JP2002172493A - ペットボトル圧縮用吸引ノズル - Google Patents
ペットボトル圧縮用吸引ノズルInfo
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- B29B17/0026—Recovery of plastics or other constituents of waste material containing plastics by agglomeration or compacting
- B29B17/0047—Compacting complete waste articles
- B29B17/0052—Hollow articles, e.g. bottles
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- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/62—Plastics recycling; Rubber recycling
Abstract
(57)【要約】
【課題】 注出口サイズが異なるペットボトルに対する
適合性に優れ、圧縮作業を容易かつ効率的に行えるペッ
トボトル圧縮用吸引ノズルを提供する。 【解決手段】 ペットボトル圧縮用吸引ノズル１０は、
円筒体２２の先端部分に、ペットボトル１１の注出口１
２外周および肩部１３を覆うように装着可能な弾性的拡
縮機能を有するボトル接続部１５を設け、円筒体２２の
基端部分にエア吸引管１４と連結可能なエア吸引管連結
部１６を設けることによって形成されている。
適合性に優れ、圧縮作業を容易かつ効率的に行えるペッ
トボトル圧縮用吸引ノズルを提供する。 【解決手段】 ペットボトル圧縮用吸引ノズル１０は、
円筒体２２の先端部分に、ペットボトル１１の注出口１
２外周および肩部１３を覆うように装着可能な弾性的拡
縮機能を有するボトル接続部１５を設け、円筒体２２の
基端部分にエア吸引管１４と連結可能なエア吸引管連結
部１６を設けることによって形成されている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭用掃除機など
のエア吸引手段を利用して使用済ペットボトルを圧縮す
る際に使用する吸引ノズルに関する。
のエア吸引手段を利用して使用済ペットボトルを圧縮す
る際に使用する吸引ノズルに関する。
【０００２】
【従来の技術】コーラやジュースなどの飲料水の容器と
してポリエチレンテレフタレート製ボトル、いわゆるペ
ットボトルが多用されているが、使用済ペットボトルの
処理については、従来の焼却処分方式から資源再利用を
図る分別回収方式へと移行している。しかし、使用済ペ
ットボトルは軽い割には嵩張るため、そのままゴミ箱な
どに廃棄すると、回収、運搬および保管などに大きなス
ペースが必要である。そこで、近年は、使用済ペットボ
トルを圧縮して小さく潰した状態で所定の場所へ廃棄す
る方式が推奨されている。
してポリエチレンテレフタレート製ボトル、いわゆるペ
ットボトルが多用されているが、使用済ペットボトルの
処理については、従来の焼却処分方式から資源再利用を
図る分別回収方式へと移行している。しかし、使用済ペ
ットボトルは軽い割には嵩張るため、そのままゴミ箱な
どに廃棄すると、回収、運搬および保管などに大きなス
ペースが必要である。そこで、近年は、使用済ペットボ
トルを圧縮して小さく潰した状態で所定の場所へ廃棄す
る方式が推奨されている。
【０００３】ところが、使用済ペットボトルの圧縮を人
力のみで行おうとすると予想以上の労力と時間がかか
り、小さく潰すのも困難であるため、このような圧縮作
業を容易化、効率化することを目的とし、家庭用電気掃
除機などを利用してペットボトルを圧縮することのでき
る吸引ノズルが特開平１１−２６７０７２号公報、特開
２０００−５７２９号公報、特開２０００−２５４０４
９号公報などに開示されている。
