JPH10503854A - 拡大された収縮窓を有する光ファイバーケーブルおよびそのケーブルを製造する方法と装置 - Google Patents

拡大された収縮窓を有する光ファイバーケーブルおよびそのケーブルを製造する方法と装置

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JPH10503854A JP8502197A JP50219796A JPH10503854A JP H10503854 A JPH10503854 A JP H10503854A JP 8502197 A JP8502197 A JP 8502197A JP 50219796 A JP50219796 A JP 50219796A JP H10503854 A JPH10503854 A JP H10503854A
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Abstract

(57)【要約】 本発明による光ファイバーケーブルは、細長い中心支持部材を囲む少なくとも一つの長さ方向に延在するチャネルを備え、各チャネルはチャネル軸を有している。少なくとも一本の光ファイバーが各チャネル内に配置され、ほぼ室温でチャネル軸から中心支持部材に向かって概して半径方向内側に延長する方向において偏った平均位置を有している。ある実施形態において、少なくとも一本のチャネルは中心支持部材のまわりに縒られた一本以上のバッファ管からなる。他の実施形態において、少なくとも一本のチャネルは一本以上の長さ方向に延在するスロットからなる。光ファイバーケーブルは中心支持部材とチャネル構成手段を囲む保護ジャケットを備えている。光ファイバーは、例えば、保護ジャケット、チャネル構成手段および中心支持部材の少なくとも一つの熱膨張係数よりも小さい熱膨張係数を有している。従って、光ファイバーの平均位置をほぼ室温においてチャネル軸から概して半径方向内側に延長する方向に偏らせることによって、光ファイバーケーブルの熱収縮窓を増加させることができる。従って、本発明の光ファイバーケーブルは、所定の温度範囲において、かつケーブルが所定の最大荷重に達するまでの荷重を受けた状態で、最適化された伸長窓と収縮窓とによって、調和のとれた光信号伝送を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】 拡大された収縮窓を有する光ファイバーケーブルおよび そのケーブルを製造する方法と装置 発明の分野 本発明は、通信ケーブルの分野に関し、さらに詳細には光ファイバーケーブル とそのケーブルを製造するための装置と方法に関する。 発明の背景 光ファイバーケーブルを用いる通信ケーブルは、遠距離通信の分野において広 範に用いられている。特に、多ファイバー・ケーブルは長距離電話通信や、中継 電話、その他のデータ伝送や電話技術に広範に用いられている。また、光ファイ バーケーブルは、従来の同軸ケーブルに代わって、ケーブルテレビ網に用いられ ている。光ファイバーは、信号中継器間の距離を延ばすことが可能であり、また このような信号中継器を設ける必要性すらなくすことができる。さらに、光ファ イバーは帯域幅を極めて広くし、またノイズを軽減することができる。 光ファイバーケーブルは、代表的には、コアと外部保護ジャケットを備えてい る。一本以上の光ファイバーがこのコア内に含まれている。例えば、長距離通信 に用いられる代表的なケーブルの場合、ファイバーはコアに形成されたチャネル 内に束縛されずに緩衝されて保持され、ケーブルの架設の際とその後、いくらか の歪みがケーブルに付加されても、それらの影響を少なくともある程度は受けな いように構成されている。 「ミニバンドル(MINIBUNDLE)TM」の商標でSiecor社(North Calorina州、Hick ory)から市販されている非束縛型ケーブルのコアは、中心支持部材のまわりに 縒られた一連のプラスチック製バッファ管からなる同心層を備えている。この構 造において、プラスチック製バッファ管はコアの上記のチャネルを形成する。通 常、一本以上の光ファイバーが各プラスチック製バッファ管に配置されている。 光ファイバーは、個々に、またはバインダーで巻かれた束の形態で、バッファ管 内に配置される。また、光ファイバーを一本以上のファイバーリボン内に納めて バッファ管内に配置してもよい。 あるいは、コアは、例えば、中心支持部材のまわりに押出成形された、代表的 にはプラスチックからなる、スロット付きのコアであってもよい。スロット付き コアは、長さ方向に延在する一本以上のスロットを備え、各スロットは長軸を有 する溝を形成する。スロット付きコアに形成されたスロットは、代表的には、螺 旋状に、または周期的逆転螺旋状の形態で延在している。一本以上の光ファイバ ーが、個々にまたはファイバー束の形態であるいはファイバーリボンの形態で、 コアのスロット内に配置される。スロット付きコア式光ファイバーケーブルのあ る実施形態としては、一本以上の光ファイバーを個々にまたはファイバー束の形 態であるいはファイバーリボンの形態で配置したバッファ管を、スロット内に配 置することができる。 ファイバーは各チャネル内に非束縛状態で保持されるが、各光ファイバーは、 例えば、各バッファ管の管軸またはコアのスロット軸のようなチャネルの中心線 またはチャネル軸に沿った平均位置に保持されている。例えば、従来の縒りバッ ファ管式光ファイバーケーブル(stranded buffer tube fiber optic cable)の各 光ファイバーの位置は、色々な半径方向の距離だけ各バッファ管の軸からずれ、 かつ、光ファイバーケーブルの長さ方向の異なった位置において方向が変化して いる。しかし、このような従来のケーブルの光ファイバーをケーブルの全長に渡 って平均的に観察すると、その平均位置はほぼ室温においてバッファ管軸に沿っ ている。 長距離通信またはケーブルテレビ網に用いられる光ファイバーケーブルは、電 柱のような垂直支柱を渡って空中に架設されている。このようなケーブルは、所 望の温度範囲にわたって比較的に低い単位距離当たりの減衰で光信号伝送を行う のが好ましい。例えば、従来の光ファイバーケーブルは、Bellcore社の光ファイ バーケーブルの仕様で定義されているように、−40から70℃の温度範囲にお いて、一定の光信号伝送を行えるように設計されている。 従来の光ファイバーケーブルの構成要素は、ケーブルの構成要素を形成する種 々の材料の異なる熱膨張係数によって所望の作動温度において様々な膨張と収縮 を行う。例えば、代表的な縒りバッファ管式光ファイバーケーブルのバッファ管 とそのバッファ管を囲む保護ジャケットはプラスチックで形成されている。同様 に、スロット付きコア式ケーブルの場合、中心支持部材のまわりに押出成形され る孔付きコアとそのまわりの保護ジャケットもプラスチックで形成されている。 なお、中心支持部材は、代表的には、強化ガラスや強化アラミド樹脂のような誘 電材料、または一本以上の金属線から形成されている。 光ファイバー以外の、保護ジャケット、中心支持部材およびバッファ管または 孔付きコアなどのケーブル構成要素は、これらの構成要素が実質的に等しく膨張 ・収縮するように互いに結ばれている。特に、光ファイバー以外のケーブルの構 成要素は、以下の式で示される有効熱膨張係数αEFFを有している。 ただし、Aiはケーブルを構成する各材料iの断面積、Eiは各材料のヤング率 、そして、αiは各材料の熱膨張係数である。 一方、光ファイバーは一般的に他のケーブル構成要素とは結ばれず、むしろ一 以上の長さ方向に延在するチャネル内に非束縛状態で配置されている。また、光 ファイバーは、一般的に、他のケーブル構成要素の有効熱膨張係数αEFFよりも 著しく小さい熱膨張係数を有するガラスのような材料から構成されている。従っ て、互いに結ばれた他のケーブル構成要素は、温度の上昇/下降によって、光フ ァイバーの示す膨張・収縮よりもかなり大きい膨張・収縮を示す。従って、縒り バッファ管式光ファイバーケーブルまたは孔付きコア式光ファイバーケーブルの ような従来の光ファイバーケーブルの光ファイバーは、光ファイバーと他のケー ブル構成要素間の熱膨張と熱収縮の差によって、チャネル内で半径方向に移動す る。 例えば、バッファ管が中心支持部材のまわりに縒られている従来の光ファイバ ーケーブル内で、温度が上昇したりまたは張力がケーブルに付加されると、光フ ァイバーはバッファ管軸から中心軸部材に向かって概して半径方向内側に移動す る。あるいは、このような従来の光ファイバーケーブルの光ファイバーは、温度 が減少すると、バッファ管軸から中心軸部材とは逆の概して半径方向外側に移動 する。 従来の光ファイバーケーブルの光ファイバーは、比較的低温で光ファイバーが 他の構成要素の収縮によって過度の曲げ変形を起こしたり、破断したりするまで 、異なる比率の伸長と収縮のいずれかを許容するように、それぞれのチャネル内 で移動する。光ファイバーが過度の曲げ変形を起こすと、光信号の伝送の減衰が 大きくなる。なお、従来の光ファイバーは一般的に破断するまでにその長さの約 1%しか伸びることができないので、過度の引張力を受けると破断するおそれが ある。 光ファイバーに歪みを与えない光ファイバーケーブルの最大伸びは、一般的に 、そのケーブルの伸長窓(elongation window)と呼ばれている。同様に、光ファ イバーに信号伝送を顕著に減衰させる過度の曲げ変形を与えない光ファイバーの 最 大収縮は、一般的に、そのケーブルの収縮窓(contraction window)と呼ばれる。 一般的に、光ファイバーケーブルの伸長窓と収縮窓は、基準温度、例えば、室温 で決定される。 収縮窓と伸長窓は、部分的に、バッファ管の内径やスロットつきコアのスロッ ト寸法のようなチャネルの寸法、各チャネルに配置される光ファイバーの数、光 ファイバーの径、および中心軸部材のまわりに螺旋パターンまたは周期的逆転螺 旋パターンで配置されるチャネルの螺旋径やピッチなどのチャネルの形状によっ て決定される。