JPH10510196A - 体腔内用の封止型ステント及びその製造方法並びにその体腔内への導入方法 - Google Patents

体腔内用の封止型ステント及びその製造方法並びにその体腔内への導入方法

Info

Publication number
JPH10510196A
JPH10510196A JP8527550A JP52755096A JPH10510196A JP H10510196 A JPH10510196 A JP H10510196A JP 8527550 A JP8527550 A JP 8527550A JP 52755096 A JP52755096 A JP 52755096A JP H10510196 A JPH10510196 A JP H10510196A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stent
tubular
radially expandable
radially
vascular graft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8527550A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3507503B2 (ja
Inventor
バナス,クリストファー・イー
エドウィン,タラン・ジェイ
Original Assignee
インプラ・インコーポレーテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=27017627&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH10510196(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Priority claimed from US08/401,871 external-priority patent/US6124523A/en
Application filed by インプラ・インコーポレーテッド filed Critical インプラ・インコーポレーテッド
Publication of JPH10510196A publication Critical patent/JPH10510196A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3507503B2 publication Critical patent/JP3507503B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F2/00Filters implantable into blood vessels; Prostheses, i.e. artificial substitutes or replacements for parts of the body; Appliances for connecting them with the body; Devices providing patency to, or preventing collapsing of, tubular structures of the body, e.g. stents
    • A61F2/02Prostheses implantable into the body
    • A61F2/04Hollow or tubular parts of organs, e.g. bladders, tracheae, bronchi or bile ducts
    • A61F2/06Blood vessels
    • A61F2/07Stent-grafts
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F2/00Filters implantable into blood vessels; Prostheses, i.e. artificial substitutes or replacements for parts of the body; Appliances for connecting them with the body; Devices providing patency to, or preventing collapsing of, tubular structures of the body, e.g. stents
    • A61F2/82Devices providing patency to, or preventing collapsing of, tubular structures of the body, e.g. stents
    • A61F2/86Stents in a form characterised by the wire-like elements; Stents in the form characterised by a net-like or mesh-like structure
    • A61F2/90Stents in a form characterised by the wire-like elements; Stents in the form characterised by a net-like or mesh-like structure characterised by a net-like or mesh-like structure
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F2/00Filters implantable into blood vessels; Prostheses, i.e. artificial substitutes or replacements for parts of the body; Appliances for connecting them with the body; Devices providing patency to, or preventing collapsing of, tubular structures of the body, e.g. stents
    • A61F2/02Prostheses implantable into the body
    • A61F2/04Hollow or tubular parts of organs, e.g. bladders, tracheae, bronchi or bile ducts
    • A61F2/06Blood vessels
    • A61F2/07Stent-grafts
    • A61F2002/072Encapsulated stents, e.g. wire or whole stent embedded in lining
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F2/00Filters implantable into blood vessels; Prostheses, i.e. artificial substitutes or replacements for parts of the body; Appliances for connecting them with the body; Devices providing patency to, or preventing collapsing of, tubular structures of the body, e.g. stents
    • A61F2/02Prostheses implantable into the body
    • A61F2/04Hollow or tubular parts of organs, e.g. bladders, tracheae, bronchi or bile ducts
    • A61F2/06Blood vessels
    • A61F2/07Stent-grafts
    • A61F2002/075Stent-grafts the stent being loosely attached to the graft material, e.g. by stitching

Abstract

(57)【要約】 長手方向に膨張した少なくとも2つのポリテトラフルオロエチレン(ePTFE)被覆の間にて封止された少なくとも1つのステント部材を含む、半径方向に膨張可能なステント−移植体及びその製造方法である。この少なくとも1つのステント部材(22)は、半径方向への膨張を許容し得るようにステントの壁面に形成された開口部を有する。該少なくとも2つの長手方向に膨張したePTFE被覆(24、26)はその非焼結状態にて少なくとも1つのステント部材の上方にて周方向に付与され、ステント(22)の壁面の周りで且つ該壁面を通じてePTFEを接着すべく周方向圧力を付与する間に焼結される。この焼結したePTFEは、少なくとも1つのステントの略連続的な単一体で且つ一体の封止部を形成する。ステント移植体(10)が半径方向に膨張したとき、ステント及びePTFEノード小繊維ミクロ構造体は半径方向に変形する。ePTFE封止部が半径方向に変形する結果、半径方向膨張軸線内にてノード延伸が生ずる。ステント−移植体(10)が半径方向に膨張した後、略接着領域は完全な状態を保ち、ステントを生体内にて封止された状態に保つ。

