JPH10507875A - 導電性材料をスパッタリングする誘導結合プラズマスパッタリング反応室 - Google Patents

導電性材料をスパッタリングする誘導結合プラズマスパッタリング反応室

Info

Publication number
JPH10507875A
JPH10507875A JP8513862A JP51386296A JPH10507875A JP H10507875 A JPH10507875 A JP H10507875A JP 8513862 A JP8513862 A JP 8513862A JP 51386296 A JP51386296 A JP 51386296A JP H10507875 A JPH10507875 A JP H10507875A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chamber
shield
wall
coil
providing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8513862A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3513542B2 (ja
Inventor
ベイヤー ロバート
ディー ランツマン アレクサンダー
エー セアマルコ ジェームス
Original Assignee
マテリアルズ リサーチ コーポレーション
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by マテリアルズ リサーチ コーポレーション filed Critical マテリアルズ リサーチ コーポレーション
Publication of JPH10507875A publication Critical patent/JPH10507875A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3513542B2 publication Critical patent/JP3513542B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/32Gas-filled discharge tubes
    • H01J37/32009Arrangements for generation of plasma specially adapted for examination or treatment of objects, e.g. plasma sources
    • H01J37/32082Radio frequency generated discharge
    • H01J37/321Radio frequency generated discharge the radio frequency energy being inductively coupled to the plasma
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2237/00Discharge tubes exposing object to beam, e.g. for analysis treatment, etching, imaging
    • H01J2237/02Details
    • H01J2237/0203Protection arrangements
    • H01J2237/0209Avoiding or diminishing effects of eddy currents

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Plasma Technology (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)
  • Physical Vapour Deposition (AREA)

