JPH10505259A - グリップを有した卓球ラケット - Google Patents

グリップを有した卓球ラケット

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JPH10505259A
JPH10505259A JP8507697A JP50769795A JPH10505259A JP H10505259 A JPH10505259 A JP H10505259A JP 8507697 A JP8507697 A JP 8507697A JP 50769795 A JP50769795 A JP 50769795A JP H10505259 A JPH10505259 A JP H10505259A
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クーン ヨアヒム
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クーン ヨアヒム
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Abstract

(57)【要約】 卓球ラケットであって、内実のラケットブレードが設けられており、該ラケットブレードには、打球面の領域で一方若しくは両方の側にライニング層を取付けることができ、グリップが設けられており、該グリップは前記ラケットブレードの延長部から成っていて、該延長部は前記グリップを該グリップの全長にわたって貫いており、前記延長部の両側にグリップシェルが装着されている形式のものにおいて、この場合−一方若しくは両方のグリップシェル(2)が、ラケットブレード(1)の延長部に隣接する切欠きを有していて、該切欠きが、グリップ内部の中空室を形成しており、−該中空室が、グリップ軸に対して垂直に、円区分若しくは楕円区分の形状の横断面を有していて、−グリップシェル(2)が縁部側で、該グリップシェル(2)の全長にわたって、ラケットブレード(1)の延長部に結合しており、−グリップシェル(2)が、打球面とは離れた方のグリップ面で、開放されているか又はフレキシブルな部材によって閉鎖されていることを特徴とする卓球ラケットが提案される。

Description

【発明の詳細な説明】 グリップを有した卓球ラケット 本発明は、卓球ラケットであって、内実のラケットブレードが設けられており 、該ラケットブレードには、打球面の領域で一方若しくは両方の側にライニング 層を取付けることができ、グリップが設けられており、該グリップは前記ラケッ トブレードの延長部から成っていて、該延長部は前記グリップを該グリップの全 長にわたって貫いており、前記延長部の両側にグリップシェルが装着されている 形式のものに関する。 体育種目である卓球のためのラケット木材、特に運動競技のために使用される ラケット木材は、通常、合板又は繊維強化された合板から成る一枚のラケットブ レードと、2つのグリップシェルから成るラケットグリップとから成っている。 この場合、「グリップシェル」という言葉は、ラケットブレードの、グリップ端 部側の延長部の両側に膠着されたグリップ部分を意味している。これらの両部分 は、例えばカッタ若しくは別の工具の同名の「グリップシェル」に相当する、通 常、中空室を有さない内実の部分である。これらのグリップ部分は、ラケット木 材の製造者によって既に接着されている(ブロックハウス百科事典−Brockhaus Enzyklopaedie-、第16巻549頁、第17版197 3年参照)。グリップシェルは一般的に、単数又は複数の膠着された木材及び又 は積層材から成っていて、有利にはラケットブレードに接着する前にフライス加 工によって、適当な外側のグリップ形状を与えられる。グリップシェルとラケッ トブレードとの間の接着面及び接触面は一般的にグリップシェルの下面全体であ って、通常扁平である。他方、上面には一般に、形式表示プレート以外には特別 な領域は示されない。 国際卓球連盟(International Table Tennis Feder-ation)の卓球規則Aによる と、ラケットグリップを含むラケット木材は、次のような規則に従って決定され なければならない。「4.1.ラケットのサイズ、形状、重量は任意である。但 しラケットブレードは扁平で不可撓性でなければならない。...4.2.