JPH10507223A - ポリアリーレンスルフィドの再循環方法 - Google Patents

ポリアリーレンスルフィドの再循環方法

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JPH10507223A JP51289196A JP51289196A JPH10507223A JP H10507223 A JPH10507223 A JP H10507223A JP 51289196 A JP51289196 A JP 51289196A JP 51289196 A JP51289196 A JP 51289196A JP H10507223 A JPH10507223 A JP H10507223A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、ポリアリーレンスルフィド含有物質からポリアリーレンスルフィドを得る方法に関する。このために、ポリアリーレンスルフィド含有物質を溶媒で処理して、ポリアリーレンスルフィドを溶解し、その後に再沈殿させる。本発明はまた、異質の物質を分離することによるポリアリーレンスルフィド含有物質の精製方法と、少なくとも80m2/gの比表面積を有するポリアリーレンスルフィド粒子と、濾過剤としてのそれらの使用とにも関する。

Description

【発明の詳細な説明】 ポリアリーレンスルフィドの再循環方法 本発明はポリアリーレンスルフィド(PAS)の再循環方法であって、回収さ れたポリアリーレンスルフィドが通常製造された出発物質に比べて同じの、恐ら く改良された生成物性質を有する方法に関する。 再使用するためのポリアリーレンスルフィド廃棄物の“材料再循環”は今まで は純粋な等級の汚染されていない生産廃棄物又は規格外バッチの溶融に限定され ていた。この場合に、特に同じ添加物及び充填材含量を有する、同じ又は同様な 組成のポリアリーレンスルフィド廃棄物のみを用いることが可能である、さもな くばポリマー物質の性質の変化を受容せざるをえなくなるからである。再使用の 過程における反復熱応力は一般にポリマー物質の品質低下を生じる。 DE−C3433978は、ポリアリーレンスルフィドの反復熱応力が不十分 な又は過剰な架橋を生じ、線状ポリアリーレンスルフィド出発物質ではこれは流 動特性と粘弾性との劣化を意味することを報告している。 一般に、例えばガラス繊維又は無機物質のような、プラスチック中の多数の充 填材は後に加工されるときに損傷される。例えば繊維強化プラスチックの場合に は、例えば射出成形プロセスの過程における反復押出は強化繊維の平均繊維長さ を重度に減じるので、プラスチックの機械的性質は各処理工程毎にいっそう悪く なる(いわゆる、劣化)。 EP0461655A1は、低含量のオリゴマーを有するポリアリーレンスル フィドとアッシュとが、ポリアリーレンスルフィドと極性有機溶媒と水とを含む 液体反応混合物から、混合物の冷却によってどうのように得られるかを述べてい る。この方法はポリアリーレンスルフィドの製造方法の一部である。 本発明の目的は、ポリアリーレンスルフィドを含む物質から、特に廃棄物から のポリアリーレンスルフィドの回収であり、この場合に充填材若しくは添加剤の 含量若しくは性質、物質の不純物若しくは汚染及びエージ(age)は無関係である べきであり、回収されたポリアリーレンスルフィドは再配合に適するものでもな ければならない。 本発明は、ポリアリーレンスルフィド含有物質からポリアリーレンスルフィド を得る方法であって、ポリアリーレンスルフィド含有物質を溶媒で処理して、ポ リアリーレンスルフィドを溶解し、その後に沈殿させることを特徴とする方法を 提供する。 本発明はまた、ポリアリーレンスルフィド含有物質の精製方法であって、ポリ アリーレンスルフィド含有物質を溶解し、不溶なポリアリーレンスルフィド酸化 生成物、ポリアリーレンスルフィドエージング生成物、分解生成物、組成物生成 物、添加剤又は充填材を分離して、得られた溶液からポリアリーレンスルフィド を沈殿させる方法を提供する。 ポリアリーレンスルフィドは、ポリアリーレンスルフィド溶液を冷却すること によって又は溶媒を自然蒸発(フラッシュイング)させることによって又は好ま しくは液体媒質と混合することによって沈殿させる。液体媒質なる用語はこの場 合に、ポリアリーレンスルフィドが殆ど又は全く溶解性を有さない水、有機又は 無機溶媒を意味する。