JPH10503763A - ヘアスタイリング組成物および方法 - Google Patents

ヘアスタイリング組成物および方法

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JPH10503763A JP8506159A JP50615996A JPH10503763A JP H10503763 A JPH10503763 A JP H10503763A JP 8506159 A JP8506159 A JP 8506159A JP 50615996 A JP50615996 A JP 50615996A JP H10503763 A JPH10503763 A JP H10503763A
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ベイリー,ピーター・ローレンス
ゴフ,アンソニー・デイビツド
コシユデル,イーザツト
ポリユウカ,ロバート
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ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ
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Abstract

(57)【要約】 毛髪を求電子性基と少なくとも1個の疎水性基とを有する化合物と接触させることにより求電子性基を毛髪における求核性部位と反応させて毛髪に複数の疎水性基を付与することからなり、疎水性基をC10-30アルキルおよびC10-30アルケニルから選択することを特徴とするヘアスタイリングおよびコンディショニング法につき開示する。好ましくは求電子基はアズラクトンである。さらに、疎水性基をC1-30アルキル、C2-30アルケニル、フェニル、ジフェニル、他の芳香族基(たとえばナフチル)並びにフルオロアルカンから選択し、求電子性基をアズラクトン、ジスルフィドからのスルフィド、チオスルホネートからのスルフィド、ビニルスルホン、ビニルスルホキシミン、ベンゾキサジノンおよびイソシアネートから選択する可逆的ヘアスタイリング法についても開示する。さらにペンタデシルおよびヘキシルアズラクトンを包含する新規なアズラクトンについても開示する。

Description

【発明の詳細な説明】 ヘアスタイリング組成物および方法 本発明は、組成物と毛髪における求核性基の少なくとも1種類との化学相互作 用により毛髪をスタイリングするための組成物および方法に関するものである。 毛髪のパーマネントウェービングが周知されており、一般にチオグリコレート によるジスルフィド基の還元に続くスルフヒドリル基の再整列、次いで処理を完 結する過酸化物による酸化からなっている。この種のパーマネントスタイリング に伴う問題は、毎日異なる望み通りに変化させることができず、毛髪を損傷する 苛酷な処理となる点である。一時的スタイリングは各種のスプレー、ムースおよ びゲルの形態であって洗髪後に毛髪に施される。これら製品は洗浄除去されるよ う設計されて、湿った雰囲気では大して耐久性でない。さらに、これら製品は比 較的多量のポリマーおよび他の合成物質が毛髪上に沈着するため望ましくない感 覚的欠点を有する。本発明の目的は、反復して変化させることができ或いは使用 者の望みに応じて除去さえできるスタイルを付与する毛髪のパーマネント処理を 与える。したがって、毛髪は日中はストレートとし、夕方または週末に はカールにすることができる。 EP−A−0392735号(ミネソタ・マイニング・アンド・マニュファク チャリング・カンパニー)はアズラクトン官能性ポリマー固体支持体を開示して おり、これら錯生成剤、触媒、試薬、吸着剤、クロマトグラフ支持体としておよ び蛋白質と反応させるための生物学上活性な支持体として有用である。 毛髪の可逆的スタイリングがK.E.ホールおよびL.J.ウォルフラム、ジ ャーナル・コスメチック・ケミストリー(1977)、第28巻、第231〜2 41頁に開示されている。これらは毛髪繊維内のジスルフィド結合を還元すると 共に、新たに形成されたスルフヒドリル基をハロゲン化アルキルもしくはマレイ ミドと反応させる。この2工程処理は、疎水性基を繊維内に導入して存在する疎 水性結合の個数を増大させ、したがってセットの保持をもたらすという効果を有 する。この技術はアルキル化工程に関する安全性の考慮を欠き、近代的要求につ き充分なスタイル保持を与えない。 同時出願の国際特許出願EP/94/01476号は毛髪の処理方法を記載し ており、この方法はアズラクトン官能化された化粧料を用い、これを毛髪におけ る求核性部位と反応させて 化粧料を毛髪に固定することからなっている。この出願において、アズラクトン を含むポリマーは毛髪に共有結合することが示されている。反応メカニズムは、 毛髪繊維内の求核性種によるアズラクトン環上における求核性攻撃を含むと思わ れる。使用する化粧料はコンディショニング剤またはスタイリング/ボディーイ ング/セッティング剤となるポリマーである。示唆される物質はシリコーンポリ マー、炭化水素ポリマー、ペルフルオロ−脂肪族もしくは−芳香族化合物、キト サンおよびキトサン誘導体、陽イオン型ポリマー、グアーガムの陽イオン型誘導 体およびセルロースエーテル誘導体、フィルム形成性ポリマー、サンスクリーン 物質の反応性誘導体、反応性染料および着色料である。 