力のみで行おうとすると予想以上の労力と時間がかか
り、小さく潰すのも困難であるため、このような圧縮作
業を容易化、効率化することを目的とし、家庭用電気掃
除機などを利用してペットボトルを圧縮することのでき
る吸引ノズルが特開平１１−２６７０７２号公報、特開
２０００−５７２９号公報、特開２０００−２５４０４
９号公報などに開示されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】特開平１１−２６７０
７２号公報、特開２０００−２５４０４９号公報に開示
されている吸引ノズルは、その先端を使用済ペットボト
ルの注出口に接続し、基端を電気掃除機の吸引管に接続
し、吸引ノズルを介してエアを吸引することによって使
用済ペットボトルを圧縮するものである。ところが、使
用中の吸引ノズル先端は、ペットボトル注出口の開口端
の内縁部または外縁部に接触しているだけなので、十分
な気密性を確保できず、エア吸引中に外気が流入して吸
引力が弱まることがあり、比較的小型で肉厚のペットボ
トルなどはつぶれにくい。
７２号公報、特開２０００−２５４０４９号公報に開示
されている吸引ノズルは、その先端を使用済ペットボト
ルの注出口に接続し、基端を電気掃除機の吸引管に接続
し、吸引ノズルを介してエアを吸引することによって使
用済ペットボトルを圧縮するものである。ところが、使
用中の吸引ノズル先端は、ペットボトル注出口の開口端
の内縁部または外縁部に接触しているだけなので、十分
な気密性を確保できず、エア吸引中に外気が流入して吸
引力が弱まることがあり、比較的小型で肉厚のペットボ
トルなどはつぶれにくい。
【０００５】一方、特開２０００−５７２９号公報に開
示されている吸引ノズルは、当該ノズルに設けられたペ
ットボトル接続部のサイズ、形状が一定であるため、こ
れに適合する注出口を有する使用済ペットボトルに対し
ては十分な気密性を発揮するが、それ以外のペットボト
ルに対しては十分な気密性を確保できず、使用できるペ
ットボトルが限定されるので適合性に欠ける。
示されている吸引ノズルは、当該ノズルに設けられたペ
ットボトル接続部のサイズ、形状が一定であるため、こ
れに適合する注出口を有する使用済ペットボトルに対し
ては十分な気密性を発揮するが、それ以外のペットボト
ルに対しては十分な気密性を確保できず、使用できるペ
ットボトルが限定されるので適合性に欠ける。
【０００６】また、この吸引ノズルは、エア流路、移動
式密閉蓋および密閉蓋移動空間などを内蔵する複雑な構
造であるため、製造コストがかさむだけでなく、ゴミや
砂粒などが狭隘なエア流路や密閉蓋移動空間などに詰ま
りやすく、一旦詰まると正常に機能しなくなるので不便
であり、詰まったゴミや砂粒の除去も困難である。
式密閉蓋および密閉蓋移動空間などを内蔵する複雑な構
造であるため、製造コストがかさむだけでなく、ゴミや
砂粒などが狭隘なエア流路や密閉蓋移動空間などに詰ま
りやすく、一旦詰まると正常に機能しなくなるので不便
であり、詰まったゴミや砂粒の除去も困難である。
【０００７】さらに、特開平１１−２６７０７２号公
報、特開２０００−５７２９号公報、特開２０００−２
５４０４９号公報などに開示されている吸引ノズルを電
気掃除機の吸込管に接続して使用済ペットボトルを圧縮
した場合、圧縮完了後、吸込管が殆ど閉塞された状態と
なるため、電気掃除機の吸引ファン駆動用のモータに過
大な負荷がかかり、モータを傷めるおそれがある。
報、特開２０００−５７２９号公報、特開２０００−２
５４０４９号公報などに開示されている吸引ノズルを電
気掃除機の吸込管に接続して使用済ペットボトルを圧縮
した場合、圧縮完了後、吸込管が殆ど閉塞された状態と
なるため、電気掃除機の吸引ファン駆動用のモータに過
大な負荷がかかり、モータを傷めるおそれがある。
【０００８】本発明が解決しようとする課題は、注出口
サイズが異なるペットボトルに対する適合性に優れ、圧
縮作業を容易かつ効率的に行うことができるペットボト