液体媒質がオリゴマー及び/又は他の不純物を溶解するな らば有利である。このために適した溶媒は例えばアセトンのようなアルデヒド若 しくはケト基を有する溶媒、又はトルエンのような芳香族溶媒である。水と混和 可能な液体媒質、例えばアセトンは水を含有することができる。液体媒質がPA Sを溶解するための溶媒と混和可能であるならば有利である。液体媒質は溶媒の 混合物から構成されることもできる。混合物は例えばPASの溶解に用いられる 溶媒を含むことができる。 液体媒質としてのアセトン又はアセトン含有溶媒混合物の使用は、アセトンが 例えば精製のために用いられるポリアリーレンスルフィド不純物のような溶解性 成分に対して良好な溶解容量(take-up capacity)を有するので、特に有利である 。アセトンはまた、沈殿したポリアリーレンスルフィドの洗浄に適切であること も実証されている。溶解性成分又は不純物とは、例えば、PAS製造における未 転化反応物、製造中に形成される溶解性オリゴマー、溶解性添加剤、アミン化合 物 及びスルフィド化合物である。 ポリアリーレンスルフィド含有物質又はポリアリーレンスルフィドの溶解は溶 媒中で(a)加熱しながら又は(b)加圧下で加熱しながら行うことができる。 本発明による方法に用いられるポリアリーレンスルフィド物質が充填材と共に 供給されるならば、溶解プロセス後にこれらの不溶性成分を分離する。この分離 は濾過、沈降、遠心分離又は当業者に熟知の他の方法で行うことができる。不溶 な成分は溶解温度における濾過によって有利に分離される。用いることができる フィルターデバイスの例はシングルレールフィルター(single-rail filter)であ る。ポリアリーレンスルフィド物質が溶解操作中に溶解しない他の物質を含有す るならば、これらの物質も同様に濾過によって除去することができる。 不溶性成分の例は金属、例えばPTPEのような不溶性ポリマー、PASの酸 化生成物、エージング生成物、及び例えばセラミック物質のような非金属である 。 溶解操作と、必要な場合の不要な成分の分離との後で、溶液中に存在するポリ アリーレンスルフィドは、沈殿によって又は液体媒質中での再沈殿によって得ら れる。液体媒質は最初に、1:1から1:100まで、好ましくはポリアリーレ ンスルフィドを基準にして過剰であるように、1:5から1:10までの比で導 入される。再沈殿は室温未満から、即ち20℃未満から30℃までの温度におい て又は最大溶解温度までにおいて、例えばポリマー溶液を液体媒質中に激しく撹 拌しながら導入することによって行うことができる。再沈殿に続いて、新たな液 体媒質によって単段階又は多段階洗浄操作を行い、次に乾燥を行う。 沈殿条件を変えることによって、得られる粒子の形態及び形状に影響を与える ことができる。例えば、激しく撹拌しながらポリマー溶液を滴加すると羊毛状構 造が生ずる。他方では、溶液を静止した(即ち、撹拌されない)媒質に滴加する ならば、その結果は球形のポリアリーレンスルフィド粒子である。 本発明による方法に用いることができるPASの溶媒は一般に、400℃まで の沸点を有する高沸点溶媒である。PASの適当な溶媒は、非置換であるか又は ハロゲン(好ましくは、塩素又は臭素)によって若しくはアルキル部分が炭素数 1〜4であるアルコキシ基によって若しくはアリール基によって置換された炭素 数1〜25の単環式又は多環式有機化合物である。これらの化合物はフェノール 性OH基を有することもできる。適当な溶媒の例はトリフェニルメタン、テトラ フェニルメタン、種々なモノ−、ジ−及びトリクロロベンゼン、N−メチルピロ リドン、1,2,3−トリフェニルベンゼン、2−及び4−フェニルフェノール 、2,6−ジフェニルフェノール、2,4,6−トリクロロフェノール、1−又 は2−クロロナフタレン、1−ブロモナフタレン、1−及び2−メトキシナフタ レン、1−エトキシナフタレン、2,6−及び2,7−ジメトキシナフタレン、 1−フェニルナフタレン、ベンゾフェノン、アセトフェノン、4,4’−ジメト キシベンゾフェノン、4,4’−ジフェニルベンゾフェノン、及びカプロラクタ ムも、N−メチルカプロラクタム、N−エチルカプロラクタム、キノリン、イソ キノリン、並びに1−シクロヘキシル−2−ピロリドン又は上記溶媒の混合物で ある。特に好ましい溶媒は、溶解を加熱しながら行う場合には(溶解変形(a) )クロロナフタレン、メトキシナフタレン、ベンゾフェノン又はキノリンであり 、溶解を加圧下で加熱しながら行う場合には(溶解変形(b))アニソール又は クロロベンゼンである。 