本発明によれば、毛髪を求電子性基と少なくとも1個の疎水性基とを有する化 合物と接触させることにより求電子性基を毛髪上及び毛髪内の求核性部位と反応 させて毛髪に複数の疎水性基を付与することからなり、疎水性基をC10-30アル キル基およびC10-30アルケニル基から選択することを特徴とするヘアスタイリ ングおよびコンディショニング法が提供される。 疎水性基は分枝鎖もしくは線状とすることができる。良好な コンディショニング利点を付与するには、疎水性基をC11〜C16アルキル、好ま しくはC11もしくはC15、特に好ましくはC15とすることができる。 さらに本発明は毛髪を求電子性基と少なくとも1個の疎水性基とを有する化合 物と接触させることにより求電子性基を毛髪における求核性部位と反応させて毛 髪に複数の疎水性基を付与することからなる可逆的ヘアスタイリング法をも含み 、この方法は疎水性基をC1-30アルキルもしくはアルケニル、フェニル、ジフェ ニルまたは他の芳香族基(たとえばナフチル)、フルオロアルカンから選択する と共に求電子性基をアズラクトン、ジスルフィドもしくはチオスルホネートから のスルフィド、ビニルスルホン、ビニルスルホキシミン、イソシアネートおよび ベンゾキサジノンから選択することを特徴とする。 好ましくは求電子性基はアズラクトンである。この種類の物質は速い反応時間 と良好な安全性と系安定性の有利な性質を兼備する。 有利には、毛髪を求電子性基で処理する前に還元剤と接触させる。これは反応 性部位の個数を増加させると共に、毛髪に付着する多数の疎水性基に基づき一層 高いスタイリング性および コンディショニング性を促進する。 好適還元剤はチオグリコレート、特に好ましくはチオグリコール酸アンモニウ ムである。 さらに本発明は、スタイリングされた毛髪を親水性基および疎水性基を含有す る液体と接触させ、次いで毛髪をセットすることにより、スタイリングされた毛 髪を再スタイリングする方法をも含む。パーマネント処理に使用される苛酷なチ オグリコレート処理を反復する必要なしに毛髪を多数回にわたり再スタイリング する能力は、特にスタイルをウォーターウェーブよりも水分および湿分に対し耐 性にする場合に極めて望ましい。 便利には液体は、たとえばプロパノールのようなアルコールを含有する。 さらに、新規なアズラクトン:すなわちペンタデシルアズラクトン、ヘキシル アズラクトン、フェニルアラニンアズラクトンなども本発明に包含される。アズラクトン官能化されたスタイリング剤 本発明による組成物はたとえば疎水性結合を形成することにより隣接毛髪にお ける同様な疎水性基と相互作用しうる疎水性基に化学結合された少なくとも1つ のアズラクトン官能基 を含むことができる。「アズラクトン」とは次の基を意味する:式1 [式中、R1およびR2は同一もしくは異なるものであって、それぞれ独立してH およびC1-14アルキル基、好ましくは低級(C1〜C4)アルキル、たとえばメチ ル;C3-14シクロアルキル基;C5-12アリール環の基;3個までのS、Nもしく はO異原子を有するC6-26アレーニル基であり;またはR1およびR2はそれらが 結合した炭素原子と一緒になって4〜12個の環原子を有する炭素環式の環を形 成することもでき、nは0〜約12、好ましくは約3までの整数、特に好ましく は0であり、Yは疎水性基である]。 アズラクトン官能化された疎水性基を本発明により還元毛髪 に施す場合、アズラクトン基は毛髪の表面および毛髪内における求核性基と反応 して下記方式により示され開環反応を起こし、チオグリコレートによる還元およ びアルキルアズラクトンによるアシル化をもたらす。 アズラクトン物質は、当業界で周知されたような慣用の合成ルートで作成する ことができる。反応性種(a)の1つの特に好適な種類はアルキル基、特にC15 アルキル基である。芳香族基、たとえばジフェニル基または旋回性としうる他の 環式基も使用することができる。アズラクトン官能化された疎水性基を含む組成物 本発明の一面において、スタイリング組成物は上記アズラクトン官能化された 疎水性基の少なくとも1つを、毛髪につき使用するためのトリートメント組成物 に一般に見られる他の成分と共に含む。アズラクトンスタイリング剤の1種もし くはそれ以上を使用することができる。 水溶液または水性/アルコール性溶液に基づく組成物または有機溶剤に基づく 組成物(ここには1種もしくはそれ以上のアズラクトン官能化された作用物質が 溶解される)も好適であるが、これら組成物は水不溶性であるアズラクトンの安 定エマルジョンを含むこともできる。 本発明による組成物のpHは、毛髪に対する官能化された作用物質の最適化学 収着を達成するのに適することが突き止められた。化学収着は3〜9のpH範囲 にて生ずる。 本発明によるスタイリング組成物は任意適する物理形態、たとえば低〜中粘度 の液体、ローション、乳液、ムース、スプレー、ゲルおよびクリームとして供給 することができる。 活性物質を含有する組成物をアズラクトン環が毛髪基質表面における求核性部 位と反応するのに充分な時間にわたり毛髪と 接触させ続ける保持工程を含むことがスタイリング処理につき好ましい。 以下、限定はしないが実施例により本発明をさらに説明する。アズラクトンの作成 疎水的に改変されたアズラクトンは、適するN−アシルアミノ酸の合成を介し て作成される。