ル圧縮用吸引ノズルを提供することにあり、また圧縮作
業に用いたエア吸引手段が作業完了後に損傷するのを防
止することにある。
サイズが異なるペットボトルに対する適合性に優れ、圧
縮作業を容易かつ効率的に行うことができるペットボト
ル圧縮用吸引ノズルを提供することにあり、また圧縮作
業に用いたエア吸引手段が作業完了後に損傷するのを防
止することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明のペットボトル圧
縮用吸引ノズルは、円筒体の先端部分に、ペットボトル
の注出口外周および肩部を覆うように装着可能な弾性的
拡縮機能を有するボトル接続部を設け、この円筒体の基
端部分にエア吸引管と連結可能なエア吸引管連結部を設
けたことを特徴とする。
縮用吸引ノズルは、円筒体の先端部分に、ペットボトル
の注出口外周および肩部を覆うように装着可能な弾性的
拡縮機能を有するボトル接続部を設け、この円筒体の基
端部分にエア吸引管と連結可能なエア吸引管連結部を設
けたことを特徴とする。
【００１０】このような構成により、使用済ペットボト
ルの注出口および肩部を覆うようにボトル接続部を装着
し、エア吸引管接続部に電気掃除機などのエア吸引管を
接続してエア吸引を行えば、ペットボトルは大気圧で圧
縮されて小さくなる。ボトル接続部が弾性的拡縮機能を
有し、注出口サイズが異なるペットボトルに対しても十
分な気密性を確保することができるので適合性に優れ、
また、エア吸引中に外気が流入しないので圧縮作業を容
易かつ効率的に行うことができる。
ルの注出口および肩部を覆うようにボトル接続部を装着
し、エア吸引管接続部に電気掃除機などのエア吸引管を
接続してエア吸引を行えば、ペットボトルは大気圧で圧
縮されて小さくなる。ボトル接続部が弾性的拡縮機能を
有し、注出口サイズが異なるペットボトルに対しても十
分な気密性を確保することができるので適合性に優れ、
また、エア吸引中に外気が流入しないので圧縮作業を容
易かつ効率的に行うことができる。
【００１１】ここで、ペットボトル注出口外周の突条に
係脱可能に係合するリング状突起をボトル接続部の内周
面に形成することにより、ボトル接続部をペットボトル
の注出口外周および肩部に装着したとき、リング状突起
が注出口外周の突条に係合するので、気密性が高まって
圧縮作業の効率や作業性が向上するほか、ペットボトル
の離脱を防止することができる。
係脱可能に係合するリング状突起をボトル接続部の内周
面に形成することにより、ボトル接続部をペットボトル
の注出口外周および肩部に装着したとき、リング状突起
が注出口外周の突条に係合するので、気密性が高まって
圧縮作業の効率や作業性が向上するほか、ペットボトル
の離脱を防止することができる。
【００１２】また、円筒体に外気導入用の貫通孔を設
け、この貫通孔を閉止する方向に付勢された開閉弁を円
筒体の内側に設けることにより、ペットボトル圧縮作業
中は付勢力で開閉弁は閉止状態を保ち、圧縮作業が完了
して円筒体内が所定レベル以下の負圧になると大気圧が
付勢力に勝って開閉弁が開き、貫通孔を通して外気が円
筒体内へ流入し前記負圧を緩和するので、エア吸引管を
介してエア吸引管接続部に接続されたエア吸引手段の損
傷を防止することができる。開閉弁は円筒体内の負圧レ
ベルに応じて自動的に開閉するので、いわゆる安全弁と
して機能し、圧縮作業を阻害することもない。
け、この貫通孔を閉止する方向に付勢された開閉弁を円
筒体の内側に設けることにより、ペットボトル圧縮作業
中は付勢力で開閉弁は閉止状態を保ち、圧縮作業が完了
して円筒体内が所定レベル以下の負圧になると大気圧が
付勢力に勝って開閉弁が開き、貫通孔を通して外気が円
筒体内へ流入し前記負圧を緩和するので、エア吸引管を
介してエア吸引管接続部に接続されたエア吸引手段の損
傷を防止することができる。開閉弁は円筒体内の負圧レ
ベルに応じて自動的に開閉するので、いわゆる安全弁と