Abstract

(57)【要約】 誘導結合プラズマチャンバの内壁に遮蔽体(23)が配設され、チャンバを駆動する誘導コイル(11)に対向する壁の被遮蔽領域(24)を略覆い、この領域においてウエハ(13)からスパッタリングされた材料が堆積することを防止することにより、チャンバ(12)内周を周回する渦電流に電流経路が形成されることを防止し、チャンバ内のプラズマへの電力の誘導結合を向上させる。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 導電性材料をスパッタリングする誘導結合プラズマスパッタリング反応室 技術分野 本発明は、導電性材料の誘導結合スパッタリングに関する。 背景技術 スパッタリングプロセスにおいて、スパッタリング処理を施される半導体ウェ ハ等の基板は、ガスが充填された真空反応室内に取り付けられる。反応室内のガ スは、電気的に励起され、反応室内にプラズマが発生する。スパッタエッチング プロセスにおいては、プラズマからのイオンが基板表面に衝突し、基板表面にコ ーティングされている材料の粒子を叩き出す。叩き出された粒子は、主に反応室 の内壁面に付着して膜を形成する。スパッタコーティングプロセスにおいては、 反応室内にターゲットが配置され、プラズマからのイオンがターゲットに衝突し 、ターゲットから粒子が叩き出され、粒子はウェハ及び反応室の内壁面に付着す る。 誘導結合プラズマスパッタリング反応室では、絶縁性のチャンバが用いられる 。このチャンバの外周に設けられた螺旋状のコイルによって生成される磁界によ り、励起が部分的に行われる。コイルは、石英ジャー等の絶縁性の障壁によりチ ャンバから隔離されている。 金属や他の導電性のコーティングに誘導結合プラズマスパッタリングを行う際 、例えばウェハから叩き出された粒子が、チャンバの内壁面に導電性の膜を形成 しやすいことが問題となる。チャンバを 定期的に洗浄しないと、この膜が堆積し、膜の電気抵抗が小さくなるため、コイ ルによる磁界がこの導電性の膜に渦電流を発生させる。この渦電流は、コイルに よる磁束がチャンバ内への透過することを妨害するものであり、プラズマを発生 させる性能を低下させたり、さらには、プラズマの発生そのものを妨害してしま うことがある。 チャンバの定期的な洗浄あるいは交換は、労力と時間の両方を費やすものであ る。また、定期的な洗浄を行っても、導電性の膜が反応室内に堆積するにつれて 、反応室の性能が低下することを完全に防止することはできない。したがって、 コスト及び性能向上の観点から、反応チャンバ内部の導電性の膜の堆積によって プラズマの発生量が減少することを防止する誘導結合プラズマスパッタ反応室の 実現が望まれている。 発明の開示 本発明の原理によれば、誘導結合プラズマスパッタリング反応室の内壁面に遮 蔽体が配設される。遮蔽体は、チャンバを駆動する誘導コイルの裏面側である内 壁面の被遮蔽領域を略覆い、この被遮蔽領域におけるスパッタリング材料の堆積 を防止することにより、チャンバ壁を周回する渦電流の電流経路の形成を防止し 、チャンバ内のプラズマに対する電気エネルギの誘導結合を向上させる。 具体的な実施例において、遮蔽体は細長く、その長手方向は誘導コイルの中心 軸に平行に配置される。遮蔽体は、チャンバ壁に接触する1以上の支持体を有す る。支持体は、チャンバ壁から内方向に突出し、支持体から接線方向に(チャン バ壁に平行に)延出する細長い覆板を支持し、この覆板により被遮蔽領域を覆う 。幾つかの実 施例では、2以上の細長い遮蔽体が共働して被遮蔽領域を覆う。 遮蔽体は、例えばコイルの長さ全体に対応する被遮蔽領域を覆う。或いは、遮 蔽体により覆われる部分は、チャンバ内のプラズマにコイルからの電力が誘導結 合可能な範囲内であれば、コイルの長さ方向の一部に対応する部分であってもよ い。 したがって、本発明に係る反応室では、反応室内壁面に導電性の膜が堆積した 場合に生ずる渦電流が発生せず、渦電流の影響を受けないので、プラズマを発生 させる性能を向上させることができる。また、チャンバの定期的洗浄が不要にな り、コストが削減される。本発明のこれら及び他の目的及び利点は、添付の図面 及び説明により明らかにされる。 図面の簡単な説明 添付の図面は、本明細書に組み込まれ、本明細書の一部を構成するものである 。図面は、本発明の実施例を示し、上述の本発明の一般的な説明及び以下に示す 実施例の詳細な説明と共に、本発明の原理を説明するものである。 図1は、誘導結合プラズマスパッタリング反応室を示す断面図である。 図2Aは、チャンバ内の導電性の膜の堆積の効果を模擬実験するための導電性 の円筒部を嵌合した図1の反応室を示す断面図である。 図2Bは、図2Aの反応室を線2B−2Bに沿って示す平面図である。 図3Aは、チャンバ壁の長さ方向に沿って設けられた被遮蔽領域24における 導電性の膜の堆積を防止するベンチ形状の遮蔽体22 が設けられた、図1の反応室を示す断面図である。 図3Bは、図3Aの反応室を線3B−3Bに沿って示す平面図であり、図3C は、遮蔽体22の斜視図である。 図4及び図5は、被遮蔽領域24’及び24”における導電性の膜の堆積を防 止する遮蔽体の他の実施例を示す部分平面図である。 発明を実施するための最良の形態 図1に示すように、例えばプラズマスパッタエッチング反応室である誘導結合 プラズマスパッタリング反応室10は、円筒状のチャンバであるジャー12の周 囲に巻かれたプラズマ励起用の螺旋状のコイル11を備える。ジャー12は、例 えば直径12インチ、高さ約8インチ、壁厚約1/4インチの石英製のジャーで ある。ジャー12は、例えば10-8Torr程度の高真空に対する強度を有する 。コイル11とジャー12は、ハウジングの台16により支持され、ハウジング (図示せず)内に収容されている。 コイル11は、長さ50フィート、直径1/8インチの銅管により形成され、 ジャー12の外部表面に約15.5周巻き付けられている。この銅管の両端には 電力端子が接続されている。また、このコイル11の動作温度を安定させるため 、銅管の中空部に冷却水を流入している。 コイル11は、100〜800kHzの中間周波数帯域、例えば450kHz の電流により電気的に駆動され、ジャー12内部に磁界を発生する。コイル11 の電気的な駆動は、アメリカ合衆国コロラド州84525フォートコリンズプロ スペクトパークウェイ1600のアドバンスドエネルギーインダストリーズイン ク(Advanced Energies Industries,Inc.,1600 Prospect Parkway,Fort Collins,CO 84525 )から市販されているPDP2500 450kHz2000W発電機等の電力 源(図示せず)によって行うことができる。コイル11の消費電力は約1250 Wである。このときの電力源は、例えばアメリカ合衆国ニューヨーク州1096 2オレンジバーグルート303のマテリアルリサーチコーポレーション(Materi als Research Corporation,Route 303,Orangeburg,NY 10962)から市販され ているRMX−10やRMX−12用の整合回路等の整合回路(図示せず)を介 して、コイル11に接続されている。コイル11の電気的接続や励起周波数は、 具体的な使用環境によって異なる。 誘導結合プラズマスパッタリング反応室10において処理されるウェハ13は 、ジャー12内部のウェハ支持体14上に配置される。ウェハ13の直径は、4 〜8インチの範囲内の如何なる値でもよいが、ここで示す処理に用いるウェハ1 3の直径は8インチである。ジャー12は、真空ポンプ(図示せず)によりほぼ 真空状態になるまで排気される。ウェハ支持体14には、ハウジング15や収納 台16に対し、例えば周波数13.56MHz、電力レベル2000W程度の高 周波(RF)電力が印加され、処理中にウェハに125Vの直流電圧を発生させ る。好適な電力源としては、例えばアステクアメリカインク(Astec America In c.)の関連会社であるアメリカ合衆国ニューヨーク州14623ロチェスタハイ パワーロード100(100 High Power Road,Rochester,NY 14623)のイーエヌ アイコーポレーション(ENI Corporation)から入手可能なAEG−10B−0 2 RF発電機がある。これと同時に、上述のように、 コイル11には中間周波数帯域の電力が供給される。 排気されたジャー12には、ガスが低速で流入され、ジャー12内部は低圧状 態となる。例えば速度15〜50sccm、この例では20sccm、圧力0. 5〜1mTorr、この例では0.7mTorrで、アルゴンガスがジャー12 に流入される。 コイル11による電気的な励起と、ウェハ支持体14に供給されたRF電力の 相乗効果により、ジャー12内のガスがイオン化され、ジャー12内部にプラズ マガスが発生される。プラズマからのイオンは、ウェハ13の表面に衝突し、ウ ェハ13の表面に露出されている膜の材料を、ウェハ13からジャー12内へ叩 き出す。このように、ウェハ13の表面はプラズマ衝突によりエッチングされる 。このウェハ処理に要する時間は約120秒である。 図1に示すように、ジャー12は、直径4と3/4インチ程度の円筒状の侵入 部15を有している。