JPH10504871A - リニアコンプレッサの摩擦部分用の給油装置 - Google Patents

リニアコンプレッサの摩擦部分用の給油装置

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Abstract

(57)【要約】 リニアコンプレッサの摩擦部分用の改良形給油装置であって、シリンダ(122′)とピストン(129)との間の摩擦部分に油を十分に供給することによりピストンの潤滑性能を高めることができ、それによりピストン(129)の所望の往復移動を可能にする装置である。この装置は、シリンダ(122′)の内部と外部とを連通するための複数の油導入穴(122a)を備えたシリンダ(122′)と、シリンダとシリンダ(122′)から離隔配置されたコアライナとの間に配置され、油吸込穴(143c)によってシリンダ(122′)に通じる油ポケット(132)内で摺動可能な油集合体(131)と、油集合体(131)を弾性的に支持する弾性手段(133,134)と、冷媒ガスの流れを案内する冷媒ガス流路、シリンダ(122′)とピストン(129)との間の摩擦部分に供給されかつ摩擦部分から排出される油の流れを案内する油流路を不可欠に有した吸込ガスケット(141)、吸込弁(142)、弁座(143)、吐出弁(144)、吐出ガスケット(145)及びヘッドカバー(146)のための弁組体(139′)とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】 リニアコンプレッサの摩擦部分用の給油装置 技術分野 本発明は、リニアコンプレッサの摩擦部分用の給油装置に関し、特に、シリン ダとピストンとの間の摩擦部分に油を十分に供給することによりシリンダとピス トンとの間の潤滑効率を高めるとともにシリンダ内での一層円滑なピストン往復 移動を可能にすることができ、以て、高温かつ高圧の冷媒ガスにより加熱された シリンダ内部を効果的に冷却するとともに、製造コストを削減し、それにより生 産性を向上させることができる、リニアコンプレッサの摩擦部分用の改良された 給油装置に関する。 背景技術 一般に冷蔵庫は1日に24時間作動する。冷蔵庫は、家庭用機器の電気エネル ギの総消費量の1/3を占める。コンプレッサは冷蔵庫の電力消費量の約80〜 90%を使用する。 したがってコンプレッサに関する多くの研究が、コンプレッサの効率を高めて 電力消費量を削減することに向けられてきた。 しかし従来、コンプレッサは、モータの回転運動をピストンの直線往復運動に 変換するクランク軸を用いた方法で製造されるので、連接棒や軸受等のクランク 軸に関連する部品が付加的に必要であり、それにより構成要素の点数が増加して 製造コストが上昇し、したがって生産性が低下していた。 さらに、コンプレッサの作動時には構成要素間に多大な摩擦が発生するので、 コンプレッサの効率が悪化して電力消費量が増加して いた。 したがって上記課題を解決するために、リニアコンプレッサが産業界で導入さ れた。これは、クランク軸を用いずに、磁石及びコイルを使用してピストンを往 復動させようとするものである。 すなわちリニアコンプレッサは、製造コストを削減して生産性を向上させよう とするものである。より詳しくは、構成要素の点数を削減して要素間の摩擦部分 を低減することにより効率を90%以上に高め、それにより電力消費量を削減で きるものである。 リニアコンプレッサは、ピストンの往復移動を円滑に可能にすることにより、 効率を基本的に改善しようとするものである。 産業界では、コンプレッサの摩擦部分のための様々な形式の給油装置が導入さ れた。これは、シリンダとピストンとの間の摩擦部分に油を供給することにより 、ピストンの往復移動を円滑に可能にしようとするものであった。例として、摩 擦部分用の給油装置を備えた従来のリニアコンプレッサの1つを以下に説明する 。 図1は、摩擦部分用の給油装置を備えた従来のリニアコンプレッサを示す。図 示のように、所定形状の気密ハウジング1の内部にシリンダ2が配置される。 コイル組体3及び3aは、シリンダ2に一体的に係合する。 シリンダ2の一側にピストンばね4が設けられ、ピストン5はピストンばね4 の中間部分に連結されてシリンダ2内で往復動する。 磁石6はピストン5の外周面に配置され、ピストンばね4を弾性的に支持する 複数の取付ばね7が、ピストンばね4と気密ハウジング1との間に弾性的に連結 される。 