Description

【発明の詳細な説明】 体腔内用の封止型ステント及びその製造方法並びにその体腔内への導入方法発明の背景 本発明は、全体として、少なくとも2つのポリテトラフルオロエチレン移植体 の間に分離不能に収納されたステントを備える封止型体腔内ステントに関する。 本発明の好適な実施の形態によれば、移植体は、長手方向に膨張したポリテトラ フルオロエチレンの管状の押出し成形品(ePTFE)の管状の移植体であり、 また、ステントは、圧力にて膨張可能なステントである。また、本発明は、本発 明のePTFF封止型ステントの製造方法、及び本発明のePTFE封止型ステ ントを体腔内に導入する方法をも提供するものである。より具体的には、本発明 の好適な第一の実施の形態は、半径方向にバルーン膨張可能な2つの管状ePT FF移植体の間に介在させたバルーン膨張可能な管状のステント部材を備え、体 腔内に導入される、半径方向にバルーン膨張可能な封止型ステントに関する。半 径方向にバルーン膨張可能な2つの管状ePTFE移植体は、ラム押し出し成形 機を介してePTFE−潤滑剤混合体を押出し成形品にし且つ管状の押出し成形 品を長手方向に膨張させて単一の軸方向に方向決めされたノード小繊維のミクロ 構造体とすることにより形成され、このミクロ構造体において、ePTFEミク ロ構造体の略全ての小繊維が長手方向に膨張する軸方向線以内にて互いに平行に 方向決めされている。この管状のePTFE材料に代えて、ePTFEテープ、 またはシート材料を使用してもよい。 この封止型ステントの製造方法は、全体として、マンドレルの周りに第一の管 状のePTFE移植材料を提供するステップと、第一の管状のePTFE移植部 材がステントの体腔内面の少なくとも相当な伸長部分を覆うように圧力膨張可能 なステントを第一のePTFE移植部材の上方に亙って同心状に位置決めするス テップと、第二の管状のePTFE移植部材がステントの体腔外面の少なくとも 相当な伸長部分を覆うように第二の管状のePTFE移植体をステントの上方に 亙って同心状に位置決めするステップと、ステントに形成された壁開口部を介し て、第一及び第二のePTFE移植部材のノード小繊維ミクロ構造体同士を物理 的に相互作用させ且つ接着させ得るように組立体に対して外部の能動的な周方向 圧力、又は内方への半径方向圧力を付与するステップと、最後に、ステントの略 単一の封止体を形成し得るようにステント−移植体組立体を完全に焼結するステ ップとを含む。 植え込み可能なePTFE血管移植体を使用することは当該分野にて周知であ る。こうした型式の移植体は、典型的に、損傷し、又は閉塞した人体の血管を交 換し、または修復するために使用される。血管移植体、特に、ePTFE血管移 植体は、その移植体を健康な血管に接続するため、縫合材を使用して、端部同士 を合わせる方法、側部と端部とを合わせる方法、又は端部と側部とを吻合する方 法の何れかによって外科的に埋め込まれる。腹部大動脈瘤の修復といった特定の 適用例において、その移植体は、動脈瘤の基端方向で且つ末端方向にて健康な大 動脈組織との端部同士を合わせる吻合術によって動脈瘤を除去するために使用さ れ、このとき、移植体の非支持領域が動脈瘤の境界を設定し且つ除去する。この 移植体は、縫合材を使用し、又は、半径方向に伸長したステントを使用して吻合 することができ、このステントは、移植体と健康な大動脈組織との間の取り付け 部として機能する。 体腔内ステント、特に、血管内ステントを使用することは、医者、特に、血管 専門医の間にて相当な関心の対象であった。血管内ステントは、現在、血管形成 治療した血管を開放状態に保つための血管形成術後の補助具として使用されてい る。当該技術分野にて公知の体腔内ステントの例は、ジュリオ・パルマス(Ju lio Palmaz)の米国特許第4,733,665号に記載されたパルマ スステントにより例示される血管形成バルーンを使用して半径方向に膨張される 圧力可能なステントである。このステントは、管状の有孔金属スリーブ、又は自 然に膨張するステントから成り、これらのステントは、ジアンタルコ(Gian turco)への米国特許第4,580,568号に記載されたジアンタルコ・ ステントに例示されるように、ワイヤー材料の固有のばね張力のため半径方向に 膨張する。また、高温に露呈されるため、付与したときに半径方向に自然に膨張 するニチノール(Nitinol)ステントがある。上記の全ては、本発明に関 して有用であるステントの例として、その内容を引用して本明細書に含めてある 。 パルマスにより米国特許第4,733,665号に記載されたステントは、閉 塞血管の修復に使用される。このパルマスのステントは、バルーン血管形成カテ ーテルを使用して血管内に体腔を介して導入され、そのステントは、血管内の閉 塞箇所に配置され、バルーンは、圧力下にて流体を外部の供給源からカテーテル を介してバルーン内に導入し、これにより、バルーンを膨張させることにより、 バルーンが膨張し、ステントの体腔表面に半径方向への膨張圧力を付与する。こ のステントは、膨張しないときの直径からその閉塞前の状態における血管の内径 に略等しい膨張した後の直径まで半径方向に膨張される。次に、ステントが血管 の内膜に対し半径方向に変形するため、血管内に着座したままである間に、この バルーンカテーテルを収縮させて且つ除去する。 腹部大動脈瘤を除去するために、半径方向に膨張可能なステントをPTFE移 植体と組み合わせて使用することは、クレマー(Kreamer)への米国特許 第5,078,726号にて開示されている。クレマーは、PTFE移植体の基 端及び末端内に配置された半径方向にバルーン膨張可能なステントを使用し、そ のPTFE移植体の基端及び末端を動脈瘤の基端及び末端の健康な大動脈組織に 定着させ、PTFE移植体の非支持部分が動脈瘤の部位を跨ぐようにすることを 教示している。基端及び末端のステントは、血管形成バルーンを膨張させること により半径方向に膨張され、このため、ステントは、移植体の端部を健康な大動 脈組織の内層に固着する。 ステントを配置することの長期に亙る効果は、患者の生存率を高めるが、病変 部位の再狭窄が症例の約30%に生じることが分かっている。この再狭窄化が高 率にて生ずることの理由は、血管とステントとの相互接続面における流体の流れ 動力学に起因する血液の乱流、又は、ステントの構造を介して生じる血管内膜の 増殖によるものと推測される。 しかしながら、血管壁に対するその取り付け状態を保ち得る血管補綴物を提供 するためにステント及びステント−移植体の組み合わせが使用されているが、そ の他の望ましい特徴は無い。例えば、補綴物の強度及び耐久性の増大、補綴物の 体腔表面における不活性で平滑な生体適合性のある血流面、及び補綴物の体腔外 面における平滑で生体適合性のある面(補綴物を血管内に定着させるべく治癒及 び組織の内部成長を促進する)のような特徴は、移植可能な血管移植体の有利な 特徴であると考えられているが、これまで、実現されてはいない。 こうした有利な特徴を実現しようとする試みは、全て、生体適合性のある移植 体及び移植層から成る強化且つ補強された補綴物を製造することにより為されて いる。例えば、ウェルドン(Weldon)その他の者に付与された米国特許第5,048, 065号には、生体的に、又は生体合成による移植体構成要素から成る補強した移 植体組立体が開示されており、この構成要素は、多孔質面と、移植体構成要素上 に同心状に取り付けられる生物学的、又は生物学的合成による補強スリーブとを 有している。この補強スリーブは、内層と、中間層と、外層とを備えており、こ れらの層の全ては、生体適合性のあるファイバから成っている。スリーブ構成要 素は、移植体の構成要素に順応性のある補強効果を提供する。更に、ピンチャッ ク(Pinchuk)及びその他の者に付与された米国特許第5,163,951号には、内部構 成要素と、中間の構成要素と、外部構成要素とを有する、複合型の血管移植体が 記載されている。これらの内部構成要素及び外部構成要素は、膨張したPTFE から形成されたものであることが好ましい一方、中間構成要素は、内部構成要素 及び外部構成要素を形成する材料よりも融点の低い生体適合性のある合成材料ス トランドで形成されている。 適合性及び順応性が増した別の補強された血管内補綴物は、ウォレン(Whalen )への米国特許第5,354,329号に開示されている。このウォレンの特許は、内部 層と、単一の中間層と、外部層とを有する多層の管状部材から成る非発熱性の血 管補綴物を記載している。この中間層は、内部層と外部層との間に排他的な境界 を形成する。また、この補綴物の一つの実施の形態は、その移植体内に含まれる 異なる層に対して異なる特徴を呈するシリコーンゴムでその全体が形成される。 また、従来技術は、ステント状部材で補強されて、強度及び耐久性が増した移 植体も含む。例えば、ロビンソン(Robinson)に付与された米国特許第4,731,07 3号には、移植体の壁に植え込まれたら旋状の補強材を有する多層移植体から成 る動脈移植体の補綴物が開示されている。シェアーズ(Shors)に付与された米 国特許第4,969,896号には、内管の外面の周りに隔てて配置された複数のリブ部 材と、そのリブ部材の周りにて周方向に配置され且つそのリブに取り付けられた 生体適合性のある有孔の巻き付け材とを有するエラストマーで且つ生体適合性の ある内管が記載されている。 補強ステント状部材を有する移植体の別の例は、リー(Lee)に付与された米 国特許第5,123,917号に開示されている。このリーの特許には、円筒状の内管と 、該内管を同心状に包み込む円筒状の外管と、その内管及び外管の間に配置され た別個のリング状の複数の骨格部材とを有する膨張可能な体腔内血管移植体が記 載されている。更に、マツノ(Matsuno)及びその他の者に付与された米国特許 第5,282,860号には、定着手段を提供する少なくとも1つのフラップを有する樹 脂製の外管と、フッ素系樹脂製の内管と、その外管及び内管の間に配置された機 械的な補強層とから成る多層ステントが開示されている。 移植体を含む別のステントは、タワー(Tower)に付与された米国特許第5,389 ,106号に記載されている。このタワーの特徴には、拡張可能なフレームと、不透 過性の外壁を形成し得るようにフレームの部分を相互に接続する不透過性の変形 可能な薄膜とを含む、不透過性の膨張可能な血管内ステントが開示されている。 これらの薄膜は、非ラテックス、非ビニル系の合成ポリマーから成る一方、フレ ームは、細い白金ワイヤーから成っている。この薄膜は、フレームをマンドレル 上に配置することにより、フレームに取り付けられ、フレーム及びマンドレルを ポリマー及び有機溶剤の溶液中に浸漬させ、フレーム及びマンドレルを溶液から 引き出し、フレーム及びマンドレルを乾燥させ、マンドレルをフレームから取り 外すことを含む。 上述の補強された移植体は、強度及び耐久性が増し、また、血栓を軽減し得る ように不活性で平滑な内面及び外面を有する構造体を開示する一方、従来技術の 引例は、補綴物の強度及び耐久性が増し、補綴物の体腔内表面に平滑で生体適合 性のある血流面を有し、及び補綴物の体腔内面に不活性で平滑な生体適合面(補 綴物を血管内に定着させるべく組織の内部成長を促進する)、半径方向への収縮 又は潰れに対する抵抗性を持っており、自然定着性を備える装置を開示するもの は存在しない。従って、体腔内に導入すべく、高さが低く、生体内にて半径方向 に膨張可能であり、半径方向に膨張した後、半径方向への収縮及び潰れに対する 抵抗性があり、生体適合性があり、平滑な体腔内血流面を提供し、略非血栓形成 性であり、組織の内部成長及び装置の体腔内への定着を促進する微多孔質の体腔 外面を提供し、略非血栓形成性であり、開通性が増した、半径方向に膨張可能な 補強された血管移植体が必要とされている。発明の概要 本発明の主たる目的は、管状のePTFE移植体により封止された体腔内ステ ントの形態をした補強された体腔内移植体を提供することである。 本発明の別の主たる目的は、ステントの材料に露呈される身体組織又は身体流 体が存在しない体腔内ステント−移植体を提供することである。特に、血管内に 適用するとき、本発明の一つの目的は、血液に接触するように露呈される金属が 一切無いステント−移植体を提供することである。 本発明のもう一つの目的は、体腔の解剖学的通路を補強し且つその通路を非閉 塞、非収縮又は非弱体状態に保つのに有用であり、また、動脈瘤、血管内分路及 びバイパス、収束型及び拡がる血管疾患部位を除去するために血管内で有用であ り、又は胆管、尿管、尿道、又は同様の体腔内構造体のようなその他の解剖学的 通路内にて有用である、体腔内封止型ステント−移植体を提供することである。 本発明の更に別の目的は、ステント及び該ステントを取り巻くePTFE封止 部が共に半径方向に膨張可能であり、ステント−移植体が半径方向に膨張する間 に、ePTFE封止部のノード小繊維ミクロ構造体が半径方向に変形するように した、ePTFE封止型体腔内ステントを提供することである。 本発明の更に別の目的は、経皮的に体腔内に導入し易いように高さが低いこと を特徴とし、またステント−移植体組立体が非膨張状態及び膨張状態のときに不 活性で平滑な生体適合性のある内面及び外面を有することを特徴とする、半径方 向に膨張可能なePTFE封止型体腔内ステントを提供することである。 本発明の更に別の目的は、血管内の金属と血液との接触を解消することにより 血栓形成性が軽減されたステント−移植体組立体であって、ePTFE封止部が ステント−移植体の体腔及び体腔外面を覆い且つステント−移植体の他端の各々 を覆うようにした、ステント−移植体組立体を提供することである。 本発明の更に別の目的は、ePTFE封止型体腔内ステントの体腔表面を横断 する血流と関係付けられた血栓を軽減し得るように、略乱流でない血液の境界面 を有する継ぎ目無しの平滑な体腔面を提供するePTFE封止型体腔内ステント を提供することである。 本発明の更に別の目的は、従来のバルーンカテーテルを使用して生体内にて半 径方向に膨張可能であり、また、封止したステント、又はその任意の一部分が半 径方向に潰れたり又は収縮することなく、膨張バルーンから半径方向に非係合状 態となる封止型ステントの形態とされた補強血管移植体を提供することである。 本発明の更に別の目的は、ステントの単一体の封止部を形成する二重のePT FE移植層間に保持された半径方向に膨張可能なステント、又は同様の構造とし た半径方向に膨張可能な支持体層を備える半径方向に膨張可能な単一体の補強血 管移植体を提供することである。 本発明の更に別の目的は、押出し成形した管状の2つのPTFE又はePTF E移植体部材間にて同心状に介在されたステント部材を備える封止型ステントを 提供することである。 本発明の更に別の目的は、少なくとも2つの管状のePTFE押出し成形品の 間に同心状に介在された少なくとも1つのステント部材を備え、その少なくとも 2つの管状のePTFE押出し成形品の各々が、少なくとも1つのステント部材 の長手方向軸線に対して平行に方向決めされた略単一の軸方向小繊維ミクロ構造 体を有する、封止型ステントを提供することである。 本発明の更に別の目的は、押出し成形し且つ膨張させた非焼結の2つの管状の PTFE移植体の間にて周方向に配置された管状で半径方向にバルーン膨張可能 なステントを備え、ePTFEをステント−移植体組立体の上にて焼結し、その ステント−移植体組立体を半径方向に膨張させた後、そのePTFE移植体の長 さがステント−移植体組立体の膨張直径にてそのステントの長さよりも短く、等 しく又はそれ以上であるようにした、ステント−移植体を提供することである。 本発明の更に別の目的は、共通の長手方向軸線を有する長手方向に伸長可能な 列内で連続的に整合された少なくとも2つの管状の半径方向に膨張可能なステン トを備え、そのステントの長手方向列が、少なくとも2つの管状のePTFE移 植体の間にて周方向に介在され且つその少なくとも2つの管状のePTFE移植 体の長手方向に伸長部内に完全に配置されるようにした、長手方向に可撓性で、 半径方向に膨張可能な封止型ステントを提供することである。 本発明の更に別の目的は、共通の長手方向軸線を共有し、少なくとも2つの管 状のePTFE移植体の間にて周方向に介在された、長手方向に伸長する列内に 連続的に整合された半径方向に膨張可能な少なくとも2つの管状ステントを有し 、PTFE移植体の長さが、その半径方向に膨張しないときのステントの長手方 向列の合計長さよりも長く、その少なくとも2つの管状のePTFE移植体の少 なくとも1つの長手方向領域が、ステントにより半径方向に支持されず、これに より、ステント−移植体組立体の関節動作領域を提供する、長手方向に可撓性で 且つ半径方向に膨張可能な封止型ステントを提供することである。 本発明の別の目的は、半径方向に膨張可能なステントを非焼結のePTFEの 体腔層と体腔外面層との間に同心状に介在させることと、半径方向に膨張可能な ステント構成要素と、半径方向に膨張可能な移植体構成要素とを有することを特 徴とする半径方向に膨張可能なステント−移植体組立体を形成し得るように組立 体を焼結することとを含む、封止型ステントの製造方法を提供することである。 本発明の上記及びその他の目的、特徴及び有利な点は、全体として、生体適合 性のある移植材料の第一の層と、生体適合性のある移植材料の第二の層と、該生 体適合性のある材料の第一及び第二の層の間に介在された支持構造体とを有する 半径方向に膨張可能である、補強された血管移植体を備える、ステント−移植体 組立体を提供することにより達成される。これら生体適合性のある移植材料の第 一及び第二の層は、ラムにより管状の形状に押出し成形されたPTFEから成る ことが好ましい。このラムは、ラム押出し成形機を介してPTFE−潤滑剤混合 体を押出し成形して、管状の形状の押出し成形品とし、また、管状の押出し成形 品を長手方向に膨張させて、単一の軸方向に方向決めされたノード小繊維ミクロ 構造体を形成し、そのePTFEミクロ構造体中の略全ての小繊維が長手方向膨 張軸線内にて互いに平行に方向決めされるようにする。この支持構造体は、半径 方向に自然膨張可能である任意の多数の強力な非弾性的材料、即ち、材料の形態 の固有のばね張力の作用の下で半径方向に膨張する材料、又は、外部から付与さ れた圧力の作用の下圧力にて膨張可能な任意の材料にて形成されたステントから 成ることが好ましい。例えば、血管形成バルーンを使用して半径方向に膨張可能 であるパルマスステントのようなステントであることが好ましい。適当なステン トは、ニチノール、銀、チタニウム、ステンレス鋼、金、タンタル、又はその合 金、或いは焼結温度にてその形状及び材料の性質を保持し得る任意の適当なプラ スチック材料であって、半径方向に収縮したり潰れることなく均一に半径方向に 膨張することが可能である、必要な強度及び弾性を備える任意の適当なプラスチ ック材料で製造されたものである。適当なステントの例は、パルマスの米国特許 第4,733,665号に記載されたもの、又はジアンタルコの米国特許第4,580,568号に 記載されたものであり、これら特許の双方は、本発明と共に有用なステントの例 として引用して本明細書に含めてある。 本発明の第一の好適な実施の形態は、生体適合性のある第一の管状の移植部材 と、該生体適合性のある第一の管状の移植部材の外面の周りに同心状に配置され た支持部材と、生体適合性のある第二の管状の移植部材とを有する管状のステン トカバーを備える半径方向に膨張可能な強化血管移植体から成っており、この生 体適合性のある第二の管状移植部材は、支持部材の外面の周りで且つ該支持部分 を覆うような位置に同心状に配置され、その管状移植部材は接着剤を介在させず に分離不能な層を形成する。この支持部材は、管状の形状をした支持部材が半径 方向に膨張する間に拡張する複数の開口部を備えることが好ましく、この複数の 開口部は、その生体適合性のある第一及び第二の部材が互いに接触し且つその開 口部を介して共に接合する開孔領域を形成し、これにより、管状部材を封止する 単一の構造体を形成し、その単一構造体が互いに完全に分離したり又は層剥離す ることがなく、又は、体腔内に導入し且つ開通する状態下にて、支持部材を形成 するようにする。 また、本発明の第一の実施の形態において、生体適合性のある第一及び第二の 管状の移植部材は、そのステントがその半径方向に膨張した直径であるとき、そ のステントの長さと略等しい長手方向長さを有するように選択されることも好ま しい。このステント及び移植体の半径方向への膨張の結果、ステント及び移植体 の軸方向長さが短くなることが公知である。本発明の好適な実施の形態に従い、 封止したステント−移植体組立体は、単一体として半径方向に膨張するため、ス テント及び封止した移植体材料の双方が軸方向に短くなるが、その短縮の程度は 必ずしも等しくない。この軸方向への長さが短くなる程度は、幾つかのファクタ に依存する。こうしたファクタの内には、ステントの構造体的形態、ステントの 材料、ステントの非膨張直径、第一及び第二の移植部材の非膨張直径、移植部材 の物理的性質及び移植部材の材料がある。完全に覆ったステントが望まれるとき 、生体適合性のある第一及び第二の管状移植部材の封止層を管状の構造体の支持 部材両端の周りにて接着し、これにより、管状の形状とした支持部材の長手方向 伸長部及び管状の両端の双方を収納し、その接着した第一及び第二の管状移植部 材の一部がステント−移植組立体の両端の各々から軸方向に突き出すようにする ことが有利であることが判明している。この接着した第一及び第二の管状移植部 材の軸方向に突き出す部分は、管状の移植部材の更なる被覆領域を提供し、これ により、ステント−移植体組立体が半径方向に膨張する間に、移植部材がステン トに関してより一層軸方向に短くなる程度に対応する。 本発明の第二の好適な実施の形態によれば、生体適合性のある第一及び第二の 管状部材は、その半径方向に膨張した直径のとき支持部材の長さよりも短い長手 方向長さを有するように選択される。生体適合性のある第一及び第二の管状部材 が支持部材の長さよりも短い長さ方向長さを有する場合、生体適合性のあるその 第一及び第二の部材は、支持部材の中間の長手方向部分の周りに配置され、その 支持部材の両端は、生体適合性のある第一又は第二の管状部材の何れかによって 覆われていない。バルーンカテーテルを使用して半径方向に膨張したとき、ステ ント−移植体組立体は半径方向に膨張し、支持部材の膨張して露出した両端は外 方に拡がって支持部材の外方にテーパーが付けられた領域を形成する。この支持 部材の外方に拡がった両端は血管の新生内膜層のような体腔内組織に当接し且つ その組織内に着座し、また、該両端は、ステント−移植体組立体を体腔組織内に 定着し、ステント−移植体組立体の略漏斗状の形状をした流体流入口及び出口領 域を提供する働きをする。 本発明の第三の好適な実施の形態によれば、長手方向寸法を有する生体適合性 のある第一の管状移植部材と、生体適合性のある該第一の管状移植部材の長手方 向寸法に略等しい長手方向寸法を有する生体適合性のある第二の管状移植部材と 、生体適合性のある該第一及び第二の管状移植部材の間にて、端部同士を合わせ て長手方向に列状に介在された複数の支持部材とを備え、その隣接する支持部材 の 間に環状スペースが形成された、長手方向に可撓性の関節型ステント−移植体組 立体が提供される。生体適合性のある第一及び第二の管状移植部材の間に複数の 支持部材が介在されたとき、その複数の支持部材の各々の内面の長手方向伸長程 度の全体が、生体適合のある第一の管状移植部材の外面に隣接し且つその外面と 接触した位置となる一方、該複数の支持部材の各々の外面の少なくとも略長手方 向伸長部が、生体適合性のある第二の管状移植部材の一部に隣接し且つその一部 と接触した位置となり、これにより、生体適合性のある第一及び第二の管状移植 部材の間にステントを収納する。このようにして、第一及び第二の管状移植部材 が複数のステント又は支持体の各々を封止し、生体適合性のある第一及び第二の 管状移植部材の少なくとも1つの長手方向領域が支持部材又はステントにより支 持されない。 また、上述したように、生体適合性のある内側及び外側部材の間にその他の形 式の構造体支持体を封止し、補強された血管移植体の異なる実施の形態を形成す ることが可能である。例えば、線形の列状に同軸状に整合された多数のステント 部材から成る構造体支持組立体を形成し、その多数のステント部材の各々が互い に隔たった位置に配置され、生体適合性のある少なくとも2つの管状移植部材の 間にその構造体支持組立体を介在させることでその構造体支持組立体を覆うこと により、膨張可能な関節型の補強された血管移植体を形成することが可能である 。これにより得られる構造体は、構造体支持組立体を取り巻く単一の封止部を有 する膨張可能な関節型の補強された血管ステント−移植体となり、この封止部は 、構造体支持組立体から分離したり、又は層剥離することはない。 生体適合性のある第一及び第二の管状部材は、焼結しないePTFE管状押出 し成形品から成ることが好ましい。