JPH10509073A - ロールオンアプリケータ - Google Patents

ロールオンアプリケータ

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JPH10509073A
JPH10509073A JP8516873A JP51687396A JPH10509073A JP H10509073 A JPH10509073 A JP H10509073A JP 8516873 A JP8516873 A JP 8516873A JP 51687396 A JP51687396 A JP 51687396A JP H10509073 A JPH10509073 A JP H10509073A
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JP8516873A
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ジェラード チャールズ プールマン,
ジャン−フランソワ エステス,パトリック
マーク バギンスキー,リチャード
プロックス,マシアス
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Procter and Gamble Co
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Procter and Gamble Co
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    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D34/00Containers or accessories specially adapted for handling liquid toiletry or cosmetic substances, e.g. perfumes
    • A45D34/04Appliances specially adapted for applying liquid, e.g. using roller or ball
    • A45D34/041Appliances specially adapted for applying liquid, e.g. using roller or ball using a roller, a disc or a ball

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  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
  • Position Input By Displaying (AREA)
  • Massaging Devices (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)
  • Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、キャップと協働させなくても漏れや零れを起こさない、ロールオンアプリケータ(10)に関する。この容器は、ボール(3)及びこのボール用の可撓性で弾性の支持手段(4)を有する。前記可撓性で弾性の支持手段は、前記ボールを前記分配開口部に押し付け、前記ボールと前記分配開口部との間に漏れ止め係合を形成する。更に、前記可撓性で弾性の支持手段は、前記ボールに作用する外力によって弾性変形し、前記ボールと前記分配開口部との間の漏れ止め係合を解除し、前記収容された製品を前記ボールによって塗り拡げることができるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】 ロールオンアプリケータ 発明の分野 本発明はロールオンアプリケータに関する。本発明によるロールオンアプリケ ータは、液体洗剤の一部を用いた布の予備処理に特に適している。 発明の背景 ロールオンアプリケータは、当該技術分野で周知である。このようなアプリケ ータは、通常は、液体用中空本体、ボール、及びボール用の保持支持手段を含む 容器である。これらのロールオンアプリケータは、一般的には、中空本体内部か ら液体の薄膜を選択された表面に付けることができる。これらのロールオンアプ リケータに共通の問題点は、収容された液体がロールオンアプリケータの不使用 期間中に漏れたり零れたりしないようにすることである。