して機能し、圧縮作業を阻害することもない。
【００１３】一方、円筒体に外気導入用の貫通孔を設
け、貫通孔を開閉する手動式開閉弁を設けることによ
り、圧縮作業完了後、手動式開閉弁を開けば外気が流入
して円筒体内の負圧が緩和されるので、前述と同様、エ
ア吸引管を介してエア吸引管接続部に接続されたエア吸
引手段の損傷を防止することができる。手動式開閉弁は
いつでも開閉できるので、緊急時の作業停止手段として
も利用できる。なお、開閉弁の開度を任意に設定できる
機構を設ければ、圧縮作業中における円筒体内の負圧調
節手段として用いることができるようになり、ペットボ
トルの容積や圧縮作業の進捗状況に応じた圧縮速度の調
節も可能となる。
け、貫通孔を開閉する手動式開閉弁を設けることによ
り、圧縮作業完了後、手動式開閉弁を開けば外気が流入
して円筒体内の負圧が緩和されるので、前述と同様、エ
ア吸引管を介してエア吸引管接続部に接続されたエア吸
引手段の損傷を防止することができる。手動式開閉弁は
いつでも開閉できるので、緊急時の作業停止手段として
も利用できる。なお、開閉弁の開度を任意に設定できる
機構を設ければ、圧縮作業中における円筒体内の負圧調
節手段として用いることができるようになり、ペットボ
トルの容積や圧縮作業の進捗状況に応じた圧縮速度の調
節も可能となる。
【００１４】
【発明の実施の形態】図１は実施の形態であるペットボ
トル圧縮用吸引ノズルを示す斜視図、図２は図１に示す
ペットボトル圧縮用吸引ノズルの断面図である。
トル圧縮用吸引ノズルを示す斜視図、図２は図１に示す
ペットボトル圧縮用吸引ノズルの断面図である。
【００１５】図１に示すように、本実施形態のペットボ
トル圧縮用吸引ノズル（以下、吸引ノズルと記載す
る。）１０においては、半透明ゴムで形成されたテーパ
ー状の円筒体２２の先端部分に、ペットボトル１１の注
出口１２の外周および肩部１３を覆うように装着可能な
弾性的拡縮機能を有するボトル接続部１５が設けられ、
円筒体２２の基端部分に電気掃除機のエア吸引管１４と
連結可能なエア吸引管連結部１６が設けられ、円筒体２
２の中央付近に外気導入用の貫通孔１７が設けられてい
る。
トル圧縮用吸引ノズル（以下、吸引ノズルと記載す
る。）１０においては、半透明ゴムで形成されたテーパ
ー状の円筒体２２の先端部分に、ペットボトル１１の注
出口１２の外周および肩部１３を覆うように装着可能な
弾性的拡縮機能を有するボトル接続部１５が設けられ、
円筒体２２の基端部分に電気掃除機のエア吸引管１４と
連結可能なエア吸引管連結部１６が設けられ、円筒体２
２の中央付近に外気導入用の貫通孔１７が設けられてい
る。
【００１６】また、図２に示すように、円筒体２２の内
側には貫通孔１７を開閉する開閉弁１８と、貫通孔１７
を閉止する方向に開閉弁１８を付勢するスプリング１９
が設けられている。さらに、ボトル接続部１５の内周面
には、ペットボトル１１の注出口１２の外周に形成され
ている突条２０に係脱可能に係合するリング状突起２１
が設けられている。
側には貫通孔１７を開閉する開閉弁１８と、貫通孔１７
を閉止する方向に開閉弁１８を付勢するスプリング１９
が設けられている。さらに、ボトル接続部１５の内周面
には、ペットボトル１１の注出口１２の外周に形成され
ている突条２０に係脱可能に係合するリング状突起２１
が設けられている。
【００１７】吸引ノズル１０を用いて、使用済のペット
ボトル１１を圧縮する場合は、図１（ａ）に示すよう
に、ボトル接続部１５をペットボトル１１の注出口１２
に被せるとともにボトル底部に向かって押し込むと、図
１（ｂ）に示すように、ボトル接続部１５がその弾性的
拡縮機能によってスカート状に拡径して、注出口１２お
よび肩部１３を覆うように装着される。このとき、図２
（ｂ）に示すように、リング状突起２１が注出口１２の
外周の突条２０に係合する。
ボトル１１を圧縮する場合は、図１（ａ）に示すよう
に、ボトル接続部１５をペットボトル１１の注出口１２
に被せるとともにボトル底部に向かって押し込むと、図