侵入部15は、ジャー12の天井部表面より、ウェハ表面 から3/4インチ程度の距離にある閉端部17に亘って設けられている。この侵 入部15の内部は、ジャー12の外部の雰囲気に開放されており、すなわち、排 気されていない。侵入部15は、ジャー12の中央部におけるプラズマの発生を 妨げ、ウェハ13の中央近傍でのエッチング速度を低減する。この侵入部15を 設けないと、ウェハ13上のエッチング速度は、ウェハ13の端部近傍より中央 部近傍の方が非常に高くなってしまう。侵入部15によりウェハ13の中央部近 傍でのエッチング速度が低減されるため、ウェハ13を均一にエッチングするこ とができる。 エッチング処理の間、ウェハ13から叩き出された粒子は、主にジャー12の 内壁面に堆積する。ウェハ13の表面から金属又は他 の導電性の材料をエッチングする場合、ジャー12の内壁面に導電性の膜が形成 される。この膜層の導電率は、ジャー12内でウェハを処理する度に増加する。 また、非導電性の金属含有膜をエッチングする場合でも、処理中に発生する化学 反応により同様の結果が生ずることがある。 ジャー12の内壁面に形成された導電性の膜は、コイル11からの磁界を遮蔽 し、磁界がジャー12内の処理ガスに至ることを妨げ、プラズマの発生を妨げる 。すなわち、コイル11から発生する磁界の変化は、導電性の膜中に渦電流を誘 導する。渦電流は、導電性の膜が形成されたジャー12の円筒壁の内周を、コイ ル11に流れる電流と平行かつ反対方向に循環する。このように誘導された渦電 流は、ジャー12内にコイル11から発生する磁界と同等かつ反対方向の磁界を 発生させ、この磁界はコイル11により発生した磁界に反発し、これを打ち消し てしまう。 このように、ジャー12の内部に一定の厚さの導電性の膜が堆積すると、ジャ ー12内部でプラズマを発生させることは不可能になる。そこで、処理を可能に するためにジャー12を洗浄し、あるいは交換する必要がある。これにより、エ ッチング処理は、時間ががかり、また高コストなものとなる。 プラズマ処理チャンバ内部の導電性の膜の堆積に伴う問題を、具体的に以下に 示す。厚さ100nmのチタン薄膜により被覆された直径6インチのシリコンウ ェハに対し、上述の条件にて、図1に示す反応室内部において誘導結合プラズマ エッチングプロセスによるエッチングを行った。このようにして20個〜25個 のウェハをエッチングしたところ、プラズマは完全に発生しなくなり、処理の継 続が不可能になった。このとき、ジャー12の内部を検査したところ、導電性の 膜がジャー内壁面に堆積しており、ジャー12の内壁面の抵抗値をプローブ間隔 1/2インチにて測定した結果、コイル11近傍の表面では、30〜400Ωm の面積抵抗値を示した。材料がスパッタリング除去されるウェハ13表面近傍の ジャー12内壁面では、さらに低い面積抵抗値が示された。 本発明では、ジャー12内部の堆積物を不連続なものとし、渦電流の経路を遮 断することにより上述の問題を解決する。具体的には、ジャー12及びコイル1 1の中心軸に平行で、且つ誘導されて生ずる渦電流の電流方向に垂直な方向に細 長い絶縁性の被遮蔽領域を形成する。この絶縁性の被遮蔽領域は、石英ジャー1 2内部の導電性の膜における渦電流の電流経路を切断することにより、コイル1 1からの磁界の反対方向に磁界が発生することを防止する。 図2A及び図2Bに示すように、ジャー12内部にステンレススチール製のテ スト部材18を挿入及び設置して実験行った結果、被遮蔽領域により渦電流の発 生が防止されることが見出された。テスト部材18は、厚さ0.006インチ、 幅6.0インチのステンレス合金No.ss−304製のシムストックからなる 。このシムストックを1.75インチの間隙20を設けて円筒状に折り曲げ、テ スト部材18を形成した。このテスト部材18は、ジャー12内部においてスパ ッタエッチングにより3000個以上のウェハを処理した後にジャー12内部に 堆積されると予想される導電性の膜の膜厚を模擬したものである。さらに熱によ り酸化した表面層(すなわち、絶縁性の表面層)を有する実験用ウェハをチャン バ内に配設し、高周波電力及び誘導電力をチャンバに供給し、プラズマ処理を行 う 模擬実験を行った。(この実験では、ウェハの表面層から間隙20に導電性の材 料がスパッタされて、間隙20間を短絡させるといったことが起こらないよう絶 縁性のウェハを用いた。) 上述の実験装置では、チャンバ内のテスト部材18に影響されることなく、好 適なタイミングで持続的なプラズマが発生された。これにより、ジャー12の内 壁面に絶縁性の被遮蔽領域を設けることで、渦電流の発生を防止することができ 、ジャー12の内壁面に導電性の材料が堆積することによって発生する問題を解 決できることが見出された。 ジャー12の内壁面の被遮蔽領域に導電性の材料が堆積することを防止する遮 蔽体の1実施例として、ベンチ状の遮蔽体22を備える反応室を図3A及び図3 Bに示す。遮蔽体22は、図3Bに示すように、ジャーの壁に配置された2つの 支持体21と、長手方向がコイル11の中心軸に平行であり、コイル11の長さ 略全体に対応する領域に縦長に配設された覆板23とを備える。支持体21は、 ジャー12の内側に放射状に(ジャー12の中心に向かって)約1/8〜3/8 インチ突出して設けられており、覆板23をジャー12の内壁面からこの距離だ け離隔させて支持している。覆板23は、接線方向に2インチ程度に縦長に延在 し、ウェハ13よりスパッタリングされる材料を遮蔽して、ジャー12内部に被 遮蔽領域24を形成する。覆板23及び支持体21は石英からなる。 覆板23を用いることにより、プラズマスパッタリング装置内のウェハ又はタ ーゲットからスパッタリングされる材料は、ジャー12内壁面の被遮蔽領域24 には堆積しない。このため、処理時間の経過に伴ってジャー12の内壁面に導電 性の膜が形成された場合で も、被遮蔽領域24においては導電性の膜は形成されない。したがって、渦電流 は被遮蔽領域24を流れることができず、故にジャー12内部の円筒部の円周に 渦電流が発生することはない。 図4に、ジャー12の内部に被遮蔽領域を形成するのに好適な遮蔽体26の他 の実施例を示す。図4に示す遮蔽体26は、ジャー12及びコイル11の軸に中 心軸に略平行に、ジャー12の内壁面から縦長に突き出た支持体21を備える。 覆板23は、ジャー12の内壁面から1/8〜3/8インチ離隔して、支持体2 1の先端部から接線方向に延出している。覆板23は、ジャー12の内壁面から 離隔して、十分な幅、例えば2〜3インチの幅で、接線方向に延出してスパッタ リングされる材料が堆積しない被遮蔽領域24’を形成する。 遮蔽体の第3の実施例においては、図5に示すように、2つの遮蔽体26、2 7を相互に重なり合う方向に配設する。第1の遮蔽体26は、時計回りの接線方 向に延出する覆板を有し、第2の遮蔽体27は、反時計回りの接線方向に延出す る覆板を有しているため、第1及び第2の遮蔽体26、27の覆板が重なり合い 、遮蔽体26の支持体から遮蔽体27の支持体に亘って被遮蔽領域24”が形成 される。したがって、スパッタリング材料が、被遮蔽領域24”に堆積すること はない。 本発明を種々の実施例により説明し、これらの実施例をかなりの詳細にわたっ て説明したが、これら詳細な記述は請求の範囲を限定するものではない。この他 の利点や変更は、当業者にとって明らかであろう。 例えば、スパッタエッチング装置及び処理について説明したが、 本発明の原理を、スパッタコーティングプロセス等の他の処理に適用してもよい 。 さらに、上述の実施例では遮蔽体をジャー12の円筒状表面にのみに配設して いるが、さらに遮蔽体をジャー12の円盤状の天井部表面あるいは、侵入部15 の閉端部17に放射状に配設してもよい。図3Aに破線で示すように、この種の 遮蔽体は、さらに、コイル11及びジャー12の中心軸に対して半径方向に延在 する覆板23及びそれを支持する支持体21を備える。 この種の遮蔽体は、例えばラムリサーチコーポレーシヨン(Lam Research Cor poration)から市販されている、いわゆるトランス結合プラズマ(transformer coupled plasma: TCP)装置等に用いて好適である。この装置においては、プ ラズマを励起するための誘導結合コイルは、ベル型ジャーの円筒部周辺ではなく 、ベル型ジャーの円盤状の天井部外表面に螺旋状に設けられている。(ベル型ジ ャーの高さは、添付の図面に示すジャーと比較して、直径に対してかなり低い。 )このような場合、螺旋状のコイルの裏面側のベル型ジャーの円盤状の天井部内 表面に導電性の材料が堆積することにより、渦電流の電流経路が形成され、プラ ズマの発生が妨害される。しかしながら、螺旋状のコイルの裏面側である、ベル 型ジャーの円盤状の天井部に放射状の遮蔽体を配設することにより、この電流経 路を遮断することができる。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1996年10月24日 【補正内容】 発明の名称 導電性材料をスパッタリングする誘導結合プラズマスパッタリング反応室 技術分野 本発明は、導電性材料の誘導結合スパッタリングに関する。 背景技術 スパッタリングプロセスにおいて、スパッタリング処理を施される半導体ウェ ハ等の基板は、ガスが充填された真空反応室内に取り付けられる。