厚さ で測定して、ラケットブレードの少なくとも85%は天然の木材から成っていな ければならない。ラケットブレード内側の接着剤層は、炭素繊維、ガラス繊維の ような繊維材料又は圧縮紙材によって強化してよい。但しこの接着剤層は、厚さ 全体の7.5%を、又はその薄さ次第では0.35mmを越えてはならない。. .4.5.ラケットブレード自体、ラケットブレードの各層、各ライニング層又 は接着剤層は連続しており、均一な厚さでなければならない。」 従って現在のところは、特に材料及び形状に関するグリップの構成については 国際規則では定められてい ない。これとは無関係に、国際規則とは異なるラケットの構造が、公式の競技以 外では常に使用可能である。 卓球プレイヤーのボール感覚は、グリップ握り手とラケットグリップとの接触 を介して知覚される、卓球ラケットの振動の感知によって主に与えられる。数ミ クロンの範囲内のラケットブレード及びラケットグリップの振動と変位は、ラケ ットブレード上でのボールの衝突に起因し、特に、いわゆるパチニ受容器(Paci- nischen Rezeptoren)、有利には母子球と中指との内側に配置されているパチニ 受容器によって知覚される。この感覚運動性の受容器は、毎秒150〜300振 動の振動範囲にある振動に対して特に高い感知性を有している。この振動範囲で は、僅か数ミクロンの変位を既に、人間は良く知覚することができる。接触点が 約4mm間隔で配置されている場合はその感知性は特に高い(文献:G.M.シ ェファード−G.M.Shepherd−、ノイロビオロギー−Neurobiology−、第2版、2 47頁ff.オックスフォード大学出版-Oxford Unive-rsity Press、1988 年)。ボールの衝突点からグリップを介してグリップ握り手までへの振動伝達は 、毎秒150〜3000の振動範囲のラケットの主固有振動のもとで、ラケット ブレードの積層材、サイズ、形状に応じて行われる。特に、ラケットのグリップ 軸線に対して縦方向での毎秒約250〜400の範囲の振 動モードは、プレイヤーのボール感覚とラケットの制御性に最も影響を与える。 この場合、パチニ受容器の感知性は最大である。このような振動モードの場合は 、特にグリップ自由端部が、特に著しい変位、即ち特に良好に知覚可能な変位を 示す。 さらに、例えばドイツ連邦共和国特許第2407213号明細書により公知の ように、重量を軽減させるために中空のラケットグリップが使用される。さらに このようにして、ドイツ連邦共和国実用新案第8003137号明細書に記載さ れているように、グリップシェルとラケットブレードとの間の結合部が振動節点 の領域に制限されるのならば、振動の減衰も得られる。これに対し所望の振動増 幅は行われず、ヨーロッパ特許0213467号明細書に記載されているラケッ トにおいては得られる。しかしながら、この構成のものは中空のラケットブレー ドを有しており、これにより全ての慣用の材料においてねじり剛性が著しく低減 され、ひいては特に運動競技のためには使用不可能とされる。 このような背景技術を前にして、本発明の課題は、卓球ラケットのラケットグ リップを、競技特性を最善にし、特にボール感覚を著しく高め、ひいては打球の 制御性を改善するように形成することである。ラケット木材の競技特性に対する 影響が考慮され、それはプレイヤーの個人的な所望に応じた、かつ競技システム に応じた各ラケット木材において意図されるべきである。 この課題は、本発明によれば請求項1の特徴部により解決された。 最善の振動伝達のためには、積層材の、即ちラケットブレードのグリップ部分 とグリップシェルとから成るグリップ機構をこの振動に同調させる必要がある。 このためには、一方では、穴や孔に基づく中断個所を有さない、グリップ端部に まで連続したラケットブレードが有利である。このようなラケットブレードは、 振動舌片の機能を有し、卓球ラケットの高いねじれ剛性若しくはねじれ安定性を 保証する。このことは特に硬質のラケットにおいて必要とされる。他方では、こ のようなラケットブレードに取り付けられたグリップシェルが中空共鳴体として 働く。この中空共鳴体は、一方では選択的に振動を増幅し、他方では振動を均一 に手に導く。グリップシェルの壁が薄くなるといっそう、グリップ振動の振幅は 著しくなり、グリップ握り手の打球感覚はいっそう明確にされる。 