用いられるPASの不純物が溶解状態で留まる溶媒を用いることが有利である 。この効果によって、冷却して、PASを沈殿させるときに精製を達成すること ができる。精製は溶媒の自然蒸発時に例えば揮発性不純物の除去によって達成さ れることもできる。 ポリアリーレンスルフィド含有物質を150℃〜360℃、好ましくは180 ℃〜260℃の温度において溶媒によって処理して、溶解を行う。得られる溶液 は低粘性である。溶解は一般に大気圧で行われる。しかし、ポリアリーレンスル フィド物質は昇圧下で溶解することもできる。後者の操作では、溶液を例えば加 熱された噴霧塔内でノズルから減圧して、ポリアリーレンスルフィドの微粒子を 生じさせる場合には、液体媒質中の沈殿を省略することができる。溶液が固体成 分を含有する場合には、これらの固体成分は噴霧乾燥の前に加圧濾過によって除 去することができる。この操作が加圧下で行われ、溶液が加熱された噴霧塔中に 導入されるならば、溶媒は頂部から取り出され、凝縮される。溶液の熱容量は例 えばクロロベンゼンを完全に蒸発させるために充分であるので、追加の乾燥はあ る種の条件下でのみなお必要であるにすぎない。 高圧下のポリマー溶液が液体媒質中への放出によって自然に減圧されるならば 、例えば、繊維質凝塊が得られる。この方法は噴霧乾燥に関して付加的な精製効 果をももたらす。 化学的な見地から、本発明の方法によって得られるポリアリーレンスルフィド 生成物は出発物質として用いられるポリアリーレンスルフィド物質に相当する。 しかし、このこと以上に、特に望ましい性質が特別な変化及び/又は改良を受け ることができる。したがって、再沈殿の性質(nature)、再沈殿温度、再沈殿剤、 溶媒及び溶液中のポリマー濃度に依存して、例えば、形状、結晶含量、分子量分 布、平均分子量及び、既述したように、生成物の形状に影響を与えることが可能 である。これに関しては、“比表面積の大きいポリアリーレンスルフィドパーツ とそれらの製造方法”なる名称のドイツ特許出願P4438447.2(199 4年10月26日出願)が参照される、この出願では性質に対するこれらの変化 が詳細に考察されている。一般に、得られる粒子の比表面積と得られるポリアリ ーレンスルフィド物質中の非晶質割合とは増大する。 大きい比表面積を有するPAS粒子を本発明による方法によって製造すること ができる。PAS粒子の大きい表面積は、例えばオゾン及びNO2の除去におけ る濾過剤(filter material)又は吸着剤用途に特に有利である。オゾン濾過剤と してのPASの使用は、名称“気体及び液体からオゾンを除去するための濾過剤 と方法”の出願番号(file reference)P4314734.8を有するドイツ出願 (1993年5月4日付け)に述べられており、これは本明細書に援用される。 ポリアリーレンスルフィド粒子の特に大きい比表面積は、ポリマーを大気圧又 は減圧下及び180〜360℃の範囲内の温度においてポリマーを溶媒に溶解し 、ポリマー溶液を室温に冷却し、冷却した溶液をポリマーが溶解しない液体(例 えばアセトン)によって室温において処理することによって得られる。この液体 による洗浄と緩和な加熱下での乾燥とは少なくとも80m2/gの比表面積を有 するポリアリーレンスルフィド粒子を生じる。特定の操作に従って、例えば約1 8 0m2/gの比表面積を有するポリアリーレンスルフィド粒子を製造することが 可能である。 用いられる分析方法は示差走査熱量測定(DSC)、時間走査(time sweep)( time swp.)及び周波数走査(frequency sweep)(freq.swp. )レオロジー分析、熱重量分析(TG)、沈降温度(settling temperature)、B ET表面積、GC/MS分析、及びX線ディフラクトメトリー(XRD)である 。 本発明による方法に用いるために適したポリアリーレンスルフィド含有物質の 例はいわゆる再循環物質(recyclate)、即ち、ポリアリーレンスルフィドの加工 からの廃棄物、及び回収のために集められたポリアリーレンスルフィド物質、例 えばもはや機能しない器具の使用済み部品(part)、及び他の加工されたポリアリ ーレンスルフィド成形部品である。これは純粋なポリマーであることも充填材及 び/又は強化材をブレンドしたポリマーであることも可能である。 