密封着できるようにする
と良い。
【0073】ちなみに、図7ないし図9に示した第3の
アイレット、又は図10ないし図12に示した第4のア
イレットにあっては、アイレット本体10の周囲上面が
リード50封着用のガラス60とほぼ同じ熱膨張係数を
持つ硬度の高い第2の部材200であって、キャップを
抵抗溶接により封着するのに適した鉄、鉄合金等の第2
の部材200で覆われている。そして、その第2の部材
200で覆われたアイレット本体10の周囲上面に、ア
イレット本体10の上方周囲に被せるキャップを、抵抗
溶接により、容易かつ確実に気密封着できる。そのた
め、図7ないし図9に示した第3のアイレット、又は図
10ないし図12に示した第4のアイレットにあって
は、そのアイレット本体10の上面に、キャップを抵抗
溶接により気密封着するのに適した第3の部材300を
層状に備える必要はない。
【0074】次に、これらの第1、第2、第3及び第4
のアイレットの製造方法であって、本発明の第1、第
2、第3及び第4のアイレットの製造方法を説明する。
【0075】図15は本発明のアイレット本体にヒート
シンクが突設された第1のアイレットの製造方法の好適
な実施の形態を示し、詳しくはその製造工程説明図であ
る。以下に、この第1のアイレットの製造方法を説明す
る。
【0076】図の製造方法では、図15に示したよう
に、熱伝導性の良い銅、銅合金等の帯板状の第1の部材
100の左右の側面に、リード50封着用のガラス60
とほぼ同じ熱膨張係数を持つ硬度の高い鉄、鉄合金等の
第2の部材200を帯層状に接合してなる、クラッド板
400aを形成している。
【0077】次いで、そのクラッド板400aをプレス
加工して、図1ないし図3に示したような、第1の部材
100がその中央部に帯層状に配設され、第2の部材2
00がその左右の側部に帯層状に配設されてなる、円板
状をしたアイレット本体10を形成している。
【0078】それと同時に、その第1の部材100で形
成されたアイレット本体10上面の中央部付近に第1の
部材100からなるヒートシンク20を一体に突出形成
している。それと共に、その第2の部材200で形成さ
れたアイレット本体10の左右の側部にリード封着穴3
0を設けている。
【0079】図15に示したアイレット本体にヒートシ
ンクが突設された第1のアイレットの製造方法は、以上
の工程からなる。
【0080】図16は本発明のアイレット本体にヒート
シンクが突設された第2のアイレットの製造方法の好適
な実施の形態を示し、詳しくはその製造工程説明図であ
る。以下に、この第2のアイレットの製造方法を説明す
る。
【0081】図の製造方法では、図16に示したよう
に、熱伝導性の良い銅、銅合金等の帯板状の第1の部材
100の左右の側面とその下面とに、リード50封着用
のガラス60とほぼ同じ熱膨張係数を持つ硬度の高い
鉄、鉄合金等の第2の部材200を帯層状に接合してな
る、クラッド板400bを形成している。
【0082】次いで、そのクラッド板400bをプレス
加工して、図4ないし図6に示したような、第1の部材
100がその中央部の上部に帯層状に配設され、第2の
部材200がその左右の側部とその下部とに帯層状に配
設されてなる、円板状をしたアイレット本体10を形成
している。
【0083】それと同時に、その第1の部材100で形
成されたアイレット本体10上面の中央部付近に第1の
部材100からなるヒートシンク20を一体に突出形成
している。それと共に、その第2の部材200で形成さ
れたアイレット本体10の左右の側部にリード封着穴3
0を設けている。
【0084】図16に示したアイレット本体にヒートシ
ンクが突設された第2のアイレットの製造方法は、以上
の工程からなる。
【0085】図17は本発明のアイレット本体にヒート
シンクが突設された第3のアイレットの製造方法の好適
な実施の形態を示し、詳しくはその製造工程説明図であ
る。以下に、この第3のアイレットの製造方法を説明す
る。
【0086】図の製造方法では、図17に示したよう
に、熱伝導性の良い銅、銅合金等の帯板状の第1の部材
100の左右の側面とその上下面とに、リード50封着
用のガラス60とほぼ同じ熱膨張係数を持つ硬度の高い
鉄、鉄合金等の第2の部材200を帯層状に接合してな
る、クラッド板400cを形成している。
【0087】次いで、そのクラッド板400cをプレス
加工して、図7ないし図9に示したような、第1の部材