驚いたことに、グリップシェル内部の特別に成形された中空室によって特に、 プレイヤーのボール感覚は著しく高められ、ラケットの競技特性は広範囲で影響 するようになるということが確認されている。従ってグリップシェルは、横断面 が半円形又は円弧形である共鳴室又は中空室を有している。特に最も幅広の個所 であるグリップ支持部での中空室の有利な幅は1.5〜2cmである。実際には 、最善の振動特性と機械的な安定性並びに生産技術との間で妥協が行われなけれ ばならない場合は、この有利な寸法とある程度異なってもよい。グリップシェル を形成する際には材料の選択も重要である。何故ならば、振動特性は、材料の弾 性係数に依存するからである。 このように成形されたグリップシェルによって、グリップにおいて振動が特に 著しく生じ、これに相応して明確にグリップ握り手に伝えられる。本発明による グリップシェルの利点は、グリップシェルが、ラケットブレードに対して垂直に のみ振動するのではなく、ほぼ全ての方向で振動することである。これにより、 手の振動受容器は比較的大きな面で反応し、プレイヤーには、ラケットブレード 上でのボール衝突点の位置特定が良好に行えるようになる。 本発明の有利な構成では、中空室の形状が、グリップシェルの外側の形状にほ ぼ相当する。即ち、グリップシェルが、長手方向の連続した1つの中空室を有し ている。従って、この中空室の典型的な長さは、8〜9cmである。 同様に、一方又は両方のグリップシェルが、2つの又はそれ以上の中空室から 成るチャンバ状の機構を有するように製造することが可能である。これらの中空 室は、種々異なる長手方向プロフィール、有利には円 弧状の若しくは方形の長手方向プロフィールを有していて良い。このような変化 構成では、グリップシェルはウェブによって機械的剛性を高められる。同様に、 3つの又はそれ以上の中空室を有するチャンバ状の中空室機構が、特別な使用例 及び特別な材料のためには有利であり得る。チャンバ状の中空室機構を備えたグ リップシェル表面の振動は、多くの場合、唯1つの連続した中空室を有するもの よりも著しく伝えられないが、プレイヤーの感覚によってはこのようなものが特 に有利である。 グリップシェルの接着後に、中空室がグリップシェルにグリップ端部の方から 作孔される場合は、有利な構成では、連続したラケットブレードの大部分は、作 孔によって影響を受けないままにされる。 グリップシェルの肉厚さは、材料に応じて1〜5mm、有利には2〜3mmで ある。何故ならば薄過ぎるグリップシェルの壁は、一方では機械的に不安定であ り、他方では、プレイヤーにとって、厚い壁のものよりも好ましくない固有振動 を起こすからである。グリップシェルの横断面は一定、又は変化可能であってよ い。特に支持面では、グリップシェルとラケットブレードとの間の接触面及び接 着面を比較的大きく維持するために、比較的厚い厚さが有利である。 又、中空室が繊維材料及び又は発泡材料によって充填されていてもよい。これ により、振動に応じた振動 の減衰が生ぜしめられる。従って、選択されたモードでの選択的な伝達が行われ 得る。 さらに、実施されたラケットテストで確認されたように、増厚、特に、グリッ プシェルの、打球面に面する前端部におけるラケットグリップの背部の増厚によ り、打撃による振動が、グリップ握り手の親指領域と人差指領域とにおいて特に 良好に伝達される。このことはプレイヤーによっては有利なものとして感知され る。本発明によるグリップシェルの増厚は、一方又は両方のグリップシェルにお いて行うことができる。 ラケットグリップの表面の有利な構成では、起毛状部又は縁状部によって、グ リップ握り手の皮膚における振動受容器に対して特に有効的に振動を伝達する。 3〜4mmの有利な間隔及び1〜2mmの有利な高さにおけるその作用のための 基本位置では、この間隔における刺激に対するパチニ受容器の知覚性は最大であ る。この起毛状部又は縁状部はグリップシェルの基礎材料に直接にフライス加工 されても良いし、別の材料から成る特別に成形された支持部材によって形成され ても良い。有利な構成では、本発明による構造を有する領域は特に、母子球と中 指の支持部の領域に配置されている。 ラケットグリップによる本発明の振動増幅は、種々様々な材料によって得られ る。この場合、肉厚さと湾曲形状とは、生理学的に良好な振動感知を維持するよ うに、材料に適合される。 