従来技術は、キャップ を協働させることによってこの問題点を解決した。確かに、米国特許第3,03 6,328号、米国特許第4,221,494号、米国特許第4,221,49 5号、米国特許第4,475,837号、及び米国特許第5,051,057号 に開示されているように、容器をキャップで閉鎖したとき、ボールは、前記保持 支持手段の密封面と強制的に係合され、これに当接する。しかしながら、上述の ボールを有する保持支持手段が中身の液面高さよりも下に位置する場合には、漏 れ又は零れをなくすためのこの解決策は不便であった。確かに、キャップを捩じ って外すときに漏れ又は零れが起こる。この理由のため、従来技術のロールオン アプリケータは、通常は、容器を直立状態で収納したとき、ボールを対応する容 器の上で中身の液面高さの上方に置く保持支持手段を有する。 例えば、欧州特許第EP−A−0575714号には、オリフィスのリムと係 合した向き合ったピンが構成する軸線を中心として回転する円形断面のアプリケ ータが記載されている。液体洗剤は、前記アプリケータによって捕捉される前に オリフィスを通して注ぎ出さなければならない。従って、収容された液体洗剤の 液面高さの上方に前記オリフィスを配置することのみによって漏れや零れが起こ らないようにした。この例は、ロールオン塗布手段の技術において、キャップを 用いずに漏れ又は零れをなくす解決策が必要とされているということを示す。 本発明の目的は、キャップが外されている場合でも前記容器がキャップを備え ていない場合でも、液体が前記ロールオン塗布手段の上方にある場合でも漏れを 起こさないロールオン塗布手段を持つ容器を提供することである。 従来技術のロールオンアプリケータの別の欠点は、塗り拡げ量(spread quant ity)を多くすることができないということによる。従来技術には、前記塗り拡 げ量を減少させることしか教示されていない。確かに、上掲の従来技術に記載さ れたロールオン塗布手段は、ボールを前記保持支持手段の密封面に強制的に係合 させてこれに当接させ、前記ボール上の中身の流れを減少するか或いは完全に停 止することができる。この逆は不可能である。他方、特に予備処理中には、塗り 拡げ量を増大するのが有用である。確かに、多くの汚れは、より効果的に予備処 理を行うために大量の液体洗剤を必要とする。例えば、特定の成分でできた汚れ は、更に完全に且つ効果的に予備処理を行うために更に大量の洗剤を必要とする 。汚れ自体の寸法を覆うだけでも大量の洗剤が必要とされる。 従って、本発明の目的は、内部から大量の製品を流すことができるロールオン 塗布手段を備えた容器を提供することである。 発明の概要 本発明は、製品を収容し、分配するようになった容器(10)に関する。この 容器は、中空本体(1)、分配開口部(2)、ボール(3)、及び前記ボール用 の可撓性で弾性の支持手段(4)を有する。前記可撓性で弾性の支持手段は、前 記ボールを前記分配開口部に押し付け、前記ボールと前記分配開口部との間に漏 れ止め係合を形成する。前記可撓性で弾性の支持手段は、前記ボールに作用する 外力によって弾性変形でき、これによって、前記ボールと前記分配開口部との間 の漏れ止め係合を係合解除状態にし、前記収容された製品を前記ボールによって 塗り拡げることができる。 図面の簡単な説明 第1図及び第1b図は、ボール用の可撓性で弾性の支持手段の本発明の一実施 形態を備えた容器を(部分的に)示す断面図である。 第2図及び第2b図は、ボール用の可撓性で弾性の支持手段の本発明の他の実 施形態を備えた容器を(部分的に)示す断面図である。 第3図は、ボール用の可撓性で弾性の支持手段の第2図に示す実施形態の平面 図である。 第4図は、第2b図及び第3図のボールが、布の予備処理用の計量分配装置の 一部である実施形態を示す図である。 実施形態 本発明の一実施形態を第1図の断面図に示す。本発明は、製品を収容し、分配 するようになった容器(10)(第1図に部分的に示す)を提供する。「容器」 という用語は、中空本体(1)及び分配開口部(2)を持つ任意の形態及び/又 は種類の容器を含む。例えば、ボトル、チューブ、計量分配及び/又は分配装置 は、本発明の定義によれば、容器である。容器(10)の前記分配開口部(2) は、キャップによって閉鎖できる。容器の中空本体(1)は、剛性材料、軟質材 料、又は可撓性材料で製作できる。開口部を通した分配を更に制御された態様で 行うため、中空本体それ自体を絞ることができるように、軟質材料又は可撓性材 料が好ましい。