100がその中央部の中間部分に帯層状に配設され、第
2の部材200がその左右の側部とその上部及びその下
部とに帯層状に配設されてなる、円板状をしたアイレッ
ト本体10を形成している。
【0088】それと同時に、そのアイレット本体10上
面の中央部付近に、第1の部材100からなるヒートシ
ンク20を一体に突出形成している。具体的には、第1
の部材100からなるヒートシンク20を、アイレット
本体10の中央部の中間部分の第1の部材100から、
第2の部材200からなるアイレット本体10の上部を
貫通させて、突出させている。そして、第1の部材10
0からなるヒートシンク20であって、その頂部が第2
の部材200で層状に覆われた、ヒートシンク20を、
アイレット本体10上面の中央部付近に一体に突出形成
している。
【0089】それと共に、その第2の部材200で形成
されたアイレット本体10の左右の側部にリード封着穴
30を設けている。
【0090】図17に示したアイレット本体にヒートシ
ンクが突設された第3のアイレットの製造方法は、以上
の工程からなる。
【0091】図20と図21は本発明のアイレット本体
にヒートシンクが突設された第4のアイレットの製造方
法の好適な実施の形態を示し、詳しくはその製造工程説
明図である。以下に、この第4のアイレットの製造方法
を説明する。
【0092】図の製造方法では、図20に示したよう
に、熱伝導性の良い銅、銅合金等の棒状の第1の部材1
00の周囲側面に、リード50封着用のガラス60とほ
ぼ同じ熱膨張係数を持つ硬度の高い鉄、鉄合金等の第2
の部材200を連続して層状に接合してなる、クラッド
棒400dを形成している。
【0093】次いで、そのクラッド棒400dを輪切り
切断して、図21に示したような、第1の部材100が
その中央部の上面から下面にかけて柱状に配設され、第
2の部材200が、その側部の上面から下面にかけて、
前記柱状の第1の部材100の側部周囲を囲むように、
前記第1の部材100に隣接させて、筒状に配設されて
なる、円板状のアイレット形成板500を形成してい
る。
【0094】次いで、そのアイレット形成板500をプ
レス加工して、図10ないし図12に示したような、そ
の中央部の上面から下面にかけて第1の部材100が柱
状に配設され、その側部の上面から下面にかけて、第2
の部材200が、前記柱状の第1の部材100の側部周
囲を囲むように、前記第1の部材100に隣接させて、
筒状に配設されてなる、円板状のアイレット本体10を
形成している。
【0095】それと同時に、第1の部材100で形成さ
れたアイレット本体10上面の中央部付近に、第1の部
材100からなるヒートシンク20を一体に突出形成し
ている。それと共に、第2の部材200で形成されたア
イレット本体10の左右の側部に、リード封着穴30を
設けている。
【0096】図20と図21に示したアイレット本体に
ヒートシンクが突設された第4のアイレットの製造方法
は、以上の工程からなる。
【0097】なお、第1又は第2のアイレットの製造方
法においては、図18又は図19に示したように、クラ
ッド板400a、400bの上面に、キャップを抵抗溶
接により封着するのに適した鉄、鉄合金等の第3の部材
300を層状に接合すると良い。そして、クラッド板4
00a、400bをプレス加工して形成するアイレット
本体10の上面に、図13又は図14に示したように、
第3の部材300を層状に備えると良い。そして、その
第3の部材300にアイレット本体10の上方周囲に被
せるキャップを、抵抗溶接により、容易かつ的確に気密
封着できるようにすると良い。
【0098】ちなみに、第3のアイレットの製造方法に
おいては、図17に示したように、クラッド板400c
の上面が、リード50封着用のガラス60とほぼ同じ熱
膨張係数を持つ硬度の高い鉄、鉄合金等の第2の部材2
00で覆われている。そして、クラッド板400cをプ
レス加工して形成するアイレット本体10の上面が鉄、
鉄合金等の第2の部材200で覆われた状態となる。そ
して、その電気抵抗率の高い鉄、鉄合金等の第2の部材
200にキャップを抵抗溶接により容易かつ確実に気密
封着できる。そのため、クラッド板400cの上面にキ
ャップを抵抗溶接により気密封着するのに適した鉄、鉄
合金等の第3の部材300を層状に接合する必要はな
い。
【0099】同様に、第4のアイレットの製造方法にお
いても、図10に示したように、その第4のアイレット
の製造方法により形成するアイレット本体10のキャッ