さらに、グリップ領域におけるラケットブレードの延長部が、連続して又は局 部的に比較的薄い厚さを有していても良い。これにより、中空室を共鳴振動させ る振動舌片としての作用の強化が得られる。 特に振動減衰材料によって充填されたグリップのためには、軽量で薄い板、有 利には木材、プラスチック、又は金属製の板による中空室の閉鎖が有利である。 これにより材料の脱落が防止される。さらに、グリップ端部が開放されている全 てのほかの中空室も、このように接着された若しくは差し込まれた薄板によって 閉鎖されてもよい。これによりゴミの進入が阻止される。但し、毎秒200〜4 00振動の範囲の、グリップ自由端部における振動を薄板によって極端に減衰し てしまうことは避けられなければならない。従って、薄板は高いフレキシブル性 を有していているか、または全般的には固定されていない。 ラケットグリップと打球面との移行部の領域でグリップシェルが側方で拡大し ていることにより、一方では、ラケットの機械的な強度が増し、他方では、シェ ークハンド・グリップにおいて指が扁平に載置される。このことはボール感覚を 高めることになる。このことによりまず第一に、本発明により、ラケットブレー ドからラケットグリップへの振動の伝達が改善される。何故ならば、グリップシ ェルの、打球面に達する延 長部が、共鳴室の振動刺激を高めるからである。 ここに記載された請求項によるラケットグリップは、任意の材料から成るラケ ットブレードに組み合わせることができる。どんな場合も、ラケット全体の振動 特性は、プレイヤーの生理的な感知性に適合される。 グリップシェルの交換によって、ラケット木材の競技特性に対して影響が与え られて、根本的な課題に従って、ボール感覚はラケット木材によって高められて 、ラケットはプレイヤーの個人的な要求に適応される。 簡単な交換可能性は、例えば次のようにして実現される。即ち、製造者が多様 なラケットブレードを提供するのである。これらのラケットブレードはとりわけ 、速度、弾性、曲げ強さの点で互いに異なり、例えばそれぞれ、3重、5重、7 重に膠着された3つのラケットブレードであって、防衛用の木材、オールラウン ドな木材、攻撃用の木材に相当する。これに平行して、これらのラケットブレー ドにほぼ任意に組合せ可能な種々異なるグリップシェルが提供される。ラケット ブレードとラケット木材との所定の組合わせによってどのような作用が得られる かという、熟練プレイヤーとのプレイ・テストに基づき推奨される限りは、プレ イヤーの個人的な要望も考慮に入れることができる。グリップシェルの接着は、 速硬化性の接着剤、例えば膠を使用して、又、適当なクランプ装置を用いて、数 分のうちに行われ得る。ラケットライニングに関しては、類似の処置が卓球の分 野で既に通常のこととなっている。この場合、同様に、個人的な要望に応じて任 意のライニングが任意のラケット木材と組み合わせられ得る。グリップシェルは これまでは、外側のグリップ形状を変更することにより、より良いラケット保持 を行うためにのみ交換されていた。 特にグリップシェルの接着前に、中空室をフライス加工する場合には、半円形 状に近付けるために多角形の横断面を有する中空室も得られる。 ラケットグリップのテスト 一連の物理学的な測定においては、ラケット及び ラケットグリップは毎秒50〜3000の振動の範囲において刺激され、その振 動特性を観察することができた。ラケットグリップとラケットブレードとの明白 な相互作用が確認できた。 詳細なプレイ・テストでは、記載した各グリップシェルにおいて、ボール感覚 が著しく高められたことが示された。多くの場合プレイヤーは、改善されたボー ル感覚に基づき、ラケットブレード上でのボールの当接点を正確に特定すること ができ、従って、改善された打球制御性を有することができた。この経験は、ト レイナーや熟練プレイヤーのみならず、未熟なプレイヤーのもとでも認められた 。 本発明の実施例が、以下の図面に示されている。こ れらの図面からさらに、詳細、特徴、利点が認識される。原則的には、 第1図は、本発明による卓球ラケットの縦断面図、 第2図は、第1図のA−B線に沿った横断面図、 第3図及び第4図は、ラケットの選択的な構成の縦断面図、 第5図は、本発明による卓球ラケットの平面図、 第6図は、グリップ拡大部を備えたラケットを示す図、 第7図は、充填された中空室を有する卓球ラケットの縦断面図、 第8図は、第7図のA−B線に沿った横断面図、 第9図は、構成された表面領域を有するラケットの平面図、 第10図は、第9図のC−D線に沿った横断面図を示している。 