特に計量分配及び/又は分配装置について、前記中空本体は、好 ましくは、耐水性で耐熱性(最大95℃)の材料で製作されているのがよい。 具体的には、前記計量分配及び/又は分配装置は、例えばWO92/0973 6及び/又はWO92/09736に記載されている装置のように、布等の予備 処理に用いられるようになっている。予備処理に用いられるようになった前記計 量分配及び分配装置は、通常は、この装置を充填するための別の開口部を有する 。前記充填開口部は、この装置を布製品と一緒に洗濯機に入れたとき、洗濯サイ クル中に洗濯機の洗浄液にその中身を分配することができる。充填開口部は、前 記装置を直立させたとき、通常は、前記計量分配及び/又は分配装置の頂部に配 置される。 随意であるけれども、使用者が中身の量を確かめることができるようにするた め、及び計量分配及び/又は分配装置を用いた計量及び計量分配を容易にするた め、中空本体(1)を部分的に又は完全に透明にするのが好ましい。別の随意の 好ましい態様として、前記中空本体の外面及び/又は内面に少なくとも一つの計 量分配線(第4図に参照番号11で示す)を設けるのがよい。好ましくは、前記 容器は、例えばポリプロピレン、ポリエチレン、ポリウレタン、又はポリ塩化ビ ニル等のプラスチック材料でできている。 容器(10)は、液体物質を収容するようになっている。好ましくは、前記製 品は、液体洗剤である。本発明によれば、液体洗剤は当該技術分野で周知の成分 を含む。このような成分には、界面活性剤、発泡抑制剤、漂白剤、キレート剤、 ビルダー、酵素、増量剤、及び香料が含まれる。 本発明の本質的な特徴は、ボール(3)である。前記ボールの一部は、分配開 口部(2)のところで前記中空本体(1)内に配置されている。即ち、前記ボー ルは、少なくとも一部が前記分配開口部から突出している。前記ボール及び前記 分配開口部の寸法は、ボールが通常は前記分配開口部から前記中空本体から抜け 出ないように互いに調節してある。使用に当たっては、前記容器の中身を前記ボ ールによって塗り拡げる。これは、前記ボールが前記容器(10)の中身と常に 連通しているためである。使用に当たっては、中身の一部が前記ボールと接触し 、次いで、前記ボールの回転によって前記容器の外側にある表面上に付けられる 。 前記ボール(3)は、中空であっても中実であってもよく、全体に平滑な、又 は或る程度の粗さを持つ外面を有する。前記ボールは、連続気泡構造であっても よいし、独立気泡構造であってもよい。好ましくは、前記ボールは剛性である。 球形のボールを使用することにより、全方向に塗り拡げることができる。これは 、球形のボールがいずれの方向にも同様に容易に回転するためである。前記ボー ルは、例えば円筒形状又は長円体形状等の他の形状を使用してもよい。しかし、 このような形状は、こうした形状のボールが全体に単一の軸線を中心としてしか 回転しないという点で、機能に制限を加える。好ましくは、本発明は、全方向に 塗り拡げることができるように、球形のボールを使用する。この特徴は、予備処 理中、汚れの形に拘わらず、液体洗剤を正確に且つ快適に塗り拡げる上で特に有 用であると考えられる。逆に、ボールが一つの軸線を中心として回転するように 限定されている場合には、使用者は、手首を捻るといった複雑な動きを行わなけ ればならない。更に、全方向に回転するボールを用いると、限られた汚れ領域だ けに容易に塗り拡げることができるため、塗り拡げの制御が容易であり、従って 液体洗剤が無駄にならない。 具体的には、計量分配及び/又は分配装置について、前記ボールは、好ましく は、耐水性で耐熱性(最大95℃)の材料で製作されているのがよい。例えば、 ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリウレタン、又はポリ塩化ビニル等のプラス チック材料を使用できる。 ボール(3)は中空本体(1)とは別に製造される。次いで、前記分配開口部 のリップ(9)を通して前記ボールを押すだけで、ボールを、前記分配開口部を 通して、前記可撓性で弾性の支持手段に挿入できる。これは、前記分配開口部が 少なくとも僅かに弾性変形するのに十分可撓性であるためであり、中空本体又は 可撓性で弾性の支持手段の部分である前記リップが、好ましくは、プラスチック 材料でつくられているためである。更に、容器(10)は、異なる又は共通の分 配開口部に別々に保持された一つ以上のボール(3)を備えていてもよい。 前記ボールの可撓性で弾性の支持手段(4)は、本発明の別の重要な特徴であ る。前記可撓性で弾性の支持手段は、前記ボール(3)を前記分配開口部(2) に押し付け、前記ボールと前記分配開口部とをぴったりと係合させる。