プを抵抗溶接により封着する周囲上面が、リード50封
着用のガラス60とほぼ同じ熱膨張係数を持つ硬度の高
い鉄、鉄合金等の第2の部材200で覆われた状態とな
る。そして、その第2の部材200にキャップを抵抗溶
接により容易かつ確実に気密封着できる。そのため、ア
イレット形成板500上面に、キャップを抵抗溶接によ
り気密封着するのに適した鉄、鉄合金等の第3の部材3
00を層状に接合する必要はない。
【0100】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1、第
2、第3又は第4のアイレットによれば、ヒートシンク
に搭載した半導体素子が発する熱を、熱伝導性の良い第
1の部材で形成されたヒートシンク及びその直下の熱伝
導性の良い第1の部材で形成されたアイレット本体部分
を通して、アイレット本体の外方に効率良く放散させる
ことができる。
【0101】また、リード封着穴が設けられたアイレッ
ト本体部分がリード封着用のガラスとほぼ同じ熱膨張係
数を持っているため、そのアイレット本体部分に設けら
れたリード封着穴に、リードを、ガラスを介して気密封
着した際に、リード封着用のガラスにクラックが生ずる
のを防いで、リードをアイレット本体のリード封着穴に
確実に気密封着できる。
【0102】また、本発明の第1、第2、第3又は第4
のアイレット及び本発明の第1、第2、第3又は第4の
アイレットの製造方法によれば、アイレット本体に設け
たリード封着穴の上部がラッパ状に広がるのを防いで、
そのリード封着穴に、リードを、ガラスを介して確実に
気密封着できる。
【0103】また、本発明の第1、第2、第3又は第4
のアイレットの製造方法によれば、本発明のアイレット
本体にヒートシンクが突設された第1、第2、第3又は
第4のアイレットを容易かつ的確に形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1のアイレットの平面図である。
【図2】図1のA―A断面図である。
【図3】図1のB―B断面図である。
【図4】本発明の第2のアイレットの平面図である。
【図5】図4のC―C断面図である。
【図6】図4のD―D断面図である。
【図7】本発明の第3のアイレットの平面図である。
【図8】図7のE―E断面図である。
【図9】図7のF―F断面図である。
【図10】本発明の第4のアイレットの平面図である。
【図11】図10のG―G断面図である。
【図12】図10のH―H断面図である。
【図13】本発明の第1のアイレットの側面断面図であ
る。
【図14】本発明の第2のアイレットの側面断面図であ
る。
【図15】本発明の第1のアイレットの製造工程説明図
である。
【図16】本発明の第2のアイレットの製造工程説明図
である。
【図17】本発明の第3のアイレットの製造工程説明図
である。
【図18】本発明の第1のアイレットの製造工程説明図
である。
【図19】本発明の第2のアイレットの製造工程説明図
である。
【図20】本発明の第4のアイレットの製造工程説明図
である。
【図21】本発明の第4のアイレットの製造工程説明図
である。
【図22】アイレットの斜視図である。
【図23】アイレットの使用状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 アイレット本体 12 切欠き 20 ヒートシンク 30 リード封着穴 40 半導体素子 50 リード 60 ガラス 70 ワイヤ 100 第1の部材 200 第2の部材 300 第3の部材 400a、400b、400c クラッド板 400d クラッド棒 500 アイレット形成板

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リード封着穴が設けられたアイレット本
    体に半導体素子搭載用のヒートシンクが突設されたアイ
    レットにおいて、前記ヒートシンクとその直下のアイレ
    ット本体部分を熱伝導性の良い第1の部材で形成し、前
    記リード封着穴が設けられたアイレット本体部分をリー
    ド封着用のガラスとほぼ同じ熱膨張係数を持つ硬度の高
    い第2の部材で形成したことを特徴とする半導体素子用
    アイレット。
  2. 【請求項2】 ヒートシンク直下からその下方のアイレ
    ット本体の下面部分にかけてのアイレット本体部分を第
    1の部材で形成した請求項1記載の半導体素子用アイレ