他方、シリンダ2の一側に弁組体8が配置され、吸込側マフラ9及び吐出側マ フラ9aが弁組体7の両側に取付けられる。 油吸込管10は、吸込側マフラ9の所定部分に下向きに連結され 、気密ハウジング1の底部に満たされた油“O”を吸込むようになっている。 図2に示すように、弁組体8は吸込ガスケット11と、吐出ガスケット15と 、吸込弁12と、吐出弁14と、弁座13とを備える。ここで上記の要素群は、 互いに強固に係合しており、それらをさらに詳細に説明する。 まず、吸込ガスケット11の中心部分には穴11aが形成され、吸込弁12の 中心部分には所定形状の吸込用開放/閉鎖部12aが可動式に取着され、吸込用 開放/閉鎖部12aの一側に吐出穴12bが形成される。 さらに、弁座13の中心部分には吸込穴13aが形成され、吸込穴13aの一 側に吐出穴13bが形成される。 他方、吐出弁14の所定部分には吐出用開放/閉鎖部14bが形成されて弁座 13の吐出穴13bを開放/閉鎖するようになっており、吐出弁14の中心部分 には吸込穴14aが形成される。 さらに、吐出ガスケット15の中心部分には吸込穴15aが形成される。 図面において、参照番号16はヘッドカバーを示す。 従来のリニアコンプレッサの作動を以下に説明する。 従来のリニアコンプレッサは、コイル組体3、3a及びピストン5に固定され た磁石6を備え、それらはリニアモータの主機能のためにシリンダ2に固定され る。 さらに、リニアコンプレッサの効率を高めるために、ピストン9はシステム内 で最も効率的に往復動する必要がある。 したがって、コイル組体3、3a及び磁石6によって生じた慣性エネルギ及び 弾性エネルギによりピストン5がシリンダ内部で図1の矢印“A”で示す所定方 向に移動すると、圧縮室“C”内の圧力 が降下し、それにより冷媒ガスが吐出ガスケット15及び吐出弁14の吸込穴1 5a及び14aを通ってシリンダ2の圧縮室“C”に導入される。 したがって、吐出弁14の吐出用開放/閉鎖部14bが弁座13の吐出穴13 bを閉鎖すると、冷媒ガスは、弁座13の吸込穴13aに導入されて吸込用開放 /閉鎖部12aを図2の右側方向へ押し、次いで吸込ガスケット11の穴11a を通ってシリンダ2の圧縮室“C”に導入される。 このとき、気密ハウジング1の底部に満たされた油“O”が吸込側マフラに連 結されているので、油“O”は油吸込管10に沿って吸上げられて、冷媒ガスと 共に冷媒ガスの流路に沿って圧縮室“C”内に導入され、シリンダ2とピストン 5との間の摩擦部分に供給される。 また反対に、ピストン5が図1の矢印“B”で示す方向へ移動すると、冷媒ガ スは圧縮室“C”内で圧縮されて、吸込弁12の吸込用開放/閉鎖部12aを図 2の左側方向へ押し、それにより弁座13の吸込穴13aが閉鎖される。 したがって冷媒ガスは、吸込弁12及び弁座13の吐出穴12b及び13aを 通って吐出弁14の吐出用開放/閉鎖部14bを押し、吐出ガスケット15を通 過して、ヘッドカバー16及び吐出側マフラ9aを通って気密ハウジング1の外 部に吐出される。 ピストン5がシリンダ2内部で継続して往復動し、冷媒ガスの吸込み、圧縮及 び吐出しが繰り返して行われると、油“O”はシリンダ2とピストン5との間の 摩擦部分に付与された油“O”と協働して、ピストン5の円滑な往復動作を可能 にするように作用する。 さらに詳述すれば、ピストン5が図1の矢印“A”で示す方向に移動すると、 圧縮室“C”内の圧力が降下するので、気密ハウジン グ1の底部にある油“O”が油吸込管10に沿って吸上げられて、吸込冷媒ガス と共に圧縮室“C”内に導入され、シリンダ2とピストン5との間の摩擦部分に 供給される。 しかし従来のリニアコンプレッサは、気密ハウジング1の底部にある油“O” が吸込冷媒ガスと共に吸込側マフラ9を通って上記摩擦部分に供給されるという 不都合を有する。また、吸込冷媒ガスと共に圧縮室“C”に導入される油“O” が、シリンダ2及びピストン5に十分に供給されずに、ピストンの圧縮動作と協 働して吐出側マフラ9aを通って直接に吐出されるので、油“O”はシリンダ2 とピストン5との間の摩擦部分に十分に供給されない。 さらに従来のリニアコンプレッサは、油がシリンダとピストンとの間の摩擦部 分に十分に供給されず、多量の油が圧縮冷媒ガスと共に直接に吐出されるという 不都合を有するので、高温の圧縮ガスにより加熱されたシリンダが効果的に冷却 されず、コンプレッサの効率が低下する。 