第1図は、卓球ラケットの、グリップ軸線に沿った縦断面図を示している。こ の図では、グリップシェル2内部の連続した唯1つの中空室が示されている。こ れらのグリップシェル2は連続したラケットブレード1上に接着されている。 第2図は、ラケットグリップをグリップ軸線に対して垂直に(第1図、A−B 線に沿って)断面した図である。グリップシェル2内部の中空室は、円弧形状の 横断面を有している。 第3図は、卓球ラケットの、グリップ軸線に沿った縦断面図を示している。こ の図では、円弧状の長手方向プロフィールを有する、互いに前後に配置された2 つの中空室が示されている。 第4図は、卓球ラケットの、グリップ軸線に沿った縦断面図を示している。こ の図では、方形の長手方向プロフィールを有する、互いに前後に配置された2つ の中空室が示されている。 第5図は、卓球ラケットの平面図を示している。この卓球ラケットのグリップ シェル2は中空室を有しており、その前端部が拡大されている。これにより、ラ ケットブレード1とグリップシェル2との間の特に強固な結合が保証されて、ラ ケットブレード1からグリップシェル2への、ひいては最終的にはグリップ握り 手への、振動の良好な伝達が行われる。グリップシェルの前方の(斜線で示した )領域は、打球面に向かって斜めに面取りされている。 第6図は、卓球ラケットの、グリップ軸線に沿った縦断面図を示している。グ リップシェルの前方の部分が幾分拡大された構成が示されている。この構成によ り、ラケットブレード1の振動が特にはっきりと、打球面に面するグリップ握り 手の領域で受容される。 第7図は、卓球ラケットの、グリップ軸線に沿った縦断面図を示している。こ の図では、グリップシェル2内部の連続した唯1つの中空室が示されている。こ の中空室は、発泡材料又は繊維材料によって充填されている。これにより、特に 高振動の、不快なものとして感知される振動が減衰される。 第8図は、ラケットグリップをグリップ軸線に対して垂直に(第7図、A−B 線に沿って)断面した図である。中空室の充填物は、発泡材料又は繊維材料から 成る。 第9図は、卓球ラケットの平面図を示している。この卓球ラケットのグリップ シェル2には、中指若しくは母指球の支持部で、起毛状にされた若しくは溝を付 けられた領域が設けられている。 第10図は、ラケットグリップをグリップ軸線に対して垂直に(第9図、C− D線に沿って)断面した図である。この断面図では、両グリップシェルのうちの 一方に位置する方形の横断面を有する縁状部が示されている。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1996年8月28日 【補正内容】 明細書 グリップを有した卓球ラケット 本発明は、卓球ラケットであって、内実のラケットブレードが設けられており 、該ラケットブレードには、打球面の領域で一方若しくは両方の側にライニング 層を取付けることができ、グリップが設けられており、該グリップは前記ラケッ トブレードの延長部から成っていて、該延長部は前記グリップを該グリップの全 長にわたって貫いており、前記延長部の両側にグリップシェルが装着されていて 、これらグリップシェルのうちの一方若しくは両方が、前記ラケットブレードの 延長部に隣接する切欠きを有しており、該切欠きが、グリップ内部の中空室を形 成していて、該中空室が、グリップ軸線に対して垂直に、ほぼ円区分若しくは楕 円区分の形状の横断面を有しており、前記グリップシェルが縁部側で、該グリッ プシェルの全長にわたって、ラケットブレードの延長部に結合していて、グリッ プシェルが、打球面とは離れた方のグリップ面で、開放されているか又はフレキ シブルな部材によって閉鎖されている形式のものに関する。 体育種目である卓球のためのラケット木材、特に運動競技のために使用される ラケット木材は、通常、合板又は繊維強化された合板から成る一枚のラケットブ レードと、2つのグリップシェルから成るラケットグリップとから成っている。 この場合、「グリップシェル」という言葉は、ラケットブレードの、グリップ端 部側の延長部の両側に膠着されたグリップ部分を意味している。