これらアミノ酸は、次の一般的手順にしたがって作成することが できる。 上部撹拌機と温度計と滴下漏斗とを装着した適するフランジポットにて、水酸 化ナトリウム(1モル)を水(375mL)に溶解させる。酸塩化物が塩化ヘプ タノイルもしくはパルミトイルである場合は、水の代わりにアセトン/水3:1 を用いる。ポット温度を約10℃まで低下させ、アミノ酸(0.5モル)を少し づつ10〜15℃の温度を維持しながら添加する。添加の完了後、反応混合物を 完全な溶解が達成されるまで撹拌する。次いで所望の酸塩化物(0.5モル)を 、温度が10℃より高く上昇しないような速度で滴下する。添加が完了した後、 反応混合物をさらに30分間撹拌する。反応混合物を5℃まで冷却し、濃塩酸( 0.5モル)を徐々に添加すると白色固体が直ちに沈澱し、このスラリーをさら に30分間撹拌する。次いで白 色固体を濾過によって分離し、典型的には氷水とジエチルエーテルとで洗浄する 。N−ヘキサデカノイル−2−アミノイソ酪酸の場合は、望ましくないパルミチ ン酸副生物をソックスレー抽出(ジエチルエーテル、7時間)によって分離する 。 N−アシルアミノ酸のアザラクトン化:一般的手順。 撹拌棒と乾燥管とが装着された適する丸底フラスコに所望のN−アシルアミノ 酸(1モル)とジシクロヘキシルカルボジイミド[DCC](1モル)とTHF (500mL)とを充填する。この反応混合物を室温にてFTIRがもはや更な る反応を示さなくなるまで撹拌する。反応混合物を濾過し、残留物をTHFで洗 浄する。THF溶液を合して粗アズラクトンを得るまで還元し、これをN−ヘキ サンから精製し(2−アリールアズラクトン)または減圧下で蒸留する(2−ア ルキルアズラクトン)。(i)N−ベンゾイルグリシン 収率75%。 1−H NMR(CDCl3)d7.80(1H、bt、NH)、7.3(2H 、d、Ph−HO)、6.9(3H、m、Ph−H)、3.49(2H、d、C H2)。 (ii)N−ベンゾイルフェニルアラニン 収率50%。 1−H NMR(CDCl3)d7.72−7.15(10H、m、Ph−H) 、6.62(1H、d、NH)、5.08(1H、q、CH)、3.30(2h 、DQ、CH2) (iii)N−ベンゾイルアラニン 収率61%。 1−H NMR(CDCl3)d7.58(1H、bd、NH)、7.32(2 H、d、Ph−H)、7.00−6.80(3H、m、Ph−H)、4.10( 1H、m、CH)、0.92(3H、d、CH3)。 (iv)N−ベンゾイルメチルアラニン 収率54%。 1−H NMR(CDCl3)d7.60−7.10(5H、m、Ph−H)、 1.42(6H、s、2×CH3) (v)グリシンアズラクトン 収率47%。 I.R.(ニート)n/cm-11820(C=O)、1645(C=N)。 1−H NMR(CDCl3)d8.00(2H、d、Ph− H)、7.55(3H、m、Ph−H)、4.43(2H、s、CH2) (vi)フェニルアラニンアズラクトン 収率53%。 I.R.(ニート)n/cm-11820(C=O)、1645(C=N)。 1−H NMR(CDCl3)d7.97−7.10(10H、m、Ph−H) 、4.70(1H、dd、CH)、3.40−3.10(2H、m、CH2) (vii)アラニンアズラクトン 収率43%。 I.R.(ニート)n/cm-11820(C=O)、1650(C=N)。 1−H NMR(CDCl3)d8.00(2H、d、Ph−H)、7.60− 7.35(3H、m、Ph−H)、4.45(1H、q、CH)、1.59(3 H、d、CH3) (viii)メチルアラニンアズラクトン 収率97%。 I.R.(ニート)n/cm-11825(C=O)、 1655(C=N)。 1−H NMR(CDCl3)d8.00(2H、m、Ph−H)、7.60− 7.40(3H、m、Ph−H)、1.55(6H、s、2×CH3)。 (ix)ペンタデシルアズラクトン 収率60%。 1−H NMRおよび1Rは予想構造に一致し、GCはこれが>99%純度であ ることを示した。 可逆性スタイリングおよび/またはコンディショニングをもたらす疎水性改変 の所望の利点を与える他の種類の化合物は次の通りである:ジアルキルジスルフィド これらは、ケラチン繊維に存在するのと同じジスルフィド結合を有する。毛髪 のチオグリコレート還元に続く「脂肪族」ジアルキルジスルフィドでの処理は、 ケラチン繊維と活性物質との間で形成されたジスルフィド結合の再形成をもたら す。 この手法からの主たる利点は、疎水性アルキル基を毛髪蛋白質に付着させる結 合が加水分解安定性ジスルフィド結合を介する点である。 シスチンのジエステルを使用することにより、離脱基は殆ど無臭であるシステ インのエステルとなる。反応性の求電子性基としてシスチンを使用することによ り得られる、蛋白質とアルキル基との間の結合もシスチンとなる。アルキル化処 理の化学はしたがって繊維内に見られる天然化学性と全く同様である。チオスルホネート チオスルホネートは、臭化スルホニル(典型的にはパラートルエンスルホニル ブロマイド)とアルキル/アリールスルフィドとの縮合を介し容易に合成するこ とができる。この種の化合物は、チオ−硫黄原子における適する陰イオンとの反 応を容易に受けてスルフィン離脱基を放出すると刊行物に報告されている。