発明の開示 したがって本発明の目的は、従来のリニアコンプレッサの摩擦部分用の給油装 置が遭遇した課題を解決するリニアコンプレッサの摩擦部分用の給油装置を提供 することにある。 本発明の他の目的は、シリンダとピストンとの間の摩擦部分に油を十分に供給 することによりピストンの潤滑性能を高めて、ピストンの所望の往復移動を可能 にすることができるリニアコンプレッサの摩擦部分用の改良型給油装置を提供す ることにある。 本発明の他の目的は、油の吸込量及び吐出量を増加させることにより、シリン ダ及びピストンの冷却効率を高めることができるリニアコンプレッサの摩擦部分 用の改良型給油装置を提供することにあ る。 本発明の他の目的は、冷媒ガスの流路と油の流路とを簡略化して1つの構造と することにより、製造コストを削減して生産性を向上させることができるリニア コンプレッサの摩擦部分用の改良型給油装置を提供することにある。 本発明の他の目的は、システムの振動を効果的に吸収することによりシステム の騒音を低減できるリニアコンプレッサの摩擦部分用の改良型給油装置を提供す ることにある。 上記目的を達成するために、本発明の第1実施形態によれば、リニアコンプレ ッサの摩擦部分用の給油装置であって、シリンダの内部と外部とを連通するため の複数の油導入穴を備えたシリンダと、シリンダとシリンダから離隔配置された コアライナとの間に配置され、油吸込穴によってシリンダに通じる油ポケット内 で摺動可能な油集合体と、油集合体を弾性的に支持する弾性部材と、冷媒ガスの 流れを案内する冷媒ガス流路、シリンダとピストンとの間の摩擦部分に供給され かつ摩擦部分から排出される油の流れを案内する油流路を不可欠に有した吸込ガ スケット、吸込弁、弁座、吐出弁、吐出ガスケット及びヘッドカバーのための弁 組体、とを具備した装置が提供される。 上記目的を達成するために、本発明の第2実施形態によれば、リニアコンプレ ッサの摩擦部分用の給油装置であって、シリンダの内部と外部とを連通するため の複数の油導入穴を備えたシリンダと、シリンダとシリンダから離隔配置された コアライナとの間に配置され、油吸込穴によってシリンダに通じる油ポケット内 で摺動可能な油集合体と、油集合体を弾性的に支持する弾性部材と、油ポケット に通じて、気密ハウジングの底部に満たされた油を吸込む油吸込管、とを具備し た装置が提供される。 図面の簡単な説明 本発明は、下記の詳細な説明、及び例示のためのみに与えられたものであって 本発明を限定しない添付図面から、一層完全に理解されよう。図面において、 図1は、従来のリニアコンプレッサの断面図、 図2は、従来のリニアコンプレッサで使用された弁組体の分解斜視図、 図3は、本発明の第1実施形態によるリニアコンプレッサの摩擦部分用の給油 装置の断面図、 図4は、本発明の第1実施形態によるリニアコンプレッサの弁組体の分解斜視 図、 図5は、本発明の第2実施形態によるリニアコンプレッサの摩擦部分用の給油 装置の断面図、 図6は、本発明に係る図5の線VI−VIに沿った拡大断面図、 図7は、本発明に係る図2の線VI−VIに沿った拡大断面図、及び 図8は、本発明の第3実施形態によるリニアコンプレッサの摩擦部分用の給油 装置の断面図である。 発明を実施する形態 図3は、本発明の第1実施形態によるリニアコンプレッサの摩擦部分用の給油 装置を示す。この給油装置は、複数の油導入穴122′aを有して所定形状の気 密ハウジング121内に配置されるシリンダ122′を備える。それら油導入穴 122′aは、シリンダ122′のフランジ部分に形成されてシリンダ122′ の内側及び外側に通じる。 また、シリンダ122′にフランジ123が取付けられ、フランジ123の内 壁にコアライナ124が取付けられ、コアライナ12 4の外周面に内側薄板125が取付けられる。 ここで内側薄板125は、磁界の損失を低減するとともに冷媒ガスによる騒音 を低減するように作用する。 ステータコイル126を有するステータ127は、フランジ123の周縁に配 置され、コアライナ124から所定距離だけ離隔される。 シリンダ122′の後方にピストンばね128が配置され、ピストン129は シリンダ122′の内部に配置されてその中で往復動する。 磁石130は、ピストン129の外周面から離隔され、ピストン129の移動 と協働して内側薄板125とステータ127との間で往復動し、油集合体131 は、シリンダ122′と内側薄板125を支持するコアライナ124との間に摺 動可能に設けられる。 