反応室内のガ スは、電気的に励起され、反応室内にプラズマが発生する。スパッタエッチング プロセスにおいては、プラズマからのイオンが基板表面に衝突し、基板表面にコ ーティングされている材料の粒子を叩き出す。叩き出された粒子は、主に反応室 の内壁面に付着して膜を形成する。スパッタコーティングプロセスにおいては、 反応室内にターゲットが配置され、プラズマからのイオンがターゲットに衝突し 、ターゲットから粒子が叩き出され、粒子はウェハ及び反応室の内壁面に付着す る。 誘導結合プラズマスパッタリング反応室では、例えば、ヨーロッパ特許公開公 報94914084.2に開示されているように、絶縁性のチャンバが用いられ る。このチャンバの外周に設けられた螺旋状のコイルによって生成される磁界に より、励起が部分的に行われる。コイルは、石英ジャー等の絶縁性の障壁により チャンバから隔離されている。 金属や他の導電性のコーティングに誘導結合プラズマスパッタリングを行う際 、例えばウェハから叩き出された粒子が、チャンバの内壁面に導電性の膜を形成 しやすいことが問題となる。チャンバを が設けられた、図1の反応室を示す断面図である。 図3Bは、図3Aの反応室を線3B−3Bに沿って示す平面図であり、図3C は、遮蔽体22の斜視図である。 図4及び図5は、被遮蔽領域24’及び24”における導電性の膜の堆積を防 止する遮蔽体の他の実施例を示す部分平面図である。 発明を実施するための最良の形態 図1に示すように、例えばプラズマスパッタエッチング反応室である誘導結合 プラズマスパッタリング反応室10は、円筒状のチャンバであるジャー12の周 囲に巻かれたプラズマ励起用の螺旋状のコイル11を備える。ジャー12は、例 えば直径約30.5cm(12インチ)、高さ約20.3cm(8インチ)、壁 厚約6.4mm(1/4インチ)の石英製のジャーである。ジャー12は、例え ば1.3×10-6N/m2(10-8Torr)程度の高真空に対する強度を有す る。コイル11とジャー12は、ハウジングの台16により支持され、ハウジン グ(図示せず)内に収容されている。 コイル11は、長さ15.2m(50フィート)、直径3.2mm(1/8イ ンチ)の銅管により形成され、ジャー12の外部表面に約15.5周巻き付けら れている。この銅管の両端には電力端子が接続されている。また、このコイル1 1の動作温度を安定させるため、銅管の中空部に冷却水を流入している。 コイル11は、100〜800kHzの中間周波数帯域、例えば450kHz の電流により電気的に駆動され、ジャー12内部に磁界を発生する。コイル11 の電気的な駆動は、アメリカ合衆国コロラド州84525フォートコリンズプロ スペクトパークウェイ1600のアドバンスドエネルギーインダストリーズイン ク(Advanced Energies Industries,Inc.,1600 Prospect Parkway,Fort Collins,CO 84525 )から市販されているPDP2500 450kHz2000W発電機等の電力 源(図示せず)によって行うことができる。コイル11の消費電力は約1250 Wである。このときの電力源は、例えばアメリカ合衆国ニューヨーク州1096 2オレンジバーグルート303のマテリアルリサーチコーポレーション(Materi als Research Corporation,Route 303,Orangeburg,NY 10962)から市販され ているRMX−10やRMX−12用の整合回路等の整合回路(図示せず)を介 して、コイル11に接続されている。コイル11の電気的接続や励起周波数は、 具体的な使用環境によって異なる。 誘導結合プラズマスパッタリング反応室10において処理されるウェハ13は 、ジャー12内部のウェハ支持体14上に配置される。ウェハ13の直径は、1 0.2〜20.3cm(4〜8インチ)の範囲内の如何なる値でもよいが、ここ で示す処理に用いるウェハ13の直径は20.3cm(8インチ)である。ジャ ー12は、真空ポンプ(図示せず)によりほぼ真空状態になるまで排気される。 ウェハ支持体14には、ハウジング15や収納台16に対し、例えば周波数13 .56MHz、電力レベル2000W程度の高周波(RF)電力が印加され、処 理中にウェハに125Vの直流電圧を発生させる。好適な電力源としては、例え ばアステクアメリカインク(Astec America Inc.)の関連会社であるアメリカ合 衆国ニューヨーク州14623ロチェスタハイパワーロード100(100 High P ower Road,Rochester,NY 14623)のイーエヌアイコーポレーション(ENI Corp oration)から入手可能なAEG−10B−02 RF発電機がある。これと同 時に、上述のように、 コイル11には中間周波数帯域の電力が供給される。 排気されたジャー12には、ガスが低速で流入され、ジャー12内部は低圧状 態となる。例えば速度15〜50sccm、この例では20sccm、圧力66 〜130×10-3N/m2(0.5〜1mTorr)、この例では93×10-3 N/m2(0.7mTorr)で、アルゴンガスがジャー12に流入される。 コイル11による電気的な励起と、ウェハ支持体14に供給されたRF電力の 相乗効果により、ジャー12内のガスがイオン化され、ジャー12内部にプラズ マガスが発生される。プラズマからのイオンは、ウェハ13の表面に衝突し、ウ ェハ13の表面に露出されている膜の材料を、ウェハ13からジャー12内へ叩 き出す。このように、ウェハ13の表面はプラズマ衝突によりエッチングされる 。このウェハ処理に要する時間は約120秒である。 図1に示すように、ジャー12は、直径12.1cm(4と3/4インチ)程 度の円筒状の侵入部15を有している。侵入部15は、ジャー12の天井部表面 より、ウェハ表面から1.9cm(3/4インチ)程度の距離にある閉端部17 に亘って設けられている。この侵入部15の内部は、ジャー12の外部の雰囲気 に開放されており、すなわち、排気されていない。侵入部15は、ジャー12の 中央部におけるプラズマの発生を妨げ、ウェハ13の中央近傍でのエッチング速 度を低減する。この侵入部15を設けないと、ウェハ13上のエッチング速度は 、ウエハ13の端部近傍より中央部近傍の方が非常に高くなってしまう。侵入部 15によりウェハ13の中央部近傍でのエッチング速度が低減されるため、ウェ ハ13を均一にエッチングすることができる。 エッチング処理の間、ウェハ13から叩き出された粒子は、主にジャー12の 内壁面に堆積する。ウェハ13の表面から金属又は他 の導電性の材料をエッチングする場合、ジャー12の内壁面に導電性の膜が形成 される。この膜層の導電率は、ジャー12内でウェハを処理する度に増加する。 また、非導電性の金属含有膜をエッチングする場合でも、処理中に発生する化学 反応により同様の結果が生ずることがある。 ジャー12の内壁面に形成された導電性の膜は、コイル11からの磁界を遮蔽 し、磁界がジャー12内の処理ガスに至ることを妨げ、プラズマの発生を妨げる 。すなわち、コイル11から発生する磁界の変化は、導電性の膜中に渦電流を誘 導する。渦電流は、導電性の膜が形成されたジャー12の円筒壁の内周を、コイ ル11に流れる電流と平行かつ反対方向に循環する。このように誘導された渦電 流は、ジャー12内にコイル11から発生する磁界と同等かつ反対方向の磁界を 発生させ、この磁界はコイル11により発生した磁界に反発し、これを打ち消し てしまう。 このように、ジャー12の内部に一定の厚さの導電性の膜が堆積すると、ジャ ー12内部でプラズマを発生させることは不可能になる。そこで、処理を可能に するためにジャー12を洗浄し、あるいは交換する必要がある。これにより、エ ッチング処理は、時間ががかり、また高コストなものとなる。 プラズマ処理チャンバ内部の導電性の膜の堆積に伴う問題を、具体的に以下に 示す。厚さ100nmのチタン薄膜により被覆された直径15.2cm(6イン チ)のシリコンウェハに対し、上述の条件にて、図1に示す反応室内部において 誘導結合プラズマエッチングプロセスによるエッチングを行った。このようにし て20個〜25個のウェハをエッチングしたところ、プラズマは完全に発生しな くなり、処理の継 続が不可能になった。このとき、ジャー12の内部を検査したところ、導電性の 膜がジャー内壁面に堆積しており、ジャー12の内壁面の抵抗値をプローブ間隔 1.27cm(1/2インチ)にて測定した結果、コイル11近傍の表面では、 30〜400Ωmの面積抵抗値を示した。材料がスパッタリング除去されるウェ ハ13表面近傍のジャー12内壁面では、さらに低い面積抵抗値が示された。 本発明では、ジャー12内部の堆積物を不連続なものとし、渦電流の経路を遮 断することにより上述の問題を解決する。具体的には、ジャー12及びコイル1 1の中心軸に平行で、且つ誘導されて生ずる渦電流の電流方向に垂直な方向に細 長い絶縁性の被遮蔽領域を形成する。この絶縁性の被遮蔽領域は、石英ジャー1 2内部の導電性の膜における渦電流の電流経路を切断することにより、コイル1 1からの磁界の反対方向に磁界が発生することを防止する。 