これらの両部分 は、例えばカッタ若しくは別の工具の同名の「グリップシェル」に相当する、通 常、中空室を有さない内実の部分である。これらのグリップ部分は、ラケット木 材の製造者によって既に接着されている(ブロックハウス百科事典−Brockhaus Enzyklopaedie-、第16巻549頁、第17版1973年参照)。グリップシェ ルは一般的に、単数又は複数の膠着された木材及び又は積層材から成っていて、 有利にはラケットブレードに接着する前にフライス加工によって、適当な外側の グリップ形状を与えられる。グリップシェルとラケットブレードとの間の接着面 及び接触面は一般的にグリップシェルの下面全体であって、通常扁平である。他 方、上面には一般に、形式表示プレート以外には特別な領域は示されない。 国際卓球連盟(International Table Tennis Feder-ation)の卓球規則Aによる と、ラケットグリップを含むラケット木材は、次のような規則に従って決定され なければならない。「4.1.ラケットのサイズ、形状、重量は任意である。但 しラケットブレードは扁平で不可撓性でなければならない。...4.2.厚さ で測定して、ラケットブレードの少なくとも85%は 天然の木材から成っていなければならない。ラケットブレード内側の接着剤層は 、炭素繊維、ガラス繊維のような繊維材料又は圧縮紙材によって強化してよい。 但しこの接着剤層は、厚さ全体の7.5%を、又はその薄さ次第では0.35m mを越えてはならない。...4.5.ラケットブレード自体、ラケットブレー ドの各層、各ライニング層又は接着剤層は連続しており、均一な厚さでなければ ならない。」 従って現在のところは、特に材料及び形状に関するグリップの構成については 国際規則では定められていない。これとは無関係に、国際規則とは異なるラケッ トの構造が、公式の競技以外では常に使用可能である。 卓球プレイヤーのボール感覚は、グリップ握り手とラケットグリップとの接触 を介して知覚される、卓球ラケットの振動の感知によって主に与えられる。数ミ クロンの範囲内のラケットブレード及びラケットグリップの振動と変位は、ラケ ットブレード上でのボールの衝突に起因し、特に、いわゆるパチニ受容器(Paci- nischen Rezeptoren)、有利には母子球と中指との内側に配置されているパチニ 受容器によって知覚される。この感覚運動性の受容器は、毎秒150〜300振 動の振動範囲にある振動に対して特に高い感知性を有している。この振動範囲で は、僅か数ミクロンの変位を既に、人間は良く知覚することができる。接触点が 約 4mm間隔で配置されている場合はその感知性は特に高い(文献:G.M.シェ ファード−G.M.Shepherd−、ノイロビオロギー−Neurobiology−、第2版、24 7頁ff.オックスフォード大学出版-Oxford Unive-rsity Press、1988年 )。ボールの衝突点からグリップを介してグリップ握り手までへの振動伝達は、 毎秒150〜3000の振動範囲のラケットの主固有振動のもとで、ラケットブ レードの積層材、サイズ、形状に応じて行われる。特に、ラケットのグリップ軸 線に対して縦方向での毎秒約250〜400の範囲の振動モードは、プレイヤー のボール感覚とラケットの制御性に最も影響を与える。この場合、パチニ受容器 の感知性は最大である。このような振動モードの場合は、特にグリップ自由端部 が、特に著しい変位、即ち特に良好に知覚可能な変位を示す。 さらに、例えばドイツ連邦共和国特許第2407213号明細書により公知の ように、重量を軽減させるために中空のラケットグリップが使用される。さらに このようにして、ドイツ連邦共和国実用新案第8003137号明細書に記載さ れているように、グリップシェルとラケットブレードとの間の結合部が振動節点 の領域に制限されるのならば、振動の減衰も得られる。これに対し所望の振動増 幅は行われず、ヨーロッパ特許0213467号明細書に記載されているラケッ トにおいては得られる。しかしながら、この構成のも のは中空のラケットブレードを有しており、これにより全ての慣用の材料におい てねじり剛性が著しく低減され、ひいては特に運動競技のためには使用不可能と される。 また、米国特許第2205578号明細書に記載の卓球ラケットでは、そのグ リップに複数の孔が設けられており、これらの孔によって汗が、グリップ内部の 中空室内に案内され得る。