したがって、シリンダ122′とコアライナ124と移動部品である油集合体 131とによって、油ポケット132が画成される。 ここで、シリンダ202′の油導入穴122aの位置を、シリンダ122′と ピストン129との間の摩擦部分に油“O”を十分に供給できる所定位置に配置 することができる。 また、油集合体131、シリンダ122′及びコアライナ124は、円筒形状 を有することが好ましい。なおそれらの形状はこれに限定されず、本発明の目的 を最も効果的に達成できるあらゆる形状が可能である。 他方、油ポケット132に導入された油“O”が、油集合体131の所定の移 動によりシリンダ122′内に効果的に導入されるように、油集合体131の所 定部位に油道121aが形成される。 なお油道121aは、シリンダ122′の外周面に形成できる。 したがって、油ポケット132に導入された油“O”は、油集合 体131の油道121a及びシリンダ122′の油道122aを通って、シリン ダ122′内に効果的に導入される。 ここで、油集合体131はピストン129の内壁によって弾性的に支持される 。 弾性手段は、シリンダ122′と油集合体131との間に配置される弾性部材 133か、又はシリンダ122′と油集合体131との間及び油集合体131と ピストン129との間に配置される弾性部材133及び134として構成される 。 なお弾性部材133、134として、板ばね、円錐形ばね等を使用できる。ば ねの形状はそれらに限定されない。 さらに、図5の本発明の第1実施形態におけるように、弾性部材133、13 4を油集合体131の両側に配置する場合、油集合体131とピストン129と の間にばねに代えて可撓性の棒を使用できる。 他方、シリンダ122′の一側に弁組体139′及びマフラ213が配置され る。 本発明の第1実施形態によるリニアコンプレッサの摩擦部分用の給油装置は、 冷媒ガスの流れを弁組体139′に導く冷媒ガス道と、シリンダ122′とピス トン129との間の摩擦部分に供給される油の流れを案内する油道とを、一体的 に形成することを趣旨とする。 以下、弁組体139′の構成要素群をさらに詳細に説明する。 図4に示すように弁組体139′は、吸込ガスケット141と、吸込弁142 と、弁座143と、吐出弁144と、吐出ガスケット145と、ヘッドカバー1 46とを備える。上記要素群は、複数のボルトによって互いに強固に取着される 。 穴141aが、吸込ガスケット141の中心部分に形成されてシ リンダ122′の内部に通じ、油吸込穴141bと油吐出穴141cとが、互い に離隔されて吸込ガスケットの所定部分に形成され、油“O”の流れを案内する 。 さらに、弾性的な冷媒ガス吸込用開放/閉鎖部142aが、吸込弁142の中 心部分に形成され、冷媒ガスにより開放/閉鎖される。冷媒ガス吐出穴142b が、冷媒ガス吸込用開放/閉鎖部142aの所定部分に形成されて冷媒ガスの吐 出しを案内し、油吐出穴142dが、吸込弁142の所定部分に形成されて冷媒 ガスがそこを通して吐出され、油吐出穴142dが、吸込弁142の所定部分に 形成されて油がそこを通して吐出される。 さらに弁座143は、弁座の中心部分に形成されて冷媒ガスがここを通して吸 込まれる冷媒ガス吸込穴143aと、冷媒ガス吸込穴143aの一側に形成され て冷媒ガスがここを通して吐出される冷媒ガス吐出穴143bと、弁座の所定部 分に形成されて油がここを通して吸込まれる油吸込穴143cと、弁座の所定部 分に形成されて油がここを通して吐出される油吐出穴143dとを備える。 吐出弁144は、吐出弁の中心部分及び下方部分に形成されて冷媒ガスがここ を通して吸込まれる冷媒ガス吸込穴144aと、吐出弁の所定部分に形成され、 冷媒ガスの吐出時に作動される弾性的な冷媒ガス吐出/閉鎖部144bと、油が そこを通して吸込まれるように形成される油吸込穴144cと、油の吐出時に作 動される油吐出用開放/閉鎖部144dとを備える。 吐出ガスケット145は、吐出ガスケットの中心及び下方部分に形成されて冷 媒ガスがそこを通して吸込まれる冷媒ガス吸込穴145aと、吐出ガスケットの 所定部分に形成されて油“O”の流れを案内する油吸込穴145bと、吐出ガス ケットの所定部分に形成されて油がそこを通して吐出される油吐出穴145cと を備える。 ヘッドカバー146は、ヘッドカバーの中心部分に形成される冷媒ガス吐出部 146aと、ヘッドカバーの所定部分に形成されて油がそれらを通して吸込まれ かつ吐出される油吸込部146bと油吐出部146cとを備える。