従って、 前記可撓性で弾性の支持手段は、分配開口部を前記ボールとの協働によって閉鎖 する。好ましい実施形態では、前記可撓性で弾性の支持手段は、前記ボールを前 記分配開口部の最外リム即ちリップ(9)に押し付ける。前記開口部(2)と前 記可撓性で弾性の支持手段によって押し付けられたボールとの間の係合は液密で ある。従って、前記容器(10)を使用していないとき、キャップと協働しなく ても漏れたり零れたりすることをなくすことができる。 随意であるけれども、前記可撓性で弾性の支持手段(4)の前記リップ(9) は、可撓性であり、即ち変形自在である。このようにして、可撓性であり即ち変 形自在のリップは、前記ボールの形状における不完全さ、例えば、前記ボールが 完全な球形形状を持っていない場合の形状と一致でき、及び/又はこれを補償で きる。これを行うため、可撓性の又は変形自在のリップは、前記分配開口部の周 囲に取り付けられた別の材料でつくられているのがよい。更に、前記可撓性で弾 性の支持手段の前記可撓性の又は変形自在のリップは、ゴム等の可撓性の又は変 形自在の材料を共射出成形し、前記リップを前記可撓性で弾性の支持手段の残り の部分用の更に剛性が高い材料とともに形成することによって製作できる。可撓 性の又は変形自在のリップは、前記可撓性で弾性の支持手段の強度及び/又は構 造に影響を及ぼさない。 前記可撓性で弾性の支持手段(4)は、前記ボール(3)に作用する外力によ って弾性変形できる。従って、前記ボールを前記容器の内側に押すことによって 、 前記ボールと前記分配開口部(2)との間の前記漏れ止め係合が解除される。従 って、前記ボールは回転自在であり且つ中身を塗り拡げることができる。これは 、前記リップ(9)と前記ボールとの間の自由通路が中身を前記ボールの突出部 分に連結するためである。前記リップ(9)と前記ボールとの間の自由通路を、 下文において、「製品流れ通路」と呼ぶ。ひとたび外力が前記ボールを前記容器 の内側に押し込むのを停止すると、漏れ止め係合が直ちに且つ自動的に再び形成 される。従って、製品流れ通路が閉鎖され、前記容器の内側からの製品の流れが 中断される。前記ボールと前記分配開口部との間の漏れ止め係合を得る上で、キ ャップ等のこの他の特徴は必要でない。 本発明による可撓性で弾性の支持手段(4)は、前記製品が前記容器の内部か ら流出可能にする。確かに、使用者は、前記ボールに及ぼされる外力を変化させ ることによって、前記リップ(9)と前記ボール(3)との間の通路の寸法を調 節できる。従って、前記容器の内側からの製品の流れの量は、前記通路の寸法を 変化させることによって制御できる。具体的には、前記ボールを前記容器内に更 に大きく押し込むことによって、製品の流れを更に大きくすることができる。更 に、前記可撓性で弾性の支持手段を可撓性容器と組み合わせることによって、前 記ボールを押し且つ前記可撓性容器を絞ることによって、製品を表面上に直接分 配する、即ち注ぎ出すことができる。 前記容器内での前記ボールの変位を変化させなくても前記リップ(9)と前記 ボール(3)との間の通路の寸法を変化させることができるということがわかっ ている。確かに、前記リップでの前記分配開口部(2)の直径寸法と前記ボール の直径の寸法との間に適当な関係を選択することによってこれを行うことができ る。更に、前記リップが所与の周囲長さを持ち、前記ボールを前記容器の内側に 一定の変位量だけ押し込む場合、直径が大きいボールの方が直径が小さいボール よりも多くの製品を流すことができるということがわかっている。逆に、ボール の直径を一定にし、前記リップの周囲長さを変化させることもできる。別の方法 で説明すると、ボールの直径を小さくし(又は、前記リップの周囲長さを大きく し)た場合、大きなボールを備えた(又は、前記リップの周囲長さが小さい)容 器に関し、同じ寸法の製品流れ通路を持つためにボールの変位を大きくする必要 がある。 この発見は、任意の粘度の液体についての本発明による容器の漏れ止め性を確 保する上で特に有用である。確かに、低粘度の液体については、製品流れ通路の 寸法は、所与の量の塗り拡げ製品の分配を行うために、高粘度の液体程大きくす る必要がない。従って、液体製品の粘度を考慮し、上述のリップ−ボール関係を 構成することによって、塗り拡げ量を最適にすることができる。それにも拘わら ず、前記ボールの直径を変えると、前記可撓性で弾性の支持手段の寸法を僅かに 調節することが必要となる。 