生体適合性のあるこの第一の管状部材は、体 腔内管状部材として選択され、膨張しないときの支持部材又はステントの内径以 下の外径を有する管として押出し成形され、その膨張しないときのステントを生 体適合性のある第一の管状部材の上方にて同心状に配置し且つその第一の管状部 材を緊密な公差の嵌め状態にて周方向に取り巻くようにすることが好ましい。生 体適合性のある第二の管状部材は、体腔外面の管状部材として選択され、また、 膨張しないときの管状支持部材又はステントの外径以上の内径を有する管として 押出し成形され、生体適合のある第二の部材をその膨張しないときの支持部材又 はステントの上方に同心状に配置し、その支持部材を緊密な公差の嵌まり状態に て周方向に取り巻くようにすることが好ましい。長手方向に膨張した、焼結しな いePTFE管状押出し成形品は、半径方向への強度が小さく破断し易いことが 当業者に理解されよう。PTFE押出し成形工程及び長手方向への膨張中に寸法 を制御することは、選択されたステントの膨張しないときの内径及び外径に関し て生体適合性のある第一及び第二の管状移植部材の管直径が所定の所望の許容公 差範囲内に保たれるようにする上で特に重要なことである。 生体適合性材料としてePTFEを使用する場合に関して特に説明したが、ポ リアミド、ポリイミド、シリコーン、フルオロエチルポリプロピレン(FEP) 、ポリプロピルフッ化アミン(PFA)、又はその他のフッ化ポリマーを含む代 替的な材料が使用可能である。 また、本発明は、半径方向に膨張可能な補強された血管移植体を製造する方法 であって、 a)複数の壁開口部を有する、半径方向に圧力で膨張可能な管状の構造体支持 部材を体腔と、体腔外面とを有する生体適合性のある第一の管状移植材料の上方 に亙って位置決めするステップと、 b)内面及び外面を有する生体適合性のある管状移植材料の第二の層を構造体 支持部材の上方に亙って位置決めし、その支持構造体支持部材が生体適合性のあ る第一及び第二の管状移植材料の間に介在され且つ生体適合性のあるその第一及 び第二の管状移植材料により少なくとも略覆われるようにするステップと、 c)生体適合性のある第一及び第二の管状移植材料の間に管状構造体支持部材 を添着し、生体適合性のある第一及び第二の管状移植材料がその管状支持材料に 形成された複数の開口部を介して互いに接触し、その管状支持材料の少なくとも 略長手方向部分を周方向に取り巻く略単一の封止部を形成し、血管内に導入し、 血管内に配置し、半径方向に膨張させ且つ生体内にある状態にある間に、その層 の全てが互いに略分離不能であるようにするステップとを含む、製造方法に関す るものである。 構造体支持部材を生体適合性のある第一及び第二の移植材料に添着するステッ プは、マンドレルに装填した後、生体適合性のあるその第一及び第二の移植材料 に対し周方向又は半径方向への圧力を付与することと、生体適合性のある第一及 び第二の移植材料同士を機械的に接着させ得るように、形成される組立体を加熱 することとを含むことが好ましい。これと代替的に、生体適合性のある第一及び 第二の移植材料に管状の構造体支持部材を添着するステップは、生体適合性のあ る接着剤又は熱溶融プラスチックが使用される場合、その生体適合性のある移植 層と構造体支持部材との間に生体適合性のある接着剤を使用すること、又はポリ テトラフルオロエチレン、ポリテトラフルオロエチレン、フルオロエチレンポリ プロピレン(FEP)、ポリウレタン、ポリアミド、ポリイミド、又はシリコー ンの水溶液を分散させることの少なくとも一方を含むことができ、その生体適合 性のある移植材料の焼結温度以下である、接着剤又は熱溶融プラスチックの溶融 温度にて、形成される組立体を加熱することを含み、又はPTFE内層の場合、 PTFEの焼結温度以上の温度にて形成される組立体を加熱することを含む。生 体適合性のある第一又は第二の移植材料の一方に、又は構造体支持部材に内層と して又は直接的に、生体適合のある接着剤を塗布することが可能であることが理 解されよう。更に、この構造体支持部材は、接着剤を構造体支持材料に接着し、 又は接着剤を構造体支持部材に微少球として分散被覆し又は接着し、圧力又は高 温にて作用させることで、接着剤を使用して構造体支持体の材料と一体に形成す ることも可能である。 更に、本発明の半径方向に膨張可能な補強された血管移植体の一つの好適な実 施の形態を製造する方法は、 a)膨張しないとき及び膨張した後の内径及び外径と、半径方向への膨張を許 容するステント部材の壁に形成された開口部とを有する、直径方向にバルーン膨 張可能なステント部材を選択するステップと、 b)該選択された直径方向に膨張可能な管状の支持構造体の膨張しないときの 内径以下の外径を有する、ポリテトラフルオロエチレンの長手方向に膨張した非 焼結の第一の管状押出し成形品をマンドレル上に同心状に取り付け、ePTFE の管状押出し成形品がマンドレルに取り付けられたときに略半径方向に膨張しな いようにするステップと、 c)その非膨張状態又は略非膨張状態にある選択されたステント部材を第一の 非焼結ePTFE管状押出し成形品の上方に亙って同心状に係合させるステップ と、 d)ステント部材の外径以上の内径を有するポリテトラフルオロエチレンの膨 張した非焼結の第二の管状押出し成形品をステント部材の上方に亙って同心状に 取り付け、その第二のePTFE管状押出し成形品が管状支持構造体の上方に亙 って係合する間に、略半径方向に膨張しないようにし、ステント部材が、該ステ ント部材の内面及び外面の少なくとも略長手方向伸長部の上方に亙って第一及び 第二のePTFE管状押出し成形品の双方により周方向に覆われるようにするス テップと、 e)第一及び第二の管状のePTFE押出し成形品をステント部材に添着し、 第一及び第二の管状ePTFE押出し成形品がステント部材の壁開口部を介して 互いに接触し且つ互いに接着され、これにより、一体で且つ単一体の封止部を形 成するステップとを含み、該単一体の封止部が、バルーンカテーテルに取り付け 、体腔内に導入し、半径方向に膨張し且つ身体内に止まる状態下にて、管状支持 構造体の少なくとも略長手方向伸長部を周方向に包み込み、管状支持構造体から 且つ互いに略分離不能であるようにするステップとを含む。 膨張可能な補強された血管移植体を製造する一般的な方法の場合と同様に、第 一及び第二の管状の移植部材をステントに添着するステップは、ステント−移植 体組立体がマンドレルの上に取り付けられている間に、第一及び第二の管状移植 部材及びステント部材に周方向又は半径方向への圧力を付与することを含むこと が好ましい。付与された周方向又は半径方向への圧力の作用の下で、ステント− 移植体組立体をePTFEの結晶の融点まで加熱し、そのePTFEの管状部材 を焼結し且つそのePTFEの管状部材をステントの壁の開口部を介して互いに 接着する。これと代替的に、生体適合性のある第一及び第二の移植材料にステン トを添着するステップは、生体適合性のある接着剤、ポリテトラフルオロエチレ ン、ePTFE内層、フルオロエチレンポリプロピレン(FEP)、ポリアミド 、ポリイミド、ポリウレタン又はシリコーンの水溶性分散剤の少なくとも一方を 生体適合性のある移植体層とステントとの間の接着層として付与するステップを 含 むことができる。生体適合性のある接着剤又は熱溶融樹脂が使用される場合、接 着剤又は熱可塑性樹脂の溶融温度であるが、生体適合性のある移植材料の焼結温 度以下の温度にて、形成される組立体を加熱する。ePTFE内層の場合、組立 体の全体をPTFEの結晶融点以上の温度にて加熱する。 本発明の上記及びその他の目的及び特徴及び有利な点は、添付図面と共に本発 明の好適な実施の形態に関する以下のより詳細な説明を参照することにより、当 業者に一層明らかになるであろう。図面の簡単な説明 図1は、非膨張状態にある管状のステントカバーの形態を備える、本発明の封 止型ステントの第一の好適な実施の形態の斜視図である。 図1Aは、図1の線1A−1Aに沿った図1の管状の形状をしたステントカバ ーの断面図である。 図2は、図1に図示した本発明の封止型ステントの第一の好適な実施の形態の 部分分解図である。 図3は、移植体の長さがステントの長さよりも短く、その下方の層を露出すべ く部品を切り欠いた、本発明の管状の形状をしたステントカバーの第二の好適な 実施の形態の斜視図である。 図3Aは、図3の線3A−3Aに沿った図3の管状の形状をしたステントカバ ーの断面図である。 図3Bは、図3の線3B−3Bに沿った図3の管状の形状をしたステントカバ ーの断面図である。 図4は、2つの移植体の間に挟持された、仮想線で示す2つのステントを有す る管状の形状をしたステントが設けられた移植体を備え、重なり合う移植体の領 域がステントにより支持されていない、本発明の封止型ステントの第三の好適な 実施の形態の斜視図である。 図4Aは、図4の管状の形状をしたステントが設けられた移植体を示す、図4 の線4A−4Aに沿った断面図である。 図4Bは、図4の管状の形状をしたステントが設けられた移植体を示す、図4 の線4B−4Bに沿った断面図である。 図4Cは、図4の管状の形状をしたステントが設けられた移植体を示す、図4 の線4C−4Cに沿った断面図である。 図4Dは、図4の管状の形状をしたステントが設けられた移植体を示す、図4 の線4D−4Dに沿った縦断面図である。 図5は、ステントのストラッツを介して管状移植部材を共に融着させた後の図 1に示した管状の形状をしたステントカバーを示す部分縦断面図である。 図6は、ステントのストラッツを介して管状移植部材を共に融着させた後の図 1に示した管状の形状をしたステントカバーを示す縦断面図である。 図7は、管状の形状をした2つの移植体の間に挟持された、仮想線で示す複数 のステントを有する関節型ステントが設けられた移植体を備える、本発明の封止 型ステントの第四の好適な実施の形態の斜視図である。 図7Aは、複数のステントを備える、図7に示した移植体内に保持された支持 構造体の図である。 図7Bは、図7の関節型ステントが設けられた移植体を示す、図7の線7B− 7Bに沿った断面図である。 図7Cは、図7の関節型ステントが設けられた移植体を示す、図7の線7C− 7Cに沿った断面図である。 図8は、本発明の封止型ステントの第一の好適な実施の形態を形成する方法の フローチャートである。 図9は、その半径方向に膨張しないときの本発明のステント−移植体組立体の 横断面図を12倍の倍率の光顕微鏡で撮影した顕微鏡写真の図である。 図10は、本発明による半径方向に膨張しないときの封止型ステント−移植体 組立体の部分横断面図を走査型電子顕微鏡で撮影した顕微鏡写真である。 図11は、100倍の倍率で撮影した半径方向に膨張しないときの封止型ステン ト−移植体組立体の一部を示す、部分横断面の走査型電子顕微鏡の顕微鏡写真で ある。 図12は、図11の半径方向に膨張しないときの封止型ステント−移植体組立 体の一部の部分横断面を500倍の倍率にて撮影した走査型電子顕微鏡写真である 。 図13は、本発明に従い半径方向に膨張したステント−移植体組立体の横断面 を5.5倍の倍率で撮影した光学顕微鏡による顕微鏡写真である。 図14は、本発明による半径方向に膨張した封止型ステント−移植体の部分横 断面を37.5倍の倍率で撮影した光顕微鏡による顕微鏡写真である。 図15は、本発明による半径方向に膨張した封止型ステント−移植体の横断面 部分を100倍の倍率で撮影した走査型電子顕微鏡の顕微鏡写真である。 図16は、図15の半径方向に膨張した封止型ステント−移植体の一部を500 倍の倍率で撮影した走査型電子顕微鏡の顕微鏡写真である。 図17は、ステントの分路及び冷凍破断した、半径方向に膨張したときの封止 型ステント移植体の第一及び第二のePTFE層を封止する横断面の走査型電子 顕微鏡による顕微鏡写真である。 図18Aは、半径方向に膨張しないときの直径における本発明のステント−移 植体の体腔外面の壁面を200倍の倍率で撮影した走査型電子顕微鏡の顕微鏡写真 である。 図18Bは、半径方向に膨張したときの直径における本発明のステント−移植 体の体腔外面の壁面を200倍の倍率で撮影した走査型電子顕微鏡の顕微鏡写真で ある。 図19Aは、半径方向に膨張しないときの直径における本発明のステント−移 植体の体腔内壁面を示し且つePTFE被覆の下方にあるステント分路を示す、 200倍の倍率で撮影した走査型電子顕微鏡の顕微鏡写真である。 図19Bは、その半径方向に膨張したときの直径における本発明のステント− 移植体の体腔内壁面を示し且つePTFE被覆の下方にあるステントストラット を示す、200倍の倍率で撮影した走査型電子顕微鏡の顕微鏡写真である。 図20Aは、冷凍破断した、半径方向に膨張しないときの接着した体腔及び体 腔外面、ePTFE移植体を示す、部分横断を350倍の倍率で撮影した走査型電 子顕微鏡の顕微鏡写真である。 図20Bは、冷凍破断した、半径方向に膨張した後の接着した体腔及び体腔外 面、ePTFE移植体を示す、部分横断面を350倍の倍率で撮影した走査型電子 顕微鏡の顕微鏡写真である。 図21は、体腔内に導入すべく、シースが存在しないバルーンカテーテルに取 り付けられた本発明の移植体の側面図である。好適な実施の形態の詳細な説明 次に、参照符号で本発明の各種の要素を示す添付図面を参照すると、本発明に よる封止型ステント10の第一の好適な実施の形態が図1に図示されている。こ の封止型ステント−移植体10は、全体として、内面14と、外面16とを有し 、これらの内面及び外面が第一の端部18と第二の端部20との間に保持された 管状部材12から成っている。 図1及び図2に図示するように、該管状部材12は、マンドレル(図示せず) 上に保持された、生体適合性のある第一の管状移植部材24の上方に亙って同軸 状に係合したバルーン又は圧力膨張可能な管状支持部材22を備えている。次に 、生体適合性のある第二の管状移植部材26を生体適合性のある第一の管状移植 部材−支持部材の上方に亙って装填する。この管状支持部材22は、パルマスに 付与され、その内容を引用して本明細書に含めた米国特許第4,733,665号に記載 されたものと同様のステントを備えることが好ましく、生体適合性のある第一及 び第二の管状移植部材24、26は、膨張したポリテトラフルオロエチレン(e PTFE)から成ることが好ましい。生体適合性のある、第一及び第二のePT FEの管状移植部材24、26は、ラム押出し成形機を介してePTFE−潤滑 剤の混合体を押出し成形して管状の押出し成形品にし、その管状の押出し成形品 を長手方向に膨張させ、単一の軸方向に方向決めされた小繊維ミクロ構造体を形 成し、そのミクロ構造体において、ePTFEミクロ構造体中の略全ての小繊維 が長手方向に膨張軸線に向けて互いに平行に方向決めされることで形成される。 このことは、長手方向に膨張したPTFE押出し成形品の製造方法を教示するも のとして、引用して本明細書に明確に含めた、米国特許第3,953,566号、同第4,1 87,390号、同第4,482,516号に記載されており、当該技術分野で公知のことであ る。 これと代替的に、生体適合性のある第一及び第二の管状部材24、26は、膨 張しないポリテトラフルオロエチレン(PTFE)にて形成することも可能であ り、この場合、ePTFEに特徴的であるノード小繊維多孔質のミクロ構造体が 存在しないことが当業者に理解されよう。 本発明に関して有用な型式のステントを教示するものとしてその各々を引用し て本明細書に含めた米国特許第4,739,726号、同第4,776,337号、同第5,102,417 号に記載されているように、圧力膨張可能な管状支持部材22は、バルーン膨張 可能なパルマス型ステントであることが好ましい。本発明にて有用なその他の型 式のバルーン膨張可能なステントは、本発明にて有用なその他の型式のステント を教示するものとして、その内容を引用して明確に本明細書に含めた、米国特許 第4,969,458号に記載されたウイトカ(WITKOR)ステント、米国特許第5,405,378 号に記載されたストレッカー(STRECKER)ステント、又は米国特許第5,195,984 号に記載されたパルマス−シュハルツ(SCHATZ)ステントを含む。これと代替的 に、自然膨張するステントの例としてその全てを引用して本明細書に含めた、米 国特許第4,580,568号に記載されたニチノールステント、又はグランティルコ(G IANTURCO)ステント、又は米国特許第4,544,771号に記載されたウォルステント (WALSTENT)のような自然膨張するステントも含まれる。しかしながら、自然膨 張型ステントを使用する場合、ステントの固有のばね張力は、ステントを封止す る第一及び第二の管状の焼結移植部材を半径方向に膨張させるのに十分な半径方 向への圧力を付与しなければならない。バルーン膨張型ステント、又は自然膨張 型ステントの何れかを使用するかどうかに関係なく、ステントは、その直径が膨 張した状態にあるとき、半径方向に膨張するのを許容し且つ半径方向に潰れるの に抵抗する十分な強度及び変形可能性を有する材料で出来たものでなければなら ない。当該技術分野で公知の材料の例は、PTFEの焼結温度にてその形状及び 材料並びに物理的性質を保ち得る銀、チタニウム、ステンレス鋼、金合金、及び 任意の適当なプラスチック材料である。 管状のステント−移植体10の断面図は、その直径が膨張しないときの状態で 且つ生体適合性のある第一及び第二の部材24、26に融着する前の状態を示す 図である。非焼結ePTFEから成ることが好ましい、生体適合性のある第一の 管状の移植部材24は、管状のステント−移植体10の最内方、即ち体腔内面を 形成する。生体適合性のある第一の管状移植部材24は、管状支持部材22の体 腔28の少なくとも相当な長手方向部分を周方向に覆い、乱流でない流体が体腔 28を通じて流動し易くする不活性で且つ平滑な流体流動面を形成する。その流 体が血液である場合、乱流でない流体流は特に重要である。乱流を増大させる血 液流動面であれば、血栓を形成する事例が多いことが当業者に理解されよう。管 状支持部材22は、米国特許第4,733,665号により詳細に開示され且つ記載され たように、バルーン膨張型のパルマス又はステントであることが好ましい。この 米国特許は、複数のストラッツと、ステントの管状壁を画成する開口部とを有す る、半径方向に膨張可能な血管内ステントの一型式を記載するものとして引用し て本明細書に含めてある。管状支持部材22は、本発明の封止型ステント−移植 体10の中間層を形成し、生体適合性のある第一の管状移植部材24の全長手方 向部分を周方向に取り巻く。 同様に、非焼結ePTFEから成ることが好ましい、生体適合性のある第二の 管状移植部材26は、管状のステント−移植体10の最外側層、即ち体腔外面層 を構成する。 生体適合性のある第一及び第二の管状移植部材24、26として、焼結ぜすに 、又は一部焼結したePTFE管状押出し成形品を使用することは、管状の形態 又は板状の形態であるかどうかを問わずに、完全に焼結したePTFE材料より も好ましいことである。完全に焼結したePTFE板又は管材料を使用すれば、 製造は容易になるが、こうした材料は、その後の焼結中に互いに完全には接着せ ず、2つの別個で且つ分離したePTFE部材から略単一の構造体を形成するこ とができず、ePTFE内に腐食したノード小繊維ミクロ構造体があることを特 徴とする更なる焼結による悪影響を受ける材料特性を有し、形成される材料の膨 張性が損なわれる。本発明に従い、ステントと同時に半径方向に膨張するステン ト被覆を提供することが有利であるから、ステントを覆うべく使用されるePT FE材料は、ステントを封止すべくePTFEを完全に焼結する最終ステップま で、ステント移植体10の加工及び組み立て中に略妨害されないミクロ構造体を 有する。 第一及び第二の管状移植部材24、26を管状支持部材22の上に装填した後 、周方向又は半径方向の圧力をステント移植体組立体10に付与する。これは、 ePTFE又はテフロンテープを組立体にら旋状に巻き付け、又はステント−移 植体組立体を円筒状プレス内に配置し、体腔内面に半径方向への圧力又はステン ト−移植体組立体10の体腔外面に周方向への圧力を付与して行われる。この圧 力 の付与により、生体適合性のある第一及び第二の管状移植部材24、26は、支 持部材22に形成された複数の開口部30を介して互いに接触し且つ互いに機械 的に接着される。支持部材22がパルマス型バルーン膨張可能なステントを備え る場合、第一及び第二のePTFE管状移植部材24、26は、第一及び第二の ePTFE管状の移植部材24、26のノード小繊維ミクロ構造体管の機械的な 相互作用により、接着剤を介在させる必要はなく、隣接するストラッツ間の開口 部を介して互いに接着される。次に、ステント−移植体組立体10をPTFEの 焼結温度まで加熱して、第一及び第二のePTFE管状移植部材24、26を焼 結して略単一体の被覆にし、介在するステント22の管状壁をその被覆で封止す るようにする。形成されるステント−移植体10は、体腔内面及び体腔外面、e PTFE被覆内に封止された半径方向以外に膨張したステント22である。体腔 内面及び体腔外面、ePTFE被覆がステント22の管状壁に形成された複数の 開口部30を介して略単一体の被覆を形成するため、これら被覆は互いに且つ介 在するステント22から分離可能である。更に、第一及び第二のePTFE移植 部材24、26は、管状ステント22の両端を超えて伸長するのに十分な長手方 向長さを有しており、管状ステント22の両端を経て突出する部分が共に成形可 能であり、略単一体の材料を形成し、その材料がステント22の環状の両端を封 止し、これにより、その両端にて管状ステント22の管状壁及び管状ステント2 2の肉厚の双方を封止するようにすることが好ましい。 図5は、図1に図示し た管状ステント移植体10の部分縦断面図を示すが、ステント22のストラッツ 間の複数の開口部30を介して第一及び第二のePTFE移植部材24、26を 共に機械的に接着し且つ焼結させた後の図である。生体適合性のある第一及び第 二の管状移植部材24、26は、複数の開口部30を介して共に接着され、支持 部材22の隣接するストラッツ32の間に密封領域34を形成する。図6は、図 1に示した管状のステント移植体10の横断面図を示すが、ステント22の隣接 するストラッツ32の間の複数の開口部30を介して第一及び第二の管状移植部 材24、26を機械的に接着させた後の図である。図6に示すように、生体適合 性のある第一の管状移植部材24は、ステント体腔28を周方向に覆う内層又は 体腔内層を形成し、これにより、管状ステント移植体10の体腔内流体流動面を 形成する。生体適合性のある第二の管状移植部材26は、管状のステント移植体 10の最外側面、即ち体腔外面を形成し、体腔内に植え込んだとき、新生内膜の ような体腔内組織に隣接する位置となり且つこの体腔内組織に接触する。次に、 管状支持構造体22、即ちステントは、ステント22の中間層を形成し、体腔内 面及び体腔外面の管状移植部材の被覆24、26によりステント22の少なくと も略長手方向部分に沿って周方向に覆われる。図5及び図6は、ステント22の ストラッツ32間の開口領域の誇張した図であることが当業者に理解されよう。 管状ステント移植体10が半径方向に膨張すると、ステント材料が半径方向に変 形するため、隣接するストラット32の間の複数の開口部30り面積は拡張する 。しかしながら、生体適合性のある第一及び第二の管状移植部材24、26の接 着したePTFE材料も半径方向に膨張するため、ステント−移植体10が半径 方向に膨張した後、複数の開口部を介して接着された移植部材24、26の相当 な領域は、接着されたままである。 第一及び第二の管状移植部材のステント部材に関する位置は互換可能であるこ とが当業者に更に理解されよう。即ち、第一の管状の移植部材は、身体通路又は ステント部材に関して体腔内面又は体腔外面の位置の何れかに位置決め可能であ る。同様に、第二の管状移植部材は、身体通路又はステント部材に関する体腔内 面又は体腔外面の位置の何れかに位置決め可能である。 ステント移植体組立体10に外部の周方向圧力を付与し、ステント移植体組立 体10を完全に焼結して、ステント22の隣接するストラッツ32の間の複数の 開口部30を介してePTFEを機械的に接合させた後、組立体を冷却し、マン ドレルから取り外し、縁処理し、滅菌処理すれば、バルーン血管形成カテーテル を使用して体腔内に導入する用意が整う。 次に、図3に戻って、本発明の第二の実施の形態に関して説明する。本発明の この第二の好適な実施の形態によれば、自然定着型ステント−移植体40が提供 される。この自然定着型ステント−移植体40は、被覆部分を採用する。この被 覆部分は、該被覆部分により封止されたステントの長手方向長さよりも短い長手 方向長さを有する。図3において、自然定着型ステント−移植型40の下方の要 素を示すべく、自然定着型ステント−移植体40の部分切欠き図が図示されてい る。この自然定着型ステント−移植体40は、体腔内面44と、体腔外面46と 、第一の端部48と、第二の端部50とを備えている。ステント−移植体40は 、上述したように、バルーン膨張可能なパルマス型ステントであることが好まし い圧力膨張可能なステント部材52を備えており、該ステント部材は、ePTF Eから成ることが好ましい、生体適合性のある第一及び第二の管状の移植部材5 4、56の間に介在されている。