この 基はRSよりもずっと良好な離脱基であり、したがってチオスルホネートはジア ルキルジスルフィドよりも繊維に対し反応性である。チウラムジスルフィド この種の化合物はジアルカノイルペルオキシドの完全にスルホン化された同族 体である。これら物質の反応化学は大して説明されておらず、求核性物質との反 応が2種の異なる経路で生じうることを示唆するのが合理的である。両経路は、 副生物が 通常のスルフィドよりも顕著に安全であると思われるので、極めて魅力的な結果 をもたらす。ビニルスルホン 求核性物質での攻撃に関するビニルスルホンの化学は、何ら望ましくない副生 物を放出することなく1,4−型ミハエル付加を受けうる点で、α,β−不飽和 ケトンの化学に類似する。ビニルスルホキシミン これらはビニルスルホンと同様に作用する。N−トシルスルホキシミン基はフ ェニルスルホンよりもずっと電子吸引性であり、したがってビニル基は求核性攻 撃に対し一層感受性となる。N−置換基を用いてビニル基の求電子性を変化させ ることができる。 マスクされたイソシアネートも使用することができる。 以下、限定はしないが例示の目的で実施例により本発明を説明する。ヘアスイッチ作成: それぞれ18cmより大の長さの毛髪繊維をユーゴー人の赤色タイヘアから採 取した。これら繊維を長手方向に並列した互いに束ね、水で濡らして取扱いを一 層容易にし、繊維の根端部 から10mmの点で結んだ。次いで結び目を水平平面に対し粘着剤で固定し、他 の結び目を第1結び目から正確に150mmの点で毛髪に結び、これにはペーパ ークリップを開いて結び目を所定位置に案内した。結んだ束の自由端部を次いで 結び目から正確に10mmまでトリミングした。急速固化接着剤(1滴)を慎重 に結び目に対し自由毛髪の長さに沿って施し、これには2つの結び目の間にて1 5cmの毛髪長さに広がらないよう注意した。実施例1:カーラーにおけるアズラクトン処理 5群の4スイッチ(10本の繊維)を作成し、カーラーに巻き付けた。下記す る個々の処理の後、各スイッチをカーラーから外し、懸垂し(室温、50%RH )、その初期長さ(L0)を直ちに測定した。カール長さを24時間後に再測定 した(L24)。次いで各スイッチを蒸留水に室温にて5分間浸漬し、ティシュー 紙で乾燥させて再懸垂した。初期長さ(Lwater)を直ちに記録した。カール長 さを24時間後に再測定した。各スイッチを30%水性プロパノールに15分間 浸漬し、ティシュー紙により乾燥させ、再懸垂してストレートにセットした(末 端は一時的に下方向に指向する)。トレートにした各スイ ッチの長さを測定した(Lstraight)。24時間の後、各スイッチを初期セット の方向とは反対方向にてカーラー上に再セットし、30%の水性プロパノール中 に1時間浸漬した。乾燥および懸垂の後、L0およびL24の数値を前記と同様に 記録した。次いで各スイッチを最初の方向(すなわち第1セットの場合と同様) でカーラー上に巻き付けて2回目の再セットにかけ、30%水性プロパノールに 浸漬した。L0およびL24を前記と同様に記録した。処理 1A−ブランク :4個のスイッチを30%水性プロパノールに1時間にわたり浸 漬させ、次いでこれらを取出して乾燥させた(これらスイッチを次いで室温にて 50%RHでさらに30分間にわたり平衡化させた)。1B−チオグリコレート :4個のスイッチをチオグリコール酸アンモニウム溶液 (15%、pH9.3)で室温にて40分間にわたり処理し、次いでこれらを蒸 留水により濯いで乾燥させた。1C−アズラクトン :4個のスイッチをベンジルフェニルアズラクトンの溶液( 0.067M、pH3.6、70%水性プロ パノール中)に室温にて2時間にわたり浸漬した。これらスイッチを蒸留水によ り濯いで乾燥させた。1D−チオグリコレート/アズラクトン :4個のスイッチをチオグリコール酸ア ンモニウム溶液(15%、pH9.3)で40分間にわたり処理し、その後これ らを蒸留水で濯いだ。次いで、還元されたスイッチをフェニルアラニンアズラク トンの溶液(0.067M、pH3.6、70%水性プロパノール中)に移し、 室温にて2時間にわたり浸漬した。アズラクトンでの処理の後、各スイッチを蒸 留水により濯いで上記のように乾燥させた。IE−チオグリコレート/過酸化水素 :4個のスイッチをチオグリコール酸アン モニウム溶液(15%、pH9.3)で40分間にわたり処理し、その後これら を蒸留水で濯ぎ、過酸化水素の溶液(10%)に移して30分間浸漬させた。各 スイッチを蒸留水により濯いで乾燥させた。 結果および検討 結果を第1表に示す。チオグリコレート、チオグリコレート/アズラクトンお よびチオグリコレート/過酸化水素での処理はウォーターウェーブおよびアズラ クトン自身と比較して優秀なセットを与えると共に、このセットは24時間にわ たりカール保持の顕著な喪失を示さないことが明かに見られる。水中に繊維を浸 漬すると、完全なセットの喪失がチオグリコレート処理のスイッチにつき観察さ れる。しかしながら、チオグリコレート/アズラクトンで処理した繊維につき優 秀なセット保持(初期および24時間後の両者)が観察された。パーマネントウ ェーブされた毛髪のセット保持は同等であった。全部で5群のスイッチは水性プ ロパノールに浸漬してストレートにセットすることができた。 各スイッチを再セットすると、5群のスイッチ全てにつき初期セットおよび2 4時間後のセット保持は第1工程と同様であった。