図2A及び図2Bに示すように、ジャー12内部にステンレススチール製のテ スト部材18を挿入及び設置して実験行った結果、被遮蔽領域により渦電流の発 生が防止されることが見出された。テスト部材18は、厚さ0.153mm(0 .006インチ)、幅15.3cm(6.0インチ)のステンレス合金No.s s−304製のシムストックからなる。このシムストックを、4.45cm(1 .75インチ)の間隙20を設けて円筒状に折り曲げ、テスト部材18を形成し た。このテスト部材18は、ジャー12内部においてスパッタエッチングにより 3000個以上のウエハを処理した後にジャー12内部に堆積されると予想され る導電性の膜の膜厚を模擬したものである。さらに熱により酸化した表面層(す なわち、絶縁性の表面層)を有する実験用ウェハをチャンバ内に配設し、高周波 電力及び誘導電力をチャンバに供給し、プラズマ処理を行う 模擬実験を行った。(この実験では、ウェハの表面層から間隙20に導電性の材 料がスパッタされて、間隙20間を短絡させるといったことが起こらないよう絶 縁性のウェハを用いた。) 上述の実験装置では、チャンバ内のテスト部材18に影響されることなく、好 適なタイミングで持続的なプラズマが発生された。これにより、ジャー12の内 壁面に絶縁性の被遮蔽領域を設けることで、渦電流の発生を防止することができ 、ジャー12の内壁面に導電性の材料が堆積することによって発生する問題を解 決できることが見出された。 ジャー12の内壁面の被遮蔽領域に導電性の材料が堆積することを防止する遮 蔽体の1実施例として、ベンチ状の遮蔽体22を備える反応室を図3A及び図3 Bに示す。遮蔽体22は、図3Bに示すように、ジャーの壁に配置された2つの 支持体21と、長手方向がコイル11の中心軸に平行であり、コイル11の長さ 略全体に対応する領域に縦長に配設された覆板23とを備える。支持体21は、 ジャー12の内側に放射状に(ジャー12の中心に向かって)約0.32〜0. 95cm(1/8〜3/8インチ)突出して設けられており、覆板23をジャー 12の内壁面からこの距離だけ離隔させて支持している。覆板23は、接線方向 に5.1cm(2インチ)程度に縦長に延在し、ウェハ13よりスパッタリング される材料を遮蔽して、ジャー12内部に被遮蔽領域24を形成する。覆板23 及び支持体21は石英からなる。 覆板23を用いることにより、プラズマスパッタリング装置内のウェハ又はタ ーゲットからスパッタリングされる材料は、ジャー12内壁面の被遮蔽領域24 には堆積しない。このため、処理時間の経過に伴ってジャー12の内壁面に導電 性の膜が形成された場合で も、被遮蔽領域24においては導電性の膜は形成されない。したがって、渦電流 は被遮蔽領域24を流れることができず、故にジャー12内部の円筒部の円周に 渦電流が発生することはない。 図4に、ジャー12の内部に被遮蔽領域を形成するのに好適な遮蔽体26の他 の実施例を示す。図4に示す遮蔽体26は、ジャー12及びコイル11の軸に中 心軸に略平行に、ジャー12の内壁面から縦長に突き出た支持体21を備える。 覆板23は、ジャー12の内壁面から0.32〜0.95cm(1/8〜3/8 インチ)離隔して、支持体21の先端部から接線方向に延出している。覆板23 は、ジャー12の内壁面から離隔して、十分な幅、例えば5.1〜7.6cm( 2〜3インチ)の幅で、接線方向に延出してスパッタリングされる材料が堆積し ない被遮蔽領域24’を形成する。 遮蔽体の第3の実施例においては、図5に示すように、2つの遮蔽体26、2 7を相互に重なり合う方向に配設する。第1の遮蔽体26は、時計回りの接線方 向に延出する覆板を有し、第2の遮蔽体27は、反時計回りの接線方向に延出す る覆板を有しているため、第1及び第2の遮蔽体26、27の覆板が重なり合い 、遮蔽体26の支持体から遮蔽体27の支持体に亘って被遮蔽領域24”が形成 される。したがって、スパッタリング材料が、被遮蔽領域24”に堆積すること はない。 本発明を種々の実施例により説明し、これらの実施例をかなりの詳細にわたっ て説明したが、この他の利点や変更は、当業者にとって明らかであろう。 例えば、スパッタエッチング装置及び処理について説明したが、 請求の範囲 1. プラズマスパッタリングプロセスにより処理されるウェハ(13)及び処 理ガスを収納する密閉された絶縁性のチャンバ(12)と、電力源と、上記電力 源に接続され、上記チャンバ(12)の外壁に隣接して配設され、上記密閉され たチャンバ(12)の内部に磁界を発生し、上記処理ガスを励起してプラズマを 発生させる誘導コイル(11)とを備える誘導結合プラズマスパッタリング反応 室であって、 上記チャンバ(12)の内壁面から離隔した遮蔽体(22、26、27)を備 え、 上記遮蔽体(22、26、27)は、誘導コイル(11)の一部に対してチャ ンバ壁の裏側にある内壁面の被遮蔽領域(24、24’、24”)を覆い、上記 遮蔽体(22、26、27)は、スパッタリングされた導電性の材料が上記被遮 蔽領域(24、24’、24”)に堆積することを防止することによって、上記 チャンバ内壁に渦電流の電流経路が形成されることを防止し、上記チャンバ(1 2)内のプラズマに対する電力の誘導結合を向上させる ことを特徴とする誘導結合プラズマスパッタリング反応室(10)。 2. 上記チャンバ(12)及び誘導コイル(11)は、円筒状であり、上記誘 導コイル(11)は、上記チャンバ(12)の円筒状の外壁の周囲に渦巻き状に 巻かれている ことを特徴とする請求の範囲1記載の誘導結合プラズマスパッタリング反応室 。 3. 上記誘導コイル(11)は、中心軸を中心に巻線された長尺状の形状であ り、上記遮蔽体(22、26、27)は、上記誘導コイル(11)の中心軸に略 平行に延長された長尺状の形状である ことを特徴とする請求の範囲1又は2記載の誘導結合プラズマスパッタリング 反応室。 4. 上記遮蔽体(22、26、27)は、チャンバ内壁に接触してチャンバ内 壁から略内側に突出するする支持体(21)と、上記支持体(21)から延出し て上記被遮蔽領域(24、24’、24”)を覆う長尺状の覆板(23)とを有 する ことを特徴とする請求の範囲3記載の誘導結合プラズマスパッタリング反応室 。 5. 上記覆板(23)は、上記支持体(21)から接線方向に延出する ことを特徴とする請求の範囲4記載の誘導結合プラズマスパッタリング反応室 。 6. 上記遮蔽体(22)は、チャンバ内壁に接触してチャンバ内壁から内側に 突出する第2の支持体(21)を有し、上記長尺状の覆板(23)は、上記第1 及び第2の支持体(21)の間に設けられて、上記被遮蔽領域(24)を覆うベ ンチ形状である ことを特徴とする請求の範囲4記載の誘導結合プラズマスパッタリング反応室 。 7. 上記遮蔽体(22、26、27)は、上記誘導コイル(11)の中心軸に 平行に、コイルの長さの略全体に亘って設けられている ことを特徴とする請求の範囲3乃至6のいずれか1記載の誘導結合プラズマス パッタリング反応室。 8. 絶縁性の真空チャンバ(12)内に配置されたウエハ(13) から導電性の材料をスパッタリングするスパッタリング方法であって、 上記チャンバ(12)を排気してチャンバに処理ガスを供給する工程と、 上記チャンバ(12)の外壁に隣接する電気コイル(11)により処理ガスを 励起して、プラズマを発生させると共に、プラズマからのイオンを上記表面に衝 突させて上記ウェハ(13)から導電性の材料をスパッタリングする工程とを有 し、 上記チャンバ(12)の内壁から離隔して、内壁面の被遮蔽領域(24、24 ’、24”)上に遮蔽体(22、26、27)を設け、上記遮蔽体は、スパッタ リングされた導電性の材料が上記被遮蔽領域(24、24’、24”)に堆積す ることを防止することによって、チャンバ内壁を周回する渦電流の電流経路が形 成されることを防止する ことを特徴とするスパッタリング方法。 9. 上記コイル(11)は、中心軸を中心に巻線されて延長された長尺状の形 状であり、上記遮蔽体(22、26、27)を設ける工程は、上記コイル(11 )の中心軸に略平行に延長された長尺状の遮蔽体(22、26、27)を設ける 工程を有する ことを特徴とする請求の範囲8記載のスパッタリング方法。 10. 上記遮蔽体(22、26、27)を設ける工程は、上記コイル(11) の中心軸方向の長さの略全体にわたって延在する遮蔽体を設ける工程を有する ことを特徴とする請求の範囲9記載のスパッタリング方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ),AM, AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,CH,C N,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE ,HU,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK, LR,LT,LU,LV,MD,MG,MN,MW,N L,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE ,SI,SK,TJ,TT,UA,UZ,VN (72)発明者 ジェームス エー セアマルコ アメリカ合衆国 ニューヨーク州 10511 ブチャマン バンノン アヴェニュー 102