この自然定着型ステント−移植体40に従い、 ステント部材52は、生体適合性のある第一及び第二の管状移植部材54、56 の各々よりも長く、露出され且つステント−移植体40の長手方向軸線に沿って 外方に突出している。ステント−移植体10の第一の好適な実施の形態に関して 上述したように、この自然定着型ステント−移植体40は加工される。即ち、ス テント−移植体組立体40に周方向への圧力を付与し、組立体40の全体をeP TFEの焼結温度まで加熱して、生体適合性のある第一及び第二の管状移植部材 54、56をステント部材52の複数の開口部を介して互いに完全に焼結させ、 これにより、ステント−移植体組立体40の体腔内面及び体腔外面上に単一体の 被覆を形成する。次に、ステント−移植体組立体40の全体をその第一の直径た る、膨張しないときの直径から第二の直径たる、半径方向に膨張した直径まで半 径方向に膨張させる。半径方向に膨張したとき、生体適合性のある第一及び第二 の管状部材54、56から形成されたステント部材52及び単一体の被覆の双方 が半径方向に膨張して、ePTFEが半径方向に膨張する間、ePTFE被覆の ノード−小繊維ミクロ構造体が変形する。ステント部材52の露出した長手方向 両端58、60は、管状のステント−移植体40がバルーン膨張したときに半径 方向に突出する刺状部分を形成する。この半径方向に突出する刺状部分は、ステ ント−移植体の長手方向軸線から外方に突出し、標的とする血管壁にステント− 移植体40を定着するのに役立つ。 ステント−移植体40を半径方向に膨張させるべく従来の血管形成バルーンを 使用する場合、ステント−移植体40は、血管形成バルーンの長手方向部分の一 部しか覆わないことが分かった。この血管形成バルーンの基端及び末端は、典型 的に、ステント−移植体40により覆われていない。半径方向への膨張に対して 殆ど抵抗しない、かかる血管形成バルーンの突出部分は、血管形成バルーンの中 間のステント−移植体の被覆部分よりも先に半径方向に膨張する。膨張した血管 形成バルーンの形成される円環状、即ち、「犬の骨」の形状は、ステント−移植 体40の中間のステント−移植体の被覆部分よりもより大きく、管状ステント− 移植体40の基端及び末端の露出端58、60を半径方向に膨張させる。この円 環状のバルーン膨張の結果として、管状のステント−移植体40の端部は、ステ ント−移植体40のより中間領域よりもステント−移植体40の基端及び末端部 分にてより大径を有する漏斗状の形状の端部を形成する。こうした漏斗状の形状 の端部は、ステント内に且つステントを通るように血液流を導く働きをし、また 、ステントを挿入した血管にその後にカテーテルを導入し易くし、血栓の形成を 最小にし、解剖学的通路又は血管内にてステント−移植体が自然定着し易くする 内部ガイドとして機能する。 図3に図示した本発明の代替的な管状ステントカバー40の中心付近における 線3A−3Aに沿った断面図が図3Aに図示されている。生体適合性のあるこの 第一の管状の移植部材54は、非焼結又は一部焼結したePTFEで出来たもの であることが好ましい。生体適合性のある第一の管状移植部材54は、ステント −移植体40の最内方の体腔内層として配置される。上述したように、圧力膨張 可能なパルマス型であることが好ましい支持部材又はステント52は、生体適合 性のある第一の管状移植部材54を周方向に取り巻き、生体適合性のある第一の 管状移植部材54の長さよりも長い長手方向長さを有する。同様に、非焼結又は 一部焼結したePTFEから成ることが好ましい、生体適合性のある第二の管状 移植部材56は、管状ステント−移植体40の最外側層及び体腔外面を形成し、 ステント52を周方向に覆い、その長手方向長さは、ステント52よりも短いが 、生体適合性のある第一の管状移植部材54の長さよりは長く、等しく、又はそ れよりも短い。 図3Bには、図3の線3B−3Bに沿った管状ステント−移植体40の断面図 が図示されている。体腔外面の移植部材54は、体腔内面移植部材56よりも長 い長手方向長さを有する。この形態は、体腔外面移植部材54が張り出すことを 可能にし、このことは、第二のステント−移植体を第一のステント−移植体と直 列に体腔内に配置することを容易にする。第一のステント−移植体を体腔内に導 入し且つ半径方向に膨張させた後、第二のステント−移植体を導入し且つ第一の ステント−移植体に隣接するように直列に配置する。この第二のステント−移植 体は、非膨張状態にあるとき、体腔外面移植部材56の張り出し領域内にて同心 状であり、半径方向に膨張される。半径方向に膨張したとき、体腔外面移植部材 54の張り出した領域には、第二のステント移植体の一端が係合し、第一及び第 二のステント−移植体を直列に接続する体腔外面被覆を形成する。 ステント部材に関する第一及び第二の管状移植部材の位置は互換可能であるこ とが当業者に更に理解されよう。即ち、第一の管状の移植部材は、身体通路又は ステント部材に関して体腔内又は体腔外面の位置の何れかに位置決め可能である 。同様に、第二の管状移植部材は、身体通路又はステント部材に関して体腔内面 又は体腔外面の位置の何れかに位置決め可能である。 本発明の封止型ステントの第三の好適な実施の形態が図4及び図4A乃至図4 Dに図示されている。図4に図示するように、この第三の好適な実施の形態は、 ステント−移植体70の両端74、76の各々に配置された少なくとも1つのス テント部材82、84を有する管状のステント−移植体70と、ステント部材に より支持されないステント−移植体70の中間の長手方向領域とを備えている。 該ステント−移植体70は、第一の端部74と、第二の端部76と、内面78と 、外面80とを有する。該ステント−移植体72は、第一及び第二の半径方向に 圧力膨張可能な支持部材又はステント82、84を有するが、該支持部材又はス テント82、84は、上述し且つ仮想線で示した、バルーン膨張可能なパルマス 型ステントから成ることが好ましい。該ステント部材82、84は、生体適合性 のある第一及び第二の管状の移植部材86、88の間に同心状に配置され且つ生 体適合性のある第一及び第二の管状の移植部材86、88の両端74、76に配 置されている。生体適合性のある第一及び第二の管状移植部材86、88の中間 の長手方向領域79は、ステント部材82、84により支持されていない。これ と代替的に、第一及び第二の支持体又は部材82、84は、ステントと同様の機 能を果たすが、半径方向への膨張を許容し、半径方向への反発、収縮又は潰れに 抵抗し、生体適合性のある材料で出来た異なる構造体的形態を備えるようにする こともできる。ステント−移植体10の第一の好適な実施の形態と同様に、生体 適 合性のある第一及び第二の管状の移植部材86、88は、非焼結又は一部焼結し たePTFEの管状押出し成形品から成るものであることが好ましい。ステント 部材82、86に関する第一及び第二の管状移植部材86、88の位置は互換可 能であることが当業者に更に理解されよう。即ち、第一の管状移植部材86は、 身体通路又はステント部材に関して体腔内面又は体腔外面の位置の何れかに位置 決め可能である。同様に、第二の管状移植部材88は、身体通路又はステント部 材に関して体腔内面又は体腔外面の位置の何れかに位置決め可能である。 図4 A及び図4Cは、管状のステント−移植体70の端部分を示す、図4の線4A− 4A、線4C−4Cに沿った横断面図である。管状ステント−移植体70の端部 分の各々にて、体腔内被覆は、ステント−移植体70の体腔内流体流動面90を 形成する、生体適合性のある第一の管状移植部材86により提供される。体腔外 面被覆は、生体適合性のある第二の管状移植部材88により提供され、このこと は、ステント−移植体70を組織と接触させ且つ該移植体の内方成長面80を提 供する。図4A乃至図4Dには、第一及び第二の移植部材86、88を接着させ 且つ焼結する前のステント−移植体70が図示されている。第一及び第二の管状 支持部材又はステント82、84は、第一及び第二の管状移植部材86、88の 間にて同心状に配置され且つステント−移植体70の第一及び第二の端部76、 78にて長手方向に配置されている。 図4Bは、図4の線4B−4Bに沿ったステント−移植体70の長手方向長さ の中間における横断面図である。支持されていないステント−移植体70の中間 の長手方向部分79は、接着させ且つ焼結した生体適合性のある第一及び第二の 管状移植部材86、88のみから成り、ステント部材又はステント状構造体によ り支持されていないが、ステント−移植体70の第一及び第二の端部76、78 間にて連通する開口体腔90を提供する。 上述した本発明のその他の実施の形態の場合と同様、ステント−移植体組立体 70は、マンドレルを使用して、第一の移植部材86を取り付け、その第一の端 部76及び第二の端部78にて第一及び第二のステント部材82、84を第一の 移植部材86の周りで周方向に同心状に取り付け、ステント部材82、84及び 第一の移植部材88の双方を周方向に覆うようにすることで、組み立てられる。 生体適合性のある第一及び第二の管状の移植部材86、88は、非焼結又は一部 焼結したePTFE管状押出し成形品で形成し、ステント−移植体70の全体に 沿ってその周りで周方向に且つ長手方向に互いに機械的に接着させ、また、ステ ント部材82、84の各々の複数の開口部を介して接着させて、組立体の全体を ePTFEの焼結温度まで加熱し、生体適合性のある第一及び第二の管状移植部 材86、88を焼結してステント部材82、84の双方を封止する略単一体の被 覆にする。 図4Dは、図4の線4D−4Dに沿った部分縦断面図である。図4Dには、図 4A乃至図4Cと同様に、機械的に接着させ且つ第一及び第二の支持部材82、 84のストラッツ94の間にて開口部92を介して生体適合性のある第一及び第 二の管状移植部材86、88を共に焼結する前におけるステント−移植体組立体 70が示されている。 ステント−移植体70の第三の好適な実施の形態は、腹部大動脈動脈瘤の除去 手術に特に有用であり、この場合、第一及び第二のステント部材82、84は動 脈瘤の基端方向且つ末端方向の位置に配置され、ステント移植体70の支持され ない中間領域79が動脈瘤の部位を除去する。 本発明の封止型ステント−移植体100の第四の実施の形態が図7及び図7A 、図7Bに図示されている。この封止型ステント−移植体100の第四の実施の 形態は、関節封止型ステント−移植体であり、この場合、長手方向列にて同軸状 に整合された複数の支持体又はステント部材116の全てが、少なくとも2つの 管状移植部材112、114の間に封止される。複数のステント部材116の各 々が端部同士を合わせた状態にてこの長手方向列内に配置され、隣接する端部間 には小さい環状スペースがある。関節型ステント−移植体100は、全体として 、第一の端部104と、第二の端部(図示せず)と、内面106と、外面108 とを有する。関節型ステント−移植体100は、生体適合性のある第一及び第二 の管状のePTFE移植体112、114の間に複数のステント部材116を封 止する。図7Aに複数のステント部材の斜視図が図示されている。該複数のステ ント部材116は、所定の距離だけ互いに隔たった位置にある。隔たった位置に あるステント部材116により、隣接するステント部材116の間に存在する第 一 及び第二の移植部材112、114の支持されていない介在領域102の固有の 可撓性を撓み点として使用して、封止したステント100がステント部材116 の間にて関節動作することが可能となる。関節封止型ステント110の一つの代 替例に従い、上述し且つ引用して本明細書に含めたパルマス−シュハルツステン トのようなステント内の補強部材を採用し、軸方向への圧縮抵抗性を提供し、ま た、半径方向に膨張する間に、関節封止型ステント100の長さを長手方向に短 くすることができる。更に代替的に、長手方向に方向決めした補強部材を1つ以 上のePTFE移植部材112、114内に組み込み又はこれらの部材と関係付 けて、関節封止型ステント100に軸方向への安定性を持たせ且つePTFE移 植部材112、114が長手方向に短くなることに抵抗し且つ隣接するステント 部材116の間の隔たりを保つ一方、封止型ステント100の関節動作を許容す るようにしてもよい。このことは、その内容を引用して、本明細書に含め且つそ れに基づいて優先権を主張した1995年5月12日付けで出願した共同出願且つ共同 所有の米国特許出願第08/439,853号により詳細に記載されている。 図7Bは、関節封止型ステント−移植体100の一端付近における図7の線7 B−7Bに沿った横断面図である。生体適合性のある第一の管状移植体112は 、関節型ステント−移植体100の体腔122を取り巻く体腔内面を形成する。 複数のステント部材116、及び非支持の介在領域102は、生体適合性のある 第一及び第二の管状移植体112、114間に中間領域を形成し、最外側の体腔 外面層は、生体適合性のある第二の管状移植体114により形成される。 図7Cは、関節型ステント移植体の支持されていない介在領域102を示す。 図7Cは、図7の線7C−7Cに沿った横断面図である。生体適合性のある第一 の管状移植体112は体腔内面を形成する一方、生体適合性のある第二の管状植 体114は、関節型ステント移植体100の支持されていない介在領域102の 体腔外面を形成する。 本発明の上述した実施の形態の場合と同様に、ステント移植体100は、マン ドレルを使用して、第一の移植部材112を取り付け、複数のステント部材11 6を第一の移植部材112の周りで周方向に同心状に取り付けて、隣接するステ ント部材116の間にスペースを残し、非支持領域102を形成し、また、複数 のステント部材116及び第一の移植部材112を周方向に覆うことにより組み 立てられる。生体適合性のある第一及び第二の管状移植部材112、114の双 方は、非焼結又は一部焼結したePTFE管状押出し成形品にて形成し、ステン ト−移植体100の全体の周りで周方向に且つその全体に沿って長手方向に互い に機械的に接着し、また、複数のステント部材116の各々に形成された複数の 開口部を介して接着し、組立体の全体をePTFEの焼結温度まで加熱して、生 体適合性のある第一及び第二の管状の移植部材112、114を焼結して複数の ステント部材116を封止する略単一体の被覆にすることが好ましい。 図8には、半径方向に膨張した封止型ステントの好適な実施の形態を形成する 方法を示すフローチャートが図示されている。第一のステップ130は、第一の ePTFE移植体をマンドレル上に装填することを含む。次に、マンドレル上に て第一のePTFE移植体がステップ2、132まで移動するのを防止すべく第 一のePTFE移植体の一部にワイヤー又はテープを巻き付ける。次のステップ 、即ちステップ2、134は、第二のマンドレル上にて1つ以上のステントを予 め拡張させることを含む。ステントが予め拡張されたならば、ステントを第一の ePTFE移植体及びマンドレル上に装填し且つステップ4、136にて、第一 のePTFE移植体の長さに沿った均一に隔たった位置となるようにする。ステ ップ5、138において、予め拡張したステントを第一の移植体及びマンドレル 上に固着する。この予め拡張させたステントを圧着した後、ステップ6、140 にて第二のePTFE移植体をその圧着したステントの上方に装填する。次のス テップ、即ちステップ7、142にて、第二のePTFE移植体の両端、及びそ の圧着したステントの間にてワイヤーを巻き付ける必要がある。次に、ステップ 8、144にて、マンドレルと、第一のePTFE移植体に圧着したステントと 、第二のePTFE移植体とから成る組立体を加熱炉内で加熱し、ePTFEの 軟化を促進し且つステントを介してePTFE層間の接触領域を増大させる。ス テップ8、144は、選択随意的なステップであり、許容可能なステント−移植 体の特徴を得るためには不要であることが分かっている。ステップ9、146に て示すように、加熱後、組立体の全体にテフロンテープをら旋状に巻き付ける。 ステップ10、148にて、その巻き付けた組立体を焼結温度まで加熱する。e PT FEの焼結温度にて加熱した後、ステップ11、150にて、組立体を加熱炉か ら除去して冷却させ、テープ及びワイヤーの巻き付け部分を組立体から除去する 。ステップ12、152にて、ステントの両端に隣接するePTFE移植体を縁 処理し、個々の封止したステントを形成する。最後に、ステップ13、154に て、形成される封止型ステントをマンドレルから除去する。 以下の実施例は、管状の形状の封止型ステントを備える本発明の好適な実施の 形態を形成する方法を説明する。これらの実施例は、単に一例にしか過ぎず、非 限定的なものである。実施例1 肉厚0.5mmの非焼結の3mmの内径(ID)のePTFE血管移植体が3.56 mmの装填マンドレルに装填される。マンドレルにて滑らないようにePTFE 血管移植体の両端にテフロンテープが巻かれている。その非膨張時外径2.5mm 、膨張時直径12mmである、2つのパルマスP−128ステント(ニュージャージ ー州、ワーレンのジョンソン・アンド・ジョンソン・インターベンショナル・シ ステムズ・インコーポレーテッド(Johnson & Johnson Interventional Systems ,Inc.,))が5.46mmのテーパー付きマンドレル上にて予め拡張されている。次 に、この予め拡張したステントを3mmのePTFE移植体の上方に装填し、そ の3mmのePTFE移植体の長さに沿って互いに2mmの等間隔の位置に配置 されるようにする。ステントに周方向への圧力を加えて、そのステントをePT FE移植体の下方の外面に植え込む。次に、肉厚0.4ミリの非焼結4.3mmIDの ePTFE移植体をステントの上方にて同心状に装填し、また、装填マンドレル に予め取り付けられたePTFEの上方に装填する。外側ePTFE移植体の両 端に、ePTFE移植体を捩らないようにテフロンテープを巻き付け、滑りを防 止し、また内側及び外側ePTFE移植体の両端に組立体上までワイヤーを巻き 付ける。次に、組立体の全体にテフロンテープをら旋状に緊密に巻き付け、焼結 加熱炉内に327℃にて10分間、投入する。次に、テフロンテープを巻き付けた組 立体を加熱炉から除去し、連続的な接線方向への圧力を加えてテフロンテープ及 びワイヤー巻き付け部分を除去し、ePTFEに皺が生ずるのを防止する。次に 、巻き付け端部の各々から約25.4mm(1インチ)ePTFE移植体を切断し、 ス テント−移植体を装填マンドレルから静かに除去して、また個々のステントの両 端から張り出す3mmのePTFEが得られるように切断する。実施例2 ID3mmの薄い肉厚のePTFE移植体を3.56mmのマンドレル上に装填し た。移動を防止し得るようにこの3mmのePTFE移植体の頂部分にテフロン テープを巻き付けた。次に、4.74mmのマンドレル上にて3つのP−394パルマ スステント及び3つのP−308パルマスステントを予め拡張させた。予め拡張さ せた3つのP−394のステントは、最初に、3mmのePTFE移植体上に装填 し、その後、予め拡張した3つのP−308のステントを装填し、次に、3mmの ePTFE移植体の長さに沿って互いに等間隔に隔たった位置に配置されるよう にした。次に、予め拡張させたステントをマンドレル上に圧着して、その圧着し たステントの上方にID4mmのePTFE移植体を装填した。4mmのePT FE移植体の両端に及び圧着したステントの間にてワイヤーを巻き付けた。次に 、組立体の全体を加熱炉内に投入し30秒間、340℃で加熱し、その後に、除去し た。次に、3つのP−308ステントに最初に巻き付けて、組立体にテフロンテー プを緊密に巻き付けた。次に、テフロンテープを巻き付けた組立体の全体を375 ℃の焼結温度にて4分間加熱し、反転させ、375℃にて更に4分間、加熱して、 ePTFE移植体を焼結した。次に、組立体の全体を除去し、テフロンテープ及 びワイヤーをその組立体から除去した。次に、移植体をステントの各々の端部か ら約25.4mm(1インチ)切断し、形成される封止型ステントを一度に1つずつ マンドレルから静かに除去した。次に、ePTFE移植体を切断し、封止型ステ ントの各端部にて張り出す3mmの部分が形成されるようにした。実施例3 肉厚0.5mm、内径(ID)の非焼結ePTFE血管移植体を3.56mmの装填 マンドレルに装填した。マンドレルの上で滑らないように、ePTFE血管移植 体の両端をテフロンテープで固着した。その非膨張状態のとき、外径2.5mm、 最大の膨張直径12mmを有する6つのパルマスP−128ステントを5.46mmのテ ーパー付きマンドレル上にて予め拡張させた。テーパー付きマンドレルから除去 した後、ステントは、反発して予め拡張させた外径5.29mmに戻った。次に、予 め拡張させたステントを3mmのePTFE移植体の上方に装填し、3mmのe PTFE移植体の長さに沿って互いに2mmの等間隔にて隔たった位置に配置さ れるようにした。ステントをePTFE移植体の下方にある外面内に植え込むべ くそのステントに周方向への圧力を加えた。次に、肉厚0.4mm、内径ID4.3m m非焼結ePTFE移植体をステントの上方にて同心状に装填し、また、装填マ ンドレル上に予め取り付けられたePTFEの上方にて同心状に装填した。滑ら ないように、外側ePTFE移植体の両端に、ePTFE移植体を捩らないよう にしてテフロンテープを巻き付け、内側及び外側ePTFE移植体の両端に組立 体までワイヤーを巻き付けた。次に、組立体の全体には、直流駆動のら旋巻き付 け機により1.8psiにてテフロンテープをら旋状に緊密に巻き付け、焼結加熱 炉内に327℃にて10分間、投入した。次に、テフロンテープを巻いた組立体を加 熱炉から除去し、連続的な接線方向への圧力を加えてテフロンテープ及びワイヤ ー巻き付け部分を除去してePTFEに皺が生じるのを防止した。次に、ePT FE移植体を各巻き付け端部から約25.4mm(1インチ)だけ切断し、ステント −移植体組立体を装填マンドレルから1ユニットして静かに除去し且つ切断して ステント−移植体組立体の両端にて3mmのePTFE部分が張り出すようにし た。 上述した実施例は、身体内にて体腔内に導入し、半径方向に膨張し且つステン ト−移植体の開通性の状態にあるとき、ステントから完全に分離したり又は層剥 離することがない単一体の構造体を構成すると考えられる封止型ステントを形成 した。その前の実験の結果、マンドレルから取り外したときにステント壁から引 き離されるePTFEの移植体内層を有する構造体が形成された。上述の実施例 で明らかにされたいるように、新たに膨張させた非焼結ePTFE押出し成形品 を使用して、ePTFE移植体の体腔内面と体腔外面の間の接着強度を増すこと により、この接着しないという問題点が解決された。 このePTFE移植体は、当初のノード間の距離(INDs)が0.1乃至100μ mの範囲内にあることが好ましい。更に、半径方向に膨張可能な封止型ステント を備える内側及び外側のePTFE移植体は、半径方向への膨張を促進し且つ治 癒並びに組織の内部成長を促進し得るように異なるINDs及び肉厚を有するよ うにしてもよい。 半径方向に膨張可能である補強した血管移植体の全ての管状の実施の形態は、 従来のバルーンカテーテルと共に使用して、簡単で、容易に操作可能であり且つ 経済的な装置の導入システムとし得るような設計とされている。ステント移植体 が体腔内に配置されたならば、血管形成バルーンを使用してステント移植体を半 径方向に膨張させる。膨張中、ePTFE封止部が半径方向に膨張し、これと同 時に、図18乃至図20(膨張しないときのステント−移植体及び膨張した後の ステント−移植体のePTFE封止部に沿った体腔外面の壁面、体腔内壁面及び 断面を示す)にて図示するように、ePTFEが半径方向に膨張された場合、ノ ード−小繊維ミクロ構造体が同時に変化する。ePTFE封止部の体腔内層と体 腔外面層との間には多少の分離が生じ、これは、ステントストラッツがePTF E材料を通じて移動することで接着された層が裂けるためであると考えられ、単 一体のePTFE封止部の少なくとも30%が完全に且つ一体に接着されたままで あることが確認されている。半径方向に膨張した後、封止型ステント−移植体は 、体腔内及び体腔外面、ePTFE壁の間にてステントが埋め込まれた、ePT FE管状移植体の外観を呈する。 図9乃至図20は、本発明のステント−移植体組立体の顕微鏡写真及び電子顕 微鏡写真である。 図9は、体腔内及び体腔外面、ePTFE移植体内に埋め込まれ且つ収納され たステントストラッツを示す、膨張しないときの焼結ステント−移植体組立体の 横断面の顕微鏡写真である。このePTFE封止部は、連続しており層間の層剥 離は生じないと考えられる。 図10は、図9に図示したステント−移植体組立体の円弧状断面のより高倍率 の顕微鏡写真である。この場合にも、体腔内面及び体腔外面、ePTFE移植体 内にステントストラッツが植え込まれ且つ収納されており、ePTFE封止部は 、連続し且つ層間の層剥離は生じないと考えられる。 