回収のために送られるポリアリーレンスルフィドは少なくとも1個のアリーレ ンチオエーテル基を含む式(I)の反復単位を含有する線状又は分枝ポリアリー レン化合物である: -[(Ar1)n-X]m-[(Ar2)i-Y]j-[(Ar3)k-Z]l-[(Ar4)o-W]p- (I) 式中、Ar1、Ar2、Ar3、Ar4、W、X、Y及びZは、相互から独立的に、 同一又は異なるものである。インデックスn、m、i、j、k、l、o及びpは 整数0、1、2、3又は4であり、これらの合計は少なくとも2でなければなら ない。式(I)中のAr1、Ar2、Ar3及びAr4は単純なアリーレン系又は、 直接パラ−、メタ−又はオルト−結合した、炭素数6〜18のアリーレン系であ る。W、X、Y及びZは−SO2−、−S−、−SO−、−O−、−CO−、− CO2−、炭素数1〜6のアルキレン若しくはアルキリデン基、及び−NR1基− (R1は炭素数1〜6のアルキル又はアルキリデン基である)から選択される結 合基である。式(I)のアリール系は、それらの化学構造によると、相互から独 立的に1個以上の共通の官能基を付加的に含み、このような官能基の例はアルキ ルラジカル、ハロゲン、又はスルホ、アミノ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシル若 しくはカルボキシル基である。式(I)の単位を含むブロックコポリマーを用い ることも可能である。 好ましいポリアリーレンスルフィドは、反復単位:−C64−S−を有するポ リフェニレンスルフィド(PPS)であり、これは“Ullmann’s En cyclopedia of Industrial Chemistry”, A21巻,B.Elvers,S.Hawkins及びG.Schultz(編 集),VCH,ワインハイム−ニューヨーク,1992,463頁に述べられて おり、この文献は本明細書に援用される。スルホン基を含有するポリアリーレン スルフィドの合成はChimia,28(9),(1974)567に述べられ ている。 ポリフェニレンスルフィドは一般に1,4−結合した芳香族単位を含有する。 これはまた、50モル%までの割合で、1,2−及び/又は1,3−結合の芳香 単位をも含む。 適当なポリアリーレンスルフィドは、ゲル透過クロマトグラフィーによって測 定して、一般に4000〜200,000、好ましくは10,000〜150, 000、特に25,000〜100,000の平均分子量Mwを有するポリアリ ーレンスルフィドである。 ポリアリーレンスルフィド酸化生成物は、スルフィド架橋(−S−)が部分的 に又は完全にスルホキシド(−SO−)又はスルホン基(−SO2−)に転化し ており、ポリアリーレンスルフィドのための有機溶媒中にもはや溶解しないポリ アリーレンスルフィドである。ポリアリーレンスルフィドエージング生成物の例 は、ポリアリーレンスルフィドのための有機溶媒中にもはや溶解しない架橋した ポリマーである。ポリアリーレンスルフィド分解生成物の例は、化学的に変化し た又は開裂したアリーレン単位又はその一部を含むことができ、ポリアリーレン スルフィドの溶解特性とは異なる溶解特性を有する、比較的短鎖のポリアリーレ ンスルフィドである。ポリアリーレンスルフィド分解生成物は無変化のポリアリ ーレンスルフィドに比べて有機溶媒中に大きい溶解性も小さい溶解性も有するこ とができるので、その結果、分離が可能である。 回収されたポリアリーレンスルフィドは、合成から得られた物質に比べて性質 の点で品質の低下なく、エンジニアリングプラスチックとして再使用可能である 。回収ポリアリーレンスルフィドは、比表面積の増大のために、例えば汚染物質 フィルター又は吸着剤として適切である。 PAS回収プロセスは品質の低下なく数回行うことができる。 実施例1 US−A−3,354,129に従って製造された、平均粒度1mmを有する ポリアリーレンスルフィド粉末(簡略にはPPS)30gを300mlの1−ク ロロナフタレン中に導入し、混合物をスターラー、温度計及び冷却管を備えた装 置中で235℃に加熱すると、この加熱中にPPS物質は完全に溶解する。この 溶液を溶解温度においてさらに45分間加熱する。 (1a):高温ポリマー溶液を激しく撹拌しながら3リットルの冷却アセトン (約0℃)に加える(高温再沈殿)。 (1b):ポリマー溶液を室温(約25℃)に冷却させる。ゼリー状ポリマー 溶液が形成される。