油吸込管14 7及び油吐出管148は、それぞれ油吸込部146b及び油吐出部146cに接 続される。 さらに、冷媒吐出管(図示せず)が冷媒吐出部146aに接続される。図面に おいて、参照番号146dはストッパを示す。 他方、油通過穴122′bがシリンダ122′のフランジ部分の両側に形成さ れ、吸込ガスケット1431の油吸込穴141bと油吐出穴141cとを油ポケ ット132に通じさせる。 本発明の第1実施形態によるリニアコンプレッサの摩擦部分用の給油装置で使 用される弁組体139′は、吐出ガスケット145の冷媒吸込穴145aと、吐 出弁144の冷媒吸込穴144aと、弁座143の冷媒吸込穴143aと、吸込 弁142の冷媒ガス吸込用開放/閉鎖部142aと、吸込ガスケット141の穴 141aと、吸込弁142の冷媒ガス吐出穴142bと、弁座143の冷媒ガス 吐出穴143bと、吐出弁144の冷媒ガス吐出用開放/閉鎖部144bと、ヘ ッドカバー146の冷媒ガス吐出部146aとを連通する冷媒ガス流路を基本的 に形成することを趣旨とする。 さらに、本発明の第1実施形態によるリニアコンプレッサの摩擦部分用の給油 装置で使用される弁組体139′は、ヘッドカバー146の油吸込部146bと 、吐出ガスケット145の油吸込穴145bと、吐出弁144の油吸込穴144 cと、弁座143の油吸込穴143cと、吸込弁142の油吸込用開放/閉鎖部 142と、吸込ガスケット141の油吸込穴141b及び油吐出穴141cと、 吸込弁142の油吐出穴142dと、弁座143の油吐出穴143dと、吐出弁 144の油吐出用開放/閉鎖部144dと、吐出ガス ケット145の油吐出穴145cと、ヘッドカバー146の油吐出部146cと を連通する油流路を基本的に形成することを趣旨とする。 以下、本発明の第1実施形態によるリニアコンプレッサの摩擦部分用の給油装 置の作用及び効果を、添付図面を参照して説明する。 図3に示すようにピストン129は、ステータコイル126を流れる電流とピ ストン129に取着された磁石130とピストンばね128の慣性エネルギ及び 弾性エネルギとの間の所定の相互関係と協働して、シリンダ内部で往復動する。 したがって冷媒ガスは、弁座211の吸込弁214を介して吸込まれ、圧縮室 “C”内で圧縮され、吐出弁215を介して吐出される。 詳細には、ピストン129が図3の矢印“C”で示す方向へ移動して冷媒ガス を吸込むと、冷媒ガスは吐出ガスケット145及び吐出弁144の冷媒ガス吸込 穴145a及び144aを通して導入され、弁座143の冷媒ガス吐出穴143 bは、吐出弁144の冷媒ガス吐出用開放/閉鎖部144bによって閉じられる 。 同時に冷媒ガスは、弁座143の冷媒ガス吸込穴143aを通して導入され、 吸込弁142の冷媒ガス吸込用開放/閉鎖部142aを図4の右側方向へ押し、 それにより冷媒ガスが吸込ガスケット141の穴141aを通ってシリンダ12 2′の圧縮室“C”内に導入される。 また反対に、ピストン129が矢印“D”で示す方向へ移動すると、冷媒ガス は図3に示すように圧縮室“C”内で圧縮され、吸込弁142の冷媒ガス吸込用 開放/閉鎖部142aを図4の左側方向へ押し、それにより弁座143の冷媒ガ ス吸込穴143aが閉じられる。 したがって冷媒ガスは、吸込弁142及び弁座143の冷媒ガス吐出穴142 b及び143bを通って、吐出弁144の冷媒ガス吐出用開放/閉鎖部144b を押す。その後、冷媒ガスは吐出ガスケット145を通過し、次いでヘッドカバ ー146の冷媒ガス吐出部146aを通って気密ハウジング121の外部に吐出 される。 他方、油集合体131はピストン129の線状往復移動によって直線状に往復 動し、油ガスケット132の内部容積が交互的に変化して、気密ハウジング12 1の底部に満たされた油“O”がシリンダ122′とピストン129との間の摩 擦部分に導入される。 さらに詳細には、油集合体131が図3の矢印“X”で示す方向へ移動すると 、油ポケット132内の圧力が降下するので、気密ハウジング121の底部に満 たされた油“O”は、弁組体139′のヘッドカバー146に連結された油吸込 管147に沿って吸上げられ、次いでヘッドカバー146の油吸込部146b、 吐出ガスケット145、並びに吐出ガスケット145、吐出弁144及び弁座1 43の油吐出穴145b、144c及び143cを通って導入される。