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. プラズマスパッタリングプロセスにより処理されるウェハ及び処理ガスを 収納する密閉されたチャンバと、 電力源と、 上記電力源に接続され、上記チャンバの外壁に隣接して配設され、上記密閉さ れたチャンバの内部に磁界を発生し、上記処理ガスを励起してプラズマを発生さ せる誘導コイルと、 上記チャンバの内壁面から離隔して、誘導コイルの一部に対してチャンバ壁の 裏側にある内壁面の被遮蔽領域を覆い、上記遮蔽体は、スパッタリングされた導 電性の材料が上記被遮蔽領域に堆積することを防止する遮蔽体とを備え、 上記チャンバ内壁に渦電流の電流経路が形成されることを防止し、上記チャン バ内のプラズマに対する電力の誘導結合を向上させる誘導結合プラズマスパッタ リング反応室。 2. 上記チャンバ及び誘導コイルは、円筒状であり、上記誘導コイルは、上記 チャンバの円筒状の外壁の周囲に渦巻き状に巻かれている ことを特徴とする請求の範囲1記載の誘導結合プラズマスパッタリング反応室 。 3. 上記誘導コイルは、中心軸を中心に巻線された長尺状の形状であり、上記 遮蔽体は、上記誘導コイルの中心軸に略平行に延長された長尺状の形状である ことを特徴とする請求の範囲1又は2記載の誘導結合プラズマス パッタリング反応室。 4. 上記遮蔽体は、チャンバ内壁に接触してチャンバ内壁から略内側に突出す るする支持体と、上記支持体から延出して上記被遮蔽領域を覆う長尺状の覆板と を有する ことを特徴とする請求の範囲3記載の誘導結合プラズマスパッタリング反応室 。 5. 上記覆板は、上記支持体から接線方向に延出する ことを特徴とする請求の範囲4記載の誘導結合プラズマスパッタリング反応室 。 6. 上記遮蔽体は、チャンバ内壁に接触してチャンバ内壁から内側に突出する 第2の支持体を有し、上記長尺状の覆板は、上記第1及び第2の支持体の間に設 けられて、上記被遮蔽領域を覆うベンチ形状である ことを特徴とする請求の範囲4記載の誘導結合プラズマスパッタリング反応室 。 7. 上記遮蔽体は、上記誘導コイルの中心軸に平行に、コイルの長さの略全体 に亘って設けられている ことを特徴とする請求の範囲3記載の誘導結合プラズマスパッタリング反応室 。 8. プラズマスパッタリングプロセスにより処理されるウェハ及 び処理ガスを収納する密閉されたチャンバと、電力源に接続され、上記チャンバ の外壁に隣接して配設され、上記密閉されたチャンバの内部に磁界を発生し、上 記処理ガスを励起してプラズマを発生させる誘導コイルとを備える誘導結合プラ ズマスパッタリング反応室内に上記チャンバの内壁面から離隔して、誘導コイル の一部に対してチャンバ壁の裏側にある内壁面の被遮蔽領域を覆い、スパッタリ ングされた導電性の材料が上記被遮蔽領域に堆積することを防止する遮蔽体を配 設し、これにより上記チャンバの内壁面を流れる渦電流の電流経路を遮断して、 上記プラズマへの電力の誘導結合を向上させる方法。 9. 上記コイルは、中心軸を中心に巻線されて延長された長尺状の形状であり 、上記遮蔽体を設ける工程は、上記コイルの中心軸に略平行に延長された長尺状 の遮蔽体を設ける工程を有する ことを特徴とする請求の範囲8記載の方法。 10. 上記遮蔽体を設ける工程は、チャンバ内壁に接触してチャンバ内壁から 略内側に突出するする支持体を設ける工程と、上記支持体から延出して上記被遮 蔽領域を覆う長尺状の覆板を設ける工程とを有する ことを特徴とする請求の範囲9記載の方法。 11. 上記遮蔽体を設ける工程は、上記覆板を上記支持体から接線方向に延出 させて設ける工程を有する ことを特徴とする請求の範囲10記載の方法。 12. 上記遮蔽体を設ける工程は、チャンバ内壁に接触してチャンバ内壁から 内側に突出する第2の支持体を設け、上記長尺状の覆板を上記第1及び第2の支 持体の間に設けて、上記被遮蔽領域を覆うベンチ形状の遮蔽体を設ける工程を有 する ことを特徴とする請求の範囲10記載の方法。 13. 上記遮蔽体を設ける工程は、上記誘導コイルの中心軸に平行に、コイル の長さの略全体に遮蔽体を配設する工程を有する ことを特徴とする請求の範囲9記載の方法。 14. 真空チャンバ内に配置されたウェハから導電性の材料をスパッタリング するスパッタリング方法であって、 上記チャンバを排気してチャンバに処理ガスを供給する工程と、 電気コイルにより処理ガスを励起して、プラズマを発生させると共に、プラズ マからのイオンを上記表面に衝突させて上記ウェハから導電性の材料をスパッタ リングする工程と、 上記チャンバの内壁から離隔して、内壁面の被遮蔽領域上に遮蔽体を設け、上 記遮蔽体は、スパッタリングされた導電性の材料が上記被遮蔽領域に堆積するこ とを防止することによって、チャンバ内壁を周回する渦電流の電流経路が形成さ れることを防止する工程と を有するスパッタリング方法。 15. 上記遮蔽体を設ける工程は、上記チャンバの内壁面に接触して内側に突 出する支持体と、上記支持体に支持され、上記支持体 から延出して上記被遮蔽領域を覆う長尺状の覆体を設ける工程を有する ことを特徴とする請求の範囲14記載のスパッタリング方法。 16. 上記遮蔽体を設ける工程は、上記覆板を上記支持体から接線方向に延出 させて設ける工程を有する ことを特徴とする請求の範囲15記載のスパッタリング方法。 17. 上記遮蔽体を設ける工程は、チャンバ内壁に接触してチャンバ内壁から 内側に突出する第2の支持体を設け、上記長尺状の覆板を上記第1及び第2の支 持体の間に設けて、上記被遮蔽領域を覆うベンチ形状の遮蔽体を設ける工程を有 する ことを特徴とする請求の範囲15記載のスパッタリング方法。 18. 上記遮蔽体を設ける工程は、上記誘導コイルの中心軸に平行に、コイル の長さの略全体に遮蔽体を配設するものである ことを特徴とする請求の範囲14記載のスパッタリング方法。
JP51386296A 1994-10-25 1994-11-28 導電性材料をスパッタリングする誘導結合プラズマスパッタリング反応室 Expired - Lifetime JP3513542B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/326,743 US5569363A (en) 1994-10-25 1994-10-25 Inductively coupled plasma sputter chamber with conductive material sputtering capabilities
US08/326,743 1994-10-25
PCT/US1994/013758 WO1996013051A1 (en) 1994-10-25 1994-11-28 Inductively coupled plasma sputter chamber with conductive material sputtering capabilities