１（ｂ）に示すように、ボトル接続部１５がその弾性的
拡縮機能によってスカート状に拡径して、注出口１２お
よび肩部１３を覆うように装着される。このとき、図２
（ｂ）に示すように、リング状突起２１が注出口１２の
外周の突条２０に係合する。
【００１８】そして、エア吸引管連結部１６に電気掃除
機などのエア吸引管１４を接続し、電気掃除機を作動さ
せてエア吸引を行えば、ペットボトル１１は大気圧で圧
縮されて小さくなる。ペットボトル１１が限界まで圧縮
されたら、電気掃除機を停止して、ボトル接続部１５を
ペットボトル１１から離脱させれば、ボトル接続部１５
は元の形状に戻るので、この後、前述と同様の手順をと
れば、次の使用済ペットボトルの圧縮作業を開始するこ
とができる。
機などのエア吸引管１４を接続し、電気掃除機を作動さ
せてエア吸引を行えば、ペットボトル１１は大気圧で圧
縮されて小さくなる。ペットボトル１１が限界まで圧縮
されたら、電気掃除機を停止して、ボトル接続部１５を
ペットボトル１１から離脱させれば、ボトル接続部１５
は元の形状に戻るので、この後、前述と同様の手順をと
れば、次の使用済ペットボトルの圧縮作業を開始するこ
とができる。
【００１９】ペットボトル１１の圧縮作業中、貫通孔１
７はスプリング１９で付勢された開閉弁１８で閉止され
ているため、電気掃除機のエア吸引で開閉弁１８が開い
て外気が吸引ノズル１０内へ流入することはないが、ペ
ットボトル１１が限界まで圧縮され、円筒体２２内の負
圧レベルが高まると、大気圧がスプリング１９の付勢力
に勝って開閉弁１８が開き、貫通孔１７を経由して外気
が流入して負圧が緩和されるので、電気掃除機のファン
モータに過大な負荷がかかることがない。
７はスプリング１９で付勢された開閉弁１８で閉止され
ているため、電気掃除機のエア吸引で開閉弁１８が開い
て外気が吸引ノズル１０内へ流入することはないが、ペ
ットボトル１１が限界まで圧縮され、円筒体２２内の負
圧レベルが高まると、大気圧がスプリング１９の付勢力
に勝って開閉弁１８が開き、貫通孔１７を経由して外気
が流入して負圧が緩和されるので、電気掃除機のファン
モータに過大な負荷がかかることがない。
【００２０】また、吸引ノズル１０のボトル接続部１５
は弾性的拡縮機能を有しているため、ペットボトルの種
類により注出口サイズなどが多少変化しても密着性が良
好で十分な気密性を確保することができ、適合性に優れ
ている。また、エア吸引中にボトル接続部１５付近から
外気が流入しないので圧縮作業を容易かつ効率的に行う
ことができる。なお、エア吸引管連結部１６はその開口
端に向かって先細り形状となっているため、電気掃除機
のエア吸引管１４の口径が多少変化しても、エア吸引管
１４に対するエア吸引管連結部１６の挿入深さを変える
ことによって気密性を確保することができる。
は弾性的拡縮機能を有しているため、ペットボトルの種
類により注出口サイズなどが多少変化しても密着性が良
好で十分な気密性を確保することができ、適合性に優れ
ている。また、エア吸引中にボトル接続部１５付近から
外気が流入しないので圧縮作業を容易かつ効率的に行う
ことができる。なお、エア吸引管連結部１６はその開口
端に向かって先細り形状となっているため、電気掃除機
のエア吸引管１４の口径が多少変化しても、エア吸引管
１４に対するエア吸引管連結部１６の挿入深さを変える
ことによって気密性を確保することができる。
【００２１】さらに、ボトル接続部１５をペットボトル
１１の注出口１２外周および肩部１３に装着したとき、
リング状突起２１が注出口１２外周の突条２０に係合し
て気密性が高まるので、エア吸引効率が高まって作業性
が向上するだけでなく、圧縮作業中のペットボトル１１
の離脱も防止できる。
１１の注出口１２外周および肩部１３に装着したとき、
リング状突起２１が注出口１２外周の突条２０に係合し
て気密性が高まるので、エア吸引効率が高まって作業性
が向上するだけでなく、圧縮作業中のペットボトル１１