このよう にして導入された冷媒ガスは、吸込弁142の油吸込用開放/閉鎖部を押し、吸 込ガスケット141の油吸込穴141bを通過する。 このとき、ピストン129の移動により生じた圧力は、吐出弁144の油吐出 用開放/閉鎖部144bに加わり、それにより油吐出用開放/閉鎖部44bが弁 座43の油吐出穴143dを閉じる。その結果、油“O”を吸込んだときに油“ O”が一時的に吐出されることはない。 吸込ガスケット141の油吸込穴141bを通過した油“O”は、シリンダ1 22′の油通過穴122′bを通って油ポケット132に供給され、油ポケット 132の内部を満たす。このとき油“O ”の一部が、油導入穴122aを通ってシリンダ122′とピストン129との 間の摩擦部分に供給される。 また反対に、油集合体131が添付図面に示すようにY方向へ移動すると、油 ポケット132の容積が減少するので、油ポケット132に満たされた油“O” の一部が、シリンダ122′の油通過穴122′bを通って吸込ガスケット14 1、吸込弁142及び弁座143の油吐出穴141c、142d及び143dを 通過し、次いで油“O”が、吐出弁144の油吐出用開放/閉鎖部144dを押 して、吐出ガスケット145の油吐出穴145c、ヘッドカバー146の油吐出 部146c、及び油吐出管148を通って気密ハウジング121の外部に吐出さ れる。 このとき、ピストン129の移動によって生じた圧力は、吸込弁142の油吸 込用開放/閉鎖部142cに加わって、油吐出用開放/閉鎖部142cが弁座1 43の油吸込穴143cを閉じるので、油“O”の吐出時に油“O”が一時的に 吸込まれることはない。 油“O”は、ピストン129の線状往復移動による油集合体131の線状往復 移動と協働して、弁組体139′の油流路を通ってシリンダ122′とピストン 129との間の摩擦部分に十分に移動し、それによりピストン129の往復移動 を円滑に可能にする。 本発明の第2実施形態によるリニアコンプレッサの摩擦部分用の給油装置を、 添付図面を参照して以下に説明する。 図5〜図7に示すように、本発明の第2実施形態は第1実施形態に極めて類似 している。すなわちこの実施形態は、図4の弁組体の構造を備えない。その代わ りにこの実施形態は、図2に示すような冷媒ガス流路を有した弁組体と、油ポケ ット222に接続される油吸込管223及び油吐出管227とを備え、それら油 吸込管及び油吐出管に、気密ハウジング201の底部に満たされた油“O”の吸 込み及び吐出しのための弁として作用する液体ダイオード226及び228が設 けられる。 したがって本発明の第2実施形態は、ヘッドカバー212及び弁座211の周 囲でシリンダ202′の所定部分に接続される油吐出管227に導入される油“ O”を使用するヘッドカバー212を冷却することを趣旨とする。ここで油“O ”は、弁座211に移動して、吸込及び吐出冷媒ガスの密封剤として作用する。 本発明の第2実施形態によるリニアコンプレッサの摩擦部分用の給油装置の作 用及び効果を、添付図面を参照して以下に説明する。 図5に示すように、リニアコンプレッサの摩擦部分用の給油装置を備えたリニ アコンプレッサに電力が供給され、ピストン209は、ステータコイル206を 流れる電流とピストン209に取着された磁石210の磁界とピストンばね20 8の慣性エネルギ及び弾性エネルギとの間の相関関係作用により往復動する。 このとき、ピストンが図5の矢印“E”で示す方向へ移動して冷媒ガスを吸込 むと、圧縮室“C”の圧力が降下し、弁座211の吸込弁214が開かれる。同 時に吐出弁215が閉じられ、冷媒ガスが吸込弁214を通して圧縮室“C”に 吸込まれる。 また反対に、ピストン209が図5の矢印“F”で示す方向へ移動すると、吸 込弁214が閉じられると同時に吐出弁が開かれる。したがって冷媒ガスの吸込 みが停止され、同時に圧縮室“C”で圧縮された冷媒ガスが弁座211の吐出弁 215を通って外部に吐出される。 つまり、冷媒ガスの吸込み、圧縮及び吐出しの作用が、ピストン209の線状 往復移動の繰返しにより反復して行われる。 他方、ピストン209の線状移動の繰返しの間、弾性要素224及び225が シリンダ202′と油集合体221との間、及び油集 合体221とピストン209との間に連結されるので、ピストン209の線状往 復移動により油集合体221も直線状に往復動する。したがって油ポケット22 2の容積が変動する。 