更に、前記製品流れ通路は、表面に付けられないで前記分配開口部から突出し た前記ボールの部分に残る製品の大部分を前記容器内に戻すことができるという ことがわかった。前記製品流れ通路が構成する空間がない場合には、この残った 製品は、前記分配開口部の外側及び周りにある前記リップの縁部によって掻取ら れる。従って、本発明によるロールオンアプリケータの前記製品流れ通路は、製 品の使用中の無駄及びメッシネス(messiness)を大きく低下させる。 第1a図は、本発明の一実施形態を示す。前記可撓性で弾性の支持手段(4) は、前記ボール(3)の下に配置されたばね(5)を有する。このばねは、前記 ボール(3)を前記分配開口部(2)に押し付け、前記容器の不使用期間中に前 記漏れ止め係合を行う。前記容器の内側に向かって前記ボールに力Fを及ぼすこ とによって、前記ばねが弾性変形し、第1b図に示すように所望の製品流れ通路 が形成される。前記ばねは、前記中空本体(1)に別に取り付けられているか或 いは、前記中空本体の一体の部品である。更に、前記ばねは、例えば金属やプラ スチック等の任意の可能な材料で製作できる。前記ばねは、螺旋形や円筒形等の 任意の可能な形状を持つのがよい。 本発明による別の好ましい実施形態として、前記可撓性で弾性の支持手段は、 前記ボールを前記分配開口部(2)に押し付けて前記漏れ止め係合を形成する少 なくとも一つの弾性変形可能なアーム(6)を前記分配開口部とは反対側の領域 に有する。前記アーム(6)は、前記弾性変形性を得るため、所定の角度α(第 2a図参照)に曲げてある。好ましくは、αは、0°から90°である。好まし くは、前記可撓性で弾性の支持手段は、容器に適合するハウジング(4a)を有 する。このハウジングには、前記分配開口部が、第2b図に示すように一体に形 成されている。前記ハウジングの前記容器への装着は、漏れ止めをなしていなけ ればならないが、この装着は、前記容器への螺合又はスナップ嵌めでも行うこと ができる。前記ハウジングが前記容器に螺合によって装着されている場合には、 使用者が前記容器を容易に再充填できるという利点がある。従って、前記可撓性 で弾性の支持手段(4)は、剛性又は可撓性のハウジングで形成でき、前記ばね (5)又は前記可撓性アーム(6)を支持する前記ハウジングを前記分配開口部 (2)に挿入できる。 本発明による更に好ましい実施形態として、前記可撓性で弾性の支持手段(4 )は、第2b図に示すように、弾性変形可能なアーム(6)を一つ以上有する。 本発明による最も好ましい実施形態として、前記アームは、全て、前記ボールと の接触リング又は単一の接触点のところで互いに連結されている(第2b図に参 照番号7で示す)。好ましくは、前記ボールとの前記単一の接触点(7)は、前 記分配開口部(2)から最も離れた反対側の点である。 別の好ましい随意の態様として、前記可撓性で弾性の支持手段(4)は、外力 が加えられたときにボール(3)が押し付けられる断続リム(8)を前記分配開 口部(2)と反対側のその領域に有する。これは、前記断続リムは、前記ボール が前記容器内にこれ以上押し込まれないようにするということを意味する。しか しながら、前記リムが断続しているため、即ち前記リムが容器の中身用の少なく とも一つの永久的に開放した通路を有するため、製品流れ用通路は確保される。 従って、前記中断リムは、前記可撓性で弾性の支持手段によって最大製品流れ通 路を形成する。更に、前記断続リムは、前記ボールが更に内方に押されて前記可 撓性で弾性の支持手段の前記ばねを破損する危険をなくす。 前記可撓性で弾性の支持手段は、射出成形樹脂(例えば、ポリプロピレン、ポ リエチレン、ポリアミド、ポリオキシメチレン等)又は熱可塑性エラストマー( 例えば、ポリウレタンゴム、イソプレンゴム、スチレンブタジエンゴム等)等の エラストマーポリマー、又はこれらの組み合わせによって製造できる。更に、二 つ又はそれ以上の材料射出成形工程を使用し、例えば弾性ばねを剛性の取り付け 手段と組み合わせた可撓性で弾性の支持手段を提供できる。 第4図は、本発明による可能な実施形態、即ち予備処理用の洗濯機の内側に配 置できる計量分配及び/又は分配装置を示す。前記可撓性で弾性の支持手段(4 )及び前記ボール(3)を含む予備処理手段は、装置(10)の底部分に配置さ れる。別の永久的に開放した充填−分配開口部(12)が同じ装置の上部分に設 けられている。この計量分配及び/又は分配装置は、その底部分に前記予備処理 手段が配置されている。従って、収容された製品の液面高さは、常に予備処理手 段よりも上方にある。従って、収容された製品は、自動的に前記ボール(3)と 接触する。これは、中身の最小液面高さが常に前記分配開口部(2)よりも高い ためである。このようにして、液体製品を前記分配開口部に向かって注ぐ必要が なく、その結果、この装置は、予備処理作業中に水平位置のままである。かくし て、この構成により、予備処理中に布に付けられる液体洗剤の量を容易に計測で き、及び/又は制御できる。計測及び/又は制御は、計量分配線(11)によっ て更に容易に行うことができる。それにも拘わらず、予備処理手段は、装置の上 部分 に他の充填−分配開口部(12)の近くに配置してもよい。 更に、キャビティ、窪み、又は条線の形態の把持手段(第4図に参照番号14 で示す)を中空本体(1)の外面に設けることができる。これらの把持手段によ り装置の保持が容易になり、予備処理を行うために装置を絞ることを容易に行う ことができる。この種の手段は、装置の本体の成形中に容易に形成できる。当業 者は、装置全体の具体的な寸法又は形状を選択できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 バギンスキー,リチャード マーク ベルギー国ビー−3090、オベリーシュ、ゾ ニエンボスラーン、23 (72)発明者 プロックス,マシアス ドイツ連邦共和国フレッヒェン、ホールベ ーク、52

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 中空本体(1)、分配開口部(2)、ボール(3)、及び前記ボール用 の可撓性で弾性の支持手段(4)を備えた、製品を収容し、分配するようになっ た容器(10)において、 前記可撓性で弾性の支持手段は、前記ボールを前記分配開口部に押し付け、前 記ボールと前記分配開口部との間に漏れ止め係合を形成し、前記可撓性で弾性の 支持手段は、前記ボールに作用する外力によって弾性変形でき、これによって、 前記ボールと前記分配開口部との間の漏れ止め係合が解除され、前記収容された 製品を前記ボールによって塗り拡げることができる、ことを特徴とする容器(1 0)。 2. 前記可撓性で弾性の支持手段(4)は、前記ボール(3)の下に配置さ れたばね(5)を有し、前記ばねは、前記容器の不使用期間中、前記ボール(3 )を前記分配開口部(2)に押し付けて前記漏れ止め係合を形成する、ことを特 徴とする請求項1に記載の容器(10)。 3. 前記可撓性で弾性の支持手段(4)は、前記容器に適合するハウジング を有し、このハウジングはその一端に前記分配開口部を有し、前記ハウジングは 、前記分配開口部の反対側の端部領域に少なくとも一つの弾性変形可能なアーム (6)を有し、このアームは、前記ボールを前記分配開口部(2)に押し付けて 前記漏れ止め係合を形成する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の容器( 10)。 4. 前記可撓性で弾性の支持手段(4)は、前記アーム(6)を一つ以上有 し、すべての前記アームが前記ボールとの接点(7)のところで互いに連結され ている、ことを特徴とする請求項3に記載の容器(10)。 5. 前記接点(7)は、前記分配開口部(2)から最も反対側の前記ボール (3)上の点である、ことを特徴とする請求項4に記載の容器(10)。 6. 前記ハウジングは、前記分配開口部(2)の反対側の領域に断続リム( 8)を有し、外力が加えられたとき、前記ボール(3)が前記リムに押し付けら れる、ことを特徴とする請求項3、4、又は5に記載の容器(10)。 7. 前記分配開口部のリップ(9)は変形自在である、ことを特徴とする請 求項1乃至6のうちのいずれか一項に記載の容器(10)。 8. 前記可撓性で弾性の支持手段は、射出成形した樹脂、エラストマーポリ マー、及びこれらの組み合わせからなる群から選択された材料でできている、こ とを特徴とする請求項1乃至7のうちのいずれか一項に記載の容器(10)。 9. 前記容器は、剛性又は可撓性の材料でできている、ことを特徴とする請 求項1乃至8のうちのいずれか一項に記載の容器(10)。 10. 前記容器は、ボトル又はチューブである、ことを特徴とする請求項1 乃至9のうちのいずれか一項に記載の容器(10)。 11. 前記容器は、計量分配及び/又は分配装置である、ことを特徴とする 請求項1乃至9のうちのいずれか一項に記載の容器(10)。 12. 前記ボール(3)は球形形状である、ことを特徴とする請求項1乃至 11のうちのいずれか一項に記載の容器(10)。
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