    ット。
  3. 【請求項3】 ヒートシンク直下からその下方のアイレ
    ット本体の中間部分にかけてのアイレット本体部分を第
    1の部材で形成した請求項1記載の半導体素子用アイレ
    ット。
  4. 【請求項4】 アイレット本体の上面に、キャップを抵
    抗溶接により封着するのに適した第3の部材を層状に備
    えた請求項1、2又は3記載の半導体素子用アイレッ
    ト。
  5. 【請求項5】 次の工程を含むことを特徴とするアイレ
    ット本体にヒートシンクが突設された半導体素子用アイ
    レットの製造方法。 a.熱伝導性の良い帯板状の第1の部材の左右の側面
    に、リード封着用のガラスとほぼ同じ熱膨張係数を持つ
    硬度の高い第2の部材を帯層状に接合してなるクラッド
    板を形成する工程。 b.前記クラッド板をプレス加工して、第1の部材がそ
    の中央部に帯層状に配設され、第2の部材がその左右の
    側部に帯層状に配設され、前記第1の部材で形成された
    上面中央部付近に第1の部材からなるヒートシンクが突
    設され、前記第2の部材で形成された側部にリード封着
    穴が設けられたアイレット本体を形成する工程。
  6. 【請求項6】 次の工程を含むことを特徴とするアイレ
    ット本体にヒートシンクが突設された半導体素子用アイ
    レットの製造方法。 a.熱伝導性の良い帯板状の第1の部材の左右の側面と
    その下面とに、リード封着用のガラスとほぼ同じ熱膨張
    係数を持つ硬度の高い第2の部材を帯層状に接合してな
    るクラッド板を形成する工程。 b.前記クラッド板をプレス加工して、第1の部材がそ
    の中央部の上部に帯層状に配設され、第2の部材がその
    左右の側部とその下部とに帯層状に配設され、前記第1
    の部材で形成された上面中央部付近に第1の部材からな
    るヒートシンクが突設され、前記第2の部材で形成され
    た側部にリード封着穴が設けられたアイレット本体を形
    成する工程。
  7. 【請求項7】 クラッド板の上面にキャップを抵抗溶接
    により封着するのに適した第3の部材を層状に接合し
    て、前記クラッド板をプレス加工して形成するアイレッ
    ト本体の上面に、第3の部材を層状に備える工程を含ん
    だ請求項5又は6記載のアイレット本体にヒートシンク
    が突設された半導体素子用アイレットの製造方法。
  8. 【請求項8】 次の工程を含むことを特徴とするアイレ
    ット本体にヒートシンクが突設された半導体素子用アイ
    レットの製造方法。 a.熱伝導性の良い帯板状の第1の部材の左右の側面と
    その上下面とに、リード封着用のガラスとほぼ同じ熱膨
    張係数を持つ硬度の高い第2の部材を帯層状に接合して
    なるクラッド板を形成する工程。 b.前記クラッド板をプレス加工して、第1の部材がそ
    の中央部の中間部分に帯層状に配設され、第2の部材が
    その左右の側部とその上部及び下部とに帯層状に配設さ
    れ、その上面中央部付近に第1の部材からなるヒートシ
    ンクが突設され、前記第2の部材で形成された側部にリ
    ード封着穴が設けられたアイレット本体を形成する工
    程。
  9. 【請求項9】 次の工程を含むことを特徴とするアイレ
    ット本体にヒートシンクが突設された半導体素子用アイ
    レットの製造方法。 a.熱伝導性の良い棒状の第1の部材の周囲側面に、リ
    ード封着用のガラスとほぼ同じ熱膨張係数を持つ硬度の
    高い第2の部材を層状に接合してなるクラッド棒を形成
    する工程。 b.前記クラッド棒を輪切り切断して、第1の部材がそ
    の中央部の上面から下面にかけて柱状に配設され、第2
    の部材がその側部の上面から下面にかけて前記第1の部
    材の側部周囲を囲むように筒状に配設されてなるアイレ
    ット形成板を形成する工程。 c.前記アイレット形成板をプレス加工して、前記第1
    の部材で形成された上面中央部付近に第1の部材からな
    るヒートシンクが突設され、前記第2の部材で形成され
    た側部にリード封着穴が設けられたアイレット本体を形
    成する工程。
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