の離脱も防止できる。
【００２２】また、前述したように、ペットボトル圧縮
作業中はスプリング１９の付勢力で開閉弁１８は閉止状
態を保ち、圧縮作業が完了して円筒体２２内が所定レベ
ル以下の負圧になると大気圧がスプリング１９の付勢力
に勝って開閉弁１８が開き、貫通孔１７を通して外気が
流入して前記負圧を緩和するので、エア吸引管１４を介
してエア吸引管連結部１６に接続された電気掃除機など
のモータの過負荷による損傷を防止することができる。
なお、開閉弁１８は円筒体２２の内部の負圧レベルに応
じて自動的に開閉するので、いわゆる安全弁として機能
し、圧縮作業を阻害することもない。
作業中はスプリング１９の付勢力で開閉弁１８は閉止状
態を保ち、圧縮作業が完了して円筒体２２内が所定レベ
ル以下の負圧になると大気圧がスプリング１９の付勢力
に勝って開閉弁１８が開き、貫通孔１７を通して外気が
流入して前記負圧を緩和するので、エア吸引管１４を介
してエア吸引管連結部１６に接続された電気掃除機など
のモータの過負荷による損傷を防止することができる。
なお、開閉弁１８は円筒体２２の内部の負圧レベルに応
じて自動的に開閉するので、いわゆる安全弁として機能
し、圧縮作業を阻害することもない。
【００２３】次に、図３を参照して、その他の実施形態
について説明する。図３はその他の実施形態である吸引
ノズル３０を示す正面図である。なお、本実施形態にお
いて、図１，２に示す吸引ノズル１０と同様の構造、機
能を有する部材については、図１，２と同じ符号を付し
て説明を省略する。
について説明する。図３はその他の実施形態である吸引
ノズル３０を示す正面図である。なお、本実施形態にお
いて、図１，２に示す吸引ノズル１０と同様の構造、機
能を有する部材については、図１，２と同じ符号を付し
て説明を省略する。
【００２４】本実施形態では、吸引ノズル３０を構成す
る円筒体３３に外気導入用の貫通孔３１を設けるととも
に、貫通孔３１をスライド開閉する手動式開閉弁３２を
設けている。ペットボトルの圧縮作業完了後、手動式開
閉弁３２を開けば貫通孔３１を経由して外気が流入して
円筒体３３内の負圧が緩和されるので、前述した吸引ノ
ズル１０と同様、エア吸引管１４を介してエア吸引管連
結部１６に接続された電気掃除機のファンモータの損傷
を防止することができる。
る円筒体３３に外気導入用の貫通孔３１を設けるととも
に、貫通孔３１をスライド開閉する手動式開閉弁３２を
設けている。ペットボトルの圧縮作業完了後、手動式開
閉弁３２を開けば貫通孔３１を経由して外気が流入して
円筒体３３内の負圧が緩和されるので、前述した吸引ノ
ズル１０と同様、エア吸引管１４を介してエア吸引管連
結部１６に接続された電気掃除機のファンモータの損傷
を防止することができる。
【００２５】また、手動式開閉弁３２は円筒体１４内の
気圧の大小に関係なくいつでも開閉できるだけでなく、
その開度を任意に設定できるので、圧縮作業中における
円筒体３３内の負圧調節手段として用いることができ
る。したがって、ペットボトルの容積や圧縮作業の進捗
状況に応じた圧縮速度の調節も可能であり、緊急時の作
業停止手段としても利用できる。
気圧の大小に関係なくいつでも開閉できるだけでなく、
その開度を任意に設定できるので、圧縮作業中における
円筒体３３内の負圧調節手段として用いることができ
る。したがって、ペットボトルの容積や圧縮作業の進捗
状況に応じた圧縮速度の調節も可能であり、緊急時の作
業停止手段としても利用できる。
【００２６】
【発明の効果】本発明により、以下に示す効果を奏す
る。
る。
【００２７】（１）円筒体の先端部分に、ペットボトル
の注出口外周および肩部を覆うよう装着可能な弾性的拡
縮機能を有するボトル接続部を設け、この円筒体の基端
部分にエア吸引管と連結可能なエア吸引管連結部を設け
たことにより、注出口サイズが異なるペットボトルに対
しても十分な気密性を確保することが可能となり、適合
性に優れ、圧縮作業を容易かつ効率的に行うことができ