ポリマー溶液を室温において3リットルのアセトン中に激し く撹拌しながら溶解させる。ポリマーが沈殿する(低温再沈殿)。 (1a)又は(1b)からの再沈殿生成物をシルクフィルターエレメントを有 する吸引フィルターによって濾別して、アセトンと水とによって強度に洗浄する 。アセトン中での再懸濁とその後の新たな吸引濾過と洗浄とが精製操作を完成す る。減圧下、70℃において一定重量になるまで乾燥を行う。 用いた無処理PPS物質に比べた生成物の収率と性質とを表1に記載する。 実施例2 溶媒として1−メトキシナフタレンを用いて実施例1を繰り返した。生成物の 収率及び性質を表1に記載する。 表1は、生成物の融点が出発物質に比べて上昇し、この上昇が精製度の向上に よると考えられることを示す。回収生成物の比表面積の変化は顕著である。生成 物中の非晶質成分の結晶質成分に対する比をX線ディフラクトメーターを用いて 定性的に測定した。この評価は、特に再沈殿を最大溶解温度で実施する場合には 、用いた出発物質に比べて非晶質成分の増加を実証した。室温では、生成物中の 非晶質成分の結晶質成分に対する比は出発物質の同比に匹敵する。沈殿しなかっ た物質の粘度分析はPPSの溶解中の温度処理によって付加的な架橋形成が無い こと実証した。平均分子量は一定に留まったか又はやや減少を示した。平均分子 量の減少は、恐らく用いたPPS中のオリゴマー成分がプロセス中に分離した結 果であると思われる。 実施例3 40重量%のガラス繊維含量を有する繊維強化PPSの再循環物2gを50m lの1−クロロナフタレンと共に実施例1(1b)に述べた通りの装置中に導入 し、240℃に加熱した。単層フィルターを有する油加熱(oil-heated)フィルタ ー要素を用いて、分離を行った。生成物を25℃においてアセトン中で再沈殿さ せた。これを仕上げ処理し、実施例1に述べたように特徴付けた。得られた値は 表1に示した値に一致した。 実施例4a 室温において再沈殿させた実施例(1a)からのPPS物質を実施例(1a) に従って再度処理した。この生成物の性質は実施例1からの生成物(1回処理) の性質と異ならなかった。 実施例4b 実施例4からの生成物の反復沈殿は性質が変化しないことを実証した。 実施例5 充填材を添加しないPPSの再循環物をオートクレーブ中でクロロベンゼンに よって処理した。表2に示した温度において発生したクロロベンゼンの蒸気圧は 9x105〜1.4x106Paの範囲内であった。記載した溶解温度での20分 間の滞留時間において、表2に示した濃度が得られた。記載した最高濃度のその 後の、ノズルから加熱された噴霧塔への自然減圧は微粒状PPS粉末を生じた。 溶媒を頂部から取り出して、凝縮した。DSC、時間走査及び周波数走査による 分析の結果は、出発物質に比べて溶解温度の差を示さなかった。 実施例6:PPS(Mw 90,000)の性質 異なる比表面積を有する種々なPPSサンプルの細孔容積と、オゾンに関する フィルター特性とを測定した。 Fisons Inst.からの機器を用いた窒素吸着によって、BET法に 従って比表面積を測定した。 PPSのオゾン容量分析に関するガス供給パラメーター: オゾン濃度: 10g/m3 酸素流量: 100 l/時 滞留時間: 0.5〜1秒間 質量流量O3: 1g/時 PPSサンプルの重量: 6.2g PPSサンプル6.1(表3)は、250℃において2時間貯蔵したPPS粉 末(サンプル7.2)から成る。 PPSサンプル6.2(表3)は、0.2〜1mmの粒度を有する無処理PP S粉末(Mw 90,000)である。 PPSサンプル6.3(表3)は、1−クロロナフタレン中での高温再沈殿を 受けたPPSから成る。 PPSサンプル6.4(表3)は、メトキシナフタレン中での低温再沈殿を受 けたPPSから成る。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1996年11月4日 【補正内容】 請求の範囲 1.ポリアリーレンスルフィド含有再循環物質からポリアリーレンスルフィ ドを再循環させる方法であって、該物質を150℃〜360℃において溶媒によ って処理して、ポリアリーレンスルフィドを溶解させ、その後に沈殿させる方法 。 2.再循環物質が加工廃棄物を含むか、又は回収のために集められた部品の 形状であり、用いられる再循環物質が純粋なポリマーであるか又は充填材及び/ 又は強化剤をブレンドされたポリマーである、請求項1記載の方法。 