水中に浸漬してもカール保持 は、相当なカール形成を喪失したパーマネント処理毛髪を除き全群につき第1浸 漬後のものと同様であった。これは恐らく予想外である。何故なら、第1セット におけるカールは主として新たに形成されたジスルフ ィド結合により保持されるのに対し、第2セットは内部水素結合および塩結合の 結果として保持されるからである。水中に浸漬すると、これら極性相互作用が破 壊して、内部ジスルフィド結合が毛髪をその初期セットの方向へ引き戻す。その 結果、カール長さの保持は定量的に良好となるが、肉眼的にカールは極端に貧弱 な品質となる。 第2再セットに関する観察は還元/アズラクトン処理毛髪に関するカール品質 、形成および高い保持につき第1セットの場合を反映し、対応のパラメータはパ ーマネント処理毛髪につき劣化する。 この実施例をより低濃度の0.03Mにて反復し、得られた結果は上記実施例 に匹敵した。結論 チオグリコール酸アンモニウムで還元し、次いでアリールアズラクトンで処理 した毛髪はパーマネントウェーブ処理した毛髪により示されるものに匹敵する優 秀な初期セットおよびセット保持を示す。アズラクトン処理された毛髪も、パー マネントウェーブ処理した毛髪よりも優秀なセットの丈夫さを水中に浸漬した際 に示す。パーマネントウェーブ処理した毛髪とは異な り、アズラクトン処理した毛髪はこの毛髪を再セットすると共に水性プロパノー ルに浸漬して少なくとも2回にわたり再スタイリングすることができる。その後 のカールは、水中に浸漬する前および後の両者で優秀なカール保持を示す。観察 されたセット保持およびセットの水誘発破壊に対する耐性は、毛髪繊維における 反応性の求核性部位に対する疎水性基(フェニル/ベンジル)の導入に基づいて いる。チオグリコレート処理された毛髪は、チオグリコレート/アズラクトンお よびチオグリコレート/過酸化水素処理された毛髪に匹敵する優秀な初期セット およびセット保持を示す。しかしながら、このセットは水に対し耐性でない。実施例2:カーラーからの処理 再セットサイクル 下記する処理のそれぞれにつき、再セットサイクルは次の通りである: (i) 水中での5分間にわたる浸漬、カーラー上への実施例1につき記載した 再セット、50℃での乾燥、21℃/50%RHでの冷却、カーラーからの外し 、および24時間後のスイッチの長さ測定。 (ii) 水中での5分間にわたる浸漬、グラフ用紙に対する懸垂、24時間に わたる平衡化、および長さ測定。 (iii) 水中に5分間浸漬することによるストレートなセット、充分延びた 形態の固定、50℃にて30分間にわたる乾燥、21℃/50%RHにおける3 0分間の冷却、および長さ測定。 (iv) 工程(i)および(ii)の反復。 (v) 各スイッチを水の代わりに70%水性n−プロパノールに浸漬する以外 は工程(i)の反復。 (v)工程(ii)の反復。 (vi) 70%水性プロパノールにおける10分間の各スイッチの最終的浸漬 、21℃/50%RHにおける24時間の平衡化、および再測定。2A:チオグリコレート単独 上記した各スイッチ(4反復)をそれぞれ緩く15%チオグリコール酸アンモ ニウム溶液(15mL)中にpH9.3にて室温で40分間にわたり浸漬した。 次いで各スイッチを30℃の水道水で2分間濯ぎ、下記するようにセットおよび CR%評価手順にかけた。セットおよびカール保持(CR)%の評価手順 次いで各スイッチを毛髪の1cm根端部長さによって直径2mm/長さ2mm のスリーブで直径10mmおよびピッチ7.5mmの螺旋形状に成形されたカー ラーの端部に固定し、使用前に長さ182mmに切断した。各スイッチにおける 毛髪の自由端部を次いでカーラーの螺旋に沿って手で巻き付け、接着した繊維の 1cm先端部をカーラーに直径3mm/長さ2mmのスリーブで固定した。 次いでローラ取付したスイッチを50℃の循環オーブン内で30分間乾燥させ 、次いで50%RHにて21℃までさらに30分間にわたり冷却させた。次いで 各スイッチをローラから外し、グラフ用紙に対し懸垂し、その長さを直ちに測定 した。各スイッチを21℃および50%RHにてさらに24時間にわたり懸垂し 続け、再び長さを測定した。2B:チオグリコレート+過酸化水素の酸化工程 毛髪をチオグリコレート溶液で還元すると共に30℃の水道水で濯いだ後に各 スイッチを緩く過酸化水素(2.4%、燐酸でpH3)(15mL)中に浸漬さ せた以外は、新たなスイッチを用いて上記実験を正確に反復した。次いで各スイ ッチをセットおよびCR%評価手順にかけた。2C:チオグリコレート+アルキルアズラクトン 今回は還元および濯ぎ工程の後に毛髪をヘキシルアズラクトン(33%)とn −プロパノール(50%)とpH9の緩衝液(17%)とからなる溶液(10: 1の溶液と毛髪との比にて処理)に室温にて1時間にわたり浸漬した以外は、新 たなイッチを用いて第1実験を正確に反復した。次いで各スイッチを70%水性 n−プロパノール中で2分間にわたり撹拌しながら濯ぎ、次いでセットおよびC R%評価手順にかけた。2D:アルキルアズラクトン単独 新たなスイッチを水中に室温で15分間にわたり浸漬し、次いでヘキシルアズ ラクトン(33%)とn−プロパノール(50%)とpH緩衝液(17%)とか らなる溶液に室温にて1時間にわたり浸漬した。次いで各スイッチを70%水性 n−プロパノールで撹拌しながら2分間にわたり濯ぎ、次いでセットおよびCR %評価手順にかけた。