る。
の注出口外周および肩部を覆うよう装着可能な弾性的拡
縮機能を有するボトル接続部を設け、この円筒体の基端
部分にエア吸引管と連結可能なエア吸引管連結部を設け
たことにより、注出口サイズが異なるペットボトルに対
しても十分な気密性を確保することが可能となり、適合
性に優れ、圧縮作業を容易かつ効率的に行うことができ
る。
【００２８】（２）ペットボトル注出口外周の突条に係
脱可能に係合するリング状突起をボトル接続部の内周面
に形成することにより、ボトル接続部をペットボトルの
注出口外周および肩部に装着したとき、気密性が高まっ
て圧縮作業の効率や作業性が向上するほか、ペットボト
ルの離脱を防止することができる。
脱可能に係合するリング状突起をボトル接続部の内周面
に形成することにより、ボトル接続部をペットボトルの
注出口外周および肩部に装着したとき、気密性が高まっ
て圧縮作業の効率や作業性が向上するほか、ペットボト
ルの離脱を防止することができる。
【００２９】（３）円筒体に外気導入用の貫通孔を設
け、この貫通孔を閉止する方向に付勢された開閉弁を円
筒体の内側に設けることにより、圧縮作業を阻害するこ
となく、圧縮作業に用いたエア吸引手段が作業完了後に
損傷するのを防止することができる。
け、この貫通孔を閉止する方向に付勢された開閉弁を円
筒体の内側に設けることにより、圧縮作業を阻害するこ
となく、圧縮作業に用いたエア吸引手段が作業完了後に
損傷するのを防止することができる。
【００３０】（４）円筒体に外気導入用の貫通孔を設
け、貫通孔を開閉する手動式開閉弁を設けることによ
り、前述と同様、圧縮作業を阻害することなく、圧縮作
業に用いたエア吸引手段が作業完了後に損傷するのを防
止することができるほか、緊急時の圧縮作業停止手段と
しても利用できる。
け、貫通孔を開閉する手動式開閉弁を設けることによ
り、前述と同様、圧縮作業を阻害することなく、圧縮作
業に用いたエア吸引手段が作業完了後に損傷するのを防
止することができるほか、緊急時の圧縮作業停止手段と
しても利用できる。
【図１】 （ａ）は実施の形態である吸引ノズルを示す
斜視図、（ｂ）は前記吸引ノズルをペットボトルに装着
した状態を示す斜視図である。
斜視図、（ｂ）は前記吸引ノズルをペットボトルに装着
した状態を示す斜視図である。
【図２】 （ａ）は図１に示す吸引ノズルの断面図、
（ｂ）は前記吸引ノズルをペットボトルに装着した状態
を示す断面図である。
（ｂ）は前記吸引ノズルをペットボトルに装着した状態
を示す断面図である。
【図３】 （ａ）は他の実施形態である吸引ノズルの手
動式開閉弁を閉じた状態を示す正面図、（ｂ）は前記吸
引ノズルの手動式開閉弁を半開した状態を示す正面図で
ある。
動式開閉弁を閉じた状態を示す正面図、（ｂ）は前記吸
引ノズルの手動式開閉弁を半開した状態を示す正面図で
ある。
１０，３０ 吸引ノズル １１，ペットボトル １２ 注出口 １３ 肩部 １４ エア吸引管 １５ ボトル接続部 １６ エア吸引管連結部 １７，３１ 貫通孔 １８ 開閉弁 １９ スプリング ２０ 突条 ２１ リング状突起 ２２，３３ 円筒体 ３２ 手動式開閉弁
Claims (4)
- 【請求項１】 円筒体の先端部分に、ペットボトルの注
出口外周および肩部を覆うように装着可能な弾性的拡縮
機能を有するボトル接続部を設け、前記円筒体の基端部
分にエア吸引管と連結可能なエア吸引管連結部を設けた
ことを特徴とするペットボトル圧縮用吸引ノズル。 - 【請求項２】 ペットボトル注出口外周の突条に係脱可
能に係合するリング状突起を前記ボトル接続部の内周面
に形成した請求項１記載のペットボトル圧縮用吸引ノズ
ル。 - 【請求項３】 前記円筒体に外気導入用の貫通孔を設
け、前記貫通孔を閉止する方向に付勢された開閉弁を前
記円筒体の内側に設けた請求項１記載のペットボトル圧
縮用吸引ノズル。 - 【請求項４】 前記円筒体に外気導入用の貫通孔を設
け、前記貫通孔を開閉する手動式開閉弁を設けた請求項