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10507875A true JPH10507875A (ja) 1998-07-28
JP3513542B2 JP3513542B2 (ja) 2004-03-31

Family

ID=23273518

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51386296A Expired - Lifetime JP3513542B2 (ja) 1994-10-25 1994-11-28 導電性材料をスパッタリングする誘導結合プラズマスパッタリング反応室

Country Status (9)

Country Link
US (1) US5569363A (ja)
EP (1) EP0788654B1 (ja)
JP (1) JP3513542B2 (ja)
KR (1) KR100349426B1 (ja)
AU (1) AU1332895A (ja)
CA (1) CA2202530A1 (ja)
DE (1) DE69410830T2 (ja)
TW (1) TW277203B (ja)
WO (1) WO1996013051A1 (ja)

Families Citing this family (66)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6224724B1 (en) 1995-02-23 2001-05-01 Tokyo Electron Limited Physical vapor processing of a surface with non-uniformity compensation
US6132564A (en) * 1997-11-17 2000-10-17 Tokyo Electron Limited In-situ pre-metallization clean and metallization of semiconductor wafers
US6264812B1 (en) 1995-11-15 2001-07-24 Applied Materials, Inc. Method and apparatus for generating a plasma
US6254737B1 (en) 1996-10-08 2001-07-03 Applied Materials, Inc. Active shield for generating a plasma for sputtering
US6190513B1 (en) 1997-05-14 2001-02-20 Applied Materials, Inc. Darkspace shield for improved RF transmission in inductively coupled plasma sources for sputter deposition
SG60123A1 (en) * 1996-10-08 1999-02-22 Applied Materials Inc Improved darkspace shield for improved rf transmission in inductively coupled plasma sources for sputter deposition
US5800688A (en) * 1997-04-21 1998-09-01 Tokyo Electron Limited Apparatus for ionized sputtering
US5948215A (en) * 1997-04-21 1999-09-07 Tokyo Electron Limited Method and apparatus for ionized sputtering
US6103070A (en) * 1997-05-14 2000-08-15 Applied Materials, Inc. Powered shield source for high density plasma
US6579426B1 (en) 1997-05-16 2003-06-17 Applied Materials, Inc. Use of variable impedance to control coil sputter distribution
US6345588B1 (en) 1997-08-07 2002-02-12 Applied Materials, Inc. Use of variable RF generator to control coil voltage distribution
WO1999010913A1 (en) 1997-08-26 1999-03-04 Applied Materials, Inc. An apparatus and method for allowing a stable power transmission into a plasma processing chamber
US6565717B1 (en) * 1997-09-15 2003-05-20 Applied Materials, Inc. Apparatus for sputtering ionized material in a medium to high density plasma
US6080287A (en) * 1998-05-06 2000-06-27 Tokyo Electron Limited Method and apparatus for ionized physical vapor deposition
US6287435B1 (en) * 1998-05-06 2001-09-11 Tokyo Electron Limited Method and apparatus for ionized physical vapor deposition
US6132566A (en) * 1998-07-30 2000-10-17 Applied Materials, Inc. Apparatus and method for sputtering ionized material in a plasma
WO2000019483A1 (de) 1998-09-30 2000-04-06 Unaxis Balzers Aktiengesellschaft Vakuumbehandlungskammer und verfahren zur oberflächenbehandlung
US6268284B1 (en) 1998-10-07 2001-07-31 Tokyo Electron Limited In situ titanium aluminide deposit in high aspect ratio features
US6165542A (en) * 1998-12-23 2000-12-26 United Technologies Corporation Method for fabricating and inspecting coatings
US6254745B1 (en) * 1999-02-19 2001-07-03 Tokyo Electron Limited Ionized physical vapor deposition method and apparatus with magnetic bucket and concentric plasma and material source
US6248251B1 (en) * 1999-02-19 2001-06-19 Tokyo Electron Limited Apparatus and method for electrostatically shielding an inductively coupled RF plasma source and facilitating ignition of a plasma
US7294563B2 (en) 2000-08-10 2007-11-13 Applied Materials, Inc. Semiconductor on insulator vertical transistor fabrication and doping process
US7166524B2 (en) 2000-08-11 2007-01-23 Applied Materials, Inc. Method for ion implanting insulator material to reduce dielectric constant
US6893907B2 (en) 2002-06-05 2005-05-17 Applied Materials, Inc. Fabrication of silicon-on-insulator structure using plasma immersion ion implantation
US7223676B2 (en) 2002-06-05 2007-05-29 Applied Materials, Inc. Very low temperature CVD process with independently variable conformality, stress and composition of the CVD layer
US6939434B2 (en) 2000-08-11 2005-09-06 Applied Materials, Inc. Externally excited torroidal plasma source with magnetic control of ion distribution
US7094316B1 (en) 2000-08-11 2006-08-22 Applied Materials, Inc. Externally excited torroidal plasma source
US6494986B1 (en) * 2000-08-11 2002-12-17 Applied Materials, Inc. Externally excited multiple torroidal plasma source
US7094670B2 (en) 2000-08-11 2006-08-22 Applied Materials, Inc. Plasma immersion ion implantation process
US6551446B1 (en) 2000-08-11 2003-04-22 Applied Materials Inc. Externally excited torroidal plasma source with a gas distribution plate
US7430984B2 (en) * 2000-08-11 2008-10-07 Applied Materials, Inc. Method to drive spatially separate resonant structure with spatially distinct plasma secondaries using a single generator and switching elements
US7288491B2 (en) 2000-08-11 2007-10-30 Applied Materials, Inc. Plasma immersion ion implantation process
US6453842B1 (en) * 2000-08-11 2002-09-24 Applied Materials Inc. Externally excited torroidal plasma source using a gas distribution plate
US7303982B2 (en) 2000-08-11 2007-12-04 Applied Materials, Inc. Plasma immersion ion implantation process using an inductively coupled plasma source having low dissociation and low minimum plasma voltage
US7465478B2 (en) 2000-08-11 2008-12-16 Applied Materials, Inc. Plasma immersion ion implantation process
US7479456B2 (en) 2004-08-26 2009-01-20 Applied Materials, Inc. Gasless high voltage high contact force wafer contact-cooling electrostatic chuck
US7320734B2 (en) 2000-08-11 2008-01-22 Applied Materials, Inc. Plasma immersion ion implantation system including a plasma source having low dissociation and low minimum plasma voltage
US7183177B2 (en) 2000-08-11 2007-02-27 Applied Materials, Inc. Silicon-on-insulator wafer transfer method using surface activation plasma immersion ion implantation for wafer-to-wafer adhesion enhancement
US7037813B2 (en) * 2000-08-11 2006-05-02 Applied Materials, Inc. Plasma immersion ion implantation process using a capacitively coupled plasma source having low dissociation and low minimum plasma voltage
US7137354B2 (en) 2000-08-11 2006-11-21 Applied Materials, Inc. Plasma immersion ion implantation apparatus including a plasma source having low dissociation and low minimum plasma voltage
US6730605B2 (en) 2001-04-12 2004-05-04 Tokyo Electron Limited Redistribution of copper deposited films
KR100481313B1 (ko) * 2001-11-09 2005-04-07 최대규 유도결합 플라즈마 반응기
US6984574B2 (en) 2002-01-23 2006-01-10 Mosel Vitelic, Inc. Cobalt silicide fabrication using protective titanium
US7183716B2 (en) * 2003-02-04 2007-02-27 Veeco Instruments, Inc. Charged particle source and operation thereof
US7695590B2 (en) 2004-03-26 2010-04-13 Applied Materials, Inc. Chemical vapor deposition plasma reactor having plural ion shower grids
US7291360B2 (en) 2004-03-26 2007-11-06 Applied Materials, Inc. Chemical vapor deposition plasma process using plural ion shower grids
US7244474B2 (en) 2004-03-26 2007-07-17 Applied Materials, Inc. Chemical vapor deposition plasma process using an ion shower grid
US7358192B2 (en) 2004-04-08 2008-04-15 Applied Materials, Inc. Method and apparatus for in-situ film stack processing
US7767561B2 (en) 2004-07-20 2010-08-03 Applied Materials, Inc. Plasma immersion ion implantation reactor having an ion shower grid
US8058156B2 (en) 2004-07-20 2011-11-15 Applied Materials, Inc. Plasma immersion ion implantation reactor having multiple ion shower grids
US7666464B2 (en) 2004-10-23 2010-02-23 Applied Materials, Inc. RF measurement feedback control and diagnostics for a plasma immersion ion implantation reactor
US7428915B2 (en) 2005-04-26 2008-09-30 Applied Materials, Inc. O-ringless tandem throttle valve for a plasma reactor chamber
US7109098B1 (en) 2005-05-17 2006-09-19 Applied Materials, Inc. Semiconductor junction formation process including low temperature plasma deposition of an optical absorption layer and high speed optical annealing
US7312162B2 (en) 2005-05-17 2007-12-25 Applied Materials, Inc. Low temperature plasma deposition process for carbon layer deposition
US7422775B2 (en) 2005-05-17 2008-09-09 Applied Materials, Inc. Process for low temperature plasma deposition of an optical absorption layer and high speed optical annealing
US7429532B2 (en) 2005-08-08 2008-09-30 Applied Materials, Inc. Semiconductor substrate process using an optically writable carbon-containing mask
US7335611B2 (en) 2005-08-08 2008-02-26 Applied Materials, Inc. Copper conductor annealing process employing high speed optical annealing with a low temperature-deposited optical absorber layer
US7312148B2 (en) 2005-08-08 2007-12-25 Applied Materials, Inc. Copper barrier reflow process employing high speed optical annealing
US7323401B2 (en) 2005-08-08 2008-01-29 Applied Materials, Inc. Semiconductor substrate process using a low temperature deposited carbon-containing hard mask
US20070068795A1 (en) * 2005-09-26 2007-03-29 Jozef Brcka Hollow body plasma uniformity adjustment device and method
US7554053B2 (en) * 2005-12-23 2009-06-30 Lam Research Corporation Corrugated plasma trap arrangement for creating a highly efficient downstream microwave plasma system
US7679024B2 (en) * 2005-12-23 2010-03-16 Lam Research Corporation Highly efficient gas distribution arrangement for plasma tube of a plasma processing chamber
US7562638B2 (en) * 2005-12-23 2009-07-21 Lam Research Corporation Methods and arrangement for implementing highly efficient plasma traps
JP5309213B2 (ja) * 2009-08-25 2013-10-09 キヤノンアネルバ株式会社 プラズマ処理装置およびデバイスの製造方法
US9103026B1 (en) * 2010-10-21 2015-08-11 Apollo Precision Beijing Limited Filter circuit for a magnetron deposition source
US20230282449A1 (en) * 2022-03-03 2023-09-07 Applied Materials, Inc. Plasma shaper to control ion flux distribution of plasma source