2E:ウォーターウェーブ比較 4反復のスイッチを水中に室温にて15分間にわたり浸漬し、前記と同様にロ ーラ上にセットした。これらを前記と同様に乾燥および平衡化させ、セットおよ びCR%評価手順にかけた。 結果および検討 ヘアセット試験の結果を第2表に示す。表における第1欄から見られるように 、チオグリコレート/アルキルアズラクトン処理は他の処理のいずれよりも顕著 に優れた初期セット(最小の初期カール長さ)を与えた。50%RHにて24時 間の後、チオグリコレート/アルキルアズラクトン処理されたスイッチのカール 保持はウォーターウェーブよりも顕著に大であった。 アルキルアズラクトンは毛髪における予備還元工程なしに使用すれば毛髪に対 し顕著なセットチ保持を与えないことが明かである。しかしながら、これは表面 求核性基と反応してコンディショニング作用を与える。 表の第3欄にて、処理2Cにより付与されるセットは他の処理のいずれにより 付与されるセットよりも水による劣化に対しずっと弾力性である(回復力にすぐ れる)ことが見られる。このことは、チオグリコレート/アルキルアズラクトン 処理の後の残留セットが「疎水性」であって、カール形成が充分保持されたこと を示す。 毛髪をカーラー上に再セットした。カーラーからスイッチを外した直後のカー ル長さ(第4欄)は上記に匹敵し、またはあ る場合にはそれより良好であることが見られる。 カールを水中に浸漬した後、チオグリコレート/ヘキシルアズラクトン処理に 関するカール保持値は他の処理のいずれよりもずっと優秀であった。このことは 、「疎水性」セット効果が再セット処理後にも残存したことを示す。 毛髪をストレートにセットすると共に水に対するストレートなセットの弾力性 を判定した結果を第7欄に示す。チオグリコレート処理およびチオグリコレート /ヘキシルアズラクトン処理はストレートな形態を極めて良好に保持することが 見られる。他方、パーマネント処理したスイッチは処理を受けながら元の状態で ある形態となった。これらの結果は、チオグリコレートおよびチオグリコレート /ヘキシルアズラクトンで処理したスイッチが可逆的にセットされる能力を有す ることを示す。 水性プロパノールによる毛髪の再セット能力を試験し、その結果を第11欄に 示す。プロパノールによるスタイリングは、疎水性結合を破壊すると共に繊維か らのプロパノールの蒸発に際し水単独で得られるよりも高い「セット保持」形態 でセットしうることにより、毛髪のセット保持を増大させる。 最後に第14欄に示した結果はさらに、疎水性結合がまさに チオグリコレート/ヘキシルアズラクトン処理単独でセットを維持する理由であ ったことを示す。ここで水性プロパノールに対する毛髪試料の浸漬は、第13欄 における前記数値と比較してセット保持値の顕著な低下をもたらした。 これら実験にてチオグリコレート/アルキルアズラクトン処理により得られた 印象的なスタイリング能力およびセット保持の結果は、毛髪をカーラー/ローラ に取付けながらトリートメントを毛髪と接触させる必要なしに得られることを強 調する必要がある。これは疎水性セット作用が実際にアルキルアズラクトンの使 用後に機能したという確証を与えるだけでなく、この処理はローラが還元ローシ ョンおよび酸化ローションの両者の使用に際し必要とされる慣用のパーマネント 処理よりも便利にインビボで使用しうることをも示す。 さらに、N−ベンジルマレイミドで処理された還元毛髪と対比して、アルキル アズラクトン処理された還元毛髪のセット能力/再セット能力をも試験した。比較例A:非−ウォルフラム条件下におけるチオグリコレート+N−ベンジルマ レイミド 還元および濯ぎ工程の後に毛髪をN−ベンジルマレイミド (33%)とn−プロパノール(50%)とpH9の緩衝液(17%)とからな る溶液に10:1の溶液:毛髪の比にて室温で1時間にわたり浸漬した以外は、 新たなスイッチを用いて第1処理を反復した。 この手順もpH7で行った。比較例B:ウォルフラムと同様な条件下におけるチオグリコレート+N−ベンジ ルマレイミド 本発明による処理を従来技術で見られる条件と比較するため、還元および濯ぎ 工程の後に毛髪をN−ベンジルマレイミド(0.016M、プロパノール中(2 0%))とpH7の緩衝液(80%ミックス)(15mL)の溶液に35℃にて 2時間にわたり浸漬した以外は新たなスイッチを用いて第1処理を反復した。各 スイッチを50%水性プロパノールで5分間濯ぎ、次いで前記処置と同様にセッ トサイクル段階にかけた。 結果を第3表に示す。 結果および検討 N−ベンジルーマレイミドをペンタデシルアズラクトンと同じ条件下でpH7 .0もしくは9.2のいずれかにて施した場合、チオグリコレート単独よりも良 好でなかった。 ウォルフラムは、N−ベンジル−マレイミドによる還元毛髪の処理が疎水性結 合メカニズムを介し向上したセット能力および高いセット保持を与えることを見 出した。しかしながら、本発明者等はペンタデシルアズラクトンと同じ条件下で 施した場合、この物質からは利点が得られないことを突き止めた。しかしながら 、N−ベンジル−マレイミドをウォルフラムと同様な 条件下で施した際に利点を見出した。これらの結果は、アズラクトン官能性が疎 水性セットを毛髪に付与するのにマレイミド官能性よりも優秀であることを示唆 する。 