１記載のペットボトル圧縮用吸引ノズル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000367693A JP2002172493A (ja) | 2000-12-01 | 2000-12-01 | ペットボトル圧縮用吸引ノズル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000367693A JP2002172493A (ja) | 2000-12-01 | 2000-12-01 | ペットボトル圧縮用吸引ノズル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002172493A true JP2002172493A (ja) | 2002-06-18 |
Family
ID=18838074
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000367693A Pending JP2002172493A (ja) | 2000-12-01 | 2000-12-01 | ペットボトル圧縮用吸引ノズル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002172493A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005032789A3 (de) * | 2003-10-06 | 2005-05-19 | Markus Niederdorfer | Gebindekomprimierung |
| WO2005077629A1 (en) * | 2004-02-13 | 2005-08-25 | Thomas Cribb | A hand-held plastics bottle collapsing device |
| WO2008012009A1 (de) * | 2006-07-24 | 2008-01-31 | Khs Ag | Verfahren und vorrichtung zur reduzierung des volumens von einweg-behältern |
| WO2008075116A1 (en) * | 2006-12-19 | 2008-06-26 | Dobo Zoltan | Procedure and a simple vacuum cleaner pipe piece for minimising the size of disposable plastic bottle waste |
| KR101254851B1 (ko) | 2010-07-21 | 2013-04-15 | 채연지 | 청소기본체와 흡입헤드의 연결구 |
| JP2016104493A (ja) * | 2014-11-19 | 2016-06-09 | 八千代工業株式会社 | 容器圧縮装置及び容器圧縮方法 |
| CN114188264A (zh) * | 2022-02-15 | 2022-03-15 | 合肥矽迈微电子科技有限公司 | 一种芯片剥离机构、剥离机及剥离方法 |
-
2000
- 2000-12-01 JP JP2000367693A patent/JP2002172493A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| CN114188264A (zh) * | 2022-02-15 | 2022-03-15 | 合肥矽迈微电子科技有限公司 | 一种芯片剥离机构、剥离机及剥离方法 |
| CN114188264B (zh) * | 2022-02-15 | 2022-05-03 | 合肥矽迈微电子科技有限公司 | 一种芯片剥离机构、剥离机及剥离方法 |
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