さらに詳しくは、油集合体221が矢印“P”で示す方向へ移動すると、油ポ ケット222の圧力が降下するので、気密ハウジング201の底部に満たされた 油“O”は吸込管223を通って油ポケット222に吸上げられ、油“O”が油 ポケット222に満たされる。その後、油“O”の一部が油導入穴202′aを 通ってシリンダ202′に供給される。 このとき油“O”は、ピストン209の反復的な線状往復移動と協働して、シ リンダ202′とピストン209との間の摩擦部分に十分に供給されるので、シ リンダ202′内でのピストン209の一層円滑な往復移動を達成することがで きる。 油集合体221及びシリンダ202′の所定部分に、シリンダ202′の油導 入穴202′aに通じる油道221aが形成されているので、油集合体221の 僅かな移動により、油ポケット222に吸込まれた油“O”をシリンダ202′ とピストン209との間の摩擦部分に移送することができる。 さらに、液体ダイオード226が油吸込管223の内部に配置されているので 、油集合体221が図5の矢印“Q”で示す方向へ移動する際にも、油ポケット 222に吸込まれた油“O”が気密ハウジング201の底部に逆戻りすることは ない。 他方、油集合体221が矢印“Q”で示す方向へ移動すると、油ポケット22 2の圧力が降下するので、油ポケット222の底部に満たされた油“O”の一部 は油吐出管227を通して吸込まれる。ここで、油吐出管227の端部がヘッド カバー212及び弁座211に向かっているので、ヘッドカバー212は吐出さ れる油“O” によって効果的に冷却される。さらに、吐出された油“O”は、吸込及び吐出冷 媒ガスの密封剤として使用できる。 ここで、液体ダイオード228が油吐出管227の内部に配置されているので 、外部に吐出される油“O”が逆流することはない。 なお、本発明の油吸込管223をシリンダ202′に連結して、油“O”がシ リンダ202′を通って油ポケット222に移送されるようにすることができる 。また、油吸込管223をフランジ203に連結して、油“O”がフランジ20 3を通って油ポケット222に供給されるようにすることができる。油吸込管2 23をシリンダ202′に連結して、油“O”がシリンダ202′及びフランジ 203を通って油ポケット222に供給されるようにすることができる。 図8は、本発明の第3実施形態によるリニアコンプレッサの摩擦部分用の給油 装置を示す。 図示のように、構造は本発明の第2実施形態の構造に類似する。すなわち、シ リンダ202′の外周面に支持壁331が配置される。また、弾性手段として弾 性部材224及び225が、シリンダ202′と油集合体221との間及び油集 合体221と支持壁331との間に配置される。 したがって、リニアコンプレッサの摩擦部分用の給油装置は、弾性部材224 及び225をシリンダ202′と油集合体221との間及び油集合体221とシ リンダ202′との間に配置して、油集合体221をリニアコンプレッサの振動 自体によって直線状に往復動させることを趣旨とする。 つまりこの実施形態では、気密ハウジング201の油“O”を、本発明の第2 実施形態におけると同様に、油集合体221の往復移動と協働してシリンダ20 2′とピストン209との間の摩擦部分 に供給できる。 前述したように、本発明に係るリニアコンプレッサの摩擦部分用の給油装置は 、シリンダとピストンとの間の摩擦部分に油を十分に供給して、ピストンの潤滑 性能及びシステムの効率を高めることを趣旨とする。 さらに、油を加熱部分に流動させることにより、冷媒ガスに起因するシステム の加熱部分を効果的に冷却することができる。本発明の構成は、冷媒ガスの流路 と油の流路とを1つの構造となるように製造することにより、従来技術に比べて 簡略化されており、それにより製造コストを削減して生産性を向上させるもので ある。 さらに本発明は、油吸込管の内部に弁として作用する液体ダイオードを取付け て、油の逆流を防止することを趣旨とする。 本発明の好適な実施形態を例示目的で開示したが、添付した請求の範囲に記載 される発明の範囲及び精神から逸脱することなく、様々な修正、追加及び交換が 可能であることは、当業者に理解されよう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),BR,CN,JP,U S 【要約の続き】 とを備える。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.