ペンタデシルアズラクトンをpH9でなくpH7にて毛髪に施した際、これは pH9で施した作用に匹敵する効果を与え、9という高いpHがアズラクトンに よる毛髪チオール基の効果的アシル化につき必要でないことを示す。 マレイミドは市販のヘア製品への開発を許さなかった公知のスキンセンシタイ ザであることを指摘すべきである。結論 機械的変形(カーラー/ローラ)なしにトリートメントを毛髪と接触させなが らチオグリコレート/アルキルアズラクトンで処理された毛髪はインビトロにて 次の性質を与えることが示された: スタイリング能力およびセット保持は、チオグリコレート単独またはその後の 酸化を伴うチオグリコレートで得られるスタイリング能力およびセット保持性よ りも水劣化に対する弾力性において優秀であった。初期セット過程および可逆的 スタイリングで得られると同程度の効率まで水および熱により再セット する能力が得られ、これにより毛髪はそのカールセットから水弾力性のストレー ト形態まで水および熱により復帰することができ、次いで水性プロパノールによ り初期と同じセット保持能力を有するカールセットまで再スタイリングすること ができる。 これらの結果は、使用した条件下で充分なヘキシルアズラクトンがチオグリコ レートにより毛髪で発生した遊離チオール基をアシル化して、「疎水性」である セットを与えうることを示す。 アルキルアズラクトンおよびアリールアズラクトンに存在するようなアズラク トン官能性はチオグリコレート還元された毛髪繊維のチオール基をアシル化して 「疎水性」セット能力/再セット能力を毛髪に付与するのに有用であることが示 された。実施例3:「パーマネント」コンディショニングを毛髪に与えるペンタデシルア ズラクトンの試験 6個の25.4cm/7g毛髪スイッチをユーゴー人の毛髪から作成した。各 スイッチを5%SLES 2EOに1晩浸漬して脱脂し、充分に濯ぐと共に乾燥 させた。次いで、これらを蒸留水中に10分間浸漬した後、1mLの次の混合物 を3個の スイッチのそれぞれに施した:ペンタデシルアズラクトン(33%)/n−プロ パノール(50%)/pH9緩衝液(17%)。他の3個のスイッチを1mL/ スイッチの比較混合物:すなわちn−プロパノール(75%)/pH9の緩衝液 (25%)で処理した。これら混合物をスイッチに沿って均一に展延し、各スイ ッチを密封容器に入れ、室温にて1時間放置した。次いで各スイッチを撹拌70 %水性n−プロパノール(1.5L)中に1時間浸漬し、50℃にて30分間乾 燥させ、櫛をかけ、次いでパネルを標準試験にしたがい平滑性(スームスネス) および櫛掛け容易さにつき試験した。次いで各スイッチを撹拌n−プロパノール (1.5L)中にさらに1時間浸漬し、水道水で濯ぎ、SLES 2EOで洗浄 し、乾燥させ、再びパネルを平滑性および櫛掛け容易さにつき試験した。 結果を第4表に示す: ペンタデシルアズラクトンにより与えられたコンディショニング効果を明かに 見ることができる。実施例4:アフリカ人毛髪のチオグリコレート+アルキルアズラクトン処理 たとえばニグロ人毛髪のような堅くカールした毛髪のチオグリコレート+ペン タデシルアズラクトン処理は、高度の水安定性を有するセットにて任意所望の形 態(たとえばストレートまたはウェーブ)までセットする能力を毛髪に与える。 これはニグロ人毛髪をストレートにするためソーダ処理の使用よりも極めて低い 損傷の方法を与えるだけでなく、ニグロ人毛髪(薬品処理)スタイリングにおけ る工程を省略するのに極めて有用な 方法でもある。すなわちソーダ処理は原理的にニグロ人毛髪をストレートにすべ く使用され、或る程度のウェーブがストレート化毛髪に必要とされれば、カール 用ロッドに巻き付けて、さらにチオグリコレート+酸化剤で処理する。他方、チ オグリコレート+ペンタデシルアズラクトン処理はストレート化毛髪をさらに薬 品処理の必要なしにウェーブセットすることを可能にする。実施例5〜8:アルキルおよびアリールアズラクトンの比較 毛髪スイッチをチオグリコール酸アンモニウムで還元し、水で濯ぎ、次いでp H9.2にてアズラクトンで処理した。次いで各繊維を70%水性プロパノール によりセットした。結果を第5表に示す。 アルキルアズラクトンによるセット保持はアリールアズラクトンにより得られ るよりもずっと優秀であることが見られる。実施例9〜13:カール脱落に対するアルキル鎖長の効果(アズラクトンにつき 毛髪スイッチを実施例5〜8に記載したと同様に処理した。結果を第6表に示 す。 アズラクトンのアルキル鎖長をC6からC17まで変化させてもスタイリング効 果に対し何ら作用を示さないことが見られる。実施例14および15:アルキルおよびアリールチオスルホネートの比較 毛髪スイッチをチオグリコール酸アンモニウムで還元し、水で濯ぎ、次いでp H9.3にてチオスルホネートで処理した。 次いで各繊維を70%水性プロパノールによりセットした。結果を第7表に示 す。 アルキルチオスルホネートによるセット保持はアリールチオスルホネートによ り得られるセット保持よりも優秀であることが見られる。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1996年8月14日 【補正内容】 請求の範囲 1. 