図11は、体腔内面及び体腔外面、ePTFE移植体の間にて封止された単一 のステント−ストラッツを示す、本発明のステント−移植体組立体が膨張しない ときの横断面の電子顕微鏡写真である。ePTFEは、層間の層剥離が生ぜず、 またステントストラッツに隣接する顕著な空隙スペースが存在しないステントス トラッツを取り巻く単一体構造体として完全に且つ一体に接着されていることが 理解されよう。 図12は、体腔内面及び体腔外面、ePTFE移植体がその内部にて接着する 、小さい空隙スペースを示す、ステントストラッツに隣接する図11に図示した ものと同一の部分を示すより高倍率の電子顕微鏡写真である。体腔内面及び体腔 外面、ePTFE移植体は、接着層の間で顕著な層剥離を生ぜずに一体の単一体 の構造体として完全に接着されていることが当業者に理解されよう。 図13は、半径方向に膨張したステント−移植体組立体の横断面の顕微鏡写真 である。図9と比較したとき、ステントストラッツは、半径方向に膨張する間に 変位されており、ステントストラッツに隣接する空隙スペースを形成することが 理解されよう。しかしながら、隣接するストラッツの間にePTFE体腔内面及 体腔外面移植体の顕著な接着領域が残ることが理解されよう。 図14は、図13に図示した半径方向に膨張したステント−移植体の円弧状部 分の横断面を示す、より高倍率の顕微鏡写真である。ステント−移植体が半径方 向に膨張した後、隣接するストラッツの間に接着したePTFEの顕著な領域が 残ることが理解されよう。 図15乃至図17は、半径方向に膨張したステント−移植体の同一の横断面を 示す、より低倍率及びより高倍率の像を示す電子顕微鏡写真である。図11と比 較したとき、図15において、ステント移植体が半径方向に膨張するため、ステ ントストラッツに隣接する空隙スペースが形成されているのが理解されよう。し かしながら、図16において、ステント−移植体が半径方向に膨張する間に形成 された空隙スペースは拘束されて、顕著な破断線が存在しない隣接したePTF E接着領域までは伝播されない。図17は、図16の場合と同様に空隙領域を示 す、走査型電子顕微鏡の顕微鏡写真である。同様に、ステント−移植体が半径方 向に膨張する間に形成される空隙領域は拘束されて、隣接したePTFE接着領 域内まで伝播されない。 図18A及び図18Bは、それぞれその膨張しない状態及び膨張した状態にあ る本発明のステント−移植体組立体の体腔内の外壁面を撮影した電子顕微鏡写真 である。図19A及び図19Bは、それぞれその膨張しない状態及び膨張した状 態にある下方のステントストラッツを示す、体腔内内壁を撮影した電子顕微鏡写 真である。最後に、図20A及び図20Bは、本発明の方法を使用する、介在す るステントが存在しない、共に焼結された体腔内面及び体腔外面移植体の凍結破 断面がそれぞれ半径方向に膨張しない状態及び半径方向に膨張した状態にあると きの体腔内面及び体腔外面移植体の凍結破断面を示す、走査型電子顕微鏡の顕微 鏡写真である。図18A乃至図20Bの各々から、ステント−移植体が半径方向 に膨張したとき、ePTFEノード小繊維ミクロ構造体は半径方向膨張軸線内に てノード延伸する一方、肉厚内の焼結したePTFEの接着領域は一体に且つ単 一体として接着されたままであり、層間の層剥離が生じない。 これらの顕微鏡写真に図示するように、長手方向に膨張したPTFE押出し成 形品は、小繊維が長手方向膨張軸線に対して平行に単一軸方向に方向決めされた ことを特徴とするノード及び小繊維ミクロ構造体を有する。焼結した管状ePT FE移植体が半径方向に膨張したとき、小繊維の長さは略一定であるが、半径方 向膨張軸線に沿って且つePTFE管状移植体の長手方向膨張軸線に対して略垂 直にノード延伸が生ずる。本発明の封止型ステント−移植体の任意の実施の形態 が半径方向に膨張したとき、ノード延伸が観察される。このため、本発明におい て、ステントが半径方向に膨張すると、そのステントを取り巻くePTFE封止 部のノード−小繊維ミクロ構造体も同時に変化する。 最後に、図21に図示するように、シース無しのステント−移植体導入システ ム150が示されている。経皮的に導入すべくバルーンカテーテル152上に取 り付けたとき、拡張バルーン154の上方にて且つ非外傷性カテーテル先端の基 端方向に同心状に取り付けられた本発明のステント−移植体160は、シース無 しの導入システムを提供する。封止型ステント−移植体160は、その下方のス テントの周りに封止されたePTFEの体腔外面被覆を有するため、封止型ステ ント−移植体160は、その下方のバルーン154を保護し、また、ステントに 起因する外傷から解剖学的通路を保護し、体腔内への導入を容易にする低摩擦の 外面を提供する。 本発明の好適な実施の形態に関して本発明を説明したが、この説明は単に一例 にしか過ぎず、本発明の範囲を限定するものであると解釈されるべきではない。 請求の範囲に記載した本発明の真の範囲から逸脱せずに、当業者は各種の改変例 及び変更を為すことができる。
【手続補正書】 【提出日】1998年3月4日 【補正内容】 本願の請求の範囲の記載を下記の通り補正します。 「1.半径方向に膨張可能な補強された血管移植体にして、 壁を貫通する複数の開口部を有する少なくとも一つの半径方向に膨張可能な管 状支持部材(22)と、 ノード延伸するノード−小繊維ミクロ構造体を有する少なくとも一つの膨張し たポリテトラフルオロエチレンの部材(24,26)とを備え、前記部材が前記 少なくとも一つの半径方向に膨張可能な管状支持部材を円周方向に取り囲みかつ 少なくとも相当の部分を閉鎖する血管移植体において、 ポリテトラフルオロエチレンの部材は管状であり、継ぎ目がなく、かつ支持部 材の壁を貫通する複数の開口部(30)内に進入し、 膨張したポリテトラフルオロエチレンの管状部材のミクロ構造体が管の軸線に 対して平行に方向付けされた小繊維の形態であり、それによりポリテトラフルオ ロエチレンの部材は支持部材と共に膨張した直径まで半径方向に膨張可能である ことを特徴とする血管移植体。 2.請求項1に記載の半径方向に膨張可能な補強された血管移植体において、 前記膨張したポリテトラフルオロエチレンの管状の部材が、共に接合された第 1及び第2の膨張したポリテトラフルオロエチレンの移植部材(24,26)を 更に備え、それにより前記支持部材の開口部を通る一体構造を形成し、かつ前記 支持部材を覆い、前記ノード−小繊維ミクロ構造体が、膨張した直径まで半径方 向に膨張する間にノード延伸することを特徴とする血管移植体。 3.請求項1に記載の半径方向に膨張可能な補強された血管移植体にして、前 記支持部材に形成された前記複数の開口部が、複数のストラッツ(32)により 仕切られ、膨張したポリテトラフルオロエチレンから成る前記第一及び第二の移 植部材が、前記複数の開口部を通じ且つ前記複数のストラッツの間にて共に接合 されるようにした、半径方向に膨張可能な補強された血管移植体。 4.請求項1ないし3の何れかに記載の半径方向に膨張可能な補強された血管 移植体において、前記支持部材が、銀、チタニウム、ステンレス鋼、金合金、タ ンタル及び半径方向に膨張可能で且つ半径方向への潰れに抵抗する任意の適当な プラスチック材料の少なくとも1つを更に含む血管移植体。 5.請求項1ないし4の何れかに記載の半径方向に膨張可能な補強された血管 移植体において、前記支持部材がステントを備える、半径方向に膨張可能な補強 された血管移植体。 6.請求項5に記載の半径方向に膨張可能な補強された血管移植体において、 前記少なくとも一つの半径方向に膨張可能な管状の支持部材が複数の管状ステン ト部材を備え、前記管状ステント部材は、隣接する管状ステント部材の間に略開 放した環状の空間を設けて、長手方向に延びる列内に端部同士を合わせて連続的 に位置決めされていることを特徴とする血管移植体。 7.請求項5又は6に記載の半径方向に膨張可能な補強された血管移植体にお いて、前記半径方向に膨張可能な管状の支持部材が、複数のストラットで仕切ら れた複数の開口部を有する管状のステントを備えていることを特徴とする血管移 植体。 8.請求項5、6または7に記載の半径方向に膨張可能な補強された血管移植 体において、前記ステントがバルーン膨張ステントを更に備えていることを特徴 とする血管移植体。 9.請求項5、6または7に記載の半径方向に膨張可能な補強された血管移植 体において、前記ステントが自己膨張可能な薬品を更に備えていることを特徴と する血管移植体。 10.請求項5、6または7に記載の半径方向に膨張可能な補強された血管移植 体において、前記ステントがニチノールステントを備えていることを特徴とする 血管移植体。 11.請求項1ないし10の何れかに記載の半径方向に膨張可能な補強された血 管移植体において、ポリテトラフルオロエチレンから成る管状部材が、ノード間 の距離が0.1乃至100μmの範囲内にあることを特徴とする血管移植体。 12.請求項1ないし11の何れかに記載の半径方向に膨張可能な補強された血 管移植体において、ポリテトラフルオロエチレンから成る管状の部材が円周方向 にかつ長手方向に膨張し、内腔面及び外面の各々の上で前記半径方向に膨張可能 な管状の支持部材を囲繞し、それにより、前記半径方向に膨張可能な管状の支持 部材が少なくとも長手方向伸長部の相当部分にわたり中間に配置されかつ円周方 向に囲まれることを特徴とする血管移植体。 13.請求項1ないし12の何れかに記載の半径方向に膨張可能な補強された血 管移植体において、前記半径方向に膨張可能な管状の支持部材が複数の半径方向 に膨張可能な管状の支持部材を備え、前記支持部材は、隣接する管状ステント部 材の間に支持されない空間を介在させて、長手方向に延びる列内に連続的に整合 していることを特徴とする血管移植体。 14.請求項2ないし13の何れかに記載の半径方向に膨張可能な補強された血 管移植体において、第1の膨張したポリテトラフルオロエチレンの移植部材が少 なくとも一つの半径方向に膨張可能な管状の支持部材の回りに同心状に配置され 、第2の膨張したポリテトラフルオロエチレンの移植部材が少なくとも一つの半 径方向に膨張可能な管状の支持部材の内腔面に隣接してその内部に同心状に配置 されていることを特徴とする血管移植体。 15.請求項14に記載の半径方向に膨張可能な補強された血管移植体において 、膨張したポリテトラフルオロエチレンの前記第1及び第2の管状部材が、前記 管状の支持部材の壁を貫通する開口部を介して互いに単一体として接合されてい ることを特徴とする血管移植体。 16.請求項14に記載の半径方向に膨張可能な補強された血管移植体において 、膨張したポリテトラフルオロエチレンの前記第1及び第2の管状部材が、前記 半径方向に膨張した管状の支持部材の第1及び第2の端部を互いに単一体として 接合しかつ囲繞していることを特徴とする血管移植体。 17.請求項14ないし16の何れかに記載の半径方向に膨張可能な補強された 血管移植体において、膨張したポリテトラフルオロエチレンの前記第1及び第2 の管状部材が、ノード間の距離が0.1乃至100ミクロンの範囲内にあることを特徴 とする血管移植体。 18.請求項14ないし16のいずれかに記載の半径方向に膨張可能な補強され た血管移植体において、膨張したポリテトラフルオロエチレンから成る前記第一 及び第二の管状部材が、ノード間の距離及び肉厚の少なくとも一方が相違するよ うに選択されることを特徴とする血管移植体。 19.請求項14ないし16のいずれかに記載の半径方向に膨張可能な補強され た血管移植体において、半径方向に膨張可能な少なくとも1つの支持部材が、互 いに所定の距離の位置に配置された半径方向に膨張可能な少なくとも2つの管状 の形状の支持部材を備え、前記管状の形状とされた支持部材が、膨張したポリテ トラフルオロエチレンから成る前記第一及び第二の管状部材の両端に配置され、 膨張したポリテトラフルオロエチレンの前記第一及び第二の管状部材の中間の 長手方向領域が、半径方向に膨張可能な管状の形状をした支持部材により支持さ れないようにした血管移植体。 20.請求項1ないし19に記載の半径方向に膨張可能な補強された血管移植体 にして、半径方向に膨張可能な管状部材の少なくとも一つが、相互に同心状に接 合された長手方向に膨張したポリテトラフルオロエチレンの第1及び第2の管状 部材の偏倚された積層部を備えていることを特徴とする血管移植体。 21.半径方向に膨張可能な補強した血管移植体の製造方法にして、 a)略非焼結の膨張したポリテトラフルオロエチレンから成る第一の管状材料 を支持体に亙って配置するステップと、 b)略非焼結の膨張したポリテトラフルオロエチレンから成る第一の管状材料 の周りにて半径方向に膨張可能な支持部材を周方向に同心状に配置し、前記半径 方向に膨張可能な支持部材の少なくとも相当な長手方向伸長部分が略非焼結の膨 張した前記第一のポリテトラフルオロエチレン材料に接触するようにするステッ プと、 c)半径方向に膨張可能な前記支持部材と略非焼結の膨張したポリテトラフル オロエチレンから成る前記第一の材料との周りに、膨張した略非焼結のポリテト ラフルオロエチレンの第二の材料からなる継ぎ目のないチューブを周方向に同心 状に配置するステップと、 d)前記支持材料層を生体適合性のある移植材料の前記第一及び第二の層に添 着し、該層の全てが互いに略分離不能であり且つ互いに半径方向に膨張可能であ るようにするステップとを含む、製造方法。 22.請求項21に記載の半径方向に膨張可能な補強した血管移植体の製造方法 にして、前記添着ステップが、 略非焼結の膨張した第一及び第二のポリテトラフルオロエチレン材料に対し且 つ前記支持部材に対して周方向への圧力を付与するステップと、 前記付与された周方向への圧力の作用の下、略非焼結の膨張したポリテトラフ ロルオエチレンから成る前記第一及び第二の材料を焼結し、これにより、前記支 持部材を封止するステップとを更に含む、製造方法。」
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),AT,BR,BY,CA,C N,CZ,FI,GE,HU,JP,KR,LK,MX ,NO,NZ,PL,RO,RU,SI,SK,UA 【要約の続き】 内にて封止された状態に保つ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.半径方向に膨張可能な補強された血管移植体にして、 第一の直径を有する膨張したポリテトラフルオロエチレンから成る第一の管状 移植部材と、 第二の直径を有する膨張したポリテトラフルオロエチレンから成る第二の管状 移植部材と、 前記支持部材の壁を貫通する複数の開口部を有する半径方向に膨張可能な少な くとも1つの支持部材とを備え、該支持部材がその膨張しない状態のとき、第一 及び第二の管状移植部材の間に介在され、これにより、該管状の支持部材が半径 方向に膨張したとき、前記第一及び第二の管状移植部材の各々が前記支持部材と 共に半径方向に膨張して膨張したときの直径となるようにした、半径方向に膨張 可能な補強された血管移植体。 2.請求項1に記載の半径方向に膨張可能な補強された血管移植体にして、前 記膨張したポリテトラフルオロエチレンから成る第一及び第二の移植部材が、共 に接着されて、前記支持層の前記開口部を貫通し且つ前記支持層を略覆う一体の 構造体を形成し、 該第一及び第二の移植部材が、膨張したときの直径まで半径方向に膨張する間 にノード延伸するノード−小繊維ミクロ構造体を有する、半径方向に膨張可能な 補強された血管移植体。 3.請求項1に記載の半径方向に膨張可能な補強された血管移植体にして、前 記支持部材に形成された前記複数の開口部が、複数のストラッツにより仕切られ 、膨張したポリテトラフルオロエチレンから成る前記第一及び第二の移植部材が 、前記複数の開口部を通じ且つ前記複数のストラッツの間にて共に接着されるよ うにした、半径方向に膨張可能な補強された血管移植体。 4.請求項1に記載の半径方向に膨張可能な補強された血管移植体にして、膨 張したポリテトラフルオロエチレンから成る前記第一及び第二の移植部材が、該 膨張したポリテトラフルオロエチレンから成る第一及び第二の移植部材の間に介 在された介在接着層により前記支持部材の少なくとも一方に且つ互いに接着され るようにした、半径方向に膨張可能な補強された血管移植体。 5.請求項4に記載の半径方向に膨張可能な補強された血管移植体にして、前 記接着層が、ポリテトラフルオロエチレン及びフルオロエチルポリプロピレンの 一方である、半径方向に膨張可能な補強された血管移植体。 6.請求項1に記載の半径方向に膨張可能な補強された血管移植体にして、前 記支持部材が、銀、チタニウム、ステンレス鋼、金合金、タンタル及び半径方向 に膨張可能で且つ半径方向への潰れに抵抗する任意の適当なプラスチック材料の 少なくとも1つを更に含む、半径方向に膨張可能な補強された血管移植体。 7.請求項1に記載の半径方向に膨張可能な補強された血管移植体にして、前 記支持部材がステントを備える、半径方向に膨張可能な補強された血管移植体。 8.請求項7に記載の半径方向に膨張可能な補強された血管移植体にして、膨 張したポリテトラフルオロエチレンから成る前記第一及び第二の移植部材が、ノ ード間の距離が0.1乃至100μmの範囲内にあることを特徴とする、半径方向に膨 張可能な補強された血管移植体。 9.請求項8に記載の半径方向に膨張可能な補強された血管移植体にして、前 記膨張したポリテトラフルオロエチレンから成る前記第一の移植部材及び膨張し たポリテトラフルオロエチレンから成る前記第二の移植部材におけるノード間の 距離が相互に相違する、半径方向に膨張可能な補強された血管移植体。 10.請求項1に記載の半径方向に膨張可能な補強された血管移植体にして、前 記膨張したポリテトラフルオロエチレンから成る前記第一の移植部材及び膨張し たポリテトラフルオロエチレンから成る前記第二の移植部材における肉厚が相互 に相違する、半径方向に膨張可能な補強された血管移植体。 11.請求項1に記載の半径方向に膨張可能な補強された血管移植体にして、半 径方向に膨張可能な少なくとも1つの管状の支持部材が、隣接する管状のステン ト部材の間に略開放した環状スペースがある状態にて、長手方向に伸長する列内 にて端部同士を合わせて連続的に配置された複数の管状ステント部材を更に備え 、 膨張したポリテトラフルオロエチレンから成る前記第一及び第二の移植部材の 少なくとも一方が、膨張したポリテトラフルオロエチレンから成る前記第一及び 第二の移植部材の前記少なくとも一方の相当な長手方向伸長距離に沿って伸長す る少なくとも1つの補強部材を更に備える、半径方向に膨張可能な補強された血 管移植体。 12.半径方向に膨張可能な補強された血管移植体にして、 長手方向に膨張したポリテトラフルオロエチレンから成る第一の管状部材と、 長手方向に膨張したポリテトラフルオロエチレンから成る該管状の部材の周り に同心状に配置され且つ該第一の管状部材により少なくとも相当な長手方向距離 に沿って覆われた半径方向に膨張可能な少なくとも1つの管状の支持部材であっ て、その壁を貫通する複数の開口部を有する前記管状の支持部材と、 半径方向に膨張可能な前記管状の形状の支持部材及び膨張したポリテトラフル オロエチレンから成る前記第一の管状部材の周りにて同心状に配置された長手方 向に膨張したポリテトラフルオロエチレンから成る第二の管状部材とを備え、 前記半径方向に膨張可能な管状の形状をした支持部材が、その少なくとも相当 な長手方向距離の中間の位置に配置され且つ該距離に亙って周方向に包み込まれ 、 膨張可能なポリテトラフルオロエチレンから成る前記第一及び第二の管状部材 が前記管状の支持部材の壁に形成された前記複数の開口部を通じて接着され且つ 前記管状の支持部材と略同時に半径方向に膨張可能であるようにされた、半径方 向に膨張可能な補強された血管移植体。 13.請求項12に記載の半径方向に膨張可能な補強された血管移植体にして、 膨張したポリテトラフルオロエチレンから成る前記第一及び第二の管状部材が、 前記管状の支持部材の管状壁を貫通する前記開口部を通じて共に互いに単一体と して接着されるようにした、半径方向に膨張可能な補強された血管移植体。 14.請求項12に記載の半径方向に膨張可能な補強された血管移植体にして、 膨張したポリテトラフルオロエチレンから成る前記第一及び第二の管状部材が、 互いに単一体として接着され且つ前記半径方向に膨張可能な管状支持部材の第一 及び第二の端部を取り巻くようにされた、半径方向に膨張可能な補強された血管 移植体。 15.請求項12に記載の半径方向に膨張可能な補強された血管移植体にして、 半径方向に膨張可能な前記管状支持部材が、複数のストラッツにより仕切られた 複数の開口部を有する管状のステントを更に備える、半径方向に膨張可能な補強 された血管移植体。 16.請求項12に記載の半径方向に膨張可能な補強された血管移植体にして、 前記膨張したポリテトラフルオロエチレンから成る前記第一及び第二の管状部材 が、ノード間の当初の距離が0.10乃至100μmの範囲内にあるようにされた、半 径方向に膨張可能な補強された血管移植体。 17.請求項16に記載の半径方向に膨張可能な補強された血管移植体にして、 膨張したポリテトラフルオロエチレンから成る前記第一及び第二の管状部材が、 ノード間の距離及び肉厚の少なくとも一方が相違するように選択される、半径方 向に膨張可能な補強された血管移植体。 18.請求項12に記載の半径方向に膨張可能な補強された血管移植体にして、 半径方向に膨張可能な少なくとも1つの支持部材が、互いに所定の距離の位置に 配置された半径方向に膨張可能な少なくとも2つの管状の形状の支持部材を備え 、 該管状の形状とされた支持部材が、膨張したポリテトラフルオロエチレンから 成る前記第一及び第二の管状部材の両端に配置され、 膨張したポリテトラフルオロエチレンから成る前記第一及び第二の管状部材の 中間の長手方向領域が、半径方向に膨張可能な管状の形状をした支持部材により 支持されないようにした、半径方向に膨張可能な補強された血管移植体。 19.請求項12に記載の半径方向に膨張可能な補強された血管移植体にして、 半径方向に膨張可能な前記管状の形状をした支持部材が、長手方向列内にて連続 的に整合された半径方向に膨張可能な管状の形状とされた複数の支持部材を備え 、半径方向に膨張可能な隣接する管状の形状とされた支持部材の間に非支持スペ ースが介在するようにした、半径方向に膨張可能な補強された血管移植体。 20.半径方向に膨張可能な補強した血管移植体の製造方法にして、 a)略非焼結の膨張したポリテトラフルオロエチレンから成る第一の管状材料 を支持体に亙って配置するステップと、 b)略非焼結の膨張したポリテトラフルオロエチレンから成る第一の管状材料 の周りにて半径方向に膨張可能な支持部材を周方向に同心状に配置し、前記半径 方向に膨張可能な支持部材の少なくとも相当な長手方向伸長部分が略非焼結の膨 張した前記第一のポリテトラフルオロエチレン材料に接触するようにするステッ プと、 c)半径方向に膨張可能な前記支持部材と略非焼結の膨張したポリテトラフル オロエチレンから成る前記第一の材料との周りに、膨張した略非焼結のポリテト ラフルオロエチレンから成る第二の材料を周方向に同心状に配置するステップと 、 d)前記支持材料層を生体適合性のある移植材料の前記第一及び第二の層に添 着し、該層の全てが互いに略分離不能であり且つ互いに半径方向に膨張可能であ るようにするステップとを含む、製造方法。 21.請求項20に記載の半径方向に膨張可能な補強した血管移植体の製造方法 にして、前記添着ステップが、 略非焼結の膨張した第一及び第二のポリテトラフルオロエチレン材料に対し且 つ前記支持部材に対して周方向への圧力を付与するステップと、 前記付与された周方向への圧力の作用の下、略非焼結の膨張したポリテトラフ ロルオエチレンから成る前記第一及び第二の材料を焼結し、これにより、前記支 持部材を封止するステップとを更に含む、製造方法。
JP52755096A 1995-03-10 1995-09-15 体腔内用の封止型ステント及びその製造方法並びにその体腔内への導入方法 Expired - Fee Related JP3507503B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/401,871 1995-03-10
US08/401,871 US6124523A (en) 1995-03-10 1995-03-10 Encapsulated stent
US08/508,033 1995-07-27
US08/508,033 US5749880A (en) 1995-03-10 1995-07-27 Endoluminal encapsulated stent and methods of manufacture and endoluminal delivery
PCT/US1995/011817 WO1996028115A1 (en) 1995-03-10 1995-09-15 Endoluminal encapsulated stent and methods of manufacture and endoluminal delivery