リニアコンプレッサの摩擦部分用の給油装置であって、 シリンダの内部と外部とを連通するための複数の油導入穴を備えたシリンダと 、 前記シリンダと該シリンダから離隔配置されたコアライナとの間に配置され、 油吸込穴によって該シリンダに通じる油ポケット内で摺動可能な油集合体と、 前記油集合体を弾性的に支持する弾性手段と、 冷媒ガスの流れを案内する冷媒ガス流路、前記シリンダとピストンとの間の摩 擦部分に供給されかつ該摩擦部分から排出される油の流れを案内する油流路を不 可欠に有した吸込ガスケット、吸込弁、弁座、吐出弁、吐出ガスケット及びヘッ ドカバーのための弁組体、とを具備した装置。 2.前記冷媒ガス流路が、前記吐出ガスケットの冷媒ガス吸込穴、前記吐出弁 の冷媒ガス吸込穴の冷媒ガス吸込穴、前記弁座の冷媒ガス吸込穴、前記吸込弁の 冷媒ガス吸込用開放/閉鎖部、前記吸込ガスケットの穴、前記吸込弁の冷媒ガス 吐出穴、前記弁座の冷媒ガス吐出穴、前記吐出弁の吐出用開放/閉鎖部、及び前 記ヘッドカバーの冷媒吐出部を、順に連通するように形成される請求項1の装置 。 3.前記油流路が、前記ヘッドカバーの油吸込部、前記吐出ガスケットの油吸 込穴、前記吐出弁の油吸込穴、前記弁座の油吸込穴、前記吸込弁の油吸込用開放 /閉鎖部、前記吸込ガスケットの油吸込穴及び油吐出穴、前記吸込弁の油吐出穴 、前記弁座の油吐出穴、前記吐出弁の油吐出用開放/閉鎖部、前記吐出ガスケッ トの油吐出穴、及び前記ヘッドカバーの油吐出部を、順に連通するように形成さ れる請求項1の装置。 4.前記弾性手段が、前記シリンダと前記油集合体との間に配置された弾性部 材である請求項1の装置。 5.前記弾性手段が、前記シリンダと前記油集合体との間に配置された弾性部 材、又は前記油集合体と前記ピストンとの間に配置された弾性部材である請求項 1の装置。 6.前記油集合体と前記ピストンとの間に配置された前記弾性部材が可撓性の 棒である請求項5の装置。 7.前記油集合体が、円筒形で、前記シリンダの外周面に取付けられる請求項 1の装置。 8.前記油集合体の外面に給油道が形成され、それにより前記油ポケット内に 導入された油が前記シリンダ内に導入されるようになっている請求項1の装置。 9.前記シリンダの外面に給油道が形成され、それにより前記油ポケット内に 導入された油が該シリンダ内に導入されるようになっている請求項1の装置。 10.リニアコンプレッサの摩擦部分用の給油装置であって、 シリンダの内部と外部とを連通するための複数の油導入穴を備えたシリンダと 、 前記シリンダと該シリンダから離隔配置されたコアライナとの間に配置され、 油吸込穴によって該シリンダに通じる油ポケット内で摺動可能な油集合体と、 前記油集合体を弾性的に支持する弾性手段と、 前記油ポケットに通じて、気密ハウジングの底部に満たされた油を吸込む油吸 込管、 とを具備した装置。 11.前記弾性手段が、前記シリンダと前記油集合体との間に配置 された弾性部材である請求項10の装置。 12.前記弾性手段が、前記シリンダと前記油集合体との間に配置された弾性部 材、又は前記油集合体と前記ピストンとの間に配置された弾性部材である請求項 10の装置。 13.前記油集合体と前記ピストンとの間に配置された前記弾性部材が可撓性の 棒である請求項12の装置。 14.前記弾性手段が、前記シリンダと前記油集合体との間、及び該油集合体と 該シリンダの外部に配置された支持壁との間に配置された弾性部材である請求項 10に記載の装置。 15.前記油集合体が、円筒形で、前記シリンダの外周面に取付けられる請求項 10の装置。 16.前記油集合体の外面に給油道が形成され、それにより前記油ポケット内に 導入された油が前記シリンダ内に導入されるようになっている請求項10の装置 。 17.前記シリンダの外面に給油道が形成され、それにより前記油ポケット内に 導入された油が該シリンダ内に導入されるようになっている請求項10の装置。 18.前記油吸込管が前記シリンダの内部に通じる請求項10の装置。 19.前記油吸込管に液体ダイオードが配置され、それにより油の逆流を防止す るようになっている請求項10の装置。 20.前記シリンダに油吐出管が連結され、それにより油が前記ヘッドカバー及 び前記弁座に吐出されるようになっている請求項10の装置。 21.前記油吐出管に液体ダイオードが配置され、それにより油の逆流を防止す るようになっている請求項20の装置。
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