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5099100A (en) * 1974-08-16 1992-03-24 Branson International Plasma Corporation Plasma etching device and process
GB1550853A (en) * 1975-10-06 1979-08-22 Hitachi Ltd Apparatus and process for plasma treatment
JPS58158915A (ja) * 1982-03-16 1983-09-21 Fujitsu Ltd 薄膜生成装置
US4431901A (en) * 1982-07-02 1984-02-14 The United States Of America As Represented By The United States Department Of Energy Induction plasma tube
US4572759A (en) * 1984-12-26 1986-02-25 Benzing Technology, Inc. Troide plasma reactor with magnetic enhancement
JPH07116611B2 (ja) * 1988-12-07 1995-12-13 日電アネルバ株式会社 バイアスecr装置
JPH02250325A (ja) * 1989-03-23 1990-10-08 Mitsubishi Electric Corp プラズマ処理装置
JPH0361377A (ja) * 1989-07-28 1991-03-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd マイクロ波プラズマ膜堆積装置
JP2602336B2 (ja) * 1989-11-29 1997-04-23 株式会社日立製作所 プラズマ処理装置
JP3115015B2 (ja) * 1991-02-19 2000-12-04 東京エレクトロン株式会社 縦型バッチ処理装置
US5234529A (en) * 1991-10-10 1993-08-10 Johnson Wayne L Plasma generating apparatus employing capacitive shielding and process for using such apparatus
JPH06224183A (ja) * 1991-12-18 1994-08-12 I N R Kenkyusho:Kk プラズマ利用装置
US5433812A (en) * 1993-01-19 1995-07-18 International Business Machines Corporation Apparatus for enhanced inductive coupling to plasmas with reduced sputter contamination

Also Published As

Publication number Publication date
CA2202530A1 (en) 1996-05-02
DE69410830D1 (de) 1998-07-09
JP3513542B2 (ja) 2004-03-31
EP0788654B1 (en) 1998-06-03
TW277203B (ja) 1996-06-01
WO1996013051A1 (en) 1996-05-02
EP0788654A1 (en) 1997-08-13
AU1332895A (en) 1996-05-15
KR100349426B1 (ko) 2003-01-06
US5569363A (en) 1996-10-29
DE69410830T2 (de) 1998-10-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10507875A (ja) 導電性材料をスパッタリングする誘導結合プラズマスパッタリング反応室
JP3290777B2 (ja) 誘導結合型高周波放電方法および誘導結合型高周波放電装置
US6352629B1 (en) Coaxial electromagnet in a magnetron sputtering reactor
JP4936604B2 (ja) プラズマ波を励起可能なイオン化金属堆積のための高密度プラズマ源
KR100740811B1 (ko) 이온화된 금속 증착용 고밀도 플라즈마 소스
JP4936584B2 (ja) イオン化金属堆積用の高密度プラズマ源
JP3426382B2 (ja) プラズマ処理装置
JP4150504B2 (ja) イオン化物理蒸着のための方法および装置
US5961793A (en) Method of reducing generation of particulate matter in a sputtering chamber
EP0836218A2 (en) Active shield for generating a plasma for sputtering
JP3429391B2 (ja) プラズマ処理方法及び装置
KR20010020136A (ko) 재료의 이온 스퍼터링 방법 및 장치
JP3737363B2 (ja) 不均一性補償を伴う表面の物理的気相処理
JP2002520492A (ja) フィードスルー重複コイル
TW404147B (en) Overlap design of one-turn coil
KR100489917B1 (ko) 플라즈마생성용코일을지지하는스탠드오프및코일지지방법
TW408358B (en) Improved inductively coupled plasma source
JPH11106912A (ja) 高密度プラズマのための、電力を付与されたシールド源
EP0841683A2 (en) Active shield for generating a plasma for sputtering
JP4445194B2 (ja) プラズマ処理装置及びプラズマ処理方法
JP4002317B2 (ja) プラズマスパッタ装置
JP2002115051A (ja) バイアススパッタリング装置
JPH07263189A (ja) 放電プラズマ処理装置
US20030111442A1 (en) Method for controlling chamber inner wall surface of an inductively coupled plasma etching apparatus

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20031211

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130123

Year of fee payment: 9

EXPY Cancellation because of completion of term