3.溶媒が、非置換であるか又は置換されている炭素数6〜25の単環式又 は多環式有機化合物である、請求項1又は2に記載の方法。 4.化合物がハロゲンによって、好ましくは塩素若しくは臭素によって、ア ルキル部分が炭素数1〜4であるアルコキシ基によって、又はアリール基によっ て置換される、請求項3記載の方法。 5.物質を80℃〜260℃の温度において溶解する、請求項1〜4のいず れかに記載の方法。 6.物質を昇圧下で溶解する、請求項1〜5のいずれかに記載の方法。 7.液体媒質がアセトン又はトルエンである、請求項1〜6のいずれかに記 載の方法。 8.比がポリアリーレンスルフィドに基づいて1:1から1:100までで ある、請求項1〜7のいずれかに記載の方法。 9.ポリアリーレンスルフィドとして、ポリフェニレンスルフィドを用いる 、請求項1〜8のいずれかに記載の方法。 10.再沈殿の場合の溶液が室温から最大溶解温度までの温度である、請求 項1〜9のいずれかに記載の方法。 11.溶解物質が沈殿前に不溶性固体を含まない、請求項1〜10のいずれ かに記載の方法。 12.ポリアリーレンスルフィド酸化生成物、ポリアリーレンスルフィドエ ージング生成物、分解生成物、充填材又は他の不溶性物質を分離する、請求項1 1記載の方法。 13.該比が1:5から1:10までである、請求項8記載の方法。 14.吸着剤又は濾過剤としての、少なくとも80m2/gの比表面積を有 するポリアリーレンスルフィド粒子の使用。 15.エンジニアリングプラスチックとしての、請求項1〜13のいずれか に記載の方法によって製造される生成物の使用。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 P4444247.5 (32)優先日 1994年12月13日 (33)優先権主張国 ドイツ(DE) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),JP,KR,SG,US

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ポリアリーレンスルフィド含有物質からポリアリーレンスルフィドを得 る方法であって、ポリアリーレンスルフィド含有物質を溶媒で処理して、ポリア リーレンスルフィドを溶解し、その後に沈殿させることを特徴とする方法。 2.用いるポリアリーレンスルフィド含有物質が粉末、粒状物、成形部品及 び変形廃棄物の形状の再循環物である、請求項1記載の方法。 3.溶媒が、非置換であるか又は置換されている炭素数6〜25の単環式又 は多環式有機化合物である、請求項1又は2に記載の方法。 4.化合物がハロゲンによって、好ましくは塩素若しくは臭素によって、ア ルキル部分が炭素数1〜4であるアルコキシ基によって、又はアリール基によっ て置換される、請求項3記載の方法。 5.物質を150℃〜360℃、好ましくは180℃〜260℃の温度にお いて溶解する、請求項1〜4のいずれかに記載の方法。 6.物質を昇圧下で溶解する、請求項5記載の方法。 7.沈殿させるために、溶液をアセトン、トルエン又は水である溶媒中に導 入する、請求項1〜6のいずれかに記載の方法。 8.液体媒質を最初に、1:1から1:100まで、好ましくは1:5から 1:10までの比で導入する、請求項1〜7のいずれかに記載の方法。 9.ポリアリーレンスルフィドとして、ポリフェニレンスルフィドを用いる 、請求項1〜8のいずれかに記載の方法。 10.再沈殿の場合の溶液が室温から最大溶解温度までの温度である、請求 項1〜9のいずれかに記載の方法。 11.溶解物質が沈殿前に不溶性固体を含まない、請求項1〜11のいずれ かに記載の方法。 12.ポリアリーレンスルフィド含有物質の精製方法であって、ポリアリー レンスルフィド酸化生成物、ポリアリーレンスルフィドエージング生成物、分解 生成物、添加剤又は充填材を分離することを含む方法。 13.少なくとも80m2/gの比表面積を有するポリフェニレンスルフィ ド粒子。 14.吸着剤又は濾過剤としての、請求項13記載のポリアリーレンスルフ ィド粒子の使用。 15.再循環のための、請求項1〜11のいずれかに記載の方法の使用。 16.エンジニアリングプラスチックとしての、請求項1〜11のいずれか に記載の方法の生成物の使用。
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