この中空室はグリップ端部で開放されている。しかし ながら振動増幅のためには、このグリップも適当ではない。 このような背景技術を前にして、本発明の課題は、卓球ラケットのラケットグ リップを、競技特性を最善にし、特にボール感覚を著しく高め、ひいては打球の 制御性を改善するように形成することである。ラケット木材の競技特性に対する 影響が考慮され、それはプレイヤーの個人的な所望に応じた、かつ競技システム に応じた各ラケット木材において意図されるべきである。 この課題は、本発明によれば請求項1の特徴部により解決された。 最善の振動伝達のためには、積層材の、即ちラケットブレードのグリップ部分 とグリップシェルとから成るグリップ機構をこの振動に同調させる必要がある。 請求の範囲 1. 卓球ラケットであって、内実のラケットブレードが設けられており、該ラ ケットブレードには、打球面の領域で一方若しくは両方の側にライニング層を取 付けることができ、グリップが設けられており、該グリップは前記ラケットブレ ードの延長部から成っていて、該延長部は前記グリップを該グリップの全長にわ たって貫いており、前記延長部の両側にグリップシェルが装着されていて、これ らグリップシェルのうちの一方若しくは両方が、前記ラケットブレードの延長部 に隣接する切欠きを有しており、該切欠きが、グリップ内部の中空室を形成して いて、該中空室が、グリップ軸線に対して垂直に、ほぼ円区分若しくは楕円区分 の形状の横断面を有しており、前記グリップシェルが縁部側で、該グリップシェ ルの全長にわたって、ラケットブレードの延長部に結合していて、グリップシェ ルが、打球面とは離れた方のグリップ面で、開放されているか又はフレキシブル な部材によって閉鎖されている形式のものにおいて、 グリップシェル(2)の上面が閉鎖されていることを特徴とする卓球ラケッ ト。 2. 一方若しくは両方のグリップシェル(2)に、1つだけの内側の中空室が 設けられていて、該中空 室の形状が、グリップシェル(2)の外側の形状にほぼ相当する、請求項1記載 のラケット。 3. 一方若しくは両方のグリップシェル(2)が、複数の中空室を有している 、請求項1又は2記載のラケット。 4. グリップシェル(2)の肉厚さが1〜5mm、有利には2〜3mmである 、請求項1から4までのいずれか1項記載のラケット。 5. 中空室が、繊維材料及び又は発泡材料又は別の多孔性の材料によって完全 に又は部分的に充填されている、請求項1から5までのいずれか1項記載のラケ ット。 6. グリップの、打球面に隣接した側の部分が、有利には、打球面とグリップ シェル(2)との間の1〜2cmの移行部が、打球面から離れた側の端部よりも 大きな周囲を有している、請求項1から6までのいずれか1項記載のラケット。 7. グリップが、1〜5mmの間隔と、0.1〜3mmの高さとを有した起毛 状部又は縁状部が設けられた単数又は複数の領域を有しており、該領域が母子球 の支持部の区域及び又は中指の支持部の区域に配置されている、請求項1から7 までのいずれか1項記載のラケット。 8. 起毛状部又は縁状部が、プラスチック又は金属又はコルク又は木材から成 っている、請求項8記載 のラケット。 9. 一方又は両方のグリップシェル(2)が、木材又はプラスチック又は金属 又は繊維強化材料から成る、請求項1から9までのいずれか1項記載のラケット 。 10. ラケットブレード(1)の延長部が、グリップの領域で全部又は部分的に 、その他のラケットブレード(1)の部分よりも薄い厚さを有している、請求項 1から10までのいずれか1項記載のラケット。 11. グリップ端部で開放された中空室が、薄い若しくは軽量の板によって閉鎖 されている、請求項1から11までのいずれか1項記載のラケット。 12. ラケットブレード(1)が、プラスチック又は繊維強化材料又は合板、又 はこれらの材料の相互結合体、又はこれらの材料と圧縮紙材との結合体から成る 、請求項1から12までのいずれか1項記載のラケット。 13. グリップシェル(2)が、ラケットブレード(1)の延長部を越えて、打 球面の縁部領域にまで到っていて、前記打球面に固定されている、請求項1から 13までのいずれか1項記載のラケット。 14. グリップシェル(2)がラケットブレード(1)に、接着又はねじ固定又 は釘固定又はその他の様式で固定されている、請求項1から14までのいず れか1項記載のラケット。 