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10510196A true JPH10510196A (ja) 1998-10-06
JP3507503B2 JP3507503B2 (ja) 2004-03-15

Family

ID=27017627

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP52755096A Expired - Fee Related JP3507503B2 (ja) 1995-03-10 1995-09-15 体腔内用の封止型ステント及びその製造方法並びにその体腔内への導入方法

Country Status (9)

Country Link
US (1) US6004348A (ja)
EP (1) EP0814729B1 (ja)
JP (1) JP3507503B2 (ja)
AR (1) AR001543A1 (ja)
CA (2) CA2215027C (ja)
DE (1) DE69518337T2 (ja)
ES (1) ES2151082T3 (ja)
IL (1) IL116235A0 (ja)
WO (1) WO1996028115A1 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002540822A (ja) * 1999-03-19 2002-12-03 ボストン サイエンティフィック リミテッド ポリマー被覆形ステント
JP2005503240A (ja) * 2001-09-25 2005-02-03 ボストン サイエンティフィック リミテッド 血管内人工器具用eptfe被覆材
WO2005082448A1 (ja) * 2004-02-27 2005-09-09 Sumitomo Electric Industries, Ltd. 複合構造体とその製造方法
US7871550B2 (en) 2001-07-03 2011-01-18 Boston Scientific Scimed, Inc. ePTFE graft with axial elongation properties
JP4819363B2 (ja) * 2002-11-19 2011-11-24 ボストン サイエンティフィック リミテッド 医療用装置
JP2013517906A (ja) * 2010-01-27 2013-05-20 スリラム エス. イアー, 吻合の部位における狭窄の予防のための装置および方法
WO2014148122A1 (ja) * 2013-03-18 2014-09-25 株式会社パイオラックスメディカルデバイス ステント
JP2015516263A (ja) * 2012-05-14 2015-06-11 シー・アール・バード・インコーポレーテッドC R Bard Incorporated 均一に拡張可能なステント
JP2019501707A (ja) * 2016-01-19 2019-01-24 ベントレー イノメッド ゲーエムベーハーBentley InnoMed GmbH ダブルステント
JP2019535370A (ja) * 2016-10-26 2019-12-12 マーネメート インジェニアビュロー フュール メディツィーンテヒニクManemed Ingenieurbuero fuer Medizintechnik ダブルステント

