JPH10506347A - 容器の外側を洗浄するための方法及び装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 特に注入開口の領域で容器の外側を洗浄するための、さらに付着した液体を除去するための装置は、容器の上部を受け入れるためのキャビティ（８）を有する。キャビティ（８）は、容器壁に対して位置するシール（９）によってシールされ、液体を吹き飛ばすための、容器の上部に対して向けられた１つ或いは複数のノズル（６）に連結された圧縮空気サプライ（５）と、生じたミストを除去するための穴（１１、１２）とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】 容器の外側を洗浄するための方法及び装置 本発明は、液体で汚れた容器を特にそれらの注入開口の領域で、洗浄すること ができる装置に、さらにこの新規な装置を用いて洗浄を行うことができる方法に 関する。 薬液用容器のような容器を満たすとき、ガス／空気の残留物の侵入をさける努 力が時々なされる。この目的のために、容器を可能限り満たし、次いで蓋をかぶ せるが、蓋をかぶせると、液体が容器から押し退けられ、それによって残留ガス ／空気を同時に除去する。押し退けられた液体は容器、主にネックの領域を汚し 、次いで容器を閉じる。 本発明によれば、圧縮空気と選択的に吸引手段の使用によって、閉鎖キャップ が嵌められるときに容器から押し退けられる汚液を除去する装置が今提案される 。 この種の装置を図１に示す。 図１による装置は、キャップ１を容器３のネック２に押し付け、キャップが端 位置で係合し、容器を密閉シールするのに同時に役立つ。この容器は、最初は略 一杯なので、キャップ１がノズル４に嵌まるとき容器の内容物の小量を押し退け る。この方法では、あらゆる残留空気或いはガスが容器のネックから除去される 。他方、特定量の液体がオーバフローし、容器のネックを汚す。 オーバフローした液体は、本発明によって除去される。これを達成するために 、液体が圧縮空気の噴射を用いて吹き飛ばされ、さらに空気及び液体の混合飛沫 が空気流れによって装置から除去、好ましくは吸い出される。 圧縮空気を空気流路５からスロット形状の周囲ノズル６に送出する。同時に、 好ましい実施例では、チェンネル７に加えられた真空によって、負圧が容器３の ネックを取り囲むチャンバ８内に広がることを保証する。チャンバ８は又、周囲 シール９によって外方にシールされる。 チャンバ８の上部内壁と容器３のキャップ１との間に設けられた、１つ或いは 複数のスペーサ１０が、空気及び液体飛沫のミストがチャンネル７に取り付けら れた開口１１から、さらに周囲開口１２から除去或いは吸い出されることを確実 にする。 １つだけのスロットノズルの代わりに、所望なら複数のノズルを互いに上に設 けてもよい。個々に半径方向或いは接線方向に配置されたノズルを例えば、丸い 或いは長方形の開口に用いることは又、適当である。 洗浄された容器を取り出した後、キャップをゆるくかぶせて次の容器を装置に 配置し、次いでシールし洗浄するのがよい。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，Ｍ Ｃ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＡＵ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，Ｃ Ａ，ＣＮ，ＣＺ，ＦＩ，ＨＵ，ＪＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＴ ，ＬＶ，ＭＸ，ＮＺ，ＰＬ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＩ，ＳＫ， ＵＡ，ＵＳ (72)発明者 クリューガー シュテファン ドイツ連邦共和国 デー55437 アッペン ハイム インゲルハイマー シュトラーセ ８

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）容器の上部を受け入れるようにしたチャンバ（８）を有し、該チャンバは 、容器壁に当接するシール（９）によって外方にシールされ、液体を吹き飛ばす ために、容器の上部に向けられた、１つ或いは複数のノズルが連結された圧縮空 気供給手段（５）が、設けられ、さらに形成されたミストを除去するために開口 （１１、１２）を有するチャンネル（７）を有することを特徴とする、容器の外 側を洗浄して、付着液体を特に注入開口の領域で除去するための装置。 （２）前記ノズル（６）は、前記容器の長手方向軸線に垂直な周囲スロットノズ ルである請求項１に記載の装置。 （３）２つ或いは複数の周囲スロットノズルが、互いに上に配置される請求項１ 又は請求項２に記載の装置。 （４）連続的なスロットノズルの代わりに、複数の半径方向或いは接線方向に向 いたノズルが設けられる請求項１乃至請求項２のいずれか１項に記載の装置。 （５）ミストをチャンバ（８）から除去するために、負圧がチャンネル（７）に 加えられる請求項１乃至請求項４のいずれか１項に記載の装置。 （６）それぞれチャンバ（８）の上部及び下部内の真空への接続（１１、１２） が、チャンネル（７）によって与えられる請求項１乃至請求項５のいずれか１項 に記載の装置。 （７）圧縮空気をシールされたチャンバ内で用いて液体を容器の汚れた部分から 吹き飛ばし、さらにミストを通過する空気流れによって除去し、或いは負圧を加 えることによって吸い出すことを特徴とする、外部に付着した液体を除去するた めの容器の洗浄方法。