毛髪を還元剤と接触させ、次いで還元毛髪を求電子性基と少なくとも1個 の疎水性基とを有する化合物と接触させることにより求電子性基を毛髪上及び毛 髪内の求核性部位と反応させて毛髪に複数の疎水性基を付与することからなり、 疎水性基をC10-30アルキル基およびC10-30アルケニル基から選択することを特 徴とするヘアスタイリングおよびコンディショニング法。 2. 疎水性基がC11〜C16アルキル、好ましくはC11もしくはC15アルキル、 特に好ましくはC15アルキルである請求の範囲第1項に記載の方法。 3. 毛髪を還元剤と接触させ、次いで還元毛髪を求電子性基と少なくとも1個 の疎水性基とを有する化合物と接触させることにより求電子性基を毛髪上及び毛 髪内の求核性部位と反応させて毛髪に複数の疎水性基を付与することからなり、 疎水性基をC1-30アルキル、アルケニル、フェニル、ジフェニルおよび他の芳 香族基(たとえばナフチル)並びにフルオロアルカンから選択すると共に求電子 性基をアズラクトン、ジスルフィド もしくはチオスルホネートからのスルフィド、ビニルスルホン、ビニルスルホキ シミン、イソシアネートおよびベンゾキサジノンから選択することを特徴とする 可逆的ヘアスタイリング法。 4. 求電子性基がアズラクトンである請求の範囲第1〜3項のいずれか一項に 記載の方法。 5. 還元剤がチオグリコレートである請求の範囲第1項に記載の方法。 6. スタイリングされた毛髪を親水性基と疎水性基とを有する液体と接触させ 、次いで毛髪をセットすることにより、スタイリングされた毛髪を再スタイリン グする請求の範囲第1〜5項のいずれか一項に記載の方法。 7. 液体がアルコールを含有する請求の範囲第6項に記載の方法。 8. 毛髪を処理してコンディショニング作用を得るためのアルキルアズラクト ンの使用。 9. アルキルアズラクトンがペンタデシルアズラクトンである請求の範囲第8 項に記載の使用。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C07M 7:00 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG), AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB ,GE,HU,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LK,LR,LT,LU,LV,MD,MG,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TT, UA,UG,UZ,VN (72)発明者 ゴフ,アンソニー・デイビツド イギリス国、ハンプシヤー・アール・ジ ー・23・7・エヌ・エイ、ベイジングスト ーク、オークリー、ローマンド・クロー ズ・19 (72)発明者 コシユデル,イーザツト イギリス国、チエシヤー・エル・64・9・ ユー・エス、サウス・ウイラル、ネスト ン、チヤーチ・レイン、ザ・ヌツク (番 地なし) (72)発明者 ポリユウカ,ロバート イギリス国、チエスター・シー・エイチ・ 3・7・エイチ・ジエイ、ギルデン・サツ トン、ヒルトツプ・ロード・7

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 毛髪を求電子性基と少なくとも1個の疎水性基とを有する化合物と接触さ せることにより求電子性基を毛髪における求核性部位と反応させて毛髪に複数の 疎水性基を付与することからなり、疎水性基をC10-30アルキル基およびC10-30 アルケニル基から選択することを特徴とするヘアスタイリングおよびコンディシ ョニング法。 2. 疎水性基がC11〜C16アルキル、好ましくはC11もしくはC15アルキル、 特に好ましくはC15アルキルである請求の範囲第1項に記載の方法。 3. 毛髪を求電子性基と少なくとも1個の疎水性基とを有する化合物と接触さ せることにより求電子性基を毛髪における求核性部位と反応させて毛髪に複数の 疎水性基を付与することからなり、疎水性基をC1-30アルキル、アルケニル、 フェニル、ジフェニルおよび他の芳香族基(たとえばナフチル)並びにフルオロ アルカンから選択すると共に求電子性基をアズラクトン、ジスルフィドもしくは チオスルホネートからのスルフィド、ビニルスルホン、ビニルスルホキシミン、 イソシアネートおよびベンゾキサジノンから選択することを特徴とする可逆的ヘ アス タイリング法。 4. 求電子性基がアズラクトンである請求の範囲第1〜3項のいずれか一項に 記載の方法。 5. 毛髪を求電子性基で処理する前に還元剤と接触させる請求の範囲第1〜4 項のいずれか一項に記載の方法。 6. 還元剤がチオグリコレートである請求の範囲第5項に記載の方法。 7. スタイリングされた毛髪を親水性基と疎水性基とを有する液体と接触させ 、次いで毛髪をセットすることにより、スタイリングされた毛髪を再スタイリン グする請求の範囲第1〜6項のいずれか一項に記載の方法。 8. 液体がアルコールを含有する請求の範囲第7項に記載の方法。 9. 式: [式中、R1およびR2は同一もしくは異なるものであって、それぞれ独立してH およびC1-4アルキル基から選択され、Yは2〜20個の炭素原子の鎖長を有す るアルキル基であり、nは0〜約12、好ましくは約3までの整数、特に好まし くは0である] のアズラクトン。
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