Families Citing this family (243)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5735892A (en) 1993-08-18 1998-04-07 W. L. Gore & Associates, Inc. Intraluminal stent graft
US6264684B1 (en) 1995-03-10 2001-07-24 Impra, Inc., A Subsidiary Of C.R. Bard, Inc. Helically supported graft
US6451047B2 (en) 1995-03-10 2002-09-17 Impra, Inc. Encapsulated intraluminal stent-graft and methods of making same
US6039755A (en) 1997-02-05 2000-03-21 Impra, Inc., A Division Of C.R. Bard, Inc. Radially expandable tubular polytetrafluoroethylene grafts and method of making same
US6579314B1 (en) 1995-03-10 2003-06-17 C.R. Bard, Inc. Covered stent with encapsulated ends
DE69533289T2 (de) * 1995-08-24 2005-08-18 Bard Peripheral Vascular, Inc., Tempe Anordnungsverfahren von einem umhüllten, endoluminalen stent
US5788626A (en) 1995-11-21 1998-08-04 Schneider (Usa) Inc Method of making a stent-graft covered with expanded polytetrafluoroethylene
EP0868154B1 (en) * 1995-12-08 2003-10-01 Impra, Inc. Method for making an endoluminal graft with integral structural support
US6428571B1 (en) 1996-01-22 2002-08-06 Scimed Life Systems, Inc. Self-sealing PTFE vascular graft and manufacturing methods
US5800512A (en) * 1996-01-22 1998-09-01 Meadox Medicals, Inc. PTFE vascular graft
US5928279A (en) * 1996-07-03 1999-07-27 Baxter International Inc. Stented, radially expandable, tubular PTFE grafts
ATE309762T1 (de) * 1996-09-26 2005-12-15 Scimed Life Systems Inc Kombinierte medizinische vorrichtung bestehend aus einer stützstruktur und einem membran
US5824046A (en) * 1996-09-27 1998-10-20 Scimed Life Systems, Inc. Covered stent
WO1998019632A1 (en) * 1996-11-07 1998-05-14 Vascular Science Inc. Artificial tubular body organ grafts
US6010529A (en) 1996-12-03 2000-01-04 Atrium Medical Corporation Expandable shielded vessel support
US5897587A (en) 1996-12-03 1999-04-27 Atrium Medical Corporation Multi-stage prosthesis
US5824050A (en) * 1996-12-03 1998-10-20 Atrium Medical Corporation Prosthesis with in-wall modulation
US5925074A (en) 1996-12-03 1999-07-20 Atrium Medical Corporation Vascular endoprosthesis and method
US6416537B1 (en) 1996-12-03 2002-07-09 Atrium Medical Corporation Multi-stage prosthesis
US5843166A (en) * 1997-01-17 1998-12-01 Meadox Medicals, Inc. Composite graft-stent having pockets for accomodating movement
US5961545A (en) * 1997-01-17 1999-10-05 Meadox Medicals, Inc. EPTFE graft-stent composite device
US6203735B1 (en) * 1997-02-03 2001-03-20 Impra, Inc. Method of making expanded polytetrafluoroethylene products
WO1998038947A1 (en) * 1997-03-05 1998-09-11 Scimed Life Systems, Inc. Conformal laminate stent device
US10028851B2 (en) 1997-04-15 2018-07-24 Advanced Cardiovascular Systems, Inc. Coatings for controlling erosion of a substrate of an implantable medical device
US5843172A (en) * 1997-04-15 1998-12-01 Advanced Cardiovascular Systems, Inc. Porous medicated stent
US6240616B1 (en) 1997-04-15 2001-06-05 Advanced Cardiovascular Systems, Inc. Method of manufacturing a medicated porous metal prosthesis
US6776792B1 (en) 1997-04-24 2004-08-17 Advanced Cardiovascular Systems Inc. Coated endovascular stent
US5897911A (en) * 1997-08-11 1999-04-27 Advanced Cardiovascular Systems, Inc. Polymer-coated stent structure
US6565594B1 (en) 1997-09-24 2003-05-20 Atrium Medical Corporation Tunneling device
US7628795B2 (en) 1997-09-24 2009-12-08 Atrium Medical Corporation Tunneling device for use with a graft
EP1032328A1 (en) * 1997-11-25 2000-09-06 Triad Vascular Systems Inc. Layered endovascular graft
AU733860B2 (en) * 1998-02-02 2001-05-31 Bard Peripheral Vascular, Inc. Encapsulated intraluminal stent-graft and methods of making same
US6395019B2 (en) 1998-02-09 2002-05-28 Trivascular, Inc. Endovascular graft
US6102918A (en) * 1998-02-18 2000-08-15 Montefiore Hospital And Medical Center Collapsible low-profile vascular graft implantation instrument and method for use thereof
EP0938879A3 (en) * 1998-02-25 2000-11-08 Medtronic Ave, Inc. Stent-graft assembly and method of manufacture
US6461380B1 (en) 1998-07-28 2002-10-08 Advanced Cardiovascular Systems, Inc. Stent configuration
US6156064A (en) * 1998-08-14 2000-12-05 Schneider (Usa) Inc Stent-graft-membrane and method of making the same
EP1112043B1 (en) 1998-09-10 2006-04-05 Percardia, Inc. Tmr shunt
US6290728B1 (en) 1998-09-10 2001-09-18 Percardia, Inc. Designs for left ventricular conduit
US6254564B1 (en) 1998-09-10 2001-07-03 Percardia, Inc. Left ventricular conduit with blood vessel graft
US6641610B2 (en) 1998-09-10 2003-11-04 Percardia, Inc. Valve designs for left ventricular conduits
US6494879B2 (en) 1998-10-15 2002-12-17 Scimed Life Systems, Inc. Treating urinary retention
US7713282B2 (en) 1998-11-06 2010-05-11 Atritech, Inc. Detachable atrial appendage occlusion balloon
US7044134B2 (en) 1999-11-08 2006-05-16 Ev3 Sunnyvale, Inc Method of implanting a device in the left atrial appendage
US7128073B1 (en) 1998-11-06 2006-10-31 Ev3 Endovascular, Inc. Method and device for left atrial appendage occlusion
US6325820B1 (en) 1998-11-16 2001-12-04 Endotex Interventional Systems, Inc. Coiled-sheet stent-graft with exo-skeleton
US6322585B1 (en) 1998-11-16 2001-11-27 Endotex Interventional Systems, Inc. Coiled-sheet stent-graft with slidable exo-skeleton
US6660030B2 (en) 1998-12-11 2003-12-09 Endologix, Inc. Bifurcation graft deployment catheter
US6187036B1 (en) 1998-12-11 2001-02-13 Endologix, Inc. Endoluminal vascular prosthesis
DE69927055T2 (de) 1998-12-11 2006-06-29 Endologix, Inc., Irvine Endoluminale vaskuläre prothese
US6733523B2 (en) 1998-12-11 2004-05-11 Endologix, Inc. Implantable vascular graft
US7018401B1 (en) 1999-02-01 2006-03-28 Board Of Regents, The University Of Texas System Woven intravascular devices and methods for making the same and apparatus for delivery of the same
US6558414B2 (en) 1999-02-02 2003-05-06 Impra, Inc. Partial encapsulation of stents using strips and bands
US6398803B1 (en) 1999-02-02 2002-06-04 Impra, Inc., A Subsidiary Of C.R. Bard, Inc. Partial encapsulation of stents
US8034100B2 (en) 1999-03-11 2011-10-11 Endologix, Inc. Graft deployment system
US6261316B1 (en) 1999-03-11 2001-07-17 Endologix, Inc. Single puncture bifurcation graft deployment system
US6066156A (en) * 1999-03-11 2000-05-23 Advanced Cardiovascular Systems, Inc. Temperature activated adhesive for releasably attaching stents to balloons
US6702811B2 (en) 1999-04-05 2004-03-09 Medtronic, Inc. Ablation catheter assembly with radially decreasing helix and method of use
US6673103B1 (en) 1999-05-20 2004-01-06 Scimed Life Systems, Inc. Mesh and stent for increased flexibility
DE19928486A1 (de) * 1999-06-22 2001-11-29 Jostra Ag Gefäßprothese zur Verbindung zweier Gefäßenden
US6652570B2 (en) 1999-07-02 2003-11-25 Scimed Life Systems, Inc. Composite vascular graft
US6364904B1 (en) 1999-07-02 2002-04-02 Scimed Life Systems, Inc. Helically formed stent/graft assembly
US6638237B1 (en) 1999-08-04 2003-10-28 Percardia, Inc. Left ventricular conduits and methods for delivery
US7033372B1 (en) 1999-08-04 2006-04-25 Percardia, Inc. Corkscrew reinforced left ventricle to coronary artery channel
US6605053B1 (en) 1999-09-10 2003-08-12 Percardia, Inc. Conduit designs and related methods for optimal flow control
SE515231C2 (sv) 1999-10-13 2001-07-02 Jan Otto Solem Täckt stent och sätt att tillverka densamma
US6264671B1 (en) * 1999-11-15 2001-07-24 Advanced Cardiovascular Systems, Inc. Stent delivery catheter and method of use
US10172730B2 (en) 1999-11-19 2019-01-08 Vactronix Scientific, Llc Stents with metallic covers and methods of making same
US8458879B2 (en) 2001-07-03 2013-06-11 Advanced Bio Prosthetic Surfaces, Ltd., A Wholly Owned Subsidiary Of Palmaz Scientific, Inc. Method of fabricating an implantable medical device
US7736687B2 (en) 2006-01-31 2010-06-15 Advance Bio Prosthetic Surfaces, Ltd. Methods of making medical devices
US6537310B1 (en) * 1999-11-19 2003-03-25 Advanced Bio Prosthetic Surfaces, Ltd. Endoluminal implantable devices and method of making same
US6602287B1 (en) 1999-12-08 2003-08-05 Advanced Cardiovascular Systems, Inc. Stent with anti-thrombogenic coating
US6251136B1 (en) 1999-12-08 2001-06-26 Advanced Cardiovascular Systems, Inc. Method of layering a three-coated stent using pharmacological and polymeric agents
US6602280B2 (en) 2000-02-02 2003-08-05 Trivascular, Inc. Delivery system and method for expandable intracorporeal device
US6616689B1 (en) 2000-05-03 2003-09-09 Advanced Cardiovascular Systems, Inc. Intravascular stent
US6695878B2 (en) * 2000-06-26 2004-02-24 Rex Medical, L.P. Vascular device for valve leaflet apposition
US6676698B2 (en) 2000-06-26 2004-01-13 Rex Medicol, L.P. Vascular device with valve for approximating vessel wall
US6808533B1 (en) 2000-07-28 2004-10-26 Atrium Medical Corporation Covered stent and method of covering a stent
US6799637B2 (en) 2000-10-20 2004-10-05 Schlumberger Technology Corporation Expandable tubing and method
US6805898B1 (en) 2000-09-28 2004-10-19 Advanced Cardiovascular Systems, Inc. Surface features of an implantable medical device
US6770086B1 (en) * 2000-11-02 2004-08-03 Scimed Life Systems, Inc. Stent covering formed of porous polytetraflouroethylene
US6945991B1 (en) 2000-11-28 2005-09-20 Boston Scientific/Scimed Life Systems, Inc. Composite tubular prostheses
US6929660B1 (en) 2000-12-22 2005-08-16 Advanced Cardiovascular Systems, Inc. Intravascular stent
US6641607B1 (en) * 2000-12-29 2003-11-04 Advanced Cardiovascular Systems, Inc. Double tube stent
NO335594B1 (no) 2001-01-16 2015-01-12 Halliburton Energy Serv Inc Ekspanderbare anordninger og fremgangsmåte for disse
US6752829B2 (en) * 2001-01-30 2004-06-22 Scimed Life Systems, Inc. Stent with channel(s) for containing and delivering a biologically active material and method for manufacturing the same
EP1258230A3 (en) 2001-03-29 2003-12-10 CardioSafe Ltd Balloon catheter device
US6733521B2 (en) 2001-04-11 2004-05-11 Trivascular, Inc. Delivery system and method for endovascular graft
US6761733B2 (en) 2001-04-11 2004-07-13 Trivascular, Inc. Delivery system and method for bifurcated endovascular graft
US7175734B2 (en) * 2001-05-03 2007-02-13 Medtronic, Inc. Porous medical catheter and methods of manufacture
US6494855B2 (en) 2001-05-16 2002-12-17 Scimed Life Systems, Inc. Draining bodily fluid
US6629994B2 (en) 2001-06-11 2003-10-07 Advanced Cardiovascular Systems, Inc. Intravascular stent
US6939373B2 (en) 2003-08-20 2005-09-06 Advanced Cardiovascular Systems, Inc. Intravascular stent
US6635083B1 (en) 2001-06-25 2003-10-21 Advanced Cardiovascular Systems, Inc. Stent with non-linear links and method of use
US6749629B1 (en) 2001-06-27 2004-06-15 Advanced Cardiovascular Systems, Inc. Stent pattern with figure-eights
US7192441B2 (en) 2001-10-16 2007-03-20 Scimed Life Systems, Inc. Aortic artery aneurysm endovascular prosthesis
US7033389B2 (en) 2001-10-16 2006-04-25 Scimed Life Systems, Inc. Tubular prosthesis for external agent delivery
US6814561B2 (en) 2001-10-30 2004-11-09 Scimed Life Systems, Inc. Apparatus and method for extrusion of thin-walled tubes
US7597775B2 (en) 2001-10-30 2009-10-06 Boston Scientific Scimed, Inc. Green fluoropolymer tube and endovascular prosthesis formed using same
US20030114919A1 (en) * 2001-12-10 2003-06-19 Mcquiston Jesse Polymeric stent with metallic rings
US6682537B2 (en) 2001-12-20 2004-01-27 The Cleveland Clinic Foundation Apparatus and method for capturing a wire in a blood vessel
US6641606B2 (en) 2001-12-20 2003-11-04 Cleveland Clinic Foundation Delivery system and method for deploying an endovascular prosthesis
US7147661B2 (en) 2001-12-20 2006-12-12 Boston Scientific Santa Rosa Corp. Radially expandable stent
US20100016943A1 (en) 2001-12-20 2010-01-21 Trivascular2, Inc. Method of delivering advanced endovascular graft
US6776604B1 (en) 2001-12-20 2004-08-17 Trivascular, Inc. Method and apparatus for shape forming endovascular graft material
US7090693B1 (en) 2001-12-20 2006-08-15 Boston Scientific Santa Rosa Corp. Endovascular graft joint and method for manufacture
US7014653B2 (en) * 2001-12-20 2006-03-21 Cleveland Clinic Foundation Furcated endovascular prosthesis
US7125464B2 (en) 2001-12-20 2006-10-24 Boston Scientific Santa Rosa Corp. Method for manufacturing an endovascular graft section
US6866805B2 (en) 2001-12-27 2005-03-15 Advanced Cardiovascular Systems, Inc. Hybrid intravascular stent
US8506647B2 (en) 2002-02-14 2013-08-13 Boston Scientific Scimed, Inc. System for maintaining body canal patency
GB0206061D0 (en) 2002-03-14 2002-04-24 Angiomed Ag Metal structure compatible with MRI imaging, and method of manufacturing such a structure
US7691461B1 (en) * 2002-04-01 2010-04-06 Advanced Cardiovascular Systems, Inc. Hybrid stent and method of making
US6699263B2 (en) 2002-04-05 2004-03-02 Cook Incorporated Sliding suture anchor
US7653438B2 (en) 2002-04-08 2010-01-26 Ardian, Inc. Methods and apparatus for renal neuromodulation
US8774913B2 (en) 2002-04-08 2014-07-08 Medtronic Ardian Luxembourg S.A.R.L. Methods and apparatus for intravasculary-induced neuromodulation
US6656220B1 (en) 2002-06-17 2003-12-02 Advanced Cardiovascular Systems, Inc. Intravascular stent
US7086476B2 (en) * 2002-08-06 2006-08-08 Schlumberger Technology Corporation Expandable devices and method
US8088158B2 (en) * 2002-12-20 2012-01-03 Boston Scientific Scimed, Inc. Radiopaque ePTFE medical devices
US7455687B2 (en) * 2002-12-30 2008-11-25 Advanced Cardiovascular Systems, Inc. Polymer link hybrid stent
US7105018B1 (en) * 2002-12-30 2006-09-12 Advanced Cardiovascular Systems, Inc. Drug-eluting stent cover and method of use
US7318836B2 (en) 2003-03-11 2008-01-15 Boston Scientific Scimed, Inc. Covered stent
US7597704B2 (en) 2003-04-28 2009-10-06 Atritech, Inc. Left atrial appendage occlusion device with active expansion
GB0309616D0 (en) 2003-04-28 2003-06-04 Angiomed Gmbh & Co Loading and delivery of self-expanding stents
DE10324365A1 (de) * 2003-05-27 2005-01-05 Forschungszentrum Jülich GmbH Vorrichtung mit einer Räumlichkeit zur Aufnahme von hyperpolarisiertem Edelgas
US20050118344A1 (en) 2003-12-01 2005-06-02 Pacetti Stephen D. Temperature controlled crimping
US7735493B2 (en) 2003-08-15 2010-06-15 Atritech, Inc. System and method for delivering a left atrial appendage containment device
GB0322511D0 (en) 2003-09-25 2003-10-29 Angiomed Ag Lining for bodily lumen
GB0400571D0 (en) 2004-01-12 2004-02-11 Angiomed Gmbh & Co Implant
US7803178B2 (en) 2004-01-30 2010-09-28 Trivascular, Inc. Inflatable porous implants and methods for drug delivery
GB0402736D0 (en) * 2004-02-06 2004-03-10 Tayside Flow Technologies Ltd A drug delivery device
US7195644B2 (en) * 2004-03-02 2007-03-27 Joint Synergy, Llc Ball and dual socket joint
US8034096B2 (en) 2004-03-31 2011-10-11 Cook Medical Technologies Llc Stent-graft with graft to graft attachment
US20050223440A1 (en) * 2004-03-31 2005-10-06 Council Of Scientific And Industrial Research Tissue culture process for producing cotton plants
US8801746B1 (en) 2004-05-04 2014-08-12 Covidien Lp System and method for delivering a left atrial appendage containment device
WO2005112570A2 (en) * 2004-05-12 2005-12-01 Medtronic Vascular, Inc. Drug-polymer coated stent
DE102004045224B4 (de) * 2004-09-17 2010-12-30 Thilo Dr. Fliedner Stützprothese
US7524445B2 (en) * 2004-12-31 2009-04-28 Boston Scientific Scimed, Inc. Method for making ePTFE and structure containing such ePTFE, such as a vascular graft
US7857843B2 (en) 2004-12-31 2010-12-28 Boston Scientific Scimed, Inc. Differentially expanded vascular graft
US7806922B2 (en) * 2004-12-31 2010-10-05 Boston Scientific Scimed, Inc. Sintered ring supported vascular graft
DE102005003632A1 (de) 2005-01-20 2006-08-17 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Katheter für die transvaskuläre Implantation von Herzklappenprothesen
US20060233990A1 (en) 2005-04-13 2006-10-19 Trivascular, Inc. PTFE layers and methods of manufacturing
US20060233991A1 (en) 2005-04-13 2006-10-19 Trivascular, Inc. PTFE layers and methods of manufacturing
US20060248698A1 (en) * 2005-05-05 2006-11-09 Hanson Brian J Tubular stent and methods of making the same
WO2007004076A2 (en) 2005-05-09 2007-01-11 Angiomed Gmbh & Co. Medizintechnik Kg Implant delevery device
US9060820B2 (en) 2005-05-18 2015-06-23 Sonoma Orthopedic Products, Inc. Segmented intramedullary fracture fixation devices and methods
US8287539B2 (en) 2005-05-18 2012-10-16 Sonoma Orthopedic Products, Inc. Fracture fixation device, tools and methods
US8961516B2 (en) 2005-05-18 2015-02-24 Sonoma Orthopedic Products, Inc. Straight intramedullary fracture fixation devices and methods
US7942875B2 (en) 2005-05-18 2011-05-17 Sonoma Orthopedic Products, Inc. Methods of using minimally invasive actuable bone fixation devices
US8157851B2 (en) * 2005-06-08 2012-04-17 Xtent, Inc. Apparatus and methods for deployment of multiple custom-length prostheses
US7622070B2 (en) 2005-06-20 2009-11-24 Advanced Cardiovascular Systems, Inc. Method of manufacturing an implantable polymeric medical device
WO2007022150A2 (en) * 2005-08-15 2007-02-22 Eva Corporation Method and apparatus for endovascular graft cutting
US7972359B2 (en) 2005-09-16 2011-07-05 Atritech, Inc. Intracardiac cage and method of delivering same
US7670369B2 (en) * 2005-10-13 2010-03-02 Cook Incorporated Endoluminal prosthesis
US20070135826A1 (en) 2005-12-01 2007-06-14 Steve Zaver Method and apparatus for delivering an implant without bias to a left atrial appendage
CA2643720A1 (en) * 2006-02-28 2007-09-07 Debra A. Bebb Flexible stretch stent-graft
US20100036475A1 (en) * 2006-04-27 2010-02-11 Wilifrido Castaneda Methods and apparatus for extraluminal femoropopliteal bypass graft
US9155574B2 (en) 2006-05-17 2015-10-13 Sonoma Orthopedic Products, Inc. Bone fixation device, tools and methods
US20100030127A1 (en) * 2006-09-21 2010-02-04 The Second Military Medical University Duct stent for carrying miniature radioactive particle sources
US8778009B2 (en) 2006-10-06 2014-07-15 Abbott Cardiovascular Systems Inc. Intravascular stent
BRPI0717392A2 (pt) 2006-10-22 2013-10-15 Idev Technologies Inc Métodos para fixar extremidades de fio e os dispositivos resultantes
KR20130095317A (ko) 2006-10-22 2013-08-27 이데브 테크놀로지스, 아이엔씨. 스텐트 전진을 위한 장치 및 방법
US9622888B2 (en) 2006-11-16 2017-04-18 W. L. Gore & Associates, Inc. Stent having flexibly connected adjacent stent elements
CA2670263A1 (en) 2006-11-22 2008-05-29 Sonoma Orthopedic Products, Inc. Fracture fixation device, tools and methods
US8523931B2 (en) 2007-01-12 2013-09-03 Endologix, Inc. Dual concentric guidewire and methods of bifurcated graft deployment
US7896915B2 (en) 2007-04-13 2011-03-01 Jenavalve Technology, Inc. Medical device for treating a heart valve insufficiency
US8087923B1 (en) 2007-05-18 2012-01-03 C. R. Bard, Inc. Extremely thin-walled ePTFE
US8834551B2 (en) * 2007-08-31 2014-09-16 Rex Medical, L.P. Vascular device with valve for approximating vessel wall
US8906081B2 (en) 2007-09-13 2014-12-09 W. L. Gore & Associates, Inc. Stented vascular graft
US8226701B2 (en) 2007-09-26 2012-07-24 Trivascular, Inc. Stent and delivery system for deployment thereof
US8663309B2 (en) 2007-09-26 2014-03-04 Trivascular, Inc. Asymmetric stent apparatus and method
US8066755B2 (en) 2007-09-26 2011-11-29 Trivascular, Inc. System and method of pivoted stent deployment
BRPI0817488A2 (pt) 2007-10-04 2017-05-16 Trivascular Inc enxerto vascular modular para perfil percutâneo baixo
US8328861B2 (en) 2007-11-16 2012-12-11 Trivascular, Inc. Delivery system and method for bifurcated graft
US8083789B2 (en) 2007-11-16 2011-12-27 Trivascular, Inc. Securement assembly and method for expandable endovascular device
WO2009082718A1 (en) * 2007-12-21 2009-07-02 Feinstein Ara J Devices, systems, and methods for repair of vascular defects
US8926688B2 (en) 2008-01-11 2015-01-06 W. L. Gore & Assoc. Inc. Stent having adjacent elements connected by flexible webs
WO2009105699A1 (en) 2008-02-22 2009-08-27 Endologix, Inc. Design and method of placement of a graft or graft system
BR112012021347A2 (pt) 2008-02-26 2019-09-24 Jenavalve Tecnology Inc stent para posicionamento e ancoragem de uma prótese valvular em um local de implantação no coração de um paciente
US9044318B2 (en) 2008-02-26 2015-06-02 Jenavalve Technology Gmbh Stent for the positioning and anchoring of a valvular prosthesis
US8196279B2 (en) 2008-02-27 2012-06-12 C. R. Bard, Inc. Stent-graft covering process
US8236040B2 (en) 2008-04-11 2012-08-07 Endologix, Inc. Bifurcated graft deployment systems and methods
EP2293838B1 (en) 2008-07-01 2012-08-08 Endologix, Inc. Catheter system
GB0901496D0 (en) 2009-01-29 2009-03-11 Angiomed Ag Delivery device for delivering a stent device
EP2429452B1 (en) 2009-04-28 2020-01-15 Endologix, Inc. Endoluminal prosthesis system
EP2424447A2 (en) 2009-05-01 2012-03-07 Endologix, Inc. Percutaneous method and device to treat dissections
US10772717B2 (en) 2009-05-01 2020-09-15 Endologix, Inc. Percutaneous method and device to treat dissections
US8858613B2 (en) 2010-09-20 2014-10-14 Altura Medical, Inc. Stent graft delivery systems and associated methods
GB0909319D0 (en) 2009-05-29 2009-07-15 Angiomed Ag Transluminal delivery system
WO2011008989A2 (en) 2009-07-15 2011-01-20 Endologix, Inc. Stent graft
US8118856B2 (en) 2009-07-27 2012-02-21 Endologix, Inc. Stent graft
US20110066226A1 (en) * 2009-09-15 2011-03-17 Medtronic Vascular, Inc. Implantable Venous Valve for Treatment of Erectile Dysfunction
WO2011068915A1 (en) 2009-12-01 2011-06-09 Altura Medical, Inc. Modular endograft devices and associated systems and methods
WO2011118081A1 (ja) 2010-03-26 2011-09-29 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 医療用ステント
AU2011257298B2 (en) 2010-05-25 2014-07-31 Jenavalve Technology Inc. Prosthetic heart valve and transcatheter delivered endoprosthesis comprising a prosthetic heart valve and a stent
US9023095B2 (en) 2010-05-27 2015-05-05 Idev Technologies, Inc. Stent delivery system with pusher assembly
BR112013010000A2 (pt) 2010-10-25 2017-10-24 Medtronic Ardian Luxembourg aparelho de cateter
EP2635241B1 (en) 2010-11-02 2019-02-20 Endologix, Inc. Apparatus for placement of a graft or graft system
WO2012068298A1 (en) 2010-11-17 2012-05-24 Endologix, Inc. Devices and methods to treat vascular dissections
JP6294669B2 (ja) 2011-03-01 2018-03-14 エンドロジックス、インク カテーテルシステムおよびその使用方法
JP2014530677A (ja) * 2011-09-23 2014-11-20 ゼウス インダストリアル プロダクツ インコーポレイテッド 複合補綴シャントデバイス
US8992595B2 (en) 2012-04-04 2015-03-31 Trivascular, Inc. Durable stent graft with tapered struts and stable delivery methods and devices
US9498363B2 (en) 2012-04-06 2016-11-22 Trivascular, Inc. Delivery catheter for endovascular device
US9168122B2 (en) 2012-04-26 2015-10-27 Rex Medical, L.P. Vascular device and method for valve leaflet apposition
US8888773B2 (en) 2012-05-11 2014-11-18 Medtronic Ardian Luxembourg S.A.R.L. Multi-electrode catheter assemblies for renal neuromodulation and associated systems and methods
US20140052232A1 (en) 2012-08-10 2014-02-20 Altura Medical, Inc. Handle assemblies for stent graft delivery systems and associated systems and methods
US9095321B2 (en) 2012-11-21 2015-08-04 Medtronic Ardian Luxembourg S.A.R.L. Cryotherapeutic devices having integral multi-helical balloons and methods of making the same
AU2014209143B2 (en) 2013-01-24 2018-05-24 Alio, Inc. Method and apparatus for measuring flow through a lumen
US9486346B2 (en) * 2013-03-01 2016-11-08 Medtronic Vascular, Inc. Balloon expandable stent graft and apparatus and method for expanding a balloon expandable stent graft
US9737426B2 (en) 2013-03-15 2017-08-22 Altura Medical, Inc. Endograft device delivery systems and associated methods
US9179974B2 (en) 2013-03-15 2015-11-10 Medtronic Ardian Luxembourg S.A.R.L. Helical push wire electrode
JP6563900B2 (ja) * 2013-04-13 2019-08-21 ソリナス メディカル インコーポレイテッドSolinas Medical,Inc. 自己閉鎖デバイス、装置、およびこれらの製造方法並びに送達方法
EP4098226A1 (en) 2013-08-30 2022-12-07 JenaValve Technology, Inc. Endoprosthesis comprising a radially collapsible frame and a prosthetic valve
US20150073515A1 (en) 2013-09-09 2015-03-12 Medtronic Ardian Luxembourg S.a.r.I. Neuromodulation Catheter Devices and Systems Having Energy Delivering Thermocouple Assemblies and Associated Methods
US9770278B2 (en) 2014-01-17 2017-09-26 Arthrex, Inc. Dual tip guide wire
US9668861B2 (en) 2014-03-15 2017-06-06 Rex Medical, L.P. Vascular device for treating venous valve insufficiency
JP2017513600A (ja) 2014-04-24 2017-06-01 メドトロニック アーディアン ルクセンブルク ソシエテ ア レスポンサビリテ リミテ 編組シャフトを有する神経調節カテーテル及び関連システム及び方法
US9814499B2 (en) 2014-09-30 2017-11-14 Arthrex, Inc. Intramedullary fracture fixation devices and methods
US10299948B2 (en) 2014-11-26 2019-05-28 W. L. Gore & Associates, Inc. Balloon expandable endoprosthesis
CH710439A1 (de) * 2014-12-18 2016-06-30 Intellistent Ag Einstellbarer mehrlumiger Stent.
US9924905B2 (en) 2015-03-09 2018-03-27 Graftworx, Inc. Sensor position on a prosthesis for detection of a stenosis
EP3288495B1 (en) 2015-05-01 2019-09-25 JenaValve Technology, Inc. Device with reduced pacemaker rate in heart valve replacement
US11129737B2 (en) 2015-06-30 2021-09-28 Endologix Llc Locking assembly for coupling guidewire to delivery system
JP6200465B2 (ja) * 2015-07-23 2017-09-20 日本ライフライン株式会社 ステントグラフト
EP3454795B1 (en) 2016-05-13 2023-01-11 JenaValve Technology, Inc. Heart valve prosthesis delivery system for delivery of heart valve prosthesis with introducer sheath and loading system
US10568752B2 (en) 2016-05-25 2020-02-25 W. L. Gore & Associates, Inc. Controlled endoprosthesis balloon expansion
WO2018049412A1 (en) 2016-09-12 2018-03-15 Graftworx, Inc. Wearable device with multimodal diagnostics
WO2018138658A1 (en) 2017-01-27 2018-08-02 Jenavalve Technology, Inc. Heart valve mimicry
WO2018200891A1 (en) 2017-04-27 2018-11-01 Boston Scientific Scimed, Inc. Occlusive medical device with fabric retention barb
US10238513B2 (en) 2017-07-19 2019-03-26 Abbott Cardiovascular Systems Inc. Intravascular stent
US10952741B2 (en) 2017-12-18 2021-03-23 Boston Scientific Scimed, Inc. Occlusive device with expandable member
US11413048B2 (en) 2018-01-19 2022-08-16 Boston Scientific Scimed, Inc. Occlusive medical device with delivery system
WO2019213274A1 (en) 2018-05-02 2019-11-07 Boston Scientific Scimed, Inc. Occlusive sealing sensor system
EP3793450A1 (en) 2018-05-15 2021-03-24 Boston Scientific Scimed, Inc. Occlusive medical device with charged polymer coating
EP3801300A1 (en) 2018-06-08 2021-04-14 Boston Scientific Scimed, Inc. Medical device with occlusive member
US11123079B2 (en) 2018-06-08 2021-09-21 Boston Scientific Scimed, Inc. Occlusive device with actuatable fixation members
CN112566566A (zh) 2018-07-06 2021-03-26 波士顿科学医学有限公司 闭合医疗装置
EP3840670B1 (en) 2018-08-21 2023-11-15 Boston Scientific Scimed, Inc. Projecting member with barb for cardiovascular devices
WO2021011694A1 (en) 2019-07-17 2021-01-21 Boston Scientific Scimed, Inc. Left atrial appendage implant with continuous covering
WO2021041831A1 (en) 2019-08-30 2021-03-04 Boston Scientific Scimed, Inc. Left atrial appendage implant with sealing disk
WO2021195085A1 (en) 2020-03-24 2021-09-30 Boston Scientific Scimed, Inc. Medical system for treating a left atrial appendage
WO2022006190A1 (en) * 2020-07-02 2022-01-06 Kaiser Clayton A Anastomotic device
KR102535728B1 (ko) * 2021-05-18 2023-05-30 주식회사 비씨엠 커버드 스텐트의 제조 방법과 그에 의해 제조된 커버드 스텐트
WO2023233374A1 (en) * 2022-06-03 2023-12-07 Medibrane Ltd Stent assemblies and method of manufacturing