例えば、縒りバッファ管式光ファイバーケーブルの場合、バッフ ァ管の内径が増加したりまたはそこに配置される光ファイバーの数が減少すると 、光ファイバーが室温でバッファ管軸に平均的な位置を有していても、収縮窓お よび伸長窓が大きくなる。 ケーブルの伸長窓と収縮窓は、米国特許第4,695,128号(Zimmerman et al.)に記載されている。この特許は、中心強化部材のまわりに撚った長方形 または楕円形の断面を有する複数のバッファ管を備えた光ファイバーケーブルを 開示している。楕円形のバッファ管の長軸または長方形のバッファ管の長辺は中 心支持部材から半径方向外側に延びている。長方形または楕円のバッファ管は、 光ファイバーに伸長と収縮の差を補償するように移動できる付加的な空間を与え ることによって、収縮窓および伸長窓を広げることができる。 米国特許第4,944,570号(Oglesby et al.)は伸長窓が広げられた高 架用光ファイバーケーブルを開示している。この光ファイバーケーブルは、中心 強化部材のまわりに撚られた複数のバッファ管を備え、ケーブルの膨張窓を増大 するために光ファイバーがバッファ管よりも長くなるように構成されている。例 えば、この光ファイバーケーブルの一つの実施形態によれば、各バッファ管の長 さに対するファイバーの長さの比は1.001から1.005の範囲内の値とし て特定されている。 また、日本特許第60−257,414号(Katsuyama Yutaka et al.)は、 一本以上の光ファイバーがバッファ管のような複数のパイプの各々に配置された 光ファイバーを開示している。このパイプは中心支持部材のまわりに巻かれてい る。この特許は、室温と所定の最高温度における光ファイバーの各熱膨張係数に ついて述べている。パイプのピッチや光ファイバーとパイプ間の隙間は、室温か ら所定の最高温度に至る温度範囲内でケーブルの作動を確保できるように選定さ れている。 光ファイバーケーブルは、横断面積が比較的小さくなるように設計されるのが 好ましい。従って、バッファ管の内径やスロットの寸法を大きくしてケーブルの 伸長窓および収縮窓を大きくしても、バッファ管やスロットつきコアのスロット のようなチャネルは過度に大きくしないほうがよい。なお、従来の光ファイバー ケーブルは所定数の光ファイバーを有している。多くの場合、各チャネル内のフ ァイバーの数を減少させることによって、ケーブルの伸長窓や収縮窓を増やすこ とができるとしても、それは好ましくない。むしろ、各チャネル内に可能な限り 多くの光ファイバーを含ませ、ケーブルの断面当たりのファイバー数を最大にし て、それによって、ケーブルコストに対する全体的な光信号伝送能力を大きくす ることが好ましい。 多くの場合、光ファイバーケーブルの伸長窓は、所定の最高温度に達するまで の温度において、そして所定の最大荷重に達するまでの荷重において、光ファイ バーケーブルを作動させるのに十分な大きさを有している。しかし、このような 光ファイバーケーブルの収縮窓の大きさは不十分な場合が多い。従って、光ファ イバーは、比較的低温において、チャネル軸に対して半径方向外側に、そして中 央支持部材から離れる方向に十分移動することができない。そして、光ファイバ ーの移動が制限されているので、光ファイバーが過度の曲げ変形を受けて光信号 伝送の減衰が顕著に増加する。 発明の概要 以上の技術背景を考慮して、本発明の目的は、所定の温度範囲および所定の最 大引張り荷重に達するまでの荷重範囲にわたって、概して均一な信号減衰で光信 号伝送を行うことができる光ファイバーケーブルおよびそのケーブルを製造する 方法と装置を提供することにある。 また、本発明の他の目的は、熱収縮窓が拡大された光ファイバーケーブルおよ びそのケーブルを製造する方法と装置を提供することにある。 本発明のこれらのおよび他の目的、利点および特徴を達成するための本発明に よる光ファイバーケーブルは、細長い中心支持部材に隣接して概して長さ方向に 延在し、各々チャネル軸を有する少なくとも一つのチャネルを構成するチャネル 構成手段と、各チャネルに配置される光ファイバーとを含み、光ファイバーはほ ぼ室温、すなわち、約20℃から26℃の範囲にわたって、チャネル軸から中心 支持部材に向かって概して半径方向内側に偏った平均位置を有することを特徴と する。ケーブルは、チャネル構成手段と中心支持部材を囲む保護ジャケットを備 えるのが好ましい。光ファイバーは、代表的には、チャネル構成手段と保護ジャ ケットの各熱膨張係数よりも小さい熱膨張係数を有する。従って、光ファイバー の平均位置をほぼ室温においてチャネル軸から中心支持部材に向かって概して半 径方向内側に偏らせることにより、光ファイバーケーブルの熱収縮窓を増大させ ることができる。 一つの実施形態において、チャネル構成手段は、中心支持部材を囲む少なくと も一本の長さ方向に延在するバッファ管によって構成される。ほぼ室温における 光ファイバーの平均的な位置の偏りとバッファ管の内径は、光ファイバーが少な くとも所定の最低温度、例えば、ほぼ−40℃に達するまでの温度範囲において 、概して均一な減衰を示すように選定されるのが好ましい。平均的な位置の偏り は、バッファ管の内径の約1%から約49%の範囲内にあるのが好ましい。 ほぼ室温における光ファイバーの平均的な位置の偏りとバッファ管の内径によ って、光ファイバーとバッファ管の光ファイバーに隣接する内側部分との間隙を 規定するのが望ましい。光ファイバーとバッファ管の光ファイバーと隣接する内 側部分とのこの間隙から、光ファイバーケーブルの所定の伸長窓の値が得られる 。また、ほぼ室温における光ファイバーの平均的な位置の偏りとバッファ管の内 径は、少なくとも70℃に達するまでの温度範囲で、かつ、ケーブルが600ポ ンドまでの引張荷重を受ける状態において、光ファイバーが概して均一な減衰を 保持し、過剰な歪みを受けないないように選定されるのが好ましい。 バッファ管と保護ジャケットは、代表的には、プラスチックから形成され、中 心支持部は一般的に少なくとも1本の金属線または誘電材料から形成される。ま た、バッファ管は所定の円形断面を有する形状を有するのが好ましい。 バッファ管は、中心支持部材のまわりに側面を隣接させて円周方向に配置され るとよい。一つの実施形態において、複数のバッファ管が中心支持部材のまわり に少なくとも2層配置される。また、バッファ管は一般的に中心支持部材のまわ りに周期的逆転螺旋パターンまたは螺旋パターンで配置される。さらに、一つの 実施形態において、本発明の光ファイバーケーブルは、中心支持部材を囲む長さ 方向に延在する少なくとも一つの充填要素を備えている。 本発明の他の実施形態において、チャネル構成手段は細長いスロット付きコア を備えている。この細長いスロット付きコアは、好ましくは、中心支持部材を囲 み、少なくとも一つの長さ方向に延在するスロットを有している。そして、スロ ットは、少なくとも一つの光ファイバーを受容するチャネルを構成する。 光ファイバーケーブルを製造する本発明による方法は、光ファイバーがほぼ室 温においてチャネル軸から中心支持部材に向かって概して半径方向内側に偏った 平均位置を有するように、光ファイバーをチャネル内に配置する段階を備えてい る。この方法の一つの実施形態において、縒りバッファ管式光ファイバーを製造 する場合、各バッファ管に張力を付与して伸びを与える段階を備えている。その 後、保護ジャケットを複数のバッファ管のまわりに押出成形するとよい。 収縮窓の広げられた縒りバッファ管式光ファイバーケーブルを製造するための 本発明による装置は、細長い中心支持部材のまわりに少なくとも一つのバッファ 管を配置する縒り合わせ手段と、バッファ管を中心支持部材のまわりに配置した 状態でバッファ管に張力を付与する段階を備えることを特徴とする。バッファ管 は張力によって伸ばされ、バッファ管内に配置された光ファイバーはほぼ室温に おいてバッファ管軸から中心支持部材に向かって半径方向内側に偏った平均位置 を有するようになる。本発明による光ファイバーケーブルを製造する装置は、中 心支持部材のまわりに配置されたバッファ管のまわりに保護ジャケットを押出成 形する押出し手段を備えているのが好ましい。 本発明による光ファイバーケーブルを製造する方法の第2の実施形態は、光フ ァイバーの長さが各チャネルの長さよりも小さくなるように少なくとも一つの光 ファイバーを各チャネルに配置する段階を備えている。この実施形態の一つの態 様として、光ファイバーを各チャネルに配置した状態で張力が光ファイバーに付 与される。この張力によって、光ファイバーはチャネル構成手段に対して弾性的 に伸ばされる。いったん、光ファイバーが中心支持部材のまわりに配置されると 、ファイバーの張力は開放され、光ファイバーはチャネル軸から中心支持部材に 向かって半径方向内側に移動し、ほぼ室温において平均位置の偏りを得ることが できる。 本発明による光ファイバーケーブルを製造する方法の上記実施形態における他 の態様において、各チャネルは少なくとも一本の光ファイバーのまわりに押出成 形されるバッファ管からなることを特徴とする。押出されたバッファ管は急冷さ れる。この急冷によって、バッファ管の収縮が遅れ、光ファイバーがバッファ管 に対して弾性的に伸びることになる。 図面の簡単な説明 図1は、空中に架設された、本発明による収縮窓の広げられた光ファイバーケ ーブルの透視図である。 図2は、本発明による光ファイバーケーブルの端部の部分透視図である。 図3は、光ファイバーケーブルを示す、図2の線3−3に沿った断面図である 。 図4は、中心支持部材のまわりに2層のバッファ管が配置された、本発明によ る光ファイバーケーブルの一つの実施形態の断面図である。 図5は、周期的逆転パターンで配置されたバッファ管の状態を外側の保護ジャ ケットを取り外して示す、本発明による光ファイバーケーブルの一部の側面図で ある。 図6は、外側の保護ジャケットを取り外して螺旋パターンで配置されたバッフ ァ管の状態を示す、本発明による光ファイバーケーブルの一部の側面図である。 図7は、比較的低温で光ファイバーケーブルが収縮しているときの光ファイバ ーの半径方向外側に向かう移動をしめす、本発明による光ファイバーケーブルの 一部の断面図である。 図8は、比較的低温で光ファイバーケーブルが伸長しているときの光ファイバ ーの半径方向内側に向かう移動をしめす、本発明による光ファイバーケーブルの 一部の断面図である。 図9は、一本以上の光ファイバーを受容するための長さ方向に延在するチャネ ルを有するスロット付きコアを含む本発明による光ファイバーケーブルの断面図 である。 図10は、本発明による光ファイバーケーブルを製造するための装置の概略図で ある。 図11は、本発明による光ファイバーケーブルを製造するための他の装置の概略 図である。 図12は、バッファ管を中心支持部材のまわりに配置させるための縒り合わせ機 を示す、図11の線12−12に沿った断面図である。 好適な実施例の詳細な説明 以下、本発明の好適な実施形態を添付の図面に基づいてさらに詳細に説明する 。ただし、本発明は多くの異なる形態で実施可能であり、ここに述べる実施形態 に限定されるべきではなく、むしろ、本発明の範囲を当業者に対して十分に示す ためにこれらの実施形態が開示される、と解釈されるべきである。なお、実施形 態を通じて、同一の参照番号は同一の部品を示し、また、数字の部分が同じ参照 番号は、異なる実施形態における類似の部品を示すのに用いられている。 図1ないし図3は、本発明による光ファイバーケーブル10を示している。光 ファイバーケーブル10は、前もって決められた最大引張力以下の引張力が付加 される条件下において、前もって決められた温度範囲にわたって、おおむね均一 な減衰で光信号を伝送する。光ファイバーケーブル10は、図示されるように、 公益設備であるポール(即ち、支柱)12間にわたって空中に架設されるので、 ケーブルは種々の気候条件に晒される。空中に架設される光ファイバーケーブル 10は、例えば、長距離の電話通信、または配線ケーブルや中継ケーブルなどの ケーブルテレビに用いられる。従って、このような空中に架設される光ファイバ ーケーブル10は、例えば、ケーブルを支持するための複数の鋼線からなる補助 索(図示せず)のまわりに縛りつけられるかまたは縒り合わされる。本発明のケ ーブル10は空中に架設された形態で例示されているが、例えば、輸送管などに 埋設された形態であってもよい。 光ファイバーケーブル10は、細長い長手方向に延在する中心支持部材14と 、その中心支持部材に隣接して概して長さ方向にチャネルを構成するチャネル構 成手段を備えている。各チャネルは、チャネル軸を有している。図2、3に詳細 に示されるように、本発明の一つの実施形態としての光ファイバーケーブル10 は、 中心支持部材14とそれを包囲する少なくとも一本の長さ方向に延在するプラス チック製バッファ管16を備える縒りバッファ管式光ファイバーケーブルである 。各バッファ管は、図3に示されるように、ブッファ管軸18を有している。な お、少なくとも一つの光ファイバー20が各バッファ管16内で束縛されずに緩 衝された状態で配置されている。光ファイバーは、ほぼ室温、すなわち、約20 ℃から約26℃の温度範囲内で、中心支持部材14に向かってバッファ管軸18 から半径方向内側に延長する方向に偏った平均位置を有している。また、光ファ イバーケーブル10は、バッファ管16を囲む保護プラスチックジャケット22 を備えてもよい。ケーブルを構成する各材料に依存するが、一般的に、光ファイ バーの熱膨張係数は、他のケーブル構成部品の有効熱膨張係数αEFFより小さい 。換言すれば、光ファイバー20の熱膨張係数は、少なくとも一つのバッファ管 16、保護ジャケット22、および中心支持部材14の熱膨張係数の少なくとも 一つよりも小さい。 従って、ほぼ室温において、バッファ管内の光ファイバーを、中心支持部材1 4に向かってバッファ管軸18から概して半径方向内側に延長する方向において 平均的な位置の偏りdsを有するように配置することによって、光ファイバーの 平均位置が例えばバッファ管軸のようなチャネル軸に沿って延長する従来の光フ ァイバーケーブルに対して、本発明の光ファイバーケーブル10の熱収縮窓を大 きくすることができる。すなわち、光ファイバーケーブル10の熱収縮窓は、光 ファイバー20の平均位置を中心支持部材14に向かって半径方向内側に偏らせ ることによって、増加させることができる。何故なら、光ファイバー20の平均 位置をそのようにバッファ管軸から半径方向に偏らせることによって、例えば、 比較的低温において光ファイバーケーブルが収縮したときでも光ファイバーが半 径方向外側に移行するための付加的な空間を与えることができるからである。 光ファイバーの熱膨張係数は、他のケーブル構成要素の材料の有効熱膨張係数 αEFFよりも小さい。例えば、光ファイバー20は一般的に保護用のポリマー皮 膜を施されたガラスから形成されるが、バッファ管16と保護ジャケット22は 一般的にプラスチックから形成される。さらに具体的には、保護ジャケット22 は、当業者にとっては容易に理解されるように、ポリエチレンから形成される。 また、バッファ管16は、ポリブチレンテレフタレート、アセタールまたはポリ プロピレンなどの熱可塑性ポリマから形成される。なお、中心支持部材14は、 ロッド、ワイヤ、または縒り線の形態を有する、比較的高い引張り応力を有する 材料、例えば、鋼、またはガラスやアラミド強化プラスチックのような強化誘電 材料によって構成されるのが好ましい。図示されてはいないが、中心支持部材1 4は、当業者に知られているプラスチックのカバーを有してもよい。 熱膨張係数の差によって、光ファイバー20は、他のケーブル構成よりも伸び と収縮が小さい。従って、光ファイバー20は、ケーブルの伸びと収縮の差を補 償するために、中心支持部材のまわりに縒られているバッファ管16内で移動す ることになる。 図3に示されるように、バッファ管16は所定の円形断面を有している。なお 、バッファ管16は、概して、中心支持部材14の回りに側面を隣接させて円周 方向に配置されている。他の実施形態において、バッファ管16’は中心支持部 材14’の回りに層状(2層以上)に配置されている。例えば、図4に示される ように、他の実施形態としての光ファイバーケーブル10’においては、6個の バッファ管16’からなる第1(内側)層が中心支持部材14’の回りに側面を 隣接させて円周方向に配置され、12個のバッファ管16’からなる第2層がそ の第1層に側面を隣接させて円周方向に配置されている。この実施形態の光ファ イバーケーブル10’の他の構成要素は、最初に例示された実施形態の構成要素 と類似しており、数字の部分を共通とする参照番号で示されている。当業者にと っては容易に理解されるように、2層以上のバッファ管を備える光ファイバーケ ー ブルは、一般的に、多くの光ファイバー、例えば、216本の光ファイバーを備 える高ファイバー数ケーブルを構成する。 また、本発明の光ファイバーケーブル10は一本以上の充填要素17を備えて もよい。図3、図4に示されるように、充填要素17は一般的にプラスチックか ら形成され、実質的にバッファ管16と同一の寸法および形状を有している。図 3、図4の実施形態において、充填要素17とバッファ管16は中心支持部材1 4のまわりに側面を隣接させて円周方向に配置されている。充填要素17は中実 のロッドとして示されているが、当業者にとってはよく知られているように、管 状であってもよい。 複数のバッファ管16が中心支持部材14のまわりに縒られるのが好ましい。 また、バッファ管を中心支持部材14に固定して製造における取扱を簡単化する ために、例えば、織り糸のような紐材23がバッファ管のまわりに巻き付けられ る。図2に示されるように、紐材23は、バッファ管16の回りに螺旋状に縒ら れた1巻以上の織り糸から構成されるとよい。図4に示されるように、バッファ 管16’と充填要素17’からなる第1および第2層を含む光ファイバーケーブ ル10’においては、第1および第2層のまわりに、第1および第2紐材23’ がそれぞれ縒られるのが好ましい。当業者にとっては容易に理解されるように、 本発明の一つの実施形態において、バッファ管16および(必要に応じて設けら れる)充填要素17は、図5に示されるように、周期的逆転螺旋パターンで配置 されるのが好ましい。他の実施形態として、バッファ管16および(必要に応じ て設けられる)充填要素17は、図6に示されるように、螺旋パターンで配置さ れてもよい。 ケーブル技術に関わる当業者にとっては容易に理解されるように、本発明の光 ファイバーケーブル10は、ケーブルに張力を付与するための長さ方向に延在す る手段、例えば、バッファ管16のまわりに螺旋状に巻き付けられた1層以上の アラミド織り糸24を備えるのが好ましい。このアラミド織り糸24は、例えば 、デュポン社から「KEVLAR」(登録商標)として市販されている。この長 さ方向に延在する強化手段は、他の材料、例えば、ガラス糸、金属線、金属縒り 線、ガラス粗糸、またはアラミドあるいはガラス強化プラスチック棒を含む種々 の織り糸から構成されてもよい。 なお、光ファイバーケーブル10はまた、長さ方向に延在する強化手段24を 囲む金属製外層26を備えるのが好ましい。金属製外層26は、ケーブルを付加 的に保護し、光ファイバーケーブル10に柔軟性を与えるために波形状に成形さ れるのが好ましい。また、長さ方向に延在する強化手段24は、また外層26の 外側においてバッファ管16の長さ方向に延在する一以上の強化部材を備えても よい。その強化部材は、ケーブルの引張り張力と曲げ力に対する耐性を与えるの に必要な所定の径を有する1対の対向する中実の鋼線(図示せず)から構成され るとよい。また、外層26と保護ジャケット22の取り外しを容易にするために 、開き紐28を外層26の下側において長さ方向に延在させるとよい。 図7は、本発明の縒りバッファ式光ファイバーケーブル(stranded buffer tub e fiber optic cable)10の一部を示す横断面図である。図において、中心支持 部材14の対向する側に2つのバッファ管16が配置されている。なお、本発明 の光ファイバーケーブルの光ファイバー20の平均的な位置の偏りdsと光ファ イバーケーブル10の収縮時におけるこれらの光ファイバーの移動をより明確に 例示するために、保護ジャケット22と他のバッファ管16は図7には示されて いない。光ファイバー20はほぼ室温においてバッファ管軸から平均的に偏って 配置されているが、その光ファイバー20の偏った配置が図7において点線で示 されている。実線は、ケーブル10が熱的に収縮している最中の光ファイバー2 0の位置を示している。 バッファ管軸18から中心支持部材14に向かって半径方向内側に延長する方 向における光ファイバー20の平均的な位置の偏りdsは、以下の式から計算に よって得ることができる。 但し、Dは対向するバッファ管16のバッファ管軸18間の中心間隙(図7を参 照)であり、Pは螺旋状に巻かれたバッファ管のピッチである。なお、εは光フ ァイバー20とバッファ管16の長さの差に基づく値であり、具体的には、以下 の式から計算によって得ることができる。 但し、LBはバッファ管16の長さであり、LFは光ファイバー20の長さである 。本発明によって製造された光ファイバーケーブル10、すなわち、光ファイバ ーケーブルの製造中バッファ管に張力が付与される方法によって製造された光フ ァイバーケーブル10において、以下にさらに詳細に述べるように、また上記の 式(3)からもわかるように、εはバッファ管16の伸びにも関係する値である 。 中心間隙Dは、中心支持部材14とバッファ管16の径に基づいて計算によっ て得ることができる。また、中心支持部材14の径は、3.0から4.0mmの 範囲にあるのが好ましく、さらに好ましくは、3.3mmである。 従って、中心支持部材14を囲む単一層のバッファ管16(各バッファ管の径 は約3.0mm)において、対向するバッファ管の管軸間の好ましい中心間隙D は約6.30mmである。 なお、本発明の縒りバッファ管式光ファイバーケーブル10において、そのピ ッチPは90mmから180mmの範囲にあるのが好ましい。そして、中心支持 部材14を囲む単一層のバッファ管16を有する光ファイバーケーブルにおいて 、そのピッチPは90mmから120mmの範囲にあるのがさらに好ましい。 前述のように、光ファイバーケーブルの収縮窓は、光ファイバーの過度の曲げ および光信号伝送の減衰の顕著な増加を生じることなくケーブルが収縮可能な最 大量として定義される。光ファイバーの平均位置がバッファ管軸に沿っている従 来の光ファイバーケーブルにおいては、収縮窓εcは以下の式に基づいて計算に よって得ることができる。 但し、dcは光ファイバーがバッファ管の壁と接触する前に平均軸方向位置から 半径方向外側に移動可能な距離である。 一方、熱収縮窓の広げられた本発明の光ファイバーケーブル10においては、 収縮窓ε' cは以下の式に基づいて計算によって得ることができる。 従って、本発明の光ファイバーケーブル10の熱収縮窓は、従来の光ファイバ ーケーブル10の熱収縮窓よりも大きく、少なくとも所定の最低温度に達するま での温度範囲内において概して均一な減衰で光信号伝送を行えるように光ファイ バー20を中心支持部材14から半径方向外側に移動させるに十分な空間を光フ ァイバー20に与えることができる。例えば、比較的低い温度における、本発明 によるケーブル10の光ファイバー20の半径方向外側へのこの移動が、図7に 示されている。 図8に付加的に示されるように、室温における光ファイバー20の平均的な位 置の偏りdsとバッファ管16の内径は、光ファイバーとバッファ管の光ファイ バーと隣接する内径間の間隙と関連する。従って、光ファイバーケーブル10の 所定の伸長窓は、光ファイバーケーブル10が例えば張力を受けて伸びたときに 光ファイバー20が中心支持部材14に向かって半径方向内側に移動する量と関 連する。光ファイバーの平均位置がバッファ管軸に沿って延在する従来の光ファ イバーケーブルの伸長窓εeは以下の式に基づいて計算によって得ることができ る。 但し、deは光ファイバーがバッファ管の壁と接触する前にバッファ管軸から半 径方向内側に移動可能な距離である。 一方、本発明のケーブル10の伸長窓ε' eは以下の式に基づいて計算によって 得ることができる。 従って、本発明の光ファイバーケーブル10の伸長窓ε' eは、従来の光ファイ バーケーブル10の伸長窓εeよりも小さい。しかし、本発明の光ファイバーケ ーブル10の伸長窓ε' eは、光ファイバーケーブル10が伸びたときに、光ファ イバー20が伸びる前に中心支持部材14に向かって半径方向内側に移動するに 十分な空間を光ファイバー20に与えることができる。光ファイバーに半径方向 外側に移動するに十分な空間を与えることによって、光ファイバー10は概して 均一な減衰で信号伝送を行うことができ、ケーブルが少なくとも所定の最高温度 、例えば70℃に達するまでの温度範囲内で、かつ、所定の最大張力、例えば、 6 00ポンドに達するまでの張力を受けても、光ファイバーに好ましくない歪みが 生じるのを防ぐことができる。 本発明の一つの実施例において、本発明の光ファイバーケーブル10が概して 均一な減衰で光信号伝送を行える所定の温度は、少なくとも約−40℃から約7 0℃の温度範囲にある。当業者にとっては容易に理解されるように、例えば過剰 な伸びによって光ファイバーが破断したとき、その光ファイバーは信号伝送を完 全に機能不全にするかまたは機能を失わせる。同様に、例えば、ケーブル10の 収縮によってファイバーが所定の最小許容値よりも小さい曲げ半径にまで曲げら れると、減衰が急激に大きくなる。従って、所定の熱膨張係数を有する材料から なる所定の寸法の光ファイバーを所定数有し、かつ、所定のパターンに基づいて 中心支持部材を囲むバッファ管を有する光ファイバー10において、ほぼ室温に おける光ファイバー20の平均的な位置の偏りとバッファ管16の内径は、光フ ァイバーが少なくとも所定の最低温度、例えば−40℃までの温度において概し て均一な減衰を保持するように選択されるのが好ましい。このようなケーブル1 0において、ほぼ室温における光ファイバー20の平均的な位置の偏りとバッフ ァ管16の内径は、また、少なくとも所定の最高温度、例えば、70℃までの温 度において、かつケーブルが少なくとも所定の最大張力、例えば、約600ポン ドに達するまでの張力を受けた場合にも、光ファイバーが概して均一な減衰を保 持するように選択されるのが好ましい。 さらに具体的には、上記のケーブル10において、光ファイバー20が概して 均一な減衰で光信号を伝送するには、光ファイバー20の平均的な位置の偏りは 、好ましくは光ファイバーが配置されるバッファ管16の内径の約1%から約4 9%の範囲内に選択され、さらに好ましくは約4%から約20%の範囲内に選択 される。また、一つの実施形態において、バッファ管16は、好ましくはほぼ0 .5mmから10mmの範囲内にある内径を有し、さらに好ましくは2.0mm の 内径を有する。従って、約0.5mmから10.0mmの範囲内にある内径を有 するバッファ管16を用いた場合、光ファイバー20の平均的な位置の偏りds は、好ましくは0.005mmから4.9mmの範囲内にあり、さらに好ましく は0.02mmから2.0mmの範囲内にある。さらに、2.0mmの内径を有 するバッファ管16を用いた場合、光ファイバー20の平均的な位置の偏りds は、概して、約0.08mmから0.4mmの範囲内にある。なお、0.2mm の内径を有するバッファ管16の外径は、好ましくは2.5mmから3.5mm の範囲内にあり、さらに好ましくは約3.0mmである。 図9に示されるように、本発明の光ファイバーケーブル10は、一般的に中心 支持部材14”のまわりに押出成形されるプラスチック材料からなる細長コア1 5”を備えるスロット式光ファイバーケーブル10”であってもよい。コア15 ”は、外方に開いて概して長さ方向に延在する一以上のスロット19”を有して いる。これらのスロット19”は一以上の光ファイバー20”を受容するチャネ ルを構成する。なお、スロット19”は概して長さ方向に延在するスロット軸2 1”を有している。当業者にとってはよく知られているように、スロット19” は、例えば、螺旋または周期的逆転螺旋パターンのような種々のパターンに基づ いてコア15”内に形成されるとよい。 前述したように、光ファイバー20”は、スロットの形成されたコア15”な どの他のケーブル構成要素よりも収縮と膨張が少ない。本発明によれば、光ファ イバー20”は、各スロット19”のスロット軸21”から半径方向内側に延長 する方向に配置される。従って、スロットの形成されたコア15”を有するケー ブル10”の熱収縮窓は、前記の縒りバッファ管式光ファイバーケーブルと同じ ように大きくなる。 図9に示されるスロット付きコア15”は中心支持部材14”を囲んでいるが 、スロット付きコア式光ファイバーケーブル10”の他の実施形態において、中 心 支持部材はスロット付きコアと一体に形成されるかまたは同時に押出成形される 。例えば、スロット付きコア式光ファイバーケーブル10”は、一体のスロット 付きコアと、その一部からなる中心支持部材を、含むことができる。 本発明による収縮窓の広げられた、縒りバッファ管式またはスロット付きコア 式光ファイバーケーブルのような光ファイバーケーブル10を製造する方法は、 ケーブルの光ファイバーが室温でチャネル軸から中心支持部材14に向かって概 して半径方向内側に延長する方向において平均的な位置の偏りを有するように、 チャネル構成手段によって構成された少なくとも一つのチャネル内に少なくとも 一つの光ファイバー20を配置する段階を含むことを特徴とする。 縒りバッファ管式光ファイバーケーブルの製造に関するこの方法の一つの態様 によれば、光ファイバーを配置する段階は、各バッファ管16内に少なくとも一 つの光ファイバー20を配置する段階からなる。次いで、各バッファ管16は中 心支持部材14のまわりに配置されるかまたは縒り合わされる。この方法によっ てバッファ管16内に配置された光ファイバーは、各バッファ管の長さよりも短 く、いったん、バッファ管が中心支持部材14のまわりに配置されると、光ファ イバーは室温で各バッファ管軸から中心支持部材に向かって半径方向内側に延長 する方向に平均的な位置の偏りdsを有する。 あるいは、本発明の態様によれば、スロット付きコア式光ファイバーケーブル 10”が、スロット付きコア15”に形成された少なくとも一つのスロット19 ”内に一本以上の光ファイバー20”を配置することによって製造される。本発 明のこの態様によってスロット19”に配置された光ファイバー20”もまた、 スロット軸21”に沿って測定されるスロットの長さよりも短く、光ファイバー は室温においてスロット軸21”から中心支持部材14”に向かって半径方向内 側に平均位置を有する。 光ファイバー20がチャネルよりも短くなるように光ファイバーケーブルを製 造するこの方法の一つの実施形態によれば、光ファイバーをバッファ管に配置す る間、光ファイバー20に張力を付加し、光ファイバー20がバッファ管16ま たはスロット付きコア15”に対して歪みまたは張力を受けるように光ファイバ ー20を弾性的に伸長する段階がさらに含まれる。従って、中心支持部材14の まわりにバッファ管16を配置する間に、またはスロット付きコア15”によっ て形成されたスロット19”内に光ファイバー20”を配置する間に、光ファイ バーはチャネル軸から半径方向内側に偏った平均位置に配置され、付加された張 力を開放する。 バッファ管16内に配置された光ファイバー20に張力を付加する装置30が 図10に示されている。図において、光ファイバー20は複数の光ファイバー供 給リール32から押出成形機34内に引き出され、押出成形機34内においてバ ッファ管16が光ファイバー20のまわりに押出成形される。当業者にとってよ く知られているように、光ファイバー20のまわりに押出成形されたバッファ管 16は、通常、比較的温度の低い冷却水を含むタンクのような冷却手段36内を 通過することによって凝固し、それから、巻取リール38に巻取られる。なお、 各光ファイバー供給リール32は、好ましくは、光ファイバー20が光ファイバ ー供給リール32から引き出される張力を調整する手段を備えている。光ファイ バー供給リール32によって、光ファイバーに代表的に付加される張力、例えば 、30グラムから80グラムの範囲内の張力を100グラムに増やすことによっ て、光ファイバー20の弾性的伸びを増加させることができる。 縒りバッファ管式光ファイバーケーブル10を製造するこの方法の他の実施形 態において、バッファ管16を光ファイバーのまわりに押出成形する段階に続い てバッファ管16を急冷する段階が含まれる。押出成形されたバッファ管16は 、例えば、比較的低温の冷却水の量を増やし、その冷却水に浸漬することによっ て急冷されるとよい。急冷されたバッファ管16は、より緩慢に冷却される従来 の バッファ管ほど顕著に収縮しない。従って、光ファイバーが約30グラムから8 0グラムの範囲内の代表的な張力を付加されていくらか弾性的に伸びても、急冷 されたバッファ管16内の光ファイバー20は、いったんバッファ管が中心支持 部材のまわりに配置されると、バッファ管軸18から半径方向内側に偏った平均 位置を有することになる。なお、本発明のこの方法による前述の実施形態では光 ファイバーに付加される張力の大きさとバッファ管の急冷効果が別々に述べられ ているが、代表的な張力よりも大きい張力が光ファイバー20に付加され、同時 に、押出成形されたバッファ管16が急冷されることによって、この発明による 光ファイバーケーブルの製造をさらに好ましく制御することができる。 本発明による縒りバッファ管式光ファイバーケーブル10を製造する方法の第 2態様によれば、中心支持部材14のまわりに少なくとも一つのバッファ管16 を配置し、少なくとも一つのバッファ管に張力を付加することによって、バッフ ァ管をそこに配置される光ファイバー20に対して伸長させる段階が含まれる。 バッファ管16を伸長させることによって、各バッファ管に含まれる光ファイバ ー20は、いったんバッファ管が中心支持部材のまわりに配置されると、ほぼ室 温でバッファ管軸18から中心支持部材14に向かって半径方向内側に偏った平 均位置を有することになる。 本発明の第2態様による縒りバッファ管式光ファイバーケーブルを製造する装 置40が図11に示されている。この装置は、細長い中心支持部材14が引き出 される供給リール42を備えている。また、この装置40は、細長い中心支持部 材14のまわりに複数のバッファ管16を配置するための縒り合わせ手段を備え ている。図11、さらに詳細には、図12に示されているように、縒り合わせ手 段は、細長い中心支持部材14が通過する縒り合わせ機44を備えている。縒り 合わせ機44は、バッファ管16が縒り合わせ機44に取り付けられたバッファ 管供給リール46から引き出されて中心支持部材14のまわりに縒られるように 、 前進する中心支持部材14を中心として回転する。 図12に詳細に示されるように、縒り合わせ機44は、バッファ管16を供給 して中心支持部材14のまわりに縒らせるための複数の供給リール46を備えて いる。バッファ管供給リール46は、代表的には、バッファ管16が図10に示 されるように巻かれている巻取リール38である。図に示される実施形態におい て、縒り合わせ機44はバッファ管16を供給するための6つの供給リールから なり、従って、中心支持部材14に側面を隣接させて円周方向に配置された6つ のバッファ管からなる単層を有する光ファイバーケーブルを製造することができ る。当業者にとってはよく知られているように、本発明による光ファイバーケー ブル10’を製造する装置40は、バッファ管の第1層と中心支持部材14’に まわりにバッファ管16’の第2層を配置するための第2縒り合わせ機を、第1 縒り合わせ機44の下流に設けることができる。あるいは、中心支持部材14を 単一の縒り合わせ機44に2度通過させて、バッファ管16の第1、第2層を縒 り合わせるようにしてもよい。 縒り合わせ機44は、中心支持部材14のまわりに螺旋パターンでバッファ管 を配置するように一つの方向に回転するように構成されるとよい。あるいは、縒 り合わせ機44は、中心支持部材14のまわりに周期的逆転螺旋パターンでバッ ファ管を配置するように周期的に回転方向を逆転するように構成されてもよい。 当業者にとってはよく知られているように、バッファ管を中心支持部材に配置 させるには、多くの縒り合わせ方法がある。例えば、Ceeco Machinary Manufact uring Limited(カナダ、オンタリオ州、Concord)またはAFA Industries(ニュ ージャージ州、Garfield)によって製作されている、周期的逆転螺旋縒り合わ機 、遊星縒り合わせ機、または管状縒り合わせ機によって、バッファ管は中心支持 部材のまわりに配置させることができる。 本発明のこの第2態様による光ファイバーケーブル10を製造する装置40は 、 バッファ管16を中心支持部材14のまわりに配置させながら同時にバッファ管 16に張力を付加する段階を含むこともできる。従って、バッファ管16は、い ったんバッファ管が中心支持部材の回りに配置されると、光ファイバー20が室 温でバッファ管軸18から中心支持部材14に向かって半径方向内側に偏った平 均位置を有するように、伸長される。図11に示される装置40のこの張力付加 手段48は、図12において概略的に例示されている。例えば、張力付加手段4 8は、バッファ管16がバッファ管供給リールから引き出される張力を制御する ための各バッファ管供給リール46に接続された制御手段を備えるとよい。 張力によるバッファ管の伸び、εBTは以下の式に基づいて、計算によって得ら れる。 但し、Eはバッファ管の材料のヤング率、Doはバッファ管の外径、Diはバッフ ァ管の内径である。例えば、ポリエチレンテレフタレートからなるバッファ管の ヤング率は室温で2180N/mm2である。 本発明による光ファイバーケーブル10を製造するための装置40は、縒り合 わせ機の下流に、織り糸のような紐材23をバッファ管16と中心支持部材14 に巻き付けて、バッファ管を中心支持部材に縛りつけるための手段50を備える とよい。図示されていないが、本発明による光ファイバーを製造するための装置 40は、当業者にとってはよく知られているように、複数のバッファ管のまわり にアラミド織り糸層24や外層26のような長さ方向に延在する強化手段を設け る備えてもよい。本発明による光ファイバーを製造するための装置40はさらに 、光ファイバーケーブル10を巻取リール52に巻き取る前に、外層26、アラ ミド織り糸層24の下層、および複数のバッファ管16を囲むようにして保護ジ ャ ケット22を押出成形する手段を備えるとよい。 本発明による光ファイバーケーブル10は、少なくとも所定の最高温度に達す るまでの温度範囲でケーブルが少なくとも所定の最大荷重に達するまでの荷重範 囲に置かれても光ファイバーに好ましくない歪みが生じるを防ぐことができるよ うに伸長窓を維持しながら、少なくとも所定の最低温度に達する温度範囲におい て概して均一な減衰で光信号の伝送を行えるように収縮窓を広げることができる 。また、好ましい収縮および伸長窓が得られるように、バッファ管16内に室温 で平均的位置を偏らせて光ファイバー20を制御可能に配置させることによって 、多くの場合、所定の温度範囲にわたって十分な信号伝送性能を維持しながら、 チャネル径を減少させることができる。従って、光ファイバーケーブル10の全 体的な径もまた減少させることができる。あるいは、所定の温度範囲にわたって 十分な信号伝送性能を維持しながら、各チャネル内に配置される光ファイバー2 0の数を増すことができる。従って、一定径の光ファイバーケーブル10のファ イバー数を増すことができる。 以上、図面を参照して、本発明の好適な実施形態を具体的な条件に基づいて説 明したが、これらの条件は単なる包括的な例示であって本発明を限定するもので はなく、本発明の範囲は以下の請求の範囲によって定義されることはいうまでも ない。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1996年6月4日 【補正内容】 また、日本特許第60−257,414号(Katsuyama Yutaka et al.)は、 一本以上の光ファイバーがバッファ管のような複数のパイプの各々に配置された 光ファイバーを開示している。このパイプは中心支持部材のまわりに巻かれてい る。この特許は、室温と所定の最高温度における光ファイバーの各熱膨張係数に ついて述べている。パイプのピッチや光ファイバーとパイプ間の隙間は、室温か ら所定の最高温度に至る温度範囲内でケーブルの作動を確保できるように選定さ れている。 ソビエト特許第1,742,768号は、一本以上の光ファイバーを含む少な くとも3つの保護管が螺旋状に巻かれたコアを有する光ファイバーケーブルを開 示している。特に、コアは弾性を有する管であり、一つの実施形態において、コ アと保護管は熱可塑性プラスチックから形成されている。従って、ケーブルが引 っ張られると、コアは伸びて、その有効径を減少させる。同時に、保護管も伸び てケーブルの長軸に沿って移動する。ケーブルをさらに引っ張ると、コアと管の 形状が変化し、光ファイバーはケーブルの長軸に向かって移動する。 光ファイバーケーブルは、横断面積が比較的小さくなるように設計されるのが 好ましい。従って、バッファ管の内径やスロットの寸法を大きくしてケーブルの 伸長窓および収縮窓を大きくしても、バッファ管やスロットつきコアのスロット のようなチャネルは過度に大きくしないほうがよい。なお、従来の光ファイバー ケーブルは所定数の光ファイバーを有している。多くの場合、各チャネル内のフ ァイバーの数を減少させることによって、ケーブルの伸長窓や収縮窓を増やすこ とができるとしても、それは好ましくない。むしろ、各チャネル内に可能な限り 多くの光ファイバーを含ませ、ケーブルの断面当たりのファイバー数を最大にし て、それによって、ケーブルコストに対する全体的な光信号伝送能力を大きくす ることが好ましい。 多くの場合、光ファイバーケーブルの伸長窓は、所定の最高温度に達するまで の温度において、そして所定の最大荷重に達するまでの荷重において、光ファイ バーケーブルを作動させるのに十分な大きさを有している。しかし、このような 光ファイバーケーブルの収縮窓の大きさは不十分な場合が多い。従って、光ファ イバーは、比較的低温において、チャネル軸に対して半径方向外側に、そして中 央支持部材から離れる方向に十分移動することができない。そして、光ファイバ ーの移動が制限されているので、光ファイバーが過度の曲げ変形を受けて光信号 伝送の減衰が顕著に増加する。 請求の範囲(補正) 1.熱収縮窓が拡大された光ファイバーケーブル(10、10’、10”)に おいて、 細長い中心支持部材(14、14’、14”)と、 前記中心支持部材(14、14’、14”)に隣接して概して長さ方向に延在 し、かつチャネル軸とチャネル軸に沿って測定される長さとを有する少なくとも 一本のチャネルを構成する手段と、 前記の少なくとも一本のチャネル内に配置された少なくとも一本の光ファイバ ー(20、20’、20”)と を含んで構成され、 前記の少なくとも一本の光ファイバー(20、20’、20”)は、前記チャ ネル構成手段と前記の細長い中心支持部材(14、14’、14”)の少なくと も一つの熱膨張係数よりも小さい熱膨張係数を有し、 いったん前記光ファイバーケーブル(10、10’、10”)が作成されると 、前記の少なくとも一本の光ファイバー(20、20’、20”)は、チャネル 軸に沿って測定された前記チャネル構成手段の長さよりも短い長さを有し、前記 の少なくとも一本の光ファイバー(20、20’、20”)がほぼ室温でチャネ ル軸から前記中心支持部材(14、14’、14”)に向かって概して半径方向 内側に延長する方向に偏った平均位置を有することとなり、それによって前記光 ファイバーケーブル(10、10’、10”)の熱収縮窓が拡大されることを特 徴とする光ファイバーケーブル。 2.前記チャネル構成手段は、長さ方向に延在する少なくとも一本のバッファ 管(16、16’)からなることを特徴とする請求項1に記載の光ファイバーケ ーブル(10、10’、10”)。 3.ほぼ室温における前記の偏った平均位置と前記の少なくとも一本のバッフ ァ管(16、16’)の内径は、前記の少なくとも一本の光ファイバー(20、 20’、20”)が少なくとも所定の最低温度に達するまでの温度範囲において 概して均一な減衰を示すように選定されることを特徴とする請求項2に記載の光 ファイバーケーブル(10、10’、10”)。 4.ほぼ室温における前記の偏った平均位置は前記の少なくとも一本のバッフ ァ管(16、16’)の内径の約1%から約49%の範囲内にあることを特徴と する請求項2に記載の光ファイバーケーブル(10、10’、10”)。 5.ほぼ室温における前記の偏った平均位置と前記の少なくとも一本のバッフ ァ管(16、16’)の内径は、前記光ファイバーケーブル(10、10’、1 0”)の所定の伸長窓を得るための前記の少なくとも一本の光ファイバー(20 、20’、20”)と前記バッファ管(16、16’)の隣接する内径部間の間 隙を定めることを特徴とする請求項2に記載の光ファイバーケーブル(10、1 0’、10”)。 6.ほぼ室温における前記の偏った平均位置は、少なくとも一本のバッファ管 (16、16’)の内径の約1%から約49%の範囲にあり、かつ、前記の少な くとも一本のバッファ管(16、16’)の内径は、少なくとも所定の最高温度 に達するまでの温度範囲でかつ前記光ファイバーケーブル(10、10’、10 ”)が少なくとも所定の最大値までの引張荷重を受けた状態で、好ましくない歪 みが前記の少なくとも一本の光ファイバー(20、20’、20”)に付加され ないように選定されることを特徴とする請求項5に記載の光ファイバーケーブル (10、10’、10”)。 7.前記中心支持部材(14、14’、14”)は強化誘電材料からなること を特徴とする請求項1に記載の光ファイバーケーブル(10、10’、10”) 。 8.前記中心支持部材(14、14’、14”)は少なくとも一本の金属ワイ ヤからなることを特徴とする請求項1に記載の光ファイバーケーブル(10、1 0’、10”)。 9.前記バッファ管(16、16’)は、それぞれ、所定の円形断面形状を有 することを特徴とする請求項2に記載の光ファイバーケーブル(10、10’、 10”)。 10.前記の少なくとも一本のバッファ管(16、16’)は、前記中心支持 部材(14、14’、14”)のまわりに側面を接して円周方向に配置される複 数のバッファ管(16、16’)からなることを特徴とする請求項2に記載の光 ファイバーケーブル(10、10’、10”)。 11.前記の少なくとも一本のバッファ管(16、16’)は、前記中心軸部 材のまわりに少なくとも2層に配置される複数のバッファ管(16、16’)か らなることを特徴とする請求項2に記載の光ファイバーケーブル(10、10’ 、10”)。 12.前記の少なくとも一本のバッファ管(16、16’)は、前記中心支持 部材(14、14’、14”)のまわりに周期的逆転パターンで配置されること を特徴とする請求項2に記載の光ファイバーケーブル(10、10’、10”) 。 13.前記の少なくとも一本のバッファ管(16、16’)は、前記中心支持 部材(14、14’、14”)のまわりに螺旋パターンで配置されることを特徴 とする請求項2に記載の光ファイバーケーブル(10、10’、10”)。 14.前記チャネル構成手段は、前記中心支持部材(14、14’、14”) を囲む細長コア(15”)を含み、かつ、概して長さ方向に延在する少なくとも 一つのスロット(19”)を有することを特徴とする請求項1に記載の光ファイ バーケーブル(10、10’、10”)。 15.前記中心支持部材(14、14’、14”)に隣接する長さ方向に延在 する充填要素をさらに含むことを特徴とする請求項2に記載の光ファイバーケー ブル(10、10’、10”)。 16.前記チャネル構成手段と前記中心支持部材(14、14’、14”)を 囲むジャケット(22、22’、22”)をさらに備えることを特徴とする請求 項1に記載の光ファイバーケーブル(10、10’、10”)。 17.細長い中心部材(14、14’、14”)と前記の細長い中心部材(1 4、14’、14”)に隣接して概して長さ方向に延在する少なくとも一本のチ ャネルを構成するチャネル構成手段を備える光ファイバーケーブル(10、10 ’、10”)を製造する方法において、前記の少なくとも一本のチャネルはチャ ネル軸を有し、前記方法は、 少なくとも一本の光ファイバー(20、20’、20”)の長さがチャネル軸 に沿った各チャネルの長さよりも短く、少なくとも一本の光ファイバー(20、 20’、20”)がほぼ室温でチャネル軸から前記中心支持部材(14、14’ 、14”)に向かって概して半径方向内側に延長する方向に偏った平均位置を有 するように、少なくとも一本の光ファイバー(20、20’、20”)を少なく とも一本のチャネル内に配置する段階を含むことを特徴とする方法。 18.前記チャネル構成手段は少なくとも一本のバッファ管(16、16’) からなり、前記の光ファイバー(20、20’、20”)を配置する段階は、少 なくとも一本のバッファ管(16、16’)に張力を付与してバッファ管(16 、16’)を少なくとも一本の光ファイバーケーブル(10、10’、10”) に対して伸長させる段階を含むことを特徴とする請求項17に記載の方法。 19.前記の光ファイバーケーブル(10、10’、10”)を配置する段階 の後、前記の少なくとも一本のバッファ管(16、16’)のまわりに保護ジャ ケット(22、22’、22”)を押出成形する段階をさらに含むことを特徴と する請求項18に記載の方法。 20.前記の少なくとも一本のバッファ管(16、16’)は複数のバッファ 管(16、16’)からなり、前記の光ファイバーケーブル(10、10’、1 0”)を配置する段階の後に前記の複数のバッファ管(16、16’)を前記中 心支持部材(14、14’、14”)のまわりに側面が接するように円周方向に 配置する段階をさらに含むことを特徴とする請求項18に記載の方法。 21.前記の少なくとも一本のバッファ管(16、16’)は複数のバッファ 管(16、16’)からなり、前記の光ファイバーケーブル(10、10’、1 0”)を配置する段階の後に前記の複数のバッファ管(16、16’)を前記中 心支持部材(14、14’、14”)のまわりに少なくとも2層で配置させる段 階をさらに含むことを特徴とする請求項18に記載の方法。 22.前記の光ファイバーケーブル(10、10’、10”)を配置する段階 の後に、前記中心支持部材(14、14’、14”)のまわりに少なくとも一本 のバッファ管(16、16’)を周期的逆転螺旋パターンで配置する段階をさら に含むことを特徴とする請求項18に記載の方法。 23.前記の光ファイバーケーブル(10、10’、10”)を配置する段階 の後に、前記中心支持部材(14、14’、14”)のまわりに少なくとも一本 のバッファ管(16、16’)を螺旋パターンで配置する段階をさらに含むこと を特徴とする請求項18に記載の方法。 24.前記の光ファイバーケーブル(10、10’、10”)を配置する段階 の後に、少なくとも一本の充填要素を前記中心支持部材(14、14’、14” )の隣接して配置する段階をさらに含むことを特徴とする請求項18に記載の方 法。 25.前記のチャネルを構成する手段は少なくとも一本のバッファ管(16、 16’)を含み、前記の光ファイバーケーブル(10、10’、10”)を配置 する段階は、その段階の間、少なくとも一本の光ファイバー(20、20’、2 0”)に張力を付与し、いったん各バッファ管(16、16’)が前記中心支持 部材(14、14’、14”)のまわりに配置されて張力が開放されても少なく とも一本の光ファイバー(20、20’、20”)の平均的な位置の偏りを確保 できるように、各バッファ管(16、16’)の長さに対して少なくとも一本の 光ファイバー(20、20’、20”)を弾性的に伸長させる段階を含むことを 特徴とする請求項17に記載の方法。 26.前記チャネル構成手段は前記中心支持部材(14、14’、14”)を 囲む細長コア(15”)を備えかつ概して長さ方向に延在するスロット(19” )を有し、前記配置する段階は、その段階の間、少なくとも一本の光ファイバー (20、20’、20”)に張力を付与し、前記スロット(19”)のチャネル 軸に沿って測定された長さにまで少なくとも一本の光ファイバー(20、20’ 、20”)を伸長させ、いったん光ファイバー(20、20’、20”)がスロ ット(19”)内に配置されて張力が開放されても、少なくとも一本の光ファイ バー(20、20’、20”)の平均的な位置の偏りを確保できるようにする段 階を含むことを特徴とする請求項17に記載の方法。 27.前記のチャネルを構成する手段は少なくとも一本の光ファイバーケーブ ルを受容するためのチャネルを形成する少なくとも一本のバッファ管(16、1 6’)を備え、前記の光ファイバーケーブルを配置する段階は、 少なくとも一本の光ファイバー(20、20’、20”)のまわりにバッファ 管(16、16’)を押出成形する段階と、 前記中心支持部材(14、14’、14”)のまわりに前記バッファ管(16 、16’)を配置する前に前記の押出成形されたバッファ管(16、16’)を 急冷して、前記の少なくとも一本の光ファイバー(20、20’、20”)が前 記バッファ管(16、16’)に対して弾性的に伸長されるように前記バッファ 管(16、16’)の収縮を遅らせる段階と、 を含むことを特徴とする請求項17に記載の方法。 28.光ファイバーケーブル(10、10’、10”)を製造する装置(40 ) において、 少なくとも一本のバッファ管(16、16’)を細長い中心支持部材(14、 14’、14”)のまわりに配置する縒り合わせ手段であって、各バッファ管( 16、16’)はバッファ管軸(18)を有してかつバッファ管軸(18)に沿 った各バッファ管(16、16’)の長さよりも短い長さを有する少なくとも一 本の光ファイバー(20、20’、20”)を含む縒り合わせ手段(44)と、 前記の少なくとも一本の光ファイバー(20、20’、20”)がほぼ室温で バッファ管軸(18)から前記中心支持部材(14、14’、14”)に向かっ て半径方向内側に延長する方向に偏った平均位置を有するように、前記の少なく とも一本のバッファ管(16、16’)が前記中心支持部材(14、14’、1 4”)のまわりに配置された状態で前記の少なくとも一本のバッファ管(16、 16’)に張力を付与し、前記の少なくとも一本のバッファ管(16、16’) を伸長させる張力付与手段(48)と を含んでなることを特徴とする装置(40)。 29.前記の少なくとも一本のバッファ管(16、16’)のまわりに保護ジ ャケット(22、22’、22”)を押し出すための押出手段(34)をさらに 備えることを特徴とする請求項28に記載の装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG), AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB ,GE,HU,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LK,LR,LT,LU,LV,MD,MG,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TT, UA,US,UZ,VN 【要約の続き】 ルは、所定の温度範囲において、かつケーブルが所定の 最大荷重に達するまでの荷重を受けた状態で、最適化さ れた伸長窓と収縮窓とによって、調和のとれた光信号伝 送を行うことができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.熱収縮窓の広げられた光ファイバーケーブルにおいて、 細長い中心支持部材と、 前記中心支持部材に隣接して概して長さ方向に延在し、チャネル軸をそれぞれ 有する少なくとも一本のチャネルを構成するチャネル構成手段と、 前記チャネル構成手段と前記中心支持部材を囲むジャケットと、 前記の少なくとも一本のチャネル内に配置された少なくとも一本の光ファイバ ーと を含んで構成され、 前記の少なくとも一本の光ファイバーは、前記チャネル構成手段、前記ジャケ ットおよび前記の細長い中心支持部材の少なくとも一つの熱膨張係数よりも小さ い熱膨張係数を有し、 前記の少なくとも一本の光ファイバーは、ほぼ室温においてチャネル軸から前 記中心支持部材に向かって概して半径方向内側に延びる方向に偏った平均位置を 有し、前記光ファイバーケーブルの熱収縮窓を広げることを特徴とする光ファイ バーケーブル。 2.前記チャネル構成手段は、長さ方向に延在する少なくとも一本のバッファ 管からなることを特徴とする請求項1に記載の光ファイバーケーブル。 3.ほぼ室温における前記光ファイバーの偏った前記平均位置と前記の少なく とも一本のバッファ管の内径は、前記の少なくとも一本の光ファイバーが少なく とも所定の最低温度に達するまでの温度範囲において概して均一な減衰を示すよ うに選定されることを特徴とする請求項2に記載の光ファイバーケーブル。 4.ほぼ室温における前記光ファイバーの偏った前記平均位置は前記の少なく とも一本のバッファ管の内径の約1%から約49%の範囲内にあることを特徴と する請求項2に記載の光ファイバーケーブル。 5.ほぼ室温における前記光ファイバーの偏った前記平均位置と前記の少なく とも一本のバッファ管の内径は、前記光ファイバーケーブルの所定の伸長窓を得 るための前記の少なくとも一本の光ファイバーと前記バッファ管の隣接する内径 部間の間隙を定めることを特徴とする請求項2に記載の光ファイバーケーブル。 6.ほぼ室温における前記光ファイバーの偏った前記平均位置は、少なくとも 一本のバッファ管の内径の約1%から約49%の範囲にあり、かつ、前記の少な くとも一本のバッファ管の内径は、少なくとも所定の最高温度に達するまでの温 度範囲でかつ前記光ファイバーケーブルが少なくとも所定の最大値までの引張荷 重を受けた状態で、好ましくない歪みが前記の少なくとも一本の光ファイバーに 付加されないように選定されることを特徴とする請求項5に記載の光ファイバー ケーブル。 7.前記中心支持部材は強化誘電材料からなることを特徴とする請求項1に記 載の光ファイバーケーブル。 8.前記中心支持部材は少なくとも一本の金属ワイヤからなることを特徴とす る請求項1に記載の光ファイバーケーブル。 9.前記バッファ管は、それぞれ、所定の円形断面形状を有することを特徴と する請求項2に記載の光ファイバーケーブル。 10.前記の少なくとも一本のバッファ管は、前記中心支持部材のまわりに側 面を接して円周方向に配置される複数のバッファ管からなることを特徴とする請 求項2に記載の光ファイバーケーブル。 11.前記の少なくとも一本のバッファ管は、前記中心軸部材のまわりに少な くとも2層に配置される複数のバッファ管からなることを特徴とする請求項2に 記載の光ファイバーケーブル。 12.前記の少なくとも一本のバッファ管は、前記中心支持部材のまわりに周 期的逆転パターンで配置されることを特徴とする請求項2に記載の光ファイバー ケーブル。 13.前記の少なくとも一本のバッファ管は、前記中心支持部材のまわりに螺 旋パターンで配置されることを特徴とする請求項2に記載の光ファイバーケーブ ル。 14.前記チャネル構成手段は、前記中心支持部材を囲む細長コアを含み、か つ、概して長さ方向に延在する少なくとも一つのスロットを有することを特徴と する請求項1に記載の光ファイバーケーブル。 15.前記中心支持部材に隣接する長さ方向に延在する充填要素をさらに含む ことを特徴とする請求項2に記載の光ファイバーケーブル。 16.長さ方向に延在する中心支持部材と、 前記中心支持部材に隣接して概して長さ方向に延在しかつチャネル軸を有する 少なくとも一本のチャネルを構成する手段と、 前記の少なくとも一本のチャネル内に配置される少なくとも一本の光ファイバ ーと を含んで構成され、 前記の少なくとも一本の光ファイバーは、約20℃から26℃の範囲でチャネ ル軸から前記中心支持部材に向かって概して半径方向内側に延長する方向に偏っ た平均位置を有することを特徴とする光ファイバーケーブル。 17.前記チャネル構成手段は長さ方向に延在する少なくとも一本のバッファ 管からなることを特徴とする請求項16に記載の光ファイバーケーブル。 18.前記の少なくとも一本のバッファ管を囲む保護ジャケットをさらに含み 、前記の少なくとも一本の光ファイバーは、前記の少なくとも一本のバッファ管 、前記の保護ジャケットおよび前記中心支持部材の少なくとも一つの熱膨張係数 よりも小さい熱膨張係数を有することを特徴とする請求項17に記載の光ファイ バ ーケーブル。 19.約20℃から26℃の範囲で前記光ファイバーの偏った前記平均位置と 前記の少なくとも一本のバッファ管の内径は、前記の少なくとも一本の光ファイ バーが少なくとも約−40℃に達するまでの温度範囲において概して均一な減衰 を有するように前記光ファイバーケーブルに所定の収縮窓を与えるように、選定 されることを特徴とする請求項17に記載の光ファイバーケーブル。 20.約20℃から26℃の範囲で前記光ファイバーの偏った前記平均位置は 、前記の少なくとも一本のバッファ管の内径の約1%から約49%の範囲内にあ ることを特徴とする請求項19に記載の光ファイバーケーブル。 21.約20から26℃の範囲で前記光ファイバーの偏った前記平均位置と前 記の少なくとも一本のバッファ管の内径は、前記光ファイバーケーブルに所定の 伸長窓を与えるための約20℃から26℃の範囲における前記の少なくとも一本 の光ファイバーと前記バッファ管の前記光ファイバーに隣接する内径部間の間隙 を定めることを特徴とする請求項17に記載の光ファイバーケーブル。 22.約20から26℃の範囲で前記光ファイバーの偏った前記平均位置は、 少なくとも一本のバッファ管の内径の約1%から49%の範囲にあり、かつ、前 記の少なくとも一本のバッファ管の内径は、少なくとも約70℃の温度に達する までの温度範囲で、かつ前記光ファイバーケーブルが少なくとも約600ポンド に達するまでの引張り荷重を受ける状態において、好ましくない歪みが前記の少 なくとも一本の光ファイバーに付加されないように、選定されることを特徴とす る請求項21に記載の光ファイバーケーブル。 23.前記中心支持部材に隣接して長さ方向に延在する充填要素をさらに含む ことを特徴とする請求項17に記載の光ファイバーケーブル。 24.前記チャネル構成手段は、前記中心支持部材を囲む細長コアを含み、か つ、概して長さ方向に延在する少なくとも一つのスロットを有することを特徴と する請求項16に記載の光ファイバーケーブル。 25.熱収縮の広げられた光ファイバーケーブルにおいて、 細長い中心支持部材と、 前記中心支持部材に隣接して概して長さ方向に延在し、かつ所定の円形断面と 管軸を有する少なくとも一本のバッファ管と、 前記の少なくとも一本のバッファ管を囲む保護ジャケットと、 前記の少なくとも一本のバッファ管内に配置される少なくとも一本の光ファイ バーと を含んで構成され、 前記の少なくとも一本の光ファイバーは、前記の少なくとも一本のバッファ管 、前記保護ジャケットおよび前記中心支持部材の少なくとも一つの熱膨張係数よ りも小さい熱膨張係数を有し、 前記の少なくとも一本の光ファイバーは、約室温において、バッファ管軸から 中心支持部材に向かって概して半径方向内側に延長する方向において前記の少な くとも一本のバッファ管の内径の約1%から49%の範囲で偏った平均位置を有 し、それによって前記光ファイバーケーブルの熱収縮窓を大きくし、 ほぼ室温における前記光ファイバーの偏った前記平均位置と前記の少なくとも 一本のバッファ管の内径は、前記光ファイバーケーブルに所定の伸長窓を与える ためのほぼ室温における前記の少なくとも一本の光ファイバーと前記バッファ管 の前記光ファイバーに隣接する内径部間の間隙を定めることを特徴とする光ファ イバーケーブル。 26.ほぼ室温における前記光ファイバーの偏った前記平均位置と前記の少な くとも一本のバッファ管の内径は、前記の少なくとも一本の光ファイバーが少な くとも約−40℃に達するまでの温度範囲において概して均一な減衰を有するよ うに前記光ファイバーケーブルに所定の熱収縮窓を与えるように、選定されるこ とを特徴とする請求項25に記載の光ファイバーケーブル。 27.ほぼ室温における前記光ファイバーの偏った前記平均位置と前記の少な くとも一本のバッファ管の内径は、少なくとも約70℃の温度に達するまでの温 度範囲でかつ前記光ファイバーケーブルが少なくとも約600ポンドに達するま での引張り荷重を受けた状態において、好ましくない歪みが前記の少なくとも一 本の光ファイバーに付加されないように、選定されることを特徴とする請求項2 5に記載の光ファイバーケーブル。 28.細長い中心支持部材と、前記中心支持部材に隣接して概して長さ方向に 延在するチャネル軸を有してかつ少なくとも一本のチャネルを構成する手段を含 む光ファイバーケーブルを製造する方法において、少なくとも一本の光ファイバ ーがほぼ室温においてチャネル軸から前記中心支持部材に向かって概して半径方 向に偏った平均位置を有するように、少なくとも一本の光ファイバーを少なくと も一本のチャネル内に配置する段階を備えることを特徴とする方法。 29.前記チャネル構成手段は少なくとも一本のバッファ管からなり、前記の 光ファイバーを配置する段階は、少なくとも一本のバッファ管に張力を付与して バッファ管を少なくとも一本の光ファイバーに対して伸長させる段階を含むこと を特徴とする請求項28に記載の方法。 30.前記の光ファイバーを配置する段階の後、前記の少なくとも一本のバッ ファ管のまわりに保護ジャケットを押出成形する段階をさらに含むことを特徴と する請求項29に記載の方法。 31.前記の少なくとも一本のバッファ管は複数のバッファ管からなり、前記 の光ファイバーを配置させる段階の後に前記の複数のバッファ管を前記中心支持 部材のまわりに側面が接するように円周方向に配置させる段階をさらに含むこと を特徴とする請求項29に記載の方法。 32.前記の少なくとも一本のバッファ管は複数のバッファ管からなり、前記 の光ファイバーを配置させる段階の後に前記の複数のバッファ管を前記中心支持 部材のまわりに少なくとも2層で配置させる段階をさらに含むことを特徴とする 請求項29に記載の方法。 33.前記の光ファイバーを配置する段階の後に、前記中心支持部材のまわり に少なくとも一本のバッファ管を周期的逆転螺旋パターンで配置する段階をさら に含むことを特徴とする請求項29に記載の方法。 34.前記の光ファイバーを配置する段階の後に、前記中心支持部材のまわり に少なくとも一本のバッファ管を螺旋パターンで配置する段階をさらに含むこと を特徴とする請求項29に記載の方法。 35.前記の光ファイバーを配置する段階の後に、少なくとも一本の充填要素 を前記中心支持部材の隣接して配置する段階をさらに含むことを特徴とする請求 項29に記載の方法。 36.前記の少なくとも一本のチャネルはチャネル軸を有し、前記の光ファイ バーを配置する段階は、前記の少なくとも一本の光ファイバーの長さがチャネル 軸に沿った各チャネルの長さよりも小さくなるように少なくとも一本のチャネル 内に少なくとも一本の光ファイバーを配置する段階を含むことを特徴とする請求 項28に記載の方法。 37.前記のチャネルを構成する手段は少なくとも一本のバッファ管を含み、 前記の光ファイバーを配置する段階は、その段階の間、少なくとも一本の光ファ イバーに張力を付与し、いったん各バッファ管が前記中心支持部材のまわりに配 置されて張力が開放されても少なくとも一本の光ファイバーの平均的な位置の偏 りを確保できるように、各バッファ管の長さに対して少なくとも一本の光ファイ バーを弾性的に伸長させる段階を含むことを特徴とする請求項36に記載の方法 。 38.前記チャネル構成手段は前記中心支持部材を囲む細長コアを備えかつ概 して長さ方向に延在するスロットを有し、前記の光ファイバーを配置する手段は 、 その段階の間、少なくとも一本の光ファイバーに張力を付与し、いったん各ファ イバーが前記中心支持部材のまわりに配置されて張力が開放されても少なくとも 一本の光ファイバーの平均的な位置の偏りを確保できるように、チャネル軸に沿 って測定された前記スロットの長さに少なくとも一本の光ファイバーを伸長させ る段階を含むことを特徴とする請求項36に記載の方法。 39.前記のチャネルを構成する手段は少なくとも一本の光ファイバーを受容 するためのチャネルを形成する少なくとも一本のバッファ管を備え、前記の光フ ァイバーを配置する段階は、 少なくとも一本の光ファイバーのまわりにバッファ管を押出成形する段階と、 前記中心支持部材のまわりに前記バッファ管を配置する前に前記の押出成形さ れたバッファ管を急冷して、前記の少なくとも一本の光ファイバーが前記バッフ ァ管に対して弾性的に伸長されるように前記バッファ管の収縮を遅らせる段階と 、を含むことを特徴とする請求項36に記載の方法。 40.光ファイバーケーブルを製造する装置において、 少なくとも一本のバッファ管を、各バッファ管が管軸を有して少なくとも一本 の光ファイバーを含むように、細長中心支持部材のまわりに配置する縒り合わせ 手段と、 前記の少なくとも一本の光ファイバーが約20℃ないし約26℃において前記 バッファ管軸から前記中心支持部材に向かって半径方向内側に延長する方向にお いて偏った平均位置を有するように、少なくとも一本のバッファ管が前記中心支 持部材のまわりに配置されて、前記の少なくとも一本のバッファ管に張力を付与 する張力手段と、 を備えることを特徴とする装置。 41.前記の少なくとも一本のバッファ管のまわりに保護ジャケットを押し出 すための押出手段をさらに備えることを特徴とする請求項40に記載の装置。
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