15. 円区分状又は楕円区分状に近似した、中空室の横断面が、多角形によって 形成されている、請求項1から15までのいずれか1項記載のラケット。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 卓球ラケットであって、内実のラケットブレードが設けられており、該ラ ケットブレードには、打球面の領域で一方若しくは両方の側にライニング層を取 付けることができ、グリップが設けられており、該グリップは前記ラケットブレ ードの延長部から成っていて、該延長部は前記グリップを該グリップの全長にわ たって貫いており、前記延長部の両側にグリップシェルが装着されている形式の ものにおいて、 −一方若しくは両方のグリップシェル(2)が、ラケットブレード(1)の延 長部に隣接する切欠きを有していて、該切欠きが、グリップ内部の中空室を形成 しており、 −該中空室が、グリップ軸線に対して垂直に、円区分若しくは楕円区分の形状 の横断面を有していて、 −グリップシェル(2)が縁部側で、該グリップシェル(2)の全長にわたっ て、ラケットブレード(1)の延長部に結合しており、 −グリップシェル(2)が、打球面とは離れた方のグリップ面で、開放されて いるか又はフレキシブルな部材によって閉鎖されていることを特徴とする卓球ラ ケット。 2. 一方若しくは両方のグリップシェル(2)に、 1つだけの内側の中空室が設けられていて、該中空室の形状が、グリップシェル (2)の外側の形状にほぼ相当する、請求項1記載のラケット。 3. 一方若しくは両方のグリップシェル(2)が、複数の中空室を有している 、請求項1又は2記載のラケット。 4. グリップシェル(2)内の中空室が、打球面から離れた側のグリップ端部 からの、グリップ軸線に沿った孔である、請求項1から3までのいずれか1項記 載のラケット。 5. グリップシェル(2)の肉厚さが1〜5mm、有利には2〜3mmである 、請求項1から4までのいずれか1項記載のラケット。 6. 中空室が、繊維材料及び又は発泡材料又は別の多孔性の材料によって完全 に又は部分的に充填されている、請求項1から5までのいずれか1項記載のラケ ット。 7. グリップの、打球面に隣接した側の部分が、有利には、打球面とグリップ シェル(2)との間の1〜2cmの移行部が、打球面から離れた側の端部よりも 大きな周囲を有している、請求項1から6までのいずれか1項記載のラケット。 8. グリップが、1〜5mmの間隔と、0.1〜3mmの高さとを有した起毛 状部又は縁状部が設けられた単数又は複数の領域を有しており、該領域が母 子球の支持部の区域及び又は中指の支持部の区域に配置されている、請求項1か ら7までのいずれか1項記載のラケット。 9. 起毛状部又は縁状部が、プラスチック又は金属又はコルク又は木材から成 っている、請求項8記載のラケット。 10. 一方又は両方のグリップシェル(2)が、木材又はプラスチック又は金属 又は繊維強化材料から成る、請求項1から9までのいずれか1項記載のラケット 。 11. ラケットブレード(1)の延長部が、グリップの領域で全部又は部分的に 、その他のラケットブレード(1)の部分よりも薄い厚さを有している、請求項 1から10までのいずれか1項記載のラケット。 12. グリップ端部で開放された中空室が、薄い若しくは軽量の板によって閉鎖 されている、請求項1から11までのいずれか1項記載のラケット。 13. ラケットブレード(1)が、プラスチック又は繊維強化材料又は合板、又 はこれらの材料の相互結合体、又はこれらの材料と圧縮紙材との結合体から成る 、請求項1から12までのいずれか1項記載のラケット。 14. グリップシェル(2)が、ラケットブレード(1)の延長部を越えて、打 球面の縁部領域にまで到 っていて、前記打球面に固定されている、請求項1から13までのいずれか1項 記載のラケット。 15. グリップシェル(2)がラケットブレード(1)に、接着又はねじ固定又 は釘固定又はその他の様式で固定されている、請求項1から14までのいずれか 1項記載のラケット。 16. 円区分状又は楕円区分状に近似した、中空室の横断面が、多角形によって 形成されている、請求項1から15までのいずれか1項記載のラケット。
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