Family Cites Families (85)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE392582B (sv) 1970-05-21 1977-04-04 Gore & Ass Forfarande vid framstellning av ett porost material, genom expandering och streckning av en tetrafluoretenpolymer framstelld i ett pastabildande strengsprutningsforfarande
US6436135B1 (en) * 1974-10-24 2002-08-20 David Goldfarb Prosthetic vascular graft
JPS6037733B2 (ja) * 1978-10-12 1985-08-28 住友電気工業株式会社 管状臓器補綴材及びその製造方法
US4300244A (en) * 1979-09-19 1981-11-17 Carbomedics, Inc. Cardiovascular grafts
DE3019996A1 (de) * 1980-05-24 1981-12-03 Institute für Textil- und Faserforschung Stuttgart, 7410 Reutlingen Hohlorgan
US4416028A (en) * 1981-01-22 1983-11-22 Ingvar Eriksson Blood vessel prosthesis
US4604762A (en) * 1981-02-13 1986-08-12 Thoratec Laboratories Corporation Arterial graft prosthesis
US4546500A (en) * 1981-05-08 1985-10-15 Massachusetts Institute Of Technology Fabrication of living blood vessels and glandular tissues
US4512338A (en) * 1983-01-25 1985-04-23 Balko Alexander B Process for restoring patency to body vessels
US4503569A (en) * 1983-03-03 1985-03-12 Dotter Charles T Transluminally placed expandable graft prosthesis
US4647416A (en) * 1983-08-03 1987-03-03 Shiley Incorporated Method of preparing a vascular graft prosthesis
US5104399A (en) * 1986-12-10 1992-04-14 Endovascular Technologies, Inc. Artificial graft and implantation method
US4562596A (en) * 1984-04-25 1986-01-07 Elliot Kornberg Aortic graft, device and method for performing an intraluminal abdominal aortic aneurysm repair
US4580568A (en) * 1984-10-01 1986-04-08 Cook, Incorporated Percutaneous endovascular stent and method for insertion thereof
SE452110B (sv) * 1984-11-08 1987-11-16 Medinvent Sa Flerskiktat protesmaterial samt forfarande for dess framstellning
US5035708A (en) * 1985-06-06 1991-07-30 Thomas Jefferson University Endothelial cell procurement and deposition kit
US4718907A (en) * 1985-06-20 1988-01-12 Atrium Medical Corporation Vascular prosthesis having fluorinated coating with varying F/C ratio
US4733665C2 (en) * 1985-11-07 2002-01-29 Expandable Grafts Partnership Expandable intraluminal graft and method and apparatus for implanting an expandable intraluminal graft
US5102417A (en) * 1985-11-07 1992-04-07 Expandable Grafts Partnership Expandable intraluminal graft, and method and apparatus for implanting an expandable intraluminal graft
DE3640745A1 (de) * 1985-11-30 1987-06-04 Ernst Peter Prof Dr M Strecker Katheter zum herstellen oder erweitern von verbindungen zu oder zwischen koerperhohlraeumen
DE3608158A1 (de) * 1986-03-12 1987-09-17 Braun Melsungen Ag Mit vernetzter gelatine impraegnierte gefaessprothese und verfahren zu ihrer herstellung
US4749585A (en) * 1986-04-11 1988-06-07 University Of Medicine And Dentistry Of New Jersey Antibiotic bonded prosthesis and process for producing same
CH670759A5 (ja) * 1986-06-02 1989-07-14 Sulzer Ag
US4743480A (en) * 1986-11-13 1988-05-10 W. L. Gore & Associates, Inc. Apparatus and method for extruding and expanding polytetrafluoroethylene tubing and the products produced thereby
US4816339A (en) * 1987-04-28 1989-03-28 Baxter International Inc. Multi-layered poly(tetrafluoroethylene)/elastomer materials useful for in vivo implantation
US5061276A (en) * 1987-04-28 1991-10-29 Baxter International Inc. Multi-layered poly(tetrafluoroethylene)/elastomer materials useful for in vivo implantation
US4892544A (en) * 1988-03-07 1990-01-09 Dow Corning Wright Corporation Methods for forming hollow, porous-surfaced elastomeric bodies
US5181903A (en) * 1988-03-25 1993-01-26 Duke University Method for improving a biomaterial's resistance to thrombosis and infection and for improving tissue ingrowth
US5192311A (en) * 1988-04-25 1993-03-09 Angeion Corporation Medical implant and method of making
US4986831A (en) * 1988-04-25 1991-01-22 Angeion Corporation Medical implant
CA1322628C (en) * 1988-10-04 1993-10-05 Richard A. Schatz Expandable intraluminal graft
US4969896A (en) * 1989-02-01 1990-11-13 Interpore International Vascular graft prosthesis and method of making the same
US5078726A (en) * 1989-02-01 1992-01-07 Kreamer Jeffry W Graft stent and method of repairing blood vessels
US4955899A (en) * 1989-05-26 1990-09-11 Impra, Inc. Longitudinally compliant vascular graft
US5104400A (en) * 1989-05-26 1992-04-14 Impra, Inc. Blood vessel patch
US5152782A (en) * 1989-05-26 1992-10-06 Impra, Inc. Non-porous coated ptfe graft
DE3918736C2 (de) * 1989-06-08 1998-05-14 Christian Dr Vallbracht Kunststoffüberzogene Metallgitterstents
US5201778A (en) * 1989-07-04 1993-04-13 Giovanni Brotzu Vascular prosthesis containing in the wall microcapsules, including hormone-producing cells
US5084065A (en) * 1989-07-10 1992-01-28 Corvita Corporation Reinforced graft assembly
US5123917A (en) * 1990-04-27 1992-06-23 Lee Peter Y Expandable intraluminal vascular graft
EP0461791B1 (en) * 1990-06-11 1997-01-02 Hector D. Barone Aortic graft and apparatus for repairing an abdominal aortic aneurysm
US5578071A (en) * 1990-06-11 1996-11-26 Parodi; Juan C. Aortic graft
US5360443A (en) * 1990-06-11 1994-11-01 Barone Hector D Aortic graft for repairing an abdominal aortic aneurysm
US5236447A (en) * 1990-06-29 1993-08-17 Nissho Corporation Artificial tubular organ
US5122154A (en) * 1990-08-15 1992-06-16 Rhodes Valentine J Endovascular bypass graft
SE9102448D0 (sv) * 1990-08-28 1991-08-26 Meadox Medicals Inc Ravel-resistant, self-supporting woven graft
DK0546021T3 (da) * 1990-08-28 1996-03-18 Meadox Medicals Inc Selvbærende vævet blodkartransplantat
AR246020A1 (es) * 1990-10-03 1994-03-30 Hector Daniel Barone Juan Carl Un dispositivo de balon para implantar una protesis intraluminal aortica para reparar aneurismas.
US5330500A (en) * 1990-10-18 1994-07-19 Song Ho Y Self-expanding endovascular stent with silicone coating
US5217483A (en) * 1990-11-28 1993-06-08 Numed, Inc. Intravascular radially expandable stent
US5163951A (en) * 1990-12-27 1992-11-17 Corvita Corporation Mesh composite graft
US5156620A (en) * 1991-02-04 1992-10-20 Pigott John P Intraluminal graft/stent and balloon catheter for insertion thereof
CA2065634C (en) * 1991-04-11 1997-06-03 Alec A. Piplani Endovascular graft having bifurcation and apparatus and method for deploying the same
US5192310A (en) * 1991-09-16 1993-03-09 Atrium Medical Corporation Self-sealing implantable vascular graft
US5354309A (en) * 1991-10-11 1994-10-11 Angiomed Ag Apparatus for widening a stenosis in a body cavity
US5282860A (en) * 1991-10-16 1994-02-01 Olympus Optical Co., Ltd. Stent tube for medical use
US5387235A (en) * 1991-10-25 1995-02-07 Cook Incorporated Expandable transluminal graft prosthesis for repair of aneurysm
US5456713A (en) * 1991-10-25 1995-10-10 Cook Incorporated Expandable transluminal graft prosthesis for repairs of aneurysm and method for implanting
US5211658A (en) * 1991-11-05 1993-05-18 New England Deaconess Hospital Corporation Method and device for performing endovascular repair of aneurysms
US5316023A (en) * 1992-01-08 1994-05-31 Expandable Grafts Partnership Method for bilateral intra-aortic bypass
US5405377A (en) * 1992-02-21 1995-04-11 Endotech Ltd. Intraluminal stent
US5282823A (en) * 1992-03-19 1994-02-01 Medtronic, Inc. Intravascular radially expandable stent
US5591224A (en) * 1992-03-19 1997-01-07 Medtronic, Inc. Bioelastomeric stent
US5246452A (en) * 1992-04-13 1993-09-21 Impra, Inc. Vascular graft with removable sheath
US5354329A (en) * 1992-04-17 1994-10-11 Whalen Biomedical, Inc. Vascular prosthesis having enhanced compatibility and compliance characteristics
US5540712A (en) * 1992-05-01 1996-07-30 Nitinol Medical Technologies, Inc. Stent and method and apparatus for forming and delivering the same
US5507771A (en) * 1992-06-15 1996-04-16 Cook Incorporated Stent assembly
US5382261A (en) * 1992-09-01 1995-01-17 Expandable Grafts Partnership Method and apparatus for occluding vessels
US5383926A (en) * 1992-11-23 1995-01-24 Children's Medical Center Corporation Re-expandable endoprosthesis
US5433996A (en) * 1993-02-18 1995-07-18 W. L. Gore & Associates, Inc. Laminated patch tissue repair sheet material
US5334201A (en) * 1993-03-12 1994-08-02 Cowan Kevin P Permanent stent made of a cross linkable material
WO1995005277A1 (en) * 1993-08-18 1995-02-23 W.L. Gore & Associates, Inc. A thin-wall, seamless, porous polytetrafluoroethylene tube
US6027779A (en) * 1993-08-18 2000-02-22 W. L. Gore & Associates, Inc. Thin-wall polytetrafluoroethylene tube
US5735892A (en) * 1993-08-18 1998-04-07 W. L. Gore & Associates, Inc. Intraluminal stent graft
US5389106A (en) * 1993-10-29 1995-02-14 Numed, Inc. Impermeable expandable intravascular stent
US5527353A (en) * 1993-12-02 1996-06-18 Meadox Medicals, Inc. Implantable tubular prosthesis
JP2703510B2 (ja) * 1993-12-28 1998-01-26 アドヴァンスド カーディオヴァスキュラー システムズ インコーポレーテッド 拡大可能なステント及びその製造方法
US5549663A (en) * 1994-03-09 1996-08-27 Cordis Corporation Endoprosthesis having graft member and exposed welded end junctions, method and procedure
US5449373A (en) * 1994-03-17 1995-09-12 Medinol Ltd. Articulated stent
US5527355A (en) * 1994-09-02 1996-06-18 Ahn; Sam S. Apparatus and method for performing aneurysm repair
US5522883A (en) * 1995-02-17 1996-06-04 Meadox Medicals, Inc. Endoprosthesis stent/graft deployment system
US5556414A (en) * 1995-03-08 1996-09-17 Wayne State University Composite intraluminal graft
US6124523A (en) * 1995-03-10 2000-09-26 Impra, Inc. Encapsulated stent
US5591197A (en) * 1995-03-14 1997-01-07 Advanced Cardiovascular Systems, Inc. Expandable stent forming projecting barbs and method for deploying
US5591228A (en) * 1995-05-09 1997-01-07 Edoga; John K. Methods for treating abdominal aortic aneurysms

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4672869B2 (ja) * 1999-03-19 2011-04-20 ボストン サイエンティフィック リミテッド ポリマー被覆形ステント
JP2002540822A (ja) * 1999-03-19 2002-12-03 ボストン サイエンティフィック リミテッド ポリマー被覆形ステント
US7871550B2 (en) 2001-07-03 2011-01-18 Boston Scientific Scimed, Inc. ePTFE graft with axial elongation properties
JP2005503240A (ja) * 2001-09-25 2005-02-03 ボストン サイエンティフィック リミテッド 血管内人工器具用eptfe被覆材
JP4651280B2 (ja) * 2001-09-25 2011-03-16 ボストン サイエンティフィック リミテッド 血管内人工器具用eptfe被覆材
JP4819363B2 (ja) * 2002-11-19 2011-11-24 ボストン サイエンティフィック リミテッド 医療用装置
WO2005082448A1 (ja) * 2004-02-27 2005-09-09 Sumitomo Electric Industries, Ltd. 複合構造体とその製造方法
US8506750B2 (en) 2004-02-27 2013-08-13 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Composite structure and process for producing the same
JP2013517906A (ja) * 2010-01-27 2013-05-20 スリラム エス. イアー, 吻合の部位における狭窄の予防のための装置および方法
JP2015516263A (ja) * 2012-05-14 2015-06-11 シー・アール・バード・インコーポレーテッドC R Bard Incorporated 均一に拡張可能なステント
WO2014148122A1 (ja) * 2013-03-18 2014-09-25 株式会社パイオラックスメディカルデバイス ステント
JP2019501707A (ja) * 2016-01-19 2019-01-24 ベントレー イノメッド ゲーエムベーハーBentley InnoMed GmbH ダブルステント
JP2019535370A (ja) * 2016-10-26 2019-12-12 マーネメート インジェニアビュロー フュール メディツィーンテヒニクManemed Ingenieurbuero fuer Medizintechnik ダブルステント

Also Published As

Publication number Publication date
AR001543A1 (es) 1997-11-26
CA2566929C (en) 2009-04-21
DE69518337D1 (de) 2000-09-14
CA2566929A1 (en) 1996-09-19
EP0814729A1 (en) 1998-01-07
CA2215027A1 (en) 1996-09-19
IL116235A0 (en) 1996-03-31
EP0814729B1 (en) 2000-08-09
DE69518337T2 (de) 2001-02-01
US6004348A (en) 1999-12-21
JP3507503B2 (ja) 2004-03-15
WO1996028115A1 (en) 1996-09-19
CA2215027C (en) 2007-04-10
ES2151082T3 (es) 2000-12-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3507503B2 (ja) 体腔内用の封止型ステント及びその製造方法並びにその体腔内への導入方法
US5749880A (en) Endoluminal encapsulated stent and methods of manufacture and endoluminal delivery
EP1207815B1 (en) Tubular stent-graft composite device and method of manufacture
US6929709B2 (en) Helically formed stent/graft assembly
US7550003B2 (en) Conformal laminate stent device
JP4017821B2 (ja) 支持された移植片及びその製造方法
JP3938598B2 (ja) 被覆形ステント
US6143022A (en) Stent-graft assembly with dual configuration graft component and method of manufacture
CA2152662C (en) Bistable luminal graft endoprostheses
US6652570B2 (en) Composite vascular graft
US20020055768A1 (en) Method of manufacturing a thin-layered, endovascular, polymer-covered stent device
US20080103587A1 (en) Multi-furcated ePTFE grafts and stent-graft prostheses and methods of making the same
JPH11508152A (ja) 二重に支持された管腔内移植体
CA2273887A1 (en) Multi-stage prosthesis
JP2003505144A (ja) 管腔内ステント移植体
CA2429619C (en) Composite tubular prostheses
EP1767169B1 (en) Tubular stent-graft composite device and method of manufacture

Legal Events

Date Code Title Description
A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20031219

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071226

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081226

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091226

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101226

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101226

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111226

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111226

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121226

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121226

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131226

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees